JPH0877167A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH0877167A
JPH0877167A JP6213890A JP21389094A JPH0877167A JP H0877167 A JPH0877167 A JP H0877167A JP 6213890 A JP6213890 A JP 6213890A JP 21389094 A JP21389094 A JP 21389094A JP H0877167 A JPH0877167 A JP H0877167A
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JP6213890A
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Michio Kondo
道雄 近藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書中の複数箇所に存在する特定文字列のう
ちユーザが意図した箇所の特定文字列のみを短時間で置
換できる。 【構成】 置換対象文字列(図では「プライオリテ
ィ」)が指定されて置換が指示されると、文書42に対す
る置換対象文字列の検索を行う。置換対象文字列が複数
検索された場合には置換指示ウインドウ40を表示し、検
索された置換対象文字列及びその前及び後の少なくとも
一方に存在する文字列(図では置換対象文字列を含む単
一の行を構成する文字列)で各々構成される複数のサン
プル文字列をサンプル文字列表示領域40A内に表示す
る。各サンプル文字列に対して置換の実行の有無が指示
されると、置換の実行が指示されたサンプル文字列に含
まれる置換対象文字列に対してのみ置換文字列(図では
「優先順位」)への置換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書処理装置に係り、特
に文書中に存在する特定文字列を指定された置換文字列
に置換する文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサやワークステー
ション等の文書処理装置が広範に普及してきている。こ
れら文書処理装置では、文書中に存在する特定文字列を
検索して検索結果を表示したり、或いは特定文字列を別
の文字列に置換する等の機能を備えていることが一般的
である。この文字列の置換については、従来より種々の
方法が考案されており、例えば文書中の特定文字列を検
索し文書の先頭或いは末尾から順に表示して置換を行な
うか否かをユーザに選択させたり、文書中の全ての特定
文字列を一括して別の文字列に置換することが行なわれ
ている。
【0003】また特開平2-3860号公報には、置換時に置
換文字列或いは特定文字列の文字の属性(字体や文字サ
イズ等)に関する条件の指定を行なわせ、指定された条
件に従って一括置換を行なうことが提案されており、特
開平2-112061号公報には、置換時に下線や網掛け等の文
字修飾を表す修飾情報を指定可能とし、文書中の特定文
字列に対し指定された文字修飾を一括して付与したり、
特定文字列を文字修飾付きの別の文字列に置換できるよ
うにすることも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文書中
には、置換指示時にユーザが置換を意図した箇所以外の
箇所にも特定文字列が存在していることがあるが、上記
のような一括置換では、ユーザが認識していない箇所の
特定文字列に対しても機械的に置換を行うので、一括置
換後の文書が、ユーザが意図したものと異なるものにな
ることがある、という問題があった。また一括置換で
は、文書中の置換が行なわれた箇所が、自身が意図した
箇所のみであった否かをユーザが確認することができ
ず、この確認を行なうためには再度検索を行なう等の煩
雑な作業を必要としていた。
【0005】上記問題を解決するために、特開平3-2925
67号公報には置換すべき特定文字列の他に置換から除外
すべき除外文字列をユーザに指定させ、指定された除外
文字列に対しては置換を禁止することが記載されてい
る。しかし、上記では置換処理を実行する前にユーザが
検索除外文字列を特定する必要があるが、ユーザが検索
除外文字列として適切な文字列を設定するためには、予
め処理対象の文書の内容について隅々まで熟知している
必要があるので適用範囲が限られると共に、ユーザの意
図に沿った一括置換が行なわれる可能性が低い、という
問題がある。
【0006】一方、文書中の特定文字列が存在する箇所
を順に表示し置換を行なうか否かをユーザに選択させて
置換を行う場合には、ユーザが意図した箇所の特定文字
列のみ置換することができるが、上記では特定文字列の
数に応じて画面の切替え時間が処理時間に繰り返し加算
されるので、文書中に存在する特定文字列の数が多数に
なるに従って置換処理に時間がかかる、という問題もあ
った。
【0007】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、文書中の複数箇所に存在する特定文字列のうちユー
ザが意図した箇所の特定文字列のみを短時間で置換する
ことができる文書処理装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係る文書処理装置は、置換対象
としての特定文字列及び前記特定文字列を置き換えるべ
き文字列としての置換文字列を指定するための第1の指
定手段と、処理対象文書中に存在する前記第1の指定手
段によって指定された特定文字列を検索する検索手段
と、前記検索手段によって複数の特定文字列が検索され
た場合に、検索された特定文字列及び該特定文字列の前
及び後の少なくとも一方に存在する文字列で各々構成さ
れる複数のサンプル文字列を一覧表示する表示手段と、
前記表示手段によって一覧表示された複数のサンプル文
字列のうち置換すべき特定文字列を含んだサンプル文字
列を指定するための第2の指定手段と、前記処理対象文
書を構成する文字列のうち、前記第2の指定手段によっ
て指定されたサンプル文字列に含まれる特定文字列を第
1の指定手段によって指定された置換文字列に置換する
置換手段と、を含んで構成している。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、表示手段が、サンプル文字列として、処理
対象文書中の単一の文を構成する文字列、或いは処理対
象文書の単一の行を構成する文字列を一単位とするサン
プル文字列を表示する、ことを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、置換手段が、第2の指定手段によって複数
のサンプル文字列が指定された場合に、前記複数のサン
プル文字列に各々含まれる特定文字列を置換文字列に一
括して置換する、ことを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、第1の指定手段によ
って置換対象としての特定文字列及び前記特定文字列を
置き換えるべき文字列としての置換文字列が指定され、
検索手段によって処理対象文書中に存在する特定文字列
が検索される。また表示手段では、検索手段によって複
数の特定文字列が検索された場合に、検索された特定文
字列及び該特定文字列の前及び後の少なくとも一方に存
在する文字列で各々構成される複数のサンプル文字列を
一覧表示する。このように、サンプル文字列は特定文字
列の前及び後の少なくとも一方に存在する文字列を含ん
で構成されているので、このサンプル文字列を参照する
ことにより、ユーザは検索された特定文字列の前後の文
脈(文中での語の意味の続き具合)等を判断して、検索
された複数の特定文字列の各々に対し置換を行うべきか
否かを容易に判断することができる。
【0012】また第2の指定手段により、前記一覧表示
された複数のサンプル文字列のうち置換すべき特定文字
列を含んだサンプル文字列が指定され、置換手段では処
理対象文書を構成する文字列のうち第2の指定手段によ
って指定されたサンプル文字列に含まれる特定文字列を
置換文字列に置換するので、処理対象文書の複数箇所に
存在する特定文字列のうち、ユーザが意図した箇所の特
定文字列のみが置換文字列に置換されることになる。ま
た、上記では複数のサンプル文字列を一覧表示するの
で、文書中の特定文字列が存在する箇所を順に表示し置
換を行なうか否かをユーザに選択させて置換を行う場合
のように、特定文字列の数が多数になるに従って画面の
切替え時間が処理時間に繰り返し加算されることはな
く、短時間で置換処理が完了する。
【0013】なお、本発明において、表示手段が表示す
るサンプル文字列の長さ等は任意であるが、請求項2に
も記載したように、サンプル文字列として、処理対象文
書中の単一の文を構成する文字列、或いは処理対象文書
の単一の行を構成する文字列を一単位とするサンプル文
字列を表示することが好ましい。例えば、単一の文を構
成する文字列を一単位とするサンプル文字列を表示した
場合には、例えば特定文字列及びその前後に存在する予
め固定的に定められた数の文字をサンプル文字列として
表示する場合と比較して、ユーザが、特定文字列の前後
の文脈をより容易に判断することができる、という効果
が得られる。
【0014】また特定文字列及びその前後に存在する予
め固定的に定められた数の文字をサンプル文字列として
表示する場合には、特定文字列の長さに応じてサンプル
文字列の長さが変化することになるが、前述のように、
単一の行を構成する文字列を一単位とするサンプル文字
列を表示するようにすれば、サンプル文字列を簡潔明瞭
に表示できる、という効果が得られる。
【0015】また、請求項3にも記載したように、置換
手段は、第2の指定手段によって複数のサンプル文字列
が指定された場合に、複数のサンプル文字列に各々含ま
れる特定文字列を置換文字列に一括して置換するように
してもよい。この場合、第2の指示手段による置換すべ
き特定文字列を含んだサンプル文字列の指定は、前記サ
ンプル文字列を特定することにより前記サンプル文字列
を指定するものであっても、前記サンプル文字列以外の
サンプル文字列を特定することにより前記サンプル文字
列を指定するものであってもよい。請求項3では、上記
のようにして複数のサンプル文字列が指定された後に、
指定されたサンプル文字列に各々含まれる特定文字列が
置換文字列に一括して置換されることになる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には本実施例に係る文書処理装置10
が示されている。文書処理装置10は、CPU12、R
OM14、RAM16及び入出力ポート18を備えてお
り、これらはバス20を介して互いに接続されている。
【0017】また、入出力ポート18には、磁気ディス
ク、或いは光磁気ディスク等の記憶媒体を含んで構成さ
れた記憶装置22、CRT或いはLCDで構成されたデ
ィスプレイ24、キーボード26、レーザビームプリン
タで構成されたプリンタ28及びマウス30が接続され
ている。なお、キーボード26及びマウス30は本発明
の第1の指示手段及び第2の指示手段を構成している。
またROM14には、本発明に係る文字列置換機能を含
む文書処理装置としての各種機能を実現するための各種
のプログラムが記憶されており、記憶装置22の記憶媒
体には処理対象文書としての多数の文書ファイルが記憶
されている。
【0018】次に本実施例の作用を説明する。文書処理
装置10の電源が投入されると、ROM14に記憶され
ているプログラムに基づいて周知の文書作成、更新、管
理等の処理が実行される。例えばこれらの処理を行って
いる途中で、予めキーボード26に設けられた置換処理
の実行を指示するキーが押されると、ROM14に記憶
されている置換処理プログラムに従って、置換処理が実
行される。この置換処理の詳細について、図2のフロー
チャートを参照して説明する。
【0019】ステップ100では本発明の特定文字列と
しての置換対象文字列が入力されたか否か判定し、置換
対象文字列が入力される迄待機する。ステップ100の
判定が肯定されると、ステップ102では入力された置
換対象文字列をRAM16に記憶する。次のステップ1
04では置換文字列が入力されたか否か判定し、置換文
字列が入力される迄待機する。ステップ104の判定が
肯定されると、ステップ106では入力された置換文字
列をRAM16に記憶する。
【0020】次のステップ108以降では、本発明の検
索手段に相当する置換対象文字列の検索が行われる。す
なわち、ステップ108では検索した置換対象文字列の
数を表すカウンタIを0にし、ステップ110では入力
された置換対象文字列と比較するための比較対象文字列
として、文書中の検索範囲の先頭文字列を設定する。な
お、前述の検索範囲は、例えば置換処理の実行が指示さ
れたときに文書の更新処理が行われていた場合には、一
例として、置換処理の実行が指示されたときの文書上で
のカーソルの位置を先頭とし、文書の末尾までの範囲を
検索範囲とすることができる。また、文書の更新等の処
理が行われておらず、単一或いは複数の文書ファイルの
ファイル名等が指定されて置換処理の実行が指示された
場合には、指定された文書ファイル全体を検索範囲とす
ることができる。
【0021】ステップ112では比較対象文字列が置換
対象文字列に一致しているか否か判定する。ステップ1
12の判定が否定された場合には、処理はステップ11
4へ移行し、比較対象文字列の位置が検索範囲の末尾に
到達したか否か、すなわち検索処理が終了したか否か判
定する。ステップ114の判定が否定された場合にはス
テップ116へ移行し、比較対象文字列の位置を例えば
1文字分シフトしてステップ112に戻り、ステップ1
12又はステップ114の判定が肯定される迄ステップ
112〜116を繰り返す。ステップ112の判定が肯
定された場合には、文書中の置換対象文字列を発見した
と判断し、ステップ118では発見した置換対象文字列
の位置を記憶し、ステップ120でカウンタIをインク
リメントしてステップ114へ移行する。
【0022】ステップ114の判定が肯定されるとステ
ップ122へ移行し、カウンタIの値を判定し、カウン
タIの値に基づいて処理が別れる。カウンタIの値が0
の場合には検索範囲内に置換対象文字列は存在していな
いので、「置換対象文字列は存在していない」旨を通知
するメッセージをディスプレイ24の表示画面に表示し
てステップ128へ移行する。
【0023】またカウンタIの値が1の場合には、前述
の検索処理により単一の置換対象文字列が検索されてい
るので、ステップ124に移行し、該単一の置換対象文
字列をステップ106で記憶した置換文字列に置換する
単一文字列置換処理を行う。この単一文字列置換処理
は、例えば従来より知られているように、文書中の置換
対象文字列が存在している部分を表示画面内全体に表示
し、置換を行うか否かをユーザに選択させ、置換の実行
が選択された場合には前記置換対象文字列を置換文字列
に置換する。
【0024】一方、カウンタIの値が1以上の場合に
は、前述の検索処理により複数の置換対象文字列が検索
されているので、ステップ126で複数文字列置換処理
が行われる。この複数文字列置換処理について、図3の
フローチャートを参照して説明すると、ステップ140
では、一例として図4(B)に示すような置換指示ウイ
ンドウ40をディスプレイ24の表示画面に表示する。
【0025】置換指示ウインドウ40は、サンプル文字
列を表示するためのサンプル文字列表示領域40Aが複
数(図4(B)では一例として4個)設けられており、
複数のサンプル文字列表示領域40Aの各々に対応して
各サンプル文字列に対する置換のY(Yes)/N(N
o)を指示するための置換指示領域40Bが複数設けら
れている。また置換指示ウインドウ40内には、先に入
力された置換文字列の内容が表示されると共に、サンプ
ル文字列の表示範囲を表す「リスト範囲指定」の内容が
表示される。図4(B)では「リスト範囲指定」として
「一行」が指定されている場合を示しているが、「一
行」以外の指定を行うことも可能とされている。「リス
ト範囲指定」として指定可能な各パラメータと、各パラ
メータが表す表示範囲は以下の通りである。
【0026】一行 : 置換対象文字列を含む行を表示 一文 : 置換対象文字列を含む文を表示 前一行 : 置換対象文字列を含む行とその前の一行を
表示 後一行 : 置換対象文字列を含む行とその後の一行を
表示 前一文 : 置換対象文字列を含む文とその前の一文を
表示 後一文 : 置換対象文字列を含む文とその後の一文を
表示 前後一行: 置換対象文字列を含む行とその前後の一行
を表示 前後一文: 置換対象文字列を含む文とその前後の一文
を表示
【0027】上記より明らかなように、「一行」「前一
行」「後一行」「前後一行」の指定では、処理対象文書
の単一の行を構成する文字列を一単位としてサンプル文
字列が表示され、「一文」「前一文」「後一文」「前後
一文」の指定では、処理対象文書中の単一の文を構成す
る文字列を一単位としてサンプル文字列が表示されるこ
とになる。更に置換指示ウインドウ40内には、サンプ
ル文字列の表示のスクロールを行うためのスクロール指
示領域40C、及び置換方法(後述する部分置換又は一
括置換)を選択するためのボックス40D、40Eが表
示されている。なお、前述の置換指示領域40B内に
は、デフォルトとして「Y」(置換実行を指示)又は
「N」(置換非実行を指示)の何れかが各々表示され
る。
【0028】次のステップ142では検索処理によって
検索された複数の置換対象文字列の各々の位置情報に基
づいて、各置換対象文字列及び各置換対象文字列の前後
の文字列を含む、「リスト範囲指定」によって指定され
た範囲の文字列をサンプル文字列として置換指示ウイン
ドウ40のサンプル文字列表示領域40A内に一覧表示
する。このサンプル文字列を参照することにより、ユー
ザは各サンプル文字列に含まれている置換対象文字列に
対して置換を行うべきか否かを容易に判断できる。なお
サンプル文字列中の置換対象文字列には、図4(B)に
示すようにアンダーラインが付与され、ユーザがサンプ
ル文字列中の置換対象文字列の位置を容易に判別できる
ようになっている。この処理は本発明の表示手段に相当
する。
【0029】なお、図4(B)では「リスト範囲指定」
として「一行」が指定され、かつ置換対象文字列として
「プライオリティ」が入力された場合を示している。一
例として処理対象文書42のうちの図4(A)に示す位
置に「プライオリティ」という文字列が含まれていた場
合、置換指示ウインドウ40内には「プライオリティ」
という文字列が含まれている行のみがサンプル文字列と
してサンプル文字列表示領域40A内に一覧表示される
ことになる。また、処理対象として図6(A)に示す文
書44が指定され、「リスト範囲指定」として「一文」
が指定された場合には、図6(B)に示すように、置換
対象文字列を含む単一の文がサンプル文字列としてサン
プル文字列表示領域40A内に表示される。
【0030】次のステップ144では、表示範囲の指定
(「リスト範囲指定」)が変更されたか否か判定する。
ステップ144の判定が否定された場合には、ステップ
146でスクロールの指示が有ったか否か判定する。ス
テップ146の判定が否定された場合には、ステップ1
48で置換指定Y/Nの変更が指示されたか否か判定す
る。ステップ148の判定が否定された場合には、ステ
ップ150でマウス30によってボックス40Dがクリ
ックされることにより「部分変換」が指示されたか否か
判定する。ステップ150の判定が否定された場合に
は、ステップ152でマウス30によってボックス40
Eがクリックされることにより「一括変換」が指示され
たか否か判定する。ステップ152の判定も否定された
場合にはステップ144に戻り、ステップ144〜15
2の何れかの判定が肯定される迄、ステップ144〜1
52を繰り返す。
【0031】ところで、ユーザは置換指示ウインドウ4
0内に表示されているサンプル文字列を参照し、該サン
プル文字列に基づいて置換を行うべきか否か判断する
が、処理対象文書の内容によっては、表示されているサ
ンプル文字列のみでは置換を行うべきか否か判断がつか
ない場合がある。また、例えば「リスト範囲指定」が
「一行」で、置換対象文字列がサンプル文字列の先頭又
は末尾に存在していた場合、或いは置換対象文字列が2
行に跨がっていた場合には、置換対象文字列の前又は後
の文字列は表示されないので、置換を行うべきか否かの
判断がつかない可能性が高い。
【0032】このような場合、ユーザは表示範囲の指定
を変更する。これによりステップ144の判定が肯定さ
れ、ステップ154では前述のステップ142と同様に
して各置換対象文字列の位置情報に基づいて「リスト範
囲指定」によって指定された範囲の文字列をサンプル文
字列としてサンプル文字列表示領域40A内に再表示
し、ステップ144に戻る。
【0033】また、置換指示ウインドウ40内のサンプ
ル文字列表示領域40Aの数には限りがあるので、検索
処理によって検索された置換対象文字列の数の方が多い
場合には、全てのサンプル文字列を表示することはでき
ない。このため、置換指示ウインドウ40内に表示され
ていないサンプル文字列を表示させたい場合には、ユー
ザはスクロール指示を入力する。これによりステップ1
46の判定が肯定されてステップ156に移行し、サン
プル文字列表示領域40A内の表示をスクロールさせて
別のサンプル文字列をサンプル文字列表示領域40A内
に表示させた後にステップ144に戻る。
【0034】また、置換指示領域40B内にはデフォル
トとして「Y」又は「N」の何れかが各々表示されてい
るが、この表示を変更したい場合には、ユーザは置換指
定Y/Nの変更を指示する。これによりステップ148
の判定が肯定され、ステップ158で指示に応じて置換
指示領域40B内の表示を変更し、ステップ148へ戻
る。なお、置換指示領域40B内の表示のデフォルトが
「Y」である場合には、ユーザは置換を行いたくない置
換対象文字列を含んでいるサンプル文字列を判断し、判
断したサンプル文字列に対応する置換指示領域40B内
の表示のみを「N」に変更する。また、前記表示のデフ
ォルトが「N」である場合には、ユーザは置換を行いた
い置換対象文字列を含んでいるサンプル文字列を判断
し、判断したサンプル文字列に対応する置換指示領域4
0B内の表示のみを「Y」に変更する。
【0035】そして、ユーザが検索された置換対象文字
列に対する処理を一括して行いたい場合には、未表示の
サンプル文字列を含む全てのサンプル文字列に対して置
換指定「Y」又は「N」を選択した後に、マウス30に
よってボックス40Eをクリックして一括置換を指示す
る。これによりステップ152の判定が肯定され、ステ
ップ160で一括置換処理が実行される。すなわち、サ
ンプル文字列の各々に対して置換指定が「Y」か「N」
かを判定し、置換指定が「Y」の全てのサンプル文字列
中の置換対象文字列を、既に指定されている置換文字列
に一括して変換する。この処理は本発明の置換手段に相
当する。次のステップ162では置換結果を置換指示ウ
インドウ40内に表示する。
【0036】一例として、図4(A)に示すように置換
対象文字列「プライオリティ」が4箇所に存在する文書
42が処理対象文書として指定され、置換指示ウインド
ウ40内に表示された4個のサンプル文字列のうち2番
目と4番目に表示されたサンプル文字列に対して置換指
示が「Y」とされた場合、上記ステップ160の一括置
換処理により、図5に示すように、文書42中に4箇所
存在する「プライオリティ」のうち置換指示が「Y」と
されたサンプル文字列中の「プライオリティ」のみが置
換文字列である「優先順位」に一括して変換されること
になる。この一括置換処理では、置換対象文字列を含む
複数のサンプル文字列が一覧表示され、一回の検索指示
により置換処理が完了するので、非常に短い時間で置換
処理が完了する。
【0037】一方、サンプル文字列の各々に対し、個別
に確認しながら置換処理を行いたい場合には、ユーザは
少なくともトップ(図4(B)の上方側)のサンプル文
字列表示領域40Aに表示されているサンプル文字列に
対して置換指定「Y」又は「N」を選択した後に、マウ
ス30によってボックス40Dをクリックして部分置換
を指示する。これによりステップ150の判定が肯定さ
れ、ステップ164以降で部分置換が行われる。すなわ
ち、ステップ164では前回処理対象の次のサンプル文
字列(部分置換開始時はトップのサンプル文字列表示領
域40Aに表示されているサンプル文字列)の置換指定
が「Y」か否か判定する。
【0038】置換指定が「N」の場合にはステップ16
4の判定が否定されてステップ170へ移行するが、置
換指定が「Y」の場合にはステップ164の判定が肯定
され、ステップ166で今回処理対象のサンプル文字列
(このときはトップのサンプル文字列)中の置換対象文
字列を置換文字列に置換する。この処理も本発明の置換
手段に相当する。次のステップ168ではサンプル文字
列表示領域40A内の表示が置換結果を表すように切り
換え、ステップ170に移行する。ステップ170では
全てのサンプル文字列を処理対象として処理を行ったか
否か判定する。ステップ170の判定が否定された場合
には、ステップ144に一旦戻る。
【0039】上記により、単一のサンプル文字列に対す
る置換処理が行われる。ユーザは次に処理対象となるサ
ンプル文字列に対応する置換指示領域40B内の表示を
参照し、該表示がユーザが意図する置換指定と一致して
いる場合には、ユーザは再びボックス40Dをクリック
して部分置換を指示するが、不一致の場合には置換指定
を変更した後に部分置換を指示する。部分置換処理では
上記のプロセスが繰り返されるので、ユーザがサンプル
文字列の各々に対し個々に確認しながら置換処理を進め
ていくことができると共に、個々の置換対象文字列に対
する置換の実行の有無が指示される毎に表示画面の表示
全体を切替える必要がないので、従来のように、文書中
の置換対象文字列が存在する箇所を順に表示し置換を行
なうか否かをユーザに選択させて置換処理を進めていく
場合と比較して、短時間で置換処理が完了することにな
る。
【0040】ステップ170の判定が肯定されると、ス
テップ172へ移行する。ステップ172では置換指示
ウインドウ40の表示を消去して複数文字列置換処理を
終了し、図2のフローチャートのステップ128に移行
する。ステップ128では置換処理を終了する否か、す
なわち処理対象文書中に他に置換対象とすべき文字列が
有るか否か判定する。ステップ128の判定が否定され
た場合にはステップ100に戻り、置換対象文字列及び
置換文字列を再設定して上述の置換処理を繰り返す。ス
テップ128の判定が肯定された場合には、置換処理を
終了する。
【0041】なお、上記ではサンプル文字列中の置換対
象文字列にアンダーラインを付加してしたが、これに限
定されるものではなく、例えばディスプレイ24の表示
がモノクロであれば置換対象文字列を表示している部分
のみ白黒を反転させたり、表示がカラーであれば前記部
分のみ色を変えて表示することができる。また、字体や
文字の大きさを変えたり、網掛け等の文字修飾を行うよ
うにしてもよい。
【0042】また、上記では「リスト範囲指定」の変更
が指示された場合に、全てのサンプル文字列の表示を変
更するようにしていたが、これに限定されるものではな
く、指定されたサンプル文字列に対してのみ「リスト範
囲指定」の変更に応じて表示を変更するようにしてもよ
い。
【0043】更に、置換指示ウインドウ40内に検索さ
れた置換対象文字列の数を表示し、各サンプル文字列に
各々を区別するための通し番号を付与して表示すると共
に、スクロールの指示に応じてサンプル文字列及び通し
番号ををスクロールするようにしてもよい。更に、置換
指示ウインドウ40内に、文書中における置換対象文字
列又はサンプル文字列の位置(頁数、行数等)を併せて
表示するようにしてもよい。
【0044】また、本発明に係る文字列はひらがな、カ
タカナ、漢字、アルファベット、ギリシャ文字等の各種
の文字に加え、数字や各種の記号を含んで構成すること
ができ、更にアンダーライン、網掛け等の周知の文字修
飾を付加したものでもよいことは言うまでもない。
【0045】以上、本発明の実施例について説明した
が、上記実施例は以下に記載する技術的事項を含むもの
である。
【0046】(1)表示手段は、サンプル文字列中の特
定文字列の表示を、サンプル文字列中の他の部分の表示
と異ならせる、ことを特徴とする請求項1記載の文書処
理装置。
【0047】上記では、表示したサンプル文字列中の置
換対象文字列の位置を、ユーザに容易に判別させること
ができる、という効果が得られる。
【0048】(2)サンプル文字列の表示のスクロール
を指示するためのスクロール指示手段を更に備え、表示
手段は、予め定められた所定数のサンプル文字列を表示
すると共に、検索手段によって検索された特定文字列の
数が前記所定数よりも多い場合には、前記スクロール指
示手段からの指示に応じて表示するサンプル文字列を切
り換える、ことを特徴とする請求項1記載の文書処理装
置。
【0049】上記では、検索手段によって特定文字列が
多数検索された場合にも、表示が煩雑となることを防止
できる、という効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、処理対象文書中に存在する置換対象としての特定
文字列を検索し、複数の特定文字列が検索された場合
に、検索された特定文字列及び該特定文字列の前及び後
の少なくとも一方に存在する文字列で各々構成される複
数のサンプル文字列を一覧表示し、一覧表示された複数
のサンプル文字列のうち置換すべき特定文字列を含んだ
サンプル文字列が指定されると、処理対象文書のうち前
記指定されたサンプル文字列に含まれる特定文字列を置
換文字列に置換するようにしたので、文書中の複数箇所
に存在する特定文字列のうちユーザが意図した箇所の特
定文字列のみを短時間で置換することができる、という
優れた効果が得られる。
【0051】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、サンプル文字列として、処理対象文書中
の単一の文を構成する文字列、或いは処理対象文書の単
一の行を構成する文字列を一単位とするサンプル文字列
を表示するようにしたので、上記効果に加え、ユーザ
が、特定文字列の前後の文脈をより容易に判断すること
ができる、或いはサンプル文字列を簡潔明瞭に表示でき
る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る文書処理装置の概略構成図であ
る。
【図2】置換処理のメインルーチンを説明するフローチ
ャートである。
【図3】複数文字列置換処理を説明するフローチャート
である。
【図4】(A)は処理対象文書の一例を示す概念図、
(B)は複数文字列置換処理を行う際に表示画面に表示
される置換指示ウインドウ及び表示範囲として「一行」
が指定された際のサンプル文字列の一例を示すイメージ
図である。
【図5】置換処理による処理結果を説明する概念図であ
る。
【図6】(A)は処理対象文書の一例を示す概念図、
(B)は複数文字列置換処理を行う際に表示画面に表示
される置換指示ウインドウ及び表示範囲として「一文」
が指定された際のサンプル文字列の一例を示すイメージ
図である。
【符号の説明】
10 文書処理装置 24 ディスプレイ 26 キーボード 30 マウス 40 置換指示ウインドウ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 置換対象としての特定文字列及び前記特
    定文字列を置き換えるべき文字列としての置換文字列を
    指定するための第1の指定手段と、 処理対象文書中に存在する前記第1の指定手段によって
    指定された特定文字列を検索する検索手段と、 前記検索手段によって複数の特定文字列が検索された場
    合に、検索された特定文字列及び該特定文字列の前及び
    後の少なくとも一方に存在する文字列で各々構成される
    複数のサンプル文字列を一覧表示する表示手段と、 前記表示手段によって一覧表示された複数のサンプル文
    字列のうち置換すべき特定文字列を含んだサンプル文字
    列を指定するための第2の指定手段と、 前記処理対象文書を構成する文字列のうち、前記第2の
    指定手段によって指定されたサンプル文字列に含まれる
    特定文字列を第1の指定手段によって指定された置換文
    字列に置換する置換手段と、 を含む文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記サンプル文字列と
    して、処理対象文書中の単一の文を構成する文字列、或
    いは処理対象文書の単一の行を構成する文字列を一単位
    とするサンプル文字列を表示する、 ことを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記置換手段は、前記第2の指定手段に
    よって複数のサンプル文字列が指定された場合に、前記
    複数のサンプル文字列に各々含まれる特定文字列を置換
    文字列に一括して置換する、 ことを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
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