JPH0883537A - 多接点スイッチ - Google Patents
多接点スイッチInfo
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- JPH0883537A JPH0883537A JP21840694A JP21840694A JPH0883537A JP H0883537 A JPH0883537 A JP H0883537A JP 21840694 A JP21840694 A JP 21840694A JP 21840694 A JP21840694 A JP 21840694A JP H0883537 A JPH0883537 A JP H0883537A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation key
- intermediate member
- fitting
- switch
- switch case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H25/00—Switches with compound movement of handle or other operating part
- H01H25/04—Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
- H01H25/041—Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls
Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み付けが容易で、かつ、組み付け工程間の
移送が可能な多接点スイッチを提供する。 【構成】 スイッチケース1の下部に回路基板4が取り
付けられ、スイッチケース1の上部開口部2bに操作キ
ー5が、この操作キー5の中央部を支点に揺動可能に支
持され、この操作キー5の周縁部が押圧されることによ
って、この押圧部に対応する回路基板4上のスイッチ接
点が開閉される多接点スイッチSにおいて、スイッチケ
ース1と操作キー5との間に中間コマ6(中間部材)を
設け、この中間コマ6に操作キー5を第1嵌合軸部6
b,6b(第1回転軸)を中心に揺動可能に支持し、ス
イッチケース1に第2嵌合軸部8a(回転支持部)を設
け、中間コマ6に、この第2嵌合軸部8aに着脱可能な
第2嵌合孔6a(被回転支持部)を設け、第1嵌合軸部
6b,6bとは異なる第2回転軸を中心に揺動可能に設
定した。
移送が可能な多接点スイッチを提供する。 【構成】 スイッチケース1の下部に回路基板4が取り
付けられ、スイッチケース1の上部開口部2bに操作キ
ー5が、この操作キー5の中央部を支点に揺動可能に支
持され、この操作キー5の周縁部が押圧されることによ
って、この押圧部に対応する回路基板4上のスイッチ接
点が開閉される多接点スイッチSにおいて、スイッチケ
ース1と操作キー5との間に中間コマ6(中間部材)を
設け、この中間コマ6に操作キー5を第1嵌合軸部6
b,6b(第1回転軸)を中心に揺動可能に支持し、ス
イッチケース1に第2嵌合軸部8a(回転支持部)を設
け、中間コマ6に、この第2嵌合軸部8aに着脱可能な
第2嵌合孔6a(被回転支持部)を設け、第1嵌合軸部
6b,6bとは異なる第2回転軸を中心に揺動可能に設
定した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動車用オ
ートエアコン等の電子機器を操作する多接点スイッチに
関するものである。
ートエアコン等の電子機器を操作する多接点スイッチに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとして、例えば、特
開平5−174672号公報に記載されている、図5及
び図6に示すようなものがある。
開平5−174672号公報に記載されている、図5及
び図6に示すようなものがある。
【0003】図中符号51はスイッチケースであり、こ
のスイッチケース51には、図6に示すように、座グリ
部51aが形成され、さらに、この座グリ部51aに
は、回路基板52に通じる貫通孔51bが、操作キー5
4に記された矢印マークM(図5参照)に対応する部位
に、4カ所穿孔されている。この4つの貫通孔51bに
挿入される可動部53aを有する弾性部材53が、座グ
リ部51aに装着され、この弾性部材53の上に、操作
キー54が配設されている。この操作キー54は、スイ
ッチケース51に取り付けられたコイルバネ56によっ
て、弾性部材53を介して上方に持ち上げられている一
方、その周縁部54aが、押え板55で下方に押え付け
られている。
のスイッチケース51には、図6に示すように、座グリ
部51aが形成され、さらに、この座グリ部51aに
は、回路基板52に通じる貫通孔51bが、操作キー5
4に記された矢印マークM(図5参照)に対応する部位
に、4カ所穿孔されている。この4つの貫通孔51bに
挿入される可動部53aを有する弾性部材53が、座グ
リ部51aに装着され、この弾性部材53の上に、操作
キー54が配設されている。この操作キー54は、スイ
ッチケース51に取り付けられたコイルバネ56によっ
て、弾性部材53を介して上方に持ち上げられている一
方、その周縁部54aが、押え板55で下方に押え付け
られている。
【0004】そして、操作キー54の矢印マークM部分
を押すことによって、この矢印マークMに対応する可動
部53aが、回路基板52上のスイッチ接点52aを押
して、回路制御されるものである。
を押すことによって、この矢印マークMに対応する可動
部53aが、回路基板52上のスイッチ接点52aを押
して、回路制御されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、押え板55を取り付けるま
では、操作キー54は、コイルバネ56によって上方に
持ち上げられた状態で、不安定であるため、押え板55
を取り付け難いばかりでなく、複数の操作キー54を1
つの押え板55で押えるものにあっては、すべての操作
キー54を配設した後でなければ、押え板55を取り付
けることができず、一部の操作キー54のみを配設した
状態で、回路基板52の取り付け等の次工程へ移送する
ことができない、という問題がある。
うな従来のものにあっては、押え板55を取り付けるま
では、操作キー54は、コイルバネ56によって上方に
持ち上げられた状態で、不安定であるため、押え板55
を取り付け難いばかりでなく、複数の操作キー54を1
つの押え板55で押えるものにあっては、すべての操作
キー54を配設した後でなければ、押え板55を取り付
けることができず、一部の操作キー54のみを配設した
状態で、回路基板52の取り付け等の次工程へ移送する
ことができない、という問題がある。
【0006】そこで、この発明は、組み付けが容易で、
かつ、組み付け工程間の移送が可能な多接点スイッチを
提供することを課題としている。
かつ、組み付け工程間の移送が可能な多接点スイッチを
提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
課題に着目してなされたもので、請求項1に記載された
発明は、スイッチケースの下部に回路基板が取り付けら
れ、前記スイッチケースの上部開口部に操作キーが、こ
の操作キーの中央部を支点に揺動可能に支持され、この
操作キーの周縁部が押圧されることによって、この押圧
部に対応する前記回路基板上のスイッチ接点が開閉され
る多接点スイッチにおいて、前記スイッチケースと前記
操作キーとの間に中間部材を設け、この中間部材に前記
操作キーを第1回転軸を中心に揺動可能に支持し、前記
スイッチケースに回転支持部を設け、前記中間部材に、
この回転支持部に着脱可能な被回転支持部を設け、装着
状態で前記中間部材が前記第1回転軸とは異なる方向の
第2回転軸を中心に揺動可能に設定したことを特徴とし
ている。
課題に着目してなされたもので、請求項1に記載された
発明は、スイッチケースの下部に回路基板が取り付けら
れ、前記スイッチケースの上部開口部に操作キーが、こ
の操作キーの中央部を支点に揺動可能に支持され、この
操作キーの周縁部が押圧されることによって、この押圧
部に対応する前記回路基板上のスイッチ接点が開閉され
る多接点スイッチにおいて、前記スイッチケースと前記
操作キーとの間に中間部材を設け、この中間部材に前記
操作キーを第1回転軸を中心に揺動可能に支持し、前記
スイッチケースに回転支持部を設け、前記中間部材に、
この回転支持部に着脱可能な被回転支持部を設け、装着
状態で前記中間部材が前記第1回転軸とは異なる方向の
第2回転軸を中心に揺動可能に設定したことを特徴とし
ている。
【0008】請求項2に記載された発明は、前記中間部
材は、有底四角筒状に形成され、この中間部材の相対向
する一対の第1側壁に、端面にテーパ面が形成された第
1嵌合軸部が突設され、前記操作キーには、前記中間部
材の第1側壁に対向する対向壁が形成され、この対向壁
には、前記第1嵌合軸部が嵌合される第1嵌合孔が形成
されて、この嵌合状態では、前記中間部材に対して前記
操作キーを前記第1回転軸を中心に揺動可能に設定し、
前記スイッチケースには、前記中間部材の相対向する一
対の第2側壁と対向する立上げ壁が形成され、前記回転
支持部は、前記立上げ壁に内側に向けて突設され、端面
にテーパ面が形成された第2嵌合軸部であり、前記被回
転支持部は、前記中間部材の第2側壁に形成され、前記
第2嵌合軸部が嵌合される第2嵌合孔であり、前記第2
嵌合軸部をこの第2嵌合孔に嵌合させた状態では、前記
第1回転軸とは異なる方向の第2回転軸を中心として、
前記中間部材が前記スイッチケースに対して揺動可能に
設定したことを特徴としている。
材は、有底四角筒状に形成され、この中間部材の相対向
する一対の第1側壁に、端面にテーパ面が形成された第
1嵌合軸部が突設され、前記操作キーには、前記中間部
材の第1側壁に対向する対向壁が形成され、この対向壁
には、前記第1嵌合軸部が嵌合される第1嵌合孔が形成
されて、この嵌合状態では、前記中間部材に対して前記
操作キーを前記第1回転軸を中心に揺動可能に設定し、
前記スイッチケースには、前記中間部材の相対向する一
対の第2側壁と対向する立上げ壁が形成され、前記回転
支持部は、前記立上げ壁に内側に向けて突設され、端面
にテーパ面が形成された第2嵌合軸部であり、前記被回
転支持部は、前記中間部材の第2側壁に形成され、前記
第2嵌合軸部が嵌合される第2嵌合孔であり、前記第2
嵌合軸部をこの第2嵌合孔に嵌合させた状態では、前記
第1回転軸とは異なる方向の第2回転軸を中心として、
前記中間部材が前記スイッチケースに対して揺動可能に
設定したことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1に記載された手段によれば、操作キー
自体が、中間部材に対して第1回転軸を中心に揺動可能
であり、さらに、操作キーが支持される中間部材が、ス
イッチケースに対して、第1回転軸とは方向が異なる第
2回転軸を中心に揺動可能であるため、結局、操作キー
は、2方向に揺動できることとなる。従って、1つの操
作キーで、4つのスイッチ接点を開閉できることにな
る。
自体が、中間部材に対して第1回転軸を中心に揺動可能
であり、さらに、操作キーが支持される中間部材が、ス
イッチケースに対して、第1回転軸とは方向が異なる第
2回転軸を中心に揺動可能であるため、結局、操作キー
は、2方向に揺動できることとなる。従って、1つの操
作キーで、4つのスイッチ接点を開閉できることにな
る。
【0010】また、中間部材の被回転支持部をスイッチ
ケースの回転支持部に装着するだけで、中間部材に支持
された操作キーがスイッチケースに組み付けられるた
め、その組み付け作業が容易であるだけでなく、この操
作キー組み付け状態で、回路基板の取り付け等を行なう
次工程へ移送することができる。
ケースの回転支持部に装着するだけで、中間部材に支持
された操作キーがスイッチケースに組み付けられるた
め、その組み付け作業が容易であるだけでなく、この操
作キー組み付け状態で、回路基板の取り付け等を行なう
次工程へ移送することができる。
【0011】さらに、スイッチケースの回転支持部と中
間部材の被回転支持部とは着脱可能なため、スイッチケ
ースへの組み付け方向を誤った場合などにも、容易に組
み付け直すことができる。
間部材の被回転支持部とは着脱可能なため、スイッチケ
ースへの組み付け方向を誤った場合などにも、容易に組
み付け直すことができる。
【0012】請求項2に記載された手段によれば、中間
部材の第1壁部に突設された第1嵌合部軸部の端面にテ
ーパ面が形成されているため、このテーパ面に沿って、
第1嵌合部軸部を操作キーに形成された対向壁の第1嵌
合孔に嵌合させ易い。同様に、スイッチケースの立上げ
壁に形成された第2嵌合部軸部の端面にテーパ面が形成
されているため、このテーパ面に沿って、第2嵌合部軸
部を中間部材の第2側壁に形成された第2嵌合孔に嵌合
させ易い。
部材の第1壁部に突設された第1嵌合部軸部の端面にテ
ーパ面が形成されているため、このテーパ面に沿って、
第1嵌合部軸部を操作キーに形成された対向壁の第1嵌
合孔に嵌合させ易い。同様に、スイッチケースの立上げ
壁に形成された第2嵌合部軸部の端面にテーパ面が形成
されているため、このテーパ面に沿って、第2嵌合部軸
部を中間部材の第2側壁に形成された第2嵌合孔に嵌合
させ易い。
【0013】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。
る。
【0014】図1乃至図4は、この発明の一実施例を示
すものである。
すものである。
【0015】まず構成を説明すると、図中符号1はスイ
ッチケース、符号5は操作キーであり、スイッチケース
1の下部に回路基板4が取り付けられている。このスイ
ッチケース1と操作キー5との間には、「中間部材」と
しての中間コマ6が設けられ、この中間コマ6を介し
て、操作キー5が揺動できるようになっている。
ッチケース、符号5は操作キーであり、スイッチケース
1の下部に回路基板4が取り付けられている。このスイ
ッチケース1と操作キー5との間には、「中間部材」と
しての中間コマ6が設けられ、この中間コマ6を介し
て、操作キー5が揺動できるようになっている。
【0016】詳細に説明すると、スイッチケース1は、
図2及び図3に示すように、上ケース2と下ケース3と
を有し、係止孔2aと爪3aとの係止によって、上下ケ
ース2,3が組み付けられている。上ケース2の上部に
は、四角い開口2bが形成され、さらに、下端部には、
図3に示すように、取付フランジ2cが形成されてい
る。
図2及び図3に示すように、上ケース2と下ケース3と
を有し、係止孔2aと爪3aとの係止によって、上下ケ
ース2,3が組み付けられている。上ケース2の上部に
は、四角い開口2bが形成され、さらに、下端部には、
図3に示すように、取付フランジ2cが形成されてい
る。
【0017】また、下ケース3には筒部7が形成され、
この筒部7の外側部位7aには、回路基板4上のタクト
スイッチ9に対応する部位に、貫通孔7bが4カ所穿孔
されている。さらに、筒部7の中央部には、四角筒状の
支持筒8が形成され、この支持筒8の一対の立上げ壁8
bには、図2及び図4に示すように、「回転支持部」と
しての、円形の第2嵌合軸部8a,8aが突設され、こ
の第2嵌合軸部8a,8aによって、第2回転軸が構成
されている。この第2嵌合軸部8aの端面は、テーパが
付けられ、中間コマ6を挿入し易いようになっている。
また、立上げ壁8bには、図2及び図4に示すように、
第2嵌合軸部8aの両側にスリット8cが形成され、弾
性変形し易いようになっている。なお、符号8dは、支
持筒8の他の一対の立上げ壁である。
この筒部7の外側部位7aには、回路基板4上のタクト
スイッチ9に対応する部位に、貫通孔7bが4カ所穿孔
されている。さらに、筒部7の中央部には、四角筒状の
支持筒8が形成され、この支持筒8の一対の立上げ壁8
bには、図2及び図4に示すように、「回転支持部」と
しての、円形の第2嵌合軸部8a,8aが突設され、こ
の第2嵌合軸部8a,8aによって、第2回転軸が構成
されている。この第2嵌合軸部8aの端面は、テーパが
付けられ、中間コマ6を挿入し易いようになっている。
また、立上げ壁8bには、図2及び図4に示すように、
第2嵌合軸部8aの両側にスリット8cが形成され、弾
性変形し易いようになっている。なお、符号8dは、支
持筒8の他の一対の立上げ壁である。
【0018】支持筒8内に挿入される中間コマ6は、有
底四角筒状を呈しており、前記第2嵌合軸部8aに対向
する一対の第2側壁6dには、図2及び図4に示すよう
に、第2嵌合軸部8aが嵌合する「被回転支持部」とし
ての、円形の第2嵌合孔6aがそれぞれ穿孔されてい
る。さらに、他の一対の第1側壁6cには、図3及び図
4に示すように、円形の第1嵌合軸部6bが突設され、
この第1嵌合軸部6b,6bによって、第2回転軸と直
交する第1回転軸が構成されている。この第1嵌合軸部
6bの端面は、テーパが付けられ、操作キー5に装着し
易いようになっている。また、中間コマ6の四隅には、
図4に示すように、スリット6eが形成され、弾性変形
し易いようになっている。
底四角筒状を呈しており、前記第2嵌合軸部8aに対向
する一対の第2側壁6dには、図2及び図4に示すよう
に、第2嵌合軸部8aが嵌合する「被回転支持部」とし
ての、円形の第2嵌合孔6aがそれぞれ穿孔されてい
る。さらに、他の一対の第1側壁6cには、図3及び図
4に示すように、円形の第1嵌合軸部6bが突設され、
この第1嵌合軸部6b,6bによって、第2回転軸と直
交する第1回転軸が構成されている。この第1嵌合軸部
6bの端面は、テーパが付けられ、操作キー5に装着し
易いようになっている。また、中間コマ6の四隅には、
図4に示すように、スリット6eが形成され、弾性変形
し易いようになっている。
【0019】操作キー5の上面には、図1に示すよう
に、4つの操作マークL1〜L4が記され、この操作マ
ークL1〜L4の下部で、かつ、前記貫通孔7bに対応
する部位に、図2及び図3に示すように、それぞれ押圧
突部5aが形成されている。さらに、操作キー5の下面
中央部には、図3に示すように、前記第1側壁6cに対
向する一対の対向壁5bが垂下しており、この対向壁5
bには、第1嵌合軸部6bが嵌合する円形の第1嵌合孔
5cが穿孔されている。そして、下ケース3に装着した
状態で、中間コマ6の第2回転軸と直交する第1回転軸
を中心に揺動できるようになっている。
に、4つの操作マークL1〜L4が記され、この操作マ
ークL1〜L4の下部で、かつ、前記貫通孔7bに対応
する部位に、図2及び図3に示すように、それぞれ押圧
突部5aが形成されている。さらに、操作キー5の下面
中央部には、図3に示すように、前記第1側壁6cに対
向する一対の対向壁5bが垂下しており、この対向壁5
bには、第1嵌合軸部6bが嵌合する円形の第1嵌合孔
5cが穿孔されている。そして、下ケース3に装着した
状態で、中間コマ6の第2回転軸と直交する第1回転軸
を中心に揺動できるようになっている。
【0020】回路基板4は、自動車のオートエアコン
(図示せず)と導通され、回路基板4上には、4つのタ
クトスイッチ9が配設されている。このタクトスイッチ
9は、図2に示すように、可動片9aが押圧されると、
ゴム部材9bが接点9cを押し下げ、回路基板4上のス
イッチ接点を開閉するものである。
(図示せず)と導通され、回路基板4上には、4つのタ
クトスイッチ9が配設されている。このタクトスイッチ
9は、図2に示すように、可動片9aが押圧されると、
ゴム部材9bが接点9cを押し下げ、回路基板4上のス
イッチ接点を開閉するものである。
【0021】次に、このような構成の多接点スイッチS
の組み付け手順について、説明する。
の組み付け手順について、説明する。
【0022】まず、中間コマ6の第1嵌合軸部6bを操
作キー5の第1嵌合孔5cに嵌合させて、中間コマ6を
操作キー5に装着する。このとき、第1嵌合部軸部6b
の端面にテーパが形成されているため、このテーパに沿
って、第1嵌合部軸部6bを第1嵌合孔5cに嵌合させ
易い。
作キー5の第1嵌合孔5cに嵌合させて、中間コマ6を
操作キー5に装着する。このとき、第1嵌合部軸部6b
の端面にテーパが形成されているため、このテーパに沿
って、第1嵌合部軸部6bを第1嵌合孔5cに嵌合させ
易い。
【0023】次に、中間コマ6を介して、操作キー5を
下ケース3に装着する。このときも、立上げ壁8bの第
2嵌合軸部8aに中間コマ6の第2嵌合孔6aを嵌合す
るだけで装着できるため、その装着作業が容易であるば
かりでなく、装着方向を誤った場合などにも、容易に中
間コマ6を外して、装着し直すことができる。
下ケース3に装着する。このときも、立上げ壁8bの第
2嵌合軸部8aに中間コマ6の第2嵌合孔6aを嵌合す
るだけで装着できるため、その装着作業が容易であるば
かりでなく、装着方向を誤った場合などにも、容易に中
間コマ6を外して、装着し直すことができる。
【0024】そして、このように操作キー5を下ケース
3に装着した状態で、回路基板4の取付工程へ移送し、
取付作業を行なう。このように、操作キー5が下ケース
3に装着されているため、従来と異なり、半組み付け状
態で次工程へ移送し、組み付け作業の分業化、これによ
る作業効率の向上を図ることができる。
3に装着した状態で、回路基板4の取付工程へ移送し、
取付作業を行なう。このように、操作キー5が下ケース
3に装着されているため、従来と異なり、半組み付け状
態で次工程へ移送し、組み付け作業の分業化、これによ
る作業効率の向上を図ることができる。
【0025】最後に、下ケース3の爪3aを上ケース2
の係止孔2aに係止させて、上ケース2を下ケース3に
組み付け、作業を終了する。
の係止孔2aに係止させて、上ケース2を下ケース3に
組み付け、作業を終了する。
【0026】次に、このような構成の多接点スイッチS
の作用について、説明する。
の作用について、説明する。
【0027】例えば、操作キー5の上マークL1部分を
押すと、図2に示すように、中間コマ6が静止した状態
で、操作キー5が第1嵌合軸部6b,6bを第1回転軸
として揺動する。これによって、上マークL1下の押圧
突部5aがタクトスイッチ9を押して、回路基板4上の
スイッチ接点が開閉される。
押すと、図2に示すように、中間コマ6が静止した状態
で、操作キー5が第1嵌合軸部6b,6bを第1回転軸
として揺動する。これによって、上マークL1下の押圧
突部5aがタクトスイッチ9を押して、回路基板4上の
スイッチ接点が開閉される。
【0028】また、操作キー5のファンマークL4部分
を押すと、図3に示すように、中間コマ6が第2嵌合軸
部8a,8aを第2回転軸として揺動し、これに伴っ
て、操作キー5も揺動する。これによって、先と同様
に、ファンマークL4下の押圧突部5aがタクトスイッ
チ9を押して、回路基板4上のスイッチ接点が開閉され
る。
を押すと、図3に示すように、中間コマ6が第2嵌合軸
部8a,8aを第2回転軸として揺動し、これに伴っ
て、操作キー5も揺動する。これによって、先と同様
に、ファンマークL4下の押圧突部5aがタクトスイッ
チ9を押して、回路基板4上のスイッチ接点が開閉され
る。
【0029】このように、操作キー5自体が、中間コマ
6に対して揺動可能であり、さらに、中間コマ6が、下
ケース3に対して揺動可能であるため、結局、操作キー
5は、2方向に揺動できることとなる。従って、1つの
操作キー5で、4つのスイッチ接点を開閉できることに
なる。
6に対して揺動可能であり、さらに、中間コマ6が、下
ケース3に対して揺動可能であるため、結局、操作キー
5は、2方向に揺動できることとなる。従って、1つの
操作キー5で、4つのスイッチ接点を開閉できることに
なる。
【0030】この発明の実施例を図面に基づいて説明し
てきたが、具体的な構成は、上記実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても、この発明に含まれる。
てきたが、具体的な構成は、上記実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても、この発明に含まれる。
【0031】例えば、上記実施例では、「回転支持部」
として第2嵌合軸部8aを突設し、「被回転支持部」と
して第2嵌合孔6aを穿孔しているが、「回転支持部」
として嵌合孔を穿孔し、「被回転支持部」として嵌合軸
部を突設してもよい。
として第2嵌合軸部8aを突設し、「被回転支持部」と
して第2嵌合孔6aを穿孔しているが、「回転支持部」
として嵌合孔を穿孔し、「被回転支持部」として嵌合軸
部を突設してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、このような請
求項1に記載された発明によれば、操作キー自体が、中
間部材に対して第1回転軸を中心に揺動可能であり、さ
らに、操作キーが支持される中間部材が、スイッチケー
スに対して、第1回転軸とは方向が異なる第2回転軸を
中心に揺動可能であるため、結局、操作キーは、2方向
に揺動できることとなる。従って、1つの操作キーで、
4つのスイッチ接点を開閉できることになる。
求項1に記載された発明によれば、操作キー自体が、中
間部材に対して第1回転軸を中心に揺動可能であり、さ
らに、操作キーが支持される中間部材が、スイッチケー
スに対して、第1回転軸とは方向が異なる第2回転軸を
中心に揺動可能であるため、結局、操作キーは、2方向
に揺動できることとなる。従って、1つの操作キーで、
4つのスイッチ接点を開閉できることになる。
【0033】また、中間部材の被回転支持部をスイッチ
ケースの回転支持部に装着するだけで、中間部材に支持
された操作キーがスイッチケースに組み付けられるた
め、その組み付け作業が容易であるだけでなく、この操
作キー組み付け状態で、回路基板の取り付け等を行なう
次工程へ移送することができる。
ケースの回転支持部に装着するだけで、中間部材に支持
された操作キーがスイッチケースに組み付けられるた
め、その組み付け作業が容易であるだけでなく、この操
作キー組み付け状態で、回路基板の取り付け等を行なう
次工程へ移送することができる。
【0034】さらに、スイッチケースの回転支持部と中
間部材の被回転支持部とは着脱可能なため、スイッチケ
ースへの組み付け方向を誤った場合などにも、容易に組
み付け直すことができる。
間部材の被回転支持部とは着脱可能なため、スイッチケ
ースへの組み付け方向を誤った場合などにも、容易に組
み付け直すことができる。
【0035】請求項2に記載された手段によれば、中間
部材の第1壁部に突設された第1嵌合部軸部の端面にテ
ーパ面が形成されているため、このテーパ面に沿って、
第1嵌合部軸部を操作キーに形成された対向壁の第1嵌
合孔に嵌合させ易い。同様に、スイッチケースの立上げ
壁に形成された第2嵌合部軸部の端面にテーパ面が形成
されているため、このテーパ面に沿って、第2嵌合部軸
部を中間部材の第2側壁に形成された第2嵌合孔に嵌合
させ易い。
部材の第1壁部に突設された第1嵌合部軸部の端面にテ
ーパ面が形成されているため、このテーパ面に沿って、
第1嵌合部軸部を操作キーに形成された対向壁の第1嵌
合孔に嵌合させ易い。同様に、スイッチケースの立上げ
壁に形成された第2嵌合部軸部の端面にテーパ面が形成
されているため、このテーパ面に沿って、第2嵌合部軸
部を中間部材の第2側壁に形成された第2嵌合孔に嵌合
させ易い。
【図1】この発明の一実施例を示す多接点スイッチの平
面図である。
面図である。
【図2】同一実施例を示す図1中A−A線に沿う断面図
である。
である。
【図3】同一実施例を示す図1中B−B線に沿う断面図
である。
である。
【図4】同一実施例を示す図2中C−C線に沿う断面図
である。
である。
【図5】従来例を示す多接点スイッチの平面図である。
【図6】同一従来例を示す図5中D−D線に沿う断面図
である。
である。
1 スイッチケース 2b 上部開口部 4 回路基板 5 操作キー 6 中間コマ 6a 第2嵌合孔(被回転支持部) 6b 第1嵌合軸部(第1回転軸) 8a 第2嵌合軸部(回転支持部) S 多接点スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 スイッチケースの下部に回路基板が取り
付けられ、前記スイッチケースの上部開口部に操作キー
が、この操作キーの中央部を支点に揺動可能に支持さ
れ、この操作キーの周縁部が押圧されることによって、
この押圧部に対応する前記回路基板上のスイッチ接点が
開閉される多接点スイッチにおいて、 前記スイッチケースと前記操作キーとの間に中間部材を
設け、この中間部材に前記操作キーを第1回転軸を中心
に揺動可能に支持し、前記スイッチケースに回転支持部
を設け、前記中間部材に、この回転支持部に着脱可能な
被回転支持部を設け、装着状態で前記中間部材が前記第
1回転軸とは異なる方向の第2回転軸を中心に揺動可能
に設定したことを特徴とする多接点スイッチ。 - 【請求項2】 前記中間部材は、有底四角筒状に形成さ
れ、この中間部材の相対向する一対の第1側壁に、端面
にテーパ面が形成された第1嵌合軸部が突設され、前記
操作キーには、前記中間部材の第1側壁に対向する対向
壁が形成され、この対向壁には、前記第1嵌合軸部が嵌
合される第1嵌合孔が形成されて、この嵌合状態では、
前記中間部材に対して前記操作キーを前記第1回転軸を
中心に揺動可能に設定し、 前記スイッチケースには、前記中間部材の相対向する一
対の第2側壁と対向する立上げ壁が形成され、前記回転
支持部は、前記立上げ壁に内側に向けて突設され、端面
にテーパ面が形成された第2嵌合軸部であり、前記被回
転支持部は、前記中間部材の第2側壁に形成され、前記
第2嵌合軸部が嵌合される第2嵌合孔であり、 前記第2嵌合軸部をこの第2嵌合孔に嵌合させた状態で
は、前記第1回転軸とは異なる方向の第2回転軸を中心
として、前記中間部材が前記スイッチケースに対して揺
動可能に設定したことを特徴とする請求項1に記載の多
接点スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21840694A JPH0883537A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 多接点スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21840694A JPH0883537A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 多接点スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0883537A true JPH0883537A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16719419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21840694A Pending JPH0883537A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 多接点スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0883537A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019114353A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | アルプスアルパイン株式会社 | 操作装置 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP21840694A patent/JPH0883537A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019114353A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | アルプスアルパイン株式会社 | 操作装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |