JPH088132B2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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- JPH088132B2 JPH088132B2 JP5292670A JP29267093A JPH088132B2 JP H088132 B2 JPH088132 B2 JP H088132B2 JP 5292670 A JP5292670 A JP 5292670A JP 29267093 A JP29267093 A JP 29267093A JP H088132 B2 JPH088132 B2 JP H088132B2
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- terminal
- electrical connector
- receiving cavity
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- terminal receiving
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/405—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
- H01R13/41—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting by frictional grip in grommet, panel or base
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/02—Contact members
- H01R13/193—Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/51—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
- H01R12/55—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
- H01R12/57—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタに係り、よ
り詳細には、型抜きされたメタル端子のような端子を絶
縁ハウジング内の空洞に保持する手段を備えた改良され
た電気コネクタに係る。
り詳細には、型抜きされたメタル端子のような端子を絶
縁ハウジング内の空洞に保持する手段を備えた改良され
た電気コネクタに係る。
【０００２】
【従来の技術】複数の端子が絶縁プラスチックハウジン
グの端子受入空洞内に圧入又は圧ばめによって取り付け
られる形式の電気コネクタは種々のものが知られてい
る。実際に、端子はコネクタの組み立て中に端子受入空
洞又は通路に押し込まれる。端子は、製造中に端子受入
空洞又は通路の所望の位置に配置され、そしてコネクタ
の使用中にその位置に保持される。それ故、端子の適切
な整列及び間隔が重要となる。
グの端子受入空洞内に圧入又は圧ばめによって取り付け
られる形式の電気コネクタは種々のものが知られてい
る。実際に、端子はコネクタの組み立て中に端子受入空
洞又は通路に押し込まれる。端子は、製造中に端子受入
空洞又は通路の所望の位置に配置され、そしてコネクタ
の使用中にその位置に保持される。それ故、端子の適切
な整列及び間隔が重要となる。
【０００３】コネクタハウジングの端子受入空洞又は通
路にこれら端子を保持するために種々の形式の保持手段
が使用されている。端子は摩擦嵌合によって端子受入空
洞内に保持されることが多い。ほとんどの場合に、これ
ら端子はシートメタル材料から型抜き成形された部品で
ある。一般の形式の保持手段は、型抜きされた端子の縁
を使用し、これらの縁がハウジングのスロット状の端子
受入空洞に嵌合される。このとき、横方向に延びた歯が
ハウジングのプラスチック材料に食い込み、端子が引き
抜けるのを防止する。
路にこれら端子を保持するために種々の形式の保持手段
が使用されている。端子は摩擦嵌合によって端子受入空
洞内に保持されることが多い。ほとんどの場合に、これ
ら端子はシートメタル材料から型抜き成形された部品で
ある。一般の形式の保持手段は、型抜きされた端子の縁
を使用し、これらの縁がハウジングのスロット状の端子
受入空洞に嵌合される。このとき、横方向に延びた歯が
ハウジングのプラスチック材料に食い込み、端子が引き
抜けるのを防止する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記した端子保持手段
には問題がある。理論的に、端子の形状及び大きさと、
端子受入空洞即ちスロットの大きさは、予想できる保持
及び、又は整列能力をもつものである。実際には、摩擦
嵌合は確実さが予想できない。上記の食い込み式の歯
は、ハウジングスロット内のプラスチック材料に切り込
んで、端子がハウジングから抜けるのを防止する。この
スロットの切り込みや切り裂けは、正確な整列を維持で
きない程度まで損傷を受けることがある。
には問題がある。理論的に、端子の形状及び大きさと、
端子受入空洞即ちスロットの大きさは、予想できる保持
及び、又は整列能力をもつものである。実際には、摩擦
嵌合は確実さが予想できない。上記の食い込み式の歯
は、ハウジングスロット内のプラスチック材料に切り込
んで、端子がハウジングから抜けるのを防止する。この
スロットの切り込みや切り裂けは、正確な整列を維持で
きない程度まで損傷を受けることがある。
【０００５】更に、現在の電気コネクタは益々小型化し
てきていると共に高密度の端子配列になってきているた
めに、端子は益々小さなコネクタ内に益々小さな端子中
心線間隔で受け入れられることになり、端子を分離する
ハウジング壁も益々薄いものとなっている。食い込み式
の歯があってもなくても端子のエッジが絶縁ハウジング
の材料に切り込むときには、実際にはハウジングに割れ
やクラックが生じる。
てきていると共に高密度の端子配列になってきているた
めに、端子は益々小さなコネクタ内に益々小さな端子中
心線間隔で受け入れられることになり、端子を分離する
ハウジング壁も益々薄いものとなっている。食い込み式
の歯があってもなくても端子のエッジが絶縁ハウジング
の材料に切り込むときには、実際にはハウジングに割れ
やクラックが生じる。
【０００６】本発明は、上記のような電気コネクタの改
良された保持手段を設けることによってこれらの問題を
解消することに向けられる。
良された保持手段を設けることによってこれらの問題を
解消することに向けられる。
【０００７】そこで、本発明の目的は、型抜きされた圧
入嵌合のメタル端子を備えた電気コネクタのための新規
で且つ改良された端子保持手段を提供することである。
入嵌合のメタル端子を備えた電気コネクタのための新規
で且つ改良された端子保持手段を提供することである。
【０００８】
【課題を解決する為の手段】本発明によれば、電気コネ
クタは、少なくとも１つの端子受入空洞２２を有する絶
縁ハウジング２４を備えている。端子１０は、ハウジン
グ２４の面を介してこの端子受入空洞２２に挿入でき
る。端子１０はシートメタル材料を型抜きしたもので、
その一端に嵌合部１２を含み、その反対端に端子部１４
を含み、そしてそれらの間に保持本体部１６を含んでい
る。この保持本体部１６は一般的に平らで、両側面１６
ａ、１６と両側縁１６ｃ、１６ｄとを画成する。端子受
入空洞２２は、保持本体部１６の側面１６ａ、１６ｂ付
近の両側壁２２ａ、２２ｂと、保持本体１６の側縁１６
ｃ、１６ｄ付近の両端壁２２ｃ、２２ｄとによって画成
された保持区分を備えている。
クタは、少なくとも１つの端子受入空洞２２を有する絶
縁ハウジング２４を備えている。端子１０は、ハウジン
グ２４の面を介してこの端子受入空洞２２に挿入でき
る。端子１０はシートメタル材料を型抜きしたもので、
その一端に嵌合部１２を含み、その反対端に端子部１４
を含み、そしてそれらの間に保持本体部１６を含んでい
る。この保持本体部１６は一般的に平らで、両側面１６
ａ、１６と両側縁１６ｃ、１６ｄとを画成する。端子受
入空洞２２は、保持本体部１６の側面１６ａ、１６ｂ付
近の両側壁２２ａ、２２ｂと、保持本体１６の側縁１６
ｃ、１６ｄ付近の両端壁２２ｃ、２２ｄとによって画成
された保持区分を備えている。
【０００９】本発明によれば、ハウジング２４の端子受
入空洞２２及び挿入面２６に連通するグルーブ３２がハ
ウジング２４に設けられる。このグルーブ３２の両側壁
３２ａは、端子１０の挿入方向に、上記平らな保持本体
部１６に一般的に垂直に延びる。端子１０は、上記グル
ーブ３２に挿入できるように保持本体部１６から型抜き
された保持ボス２０を含む。この保持ボス２０は、グル
ーブ３２の側壁３２ａと圧入嵌合を確立する側壁を有す
る。それ故、型抜きされた端子１０の縁部分は、ハウジ
ング２４内に端子１０を保持するのに使用されないし且
つハウジングの絶縁材料に切り込んだり食い込んだりし
ない。
入空洞２２及び挿入面２６に連通するグルーブ３２がハ
ウジング２４に設けられる。このグルーブ３２の両側壁
３２ａは、端子１０の挿入方向に、上記平らな保持本体
部１６に一般的に垂直に延びる。端子１０は、上記グル
ーブ３２に挿入できるように保持本体部１６から型抜き
された保持ボス２０を含む。この保持ボス２０は、グル
ーブ３２の側壁３２ａと圧入嵌合を確立する側壁を有す
る。それ故、型抜きされた端子１０の縁部分は、ハウジ
ング２４内に端子１０を保持するのに使用されないし且
つハウジングの絶縁材料に切り込んだり食い込んだりし
ない。
【００１０】一般的に述べると、上記の保持、整列の為
の保持ボス２０はハウジング２４と多点接触を確立し、
接触点は端子１０を容易に整列し且つ適切な整列を維持
するように端子１０の挿入方向に離間される。保持ボス
２０の少なくとも１つの側壁は、端子１０の挿入方向に
離間された少なくとも一対の耳たぶ部分３４を有し、こ
れらはハウジング２４のグルーブ３２の側壁３２ａの各
々に強制係合する。好ましくは、保持ボス２０の両側壁
が、グルーブ３２の両側壁３２ａに強制係合するための
一対の離間された耳たぶ部分３４を有する。好ましい実
施例では、一般に、保持ボス２０は、平らな保持本体部
１６に一般に平行なピーナッツ状の断面を有し、グルー
ブ３２の側壁３２ａと４つの接触点を形成する一対の大
きな耳たぶ部分３４を形成する。
の保持ボス２０はハウジング２４と多点接触を確立し、
接触点は端子１０を容易に整列し且つ適切な整列を維持
するように端子１０の挿入方向に離間される。保持ボス
２０の少なくとも１つの側壁は、端子１０の挿入方向に
離間された少なくとも一対の耳たぶ部分３４を有し、こ
れらはハウジング２４のグルーブ３２の側壁３２ａの各
々に強制係合する。好ましくは、保持ボス２０の両側壁
が、グルーブ３２の両側壁３２ａに強制係合するための
一対の離間された耳たぶ部分３４を有する。好ましい実
施例では、一般に、保持ボス２０は、平らな保持本体部
１６に一般に平行なピーナッツ状の断面を有し、グルー
ブ３２の側壁３２ａと４つの接触点を形成する一対の大
きな耳たぶ部分３４を形成する。
【００１１】本発明の別の特徴によれば、保持本体部１
６の少なくとも１つの側縁にくぼみ領域１８が設けられ
る。絶縁ハウジング２４は、ハウジング２４の端子受入
空洞２２の隣接端壁に対して端子１０の１つの側縁を圧
ばめするのに応答して、上記くぼみ領域１８へと延びる
ようなプラスチック材料で形成される。
６の少なくとも１つの側縁にくぼみ領域１８が設けられ
る。絶縁ハウジング２４は、ハウジング２４の端子受入
空洞２２の隣接端壁に対して端子１０の１つの側縁を圧
ばめするのに応答して、上記くぼみ領域１８へと延びる
ようなプラスチック材料で形成される。
【００１２】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。先ず、図１、３及び４を参照すれば、
本発明の保持手段は、シートメタル材料から型抜き成形
された複数の端子１０を有する電気コネクタにおいて実
施される。各端子１０は、一端に嵌合部１２を含み、そ
の反対端に端子部１４を含む。そしてそれらの間に保持
本体部１６を有している。上記嵌合部１２は、相補的な
嵌合電気コネクタ（図示せず）の雌端子に嵌合する接点
ピンとして構成される。端子部１４はプリント回路板の
回路トレースに接続するためのテイル部である。本発明
の実施例において、端子部１４は、回路板上の回路パッ
ド又はトレースに表面取り付けするための脚１４ａを含
んでいる。上記保持本体部１６は端子１０の大きな部分
であり、一般的に平らであって、両側面１６ａ及び１６
ｂと、両側縁１６ｃ及び１６ｄとを画成する。各側縁１
６ｃ、１６ｄは、以下で述べる目的で欠切部、即ちくぼ
み領域１８を含んでいる。更に、各端子１０は、図１及
び４に最も良く示すように、平らな保持本体部１６から
型抜きされてそこから突出する保持ボス２０を備えてい
る。この保持ボス２０の正確な形状及び機能は以下に述
べるが、図１及び３は保持ボス２０が一般的にピーナッ
ツ型であることを示している。
詳細に説明する。先ず、図１、３及び４を参照すれば、
本発明の保持手段は、シートメタル材料から型抜き成形
された複数の端子１０を有する電気コネクタにおいて実
施される。各端子１０は、一端に嵌合部１２を含み、そ
の反対端に端子部１４を含む。そしてそれらの間に保持
本体部１６を有している。上記嵌合部１２は、相補的な
嵌合電気コネクタ（図示せず）の雌端子に嵌合する接点
ピンとして構成される。端子部１４はプリント回路板の
回路トレースに接続するためのテイル部である。本発明
の実施例において、端子部１４は、回路板上の回路パッ
ド又はトレースに表面取り付けするための脚１４ａを含
んでいる。上記保持本体部１６は端子１０の大きな部分
であり、一般的に平らであって、両側面１６ａ及び１６
ｂと、両側縁１６ｃ及び１６ｄとを画成する。各側縁１
６ｃ、１６ｄは、以下で述べる目的で欠切部、即ちくぼ
み領域１８を含んでいる。更に、各端子１０は、図１及
び４に最も良く示すように、平らな保持本体部１６から
型抜きされてそこから突出する保持ボス２０を備えてい
る。この保持ボス２０の正確な形状及び機能は以下に述
べるが、図１及び３は保持ボス２０が一般的にピーナッ
ツ型であることを示している。
【００１３】図２及び５を参照すれば、端子１０は、プ
ラスチック材料等で一体成形された絶縁ハウジング２４
の各端子受入空洞２２内に取り付けられる。各端子受入
空洞２２は各端子１０を挿入するようにハウジング２４
の挿入面２６に連通し、そしてハウジング２４のチャン
ネル２８（図５）は端子受入空洞２２とハウジング２４
の嵌合面３０との間を連通し、端子の嵌合部１２が嵌合
面３０から突出して、相補的な嵌合コネクタの雌端子と
相互係合するようにされる。実際には、図５に示すよう
に、ハウジング２４の嵌合面３０は、相補的な嵌合コネ
クタのプラグ部分を受け入れるリセプタクル３１内に配
置される。
ラスチック材料等で一体成形された絶縁ハウジング２４
の各端子受入空洞２２内に取り付けられる。各端子受入
空洞２２は各端子１０を挿入するようにハウジング２４
の挿入面２６に連通し、そしてハウジング２４のチャン
ネル２８（図５）は端子受入空洞２２とハウジング２４
の嵌合面３０との間を連通し、端子の嵌合部１２が嵌合
面３０から突出して、相補的な嵌合コネクタの雌端子と
相互係合するようにされる。実際には、図５に示すよう
に、ハウジング２４の嵌合面３０は、相補的な嵌合コネ
クタのプラグ部分を受け入れるリセプタクル３１内に配
置される。
【００１４】図２に最も良く示すように、各端子受入空
洞２２は、両側壁２２ａ及び２２ｂによって画成された
スロット形状のもので、これら側壁２２ａ、２２ｂは端
子受入空洞２２に端子１０を挿入するときにその側面１
６ａ及び１６ｂに隣接する。又、端子受入空洞は両端壁
２２ｃ及び２２ｄ（図５）によっても画成され、これら
端壁２２ｃ及び２２ｄは挿入された端子１０の側縁１６
ｃ及び１６ｄに隣接する。更に、一般的に長方形のグル
ーブ３２がハウジングに形成されて、各端子受入空洞２
２に連通すると共に、ハウジング２４の挿入面２６にも
連通している。このグルーブ３２の側壁３２ａは、端子
１０の挿入方向に延びると共に、端子受入空洞２２に挿
入された端子１０の平らな保持本体部１６に対して垂直
方向に延びる。
洞２２は、両側壁２２ａ及び２２ｂによって画成された
スロット形状のもので、これら側壁２２ａ、２２ｂは端
子受入空洞２２に端子１０を挿入するときにその側面１
６ａ及び１６ｂに隣接する。又、端子受入空洞は両端壁
２２ｃ及び２２ｄ（図５）によっても画成され、これら
端壁２２ｃ及び２２ｄは挿入された端子１０の側縁１６
ｃ及び１６ｄに隣接する。更に、一般的に長方形のグル
ーブ３２がハウジングに形成されて、各端子受入空洞２
２に連通すると共に、ハウジング２４の挿入面２６にも
連通している。このグルーブ３２の側壁３２ａは、端子
１０の挿入方向に延びると共に、端子受入空洞２２に挿
入された端子１０の平らな保持本体部１６に対して垂直
方向に延びる。
【００１５】所で、本発明の保持手段としての各端子１
０と、ハウジング２４及びその中の各グルーブ３２との
間に多点接触が設けられる。この結果端子１０の整列を
容易にする。しかし、この保持手段は、各端子１０の平
らな保持本体部１６と各端子受入空洞２２との相互係合
とは別の独立したものである。
０と、ハウジング２４及びその中の各グルーブ３２との
間に多点接触が設けられる。この結果端子１０の整列を
容易にする。しかし、この保持手段は、各端子１０の平
らな保持本体部１６と各端子受入空洞２２との相互係合
とは別の独立したものである。
【００１６】図２と共に図６を参照して、これを詳述す
る。即ち図６の保持本体部１６から突出する保持ボス２
０は、上記のように一般にピーナッツ型のものである。
換言すれば、この形状は一対の大きな耳たぶ部分３４を
画成し、これらは、次いで、各端子受入空洞２２に連通
するグルーブ３２の側壁３２ａに係合する４つの接触点
３６を画成する。それ故、保持ボス２０は、端子１０の
平らな保持本体部１６からグルーブ３２へと突出する。
保持ボス２０は、その耳たぶ部分３４がグルーブ３２に
ぴったりと圧入嵌合して、保持ボス２０の４つの接触点
３６とグルーブの側壁３２ａとの間に密接な嵌合を確立
するようなサイズにされる。２つの離間された接触点３
６と３６は、端子１０の長手方向、即ち挿入方向に於て
グルーブ３２の各側壁３２ａに対して生ずる。これらの
離間された接触点３６と３６は端子１０を容易に且つ適
切に整列できるようにする。更に、保持ボス２０の側壁
は、グルーブ３２の平らな側壁３２ａに滑らかに係合
し、ハウジング２４のプラスチック材料に食い込んだ
り、切り込んだりするような鋭いエッジはない。更に、
上述したように保持ボス２０とハウジング２４のグルー
ブ３２の整列及び保持機能は、端子１０の平らな保持本
体部１６の圧ばめとは独立したものである。
る。即ち図６の保持本体部１６から突出する保持ボス２
０は、上記のように一般にピーナッツ型のものである。
換言すれば、この形状は一対の大きな耳たぶ部分３４を
画成し、これらは、次いで、各端子受入空洞２２に連通
するグルーブ３２の側壁３２ａに係合する４つの接触点
３６を画成する。それ故、保持ボス２０は、端子１０の
平らな保持本体部１６からグルーブ３２へと突出する。
保持ボス２０は、その耳たぶ部分３４がグルーブ３２に
ぴったりと圧入嵌合して、保持ボス２０の４つの接触点
３６とグルーブの側壁３２ａとの間に密接な嵌合を確立
するようなサイズにされる。２つの離間された接触点３
６と３６は、端子１０の長手方向、即ち挿入方向に於て
グルーブ３２の各側壁３２ａに対して生ずる。これらの
離間された接触点３６と３６は端子１０を容易に且つ適
切に整列できるようにする。更に、保持ボス２０の側壁
は、グルーブ３２の平らな側壁３２ａに滑らかに係合
し、ハウジング２４のプラスチック材料に食い込んだ
り、切り込んだりするような鋭いエッジはない。更に、
上述したように保持ボス２０とハウジング２４のグルー
ブ３２の整列及び保持機能は、端子１０の平らな保持本
体部１６の圧ばめとは独立したものである。
【００１７】上記したように、平らな保持本体部１６の
各側縁１６ｃ、１６ｄには、欠切部即ちくぼみ領域１８
が設けられている。各端子受入空洞２２及び各端子１０
の大きさは、保持本体部１６の側縁１６ｃ、１６ｄが端
子受入空洞２２に向かってハウジング２４の端壁２２
ｃ、２２ｄに圧ばめされるような大きさである。ハウジ
ング２４は、端子受入空洞２２の端壁２２ｃ、２２ｄに
対して、端子１０の側縁１６ｃ、１６ｄが圧ばめされる
のに応答して、くぼみ領域１８へ食い込むことなく膨張
するに従順なプラスチック材料で形成されている。この
ことによって、ハウジング２４のプラスチック材料に切
り込むことのない付加的な保持機能が端子１０に与えら
れる。
各側縁１６ｃ、１６ｄには、欠切部即ちくぼみ領域１８
が設けられている。各端子受入空洞２２及び各端子１０
の大きさは、保持本体部１６の側縁１６ｃ、１６ｄが端
子受入空洞２２に向かってハウジング２４の端壁２２
ｃ、２２ｄに圧ばめされるような大きさである。ハウジ
ング２４は、端子受入空洞２２の端壁２２ｃ、２２ｄに
対して、端子１０の側縁１６ｃ、１６ｄが圧ばめされる
のに応答して、くぼみ領域１８へ食い込むことなく膨張
するに従順なプラスチック材料で形成されている。この
ことによって、ハウジング２４のプラスチック材料に切
り込むことのない付加的な保持機能が端子１０に与えら
れる。
【００１８】更に、図５は、ハウジング２４及びこれに
取り付けられた端子１０の断面を示しており、端子１０
のテイル部分に相当する端子部１４の脚部１４ａはプリ
ント回路板４０に表面接合されている。これは、本発明
の改良された保持手段によって容易に得られる端子の適
切な整列の重要性を強調するものである。特に、複数の
端子１０の脚部１４ａはプリント回路板４０上の回路パ
ッド又はトレースに相互接続するために単一平面内に維
持されねばならない。この脚部１４ａの平面整列は、こ
のような表面取付用途では極めて重要である。１つ以上
の脚部１４ａが所望の同一平面配列から外れると、プリ
ント回路板上の回路パッドとの相互接続に欠陥が生じる
ことになるからである。
取り付けられた端子１０の断面を示しており、端子１０
のテイル部分に相当する端子部１４の脚部１４ａはプリ
ント回路板４０に表面接合されている。これは、本発明
の改良された保持手段によって容易に得られる端子の適
切な整列の重要性を強調するものである。特に、複数の
端子１０の脚部１４ａはプリント回路板４０上の回路パ
ッド又はトレースに相互接続するために単一平面内に維
持されねばならない。この脚部１４ａの平面整列は、こ
のような表面取付用途では極めて重要である。１つ以上
の脚部１４ａが所望の同一平面配列から外れると、プリ
ント回路板上の回路パッドとの相互接続に欠陥が生じる
ことになるからである。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、型抜きされたメタル端子のような端子１０を絶
縁ハウジング２４内の端子受入空洞２２に保持するため
に、公知技術の有する欠点を解消することのできる保持
手段を備えた電気コネクタが提供された。
により、型抜きされたメタル端子のような端子１０を絶
縁ハウジング２４内の端子受入空洞２２に保持するため
に、公知技術の有する欠点を解消することのできる保持
手段を備えた電気コネクタが提供された。
【図１】本発明の改良された保持手段を組み込んだ電気
端子を示す斜視図である。
端子を示す斜視図である。
【図２】絶縁ハウジング及びその端子受入空洞の部分斜
視図である。
視図である。
【図３】図１の端子の平面図で、その型抜きされた形状
を示す図である。
を示す図である。
【図４】端子の側面図である。
【図５】ハウジング及びそこに適切に配置された１つの
端子の断面図である。
端子の断面図である。
【図６】端子とハウジングとの間の保持手段を示すハウ
ジングの部分断面図である。
ジングの部分断面図である。
１０ 端子 １２ 嵌合部 １４ 端子部 １６ 保持本体部 １６ａ、１６ｂ 保持本体部の側面 １６ｃ、１６ｄ 保持本体部の側縁 １８ くぼみ領域 ２０ 保持ボス ２２ 端子受入空洞 ２２ａ、２２ｂ 端子受入空洞の側壁 ２２ｃ、２２ｄ 端子受入空洞の端壁 ２４ 絶縁ハウジング ２６ 挿入面 ２８ チャンネル ３０ 嵌合面 ３１ リセプタクル ３２ グルーブ ３４ 耳たぶ部分 ３６ 接触点 ４０ プリント回路板
Claims (9)
- 【請求項１】 少なくとも１つの端子受入空洞２２を有
する絶縁ハウジング２４と、該ハウシング２４の挿入面
２６を経て上記端子受入空洞２２に挿入できる端子１０
とを具備し、該端子１０はシートメタル材料を型抜きし
たもので、その一端に嵌合部１２を、他端に端子部１４
を含み、そしてそれらの間に保持本体部１６が形成さ
れ、且つ上記保持本体部１６は平らであって両側面１６
ａ、１６ｂと両側縁１６ｃ、１６ｄとを有し、そして上
記端子受入空洞２２は、上記保持本体部１６の側面に接
近する両側壁２２ａ、２２ｂと、上記端子本体部の側縁
に接近する両端壁２２ｃ、２２ｄとによって画成された
保持区分を含む電気コネクタにおいて、上記ハウシング
２４の端子受入空洞２２及び挿入面２６に連通するグル
ーブ３２が上記ハウジング２４に設けられ、このグルー
ブ３２の両側壁３２ａは端子１０の挿入方向に垂直に延
び、且つ平らな保持本体部分１６に沿って垂直に延び、
上記端子１０は上記グルーブ３２に挿入できるように保
持本体部１６から型抜きされた保持ボス２０を含み、該
保持ボス２０の側壁は上記グルーブ３２の側壁３２ａと
の圧入嵌合を確立することを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項２】 上記保持ボス２０は、上記平らな保持本
体部１６に突出して形成され、ピーナッツ状の断面をし
ていて、一対の大きな耳たぶ部分３４を画成し、上記グ
ルーブ３２の側壁３２ａに対して接触し、４つの接触点
３６を形成する請求項１に記載の電気コネクタ。 - 【請求項３】 上記端子受入空洞２２及び上記保持本体
部１６は、互いに該保持本体部１６の側縁１６ｃ、１６
ｄと端子受入空洞２２の端壁２２ｃ、２２ｄとの間に圧
ばめを確立する相対的サイズ及び形状にされている請求
項１に記載の電気コネクタ。 - 【請求項４】 上記保持ボス２０の少なくとも１つの側
壁は、上記グルーブ３２の側壁３２ａの各々に強制嵌合
するように端子挿入１０の方向に離間された少なくとも
一対の耳たぶ部分３６を有している請求項１に記載の電
気コネクタ。 - 【請求項５】 上記保持ボス２０の両側壁は、上記グル
ーブ３２の両側壁３２ａに強制嵌合するために一対の上
記離間された耳たぶ部分３６を有している請求項４に記
載の電気コネクタ。 - 【請求項６】 上記端子受入空洞２２及び上記保持本体
部１６は、該保持本体部の側縁１６ｃ、１６ｄと端子受
入空洞２２の端壁２２ｃ、２２ｄとの間に圧ばめを確立
する相対的サイズ及び形状にされている請求項２に記載
の電気コネクタ。 - 【請求項７】 上記保持本体部１６の少なくとも１つの
側縁１６ｃ、１６ｄには、くぼみ領域１８が形成されて
いる請求項６に記載の電気コネクタ。 - 【請求項８】 上記絶縁ハウジング２４は、上記端子受
入空洞２２の接近する端壁２２ｃ、２２ｄに対して上記
端子１０の１つの側縁を圧ばめするのに応答して上記く
ぼみ領域１８へと延びるようなプラスチック材料で形成
される請求項７に記載の電気コネクタ。 - 【請求項９】 上記絶縁ハウジング２４は複数の上記端
子受入空洞２２を有し、これら空洞２２に複数の上記端
子１０を挿入することができ、これら端子１０の端子部
分１４は、プリント回路板４０の表面上の適当な回路ト
レースに表面取り付けするための同一平面の脚部１４ａ
を有している請求項１に記載の電気コネクタ。
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