JPH0881453A - エポキシシクロヘキサン誘導体及び植物生長調節剤 - Google Patents

エポキシシクロヘキサン誘導体及び植物生長調節剤

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JPH0881453A
JPH0881453A JP6244863A JP24486394A JPH0881453A JP H0881453 A JPH0881453 A JP H0881453A JP 6244863 A JP6244863 A JP 6244863A JP 24486394 A JP24486394 A JP 24486394A JP H0881453 A JPH0881453 A JP H0881453A
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JP
Japan
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plant growth
group
growth regulator
compound
formula
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JP6244863A
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English (en)
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Kunikazu Sakai
邦和 酒井
Yasuo Kamuro
泰雄 禿
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BARU KIKAKU KK
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
BARU KIKAKU KK
Sagami Chemical Research Institute
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規で高活性のアブシジン様生理作用を示
す物質及びそれを有効成分とする植物生長調節剤を提供
すること。 【構成】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基
もしくは炭素数3〜6のシクロアルキル基であり、R2
とR3は、独立に低級アルキル基であるか、又は一体と
なってアルキル基で置換されていてもよいポリメチレン
基である。)で表されるエポキシシクロヘキサン誘導体
を有効成分とする植物生長調節剤。 【効果】 上記のエポキシシクロヘキサン誘導体は、ア
ブシジン酸と同等もしくはそれ以上の強い植物生長調節
作用、例えば植物生育促進作用、発芽促進作用、蒸散萎
凋防止作用を示し、植物生長調節剤、植物生育促進剤、
発芽生育促進剤、蒸散萎凋防止剤、耐寒性増強剤、及び
植物肥大成熟促進剤等として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アブシジン酸様の生理
作用を有する、新規なエポキシシクロヘキサン誘導体及
び植物生長調節剤に関する。
【0002】
【従来の技術】アブシジン酸は、オーキシン、ジベレリ
ン、カイニン、エチレンなどと同じく植物ホルモンの一
つである。アブシジン酸は1963年に発見されて以
来、その生理作用として、離層形成、休眠誘導、発芽抑
制、開花抑制、抽苔抑制、蒸散抑制、老化促進、耐寒性
増強などのストレス耐性などの作用が知られている。ア
ブシジン酸は、このように、一般に成長抑制作用を示す
とされているが、他の植物ホルモンと同様に、濃度によ
っては、促進効果と抑制効果の両面を示すことが最近見
いだされており、例えば、低濃度で、生育を促進し、収
量を増大させることが報告されている(中堀ら、平成3
年青森農試報告、1992年)。その他、果実の肥大成
熟促進(特開平4−264005、4−264006、
4−264007)、花又は幼果の落下防止(特開平5
−139911)、作物の生長促進(特開平5−178
705)、あるいは開花促進(特開平5−18630
3)などの用途が知られている。
【0003】しかしながら、アブシジン酸は、高価であ
ることと、光学異性体のうち天然型がより強い活性を示
すことから実用化に至っていないのが現状である。近
年、天然型のアブシジン酸をボトリチス属の菌を培養し
て得る方法が開発されているが、未だ満足すべき方法と
はいい難い(特開昭63−296696、63−296
697、特開平2−60590)。また、有機化学的に
合成する方法もいくつか報告されているが、工程数の多
さ、コスト、立体選択性などの点で、なお解決されるべ
き点は多い(Helv. Chim. Acta, 71, 931 (1988); J. O
rg. Chem., 54, 681 (1989); 特開平3−18496
6)。
【0004】なお、本発明の植物生長調節剤に係る化合
物のうち、遊離カルボン酸及びメチルエステル体は、ア
ブシジン酸を有機化学的に合成する際の中間体として上
記文献中に記載されているが、アブシジン酸様の生理作
用を示すことは全く開示されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、新規
で高活性のアブシジン酸様生理作用を示す物質及びそれ
を有効成分とする植物生長調節剤を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は鋭意研究し
た結果、特定のエポキシシクロヘキサン誘導体が優れた
アブシジン酸様の生理作用を示すことを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は下記一般式(1)
【0008】
【化3】
【0009】(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜6
のアルキル基もしくは炭素数3〜6のシクロアルキル基
であり、R2とR3は、独立に低級アルキル基であるか、
又は一体となってアルキル基で置換されていてもよいポ
リメチレン基である。)で表されるエポキシシクロヘキ
サン誘導体を有効成分とする植物生長調節剤、とくに植
物生育促進剤、発芽生育促進剤、蒸散萎凋防止剤、耐寒
性増強剤、及び果実、根、茎、球根の肥大成長調節剤を
提供する。さらに本発明は、下記一般式(2)
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1'は炭素数2〜6のアルキル基
もしくは炭素数3〜6のシクロアルキル基を表し、R2
とR3は、独立に低級アルキル基を表すか、又は一体と
なってアルキル基で置換されていてもよいポリメチレン
基を表す。)で表されるエポキシシクロヘキサン誘導体
を提供する。
【0012】前記一般式(1)中、R1で表される炭素
数1〜6のアルキル基としては、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル
基、s−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、イソペ
ンチル基、ヘキシル基、s−ヘキシル基等が挙げられ
る。これらのうち、生理作用の点で、炭素数が2〜4の
ものが好ましく、とくにプロピル基とイソプロピル基が
好ましい。
【0013】また前記一般式(2)中、R1'で表される
炭素数2〜6のアルキル基としては、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、s−
ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル
基、ヘキシル基、s−ヘキシル基等が挙げられる。これ
らのうち、とくにプロピル基とイソプロピル基が生理作
用が強い点で好ましい。
【0014】前記一般式(1)及び(2)中、R1及び
1'で表される炭素数3〜6のシクロアルキル基として
は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基が挙げられる。
【0015】前記一般式(1)及び(2)中、R2、R3
で表される低級アルキル基としては炭素数1〜4の直鎖
状のアルキル基が好ましく、具体的にはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基が挙げられる。アルキル基
で置換されていてもよいポリメチレン基としてはエチレ
ン基、プロピレン基、トリメチレン基等が挙げられる。
これらのうち、とくにエチレン基が活性が高く、合成が
容易な点で好ましい。
【0016】本発明の前記一般式(1)又は(2)で表
されるエポキシシクロヘキサン誘導体は、一般に以下の
ようにして得られる。
【0017】
【化5】
【0018】(式中、R1'、R2、R3は前記と同じであ
る。)
【0019】原料であるエポキシシクロヘキサンカルバ
ルデヒド(3)は、文献記載の方法で合成することがで
きる(Helv. Chim. Acta, 71, 931 (1988))。また、
(3)から(1a)で表されるカルボン酸への変換は、
特開平3−184966号公報に記載の方法に従って行
うことができる。上記一般式(2)で表される本発明の
化合物は、例えばカルボジイミド等の縮合剤の存在下対
応するアルコールと反応させる方法等を用いて、(1
a)で表されるカルボン酸をエステル化することにより
得ることができる。一般式(1)において、R1がメチ
ル基である化合物(1b)は、(1a)にジアゾメタン
を作用させることにより合成しうることが特開平3−1
84966号公報に記載されている。しかしながら、こ
の方法は、メチルエステルの合成に限られ、他のエステ
ルの合成に適用できない。
【0020】本発明の植物生長調節剤は、エポキシシク
ロヘキサン誘導体を慣用の担体、希釈剤等と混合して、
例えば粉剤、乳化剤、水和剤、粒剤等の剤形で、植物又
は植物種子を撒いた地面に適用することができる。ま
た、公知の植物生長調節剤、除草剤、殺菌剤、殺虫剤等
と混和して用いることもできる。さらに、展着剤、乳化
剤、湿潤剤、分散剤、固着剤、崩壊剤等の補助剤を含有
させてもよい。これらの担体、希釈剤、補助剤等の使用
にあたっては、植物生長調節作用がもっとも効果的とな
るものを選択して使用することが好ましい。
【0021】適用対象となる植物としては、特に限定さ
れないが、例えば、ホウレンソウ、ハクサイ、キュウ
リ、ナス、シソ、キャベツ、シュンギク、ネギ、タマネ
ギなどの野菜類、ダイコン、サツマイモ、ビート、ジャ
ガイモなどの根菜類、コメ、ムギ、トウモロコシなどの
穀類、ダイズ、アズキ、ピーナッツなどの豆類、サトウ
キビや、アサなどの徳用作物、ブドウ、ミカン、カキ、
リンゴ、トマト、メロン、ナシ、イチゴ、モモ、バナ
ナ、パイナップル、コーヒーなどの果実類、ゴム、フェ
ニックス、ベンジャミンなどの観葉植物、キク、カーネ
ーション、バラ、キキョウ、ユリ、チューリップなどの
花卉類などを挙げることができる。
【0022】以下、実施例及び試験例により更に詳細に
説明するが、本発明はそれらに限定されるものではな
い。
【0023】
【実施例】
実施例1. (2b)の合成
【0024】
【化6】
【0025】4,4−エチレンジオキシ−1−{4−
(ヒドロキシカルボニル)−1−ヒドロキシ−3−メチ
ル−3−ブテン−1−イル}−1,2−オキソ−2,
6,6−トリメチルシクロヘキサン(1a)(特開平3
−184966の実施例2と同様に行って得た生成物)
308mg(1.00mmol)とプロピルアルコール
180mg(224μL、3.00mmol)の乾燥ジ
クロロメタン(1.5mL)溶液中にp−ジメチルアミ
ノピリジン(DMAP)98mg(0.80mmol)
を加え、氷冷下にアルゴンガスを吹き込んだのち、アル
ゴン雰囲気下に密栓した。氷冷攪拌下にジシクロヘキシ
ルカルボジイミド227mg(1.10mmol)のジ
クロロメタン(10mL)溶液を5分間で加え、そのま
ま15分間、さらに室温で3時間攪拌を続けた。大量の
白色沈殿が生じた反応液にさらにジエチルエーテル10
mLを加え、沈殿を濾別して除いた。さらにジエチルエ
ーテルを加え、2M塩酸−飽和塩化ナトリウム水溶液、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、ついで飽和塩化ナトリ
ウム水溶液で洗浄し、ジエチルエーテル層を分液して無
水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を留去したのち、
粗生成油状物385mgをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ワコーゲルC−200(商品名)16g;
ヘキサン:酢酸エチル=4:1)により精製し、無色油
状物質として、4,4−エチレンジオキシ−1−{4−
(プロポキシカルボニル)−3−メチル−1,3−ブタ
ジエン−1−イル}−1,2−オキソ−2,6,6−ト
リメチルシクロヘキサン(2b)296mg(収率84
%)を得た。
【0026】1H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 0.96(3H,t,J=7.
4), 1.00(3H,s), 1.22(3H,s), 1.25(3H,s), 1.34(1H,d
d,J=2.1, 13.6), 1.68 (2H,dd,J=6.7,7.4), 1.74(1H,d,
J=13.6),2.01(3H,d,J=1.3), 2.04(1H,dd,J=2.1,15.7),
2.28(1H,d,J=15.7), 3.81〜3.97(4H,m), 4.07(2H,d,J=
6.7), 5.71(1H,brs), 6.27(1H,dd,J=0.6,16.1), 7.62(1
H,dd,J=0.7,16.1). LRMS m/z: 350(M+), 291(M+-C3H7O), 264(M+-C4H6O2). HRMS m/z: C20H30O5としての計算値 350.2092; 実測値
350.2103. [α]D 20 = 10.22(c 1.8, CHCl3).
【0027】実施例2. (2a)の合成
【0028】
【化7】
【0029】プロピルアルコールの代わりにエチルアル
コール138mg(3.00mmol)を用いた以外は
実施例1と同様に行って、4,4−エチレンジオキシ−
1−{4−(エトキシカルボニル)−3−メチル−1,
3−ブタジエン−1−イル}−1,2−オキソ−2,
6,6−トリメチルシクロヘキサン(2a)264mg
(収率78.5%)を得た。
【0030】1H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 1.00(3H,s), 1.2
2(3H,s), 1.25(3H,s), 1,38(3H,t,J=7.1), 1.34(1H,dd,
J=2.1, 13.7), 1.75(1H,d,J=13.7), 2.01(3H,d,J=1.3),
2.05(1H,dd,J=2.1,15.7), 2.28(1H,d,J=15.7), 3.82〜
3.96(4H,m), 4.17(2H,q,J=7.1), 5.70(1H,brs), 6.27(1
H,dd,J=0.6,16.0), 7.63(1H,dd,J=0.8,16.0). LRMS m/z: 336(M+). HRMS m/z: C19H28O5としての計算値 336.1935; 実測値
336.1913.
【0031】実施例3. (2c)の合成
【0032】
【化8】
【0033】プロピルアルコールの代わりにイソプロピ
ルアルコール180mg(230μL)を用いた以外は
実施例1と同様に行って、4,4−エチレンジオキシ−
1−{4−(イソプロポキシカルボニル)−3−メチル
−1,3−ブタジエン−1−イル}−1,2−オキソ−
2,6,6−トリメチルシクロヘキサン(2c)282
mg(収率81%)を得た。
【0034】1H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 1.00(3H,s), 1.2
2(3H,s), 1.25(3H,s), 1,26(6H,d,J=6.3), 1.34(1H,dd,
J=2.1, 13.7), 1.74(1H,d,J=13.7), 2.00(3H,d,J=1.3),
2.04(1H,dd,J=2.1,15.8), 2.28(1H,d,J=15.8), 3.81〜
3.94(4H,m), 5.06(1H,sept,J=6.3), 5.68(1H,brs), 6.2
6(1H,dd,J=0.6,16.1), 7.61(1H,dd,J=0.7,16.1). LRMS m/z: 350(M+), 291(M+-C3H7O), 264(M+-C4H6O2). HRMS m/z: C20H30O5としての計算値 350.2091; 実測値
350.2087. [α]D 20 = 13.00(c 1.8, CHCl3).
【0035】実施例4. (2d)の合成
【0036】
【化9】
【0037】プロピルアルコールの代わりにブチルアル
コール227mg(3.00mmol)を用いた以外は
実施例1と同様に行って、4,4−エチレンジオキシ−
1−{4−(ブトキシカルボニル)−3−メチル−1,
3−ブタジエン−1−イル}−1,2−オキソ−2,
6,6−トリメチルシクロヘキサン(2d)306mg
(収率84%)を得た。
【0038】1H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 0.94(3H,t,J=7.
4), 1.00(3H,s), 1.22(3H,s), 1.25(3H,s), 1.34(1H,d
d,J=2.1, 13.7), 1.40(2H,tq,J=7.4,7.4), 1.64(2H,tt,
J=6.7,7.4), 1.74(1H,d,J=13.7), 2.01(3H,d,J=1.2),
2.04(1H,dd,J=2.1,15.7), 2.28(1H,d,J=15.7), 3.82〜
3.96(4H,m), 4.12(2H,t,J=6.7), 5.70(1H,brs), 6.27(1
H,dd,J=0.5,16.0), 7.63(1H,dd,J=0.7,16.0). LRMS m/z: 364(M+). HRMS m/z: C21H32O5としての計算値 364.2247; 実測値
364.2253.
【0039】実施例5. (2e)の合成
【0040】
【化10】
【0041】プロピルアルコールの代わりにシクロペン
チルアルコール258mg(3.00mmol)を用い
た以外は実施例1と同様に行って、4,4−エチレンジ
オキシ−1−{4−(シクロペンチルオキシカルボニ
ル)−3−メチル−1,3−ブタジエン−1−イル}−
1,2−オキソ−2,6,6−トリメチルシクロヘキサ
ン(2e)312mg(収率83%)を得た。
【0042】1H-NMR(CDCl3) δ(ppm): 0.96(3H,s), 1.2
1(3H,s), 1.25(3H,s), 1.34(1H,dd,J=2.1, 13.7), 1.55
〜1.63(m), 1.68〜1.79(m), 1.74(1H,d,J=13.7), 1.81
〜1.93(m), 2.00(3H,d,J=1.2), 2.04(1H,dd,J=2.1,15.
7), 2.27(1H,d,J=15.7), 3.82〜3.96(4H,m), 5.22(1H,
m), 5.67(1H,brs), 6.26(1H,dd,J=0.6,16.0), 7.60(1H,
dd,J=0.6,16.0). LRMS m/z: 376(M+). HRMS m/z: C22H32O5としての計算値 376.2247; 実測値
376.2226.
【0043】試験例1. 蒸散抑制及び生育促進作用の
評価 マングビーン種子をバーミキュライトに撒き、22℃、
連続蛍光灯照明下で育てた。各被験化合物ごとに、子葉
展開日(上胚軸長2cm)に、処理液を子葉と上胚軸の
部分が均一に濡れるように散布した。処理液は、被験化
合物を少量のエトール(Etoll)に溶解し、所定濃
度となるように水で希釈して調製した。この芽生え7本
づつを、液肥(ハイポネックス)を添加した100mL
の水を入れたコルベンにて、上記と同様に育てた。上胚
軸の伸長生長がほぼ終了する、処理4日後に、各処理区
の蒸散量(コルベン中の水量の減少量)、平均生体重を
測定し、無処理区対比値(%)を算出した。結果を表1
及び表2に示す。
【0044】
【表1】 *無処理を100としたときの百分率
【0045】
【表2】 *無処理を100としたときの百分率
【0046】以上の結果から明らかなように、本発明に
係る化合物は天然型アブシジン酸とほぼ同等もしくはそ
れ以上の活性を示した。とくに、化合物(2b)および
(2c)は天然アブシジン酸の10倍以上の活性を示し
た。
【0047】試験例2. 種子発芽生育促進作用の評価
(1) イネ籾(品種:日本晴)を15℃の水に1日浸漬したの
ち、被験化合物の所定濃度の水溶液に24時間浸漬処理
した。この種子を、バーミキュライトを詰めたポット
(径10cm)に15粒づつ撒いて、気温20〜21
℃、連続15,000ルックスの人工気象室内で育て
た。この間、適宜、液肥(ハイポネックス)を与えた。
4葉期に、各ポットから生育の良い10個体づつ(各試
験区2ポット、計20個体)を取り、根部を含む平均個
体重を測定し、無処理対比値を算出した。結果を表3に
示す。
【0048】
【表3】 *無処理を100としたときの百分率
【0049】以上の結果から明らかなように、本発明に
係る化合物は天然型アブシジン酸とほぼ同等もしくはそ
れ以上の活性を示した。
【0050】試験例3. 種子発芽生育促進作用の評価
(2) ニンジン種子(品種:向陽2号)を、被験化合物の所定
濃度のエタノール−水(50:50)溶液に瞬時浸漬処
理した。処理後直ちに風乾し、翌日、処理種子を、夜温
13℃以上のビニールハウス内に播種して栽培した。播
種60日後の平均根茎部重量を測定し、各区の無処理区
対比値(%)を算出した。結果を表4に示す。
【0051】
【表4】 *無処理を100としたときの百分率
【0052】以上の結果から明らかなように、本発明に
係る化合物は天然型アブシジン酸とほぼ同等もしくはそ
れ以上の活性を示した。
【0053】試験例4. 果実肥大成熟促進作用の評価 露地栽培の20年生の巨峰を用い、着色開始時期に本発
明の化合物(2b)あるいは天然型アブシジン酸で処理
した。処理は、被験化合物を80%エタノール溶液にて
所定濃度とし、果房ごとに5mLづつ散布することによ
り行った。散布日から17日後に、一斉に収穫して、果
実の品質を調査した。結果を表5に示す。
【0054】
【表5】 *無処理を100としたときの百分率
【0055】以上の結果、本発明に係る化合物(2c)
は50ppmで天然型アブシジン酸と同等の効果を示
し、従って後者に対し5倍程度の活性を有することが明
らかとなった。なお、300ppmでの効果が劣るの
は、作用が強すぎた結果と考えられる。
【0056】試験例5. 根部肥大成長促進作用の評価 二十日大根を圃場栽培し、根部肥大開始時期に被験化合
物を散布処理した。散布液は次のように調整した。キシ
ロール60部、イソホロン20部、界面活性剤20部か
らなる溶剤95重量部と、被験化合物5重量部とを混合
して乳剤処方とした。これを所定濃度となるように水で
希釈した。水希釈液を、10アールあたり100リット
ル相当量散布処理した。散布15日後に、各区の平均根
部重量を測定し、無処理区対比値(%)を算出した。結
果を表6に示す。
【0057】
【表6】 *無処理を100としたときの百分率
【0058】以上の結果から明らかなように、本発明に
係る化合物は天然型アブシジン酸と同等もしくはそれ以
上の活性を示した。
【0059】試験例6. 耐寒性増強作用の評価 150−200枚の葉をつけた、温室内栽培の鉢植えの
ベンジャミンに、被験化合物を散布処理した。散布液は
次のように調整した。キシロール60部、イソホロン2
0部、界面活性剤20部からなる溶剤95重量部と、被
験化合物5重量部とを混合して乳剤処方とした。これを
所定濃度となるように水で希釈した。散布にあたって
は、葉の全面が均一に濡れるように散布した。。散布翌
日(11月上旬)から、屋外の自然温度条件下におい
た。25日後の落葉率を測定した。結果を表7に示す。
【0060】
【表7】
【0061】以上の結果から明らかなように、本発明に
係る化合物は天然型アブシジン酸とほぼ同等もしくはそ
れ以上の低温障害による落葉防止活性を示した。
【0062】
【発明の効果】本発明のエポキシシクロヘキサン誘導体
は、アブシジン酸と同等もしくはそれ以上の強い植物生
長調節作用、例えば植物生育促進作用、発芽促進作用、
蒸散萎凋防止剤作用、耐寒性増強(低温障害防止)作
用、及び植物肥大成熟促進作用を示し、植物生長調節
剤、植物生育促進剤、発芽生育促進剤、蒸散萎凋防止
剤、耐寒性増強剤、及び果実、根、茎、球根の肥大成長
調節剤として有用である。また、アブシジン酸において
知られている、幼果落果調節剤、抽苔抑制剤、花卉の切
花保存剤、開花抑制剤等の植物生長調節剤などとしても
有用である。その他、ビール醸造における品質向上や、
コスト低下などの醸造への応用も考えられる。なお本発
明に係る化合物は、容易に合成し得るので必要に応じ、
大量に供給できる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】適用対象となる植物としては、特に限定さ
れないが、例えば、ホウレンソウ、ハクサイ、キュウ
リ、ナス、シソ、キャベツ、シュンギク、ネギ、タマネ
ギなどの野菜類、ダイコン、サツマイモ、ビート、ジャ
ガイモなどの根菜類、コメ、ムギ、トウモロコシなどの
穀類、ダイズ、アズキ、ピーナッツなどの豆類、サトウ
キビや、アサなどの用作物、ブドウ、ミカン、カキ、
リンゴ、トマト、メロン、ナシ、イチゴ、モモ、バナ
ナ、パイナップル、コーヒーなどの果実類、ゴム、フェ
ニックス、ベンジャミンなどの観葉植物、キク、カーネ
ーション、バラ、キキョウ、ユリ、チューリップなどの
花卉類などを挙げることができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜6
のアルキル基もしくは炭素数3〜6のシクロアルキル基
であり、R2とR3は、独立に低級アルキル基であるか、
又は一体となってアルキル基で置換されていてもよいポ
リメチレン基である。)で表されるエポキシシクロヘキ
サン誘導体を有効成分とする植物生長調節剤、とくに植
物生育促進剤、発芽生育促進剤、蒸散萎凋防止剤、耐寒
性増強剤、及び果実、根、茎、球根の肥大成長促進剤を
提供する。さらに本発明は、下記一般式(2)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】4,4−エチレンジオキシ−1−{4−
(ヒドロキシカルボニル)−3−メチル−1,3−ブタ
ジエン−1−イル}−1,2−オキソ−2,6,6−ト
リメチルシクロヘキサン(1a)(特開平3−1849
66の実施例2と同様に行って得た生成物)308mg
(1.00mmol)とプロピルアルコール180mg
(224μL、3.00mmol)の乾燥ジクロロメタ
ン(1.5mL)溶液中にp−ジメチルアミノピリジン
(DMAP)98mg(0.80mmol)を加え、氷
冷下にアルゴンガスを吹き込んだのち、アルゴン雰囲気
下に密栓した。氷冷攪拌下にジシクロヘキシルカルボジ
イミド227mg(1.10mmol)のジクロロメタ
ン(10mL)溶液を5分間で加え、そのまま15分
間、さらに室温で3時間攪拌を続けた。大量の白色沈殿
が生じた反応液にさらにジエチルエーテル10mLを加
え、沈殿を濾別して除いた。さらにジエチルエーテルを
加え、2M塩酸−飽和塩化ナトリウム水溶液、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、ついで飽和塩化ナトリウム水溶
液で洗浄し、ジエチルエーテル層を分液して無水硫酸ナ
トリウム上で乾燥した。溶媒を留去したのち、粗生成油
状物385mgをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ワコーゲルC−200(商品名)16g; ヘキサ
ン:酢酸エチル=4:1)により精製し、無色油状物質
として、4,4−エチレンジオキシ−1−{4−(プロ
ポキシカルボニル)−3−メチル−1,3−ブタジエン
−1−イル}−1,2−オキソ−2,6,6−トリメチ
ルシクロヘキサン(2b)296mg(収率84%)を
得た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】試験例4. 果実肥大成熟促進作用の評価 露地栽培の20年生の巨峰を用い、着色開始時期に本発
明の化合物(2)あるいは天然型アブシジン酸で処理
した。処理は、被験化合物を80%エタノール溶液にて
所定濃度とし、果房ごとに5mLづつ散布することによ
り行った。散布日から17日後に、一斉に収穫して、果
実の品質を調査した。結果を表5に示す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】以上の結果、本発明に係る化合物(2c)
は50ppmで天然型アブシジン酸300ppmほぼ
同等の効果を示し、従って後者に対し5倍程度の活性を
有することが明らかとなった。なお、300ppmでの
効果が劣るのは、作用が強すぎた結果と考えられる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】
【発明の効果】本発明のエポキシシクロヘキサン誘導体
は、アブシジン酸と同等もしくはそれ以上の強い植物生
長調節作用、例えば植物生育促進作用、発芽生育促進作
用、蒸散萎凋防止作用、耐寒性増強(低温障害防止)作
用、及び植物肥大成熟促進作用を示し、植物生長調節
剤、例えば植物生育促進剤、発芽生育促進剤、蒸散萎凋
防止剤、耐寒性増強剤、及び果実、根、茎、球根の肥大
成長調節剤として有用である。また、アブシジン酸にお
いて知られている、幼果落果調節剤、抽苔抑制剤、花卉
の切花保存剤、開花抑制剤等の植物生長調節剤などとし
ても有用である。その他、ビール醸造における品質向上
や、コスト低下などの醸造への応用も考えられる。なお
本発明に係る化合物は、容易に合成し得るので必要に応
じ、大量に供給できる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基
    もしくは炭素数3〜6のシクロアルキル基であり、R2
    とR3は、独立に低級アルキル基であるか、又は一体と
    なってアルキル基で置換されていてもよいポリメチレン
    基である。)で表されるエポキシシクロヘキサン誘導体
    を有効成分とする植物生長調節剤。
  2. 【請求項2】 R1がプロピル基又はイソプロピル基で
    あり、R2とR3が一体となってエチレン基であるエポキ
    シシクロヘキサン誘導体を有効成分とする、請求項1記
    載の植物生長調節剤。
  3. 【請求項3】 植物生長調節剤が植物生育促進剤であ
    る、請求項1又は2記載の植物生長調節剤。
  4. 【請求項4】 植物生長調節剤が発芽生育促進剤であ
    る、請求項1又は2記載の植物生長調節剤。
  5. 【請求項5】 植物生長調節剤が蒸散萎凋防止剤であ
    る、請求項1又は2記載の植物生長調節剤。
  6. 【請求項6】 植物生長調節剤が耐寒性増強剤である、
    請求項1又は2記載の植物生長調節剤。
  7. 【請求項7】 植物生長調節剤が果実、根、茎、もしく
    は球根の肥大成長促進剤である、請求項1又は2記載の
    植物生長調節剤。
  8. 【請求項8】 下記一般式(2) 【化2】 (式中、R1'は炭素数2〜6のアルキル基もしくは炭素
    数3〜6のシクロアルキル基を表し、R2とR3は、独立
    に低級アルキル基を表すか、又は一体となってアルキル
    基で置換されていてもよいポリメチレン基を表す。)で
    表されるエポキシシクロヘキサン誘導体。
  9. 【請求項9】 R1'がプロピル基又はイソプロピル基を
    表す、請求項7記載のエポキシシクロヘキサン誘導体。
JP6244863A 1994-09-14 1994-09-14 エポキシシクロヘキサン誘導体及び植物生長調節剤 Pending JPH0881453A (ja)

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US08/809,051 US5801123A (en) 1994-09-14 1995-09-13 Epoxycyclohexane derivative and plant growth regulator
AU34845/95A AU3484595A (en) 1994-09-14 1995-09-13 Epoxycyclohexane derivative and plant growth regulator
CN95196087A CN1174552A (zh) 1994-09-14 1995-09-13 环氧环己烷衍生物和植物生长调节剂
PCT/JP1995/001816 WO1996008481A1 (fr) 1994-09-14 1995-09-13 Derive d'epoxycyclohexane et regulateur de croissance vegetale
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CA002199959A CA2199959A1 (en) 1994-09-14 1995-09-13 Epoxycyclohexane derivative and plant growth regulator
US09/066,805 US5965488A (en) 1994-09-14 1998-04-24 Plant growth regulating composition comprising epoxycyclohexane derivatives and brassinosteroids as well as method of regulating plant growth comprising the application thereof

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