JPH0882684A - ストップウオッチ装置 - Google Patents

ストップウオッチ装置

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JPH0882684A
JPH0882684A JP21744994A JP21744994A JPH0882684A JP H0882684 A JPH0882684 A JP H0882684A JP 21744994 A JP21744994 A JP 21744994A JP 21744994 A JP21744994 A JP 21744994A JP H0882684 A JPH0882684 A JP H0882684A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トラックなどの周回競技を1台のストップウオ
ッチ装置で、複数人の走行タイムを容易に測定・管理で
きるようにすることである。 【構成】あらかじめ複数の数字キーをそれぞれ複数の計
測対象者に対応するように割り振り登録しておく。そし
て計測開始後、計測点を通過する前に、計測点を通過し
そうな計測対象者を数字キーから入力する(S35、S
36)。そして、計測点を通過するときに計測スイッチ
Aを操作して時間計測を行うと、計測タイムは直前に入
力された計測対象者のメモリ領域に格納される(S3
8、S39)。この場合、計測対象者が複数の場合は同
一の計測タイムがそれぞれのメモリ領域に格納される。
また、計測対象者が全員の場合は数字キーの代わりに全
員キーを押してもよい(S32)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の計測対象者の計測
時間を測定するストップウオッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のストップウオッチ装置は、計測し
た複数人の計測タイムを記憶、表示しており、このよう
なストップウオッチ装置としては、特開平5−1729
61号公報の2欄5行〜3欄6行及び図1に記載されて
いる。
【0003】例えば、陸上競技の5000m(トラック
400m)走の練習を行う場合に、スタートからの周回
毎の経過時間(スプリットタイム)を連続して計測およ
びメモリする方法である。このメモリした経過時間から
区間時間(ラップタイム)を計算して表示している。し
かし、計測終了後の集計で計測対象者と計測タイムを対
応させることが難しく、1台のストップウオッチ装置で
1人を計るのがやっとであった。また、最初の周回では
複数の人が集まって1つのグループを形成しており、各
々毎にスプリット(ラップ)スイッチを押して計測して
いた。8人でグループを形成しているときは、8回スプ
リットスイッチを連続して押して計測対象者毎の計測タ
イムを得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のストッ
プウオッチ装置は2人以上の計測対象者を1台のストッ
プウオッチ装置で計測することは難しく、何台ものスト
ップウオッチストップ装置を用意したり、上位の人だけ
を計測していた。
【0005】そこで本発明では、計測者を指定すること
により、1台のストップウオッチ装置で容易に複数人の
計測およびメモリ管理ができるストップウオッチ装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】また、グループを形成している計測では、
グループ形成者を同一タイムとし、後からの計測集計を
容易にすることを別の目的とするものである。
【0007】さらに、誤って計測を行った場合でも、速
やかに計測データを修正・置換することを別の目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
スタート・ストップ指令に基づいて時間情報を計測する
時間計測手段と、時間計測が行われている際に任意の区
間における時間を計測する経過計測手段と、前記経過計
測手段で得られた計測タイムを格納する計測タイムメモ
リ手段と、前記経過計測手段で得られた計測タイムを複
数の計測対象の同一計測タイムとする同一入力手段を有
することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、前記経過計測手段
で得られた計測タイムを計測対象全員とする全員入力手
段を有することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、スタート・ストッ
プ指令に基づいて時間情報を計測する時間計測手段と、
時間計測が行われている際に任意の区間における時間を
計測する経過計測手段と、前記経過計測手段で得られた
計測タイムを格納する計測タイムメモリ手段と、前記計
測タイムメモリ手段に格納された計測データを他の計測
対象に置き換える置換手段を有することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、前記計測タイムメ
モリ手段に格納された最新計測データを、時間計測中に
消去する取消手段を有することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1〜請求項2記載の発明では、同一入力
手段により複数の計測対象者をあらかじめ入力した後に
計測スイッチを操作することにより、計測点を計測対象
者がグループで(まとまって)通過した時にも同一計測
タイムを通過グループ者全員の計測タイムとすることが
できる。特に、請求項2記載の発明においては、計測対
象者全員を一括して入力することができるので、より一
層操作が簡便になる。
【0013】請求項3〜請求項4記載の発明では、誤っ
て他の人の計測をしてしまった時に本来の計測対象者に
計測データを置き換えることにより、途中で計測を中止
したり、計測後のデータ集計で悩まされることがなくな
る。また、請求項4記載の発明においては、誤って計測
点以外の関係ない時点で計測してしまった場合にも、た
だちに計測データを取り消すことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明のストップウオッチ装置の一
実施例を示すブロック図である。計測データ(計測タイ
ム)を格納する計測タイムメモリ手段であるRAM1
1、プログラム用ROM12、タイムベースカウンタ、
入出力ポート、LCDドライバーおよび演算回路等から
構成される演算部13、計測データを表示する液晶パネ
ルからなる表示部14、水晶からなる発振子15、発振
子15を発振および分周して時間計測等に必要な基準信
号を作る分周回路16、演算部13の入出力ポートに接
続される計測スイッチ17およびキーマトリックス構成
のキーボード18から構成される。
【0016】キーボード18は計測対象者に対応する8
個のキーや特殊キー等を有している。演算部13は中央
処理装置を有し、ROM12には中央処理装置を制御す
るためのプログラムが書き込まれている。RAM11、
ROM12、演算部13、分周回路16はワンチップマ
イクロコンピュータ19である。このワンチップマイク
ロコンピュータ19と計測スイッチ17とで時間計測手
段および経過計測手段を構成している。
【0017】図2は本発明に係わるストップウオッチ装
置の正面図である。ストップウオッチ計測のスタート・
ラップ/スプリットスイッチ21(以下スイッチA)、
ストップ/リセットスイッチ22(以下スイッチB)、
計測中タイムおよび計測後タイムを表示する表示部1
4、キーボード23から構成される。このうち、スイッ
チAとスイッチBが図1に示す計測スイッチ17に相当
し、キーボード23が図1に示すキーボード18に対応
する。そして、スイッチAとスイッチBとが時間計測に
関わるスタート・ストップの指令を行う働きを有する。
【0018】キーボード23の数字キーには複数の計測
対象者の名前を記入しておく。計測対象者は最大8人ま
で登録することができるが、実施例では1キー:松井、
3キー:落合、6キー:原、8キー:岡崎の4人を登録
してある。また、特殊キーとして計測対象者を数字キー
に割り付ける登録キー、計測タイムを計測対象者(登録
者)全員とする全員キー、いったんある人にメモリされ
た計測タイムを別の人のタイムとして置き換える置換キ
ー、入力された数字キーを取り消すクリアキー、RAM
11に格納された計測データを呼び出す上下左右キーを
有している。上下キーは同じ計測者のラップ番号をアッ
プ・ダウンで呼び出し、左右キーは計測者間を選手番号
順にアップ・ダウンで呼び出す。
【0019】上述のような構成によれば、計測対象者に
対して各々キーおよびメモリ領域が割り振られるので、
実施例では最大8人まで計測することができる。
【0020】図3は本発明に係わる計測データを格納す
るRAM11の詳細を示すRAM詳細図である。実施例
としては図2のように4人が登録されており、4人分の
メモリ領域が確保されている。アドレスXには数字キー
に対応する個人番号が格納される。アドレスA:松井
(1)、アドレスB:落合(3)、アドレスC:原
(6)、アドレスD:岡崎(8)である。アドレスE、
F、G、Hは実施例では使用されていない。アドレスY
にはスプリット回数が格納される。アドレスZ1からア
ドレスZ30はスプリットタイムが各人毎に順に格納さ
れていく。すなわち、計測者数に関係なく常にメモリ数
は最大30である。
【0021】上述のような構成によれば、計測対象者に
各々キーが割り付けられるので、松井さんが計測地点を
通過する前に1キーを押して松井さんを指定し、計測地
点の通過時にスイッチAを押すと、松井さんの計測タイ
ムとしてRAM11に格納される。そして、個人番号領
域毎にデータが格納されていくので、個人別の計測タイ
ム、平均値および順位等を容易に計算・表示することが
できる。
【0022】さて複数の計測対象者の計測タイムを得る
ためには、前もって計測対象者を登録する必要がある。
以下その登録方法について説明する。
【0023】まず、リセット状態で登録キーを押すと、
表示部14に”登録”が表示され登録受付状態となる。
図6(a)はこの状態を示したものであり、前に登録さ
れていた選手アイコン1、2、3の枠が点滅して登録さ
れていることを示している。ここで計測対象者を数字キ
ーに対応させる。すなわち数字キー1(松井)、3(落
合)、6(原)、8(岡崎)を各々対応させ、図2のよ
うに対応させた数字キーの近くに名前を記入する。そし
て、数字キー2を押して選手アイコン2の枠を消灯す
る。次に、数字キー6、8を押すと、選手アイコン6と
8の枠が追加され、図6(b)のように選手アイコン
1、3、6、8の枠が点滅状態となる。登録変更が終了
したので再度、登録キーを押すと図6(c)に示すよう
に”登録”が消え、設定した枠が点灯状態となり4人の
登録が終了する。図6(c)において、左上部の”1”
の表示は、登録されている選手番号の最も小さい番号が
表示され、”00”はラップ回数が表示される。”0
0”はラップ回数がないことを示す。
【0024】図4は請求項1、2記載の発明に係わるス
トップウオッチ装置の複数人を同一タイムとする計測処
理のフローチャートである。以下、このフローチャート
の動作について説明する。
【0025】まず、スイッチAを押して時間計測をスタ
ートさせて”計測処理”(S30)に進む。計測点の少
し前でキー押すとキーが押されたかを判定する”キー入
力?”(S31)により、キー入力と見なされ入力され
たキーが全員キーかを判定する”全員キー?”(S3
2)に進む。ここで全員キーと判定されると、登録され
ている4人全員の枠を点滅させて指定されたことを示
す”枠点滅”(S33)を実行して終了の”END”
(S41)に進む。ステップ32において全員キーでな
い時は、数字キー入力かを判定する”数字キー?”(S
34)に進む。数字キーの時は数字キーを取り込む”数
字キー処理”(S35)を実行する。ステップ35では
押された数字キーが登録されているキーかの処理も行
い、登録されていない数字キーが押された時は無視され
る。例えば数字キー2が押された時は無視される。登録
されているキーが押された時は、押されたキーを示す枠
を点滅させて指定されたことを示す”枠点滅”(S3
6)に進み、計測処理終了の”END”(S41)に進
む。
【0026】一方、ステップ31においてキー入力がな
い時は、時間計測のためにスイッチAが押されたかを判
定する”SWA入力?”(S37)に進む。スイッチA
入力の時は点滅している枠があるかを判定する”枠点
滅”(S38)に進む。ステップ33または36により
枠点滅の時は、点滅している人の個人番号領域にスイッ
チAが押された時の計測タイム(経過時間)を格納す
る”メモリに格納”(S39)を実行し、枠の点滅を点
灯状態にする”枠点滅解除”(S40)を実行して、ス
テップ41に進む。ステップ38において枠点滅がない
時は、スイッチAの入力は無視されてステップ41に進
む。
【0027】計測の方法は計測点の少し前で計測者の数
字キーを押して、計測者を指定し計測点でスイッチAを
押し計測タイムをメモリ(RAM11)に格納させる。
【0028】5000m走を1周400mのトラックで
周回毎に計測しタイムを記憶していく例で説明する。1
周目は計測地点を4人がグループを形成。2周目は松井
および落合が第1グループ、原および岡崎が第2グルー
プ。3周目は松井、落合、原、岡崎の順とする。
【0029】1周目では全員キーを押すので、ステップ
33により4人全員の枠が点滅してステップ39により
全員が同タイムとなる。メモリ状態を図3のアドレスZ
1に示す。また、表示状態を図6(d)に示す。図6に
おいて上段はラップ表示となり、下段は積算タイムが表
示される。ラップタイムはメモリされたスプリットタイ
ムから計算で求められる。複数の計測者の時は、選手番
号の最も小さい人のデータが表示される。ここでは松井
のデータが表示される。表示者以外のデータを見たい時
は矢印キーにより呼び出す。
【0030】2周目の計測では数字キー1と3が押され
た後にスイッチAが押され、松井と落合が同タイムとな
る。表示状態を図6(e)に示す。その後数字キー6と
8が押された後にスイッチAが押され、原と岡崎が同タ
イムとして格納される。メモリ状態を図3のアドレスZ
2に示す。
【0031】3周目の計測では数字キー1が押された後
にスイッチAが押され、松井だけのRAM12のメモリ
領域に計測タイムが格納される。その後数字キー3が押
された後にスイッチAが押され、落合だけのRAM12
のメモリ領域に計測タイムが格納される。その後数字キ
ー6が押された後にスイッチAが押され、原だけのRA
M12のメモリ領域に計測タイムが格納される。その後
数字キー8が押された後にスイッチAが押され、岡崎だ
けのRAM12のメモリ領域に計測タイムが格納されて
3周目の計測が終了する。この時のメモリ状態を図3の
アドレスZ3に示す。
【0032】上述のような構成によれば、全員がグルー
プを形成して計測点を通過する場合は、2回のスイッチ
操作で計測することができ、計測タイムも同一とするこ
とができる。
【0033】また、上記の5000m走においては、4
00m毎の周回ラップに限定しているが、400m毎の
周回ラップと1km毎の1kmラップを計測・表示でき
れば監督およびコーチにとっては選手のペース管理が容
易になり非常に便利である。
【0034】そこで、上述した複数の選手を割り当て登
録する代わりに、複数の異なるラップを割り当て登録す
る例について説明する。
【0035】例えば、同じ選手に対して、数字キー1を
400mラップ、数字キー2を1kmラップに割り当て
る場合について考える。この場合、まず1回目の周回の
計測では数字キー1を押した後スイッチAを押すことに
より、400m時点での計測タイムがRAM12の所定
のメモリ領域(アドレスZ1、A)に格納される。次の
2回目の周回の計測においても数字キー1を押した後ス
イッチAを押すことにより、800m時点での計測タイ
ムがRAM12の所定のメモリ領域(アドレスZ2、
A)に格納される。そして、1km地点の手前で数字キ
ー2を押した後スイッチAを押すことにより、1km時
点での計測タイムがRAM12の所定のメモリ領域(ア
ドレスZ1、B)に格納される。
【0036】この場合、例えば2km地点では400m
ラップと2kmラップが同時になるタイミングである
が、上記のグループ形成と同様に全員キーを押すか、ま
たは400mと1kmを指定してから(数字キー1と数
字キー2を押してから)スイッチAを押せば、400m
と1kmに対応するメモリ領域(アドレスZ5、Aおよ
びアドレスZ2、B)に同一タイムが格納される。この
様な利用の時には、全員キーではなく全員/同時キーの
ようにキートップに印刷すれば1つのキーで共用するこ
と(計測対象の指定動作と時間計測動作を同時に行うこ
と)もできる。
【0037】また、上述した複数の選手の登録と複数の
ラップの登録を併用することも可能である。例えば、図
2において、登録されていない2、4、5、7キーに同
じ選手の異なるラップを割り当てればよい。
【0038】図5は請求項3、4記載の発明に係わるス
トップウオッチ装置の置換処理のフローチャートであ
る。図4に示したように時間計測には計測対象者を指定
後、スイッチAにより計測タイムを指定された計測者用
のメモリ領域に格納する。しかし、例えば前記の2周目
の計測において、本来は松井および落合の所を誤って落
合および原と計測してしまった時は、すばやくメモリし
たデータを原から松井に置き換える必要が生じる。この
ような時は”置換処理”(S50)を実行する。
【0039】例として本来は松井および落合の所を落合
および原と計測してしまった場合で説明する。スイッチ
Aを押した後のステップ40(図4)により、計測者枠
が3(落合)と6(原)が点灯状態になっている。ここ
で誤りに気づいて置換キーを押すと置換キー入力の判定
を行う”置換キー?”(S51)に進む。置換キーが押
されたので置換フラグが立っているかを判定する”置F
=1?”(S52)に進む。この状態では置換フラグ=
0なので置換フラグを立てる”置F=1”(S53)を
実行して、表示部14に”置換”のフラグを点灯し、点
灯している選手枠を点滅させる”置換の表示”(S5
4)に進む。これを図6(f)に示す。そして、メモリ
に格納した落合および原の最新の計測データをメモリか
ら消去する”前回のデータ削除”(S55)を実行す
る。すなわち、計測者枠のデータからだれに前回メモリ
したかを知り、このデータを削除する。ここでは図3の
アドレスZ2のアドレスBとアドレスCのメモリが消さ
れ、2周目の計測データは個人別のメモリ領域からは無
くなる。そして終了の”END”(S63)に進む。
【0040】ステップ51において置換キーでない時
は、置換キーが立っているかを判定する”置F=1?
(S56)に進む。置換フラグが1の時は押されたキー
が数字キーでかつ登録されているキーで有るかを判定す
る”設定キー?”(S57)に進む。設定キーの時は押
されたキーフラグ枠を反転させる”置換入力表示”(S
58)を実行する。このステップ58は押されたキー枠
が囲まれていたら枠を解除し、枠がなかったら枠を設け
るものである。すなわち、まず数字キー6が押され、計
測者枠6が解除される。つぎに数字キー1が押され計測
者枠1が設けられる。これで落合の枠はそのままで、原
の枠から松井の枠に修正される。これを図6(g)に示
す。
【0041】再度置換キーが押されるとステップ52に
より置F=1と見なされる。よって、計測者枠があるか
どうかを判定する”置枠あり?”(S59)進む。例の
ように計測者枠1と3の時は、個人番号1と3の選手に
計測データを格納する”メモリ格納”(S60)に進
む。すなわち、2周目の計測データ(1分43秒12)
は新たに松井と落合の計測タイムとして、図3のアドレ
スZ2のアドレスAとBに格納されることになる。そし
て、置換フラグをリセットする”置F=0”(S6
1)、表示部14の”置換”を消灯する”置換の消灯”
(S62)を実行する。表示は図6(e)のようにな
る。
【0042】また、ステップ58で計測者枠を全て解除
すると、ステップ59からステップ61に進み、計測さ
れた最新データは計測者データとしてはメモリに格納さ
れない。すなわち、計測中に誤って計測した時などは誤
った計測データを計測中に消すこともできる。
【0043】上述のような構成によれば、誤って他の人
を計測してしまった時は、本来の計測者に計測データを
置き換えることができる。
【0044】なお、図6は本発明に係わるストップウオ
ッチ装置の実施例における表示例であって、既に説明し
た様々な状態を表すものである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のストップ
ウォッチ装置によれば以下のような効果を有する。
【0046】請求項1記載の発明によれば、グループで
計測点を通過する時などで同一計測データを複数人の計
測データとすることができる。従って、個々の計測対象
者ごとに装置を操作する必要がなく、1台のストップウ
ォッチで正確な計測を行うことができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、簡単な操作
で計測者全員を同一の計測データとすることができる。
このため、計測対象者全員がグループを形成して通過す
る場合には、操作が非常に簡便になるので使い勝手が向
上する。
【0048】請求項3記載の発明によれば、誤って計測
した計測データを本来の計測者に置き換えることができ
る。特に、複数の計測対象者がある場合はこのような誤
計測が起こり易く、簡単に修正・置換が可能なので正確
な計測タイムを得ることができる。なかでも時間計測終
了後の誤データ修正作業がなくなるので、データ集計が
非常に容易になり速やかに行うことができる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、誤って計測
した計測データを計測中に消去して、計測を無効にする
ことができる。このため、ただちに誤計測データを取り
消すことにより、次回以降の計測を速やかにかつ正しく
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストップウオッチ装置のブロック図で
ある。。
【図2】本発明のストップウオッチ装置の正面外観図で
ある。
【図3】本発明のストップウオッチ装置のRAM詳細図
(アドレス対応図)である。
【図4】本発明のストップウオッチ装置の計測処理のフ
ローチャートである。
【図5】本発明のストップウオッチ装置の置換処理のフ
ローチャートである。
【図6】本発明の実施例における表示の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
11・・・RAM 12・・・ROM 13・・・演算部 14・・・表示部 15・・・発振子 16・・・分周回路 17・・・計測スイッチ 18、23・・・キーボード 19・・・ワンチップマイクロコンピュータ 21・・・スタート・ラップ/スプリットスイッチ 22・・・ストップ/リセットスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタート・ストップ指令に基づいて時間
    情報を計測する時間計測手段と、時間計測が行われてい
    る際に任意の区間における時間を計測する経過計測手段
    と、前記経過計測手段で得られた計測タイムを格納する
    計測タイムメモリ手段と、前記経過計測手段で得られた
    計測タイムを複数の計測対象の同一計測タイムとする同
    一入力手段を有することを特徴とするストップウオッチ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記経過計測手段で得られた計測タイム
    を計測対象全員とする全員入力手段を有することを特徴
    とする請求項1記載のストップウオッチ装置。
  3. 【請求項3】 スタート・ストップ指令に基づいて時間
    情報を計測する時間計測手段と、時間計測が行われてい
    る際に任意の区間における時間を計測する経過計測手段
    と、前記経過計測手段で得られた計測タイムを格納する
    計測タイムメモリ手段と、前記計測タイムメモリ手段に
    格納された計測データを他の計測対象に置き換える置換
    手段を有することを特徴とするストップウオッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記計測タイムメモリ手段に格納された
    最新計測データを、時間計測中に消去する取消手段を有
    することを特徴とする請求項3記載のストップウオッチ
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025841A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Seiko Instruments Inc 電子時計および計測データ処理方法
US11080947B2 (en) 2015-12-22 2021-08-03 Blue Media Labs Gmbh Method for timing multiple entities, timekeeping device and timing application

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JP2014025841A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Seiko Instruments Inc 電子時計および計測データ処理方法
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