JPH0323625Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0323625Y2 JPH0323625Y2 JP1984125027U JP12502784U JPH0323625Y2 JP H0323625 Y2 JPH0323625 Y2 JP H0323625Y2 JP 1984125027 U JP1984125027 U JP 1984125027U JP 12502784 U JP12502784 U JP 12502784U JP H0323625 Y2 JPH0323625 Y2 JP H0323625Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- pressing member
- switch element
- push switch
- push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案はプツシユ式のスイツチ装置に係り、特
にプツシユスイツチ素子と、そのプツシユスイツ
チ素子の押圧側に移動可能に配置されるスイツチ
押圧部材と、そのスイツチ押圧部材を支持する支
持部材とを備え、前記スイツチ押圧部材の押圧移
動により前記プツシユスイツチ素子の接点の開閉
を行なう構成のスイツチ装置に関するものであ
る。
にプツシユスイツチ素子と、そのプツシユスイツ
チ素子の押圧側に移動可能に配置されるスイツチ
押圧部材と、そのスイツチ押圧部材を支持する支
持部材とを備え、前記スイツチ押圧部材の押圧移
動により前記プツシユスイツチ素子の接点の開閉
を行なう構成のスイツチ装置に関するものであ
る。
〔技術の背景〕
第１図および第２図は、従来のこの種スイツチ
装置を示す断面図、第１図は押圧前の状態を示す
図、第２図は押圧時の状態を示す図である。プリ
ント基板１の所定位置には接点（図示せず）を内
蔵したプツシユスイツチ素子２が取り付けられ、
それの押圧側、すなわち上方にはスイツチ押圧部
材（スイツチつまみ）３が載置されている。この
スイツチ押圧部材３には１つの薄肉のヒンジ部４
を介して支持板５と一体に形成され、従つて、前
記ヒンジ部４によりスイツチ押圧部材３はスイツ
チ素子２に対して一定方向に回動可能になつてい
る。なお、図中の６はスペーサ、７はパネルであ
る。
装置を示す断面図、第１図は押圧前の状態を示す
図、第２図は押圧時の状態を示す図である。プリ
ント基板１の所定位置には接点（図示せず）を内
蔵したプツシユスイツチ素子２が取り付けられ、
それの押圧側、すなわち上方にはスイツチ押圧部
材（スイツチつまみ）３が載置されている。この
スイツチ押圧部材３には１つの薄肉のヒンジ部４
を介して支持板５と一体に形成され、従つて、前
記ヒンジ部４によりスイツチ押圧部材３はスイツ
チ素子２に対して一定方向に回動可能になつてい
る。なお、図中の６はスペーサ、７はパネルであ
る。
スイツチの押圧前は第１図に示すようにプツシ
ユスイツチ素子２に内蔵されているバネ部材（図
示せず）の押し上げにより、スイツチ押圧部材３
はほぼ水平状態に保持されている。
ユスイツチ素子２に内蔵されているバネ部材（図
示せず）の押し上げにより、スイツチ押圧部材３
はほぼ水平状態に保持されている。
スイツチをオンするために指でスイツチ押圧部
材３を下方へ押し下げると、第２図に示すように
スイツチ押圧部材３はヒンジ部４を支点として実
線の矢印方向に回動する。この押圧移動により、
プツシユスイツチ素子２のバネ部材が圧縮され、
それの接点が閉じる仕組になつている。
材３を下方へ押し下げると、第２図に示すように
スイツチ押圧部材３はヒンジ部４を支点として実
線の矢印方向に回動する。この押圧移動により、
プツシユスイツチ素子２のバネ部材が圧縮され、
それの接点が閉じる仕組になつている。
ところで従来のこのスイツチ装置は、スイツチ
押圧部材３の回動動作でプツシユスイツチ素子２
の接点の開閉が行なわれるようになつている。そ
のため第２図に実線の矢印で示すようにスイツチ
押圧部材３の回動方向に押圧すれば、スイツチン
グがスムースに行なわれるが、点線の矢印で示す
ように反対の方向に押圧すると、スイツチングが
不安定になつたり、また方向により押圧フイーリ
ングが異なり方向性を有し、さらに押圧時にスイ
ツチ押圧部材が傾き、これもスイツチ動作の信頼
性に影響を与える。
押圧部材３の回動動作でプツシユスイツチ素子２
の接点の開閉が行なわれるようになつている。そ
のため第２図に実線の矢印で示すようにスイツチ
押圧部材３の回動方向に押圧すれば、スイツチン
グがスムースに行なわれるが、点線の矢印で示す
ように反対の方向に押圧すると、スイツチングが
不安定になつたり、また方向により押圧フイーリ
ングが異なり方向性を有し、さらに押圧時にスイ
ツチ押圧部材が傾き、これもスイツチ動作の信頼
性に影響を与える。
本考案の目的は、このような従来技術の欠点を
解消し、信頼性の高いスイツチ装置を提供するに
ある。
解消し、信頼性の高いスイツチ装置を提供するに
ある。
この目的を達成するため、本考案は、プツシユ
スイツチ素子と、そのプツシユスイツチ素子の押
圧側に移動可能に配置されたスイツチ押圧部材
と、そのスイツチ押圧部材を支持する支持部材と
を備え、前記スイツチ押圧部材の押圧移動によ
り、前記プツシユスイツチ素子の接点の開閉を行
なうスイツチ装置において、前記スイツチ押圧部
材と前記支持部材とを複数対の連結ヒンジ部を介
して一体成形により形成し、その複数の連結ヒン
ジ部は、前記スイツチ押圧部材の支持部材と連結
する外周部に、その周方向に沿つてかつ対向する
方向が互に鎖交する位置にそれぞれ個別に設ける
とともに複数の薄肉部を設け、各連結ヒンジ部間
には透孔を配置したことを特徴とするものであ
る。
スイツチ素子と、そのプツシユスイツチ素子の押
圧側に移動可能に配置されたスイツチ押圧部材
と、そのスイツチ押圧部材を支持する支持部材と
を備え、前記スイツチ押圧部材の押圧移動によ
り、前記プツシユスイツチ素子の接点の開閉を行
なうスイツチ装置において、前記スイツチ押圧部
材と前記支持部材とを複数対の連結ヒンジ部を介
して一体成形により形成し、その複数の連結ヒン
ジ部は、前記スイツチ押圧部材の支持部材と連結
する外周部に、その周方向に沿つてかつ対向する
方向が互に鎖交する位置にそれぞれ個別に設ける
とともに複数の薄肉部を設け、各連結ヒンジ部間
には透孔を配置したことを特徴とするものであ
る。
次に本考案の実施例を第３図ないし第６図とと
もに説明する。プリント基板１１の所定位置には
接点ならびにバネ部材（ともに図示せず）を内蔵
したプツシユスイツチ素子１２が取り付けられ、
それの押圧側、すなわち上方にはスイツチ押圧部
材（スイツチつまみ）１３が載置されている。
もに説明する。プリント基板１１の所定位置には
接点ならびにバネ部材（ともに図示せず）を内蔵
したプツシユスイツチ素子１２が取り付けられ、
それの押圧側、すなわち上方にはスイツチ押圧部
材（スイツチつまみ）１３が載置されている。
このスイツチ押圧部材１３とそれを支持する支
持部材１４とは合成樹脂により一体に成形されて
おり、このことについて次に説明する。スイツチ
押圧部材１３は第５図に示すように平面形状がほ
ぼ正四角形をしており、第３図および第４図に示
すようにそれの下端外周には四辺にそれぞれ３ケ
所の薄肉部１５ｅと２ケ所の厚肉部１５ｆとから
なるヒンジ部１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄが
設けられている。従つて、ヒンジ部１５ａとヒン
ジ部１５ｃ、ヒンジ部１５ｂとヒンジ部１５ｄが
それぞれ対向して対をなし、対向方向が互に直交
した形になつている。
持部材１４とは合成樹脂により一体に成形されて
おり、このことについて次に説明する。スイツチ
押圧部材１３は第５図に示すように平面形状がほ
ぼ正四角形をしており、第３図および第４図に示
すようにそれの下端外周には四辺にそれぞれ３ケ
所の薄肉部１５ｅと２ケ所の厚肉部１５ｆとから
なるヒンジ部１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄが
設けられている。従つて、ヒンジ部１５ａとヒン
ジ部１５ｃ、ヒンジ部１５ｂとヒンジ部１５ｄが
それぞれ対向して対をなし、対向方向が互に直交
した形になつている。
なお、１６は透孔でヒンジ部１５ａ〜１５ｄの
各間にあり、これによりヒンジ部１５ａ〜１５ｄ
が独立した状態になつている。
各間にあり、これによりヒンジ部１５ａ〜１５ｄ
が独立した状態になつている。
前記支持部材１４の全体の形状はほぼ平板状に
なつており、キーボードパターンに応じて前述の
スイツチ押圧部材１３が一体に配設されている。
この支持部材１４の上にはパネル１７が設置され
ている。
なつており、キーボードパターンに応じて前述の
スイツチ押圧部材１３が一体に配設されている。
この支持部材１４の上にはパネル１７が設置され
ている。
第３図ならびに第６図の実線はスイツチ押圧前
の状態を示しており、スイツチ押圧部材１３はヒ
ンジ部１５ａ〜１５ｄとプツシユスイツチ素子１
２に内蔵されているバネ部材とにより上位置に保
持されている。スイツチ押圧部材１３を下方へ押
し下げると、各ヒンジ部１５ａ〜１５ｄは第４図
ならびに第６図の鎖線で示すようにそれぞれ弾性
変形し、スイツチ押圧部材１３の移動によりプツ
シユスイツチ素子１２の接点が閉じる。この際各
ヒンジ部１５ａ〜１５ｄは３ケ所の薄肉部１５ｅ
と２ケ所の厚肉部１５ｆとから構成されているの
で、スムースでフイーリング良く変形することが
できる。
の状態を示しており、スイツチ押圧部材１３はヒ
ンジ部１５ａ〜１５ｄとプツシユスイツチ素子１
２に内蔵されているバネ部材とにより上位置に保
持されている。スイツチ押圧部材１３を下方へ押
し下げると、各ヒンジ部１５ａ〜１５ｄは第４図
ならびに第６図の鎖線で示すようにそれぞれ弾性
変形し、スイツチ押圧部材１３の移動によりプツ
シユスイツチ素子１２の接点が閉じる。この際各
ヒンジ部１５ａ〜１５ｄは３ケ所の薄肉部１５ｅ
と２ケ所の厚肉部１５ｆとから構成されているの
で、スムースでフイーリング良く変形することが
できる。
このスイツチ押圧部材１３の押圧の際、それが
例えばヒンジ部１５ａあるいはヒンジ部１５ｃ側
に傾こうとする力が作用しても、他方のヒンジ部
１５ｂ，１５ｄがその傾きを規制し、反対にヒン
ジ部１５ｂあるいはヒンジ部１５ｄ側に傾こうと
するとヒンジ部１５ａ，１５ｃがその傾きを規制
するから、スイツチ押圧部材１３は常にプツシユ
スイツチ素子１２側に向けて直進し、適正なスイ
ツチングが行なわれる。
例えばヒンジ部１５ａあるいはヒンジ部１５ｃ側
に傾こうとする力が作用しても、他方のヒンジ部
１５ｂ，１５ｄがその傾きを規制し、反対にヒン
ジ部１５ｂあるいはヒンジ部１５ｄ側に傾こうと
するとヒンジ部１５ａ，１５ｃがその傾きを規制
するから、スイツチ押圧部材１３は常にプツシユ
スイツチ素子１２側に向けて直進し、適正なスイ
ツチングが行なわれる。
前記実施例ではスイツチ押圧部材の形状が正方
形の場合について説明したが、本考案はこれに限
定されるものではなく、例えば長方形、あるいは
六角形や八角形などの多角形または円形であつて
も構わない。
形の場合について説明したが、本考案はこれに限
定されるものではなく、例えば長方形、あるいは
六角形や八角形などの多角形または円形であつて
も構わない。
本考案は前述のような構成になつており、スイ
ツチ押圧部材と支持部材とが一体成形により形成
されているので、部品点数を減少させ、取付け、
位置合わせの工程を省略できて作業性が向上、ま
た、連結ヒンジ部が押圧の際に互いに独立してス
イツチ押圧部材の傾きを規制するように作用し合
うことから、スイツチ押圧部材は傾くことなく押
下げられて適正なスイツチング動作を行なえ、信
頼性を向上できる。
ツチ押圧部材と支持部材とが一体成形により形成
されているので、部品点数を減少させ、取付け、
位置合わせの工程を省略できて作業性が向上、ま
た、連結ヒンジ部が押圧の際に互いに独立してス
イツチ押圧部材の傾きを規制するように作用し合
うことから、スイツチ押圧部材は傾くことなく押
下げられて適正なスイツチング動作を行なえ、信
頼性を向上できる。
第１図および第２図は従来のスイツチ装置の押
圧前および押圧時の状態を示す断面図、第３図お
よび第４図は本考案の実施例に係るスイツチ装置
の押圧前および押圧時の状態を示す断面図、第５
図はそのスイツチ装置に用いられるスイツチ押圧
部材の平面図、第６図はそのスイツチ装置の要部
拡大断面図である。 １２……プツシユスイツチ素子、１３……スイ
ツチ押圧部材、１４……支持部材、１５ａ，１５
ｂ，１５ｃ，１５ｄ……ヒンジ部。
圧前および押圧時の状態を示す断面図、第３図お
よび第４図は本考案の実施例に係るスイツチ装置
の押圧前および押圧時の状態を示す断面図、第５
図はそのスイツチ装置に用いられるスイツチ押圧
部材の平面図、第６図はそのスイツチ装置の要部
拡大断面図である。 １２……プツシユスイツチ素子、１３……スイ
ツチ押圧部材、１４……支持部材、１５ａ，１５
ｂ，１５ｃ，１５ｄ……ヒンジ部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 プツシユスイツチ素子と、そのプツシユスイツ
素子の押圧側に移動可能に配置されるスイツチ押
圧部材と、そのスイツチ押圧部材を支持する支持
部材とを備え、前記スイツチ押圧部材の押圧移動
により前記プツシユスイツチ素子の接点の開閉を
行なうスイツチ装置において、 前記スイツチ押圧部材と前記支持部材とを複数
対の連結ヒンジ部を介して一体成形により形成
し、その複数の連結ヒンジ部は、前記スイツチ押
圧部材の支持部材と連結する外周部に、その周方
向に沿つてかつ対向する方向が互に鎖交する位置
にそれぞれ個別に設けるとともに複数の薄肉部を
設け、各連結ヒンジ部間には透孔を配置したこと
を特徴とするスイツチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12502784U JPS6139827U (ja) | 1984-08-18 | 1984-08-18 | スイツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12502784U JPS6139827U (ja) | 1984-08-18 | 1984-08-18 | スイツチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6139827U JPS6139827U (ja) | 1986-03-13 |
| JPH0323625Y2 true JPH0323625Y2 (ja) | 1991-05-23 |
Family
ID=30683717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12502784U Granted JPS6139827U (ja) | 1984-08-18 | 1984-08-18 | スイツチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6139827U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03194089A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-23 | Hideo Higashiyama | シャッター |
| JP2517186Y2 (ja) * | 1989-10-26 | 1996-11-13 | 三和シヤッター工業株式会社 | 電動シヤッターの障害物検知機構における発信部配置構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5265280U (ja) * | 1975-11-11 | 1977-05-14 | ||
| JPS55117031U (ja) * | 1979-02-07 | 1980-08-18 |
-
1984
- 1984-08-18 JP JP12502784U patent/JPS6139827U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6139827U (ja) | 1986-03-13 |
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