JP3136514U - 設定情報出力システム - Google Patents

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Abstract

【課題】制御手段で処理されたデータに基づいてイベント情報等の表示を行うことで、情報出力装置を用いたホール演出を行う。
【解決手段】表示を行う機種選択、台番入力を行うと共に出力手法を選択しておき、それを保存しておく。そして、ホール演出を行う時刻を設定しておき、その時刻になると、保存しておいた内容を読み込み、管理コンピュータ7からホール演出情報を各台基板2に出力することで、各台基板2もしくは追加基板3からそのホール演出情報を情報出力装置4に出力させ、ホール演出情報に応じた態様の表示を行わせる。これにより、情報出力装置4を通じて、イベント情報やオススメ台、新台案内等をユーザに提供できる。
【選択図】図1−a

Description

本考案は、パチンコホール店において情報出力装置を用いてイベント情報等のホールを演出するための情報の表示を行う設定情報出力システムに関するものである。
従来では、呼出ランプ、パトライトもしくは情報表示用のモニタ等によって構成される情報出力装置は、各遊技台(パチンコ台やスロットマシン)に備えられる各台基板から伝えられる入賞情報や大当り情報などの基本出力情報に基づいて、各遊技台の稼動状況等に応じた情報を出力するものとして使用されている。例えば、大当り情報に基づき、大当りしたことが情報出力装置に伝えられると、呼出ランプを点滅させることによりその旨の表示が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−212153号公報
しかしながら、従来では、情報出力装置を単に各遊技台の稼動状況等に応じた情報を出力するものとしてしか用いておらず、管理コンピュータ等の制御手段で処理されたデータに基づいてイベント情報等の表示を行うものはなく、ホール演出の為に使用することは無かった。
本考案は上記点に鑑みて、制御手段で処理されたデータに基づいてイベント情報等の表示を行うことで、情報出力装置を用いたホール演出を行うことができる設定情報出力システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案では、複数の遊技台(1)にそれぞれ対応して取り付けられ、情報の入出力を行う各台基板(2)と、ホール演出を行う機種選択および台番入力の少なくとも1つを行う第1手段(100)と、ホール演出の形態を設定する第2手段(110)と、第1手段(100)による機種選択や台番入力の内容および第2手段(110)よるホール演出の形態の設定の内容を保存する第3手段(120)と、ホール演出を行うか否かを判定する第4手段(200、210)と、ホール演出を行うときに、第3手段(120)に保存された内容を読み込み、該内容を示すホール演出情報を出力する第5手段(220、230)と、を有する制御手段(7)と、第5手段(220、230)にて出力されたホール演出情報に応じた態様により、ホール演出を行う情報出力装置(4)と、を備えていることを特徴としている。
このように、制御手段(7)では、第1手段(100)にてホール演出を行う機種選択および台番入力の少なくとも1つを行うと共に、第2手段(110)にてホール演出の形態を設定し、第3手段(120)にてそれらの設定内容を保存する。そして、第4手段(200、210)にてホール演出を行うと判定され、ホール演出を行うときに、第5手段(220、230)から保存内容を読み込み、それを示すホール演出情報を出力することで情報出力装置(4)にホール演出を行わせることができる。これにより、制御手段(7)で処理されたデータに基づいてイベント情報等の表示を行うことで、情報出力装置(4)を用いたホール演出を行うことが可能になる。
この場合、ホール演出を行う時刻を設定する出力タイマー設定を行う第6手段(130)を備え、第4手段(200、210)に、第6手段(130)にて設定された時刻になったか否かを判定する手段(210)を備えた構成とすることができる。このようにすれば、予め設定した時刻になったときにホール演出を行うことが可能となる。
また、第3手段(120)にて、機種選択や台番入力の内容および第2手段(110)よるホール演出の形態の設定の内容を複数種類のイベント毎に記憶させることもできる。このように、イベント毎に複数のホール演出を行うことが可能である。
また、第6手段(130)にて、ホール演出を行う時刻に加えて、該時刻に行うイベントを記憶することもできる。このようにすれば、予め設定した時刻になったときに、様々なイベントに対応するホール演出を行うことが可能となる。
例えば、このような情報出力装置(4)としては、呼出ランプ(4a)、パトライト(4b)および情報表示用のモニタ(4c)の少なくとも1つを挙げることができ、これらを用いてホール演出情報に応じて異なる態様による表示を行うことができる。
具体的には、第2手段(110)に、情報出力装置(4)にて継続的に点灯を保持するホール演出の設定を含めることができる。また、第2手段(110)に、情報出力装置(4)にて単発的に点灯を行うワンショットのホール演出の設定を含めることもできる。さらに、第2手段(110)に、台番入力された複数の遊技台(1)に対してホール演出を行う順番を設定するとことで、情報出力装置(4)に順番に従った点灯を行わせるリレーのホール演出の設定を含めることもできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1−aは、本実施形態にかかるパチンコ店における設定情報出力システムの全体構成を示した図であり、図1−bは、図1−aにおける後述する各台基板および追加基板の拡大図である。以下、この図に基づき本実施形態の設定情報出力システムの構成について説明する。
図1−aに示すように、設定情報出力システムは、遊技台1、各台基板2、追加基板3、情報出力装置4、島CPU5、中継サーバ6、管理コンピュータ(ホールコンピュータ)7を有して構成され、これらがLANを通じて接続された構成とされている。
遊技台1は、パチンコ遊技台1aやスロットマシン1bにて構成され、複数あり、パチンコホール内において機種別に並べられ、島と呼ばれる1列のグループ毎に設置されている。
遊技台1がパチンコ遊技台1aの場合、図示しないが、セーフ検出用センサ、アウト検出用センサ、デジタル回転検出用センサ、大当検出用センサ、確率変動(以下、確変という)検出用センサ等の各種センサが取り付けられている。また、例えば各パチンコ遊技台1aに隣接して図示しない貸玉機が配置されており、この貸玉機にて例えば現金による利用かCR券売機による利用かに応じて売上げに関する情報が集計されている。これら各センサの検出信号を入力情報、貸玉機で集計されている売上げに関する情報を売上情報とし、これら入力情報および売上情報を基本入力情報として、各遊技台1に備えられた各台基板2に入力されるようになっている。
一方、遊技台1がスロットマシン1bの場合にも、図示しないが、投入されたコイン枚数を検出するイン枚数センサ、払い出されたコイン枚数を検出するアウト枚数センサ、ローラ回転もしくはデジタル回転を検出する回転センサ、大当りを検出する大当りセンサ、確率変動(以下、確変という)を検出する確変センサ等の各種センサが取り付けられている。また、各スロットマシン1b毎もしくは1台おきに図示しない貸コイン機が配置されており、この貸コイン機にて売上げに関する情報が集計されている。これら各センサの検出信号を入力情報、貸コイン機で集計されている売上に関する情報を売上情報とし、これら入力情報および売上情報を基本入力情報として、各遊技台1に備えられた各台基板2に入力されるようになっている。
なお、遊技台1の基本情報に関しては後で説明するが、遊技台1の各種センサに関しては例えば特開平11−179038号公報等において公知のものであるため、ここでは説明を省略する。
各台基板2は、図1−bに示すように、入力情報および売上情報を含む基本入力情報を得て、基本入力情報を表した電気信号をそのまま又は決められた形式の電気信号に変換して島CPU5に出力すると共に、基本入力情報の一部をそのまま又は島CPU5から伝えられた各種情報を情報出力装置4に伝える周知のものである。各台基板2には、入力情報入力用や売上情報入力用の入力ポート、島CPU5に各種情報を出力したり島CPU5から各種情報を入力する入出力ポートに加え、情報出力装置4に情報を出力する出力ポートが備えられている。情報出力装置4に情報を出力する出力ポートは、情報出力装置4に伝える情報として予め決められている基本出力情報を出力する出力ポートと、ホール管理者等の設定に応じて決められる設定出力情報を出力する出力ポートがある。そして、これら各出力ポートから、基本出力情報として基本入力情報の一部をそのまま出力したり、設定出力情報として基本入力情報の一部をそのまま又は島CPU5から入力された情報を出力する。なお、基本出力情報や設定出力情報の詳細に関しては後で説明する。
追加基板3は、各台基板2の出力ポート数が決まっているため、各台基板2の出力ポート数を超えるデータを出力したい場合に必要に応じて備えられる。この追加基板3も、各台基板2を通じて基本入力情報や島CPU5から伝えられる情報を入力し、それらの情報の中からホール管理者等の設定に応じて決められる追加出力情報を出力ポートを通じて出力する。
情報出力装置4は、基本的には、各台基板2を通じて送られてくる基本出力情報や設定出力情報に基づいて警報等を行うものであるが、本実施形態では、この情報出力装置4に各台基板2もしくは追加基板3を通じてホール演出情報を伝え、情報出力装置4を用いてイベント情報やオススメ台、新台案内などのホール演出に関する情報(以下、ホール演出情報という)を表示することでホール演出を行う。例えば、情報出力装置4は、呼出ランプ4aやパトライト4b、モニタ4c等で構成された情報表示機のように基本的には視覚的に情報提供を行うものとされるが、さらに音声などによる聴覚的に情報提供を行う装置とされていても良い。例えば、呼出ランプ4aの点滅、パトライト4bの点灯、モニタ4cでの情報表示などを行うことで、情報出力装置4を通じてホール演出を行うことが可能となる。
島CPU5は、機種別に並べられた遊技台1の島ごとに備えられている制御装置である。この島CPU5は、基本的には、LANを通じて各台基板2に入力された基本入力情報そのもの若しくはその中から必要な情報を受け取り、受け取った情報を必要に応じて処理したのち中継サーバ6および管理コンピュータ7に送ったり、受け取った情報から各種回数等の累計(例えば、大当回数の所定時間毎の累計)を求め、所定周期毎もしくは管理コンピュータ7からの要求に応じて、中継サーバ6を通じてその累積結果を示す電気信号を管理コンピュータ7に伝える役割を果たす。さらに、本実施形態では、島CPU5は、管理コンピュータ7および中継サーバ6から伝えられるホール演出情報を各台基板2に伝える役割も果たす。
中継サーバ6は、CPU、RAM、ROMなどのメモリおよびI/Oなどを有する周知のマイクロコンピュータによって構成されている。この中継サーバ6は、LANを通じて各島CPU5より各種情報、例えば基本入力情報のうちの必要な情報や各種回数等の累計を示す電気信号を受け取り、電気信号が示す各種データの読み取りを行うと共に、各種データの内容を示す電気信号を管理コンピュータ7に出力する。
管理コンピュータ7は、遊技台データ管理部71や設定入力管理部72等を備えた構成とされている。
遊技台データ管理部71は、入力装置71aやCPU、RAM、ROMなどのメモリおよびI/Oを有する周知のマイクロコンピュータ71bとディスプレイ71cとを有して構成されている。遊技台データ管理部71は、マイクロコンピュータ71bにて、中継サーバ6から送られる電気信号に基づき、各台基板2および島CPU5を通じて送られてきた基本入力情報のうちの必要な情報や各種回数等の累計を示す電気信号を取得する。そして、受け取った情報から必要な内容の収集、例えば、各種回数等の累計を収集したり、各種演算等の情報処理を行うことにより、各遊技台1の稼動状況や各島ごとの売上げ状況、さらには店舗の売上状況などのデータをディスプレイ71cに表示する。そして、入力装置71aを通じて操作することにより、ディスプレイ71cの表示内容を切替え、各遊技台1の稼動状況を表示したり、各遊技台1の売上げや各島の売上げ、さらには店舗の売上げを表示したりする。
設定入力管理部72も、入力装置72aやCPU、RAM、ROMなどのメモリおよびI/Oを有する周知のマイクロコンピュータ72bとディスプレイ72cとを有して構成されている。設定入力管理部72では、マイクロコンピュータ72bに予め記憶しておいたプログラムに従ってディスプレイ72cにホール演出情報の入力のためのイベント設定入力画面が表示されるようにしてあり、入力装置72aを通じて、イベント設定入力画面において演出の仕方や演出の時間など各種条件入力を行うことでイベント設定を行い、それをマイクロコンピュータ72bのメモリに記憶する。そして、ホール演出情報の表示を行う時刻になると、設定入力管理部72からイベント設定の記憶内容に基づきホール演出情報を中継サーバ6や島CPU5を通じて各台基板2に伝え、さらに各台基板2から情報出力装置4にそのホール演出情報を送ることで、ホールの演出が行われるようになっている。
以上のようにして本実施形態の設定情報出力システムが構成されている。続いて、この設定情報出力システムによるホールの演出の詳細について説明するが、ホールの演出のためのイベント設定処理に先立ち、管理者の操作により、各台基板2の各ポートに対する情報の割り当てを行っているため、図2に示す情報の割り当てを示した図表を参照して、これについて先に説明する。
まず、各台基板2に対して、各台基板2の各ポートに対する基本入力情報の割り当てを行う。各遊技台1では、上述した各種センサの検出信号が示された入力情報や売上情報等を把握し、これらを基本入力情報として各台基板2に伝えるようになっている。各種センサの検出信号としては、図2に示すように、例えばパチンコ遊技台1aの場合、大当、確変、時短、セーフ、アウト、回転、入賞1〜3、セーフメータ、電波(不正な電波)、ドア(不正なドア開閉)など、スロットマシン1bの場合、BIG、REG、CT、OUT、IN、情報1、2、ホッパー、電波、ドアなど、パチンコ遊技台1aやスロットマシン1bに予め取り付けられたセンサや後付けのセンサからの入力情報があり、売上情報としては、売上1〜3、例えば現金による利用、CR券売機による利用、再プレイなどの利用形態毎の売上げを示す情報がある。
これら各遊技台1からの入力情報や売上情報は、電気信号として、図1−bに示すように、各台基板2の15個有る入力情報入力用の入力ポートや3個有る売上情報入力用の入力ポートを通じて入力されることになるが、各ポートを通じて入力される電気信号が何の入力情報もしくは売上情報を示しているかについて、各台基板2側では把握していない。このため、各入力情報や売上情報を示す電気信号がどのような情報を示しているのか各台基板2が把握できるように、各入力ポートに対して、入力情報および売上情報の種類と入力される電気信号の割り当て(対応付け)を行う。これにより、各入力ポートと入力情報1〜15もしくは売上1〜3との対応付け(例えば大当、確変などがどのポートに入力されるかという割り当て)が行われ、各電気信号が入力情報1〜15および売上1〜3のどれに該当するかというハード的な割り当てが行われる。
なお、図2中に示した予備1〜5は、機種によっては他のセンサが必要になることがあるため、予備用に割り当て使用される。
続いて、遊技台データ管理部71の入力装置71aを通じて、各台基板2から入力情報1〜15および売上1〜3として入力される各入力信号がどのような内容を示しているかのソフト的な対応付けを行う。また、各入力信号の長さなどの数値の入力、つまり設定入力管理部72においてON判定やOFF判定とする時間を決めることで、入力信号のハンチングに伴う誤判定を防止できるようにする。
次に、各台基板2や追加基板3に備えられた各出力ポートからどのような情報を出力させるかの割り当てを行う。例えば、図1−bに示したように、各台基板2に出力情報を伝えるポートは7ポート+7ポートの合計14ポートあり、追加基板3に出力情報を伝えるポートは7ポートあるが、それぞれのポートに対してどの情報を出力させるかを決めるすなわち、上述したように、各台基板2には基本入力情報が入力されていると共に、島CPU5から各種情報が入力されるようになっているため、基本入力情報や島CPU5から入力された各種情報の中から必要な情報を各台基板2および追加基板3を通じて出力することになる。このため、基本入力情報や島CPU5から入力された各種情報の中からどの情報を出力させるかを決めなければならない。
したがって、基本出力情報や設定出力情報さらには追加出力情報としてどのような情報を各台基板2もしくは追加基板3から出力させるかを設定すると共に、その情報をどのポートから出力するかの割り当てを行う。これにより、各台基板2に備えられた7ポート+7ポートの出力ポートから基本出力情報および設定出力情報が出力されるようにでき、追加基板3に備えられた7ポートから追加出力情報が出力されるようにできる。これにより、入力情報や売上情報を含む基本入力情報が取得されたときには、各台基板2に備えられた出力ポートを通じて基本入力情報から抽出された情報をそのまま基本出力情報として出力させ、各台基板2や追加基板3に備えられた出力ポートを通じて管理者の要求に応じて設定される設定出力情報や追加出力情報を出力させられる。そして、このとき割り当てられる設定出力情報もしくは追加出力情報の中に、島CPU5を通じて送られてきるホール演出情報も含めることができるため、各台基板2もしくは追加基板3を通じてホール演出情報を情報出力装置4に伝えることができ、情報出力装置4にてホール演出情報を表示することが可能となる。なお、図2中では、設定出力情報を出力する一つ目の出力ポート(もしくは追加出力情報を出力する一つ目の出力ポート)をホール演出情報の出力用とした場合を示してある。
このようにして各台基板2の各ポートに対する情報の割り当てが完了する。続いて、この設定情報出力システムによるホールの演出の詳細について説明する。
図3は、パチンコ店における管理者が情報出力装置4を用いてホールの演出を行うときのイベント設定の操作手順を示したフローチャートである。例えば、設定入力管理部72のディスプレイ72cで各種設定を選択する画面(図示せず)に表示されたイベント設定のボタンをクリックしたのち、図3に示される操作手順に従った操作が行われる。
まず、ステップ100では、機種選択・台番入力を行い、ステップ110では、出力設定として出力手法(出力形態)を選択する。これらステップ100および110について、図4を参照して説明する。
図4は、機種選択・台番入力の際に設定入力管理部72のディスプレイ72cで表示される設定画面の一例を示したものである。この図に示されるように、設定画面の上から順に機種選択ウィンドウ11、アドレス選択ウィンドウ12、点灯手法選択ウィンドウ13、個別設定ウィンドウ14、設定保存ウィンドウ15等が備えられている。
機種選択として機種選択ウィンドウ11の該当機種をクリックすると、個別設定ウィンドウ14に該当機種の名称(機種名)、台番等が表示される。そして、アドレス選択ウィンドウ12で一列・設定台番のいずれかを選択することで、個別設定ウィンドウ14に表示された台番すべて(一列)を設定するか、それとも特定の台番のみを設定するかを決める。そして、アドレス選択ウィンドウ12で一列を選択した場合には、すべての台番を選択したことになるため、すべての台番に対して点灯「する」が設定される。一方、設定台番を選択した場合には、個別設定ウィンドウ14に表示された複数の台番のうち点灯させたい台番に対して点灯「する」か否かの選択を個別に行う。この選択は、各台番の横の枠をクリックして「する」を入力することにより行われる。このようにして、機種選択・台番入力が行われる。なお、図4では、アドレス選択ウィンドウ12で一列を選択した場合を示してある。
続いて、出力方法を選択する。まず、点灯手法選択ウィンドウ13において、保持、ワンショット、リレーなどから1つ選択する。これにより、個別設定ウィンドウ14のうち先程点灯「する」が選択された台番の点灯手法の欄に選択された点灯手法の内容が記載される。例えば、図4に示すように、点灯手法選択ウィンドウ13で保持を選択した場合には、個別設定ウィンドウ14の点灯手法の欄に「保持」が記載される。
ここで、点灯手法として設定される保持、ワンショット、リレーに関して説明する。
保持とは、情報出力装置4に対してホール演出を継続的に続ける設定である。この保持が設定されると、ホール演出を行う際にONが継続するホール演出情報が出力される。
ワンショットとは、情報出力装置4に対してホール演出を短時間行わせる設定である。このワンショットが設定されると、ホール演出を行う際にONが一時的に立ち上がるホール演出情報が出力される。また、ワンショットを設定する際には、個別設定ウィンドウ14の点灯手法の右側の設定1の欄において単発点灯と連続点灯のいずれにするかを選択でき、さらに設定秒の欄において各点灯の点灯時間(点灯させる長さ)も選択できる。例えば、単発の場合には所望の回数(1〜複数回)を記入すると共に点灯時間を例えば10(秒)と記入することで、10秒間の点灯が設定された回数だけ単発的に行われるようにすることができる。
リレーとは、点灯「する」と選択した複数の情報出力装置4に対して順番にホール演出を行わせる設定である。このリレーが設定されると、ホール演出を行わせる順番に従って各情報出力装置4に向けてホール演出情報が出力される。また、リレーを設定する際には、個別設定ウィンドウ14の点灯手法の右側の設定1の欄において設定する順番を記入し、設定2の欄において点灯パターンを入力する。点灯パターンとしては、例えば、1.点滅、2.保持、3.保持→点滅→消灯のように予め設定しておいたパターンを備えることができ、数字を記入することでその設定を行うことができる。さらに、それに加えて、4.オプションなどのように管理者が自分で任意に設定できるパターンを備えることもできる。これにより、例えば、選択された複数の情報出力装置4を順番に点滅させたり、一定時間点灯を保持したのち消灯したり、一定時間点灯を保持したのち点滅させて消灯させるというホール演出が行われるようにすることができる。
このようにして、機種選択・台番入力および出力手法の選択が完了すると、ステップ120に進んで出力設定を保存する。具体的には、設定画面の下方に設定保存ウィンドウ15があるため、今回設定した内容をイベント1〜7のどのイベントとして記憶しておくかを選択する。そして、例えば図4に示したようにイベント1を選択したのち、設定画面の右上に備えられた更新ボタン16をクリックすることにより更新することができる。
続いて、ステップ130に進み、出力タイマー設定を行う。この出力タイマー設定について、図5を参照して説明する。
図5は、出力タイマー設定の際に設定入力管理部72のディスプレイ72cで表示される設定画面の一例を示したものである。この図に示されるように、設定画面には、入力欄21、22とイベント1〜7の選択欄23等が備えられている。
入力欄21、22は、ホール演出を行う開始時間と終了時間を入力する欄であり、選択欄23は入力欄21、22に入力された開始時間から終了時間の間にイベント1〜7のどのイベントをホール演出のために行うかを選択する欄である。これら各欄に必要事項を記入したのち、設定画面の下方の更新ボタン24をクリックすることにより、例えば図5に示したように、開店と同時にイベント1のホール演出が行われたり、11:00〜11:10にかけてイベント2のホール演出が行われたり、15:00〜15:30にかけてイベント3とイベント4のホール演出が行われたりするように、各ホール演出が行われる時刻の設定(タイマー設定)を行うことができる。
これにより、イベント設定の操作が完了する。このようなイベント設定が行われると、設定入力管理部72のマイクロコンピュータ72bがイベント設定で設定された内容に基づいてイベント出力処理を行う。図6は、イベント出力処理のフローチャートである。この処理は、マイクロコンピュータ72bにより所定の制御周期毎に実行される。
まず、ステップ200では、イベント出力指令が出されたか否かを判定する。イベント出力指令は、管理者がホールの演出を行うことを指令する際に出されるもので、上述した出力タイマー設定にて設定されたホール演出が行われる時刻に拘わらず、管理者の要求するタイミングで出される。例えば、設定入力管理部72のディスプレイ72cに表示される図示しない各種設定の画面に備えられたイベント1〜7の実行ボタンをクリックすることにより、入力装置72aを通じて管理者が適宜この指令を出せるようになっている。ここで否定判定された場合にはステップ210に進み、肯定判定された場合にはステップ220に進む。
ステップ210では、設定時間になったか否かを判定する。ここでいう設定時間は、上述したステップ130の出力タイマー設定において設定された開始時間から終了時間の間のことを意味しており、これらの間であれば肯定判定される。ここで肯定判定されれば、ステップ220に進み、否定判定された場合にはステップ200に戻る。
ステップ220では、イベント読み込み処理を行う。具体的には、イベント出力指令による実行されるのがイベント1〜7のいずれかであるか、もしくは、出力タイマー設定にて設定されたのがイベント1〜7のいずれであるかを判別し、上述したステップ120で保存しておいた内容を読み込む。その後、ステップ230に進み、ステップ220で読み込んだ内容、つまりイベント1〜7のイベント毎に対応したホール演出情報を出力する。これにより、ホール演出情報が管理コンピュータ7から中継サーバ6および島CPU5を通じて各台基板2に出力される。そして、各台基板2の出力ポートを通じて設定出力情報として、もしくは、各台基板2から追加基板3に伝えられたのち追加基板3の出力ポートを通じて追加出力情報としてホール演出情報が情報出力装置4に伝えられる。
このようにして、情報出力装置4にホール演出情報が伝えられ、情報出力装置4により、ホール演出情報に従った内容、つまりイベント1〜7として記憶された内容のホール演出を行うことが可能となる。例えば、予め出力タイマー設定にて予約しておいた時間にある機種の遊技台1の呼出ランプ4aを順番に点灯、点滅させたりするというホール演出を行える。
以上説明したように、本実施形態の設定情報出力システムによれば、管理コンピュータ7で処理されたデータに基づいてイベント情報等の表示を行うことで、情報出力装置4を用いたホール演出を行うことが可能になる。これにより、情報出力装置4を通じて、イベント情報やオススメ台、新台案内等をユーザに提供できる。また、機種選択・台番入力や出力方法の選択、出力タイマー設定により、ホール演出を管理コンピュータ7に様々な態様で設定することが可能となるため、情報出力装置4の形態や周辺環境に応じたホール演出を行うことが可能となる。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示したホール演出の内容は単なる一例を示したものであり、他のホール演出を設定することもできる。また、ホール演出の設定の仕方も一例を示しただけであり、上記実施形態で示したものに限るものではない。また、上記実施形態で各種設定に用いる画面や設定手法の例を示したが、これらも単なる一例であり、他の画面や設定手法を用いても構わない。
また、管理コンピュータ7を遊技台データ管理部71や設定入力管理部72の2つに分けた場合について説明したが、1つのコンピュータとされていても構わない。また、島CPU5、中継サーバ6や管理コンピュータ7の役割を記載したが、これらの役割を行う場所を特定するものではない。すなわち、本考案でいう管理手段および第1〜第3手段は、島CPU5、中継サーバ6や管理コンピュータ7のいずれかにおいて、その役割を果たす箇所が備えられていれば良い。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。
本実施形態にかかるパチンコ店における設定情報出力システムの全体構成を示した図である。 図1−aにおける各台基板および追加基板の拡大図である。 各台基板および追加基板の各ポートに対応する情報の割り当てを示した図表である。 イベント設定の操作手順を示したフローチャートである。 機種選択・台番入力の際に設定入力管理部のディスプレイで表示される設定画面の一例を示した図である。 出力タイマー設定の際に設定入力管理部のディスプレイで表示される設定画面の一例を示した図である。 イベント出力処理のフローチャートである。
符号の説明
1…遊技台、1a…パチンコ遊技台、1b…スロットマシン、2…各台基板、3…追加基板、4…情報出力装置、4a…呼出ランプ、4b…パトライト、4c…モニタ、 5…島CPU、6…中継サーバ、7…管理コンピュータ、71…遊技台データ管理部、71a…入力装置、71b…マイクロコンピュータ、71c…ディスプレイ、72…設定入力管理部、72a…入力装置、72b…マイクロコンピュータ、72c…ディスプレイ

Claims (8)

  1. 複数の遊技台(1)にそれぞれ対応して取り付けられ、情報の入出力を行う各台基板(2)と、
    ホール演出を行う機種選択および台番入力の少なくとも1つを行う第1手段(100)と、前記ホール演出の形態を設定する第2手段(110)と、前記第1手段(100)による機種選択や台番入力の内容および前記第2手段(110)よるホール演出の形態の設定の内容を保存する第3手段(120)と、前記ホール演出を行うか否かを判定する第4手段(200、210)と、前記ホール演出を行うときに、前記第3手段(120)に保存された内容を読み込み、該内容を示すホール演出情報を出力する第5手段(220、230)と、を有する制御手段(7)と、
    前記第5手段(220、230)にて出力された前記ホール演出情報に応じた態様により、前記ホール演出を行う情報出力装置(4)と、を備えていることを特徴とする設定情報出力システム。
  2. 前記ホール演出を行う時刻を設定する出力タイマー設定を行う第6手段(130)を有し、
    前記第4手段(200、210)は、前記第6手段(130)にて設定された時刻になったか否かを判定する手段(210)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の設定情報出力システム。
  3. 前記第3手段(120)は、前記機種選択や前記台番入力の内容および前記第2手段(110)よる前記ホール演出の形態の設定の内容を複数種類のイベント毎に記憶していることを特徴とする請求項2に記載の設定情報出力システム。
  4. 前記第6手段(130)は、前記ホール演出を行う時刻に加えて、該時刻に行う前記イベントを記憶していることを特徴とする請求項3に記載の設定情報出力システム。
  5. 前記情報出力装置(4)は、呼出ランプ(4a)、パトライト(4b)および情報表示用のモニタ(4c)の少なくとも1つを有し、前記ホール演出情報に応じて異なる態様による表示を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の設定情報出力システム。
  6. 前記第2手段(110)は、前記情報出力装置(4)にて継続的に点灯を保持するホール演出の設定を含むことを特徴とする請求項5に記載の設定情報出力システム。
  7. 前記第2手段(110)は、前記情報出力装置(4)にて単発的に点灯を行うワンショットのホール演出の設定を含むことを特徴とする請求項5または6に記載の設定情報出力システム。
  8. 前記第2手段(110)は、台番入力された前記複数の遊技台(1)に対してホール演出を行う順番を設定するとことで、前記情報出力装置(4)に順番に従った点灯を行わせるリレーのホール演出の設定を含むことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載の設定情報出力システム。
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