JPH0878669A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH0878669A
JPH0878669A JP20955594A JP20955594A JPH0878669A JP H0878669 A JPH0878669 A JP H0878669A JP 20955594 A JP20955594 A JP 20955594A JP 20955594 A JP20955594 A JP 20955594A JP H0878669 A JPH0878669 A JP H0878669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
drain
source
semiconductor device
fine particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20955594A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Shigeniwa
昌弘 茂庭
Akio Nishida
彰男 西田
Kozo Katayama
弘造 片山
Hidekazu Murakami
英一 村上
Yukihiro Kiyota
幸弘 清田
Kazuo Yano
和男 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP20955594A priority Critical patent/JPH0878669A/ja
Publication of JPH0878669A publication Critical patent/JPH0878669A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/786Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】半導体装置は、絶縁膜2上に10nm以下(サ
ブ10nm)のサイズの導電性の微小粒3を1個もしく
は複数個設置し、その両端にソース電極11,ドレイン
電極12を配し、微小粒は絶縁性の材料で埋め込み、そ
の上には制御電極であるゲート電極10を配する。ゲー
ト電極10による電界によって、微小粒間のトンネル抵
抗を変化させ、ソース・ドレイン間の電流導通/非導通
を切り換える。 【効果】携帯用エレクトロニクスに必須な高機能,低消
費電力のLSIを実現することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1個もしくは複数個の
結晶粒をスイッチ部として用いる半導体装置およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポケット電話,ボッケトコンピュータな
どの携帯用エレクトロニクスの時代を迎えつつある現
在、その心臓部である大規模集積回路(Large Scale In
tegratedcircuit;LSI)は、高い性能を提供する超高
集積化と、電池を電源に使える低消費電力化の二つが同
時に求められている。低消費電力化は、具体的には、微
小論理振幅で動作するスイッチング素子,微小電荷量で
記憶するメモリ素子などの開発である。
【0003】これらの要請は定性的にはこれまでもあっ
たもので、素子を微細化することでこれらにこたえてき
た。しかし、微細化は従来の素子の動作原理の限界と目
される0.1μm の世界に足を踏み入れようとしてい
る。今後は、新しい動作原理の素子を発明し、それを用
いて微細化を進めて行かなければならない。また、その
ための新しい素子製造技術が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、0.
1μm 以下のスケールでも通用する動作原理の素子を
提供し、また、その製造方法を提供し、超高集積で低消
費電力なLSIの実現を可能ならしめることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
0.1μm 以下のスケールでありながら無理なく動作す
る素子を提供するために、0.1μm 以下のスケールで
得られる物理現象を動作原理として用いる。その動作原
理とは、極微小な粒で得られるクーロン・ブロッケイド
の利用である。
【0006】図1に示すように、絶縁膜上に10nm以
下(サブ10nm)のサイズの導電性の微小粒を1個も
しくは複数個設置し、その両端にソース電極,ドレイン
電極を配し、微小粒は絶縁性の材料で埋め込み、その上
には制御電極であるゲート電極を配した構造とする。た
だし、各微小粒間の間隔は、電子がトンネルによって流
れる程度とし、微小粒間の静電容量Cは(e*e)/2
kTより充分小さくなるようにする。また、ゲート電極
と微小粒との間の静電容量は、Cより小さくなるように
しておく。微小粒よりなる超薄膜のシート抵抗は、N個
の微小粒間にNe/2Cより高い電圧を印加したときに
h/4(e*e)より大きくなるように調整しておく。
ゲート電極による電界によって、微小粒間のトンネル抵
抗を変化させ、ソース・ドレイン間の電流導通/非導通
を切り換える。
【0007】本発明の製造方法は、これら量子効果素子
の心臓部である微小粒の形成方法に関するもので、微小
粒を乗せる絶縁膜を所望の温度に加熱しつつ、これに、
微小粒の構成元素からなる原子もしくは分子を気相中か
ら供給する。
【0008】
【作用】まず、本発明の半導体装置における作用につい
て説明し、その後に、本発明の製造方法における作用に
関して説明する。
【0009】本発明の微小粒を用いたスイッチング素子
は、その動作原理に、クーロン・ブロッケイドを利用し
ている。クーロン・ブロッケイドとは、ある物体に電荷
を付与する(帯電させる)には帯電によって物体に生じ
る静電エネルギに相当するだけの電圧を印加しなければ
ならない効果のことである。例えば、電子1個を帯電さ
せるには電子1個によって生じる静電エネルギに相当す
る電圧印加が必要で、それより小さい電圧に対しては物
体は電子を拒絶(ブロック)する。2個目,3個目…、
の帯電に対しても同様で、それぞれ対応する電圧値が離
散的に決まっている。
【0010】このことは、これらの電圧値を用いて素子
を動作させれば、電子を一つ一つ離散的に扱えることを
意味している。但し、これまでのエレクトロニクスが扱
ってきた素子のサイズでは、電子1個の帯電による静電
エネルギの増量(e*e)/2Cがたいへん小さく、室
温の熱エネルギkT(T=300K)に埋もれてしまっ
て、この効果を利用することはできない。物体のサイズ
が10nm以下(サブ10nm)の極めて小さな領域で
のみ、Cの減少によって(e*e)/2CがkT(T=3
00K)より充分大きくなることから、この効果を素子
に利用できる。
【0011】本発明の素子は、クーロン・ブロッケイド
状態と非クーロン・ブロッケイド状態を遷移させること
により微小論理振幅のスイッチング動作を行う。以下に
その詳細を説明する。
【0012】図1に示すように、複数個の導電性微小粒
を絶縁膜上に配し、かつ、それらの間隔を3nm以下に
しておくと、それらの間にはトンネル電流が流れること
が期待される。
【0013】ただし、トンネル抵抗Rが量子抵抗h/4
(e*e)よりも大きい場合には、ケイ・ケイ・リカレ
フ(アイビーエム・ジャーナル・オブ・リサーチ・アン
ド・ディベロップメント、第32巻1988年第1号1
44頁)によって指摘されているように、粒のサイズが
小さく、微小粒間の静電容量が小さくなると、微小粒中
の1個の電子の静電エネルギ(e*e)/2Cが熱エネル
ギkT(T=300K)より大きくなってクーロン・ブロ
ッケイド効果が顕在化し、V<e/2C(クーロン・ギ
ャップ)のバイアス範囲において、トンネル電流は遮断
される。端子間方向にN個の微小粒がある場合には、ユ
ー・ガイゲンミュラーとジー・シェーンらによって論じ
られているように(ユーロフィジックス・レターズ第1
0巻1989年第8号765頁)、V<Ne/2Cのバ
イアス範囲においてこの電流は遮断される。
【0014】R<h/4(e*e)の場合には、荷電状
態の量子ゆらぎが増大するため電子は微小粒中に局在で
きずに、即ち、微小粒相互の波動関数の重なりあいが多
くなって微小粒群が実効的に一体化するため、クーロン
・ブロッケイドは破れて、V<Ne/2Cのバイアス範
囲においても電流が流れるようになる。
【0015】そこで、本発明のスイッチング素子は、ゲ
ート電圧によりトンネル障壁の障壁高さを変化させ、ト
ンネル抵抗を量子抵抗の前後に変調する。これにより、
微小粒群よりなるチャネル部においてクーロン・ブロッ
ケイドをオン/オフし、ソース・ドレイン間の導通をオ
ン/オフするものである。
【0016】トンネル障壁の障壁高さの制御は、以下に
述べる作用にて行う。ゲート電極に電圧を印加すれば、
ゲート電極と接地電極の間で電位は、微小粒のない領域
では図3(a)に示すように直線的に変化する。この
時、微小粒のある領域では電極間で、図3(b)に示す
ように電位変化が生じる。微小粒の存在により電位変化
が歪んでいる。導電性の微小粒で電界が緩和され、その
ぶん両端の絶縁性の膜中における電界強度が増加した。
両者を重ねあわせて描けば、図3(c)に示すようにな
る。矢印で示すように、微小粒の端部における電子エネ
ルギは、隣接する微小粒のない領域に比べ相対的に高
い。すなわち、微小粒の端部で、絶縁性の膜によるポテ
ンシャル障壁(トンネル障壁)が低下した。このように
して、本発明のスイッチング素子は、ゲート電圧によ
り、微小粒間のトンネル障壁を変化(低下)させる。
【0017】トンネル障壁高さが減少すれば、図4に示
すように、トンネル確率は指数関数的に増加、即ち、ト
ンネル抵抗は指数関数的に減少する。この図は、ポテン
シャル障壁を矩形で近似し1次元のシュレディンガー(S
chrodinger)の波動方程式を解いたものである。なお、
実際の動作条件では、ソース・ドレイン間に電圧がかか
るので、図5(a)に示すように障壁の上部が三角形に
薄くなり、さらに鏡像効果も働くので、トンネル確率は
これより大きくなると考えられる。また、例えば、水素
化アモルファスSi(エネルギ・ギャップ;1.6eV)
など障壁高さの低い膜をトンネル障壁に用いた場合は、
図5(b)に示すように、ソース・ドレイン間電圧によ
り障壁が三角形になる。
【0018】ゲート電圧によるトンネル抵抗の変化は、
図6に示すようにファウラー・ノルドハイム電流の変化
として計算することができるが、この場合も指数関数的
に減少する。即ち、いずれにしても、トンネル障壁のわ
ずかな変化によってトンネル抵抗は敏感に変化する。
【0019】このトンネル抵抗の変化域を量子抵抗をま
たがるように設定しておけば、チャネルで、ゲートのわ
ずかな電圧振幅により、クーロン・ブロッケイド/非ク
ーロン・ブロッケイド遷移を起こすことができ、小さな
論理振幅でオン/オフするスイッチング素子が実現でき
る。
【0020】次に、本発明の製造方法における作用に関
し、説明する。微小粒を用いた量子効果素子の作製を考
えた場合、新たに必要な製造技術は、微小粒を、特に粒
径に関し精度よく形成する方法である。その他の、例え
ば電極の形成等は、従来技術の高度化で対応できる。
【0021】本発明の製造方法は、微小粒を乗せる絶縁
膜を所望の温度に加熱しつつ、これに、微小粒の構成元
素からなる原子もしくは分子を気相中から供給する。絶
縁膜を昇温しておくことにより、膜上に供給した構成元
素に熱エネルギを与え、膜上移動(マイグレーショ
ン)、マイグレーションの結果としての出会ったSiど
うしの凝集を可能にする。微小粒の構成元素の供給をそ
の元素よりなる原子・分子の形で行うことにより、粒径
の基板温度依存性を小さくすることができる。
【0022】一例として、原料純度,パッシベーショ
ン,加工技術体系の充実などの点から量子効果素子用の
材料としても大いに期待されるSiで微小粒を形成する
場合の粒径の基板温度依存性を図2に示す。縦軸はマイ
グレーション長であるが、マイグレーションが終了した
時点で凝集が生じSi粒が発生するので、マイグレーシ
ョン長はおおよそSi粒の発生間隔に相当し、間隔いっ
ぱいにSi粒を成長させたときの粒径にも相当する。
【0023】さて、SiHxなどの化合物として供給す
ると、SiHxを基板上でSiとそれ以外に分解するた
めのエネルギが必要なため、活性化エネルギが約3.5
eVと大きくなり、粒径の温度依存性は図2に示すよう
に顕著になる。したがって、この場合は、微小粒形成中
のわずかな温度ゆらぎで粒径が変化してしまう。一方、
分子ビーム堆積法でSiを原子の形で供給すれば、分解
の必要がなくなるため、活性化エネルギは約0.1eV
と小さくなり、温度ゆらぎの影響が低減でき、精度よく
微小粒が形成できる。
【0024】マイグレーション長は、図2よりわかるよ
うに、マイグレーション種の供給速度(堆積速度)を変
えることによってコントロールすることができる。供給
速度(堆積速度)を上げれば、単位面積当たりに存在す
るマイグレーション種の数が増加し、互いに出会う確率
が増加する。わずかの移動で他のマイグレーション種と
合体し凝集体となってマイグレーションが終了するの
で、マイグレーション長が短くなる。
【0025】
【実施例】
(実施例1)本発明の製造方法を用いて、本発明の半導
体装置、即ち、Si微小粒をチャネルに使ったスイッチ
ング素子を作製した例について述べる。
【0026】抵抗率0.003Ωcm の低抵抗Siウェハ
1を用い、通常の選択酸化法により、素子形成領域以外
の表面に厚さ250nmの酸化膜を形成し、素子分離領
域とした(図7(a))。次に、このウェハを酸素雰囲
気中で熱処理し、素子形成領域の表面に厚さ4nmのS
iO2 膜2を形成した(図7(b))。これを超高真空
槽に導入して600℃に加熱し、この温度に保持しなが
ら、電子ビーム蒸着法により、基板のSiO2 膜2表面
へ0.04nm/s の堆積速度でSi原子を供給した。
これにより、SiO2 膜2上に直径6nm,高さ3nm
の半球形Si結晶粒3を2nmの間隔で形成した(図7
(c))。
【0027】ついで、SiH4 ,O2 ,PH3 ,B25
を原料ガスに用いた化学気相堆積法(Chemical Vapor D
eposition;CVD)によりボロン/リン添加ガラス4
を堆積し、これを800℃の熱処理によるリフローで表
面を平坦化し、半球形Si結晶粒3のないところで厚さ
7nm、あるところで厚さ4nmとした(図8(a))。
【0028】この上に、低抵抗の多結晶Si5をCVD
法により堆積し、マスクを用いたドライエッチングによ
りゲート電極6の形状に成形した(図8(B))。
【0029】この後、SiH4とアンモニア・ガスを原
料ガスに用いたCVDによりSi34膜7を堆積した
(図8(c))。これに異方性のドライエッチングをか
け、ゲート電極6の側壁部に付着した一部のSi34
を除き、Si34膜7を除去した(図9(a))。酸素
雰囲気中で800℃の熱処理することにより、Si露出
部を酸化した(図9(b))。この時、酸化膜2中にも
酸素が少々進入するため、薄い酸化膜で覆われたSi微
小粒3や、その下方のSi基板1の一部も酸化される。
ゲート電極6下のSi微小粒3は、ゲート電極6がマス
クとして作用するので、酸化されない。この試料を低濃
度水溶液に浸してSiO2 2を軽くエッチングし、図9
(c)に示す構造とした。
【0030】再び、低抵抗の多結晶Si5をCVD法に
より堆積し、マスクを用いたドライエッチングによりソ
ース電極8,ドレイン電極9に成形した(図10
(a))。この後、集積回路の製造工程で通常に用いら
れる配線及びパッシベーション膜形成技術を用いて、ゲ
ート,ソース,ドレインの配線を形成し、また、基板裏
面にオーム性接触の電極を形成し、それぞれ、ゲート端
子10,ソース端子11,ドレイン端子12,基板電位
端子13とした(図10(b))。
【0031】基板電位端子13およびソース端子11を
接地し、ゲート端子10に負,ドレイン端子12に正の
電圧を印加してこの半導体装置の動作を調べたところ、
0.21Vのわずかなゲート電圧振幅でドレイン電流がオン
/オフし、所望の微小論理振幅の半導体装置が得られた
ことを確認した。
【0032】(実施例2)本発明の製造方法を用いて、
本発明の半導体装置、即ち、Si微小粒をチャネルに使
ったスイッチング素子を作製した例について述べる。石
英(SiO2 )基板上に形成した点が、半導体(Si)
基板上に形成した実施例1との違いである。
【0033】厚さ0.5mmの石英(SiO2)ウェハ14上
に、低抵抗の多結晶Si5をCVD法により堆積し、マ
スクを用いたドライエッチングにより、ゲート電極6に
成形した。この上に、SiH4 ,O2 を原料ガスに用い
たCVDにより、SiO2 膜2を厚さ300nm堆積
し、マスクを用いたドライエッチングで一部これを除去
してここを素子形成領域とし、他を素子分離領域とした
(図11(a))。次に、再びCVD法により厚さ4n
mのSiO2 膜2を堆積した(図11(b))。これを
超高真空槽に導入して600℃に加熱し、この温度に保
持しながら、電子ビーム蒸着法により、基板のSiO2
膜2表面へ0.04nm/s の堆積速度でSi原子を供
給した。これにより、SiO2 膜2上に直径6nm,高
さ3nmの半球形Si結晶粒3を2nmの間隔で形成し
た(図11(c))。
【0034】この上に、SiH4 とアンモニア・ガスを
原料ガスに用いたCVDによりSi34膜7を堆積した
(図12(a))。マスクを用いた異方性のドライエッ
チングにより、このSi34膜7の一部を局所的に除去
し、図12(b)に示すようにゲート電極6の両脇に開
口部を形成した。この後、再び、低抵抗の多結晶Si5
をCVD法により堆積し、マスクを用いたドライエッチ
ングによりソース電極8,ドレイン電極9に成形した
(図12(c))。
【0035】この後、集積回路の製造工程で通常に用い
られる配線及びパッシベーション膜形成技術を用いて、
ゲート,ソース,ドレインの配線を形成し、それぞれ、
ゲート端子10,ソース端子11,ドレイン端子12と
した(図13)。
【0036】ソース端子11を接地し、ゲート端子10
に正,ドレイン端子12に正の電圧を印加してこの半導
体装置の動作を調べたところ、0.27V のわずかなゲ
ート電圧振幅でドレイン電流がオン/オフし、所望の微
小論理振幅の半導体装置が得られたことを確認した。
【0037】実施例1では基板電位の電極を設け、ゲー
トから見たチャネルの裏側の電位を接地電位に固定し
た。本実施例では、このようなチャネル裏面の電位を制
御する電極を設けていないが、この場合でもチャネル裏
面直近では、実施例1の素子同様に、電気力線がチャネ
ル面から垂直に出ているので、特に問題はない。但し、
周囲電界の影響を受けやすくなってはいるので、高度な
信頼性が求められる応用では裏面電位の制御電極を設置
することがのぞましい。
【0038】なお、本実施例で示したように、本発明の
半導体装置は、基板材料を特に選ばず、ガラス基板,S
iCやダイヤモンドなど高熱伝導率の絶縁基板、あるい
は異種半導体、更に金属基板上に形成することも可能で
ある。超高集積メモリはもちろんのこと、フラットパネ
ル・ディスプレイ,GaAs等の発光材料基板を用いた
光/電気LSI等、多様な用途が考えられる。
【0039】(実施例3)本発明の製造方法を用いて、
本発明の半導体装置、即ち、Si微小粒をチャネルに使
ったスイッチング素子を作製した例について述べる。ソ
ース・ドレインの作製を、チャネル,ゲートの作製に先
だって行った点が、チャネルから作製を始めた実施例1
との違いである。
【0040】抵抗率0.003Ωcm の低抵抗Siウェハ
1を用い、通常の選択酸化法により、素子形成領域以外
の表面に厚さ250nmの酸化膜を形成し、素子分離領
域とした(図7(a))。次に、このウェハを酸素雰囲
気中で熱処理し、素子形成領域の表面に厚さ4nmのS
iO2 膜2を形成した(図7(b))。この上に、CV
D法により厚さ100nmのタングステン膜18を堆積
し、これをマスクを用いたドライ・エッチングにより図
14(a)に示すようにパターニングした。これらは最
終的にはそれぞれソース,ドレインとして用いる。
【0041】試料を超高真空槽に導入して600℃に加
熱し、この温度に保持しながら、電子ビーム蒸着法によ
り、基板のSiO2 膜2表面へ0.04nm/s の堆積
速度でSi原子を供給した。これにより、試料表面に直
径6nm,高さ3nmの半球形Si結晶粒3を2nmの
間隔で形成した。この後、SiH4 ,O2 ,PH3 ,B
25を原料ガスに用いた化学気相堆積法によりボロン/
リン添加ガラス4を堆積し、これを800℃の熱処理に
よるリフローで表面を平坦化し、半球形Si結晶粒3の
ないところで厚さ7nm,あるところで厚さ4nmとし
た(図14(b))。
【0042】再び、タングステン膜18をCVD法によ
り堆積し、マスクを用いたドライエッチングでゲート電
極6の形状に成形した(図14(c))。
【0043】層間絶縁膜としてSiO2 膜2をCVD法
により堆積し(図15(a))、集積回路の製造工程で
通常に行われるとおり、配線(図15(b))及びパッ
シベーション膜形成を行い(図15(c))、ゲート端
子10,ソース端子11,ドレイン端子12,基板電位
端子13を形成した(図15(c))。
【0044】基板電位端子13およびソース端子11を
接地し、ゲート端子10に負,ドレイン端子12に正の
電圧を印加してこの半導体装置の動作を調べたところ、
実施例1と同様、わずかなゲート電圧振幅でドレイン電
流がオン/オフし、所望の微小論理振幅の半導体装置が
得られたことが確認できた。
【0045】(実施例4)本発明の製造方法を用いて、
Si微小粒を記憶情報格納部に使ったメモリ素子を作製
した例について述べる。ここで述べるメモリ素子は、特
願平5−291638 号明細書に示された半導体装置であり、
その構成は図16に示すとおりである。構造の大略は、
Si−LSIで広く用いられているMOS(Metal-Oxid
e-Semiconductor)型FET(Field-Effect-Transisto
r)と共通する。このメモリ素子の構造上の特徴は、ゲ
ート酸化膜中に、サブ10nmサイズの微小な導電性材
料の粒が、多数、シート状に挿入されていることであ
る。ゲート電圧によって、電子をチャネルから微小粒に
注入したり、引き抜いたりする。微小粒における電子の
有無でチャネルの電位が変わるので、これを記憶の1,
0に対応させる。微小粒がサブ10nmサイズなので、
クーロン・ブロッケイドが生じ、電子は1個ずつ出入り
する。即ち、1電子メモリが可能で、超低消費電力で動
作する。
【0046】抵抗率10Ωcm,導電型p型のSiウェハ
1上に、通常の選択酸化法を用いて素子分離領域を形成
した。さらに、熱酸化法により、素子形成領域の表面に
厚さ5nmのSiO2 膜2を形成した。これを超高真空
槽に導入して800℃に加熱し、この温度に保持しなが
ら、電子ビーム蒸着法により、基板のSiO2 膜2表面
へ0.04nm/s の堆積速度でSi原子を供給した。
これにより、SiO2膜2上に直径6nm,高さ3nm
の半球形Si結晶粒3を4nmの間隔で形成した(図1
7(a))。この上に、SiH4 ,O2 を原料ガスに用
いたCVDで、厚さ10nmのSiO2 膜2を、さらに
その上にSiH4 を用いたCVDで低抵抗の多結晶Si
5を堆積した。ここで、マスクを用いたエッチングを行
い、図17(b)に示すように、ゲート電極6の成形を
行った。次に、熱酸化法により、Siの露出部を酸化し
た(図17(c))。これにAsイオン15を打ち込
み、ソース領域16,ドレイン領域17を形成した(図
18(a))。このとき、厚い酸化膜2や、ゲート電極
6の下にまでは、イオンは到達しない。これらが、イオ
ン打ち込みのマスクとして働くからである。試料を90
0℃で熱処理し、打ち込みにより生じたSi基板の損傷
の回復と、Asの電気的活性化を行った。その後、CV
D法によりSiO2 膜2を堆積し(図18(b))、マ
スクを用いたドライ・エッチングによりソース領域1
6,ドレイン領域17に対するコンタクト・ホールを開
口した。これに、CVDにより低抵抗多結晶Si5を堆
積し、マスクを用いたエッチングを行って、これをソー
ス電極16,ドレイン電極17に成形した(図19
(a))。この後、集積回路の製造工程で通常に用いら
れる配線及びパッシベーション膜形成技術を用いて、ゲ
ート,ソース,ドレインの配線を形成し、また、基板裏
面にオーム性接触の電極を形成し、それぞれ、ゲート端
子10,ソース端子11,ドレイン端子12,基板電位
端子13とした(図19(b))。最後に、作製した素
子の動作テストを行い、所望のメモリ動作を行うことを
確認した。
【0047】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、サブ10nmの
物理現象であるクーロン・ブロッケイドを動作原理に用
いているため、0.1μm 以下のスケールで実現するこ
とが可能であり、また、量子現象を用いているため極微
小信号で動作する。即ち、超高集積,超低消費電力のL
SIを実現するための素子に求められる要件を満たして
いる。
【0048】本発明の製造方法は、クーロン・ブロッケ
イドに必須な極微小結晶を高精度に形成できる。このた
め、本発明の半導体装置をはじめ、クーロン・ブロッケ
イドを用いた極微小信号動作のスイッチング素子,メモ
リ素子の作製を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の素子の構成を説明する断面図。
【図2】本発明の製造方法の原理の説明図。
【図3】本発明の素子における動作原理の説明図。
【図4】本発明の素子における動作原理の説明図。
【図5】本発明の素子における動作原理の説明図。
【図6】本発明の素子における動作原理の説明図。
【図7】本発明の第1の実施例を示す断面図。
【図8】本発明の第1の実施例を示す断面図。
【図9】本発明の第1の実施例を示す断面図。
【図10】本発明の第1の実施例を示す断面図。
【図11】本発明の第2の実施例を示す断面図。
【図12】本発明の第2の実施例を示す断面図。
【図13】本発明の第2の実施例を示す断面図。
【図14】本発明の第3の実施例を示す断面図。
【図15】本発明の第3の実施例を示す断面図。
【図16】本発明の製造方法で作製したメモリ素子の構
成を示す断面図。
【図17】本発明の第4の実施例を示す断面図。
【図18】本発明の第4の実施例を示す断面図。
【図19】本発明の第4の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…Siウェハ、2…SiO2 膜、3…半球形Si結晶
粒、10…ゲート端子、11…ソース端子、12…ドレ
イン端子、13…基板電位端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 英一 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 清田 幸弘 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 矢野 和男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁物もしくは半導体よりなる第一の薄膜
    上に、ソース電極となる第一の電極およびドレイン電極
    となる第二の電極を有し、前記第一の電極と前記第二の
    電極間に1個または複数個の金属または半導体の半球形
    微小粒が空隙をもって配置されてあり、前記微小粒が絶
    縁物もしくは半導体よりなる平坦な第二の薄膜に埋め込
    まれて層をなし、前記第一の薄膜の下面あるいは前記第
    二の薄膜の上面にゲート電極となる第三の電極が設置さ
    れてあって、前記ゲート電極の電位により微小粒間の面
    内方向のポテンシャル障壁高さを変化させてトンネル抵
    抗を変調し、これにより、ソース/微小粒/ドレイン間
    を流れる電流を制御することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、第四の電極を、前記層
    を介して、前記ゲート電極と対向するように設置してあ
    る半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、VSDをソース・ドレ
    イン間電圧、Nをソース・ドレイン間方向に数えた前記
    微小粒の個数、eを素電荷量、Cを微小粒間の静電容量
    としたときVSD>Ne/2Cにおけるソース・ドレイ
    ン間のシート抵抗を、量子抵抗が6.45 キロオーム近
    傍でかつ6.45 キロオームより大きな値になるように
    設計し、ゲート電圧印加にともなうトンネル抵抗の変化
    によりシート抵抗を6.45 キロオームの前後に変調
    し、これによって生じる微小粒におけるクーロン・ブロ
    ッケイドのオン/オフ遷移現象を装置のスイッチ動作に
    用いる半導体装置。
  4. 【請求項4】1個もしくは複数個の単結晶粒を用いる半
    導体装置の結晶粒の製造工程において、第1の材料を所
    望の温度に加熱しつつ第2の材料の構成元素のみよりな
    る原子もしくは分子を前記第1の材料上に気相から供給
    することにより、前記第1の材料の上に前記第2の材料
    よりなる結晶粒を形成することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記第2の材料の構成
    元素の堆積が、真空中の原子・分子ビーム輸送により行
    われる結晶粒の形成方法。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記第2の材料がSi
    であり、第1の材料がSiO2 である半導体装置の製造
    方法。
JP20955594A 1994-09-02 1994-09-02 半導体装置および半導体装置の製造方法 Pending JPH0878669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20955594A JPH0878669A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 半導体装置および半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20955594A JPH0878669A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 半導体装置および半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0878669A true JPH0878669A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16574766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20955594A Pending JPH0878669A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 半導体装置および半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0878669A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6060743A (en) * 1997-05-21 2000-05-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device having multilayer group IV nanocrystal quantum dot floating gate and method of manufacturing the same
KR100294310B1 (ko) * 1997-05-30 2001-07-12 마찌다 가쯔히꼬 반도체기억소자및그제조방법
KR100301888B1 (ko) * 1998-03-30 2001-10-29 마찌다 가쯔히꼬 미소 입자 또는 세선의 성장 위치가 제어 가능한 미세 구조의 제조방법 및 그 미세 구조를 사용한 반도체 소자
JP2005526371A (ja) * 2001-07-13 2005-09-02 ノース・キャロライナ・ステイト・ユニヴァーシティ 絶縁層の厚さが電極間の間隔を形成する単一電子トランジスタ及び製造方法
US7098092B2 (en) 2002-12-10 2006-08-29 Electronics And Telecommunications Research Institute Single electron device, method of manufacturing the same, and method of simultaneously manufacturing single electron device and MOS transistor
WO2007091364A1 (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 単電子半導体素子の製造方法
CN113659005A (zh) * 2021-08-10 2021-11-16 南京大学 基于纳米粒子点阵的柔性场效应晶体管及制备方法和应用

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6060743A (en) * 1997-05-21 2000-05-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device having multilayer group IV nanocrystal quantum dot floating gate and method of manufacturing the same
KR100294310B1 (ko) * 1997-05-30 2001-07-12 마찌다 가쯔히꼬 반도체기억소자및그제조방법
KR100301888B1 (ko) * 1998-03-30 2001-10-29 마찌다 가쯔히꼬 미소 입자 또는 세선의 성장 위치가 제어 가능한 미세 구조의 제조방법 및 그 미세 구조를 사용한 반도체 소자
JP2005526371A (ja) * 2001-07-13 2005-09-02 ノース・キャロライナ・ステイト・ユニヴァーシティ 絶縁層の厚さが電極間の間隔を形成する単一電子トランジスタ及び製造方法
JP4814487B2 (ja) * 2001-07-13 2011-11-16 ノース・キャロライナ・ステイト・ユニヴァーシティ 絶縁層の厚さが電極間の間隔を形成する単一電子トランジスタ及び製造方法
US7098092B2 (en) 2002-12-10 2006-08-29 Electronics And Telecommunications Research Institute Single electron device, method of manufacturing the same, and method of simultaneously manufacturing single electron device and MOS transistor
WO2007091364A1 (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 単電子半導体素子の製造方法
US7419849B2 (en) 2006-02-06 2008-09-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for producing single electron semiconductor element
CN113659005A (zh) * 2021-08-10 2021-11-16 南京大学 基于纳米粒子点阵的柔性场效应晶体管及制备方法和应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8399879B2 (en) Nano-wire field effect transistor, method for manufacturing the transistor, and integrated circuit including the transistor
KR100505900B1 (ko) 전계 효과 트랜지스터 및 그 제조 방법
US3514676A (en) Insulated gate complementary field effect transistors gate structure
KR20020032586A (ko) 박막 트랜지스터 및 그 제조 방법
JPH0354464B2 (ja)
JPH1197667A (ja) 超微粒子あるいは超細線の形成方法およびこの形成方法による超微粒子あるいは超細線を用いた半導体素子
JPH10209468A (ja) Soi半導体デバイス
JP2002543596A (ja) 静電的に制御されるトンネリング・トランジスタ
US4422090A (en) Thin film transistors
JPH0878669A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
US5972744A (en) Quantum effect device, method of manufacturing the same
CN110034178B (zh) 薄膜晶体管及其制备方法、阵列基板和显示装置
JPH11149859A (ja) 絶縁層上に形成されたシリコン基板上へのフィールドエミッタアレイ製造方法
JPH07211913A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3402905B2 (ja) 半導体素子
US5523605A (en) Semiconductor device and method for forming the same
JP3256091B2 (ja) 結晶粒の形成方法および半導体装置
US6929983B2 (en) Method of forming a current controlling device
CN110491940A (zh) 一种基于共振隧穿的纳米线晶体管及其制备方法
JP4619675B2 (ja) 非単調電流電圧特性機能体およびその製造方法
JPH0529613A (ja) 量子細線素子の製造方法
JPS5961967A (ja) 半導体装置
JPS58190058A (ja) 薄膜電界効果トランジスタの製造方法
JPS63205961A (ja) マルチゲート薄膜トランジスタ
JP3329627B2 (ja) 半導体素子