JPH0880644A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH0880644A
JPH0880644A JP6218848A JP21884894A JPH0880644A JP H0880644 A JPH0880644 A JP H0880644A JP 6218848 A JP6218848 A JP 6218848A JP 21884894 A JP21884894 A JP 21884894A JP H0880644 A JPH0880644 A JP H0880644A
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JP
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storage device
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Withdrawn
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JP6218848A
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English (en)
Inventor
Yuichi Okano
裕一 岡野
Kiyoaki Fujikura
清明 藤倉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は印刷装置に関し、外部記憶装置から
内部メモリにロードする文字パターンが、ユーザや、オ
プション体系で異なる場合でも、その変更が容易にでき
るようにすることを目的とする。 【構成】 装置制御部3と、内部メモリ2Aと、外部記
憶装置5を設け、外部記憶装置5には、装置のサポート
範囲の全ての文字パターンをその構成要素に分解した形
の文字パターン情報と、文字パターン情報を内部メモリ
2Aにロードする際のロードする文字パターンの構成要
素の種類と順番を含む文字パターンロード情報を格納し
ておき、装置制御部3は、装置立ち上げ時に外部記憶装
置5から文字パターンロード情報を読み出し、その情報
を基に外部記憶装置5の文字パターン情報を内部メモリ
2Aへロードするように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置立ち上げ時(電源
投入時)に、外部記憶装置に格納されている文字パター
ンを内部メモリへロードした後、通常運用を行う印刷装
置に関する。特に本発明は、ユーザや、オプション体系
(サポート範囲、代替範囲を含む)によりロードする文
字パターンが装置毎に異なる印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来例の説明図1、図11は従
来例の説明図2である。図10、図11中、1は印刷装
置本体、2は文字パターン格納メモリ、3は装置制御
部、5は外部記憶装置、6は文字パターン(文字パター
ン情報)を示す。
【0003】§1:印刷装置の構成の説明・・・図1
0、図11参照 従来、図10、図11に示したような構成の印刷装置
(プリンタ装置)が知られていた。この印刷装置は、印
刷装置本体1と外部記憶装置5で構成されており、前記
印刷装置本体1には、文字パターン格納メモリ(内部メ
モリ)2、装置制御部3等が設けてある。また、外部記
憶装置5には、文字パターン(文字パターン情報)6が
格納されている。
【0004】前記文字パターン格納メモリ2は外部記憶
装置5の文字パターンをロードするためのメモリであ
り、ロードした後は、この文字パターン格納メモリ2の
文字パターンを使用して通常運用を行う。また、装置制
御部3は、外部記憶装置5の文字パターン6を文字パタ
ーン格納メモリ2へロードしたり、印刷装置の各種制御
(印刷時の制御等)を行うものである。
【0005】§2:文字パターンロード時の処理説明 装置制御部3は、印刷装置の電源投入時に装置立ち上げ
処理を行うが、この装置立ち上げ時の処理で外部記憶装
置5の文字パターンを文字パターン格納メモリ2にロー
ドする。
【0006】この場合、ユーザや、オプション体系(サ
ポート範囲、代替範囲を含む)によりロードする文字パ
ターンが装置毎に異なっているものとする。前記のよう
にユーザや、オプション体系が異なる場合、その装置固
有の文字パターン、及び装置固有の装置制御部(装置制
御部のプログラム)を持っていた。
【0007】例えば、図10のA図に示した装置がユー
ザA(オプションA)の装置であったとする。この場
合、ユーザA(オプションA)は文字パターンとして明
朝体を使用するので、装置制御部3は、明朝体を使用す
るユーザA(オプションA)に合わせた固有の装置制御
部(プログラム)である。
【0008】また、図10のB図に示した装置がユーザ
B(オプションB)の装置であったとする。この場合、
ユーザBは文字パターンとしてゴシック体を使用するの
で、装置制御部3は、ゴシック体を使用するユーザB
(オプションB)に合わせた固有の装置制御部(プログ
ラム)である。
【0009】そこで、例えば、図10のA図に示したユ
ーザA(オプションA)に固有の装置を、図10のB図
に示したユーザB(オプションB)に固有の装置に変更
したい場合、図11に示したように、外部記憶装置5の
文字パターンをゴシック体に変更し、更に、装置制御部
3をユーザB(オプションB)に固有の装置制御部に変
更することが必要である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :装置立ち上げ時に外部記憶装置から文字パターン
格納メモリへロードする文字パターンがユーザや、オプ
ション体系で異なる場合、各印刷装置では、その装置固
有の文字パターン、及び装置固有の装置制御部(プログ
ラム)を持っていた。
【0011】従って、例えば、ユーザA(オプション
A)に固有の装置を、ユーザB(オプションB)に固有
の装置に変更したい場合、外部記憶装置5の文字パター
ン、及び装置制御部(プログラム)をユーザB(オプシ
ョンB)に固有のものに変更することが必要であった。
従って、手間と時間がかかり、コスト高になる。
【0012】(2) :ユーザでオプションを変更する場
合、前記のように、文字パターンと装置制御部の両方を
変更する必要がある。この場合、外部記憶装置の文字パ
ターンは、大量のデータであり、例えば、フロッピィデ
ィスクを利用して文字パターンの変更を行うが、この作
業に手間と時間がかかる。
【0013】本発明は、このような従来の課題を解決
し、外部記憶装置から内部メモリ(文字パターン格納メ
モリ)にロードする文字パターンが、ユーザや、オプシ
ョン体系で異なる場合でも、その変更が容易にできるよ
うにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は前記の目的を達成するため、印刷装
置に、装置制御部3と、内部メモリ2Aと、外部記憶装
置5を設け、外部記憶装置5には、装置のサポート範囲
の全ての文字パターンをその構成要素に分解した形の文
字パターン情報と、文字パターン情報を内部メモリ2A
にロードする際のロードする文字パターンの構成要素
(例えば、明朝体の非漢字、JIS1、JIS2、ユー
ザ登録文字パターン、ゴシック体の非漢字、JIS1、
JIS2、ユーザ登録文字パターン等)の種類と順番を
含む文字パターンロード情報を格納しておき、装置制御
部3には、装置立ち上げ時に外部記憶装置5から文字パ
ターンロード情報を読み出し、その情報を基に外部記憶
装置5の文字パターン情報を内部メモリ2Aにロードす
る文字パターンロード制御手段を備えた。
【0015】また、前記印刷装置は、次のように構成を
変更することができる。 (1) :外部記憶装置5には、装置のサポート範囲の全て
のアウトラインフォントの文字パターンをその構成要素
に分解した形の文字パターン情報と、前記文字パターン
情報が前記内部メモリへロードされる際のロードされる
文字パターンの構成要素の種類と順番を含む文字パター
ンロード情報と、装置のサポート範囲を設定するための
サポート範囲情報を含む文字パターンロード情報が格納
され、前記装置制御部3には、前記外部記憶装置5から
文字パターンロード情報を読み出し、その情報を基に前
記外部記憶装置5のアウトラインフォントの文字パター
ン情報を前記内部メモリ2Aへロードする文字パターン
ロード制御手段が備えられている。
【0016】(2) :前記(1) の印刷装置において、装置
制御部3には、前記外部記憶装置5から文字パターンロ
ード情報を読み出し、その情報を基にサポート範囲に変
更があれば装置のサポート範囲を変更し、上位装置か
ら、サポート範囲外の印刷指示が行われた場合は、前記
上位装置へエラー通知を送るサポート範囲制御手段が備
えられている。
【0017】(3) :外部記憶装置5には、装置のサポー
ト範囲の全てのアウトラインフォントの文字パターンを
その構成要素に分解した形の文字パターン情報と、文字
パターン情報が前記内部メモリ2Aへロードされる際の
ロードされる文字パターンの構成要素の種類と順番を含
む文字パターンロード情報と、装置のサポート範囲を設
定するためのサポート範囲情報、及び代替範囲を設定す
るための代替範囲情報を含む文字パターンロード情報が
格納され、装置制御部3には、前記外部記憶装置5から
文字パターンロード情報を読み出し、その情報を基に外
部記憶装置5のアウトラインフォントの文字パターン情
報を前記内部メモリ2Aにロードする文字パターンロー
ド制御手段が備えられている。
【0018】(4) :前記(3) の印刷装置において、装置
制御部3には、前記外部記憶装置5から文字パターンロ
ード情報を読み出し、その情報を基にサポート範囲、及
び代替範囲に変更があれば、装置のサポート範囲及び代
替範囲を変更し、上位装置から、サポート範囲外で、か
つ代替範囲外の印刷指示が行われた場合は、上位装置へ
エラー通知を送るサポート範囲/代替範囲制御手段が備
えられている。
【0019】
【作用】前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。図1において、装置制御部3は、装置立
ち上げ時(電源投入時)に外部記憶装置5から文字パタ
ーンロード情報を読み出し、その情報を基に外部記憶装
置5の文字パターン情報を内部メモリ2Aにロードす
る。
【0020】この場合、前記文字パターンロード情報
が、明朝体の情報であれば、A図に示したように、外部
記憶装置5から明朝体の文字パターンを読み出して、内
部メモリ2Aにロードする。また、文字パターンロード
情報が、ゴシック体の情報であれば、B図に示したよう
に、外部記憶装置5からゴシック体の文字パターンを読
み出して、内部メモリ2Aにロードする。
【0021】その後、通常運用時には、装置制御部3が
内部メモリ2Aの文字パターンを使用して印刷処理を行
う。このようにすれば、ユーザ(オプション)でロード
する文字パターンが異なる場合でも、文字パターンロー
ド情報のみを入れ替えれば、自動的に内部メモリに必要
とする文字パターンがロードされる。
【0022】また、前記(1) 〜(4) の変更した構成によ
り次のような作用がある。 (1) :前記構成(1) によれば、装置制御部3は、装置立
ち上げ時に外部記憶装置5から文字パターンロード情報
を読み出し、その情報を基に外部記憶装置5のアウトラ
インフォントの文字パターン情報を内部メモリ2Aにロ
ードする。
【0023】(2) :前記構成(2) によれば、装置制御部
3は、装置立ち上げ時に外部記憶装置5から文字パター
ンロード情報を読み出し、その情報を基にサポート範囲
に変更があれば装置のサポート範囲を変更しておき、上
位装置から印刷指示があった場合、前記サポート範囲を
参照し、サポート範囲外の印刷指示が行われた場合は、
上位装置へエラー通知を送る。
【0024】(3) :前記(3) の構成によれば、装置制御
部3は、装置立ち上げ時に外部記憶装置5から文字パタ
ーンロード情報を読み出し、その情報を基に外部記憶装
置5のアウトラインフォントの文字パターン情報を内部
メモリ2Aにロードする。
【0025】(4) :前記(4) の構成によれば、装置制御
部3は、装置立ち上げ時に外部記憶装置5から文字パタ
ーンロード情報を読み出し、その情報を基にサポート範
囲、及び代替範囲に変更があれば、装置のサポート範囲
及び代替範囲を変更しておき、上位装置から印刷指示が
あった場合、前記サポート範囲及び代替範囲を参照し、
サポート範囲外で、かつ代替範囲外の印刷指示が行われ
た場合は、上位装置へエラー通知を送る。
【0026】以上のようにすれば、ユーザ(オプショ
ン)でロードする文字パターンが異なる場合でも、文字
パターンロード情報のみを入れ替えれば、自動的に内部
メモリに必要とする文字パターンがロードされる。
【0027】また、文字パターンロード情報を利用し
て、サポート範囲や、代替範囲を容易に変更することも
できる。すなわち、サポート範囲や代替範囲を変更する
場合、文字パターンロード情報のみを変更すれば、自動
的に変更することができる。
【0028】従って、ユーザや、オプション体系により
システムを作る必要がないので、システムの管理が楽に
なる。また、ユーザでオプションを変更する場合でも、
文字パターンロード情報のみを変更すれば良いから、コ
スト削減にもなる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (実施例1の説明)図2、図3は、本発明の実施例1を
示した図であり、図2、図3中、2は文字パターン格納
メモリ、3は装置制御部、5は外部記憶装置、10は上
位装置、11は印刷装置、12はデータ受信部、13は
描画部、15はデータ処理部、16はIPL制御部を示
す。
【0030】§1:実施例1の概要説明 実施例1は、印刷装置のサポート範囲の全ての文字パタ
ーンをその構成要素に分解した形で外部記憶装置に格納
し、その文字パターンとは別の領域(同じ外部記憶装置
内)に用意した「文字パターンロード情報」(ロードす
る文字パターンの構成要素の種類と順番)のみを入れ替
えることにより、異なる仕様の装置を実現する例であ
る。
【0031】§2:印刷装置の構成の説明・・・図2参
照 図2は実施例1の装置構成図である。図示のように、実
施例の印刷装置11には、データ受信部12、装置制御
部3、描画部13、文字パターン格納メモリ2、外部記
憶装置5等が設けてあり、上位装置10に接続して運用
されるように構成されている。また、前記装置制御部3
には、データ処理部15とIPL制御部16が設けてあ
る。前記各部の機能は次の通りである。
【0032】(1) :データ受信部12は、上位装置10
から転送された印刷データを受信し、装置制御部3へ転
送するものである。 (2) :装置制御部3は、印刷装置内部の各種制御を行う
ものである。
【0033】(3) :描画部13は、装置制御部3から転
送された印刷データを、内部に設けたイメージメモリ
(ビットマップメモリ)に描画(ビット展開)するもの
である。
【0034】(4) :文字パターン格納メモリ2は、外部
記憶装置5からロードされた文字パターンを格納するメ
モリである。 (5) :外部記憶装置5は、文字パターン、及び文字パタ
ーンロード情報等を格納するものであり、例えば、磁気
ディスク装置で構成される。
【0035】(6) :データ処理部15は、データ受信部
12から転送された印刷データの処理を行うものであ
る。 (7) :IPL(IPL:Initial Program Loading )制御部
16は、電源投入時に、装置内部で必要とするプログラ
ム(常駐プログラム)を、装置内部のメモリ(図示省
略)にロードするものである。
【0036】また、このIPL制御部16では、外部記
憶装置5の文字パターンロード情報を読み出し、その情
報を基に、外部記憶装置5の文字パターンを文字パター
ン格納メモリ2へロードする処理等を行うものである。
【0037】§3:文字パターンと、文字パターンロー
ド情報の説明・・・図3参照 図3は実施例1の文字パターンと文字パターンロード情
報の説明図であり、A図は文字パターン、B図は文字パ
ターンロード情報を示した図である。
【0038】前記外部記憶装置5に格納するデータに
は、A図に示した文字パターン、及びB図に示した文字
パターンロード情報がある。以下、これらのデータにつ
いて説明する。
【0039】(1) :文字パターン(文字パターン情報)
の説明 外部記憶装置5に格納しておく文字パターンとして、例
えば、A図に示したような明朝体、ゴシック体等のパタ
ーンがある。また、前記明朝体、及びゴシック体にはそ
れぞれ、JIS非漢字、JIS1(JIS第1水準)、
JIS2(JIS第2水準)、ユーザ(ユーザが登録し
た文字パターン)等がある。
【0040】このような文字パターンは、それぞれ、文
字パターン毎のファイル名を付けて外部記憶装置5に格
納しておく。その後文字パターンを使用する場合には、
前記ファイル名により呼び出して使用する。
【0041】(2) :文字パターンロード情報の説明 外部記憶装置5には、前記文字パターンと共に、B図に
示したような文字パターンロード情報(ロードする文字
パターンの構成要素の種類と順番)を格納しておく。こ
の文字パターンロード情報は、例えば次のようなもので
ある。
【0042】例えば、明朝体だけを使用するユーザ(A
社)には、ロードする文字パターン情報として、明朝体
の非漢字、JIS1、JIS2、ユーザ(ユーザ登録文
字パターン)をロードする情報を格納しておく。ゴシッ
ク体だけを使用するユーザ(B社)には、ロードする文
字パターン情報として、ゴシック体の非漢字、JIS
1、JIS2、ユーザ(ユーザ登録文字パターン)をロ
ードする情報を格納しておく。
【0043】JIS非漢字、JIS1だけ使用するユー
ザ(C社)には、ロードする文字パターン情報として、
明朝体、ゴシック体のJIS非漢字、JIS1をロード
する情報を格納しておく。
【0044】§4:電源投入時の処理説明 電源投入時の装置立ち上げ処理は次の通りである。先
ず、印刷装置の電源が投入されると、IPL制御部16
は外部記憶装置5よりパターンロード情報を読み出す。
そして、IPL制御部16は、読み出したパターンロー
ド情報を基に、外部記憶装置5より文字パターンを読み
出して、文字パターン格納メモリ2に格納する。
【0045】例えば、文字パターンロード情報が、図3
のB図に示したA社の場合、明朝体のみを使用するた
め、外部記憶装置5から明朝体の文字パターンを読み出
して文字パターン格納メモリ2へロードする。以降、文
字パターン格納メモリ2の文字パターンを使用して印刷
処理を行う。
【0046】§5:印刷時の処理説明 前記のようにして、文字パターン格納メモリ2に文字パ
ターンを格納した状態で通常運用を行う。この通常運用
時にデータ受信部12が上位装置10からの印刷データ
を受信すると、この印刷データを装置制御部3のデータ
処理部15へ転送する。
【0047】データ処理部15は、前記印刷データを受
け取ると、その印刷データを解析する。その後、データ
処理部15は、前記解析結果の情報を基に文字パターン
格納メモリ2から必要とする文字パターンを読み出して
描画部13へ送り、描画部13がイメージメモリに描画
した後、印刷を行う。
【0048】(実施例2の説明)図4〜図6は、本発明
の実施例2を示した図である。なお、図2に示した装置
構成図、及び図3のA図に示した文字パターンは、実施
例2でも同じなので、実施例2ではこれらの図も援用し
て説明する。
【0049】§1:実施例2の概要説明 実施例2は、アウトラインフォントの文字パターンを有
する場合の実施例である。装置のサポート範囲の全ての
アウトラインフォントをその構成要素に分解した形で外
部記憶装置5に格納し、その文字パターンとは別の領域
(同じ外部記憶装置内)に用意した「パターンロード情
報」(ロードする文字パターンの構成要素の種類と順
番、サポート範囲)のみを入れ替えることにより、異な
る仕様の装置を実現する例である。
【0050】また、実施例2では、装置制御部3ではサ
ポート範囲を参照することにより、印刷装置のサポート
範囲外の印刷指示がなされた時は、上位装置に対してエ
ラー報告をする例である。
【0051】§2:文字パターンロード情報の説明・・
・図4参照 図4は実施例2の文字パターンロード情報を示した図で
ある。この文字パターンロード情報は、アウトラインフ
ォントの文字パターンを有する場合の情報であり、装置
のサポート範囲の全てのアウトラインフォントをその構
成要素に分解した形で外部記憶装置5に格納しておく。
【0052】例えば、メモリの制約上、1〜20ポイン
トのサポート範囲(図の一般の項参照)を持つ文字パタ
ーンしか格納できない印刷装置において、OEMのA社
では1〜30ポイント、B社では1〜40ポイントまで
使用したい場合(図4のA社、B社参照)、図4に示し
たように文字パターンロード情報を作成し、外部記憶装
置5に格納しておく。
【0053】なお、実施例2では、前記の文字パターン
ロード情報の外、図3に示した実施例1の文字パター
ン、及び文字パターンロード情報も一緒にして外部記憶
装置5に格納しておくものとする。
【0054】§3:電源投入時の処理説明・・・図5参
照 図5は実施例2の電源投入時の処理フローチャートであ
る。以下、図5に基づいて電源投入時(装置立ち上げ
時)の処理を説明する。なお、S1〜S4は各処理ステ
ップを示す。
【0055】先ず、印刷装置11の電源が投入される
と、IPL制御部16は、外部記憶装置5よりパターン
ロード情報を読み込む(S1)。この時読み込んだ文字
パターンロード情報は装置制御部3内のメモリ(図2で
は図示省略してある)に格納しておく。
【0056】そして、IPL制御部16は、前記読み込
んだパターンロード情報を基に、外部記憶装置5より文
字パターンを読み出して文字パターン格納メモリ2へロ
ードする(S2)。
【0057】その後、IPL制御部16は前記文字パタ
ーンロード情報より、サポート範囲が変更されているか
否かを判断する(S3)。その結果、サポート範囲が変
更されていればサポート範囲を変更する(S4)。この
場合、変更したサポート範囲の情報(図4参照)は装置
制御部3内のメモリに格納しておく。
【0058】以降、変更したサポート範囲を使用して通
常運用を行う。しかし、サポート範囲が変更されていな
い場合はそのままとする。 §4:印刷時の処理の説明・・・図6参照 図6は実施例2の印刷時の処理フローチャートである。
以下、図6に基づいて印刷時の処理を説明する。なお、
S11〜S13は各処理ステップを示す。
【0059】通常運用時において、データ受信部12が
上位装置10からの印刷データを受信すると(S1
1)、その印刷データをデータ処理部15へ転送する。
データ処理部15は、前記印刷データを解析し、文字パ
ターンサイズを算出する(S12)。
【0060】そして、データ処理部15は、サポート範
囲の情報(装置制御部内のメモリの情報)を参照するこ
とにより、文字パターンのサイズが、サポート範囲内か
否かを判断する(S13)。その結果、文字パターンサ
イズがサポート範囲内であれば、印刷を行うが、サポー
ト範囲内でなければ、装置制御部3から上位装置10に
対して、エラー通知を行う。
【0061】このようにすれば、印刷指示が、サポート
範囲内か否かを上位装置側で知ることができる。 (実施例3の説明)図7〜図9は、本発明の実施例3を
示した図である。なお、図2に示した装置構成図、及び
図3のA図に示した文字パターンは、実施例3でも同じ
なので、実施例3ではこれらの図も援用して説明する。
【0062】§1:実施例3の概要説明 実施例3は、アウトラインフォントの文字パターンを有
する場合の実施例である。実施例3では、印刷装置のサ
ポート範囲の全てのアウトラインフォントをその構成要
素に分解した形で外部記憶装置5に格納し、その文字パ
ターンとは別の領域に用意した「パターンロード情報」
(ロードする文字パターンの構成要素の種類と順番、サ
ポート範囲、代替範囲)のみを入れ替えることにより、
異なる仕様の印刷装置を実現する例である。
【0063】また、実施例3では、サポート範囲、及び
代替範囲の情報を持ち、これらの情報を参照することに
より、サポート範囲外の印刷指示がなされた場合は、代
替範囲内でその構成要素を使用した印刷を行う例であ
る。
【0064】§2:文字パターンロード情報の説明・・
・図7参照 図7は実施例3の文字パターンロード情報を示した図で
ある。例えば、メモリの制約上、1〜20ポイントのサ
ポート範囲を持つ文字パターンしか格納できない印刷装
置において、OEMのA社では代替範囲を20〜40ポ
イント、B社では20〜50ポイントとして使用したい
場合、文字パターンロード情報の代替範囲の情報を入れ
替えることにより、対応できるようにした例である。
【0065】この場合、サポート範囲外でも、代替範囲
内であれば、文字を印刷出力することはできるが、印字
品質は保証されない。また、サポート範囲外で、代替範
囲外の文字は印刷出力できないからエラーとする。
【0066】なお、実施例3でも、前記図7に示した文
字パターンロード情報の外、図3に示した実施例1の文
字パターン、及び文字パターンロード情報も一緒にして
外部記憶装置5に格納しておくものとする。
【0067】§3:電源投入時の処理説明・・・図8参
照 図8は実施例3の電源投入時の処理フローチャートであ
る。以下、図8に基づいて電源投入時の処理を説明す
る。なお、S31〜S36は各処理ステップを示す。
【0068】先ず、印刷装置11の電源が投入される
と、IPL制御部16は外部記憶装置5よりパターンロ
ード情報を読み込む(S31)。この時読み込んだ文字
パターンロード情報は装置制御部3内のメモリ(図2で
は図示省略してある)に格納しておく。
【0069】そして、IPL制御部16は、前記読み込
んだパターンロード情報を基に外部記憶装置5より文字
パターンを読み出して文字パターン格納メモリ2へロー
ドする(S32)。
【0070】その後、IPL制御部16は前記パターン
ロード情報より、サポート範囲が変更されているか否か
を判断する(S33)。その結果、サポート範囲が変更
されていればサポート範囲を変更する(S34)。
【0071】この場合、前記変更したサポート範囲の情
報(図4参照)は装置制御部3内のメモリに格納してお
く。以降、このメモリの情報を使用して通常運用を行
う。しかし、サポート範囲が変更されていない場合はそ
のままとする。
【0072】次に、代替範囲に変更があるか否かを判断
し(S35)、代替範囲が変更あれば、代替範囲を変更
する(S36)。この場合にも、変更した代替範囲は、
装置制御部3内のメモリに格納しておく。以降、このメ
モリの情報を使用して通常運用を行う。しかし、代替範
囲が変更されていなければ、そのまま通常運用を行う。
【0073】§4:印刷時の処理の説明・・・図9参照 図9は実施例3の印刷時の処理フローチャートである。
以下、図9に基づいて、印刷時の処理を説明する。な
お、S41〜S44は各処理ステップを示す。
【0074】通常運用時において、データ受信部12が
上位装置10からの印刷データを受信すると(S4
1)、その印刷データをデータ処理部15へ転送する。
データ処理部15は、前記印刷データを解析し、文字パ
ターンサイズを算出する(S42)。
【0075】そして、データ処理部15は、前記サポー
ト範囲の情報を参照することにより、文字パターンのサ
イズが、サポート範囲内か否かを判断する(S43)。
その結果、文字パターンサイズがサポート範囲内であれ
ば印刷を行うが、サポート範囲内でなければ、更にパタ
ーンサイズが代替範囲内か否かを判断する(S44)。
【0076】その結果、文字パターンサイズが代替範囲
内であれば、印刷を行うが、代替範囲内でなければ、上
位装置10にエラー通知を行う。このようにして、印刷
指示された文字パターンサイズがサポート範囲内でな
く、かつ代替範囲内でもない場合には、上位装置にエラ
ー通知が送られるので、この状態を上位装置側で知るこ
とができる。
【0077】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) :印刷装置に限らず、他の装置(例えば、表示装置
等)にも前記実施例と同様に適用可能である。
【0078】(2) :文字パターンは前記実施例に限ら
ず、他の任意の文字パターンについても実施可能であ
る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :装置立ち上げ時に外部記憶装置から内部メモリに
ロードする文字パターンが、ユーザや、オプション体系
(サポート範囲、代替範囲を含む)により異なる印刷装
置でも、ロードする文字パターン(装置固有の文字パタ
ーン)の変更が、文字パターンロード情報の変更のみで
容易に変更することができる。従って、前記変更を行う
際の手間と時間が削減でき、コストが低減可能である。
【0080】(2) :ユーザや、オプション体系によりシ
ステムを作る必要がないので、システムの管理が楽にな
る。 (3) :ユーザでオプションを変更する場合、文字パター
ンロード情報を入れ替えるだけで、済むので、手間と時
間が削減でき、コスト削減になる。
【0081】(4) :外部記憶装置に格納する文字パター
ンのデータ量は大量である(例えば、フロッピィディス
クで数10枚分程度)が、文字パターンロード情報のデ
ータ量は極めて少ない(例えば、フロッピィディスク1
枚分程度が普通である)。
【0082】従って、ロードする文字パターンを変更す
る場合、データ量の少ない文字パターンロード情報のみ
を入れ替えれば良いので、短時間で、かつ容易に変更を
行うことができる。
【0083】また、文字パターンの変更時には、従来の
ように装置制御部を変更する必要がないので、従来例に
比べて更に作業量が少なく、変更処理が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例1の装置構成図である。
【図3】実施例1の文字パターンと文字パターンロード
情報の説明図である。
【図4】実施例2の文字パターンロード情報を示した図
である。
【図5】実施例2の電源投入時の処理フローチャートで
ある。
【図6】実施例2の印刷時の処理フローチャートであ
る。
【図7】実施例3の文字パターンロード情報を示した図
である。
【図8】実施例3の電源投入時の処理フローチャートで
ある。
【図9】実施例3の印刷時の処理フローチャートであ
る。
【図10】従来例の説明図1である。
【図11】従来例の説明図2である。
【符号の説明】
3 装置制御部 5 外部記憶装置 2A 内部メモリ 11 印刷装置 12 データ受信部 13 描画部 15 データ処理部 16 IPL制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置制御部と、内部メモリと、外部記憶
    装置を備え、 前記外部記憶装置には、装置のサポート範囲の全ての文
    字パターンをその構成要素に分解した形の文字パターン
    情報と、前記文字パターン情報が前記内部メモリへロー
    ドされる際のロードされる文字パターンの構成要素の種
    類と順番を含む文字パターンロード情報が格納され、 前記装置制御部には、前記外部記憶装置から文字パター
    ンロード情報を読み出し、その情報を基に前記外部記憶
    装置の文字パターン情報を前記内部メモリへロードする
    文字パターンロード制御手段が備えられていることを特
    徴とした印刷装置。
  2. 【請求項2】 装置制御部と、内部メモリと、外部記憶
    装置を備え、 前記外部記憶装置には、装置のサポート範囲の全てのア
    ウトラインフォントの文字パターンをその構成要素に分
    解した形の文字パターン情報と、前記文字パターン情報
    が前記内部メモリへロードされる際のロードされる文字
    パターンの構成要素の種類と順番を含む文字パターンロ
    ード情報と、装置のサポート範囲を設定するためのサポ
    ート範囲情報を含む文字パターンロード情報が格納さ
    れ、 前記装置制御部には、前記外部記憶装置から文字パター
    ンロード情報を読み出し、その情報を基に前記外部記憶
    装置のアウトラインフォントの文字パターン情報を前記
    内部メモリへロードする文字パターンロード制御手段が
    備えられていることを特徴とした印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記装置制御部には、 前記外部記憶装置から文字パターンロード情報を読み出
    し、その情報を基にサポート範囲に変更があれば装置の
    サポート範囲を変更し、 上位装置から、サポート範囲外の印刷指示が行われた場
    合は、前記上位装置へエラー通知を送るサポート範囲制
    御手段が備えられていることを特徴とした請求項2記載
    の印刷装置。
  4. 【請求項4】 装置制御部と、内部メモリと、外部記憶
    装置を備え、 前記外部記憶装置には、装置のサポート範囲の全てのア
    ウトラインフォントの文字パターンをその構成要素に分
    解した形の文字パターン情報と、前記文字パターン情報
    が前記内部メモリへロードされる際のロードされる文字
    パターンの構成要素の種類と順番を含む文字パターンロ
    ード情報と、装置のサポート範囲を設定するためのサポ
    ート範囲情報、及び代替範囲を設定するための代替範囲
    情報を含む文字パターンロード情報が格納され、 前記装置制御部には、前記外部記憶装置から文字パター
    ンロード情報を読み出し、その情報を基に前記外部記憶
    装置のアウトラインフォントの文字パターン情報を前記
    内部メモリへロードする文字パターンロード制御手段が
    備えられていることを特徴とした印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記装置制御部には、 前記外部記憶装置から文字パターンロード情報を読み出
    し、その情報を基にサポート範囲、及び代替範囲に変更
    があれば、装置のサポート範囲及び代替範囲を変更し、 上位装置から、サポート範囲外で、かつ代替範囲外の印
    刷指示が行われた場合は、前記上位装置へエラー通知を
    送るサポート範囲/代替範囲制御手段が備えられている
    ことを特徴とした請求項4記載の印刷装置。
JP6218848A 1994-09-13 1994-09-13 印刷装置 Withdrawn JPH0880644A (ja)

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JPH0880644A true JPH0880644A (ja) 1996-03-26

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