JPH0877758A - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH0877758A JPH0877758A JP24061094A JP24061094A JPH0877758A JP H0877758 A JPH0877758 A JP H0877758A JP 24061094 A JP24061094 A JP 24061094A JP 24061094 A JP24061094 A JP 24061094A JP H0877758 A JPH0877758 A JP H0877758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- list
- memory
- name
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラックネームによるトラックの頭出しを効
率良く実行する。 【構成】 ディスク上に記録されているトラックナンバ
ーとトラックネームとの対応表をトラックネームがアル
ファベット順に並ぶように整理してトラックネームリス
トを作成する。このリストはメモリに記憶される。検索
時においては、トラックネームの文字が外部から入力さ
れると逐次リストを参照し、トラックネームに対応する
トラックナンバーが検索され、このトラックナンバーに
基づく頭出し再生が実行される。
率良く実行する。 【構成】 ディスク上に記録されているトラックナンバ
ーとトラックネームとの対応表をトラックネームがアル
ファベット順に並ぶように整理してトラックネームリス
トを作成する。このリストはメモリに記憶される。検索
時においては、トラックネームの文字が外部から入力さ
れると逐次リストを参照し、トラックネームに対応する
トラックナンバーが検索され、このトラックナンバーに
基づく頭出し再生が実行される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ＣＤ（コンパクトデ
ィスク）、ＭＤ（ミニディスク）のようなディスク再生
装置に関し、特にトラックネームによるトラックの頭出
し機能を備えたディスク再生装置に関する。
ィスク）、ＭＤ（ミニディスク）のようなディスク再生
装置に関し、特にトラックネームによるトラックの頭出
し機能を備えたディスク再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ＭＤプレーヤ等でトラックの
頭出しを行う場合には、ディスクに記憶されたＴＯＣ
（Table Of Contents ）を参照して行う。特に、トラッ
クネームを入力してトラックの頭出しを行う場合、トラ
ックナンバーに対応するトラックネームが記録されてい
るＴＯＣと、トラックナンバーに対応するスタートアド
レスが記録されているＴＯＣとを併用し、トラックネー
ムからトラックナンバーを検索し、このトラックナンバ
ーからスタートアドレスを検索して頭出し再生を行うよ
うにしている。
頭出しを行う場合には、ディスクに記憶されたＴＯＣ
（Table Of Contents ）を参照して行う。特に、トラッ
クネームを入力してトラックの頭出しを行う場合、トラ
ックナンバーに対応するトラックネームが記録されてい
るＴＯＣと、トラックナンバーに対応するスタートアド
レスが記録されているＴＯＣとを併用し、トラックネー
ムからトラックナンバーを検索し、このトラックナンバ
ーからスタートアドレスを検索して頭出し再生を行うよ
うにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の検索方式では、検索するために外部から入力さ
れるトラックネームはトラックナンバー１から順番に検
索され、次に該当するトラックナンバーからスタートア
ドレスを検索したのち、再生ヘッドを移動するので、検
索の効率が悪いという問題がある。また、トラックネー
ムの文字列が外部からすべて入力されて、検索が始まる
という問題もある。この種の問題は検索されるトラック
ネームが多い、あるいは長い程、顕著になる。
た従来の検索方式では、検索するために外部から入力さ
れるトラックネームはトラックナンバー１から順番に検
索され、次に該当するトラックナンバーからスタートア
ドレスを検索したのち、再生ヘッドを移動するので、検
索の効率が悪いという問題がある。また、トラックネー
ムの文字列が外部からすべて入力されて、検索が始まる
という問題もある。この種の問題は検索されるトラック
ネームが多い、あるいは長い程、顕著になる。
【０００４】この発明は、このような問題点に鑑みなさ
れたもので、トラックネームによるトラックの頭出しが
効率良くできるディスク再生装置を提供することを目的
とする。
れたもので、トラックネームによるトラックの頭出しが
効率良くできるディスク再生装置を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディスク
再生装置は、ディスク上に記録されているトラックナン
バーと前記トラックナンバーに対応するトラックネーム
との対応表を前記トラックネームがアルファベット順に
並ぶように整理して前記トラックネームとトラックナン
バーとの対応関係を示すリストを作成するリスト作成手
段と、このリスト作成手段によって作成されたリストを
記憶するメモリと、検索すべきトラックのトラックネー
ムを入力する入力手段と、この入力手段によって入力さ
れたトラックネームに従って前記メモリに記憶されたリ
ストを参照し、前記入力されたトラックネームに対応す
るトラックナンバーを検索する検索手段と、この検索手
段で検索されたトラックナンバーで特定されるディスク
のトラックを再生する再生手段とを備えてなることを特
徴とする。
再生装置は、ディスク上に記録されているトラックナン
バーと前記トラックナンバーに対応するトラックネーム
との対応表を前記トラックネームがアルファベット順に
並ぶように整理して前記トラックネームとトラックナン
バーとの対応関係を示すリストを作成するリスト作成手
段と、このリスト作成手段によって作成されたリストを
記憶するメモリと、検索すべきトラックのトラックネー
ムを入力する入力手段と、この入力手段によって入力さ
れたトラックネームに従って前記メモリに記憶されたリ
ストを参照し、前記入力されたトラックネームに対応す
るトラックナンバーを検索する検索手段と、この検索手
段で検索されたトラックナンバーで特定されるディスク
のトラックを再生する再生手段とを備えてなることを特
徴とする。
【０００６】なお、上記検索手段には、例えばトラック
ネームを構成する各文字が入力される度に前記トラック
ナンバーを検索し、検索されたトラックナンバーが１つ
であるときにはそのトラックナンバーを検索結果として
出力するものであることが望ましい。
ネームを構成する各文字が入力される度に前記トラック
ナンバーを検索し、検索されたトラックナンバーが１つ
であるときにはそのトラックナンバーを検索結果として
出力するものであることが望ましい。
【０００７】
【作用】この発明によれば、トラックネームをアルファ
ベット順に整理し、トラックナンバーと１対１に対応す
るリストをメモリ上に予め作成しておき、このリストを
参照してトラックネームによる頭出しを行うようにして
いる。このため、検索効率を向上させることができる。
特に、検索手段が、１文字入力される度に検索を実行
し、検索されたトラックナンバーが１つであるときに、
それを検索結果として出力するものであると、外部から
入力される前記トラックネームの頭文字に該当する文字
が１トラックしかない場合は、頭文字以下について参照
する必要がないため、直ちに頭出しができる。このた
め、検索の効率が更に向上すると共に入力の手間も省け
る。
ベット順に整理し、トラックナンバーと１対１に対応す
るリストをメモリ上に予め作成しておき、このリストを
参照してトラックネームによる頭出しを行うようにして
いる。このため、検索効率を向上させることができる。
特に、検索手段が、１文字入力される度に検索を実行
し、検索されたトラックナンバーが１つであるときに、
それを検索結果として出力するものであると、外部から
入力される前記トラックネームの頭文字に該当する文字
が１トラックしかない場合は、頭文字以下について参照
する必要がないため、直ちに頭出しができる。このた
め、検索の効率が更に向上すると共に入力の手間も省け
る。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
説明する。図１は、この発明の一実施例に係るＭＤプレ
ーヤの構成を示すブロック図である。ＭＤタイプのディ
スク１は、記録再生が可能な光磁気ディスクである。こ
のディスク１は、スピンドルモータ２によって例えば線
速度一定で回転駆動される。ディスク１の上下には、磁
気記録ヘッド３及び光ピックアップ４がディスク１を挟
んで対向配置されている。磁気記録ヘッド３は、ディス
ク１への情報の書き込み時にディスク１に磁界を印加す
る。光ピックアップ４は、ディスク１から光学的に情報
を読み取る機能及び磁気記録ヘッド３と協動してディス
ク１に情報を書き込む機能を有する。光ピックアップ４
は、送りモータ５によってディスク１の半径方向に移動
可能となっている。光ピックアップ４の読出出力は、高
周波（ＲＦ）アンプ６で増幅され、サーボ制御部７に供
給される。サーボ制御部７は、このピックアップ出力に
基づいてスピンドルモータ２の回転制御、送りモータ５
の送り制御及び光ピックアップ４のフォーカス／トラッ
キング制御を実行する。
説明する。図１は、この発明の一実施例に係るＭＤプレ
ーヤの構成を示すブロック図である。ＭＤタイプのディ
スク１は、記録再生が可能な光磁気ディスクである。こ
のディスク１は、スピンドルモータ２によって例えば線
速度一定で回転駆動される。ディスク１の上下には、磁
気記録ヘッド３及び光ピックアップ４がディスク１を挟
んで対向配置されている。磁気記録ヘッド３は、ディス
ク１への情報の書き込み時にディスク１に磁界を印加す
る。光ピックアップ４は、ディスク１から光学的に情報
を読み取る機能及び磁気記録ヘッド３と協動してディス
ク１に情報を書き込む機能を有する。光ピックアップ４
は、送りモータ５によってディスク１の半径方向に移動
可能となっている。光ピックアップ４の読出出力は、高
周波（ＲＦ）アンプ６で増幅され、サーボ制御部７に供
給される。サーボ制御部７は、このピックアップ出力に
基づいてスピンドルモータ２の回転制御、送りモータ５
の送り制御及び光ピックアップ４のフォーカス／トラッ
キング制御を実行する。
【０００９】このＭＤプレーヤの再生系は、次のように
構成されている。即ち、ＲＦアンプ６の出力は、ＥＦＭ
（Eight to Fourteen Modulation）・ＡＣＩＲＣ（Adva
ncedCross Interleave Reed-solomon Code）エンコーダ
／デコーダ８にも供給され、ここでＡＣＩＲＣによる誤
り訂正方式により復号化され、且つ１４ビットのデータ
から８ビットのデータに復調されて、メモリコントロー
ラ９の制御のもとでＲＡＭ等のメモリ１０に格納され
る。その際の再生アドレスは、ＲＦアンプ６の出力をア
ドレスデコーダ１１がデコードすることによって与えら
れる。メモリ１０に蓄積されたデータはメモリコントロ
ーラ９によって適宜読み出され、音声圧縮／伸長部１２
によって伸長されたのち、Ｄ／Ａ変換器１３でＤ／Ａ変
換されて再生オーディオ出力信号として出力される。
構成されている。即ち、ＲＦアンプ６の出力は、ＥＦＭ
（Eight to Fourteen Modulation）・ＡＣＩＲＣ（Adva
ncedCross Interleave Reed-solomon Code）エンコーダ
／デコーダ８にも供給され、ここでＡＣＩＲＣによる誤
り訂正方式により復号化され、且つ１４ビットのデータ
から８ビットのデータに復調されて、メモリコントロー
ラ９の制御のもとでＲＡＭ等のメモリ１０に格納され
る。その際の再生アドレスは、ＲＦアンプ６の出力をア
ドレスデコーダ１１がデコードすることによって与えら
れる。メモリ１０に蓄積されたデータはメモリコントロ
ーラ９によって適宜読み出され、音声圧縮／伸長部１２
によって伸長されたのち、Ｄ／Ａ変換器１３でＤ／Ａ変
換されて再生オーディオ出力信号として出力される。
【００１０】このＭＤプレーヤの記録系は、次のように
構成されている。即ち、記録すべきオーディオ入力信号
は、Ａ／Ｄ変換器１４でＡ／Ｄ変換され、音声圧縮／伸
長部１２に供給される。音声圧縮／伸長部１２に供給さ
れたデータは、ここでデータ圧縮されたのち、メモリコ
ントローラ９の制御のもとにメモリ１０に蓄えられる。
メモリ１０に記録すべきデータは、メモリコントローラ
９の制御のもとでＥＦＭ・ＡＣＩＲＣエンコーダ／デコ
ーダ８に供給され、ＥＦＭ変調及びＡＣＩＲＣ符号化さ
れたのち、ヘッド駆動部１５に供給される。磁気記録ヘ
ッド３は、このヘッド駆動部１５により駆動されてディ
スク１上に必要なデータを記録していく。
構成されている。即ち、記録すべきオーディオ入力信号
は、Ａ／Ｄ変換器１４でＡ／Ｄ変換され、音声圧縮／伸
長部１２に供給される。音声圧縮／伸長部１２に供給さ
れたデータは、ここでデータ圧縮されたのち、メモリコ
ントローラ９の制御のもとにメモリ１０に蓄えられる。
メモリ１０に記録すべきデータは、メモリコントローラ
９の制御のもとでＥＦＭ・ＡＣＩＲＣエンコーダ／デコ
ーダ８に供給され、ＥＦＭ変調及びＡＣＩＲＣ符号化さ
れたのち、ヘッド駆動部１５に供給される。磁気記録ヘ
ッド３は、このヘッド駆動部１５により駆動されてディ
スク１上に必要なデータを記録していく。
【００１１】このＭＤプレーヤには、この他にシステム
全体を制御するシステムコントローラ１６と、各種の情
報を表示する表示部１７と、頭出しのための指示及びト
ラックナンバーやトラックネームを入力するための複数
の操作キー１８とが備えられている。システムコントロ
ーラ１６には、トラック頭出しの指示に従ってメモリ１
０にトラックネームリストを作成したり、メモリ１０の
リストを参照して頭出しすべきディスク１のアドレスを
検索する機能も有する。
全体を制御するシステムコントローラ１６と、各種の情
報を表示する表示部１７と、頭出しのための指示及びト
ラックナンバーやトラックネームを入力するための複数
の操作キー１８とが備えられている。システムコントロ
ーラ１６には、トラック頭出しの指示に従ってメモリ１
０にトラックネームリストを作成したり、メモリ１０の
リストを参照して頭出しすべきディスク１のアドレスを
検索する機能も有する。
【００１２】次に、このＭＤプレーヤのトラックネーム
によるトラック頭出し動作について説明する。ディスク
１が記録再生可能な光磁気ディスクの場合、ディスク１
には、図２に示すように、その内周側から外周側にかけ
てリードインエリア２１、ＵＴＯＣ（User TOC）エリア
２２、プログラムエリア２３、リードアウトエリア２４
が形成されている。ＵＴＯＣエリア２２には、例えば図
３（ａ）に示すようなトラックナンバーとトラックネー
ムとの対応表と、同図（ｂ）に示すようなトラックナン
バーとそのスタートアドレスとの対応表とが記録されて
いる。トラックナンバーは曲番を示し、スタートアドレ
スはディスク上のアドレス、即ち、クラスタ、セクタ、
サウンドグループの番号を示している。またトラックネ
ームは各トラックを特定する名前、例えば曲名等を示す
ものである。なお、ディスク１が再生専用ディスクの場
合にはプログラムエリア内に設けられたＴＯＣに同様の
情報が格納される。
によるトラック頭出し動作について説明する。ディスク
１が記録再生可能な光磁気ディスクの場合、ディスク１
には、図２に示すように、その内周側から外周側にかけ
てリードインエリア２１、ＵＴＯＣ（User TOC）エリア
２２、プログラムエリア２３、リードアウトエリア２４
が形成されている。ＵＴＯＣエリア２２には、例えば図
３（ａ）に示すようなトラックナンバーとトラックネー
ムとの対応表と、同図（ｂ）に示すようなトラックナン
バーとそのスタートアドレスとの対応表とが記録されて
いる。トラックナンバーは曲番を示し、スタートアドレ
スはディスク上のアドレス、即ち、クラスタ、セクタ、
サウンドグループの番号を示している。またトラックネ
ームは各トラックを特定する名前、例えば曲名等を示す
ものである。なお、ディスク１が再生専用ディスクの場
合にはプログラムエリア内に設けられたＴＯＣに同様の
情報が格納される。
【００１３】このディスク１に対するトラックネームに
よるトラックの頭出しは、例えば図４に示す処理をシス
テムコントローラ１６が実行することによって行われ
る。即ち、図４において、まずシステムコントローラ１
６は、ディスク１が挿入されたかどうかを判断する（Ｓ
１）。ディスク１が挿入されていたらディスク１からＴ
ＯＣ及びＵＴＯＣ情報を読み取る（Ｓ２）。このとき、
読み取られたＴＯＣ及びＵＴＯＣ情報はメモリ１０に格
納される。即ち、メモリ１０は、図５に示すようにショ
ックプルーフのための記録・再生データが格納されるメ
インデータの格納エリア３１と、Ｃ２ＰＯフラグの格納
エリア３２と、ＴＯＣ及びＵＴＯＣ情報の格納エリア３
３と、トラックネームリストの格納エリア３４とを備
え、ＴＯＣ情報はエリア３３に格納される。次にシステ
ムコントローラ１６は、ＴＯＣ情報のうち、図３（ａ）
に示すトラックナンバーとトラックネームとの対応表を
トラックネームがアルファベット順になるようにソート
し、図６に示すようなトラックネームとトラックナンバ
ーとの対応関係を示すトラックネームリストを作成する
（Ｓ３）。このトラックネームリストは、メモリ１０の
エリア３４に格納される。
よるトラックの頭出しは、例えば図４に示す処理をシス
テムコントローラ１６が実行することによって行われ
る。即ち、図４において、まずシステムコントローラ１
６は、ディスク１が挿入されたかどうかを判断する（Ｓ
１）。ディスク１が挿入されていたらディスク１からＴ
ＯＣ及びＵＴＯＣ情報を読み取る（Ｓ２）。このとき、
読み取られたＴＯＣ及びＵＴＯＣ情報はメモリ１０に格
納される。即ち、メモリ１０は、図５に示すようにショ
ックプルーフのための記録・再生データが格納されるメ
インデータの格納エリア３１と、Ｃ２ＰＯフラグの格納
エリア３２と、ＴＯＣ及びＵＴＯＣ情報の格納エリア３
３と、トラックネームリストの格納エリア３４とを備
え、ＴＯＣ情報はエリア３３に格納される。次にシステ
ムコントローラ１６は、ＴＯＣ情報のうち、図３（ａ）
に示すトラックナンバーとトラックネームとの対応表を
トラックネームがアルファベット順になるようにソート
し、図６に示すようなトラックネームとトラックナンバ
ーとの対応関係を示すトラックネームリストを作成する
（Ｓ３）。このトラックネームリストは、メモリ１０の
エリア３４に格納される。
【００１４】次に、システムコントローラ１６は、操作
キー１８からのキー入力を待ち（Ｓ４）、キー入力があ
ったら、トラックネームによる検索指示であるかどうか
を判断する（Ｓ５）。トラックネーム検索の指示でなけ
れば、それぞれの指示に基づいた他の処理を実行する
が、トラックネーム検索の指示であれば、システムコン
トローラ１６は第１文字目が入力済みかどうかを判断す
る（Ｓ６）。入力済みであれば、第１入力文字と同じ第
１文字を持つトラックネームをメモリ１０のトラックネ
ームリストから検索する（Ｓ７）。このとき、さらにシ
ステムコントローラ１６は検索されたトラックネームが
１つかどうかを判断する（Ｓ８）。トラックが１つであ
れば、そのトラックネームに対応するトラックナンバー
であるスタートアドレスを検索する（Ｓ９）。
キー１８からのキー入力を待ち（Ｓ４）、キー入力があ
ったら、トラックネームによる検索指示であるかどうか
を判断する（Ｓ５）。トラックネーム検索の指示でなけ
れば、それぞれの指示に基づいた他の処理を実行する
が、トラックネーム検索の指示であれば、システムコン
トローラ１６は第１文字目が入力済みかどうかを判断す
る（Ｓ６）。入力済みであれば、第１入力文字と同じ第
１文字を持つトラックネームをメモリ１０のトラックネ
ームリストから検索する（Ｓ７）。このとき、さらにシ
ステムコントローラ１６は検索されたトラックネームが
１つかどうかを判断する（Ｓ８）。トラックが１つであ
れば、そのトラックネームに対応するトラックナンバー
であるスタートアドレスを検索する（Ｓ９）。
【００１５】一方、トラックネームが２つ以上検索され
た場合には、トラックを特定できないので、再びシステ
ムコントローラ１６は第２文字目が入力済みかどうかを
判断する（Ｓ６′）。入力済みであれば、第１および第
２入力文字について同様の検索を行い（Ｓ７′）、シス
テムコントローラ１６は検索結果が１つかどうかを判断
する（Ｓ８′）。以下、同様に唯一のトラックネームが
検索されるまで検索処理を繰り返す。１つのトラックネ
ームが確定されたら、対応するトラックナンバーからメ
モリ１０のＴＯＣ情報又はＵＴＯＣ情報を参照してスタ
ートアドレスを検索し（Ｓ９）、直ちに再生を開始す
る。従って、例えば、図６のトラックネームリストを例
にとると、入力文字が「Ａ」だけでは「Ａｌｌｅｇｒ
ｏ」と「Ａｎｄａｎｔｅ」の２つのトラックネームが検
索されるので、トラックを唯一に確定することはできな
いが、入力文字が「Ａｎ」の２文字入力されると、「Ａ
ｎｄａｎｔｅ」のみが検索され、トラックナンバーが
「００６」と確定されることになる。
た場合には、トラックを特定できないので、再びシステ
ムコントローラ１６は第２文字目が入力済みかどうかを
判断する（Ｓ６′）。入力済みであれば、第１および第
２入力文字について同様の検索を行い（Ｓ７′）、シス
テムコントローラ１６は検索結果が１つかどうかを判断
する（Ｓ８′）。以下、同様に唯一のトラックネームが
検索されるまで検索処理を繰り返す。１つのトラックネ
ームが確定されたら、対応するトラックナンバーからメ
モリ１０のＴＯＣ情報又はＵＴＯＣ情報を参照してスタ
ートアドレスを検索し（Ｓ９）、直ちに再生を開始す
る。従って、例えば、図６のトラックネームリストを例
にとると、入力文字が「Ａ」だけでは「Ａｌｌｅｇｒ
ｏ」と「Ａｎｄａｎｔｅ」の２つのトラックネームが検
索されるので、トラックを唯一に確定することはできな
いが、入力文字が「Ａｎ」の２文字入力されると、「Ａ
ｎｄａｎｔｅ」のみが検索され、トラックナンバーが
「００６」と確定されることになる。
【００１６】検索時においては、第１入力文字が［Ａ］
であれば、「Ａ」を第１文字として持つトラックネーム
はトラックネームリストの１番目と２番目のみであるか
ら、３番目以降の検索は必要としない。また、「Ａｎ」
「Ａｌ」「Ｂ」といったトラックネームの頭文字だけで
もトラックネームの検索が可能であるため、入力時の手
間が省け、入力ミスによる検索不能といった問題も回避
できる。
であれば、「Ａ」を第１文字として持つトラックネーム
はトラックネームリストの１番目と２番目のみであるか
ら、３番目以降の検索は必要としない。また、「Ａｎ」
「Ａｌ」「Ｂ」といったトラックネームの頭文字だけで
もトラックネームの検索が可能であるため、入力時の手
間が省け、入力ミスによる検索不能といった問題も回避
できる。
【００１７】なお、以上の実施例では、記録再生可能な
ＭＤプレーヤを例にとってこの発明を説明したが、再生
専用ＭＤプレーヤやＣＤプレーヤにもこの発明を適用可
能である。また、上記実施例では、トラックネームとト
ラックナンバーとの対応関係を示すリストをメモリ１０
に作成したが、トラックネームとスタートアドレスとの
対応関係を示すリストをメモリ１０に作成すれば、トラ
ックナンバーからスタートアドレスを参照する処理が不
要となり、検索効率は更に向上する。
ＭＤプレーヤを例にとってこの発明を説明したが、再生
専用ＭＤプレーヤやＣＤプレーヤにもこの発明を適用可
能である。また、上記実施例では、トラックネームとト
ラックナンバーとの対応関係を示すリストをメモリ１０
に作成したが、トラックネームとスタートアドレスとの
対応関係を示すリストをメモリ１０に作成すれば、トラ
ックナンバーからスタートアドレスを参照する処理が不
要となり、検索効率は更に向上する。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
トラックネームをアルファベット順に整理してトラック
ナンバーと１対１に対応するリストを予めメモリ上に作
成し、このリストに基づいてトラックネームの検索を行
うようにしたので、検索効率を向上させることができ
る。
トラックネームをアルファベット順に整理してトラック
ナンバーと１対１に対応するリストを予めメモリ上に作
成し、このリストに基づいてトラックネームの検索を行
うようにしたので、検索効率を向上させることができ
る。
【図１】 この発明の一実施例に係るＭＤプレーヤのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】 同プレーヤで使用されるディスクのフォーマ
ットを示す図である。
ットを示す図である。
【図３】 同ディスクのＵＴＯＣエリアの内容を示す図
である。
である。
【図４】 同プレーヤによるトラックネームに基づくト
ラック頭出し処理の流れ図である。
ラック頭出し処理の流れ図である。
【図５】 同実施例におけるメモリのメモリマップであ
る。
る。
【図６】 トラックネームリストの一例を示す図であ
る。
る。
１…ディスク、２…スピンドルモータ、３…磁気記録ヘ
ッド、４…光ピックアップ、５…送りモータ、６…ＲＦ
アンプ、７…サーボ制御部、８…ＥＦＭ・ＡＣＩＲＣエ
ンコーダ／デコーダ、９…メモリコントローラ、１０…
バッファメモリ、１１…アドレスデコーダ、１２…音声
圧縮／伸長部、１３…Ｄ／Ａ変換器、１４…Ａ／Ｄ変換
器、１５…ヘッド駆動部、１６…システムコントロー
ラ、１７…表示部、１８…操作キー。
ッド、４…光ピックアップ、５…送りモータ、６…ＲＦ
アンプ、７…サーボ制御部、８…ＥＦＭ・ＡＣＩＲＣエ
ンコーダ／デコーダ、９…メモリコントローラ、１０…
バッファメモリ、１１…アドレスデコーダ、１２…音声
圧縮／伸長部、１３…Ｄ／Ａ変換器、１４…Ａ／Ｄ変換
器、１５…ヘッド駆動部、１６…システムコントロー
ラ、１７…表示部、１８…操作キー。
Claims (1)
- 【請求項１】 ディスク上に記録されているトラックナ
ンバーと前記トラックナンバーに対応するトラックネー
ムとの対応表を前記トラックネームがアルファベット順
に並ぶように整理して前記トラックネームとトラックナ
ンバーとの対応関係を示すリストを作成するリスト作成
手段と、 このリスト作成手段によって作成されたリストを記憶す
るメモリと、 検索すべきトラックのトラックネームを入力する入力手
段と、 この入力手段によって入力されたトラックネームに従っ
て前記メモリに記憶されたリストを参照し、前記入力さ
れたトラックネームに対応するトラックナンバーを検索
する検索手段と、 この検索手段で検索されたトラックナンバーで特定され
るディスクのトラックを再生する再生手段とを備えてな
ることを特徴とするディスク再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24061094A JPH0877758A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24061094A JPH0877758A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | ディスク再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0877758A true JPH0877758A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=17062061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24061094A Pending JPH0877758A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0877758A (ja) |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP24061094A patent/JPH0877758A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5367510A (en) | Disk recording/reproducing apparatus having the capability of recording an operator designated program sequence | |
| RU2199159C2 (ru) | Способ воспроизведения со среды для записи с первой управляющей областью для управления первым атрибутом и второй управляющей областью для управления вторым атрибутом программы, записанной в область записи, и устройство для его осуществления (варианты) | |
| US6654863B2 (en) | Disc reproduction apparatus and method therefor | |
| JPH06195945A (ja) | ディスク演奏方法 | |
| JPH05205448A (ja) | Ｃｄ再生装置 | |
| JPS6370986A (ja) | 記録デイスクの複合索引コ−ド読取り記憶方式 | |
| JP3528271B2 (ja) | ディスク記録再生装置 | |
| JPH0877758A (ja) | ディスク再生装置 | |
| JP3435707B2 (ja) | 再生装置 | |
| JP2002343062A (ja) | 追加記録制御方法及び追加記録制御装置 | |
| KR950004267Y1 (ko) | 곡명표시가능한 광디스크 재생장치 | |
| JPH06203533A (ja) | 情報編集方法 | |
| JPH09245413A (ja) | Ｍｄシステム | |
| JP3085183B2 (ja) | Ｍｄシステム | |
| JPH05205447A (ja) | Ｃｄ再生装置 | |
| JP2000156074A (ja) | Ｍｄプレーヤのタイトル表示方法 | |
| JP3361208B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
| JPH05325515A (ja) | ディスク再生装置 | |
| JPH05205273A (ja) | Ｃｄ再生装置 | |
| JPH09147531A (ja) | 情報再生装置 | |
| JP3128381B2 (ja) | データ信号及び管理情報の記録方法 | |
| JP3615106B2 (ja) | 再生装置 | |
| JPH07121930A (ja) | ディスク再生装置 | |
| JP3717443B2 (ja) | 情報記録再生装置及び端末装置 | |
| JP3123636B2 (ja) | ディスク記録再生装置 |