JPH0879028A - チョッパ型コンパレータ - Google Patents

チョッパ型コンパレータ

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JPH0879028A
JPH0879028A JP23587894A JP23587894A JPH0879028A JP H0879028 A JPH0879028 A JP H0879028A JP 23587894 A JP23587894 A JP 23587894A JP 23587894 A JP23587894 A JP 23587894A JP H0879028 A JPH0879028 A JP H0879028A
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circuit
electrode
offset
inverter
voltage
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JP23587894A
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Michio Onda
道雄 恩田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チョッパ型コンパレータを構成するMOS容
量等のプロセス変動等にともなうバラツキを補正し、そ
のオフセット誤差を低減する。 【構成】 その一方の電極に入力電圧Vi1又はVi2
を選択的に受ける容量C1と、その入力端子が容量C1
の他方の電極に結合されるインバータV1と、インバー
タV1の入力端子及び出力端子間にスイッチ手段として
設けられるMOSFETM1とを含む電圧比較回路VC
をその基本構成要素とするチョッパ型コンパレータCC
MPに、その一方の電極がスイッチS4及びS5を介し
てインバータV1の出力端子にそれぞれ結合される容量
C3及びC4と、その非反転入力端子+及び反転入力端
子−が容量C3及びC4の一方の電極にそれぞれ結合さ
れる差動増幅回路DAMPとを含みオフセット誤差を判
定するオフセット誤差判定回路OSDと、その一方の電
極がインバータV1の入力端子に結合されその他方の電
極にオフセット誤差判定回路OSDの出力信号Vdを受
ける容量C2をそれぞれ含む1個又は複数個のオフセッ
ト補償回路OSCとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はチョッパ型コンパレー
タに関し、例えば、逐次比較型A/D(Analogu
e/Digital)変換器に含まれるチョッパ型コン
パレータならびにそのオフセット誤差の低減に利用して
特に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に例示されるように、その一方の
電極に入力電圧Vi1又はVi2を選択的に受ける容量
C1と、その入力端子が容量C1の他方の電極に結合さ
れるインバータV1と、インバータV1の入力端子及び
出力端子間にスイッチ手段として設けられるNチャンネ
ルMOSFET(金属酸化物半導体型電界効果トランジ
スタ。この明細書では、MOSFETをして絶縁ゲート
型電界効果トランジスタの総称とする)M1とを含む電
圧比較回路VCをその基本構成要素とするチョッパ型コ
ンパレータCCMPがある。また、このようなチョッパ
型コンパレータを含む逐次比較型A/D変換器があり、
このような逐次比較型A/D変換器を搭載した自動制御
用のシングルチップマイクロコンピュータがある。
【0003】上記チョッパ型コンパレータCCMPで
は、MOSFETM1の寄生容量等に起因するオフセッ
ト誤差が生じ、このことが逐次比較型A/D変換器の変
換精度を制約する原因となっている。これに対処するた
め、図10に追加して示されるように、その一方の電極
がインバータV1の入力端子に結合されその他方の電極
にオフセット補償制御電圧Vsを受ける容量C2を設け
ることで、チョッパ型コンパレータのオフセット誤差を
補正する方法が提案されている。
【0004】チョッパ型コンパレータならびにそのオフ
セット誤差の補正方法については、例えば、1984年
5月発行の『電子通信学会論文誌』Vol.J67−C
No.5 第443頁〜第450頁に記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記チョッパ型コンパ
レータにおいて、容量C2はMOS容量からなり、この
容量C2となるMOSFETは、これを介してインバー
タV1の入力端子に伝達されるオフセット補償電圧Vc
の電位つまりオフセット補償量が電圧比較回路VCのオ
フセット誤差と一致すべく所定のサイズで設計される。
しかし、自動制御システムの高性能化が進みA/D変換
器に要求される変換精度が高まるにしたがって、上記の
ような従来のチョッパ型コンパレータには次の問題点が
生じることが本願発明者等によって明らかとなった。す
なわち、従来のチョッパ型コンパレータでは、前述のよ
うに、MOS容量C2が設計値や経験的に得られる所定
の条件をもって形成され、このMOS容量C2を介して
得られるオフセット補償量も固定化される。ところが、
半導体基板上に形成されるMOSFETのサイズやその
容量等は、製造プロセスや加工精度等にともなうバラツ
キを呈し、このことがチョッパ型コンパレータのオフセ
ット誤差を残存させる原因となる。この結果、逐次比較
型A/D変換器の変換精度が制限され、これによってマ
イクロコンピュータを含む自動制御システムの高性能化
が制約されるものである。
【0006】この発明の目的は、チョッパ型コンパレー
タを構成するMOS容量のプロセス変動等にともなうバ
ラツキを補正し、チョッパ型コンパレータの最終的に残
存するオフセット誤差を低減することにある。この発明
の他の目的は、チョッパ型コンパレータを含む逐次比較
型A/D変換器等の変換精度を高め、逐次比較型A/D
変換器を含む自動制御システム等の高性能化を図ること
にある。
【0007】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、その一方の電極に第1又は第
2の入力電圧を選択的に受ける第1の容量手段と、その
入力端子が上記第1の容量手段の他方の電極に結合され
るインバータと、上記インバータの入力端子及び出力端
子間に設けられる第1のスイッチ手段とを含む電圧比較
回路をその基本構成要素とするチョッパ型コンパレータ
に、その一方の電極が第2及び第3のスイッチ手段を介
して上記インバータの出力端子にそれぞれ結合される第
2及び第3の容量手段と、その非反転及び反転入力端子
が上記第2及び第3の容量手段の一方の電極にそれぞれ
結合される差動増幅回路とを含みオフセット誤差を判定
するオフセット誤差判定回路と、その一方の電極が上記
インバータの入力端子に結合されその他方の電極に上記
オフセット誤差判定回路の実質的な出力信号を受ける第
4の容量手段をそれぞれ含む1個又は複数個のオフセッ
ト補償回路を設ける。
【0009】
【作用】上記手段によれば、チョッパ型コンパレータの
電圧比較回路に残存するオフセット誤差をオフセット誤
差判定回路により自動的に判定できるとともに、このオ
フセット誤差に相当するオフセット補償電圧を連続的又
は離散的に生成し、第4の容量手段を介して電圧比較回
路に供給して、そのオフセット誤差を相殺することがで
きる。この結果、チョッパ型コンパレータのプロセス変
動等にともなうバラツキを補正し、そのオフセット誤差
を充分に低減できるため、チョッパ型コンパレータを含
む逐次比較型A/D変換器等の変換精度を高め、逐次比
較型A/D変換器を含む自動制御システム等の高性能化
を図ることができる。
【0010】
【実施例】図1には、この発明が適用されたチョッパ型
コンパレータCCMPの第1の実施例の基本構成図が示
され、図2には、その一実施例の補償特性図が示されて
いる。これらの図をもとに、まず補償量連続方式を採る
チョッパ型コンパレータの基本的構成及び動作ならびに
その特徴について説明する。なお、この実施例のチョッ
パ型コンパレータCCMPは、特に制限されないが、逐
次比較型A/D変換器に含まれ、この逐次比較型A/D
変換器は、所定の自動制御システムの中心要素となるシ
ングルチップマイクロコンピュータに搭載される。図1
の各回路素子は、シングルチップマイクロコンピュータ
を構成する図示されない他の回路素子とともに、単結晶
シリコンのような1個の半導体基板上に形成される。
【0011】図1において、チョッパ型コンパレータC
CMPは、電圧比較回路VCを基本構成要素とし、この
電圧比較回路VCは、所定の静電容量を有する容量C1
(第1の容量手段)を含む。電圧比較回路VCを構成す
る容量C1の一方つまり左方の電極には、タイミング信
号T1がハイレベルとされることで選択的にオン状態と
されるスイッチS1を介して入力電圧Vi1(第1の入
力電圧)が選択的に供給され、タイミング信号T2がハ
イレベルとされることで選択的にオン状態とされるスイ
ッチS2を介して入力電圧Vi2(第2の入力電圧)が
選択的に供給される。なお、タイミング信号T1及びT
2は、同時にハイレベルとされることなく交互にハイレ
ベルとされ、これを受けてスイッチS1及びS2は、同
時にオン状態とされることなく交互にオン状態とされ
る。言うまでもなく、スイッチS1がオン状態とされる
とき容量C1の左方の電極には入力電圧Vi1が伝達さ
れ、スイッチS2がオン状態とされるとき入力電圧Vi
2が伝達される。
【0012】電圧比較回路VCを構成する容量C1の他
方つまり右方の電極は、インバータV1の入力端子に結
合される。このインバータV1の入力端子及び出力端子
間には、そのゲートにタイミング信号T3を受けるNチ
ャンネルMOSFETM1(第1のスイッチ手段)が設
けられる。また、インバータV1の出力信号は、チョッ
パ型コンパレータCCMPの出力信号SOとして、逐次
比較型A/D変換器の図示されない後段回路に供給され
る。なお、インバータV1は、所定の論理スレッショル
ドレベルVltを持つべく設計される。また、タイミン
グ信号T3は、上記タイミング信号T1がハイレベルと
されるほぼ中間において、言い換えるならば容量C1の
左方の電極にスイッチS1を介して入力電圧Vi1が伝
達される期間のほぼ中間において、一時的にハイレベル
とされる。
【0013】タイミング信号T3がハイレベルとされる
とき、チョッパ型コンパレータCCMPの電圧比較回路
VCでは、MOSFETM1がオン状態とされ、このM
OSFETM1を介してインバータV1の入力端子及び
出力端子間が短絡される。このとき、容量C1の左方の
電極には、前述のように、スイッチS1を介して入力電
圧Vi1が供給される。したがって、インバータV1の
入力端子及び出力端子ならびに容量C1の右方の電極に
おける電位は、インバータV1の論理スレッショルドレ
ベルVltをもって同電位とされ、容量C1には、その
静電容量値をC1とし入力電圧Vi1の電位をVi1と
するとき、 Q1=C1×(Vi1−Vlt)・・・・・・・・・・・・・・・・(1) なる電荷Q1が蓄積される。このように、タイミング信
号T1及びT3がハイレベルとされタイミング信号T2
がロウレベルとされるとき、電圧比較回路VCはいわゆ
るサンプリングモードとされ、電圧比較回路VCの容量
C1には、入力電圧Vi1の電位Vi1とインバータV
1の論理スレッショルドレベルVltとの差分に比例し
た電荷Q1が蓄積されるものとなる。
【0014】次に、タイミング信号T1及びT3がロウ
レベルとされタイミング信号T2がハイレベルとされる
と、チョッパ型コンパレータCCMPでは、MOSFE
TM1がオフ状態となり、容量C1の左方の電極にはス
イッチS2を介して入力電圧Vi2が伝達される。この
ため、容量C1の左方の電極における電位は、入力電圧
Vi1及びVi2の電位差分だけ変化し、これに応じて
その右方の電極つまりインバータV1の入力端子におけ
る電位が変化する。この結果、インバータV1つまりチ
ョッパ型コンパレータCCMPの出力信号SOは、入力
電圧Vi2の電位が入力電圧Vi1より高いときにロウ
レベルとなり、低いときにハイレベルとなる。つまり、
タイミング信号T1及びT3がロウレベルとされタイミ
ング信号T2がハイレベルとされるとき、電圧比較回路
VCはいわゆるデータ比較モードとされ、その出力信号
SOは、入力電圧Vi2の電位が入力電圧Vi1より高
いことを条件に選択的にロウレベルとされる。
【0015】ところで、電圧比較回路VCを構成するM
OSFETM1のゲート・ドレイン間には、比較的小さ
な寄生容量が存在する。このため、MOSFETM1が
オン状態とされるサンプリング時とオフ状態とされるデ
ータ比較時とでは、寄生容量等を介する電荷のフィール
ドスルーによってオフセットが発生し、特にデータ比較
時のインバータV1の入力端子における電位を低下させ
るべく作用して、チョッパ型コンパレータCCMPのオ
フセット誤差の原因となる。これに対処するため、この
実施例のチョッパ型コンパレータCCMPでは、所定の
オフセット補償制御電圧Vs及びタイミング信号T4を
受けるオフセット補償回路OSCが設けられ、電圧比較
回路VCのオフセット誤差を相殺する方法が採られる。
【0016】すなわち、オフセット補償回路OSCは、
チョッパ型コンパレータCCMPがデータ比較モードと
されタイミング信号T4がハイレベルとされるとき、オ
フセット補償制御電圧Vsに応じたオフセット補償電圧
Vcを生成し、電圧比較回路VCを構成するインバータ
V1の入力端子に供給する。このオフセット補償電圧V
cは、データ比較時のインバータV1の入力端子におけ
る電位を高めるべく作用し、これによって電圧比較回路
VCのオフセット誤差が相殺される。
【0017】この実施例において、オフセット補償回路
OSCから電圧比較回路VCを構成するインバータV1
の入力端子に供給されるオフセット補償電圧Vcの電位
つまりオフセット補償量は、図2に示されるように、オ
フセット補償制御電圧Vsに従って連続的かつ直線的に
変化する。また、オフセット補償制御電圧Vsの電位
は、後述するように、例えば差動増幅回路を含むオフセ
ット誤差判定回路により自動的に電圧比較回路VCのオ
フセット誤差に相当した値に設定される。したがって、
オフセット誤差の原因となるMOSFETM1やオフセ
ット補償回路OSCを構成するMOS容量等の特性が製
造プロセスや加工精度等にともなうバラツキを呈する場
合でも、オフセット補償回路OSCによるオフセット補
償量は常に電圧比較回路VCのオフセット誤差と同一値
に設定され、これによってチョッパ型コンパレータCC
MPのオフセット誤差が充分に低減される。
【0018】図3には、この発明が適用されたチョッパ
型コンパレータCCMPの第1の実施例の回路図が示さ
れ、図4には、その一実施例の補償特性図が示されてい
る。これらの図をもとに、この実施例のチョッパ型コン
パレータの具体的構成及び動作ならびにその特徴につい
て説明する。なお、この実施例のチョッパ型コンパレー
タCCMPは、前記図1の基本構成に沿ったものとされ
るため、前記されないオフセット誤差判定回路OSD及
びオフセット補償回路OSCの具体的部分についてのみ
説明を追加する。
【0019】図3において、チョッパ型コンパレータC
CMPのオフセット誤差判定回路OSDは、差動増幅回
路DAMPをその基本構成要素とする。差動増幅回路D
AMPの非反転入力端子+は、タイミング信号T5がハ
イレベルとされることで選択的にオン状態とされるスイ
ッチS4(第2のスイッチ手段)を介して電圧比較回路
VCを構成するインバータV1の出力端子に結合される
とともに、容量C3(第2の容量手段)を介して回路の
接地電位に結合される。また、差動増幅回路DAMPの
反転入力端子−は、タイミング信号T6がハイレベルと
されることで選択的にオン状態とされるスイッチS5
(第3のスイッチ手段)を介してインバータV1の出力
端子に結合されるとともに、容量C4(第3の容量手
段)を介して回路の接地電位に結合される。差動増幅回
路DAMPの出力電圧Vdは、オフセット補償制御電圧
Vsとしてオフセット補償回路OSCに供給される。
【0020】この実施例において、タイミング信号T5
及びT6は、チョッパ型コンパレータCCMPが所定の
オフセット誤差判定モードとされるとき、順次一時的に
ハイレベルとされる。電圧比較回路VCでは、タイミン
グ信号T5がハイレベルとされるとき、タイミング信号
T3がハイレベルとされ、MOSFETM1がオン状態
とされる。また、タイミング信号T6がハイレベルとさ
れるとき、タイミング信号T3はロウレベルとされ、M
OSFETM1はオフ状態とされる。容量C1の左方の
電極には、チョッパ型コンパレータCCMPがオフセッ
ト誤差判定モードとされる間、例えば入力電圧Vi1と
して一定の電位が供給される。
【0021】これらのことから、オフセット誤差判定回
路OSDを構成する容量C3には、MOSFETM1の
オン状態時すなわち電圧比較回路VCのサンプリング時
におけるインバータV1の出力レベルつまりその論理ス
レッショルドレベルVltが入力され、容量C4には、
MOSFETM1のオフ状態時すなわち電圧比較回路V
Cのデータ比較時におけるインバータV1の出力レベル
が入力される。前述のように、電圧比較回路VCが所定
のオフセット誤差判定モードでサンプリングモード又は
データ比較モードとされるとき、容量C1の左方の電極
には一定の電位が供給される。このため、データ比較モ
ードにおけるインバータV1の出力レベルは、電圧比較
回路VCにオフセット誤差がない場合、インバータV1
の論理スレッショルドレベルVltそのものとなるが、
オフセット誤差がある場合、論理スレッショルドレベル
Vltから電圧比較回路VCのオフセット誤差分だけ変
化したレベルとなる。この結果、差動増幅回路DAMP
の出力電圧Vdは、その増幅率をGdとし、電圧比較回
路VCのオフセット誤差をVoとするとき、 Vd=Gd×Vo となり、電圧比較回路VCのオフセット誤差に比例する
ものとなる。
【0022】次に、オフセット補償回路OSCは、Nチ
ャンネルMOSFETからなる容量C2(第4の容量手
段)を含む。容量C2の一方つまり下方の電極は、電圧
比較回路VCを構成するインバータV1の入力端子に結
合され、その他方つまり上方の電極は、タイミング信号
T4がハイレベルとされることで選択的にオン状態とさ
れるスイッチS3を介して上記オフセット誤差判定回路
OSDの出力端子Vdに結合される。なお、タイミング
信号T4は、前記タイミング信号T2がハイレベルとさ
れる期間つまり電圧比較回路VCがデータ比較モードと
される期間を包含すべく選択的にハイレベルとされる。
また、容量C2は、その静電容量値をC2としオフセッ
ト補償制御電圧Vsの電位をVsとするとき、タイミン
グ信号T4がハイレベルとされスイッチS3がオン状態
とされることを条件に、 Q2=C2×Vs なる電荷Q2を蓄えるが、この蓄積電荷Q2は、電圧比
較回路VCの容量C1等との間でチャージシェアされ、
これによってインバータV1の入力端子における電位が
オフセット補償電圧Vc分だけ押し上げられる。
【0023】この実施例において、オフセット誤差判定
回路OSDを構成する差動増幅回路DAMPの非反転入
力端子+における電位V+ と反転入力端子−における電
位V- との間の差分V+ −V- は、図4の右上部に示さ
れるように、電圧比較回路VCのオフセット誤差Voに
比例し、オフセット補償制御電圧Vsつまり差動増幅回
路DAMPの出力信号Vdは、図4の左上部に示される
ように、差動増幅回路DAMPの動作特性に沿って変化
する。したがって、図4の左下部に示されるように、オ
フセット補償回路OSCを構成する容量C2に差動増幅
回路DAMPとは対称的な動作特性を持たせることで、
オフセット補償電圧Vcと電圧比較回路VCのオフセッ
ト誤差Voとを一致させ、相殺することができる。この
結果、チョッパ型コンパレータCCMPのプロセス変動
等にともなうバラツキを補正し、そのオフセット誤差を
充分に低減できるため、チョッパ型コンパレータCCM
Pを含む逐次比較型A/D変換器の変換精度を高め、逐
次比較型A/D変換器を含む自動制御システム等の高性
能化を図ることができるものである。
【0024】図5には、この発明が適用されたチョッパ
型コンパレータCCMPの第2の実施例の回路図が示さ
れている。なお、この実施例のチョッパ型コンパレータ
CCMPは、前記図3の実施例を基本的に踏襲するもの
であるため、これと異なる部分についてのみ説明を追加
する。
【0025】図5において、この実施例のチョッパ型コ
ンパレータCCMPは、アナログ/ディジタル変換回路
A/D,演算回路OP及びディジタル/アナログ変換回
路D/Aを含む。このうち、アナログ/ディジタル変換
回路A/Dは、オフセット誤差判定回路OSDつまりは
差動増幅回路DAMPの出力電圧Vdを受けて所定ビッ
トのディジタル信号に変換し、量子化する。また、演算
回路OPは、アナログ/ディジタル変換回路A/Dから
出力されるディジタル信号に所定の演算処理を施し、デ
ィジタル/アナログ変換回路D/Aは、演算回路OPの
演算結果を受けてアナログ信号つまりオフセット補償制
御電圧Vsに変換する。
【0026】この実施例において、演算回路OPは、例
えばプログラム制御され、オフセット補償回路OSCに
よって得られるオフセット補償電圧Vcと電圧比較回路
VCのオフセット誤差Voとを一致させるべく所定の演
算処理を施す。したがって、前記図3の実施例において
差動増幅回路DAMPや容量C2の特性をハードウエア
的に制御することが困難な場合には、演算回路OPによ
るソフトウェア的な演算処理が有効となり、これによっ
てチョッパ型コンパレータCCMPのオフセット誤差を
さらに低減することができるものとなる。
【0027】図6には、この発明が適用されたチョッパ
型コンパレータCCMPの第2の実施例の基本構成図が
示され、図7には、その一実施例の補償特性図が示され
ている。これらの図をもとに、補償量離散方式を採るチ
ョッパ型コンパレータの基本的構成及び動作ならびにそ
の特徴について説明する。なお、この実施例のチョッパ
型コンパレータCCMPは、前記図1及び図2の実施例
を基本的に踏襲するものであるため、これと異なる部分
についてのみ説明を追加する。
【0028】図6において、この実施例のチョッパ型コ
ンパレータCCMPは、4個の単位オフセット補償回路
UOC1〜UOC4からなるオフセット補償回路OSC
を備える。単位オフセット補償回路UOC1〜UOC4
には、対応するオフセット補償制御電圧Vs1〜Vs4
がそれぞれ供給される。また、これらの単位オフセット
補償回路には、タイミング信号T4が共通に供給され、
その出力端子は、電圧比較回路VCを構成するインバー
タV1の入力端子に共通結合される。
【0029】この実施例において、オフセット補償回路
OSCを構成する単位オフセット補償回路UOC1〜U
OC4のそれぞれは、対応するオフセット補償制御電圧
Vs1〜Vs4が有効レベルとされることで、それぞれ
固定したレベルのオフセット補償電圧Vc1〜Vc4を
生成し、インバータV1の入力端子に供給する。したが
って、単位オフセット補償回路UOC1〜UOC4から
出力されるオフセット補償電圧の総量は、図7に示され
るように、オフセット補償制御電圧Vs1〜Vs4の総
量VS1〜VS4に対して離散的な値VC1〜VC4を
とる。ここで、単位オフセット補償回路UOC1により
生成されるオフセット補償電圧Vc1の値をVcoと
し、単位オフセット補償回路UOC2〜UOC4により
生成されるオフセット補償電圧Vc2〜Vc4の値をそ
れぞれ、 Vc2=21 ×Vco Vc3=22 ×Vco Vc4=23 ×Vco とするとき、これらのオフセット補償電圧の総量は、オ
フセット補償制御電圧Vs1〜Vs4を2進値として組
み合わせることで、0×Vco〜15×Vcoなる等差
値をとる。したがって、離散的ではあるが、オフセット
補償回路OSCから電圧比較回路VCに供給されるオフ
セット補償電圧Vcの値をディジタル的に制御し、その
オフセット誤差を低減することができるものとなる。
【0030】図8には、この発明が適用されたチョッパ
型コンパレータCCMPの第3の実施例の回路図が示さ
れ、図9には、その第4の実施例の回路図が示されてい
る。なお、これらの実施例は、前記図6の基本構成に沿
ったものであるため、前記されないオフセット補償回路
OSCの具体的部分とオフセット補償レジスタCREG
の概要についてのみ説明を追加する。オフセット誤差判
定回路OSD,アナログ/ディジタル変換回路A/D及
び演算回路OPについては、図3の実施例に含まれるオ
フセット誤差判定回路OSD,アナログ/ディジタル変
換回路A/D及び演算回路OPとそれぞれ同一構成とさ
れるため、説明を割愛する。
【0031】図8において、この実施例のチョッパ型コ
ンパレータCCMPのオフセット補償回路OSCは、4
個の単位オフセット補償回路UOC1〜UOC4を含
み、これらの単位オフセット補償回路のそれぞれは、M
OSFETからなる容量C21〜C24(第4の容量手
段)を含む。これらの容量の一方つまり左方の電極は、
電圧比較回路VCを構成するインバータV1の入力端子
に共通結合され、その他方つまり右方の電極には、演算
回路OPから対応するスイッチS31〜S34を介して
オフセット補償制御電圧Vs1〜Vs4がそれぞれ供給
される。
【0032】この実施例において、演算回路OPから出
力されるオフセット補償制御電圧Vs1〜Vs4はとも
にディジタル信号とされ、アナログ/ディジタル変換回
路A/Dによりディジタル化されたオフセット誤差判定
回路OSDの出力電圧Vdに従ってハイレベル又はロウ
レベルの2値信号とされる。また、オフセット補償回路
OSCの単位オフセット補償回路UOC1〜UOC4を
構成する容量C21〜C24は、例えば所定の基本容量
値Coに対して2の0乗ないし3乗倍の静電容量値をそ
れぞれ有し、タイミング信号T4がハイレベルとされ対
応するスイッチS1〜S4がオン状態とされることを条
件にそれぞれ所定のオフセット補償電圧Vc1〜Vc4
を生成して、電圧比較回路VCのインバータV1の入力
端子に供給する。この結果、離散的ではあるが、オフセ
ット補償回路OSCから電圧比較回路VCに供給される
オフセット補償電圧Vcの値をディジタル的かつ自動的
に制御し、そのオフセット誤差を低減することができる
ものである。
【0033】なお、オフセット補償回路OSCの単位オ
フセット補償回路UOC1〜UOC4に供給されるオフ
セット補償制御電圧Vs1〜Vs4は、図9に例示され
るように、オフセット補償レジスタCREGの各ビット
の出力として得ることができる。この場合、オフセット
補償レジスタCREGには、マイクロコンピュータの図
示されない中央処理装置からシステムバスを介して量子
化されたオフセット補償制御電圧の書き込みが行われ
る。この結果、オフセット補償制御電圧をダイナミック
に書き換え、その値を最適化することができる。
【0034】以上の本実施例により得られる作用効果は
次の通りである。すなわち、 (1)その一方の電極に第1又は第2の入力電圧を選択
的に受ける第1の容量手段と、その入力端子が上記第1
の容量手段の他方の電極に結合されるインバータと、上
記インバータの入力端子及び出力端子間に設けられる第
1のスイッチ手段とを含む電圧比較回路をその基本構成
要素とするチョッパ型コンパレータに、その一方の電極
が第2及び第3のスイッチ手段を介して上記インバータ
の出力端子にそれぞれ結合される第2及び第3の容量手
段と、その非反転及び反転入力端子が上記第2及び第3
の容量手段の一方の電極にそれぞれ結合される差動増幅
回路とを含みオフセット誤差を判定するオフセット誤差
判定回路と、その一方の電極が上記インバータの入力端
子に結合されその他方の電極に上記オフセット誤差判定
回路の実質的な出力信号であるオフセット補償制御電圧
を受ける第4の容量手段をそれぞれ含む1個又は複数個
のオフセット補償回路を設けることで、チョッパ型コン
パレータの電圧比較回路に残存するオフセット誤差をオ
フセット誤差判定回路により自動的に判定することがで
きるという効果が得られる。
【0035】(2)上記(1)項により、電圧比較回路
のオフセット誤差に相当するオフセット補償電圧を連続
的又は離散的に生成し、第4の容量手段を介して電圧比
較回路に供給して、そのオフセット誤差を相殺できると
いう効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、チョッパ型コ
ンパレータのプロセス変動等にともなうバラツキを補正
し、そのオフセット誤差を充分に低減することができる
という効果が得られる。 (4)上記(1)項ないし(3)項により、チョッパ型
コンパレータを含む逐次比較型A/D変換器等の変換精
度を高め、逐次比較型A/D変換器を含む自動制御シス
テム等の高性能化を図ることができるという効果が得ら
れる。
【0036】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、電圧比較回路VCの出力信号SO
は、所定の容量を介してチョッパ型コンパレータの後段
回路に伝達してもよい。図2において、チョッパ型コン
パレータCCMPの補償特性は、必ずしも直線的である
必要はない。図3において、チョッパ型コンパレータ
は、オフセット誤差判定回路OSDを含むことを必須条
件とはしないし、図4に示される補償特性も任意に設定
することができる。図6,図8及び図9において、オフ
セット補償回路OSCの単位オフセット補償回路UOC
1〜UOC4を構成する容量C21〜C24は、同一の
静電容量としてもよいし、オフセット補償回路OSCを
構成する単位オフセット補償回路の数も任意である。さ
らに、各実施例におけるチョッパ型コンパレータCCM
Pならびに電圧比較回路VC,オフセット誤差判定回路
OSD及びオフセット補償回路OSCの具体的構成なら
びに各タイミング信号の時間関係等は、種々の実施形態
を採りうる。
【0037】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野である逐次
比較型A/D変換器に含まれるチョッパ型コンパレータ
に適用した場合について説明したが、それに限定される
ものではなく、例えば、チョッパ型コンパレータとして
単体で形成されるものやチョッパ型コンパレータを含む
各種のアナログ半導体装置及び計測システム等にも適用
できる。この発明は、少なくとも電圧比較回路を含むチ
ョッパ型コンパレータならびにこのようなチョッパ型コ
ンパレータを含む装置又はシステムに広く適用できる。
【0038】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、その一方の電極に第1又は
第2の入力電圧を選択的に受ける第1の容量手段と、そ
の入力端子が上記第1の容量手段の他方の電極に結合さ
れるインバータと、上記インバータの入力端子及び出力
端子間に設けられる第1のスイッチ手段とを含む電圧比
較回路をその基本構成要素とするチョッパ型コンパレー
タに、その一方の電極が第2及び第3のスイッチ手段を
介して上記インバータの出力端子にそれぞれ結合される
第2及び第3の容量手段と、その非反転及び反転入力端
子が上記第2及び第3の容量手段の一方の電極にそれぞ
れ結合される差動増幅回路とを含みオフセット誤差を判
定するオフセット誤差判定回路と、その一方の電極が上
記インバータの入力端子に結合されその他方の電極に上
記オフセット誤差判定回路の実質的な出力信号を受ける
第4の容量手段をそれぞれ含む1個又は複数個のオフセ
ット補償回路を設けることにより、チョッパ型コンパレ
ータの電圧比較回路に残存するオフセット誤差をオフセ
ット誤差判定回路により自動的に判定することができる
とともに、このオフセット誤差に相当するオフセット補
償電圧を連続的又は離散的に生成し、第4の容量手段を
介して電圧比較回路に供給して、オフセット誤差を相殺
することができる。この結果、チョッパ型コンパレータ
のプロセス変動等にともなうバラツキを補正し、そのオ
フセット誤差を充分に低減できるため、チョッパ型コン
パレータを含む逐次比較型A/D変換器等の変換精度を
高め、逐次比較型A/D変換器を含む自動制御システム
等の高性能化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたチョッパ型コンパレータ
の第1の実施例を示す基本構成図である。
【図2】図1のチョッパ型コンパレータの一実施例を示
す補償特性図である。
【図3】この発明が適用されたチョッパ型コンパレータ
の第1の実施例を示す回路図である。
【図4】図3のチョッパ型コンパレータの一実施例を示
す補償特性図である。
【図5】この発明が適用されたチョッパ型コンパレータ
の第2の実施例を示す回路図である。
【図6】この発明が適用されたチョッパ型コンパレータ
の第2の実施例を示す基本構成図である。
【図7】図6のチョッパ型コンパレータの一実施例を示
す補償特性図である。
【図8】この発明が適用されたチョッパ型コンパレータ
の第3の実施例を示す回路図である。
【図9】この発明が適用されたチョッパ型コンパレータ
の第4の実施例を示す回路図である。
【図10】従来のチョッパ型コンパレータの一例を示す
回路図である。
【符号の説明】
CCMP・・・チョッパ型コンパレータ、VC・・・電
圧比較回路、OSC・・・オフセット補償回路、UOC
1〜UOC4・・・単位オフセット補償回路、OSD・
・・オフセット誤差判定回路、DAMP・・・差動増幅
回路、A/D・・・アナログ/ディジタル変換回路、O
P・・・演算回路、D/A・・・ディジタル/アナログ
変換回路、CREG・・・オフセット補償レジスタ。V
1・・・インバータ、C1〜C4,C21〜C24・・
・容量、M1・・・NチャンネルMOSFET、S1〜
S5,S31〜S34・・・スイッチ、T1〜T6・・
・タイミング信号。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧比較回路と、上記電圧比較回路にそ
    のオフセット誤差を相殺するためのオフセット補償電圧
    を供給するオフセット補償回路とを具備し、上記オフセ
    ット補償電圧による補償量を上記電圧比較回路のオフセ
    ット誤差に応じて変化させうることを特徴とするチョッ
    パ型コンパレータ。
  2. 【請求項2】 上記チョッパ型コンパレータは、上記電
    圧比較回路の出力信号を受けてそのオフセット誤差を判
    定し上記オフセット補償電圧の実質的な電位を決定する
    オフセット誤差判定回路を具備するものであることを特
    徴とする請求項1のチョッパ型コンパレータ。
  3. 【請求項3】 上記電圧比較回路は、その一方の電極に
    第1又は第2の入力電圧を選択的に受ける第1の容量手
    段と、その入力端子が上記第1の容量手段の他方の電極
    に結合されるインバータと、上記インバータの入力端子
    及び出力端子間に設けられる第1のスイッチ手段とを含
    むものであり、上記オフセット誤差判定回路は、その一
    方の電極が第2のスイッチ手段を介して上記インバータ
    の出力端子に結合される第2の容量手段と、その一方の
    電極が第3のスイッチ手段を介して上記インバータの出
    力端子に結合される第3の容量手段と、その非反転入力
    端子が上記第3の容量手段の一方の電極に結合されその
    反転入力端子が上記第4の容量手段の一方の電極に結合
    される差動増幅回路とを含むものであることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2のチョッパ型コンパレータ。
  4. 【請求項4】 上記オフセット補償電圧の電位は、実質
    連続的に変化されるものであって、上記オフセット補償
    回路は、その一方の電極が上記インバータの入力端子に
    結合されその他方の電極に上記オフセット誤差判定回路
    の実質的な出力信号を選択的に受ける第4の容量手段を
    含むものであることを特徴とする請求項1,請求項2又
    は請求項3のチョッパ型コンパレータ。
  5. 【請求項5】 上記オフセット補償電圧の電位は、実質
    離散的に変化されるものであり、上記オフセット補償回
    路は、複数の単位オフセット補償回路を含むものであっ
    て、上記単位オフセット補償回路のそれぞれは、その一
    方の電極が上記インバータの入力端子に共通結合されそ
    の他方の電極に上記オフセット誤差判定回路の出力信号
    をもとに形成されるオフセット補償制御信号の対応する
    ビットを選択的に受ける第4の容量手段を含むものであ
    ることを特徴とする請求項1,請求項2又は請求項3の
    チョッパ型コンパレータ。
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JPWO2018116539A1 (ja) * 2016-12-21 2019-07-18 オリンパス株式会社 撮像素子、撮像装置および内視鏡
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