JP2014071726A - 帳票出力装置、帳票出力方法、および、プログラム - Google Patents

帳票出力装置、帳票出力方法、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】帳票定義体の設計や設定変更にかかるコストと時間を削減して効率化を図ることができる帳票出力装置、帳票出力方法、および、プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、帳票項目の属性を少なくとも定義する帳票定義体と、帳票定義体の帳票項目において切替える属性を定義する項目属性切替え定義ファイルと、を記憶し、項目属性切替え定義ファイルに基づいて、帳票定義体における帳票項目の属性を切替え、帳票定義体、項目属性切替え定義ファイル、および、入力データに基づいて、属性が切替えられた帳票項目を有する帳票を出力制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、帳票出力装置、帳票出力方法、および、プログラムに関する。
従来、業務処理システムの設定や保守、帳票の編集等を行う技術が開発されている。
例えば、フォームを複数の言語に対応させるため、対応するフォーム定義の使用テンプレートに指定されているテンプレートを、フォーム定義の定義内容で置き換えることにより、フォームの各表示フィールドに複数の言語表現を設定可能にする技術が知られている(特許文献1を参照)。
また、集計行の属性情報を抽出して、該抽出された属性情報とは異なる属性情報を設定するための設定画面を表示し、設定画面上で設定された属性情報を帳票データに反映して出力可能な帳票データを生成する技術が知られている(特許文献2を参照)。このほか、SVFX−Designer(ウイングアーク株式会社製)のダイナミックアトリビュート機能では、アイテムの表示/非表示や、値に応じてアイテムの大きさや色などの属性値を動的に変更する技術が知られている。
特開2006−331356号公報 特開2007−328670号公報
しかしながら、従来の技術においては、複数の言語数に対応させたい場合やユーザに合ったカスタマイズを行いたい場合等において、その都度、対応する定義体を作成しなければならず、コストと時間がかかるという問題点を有していた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、帳票定義体の再設定にかかるコストと時間を削減して効率化を図ることができる帳票出力装置、帳票出力方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明の帳票出力装置は、記憶部と制御部を少なくとも備えた帳票出力装置において、上記記憶部は、帳票項目の属性を少なくとも定義する帳票定義体と、上記帳票定義体の上記帳票項目において切替える属性を定義する項目属性切替え定義ファイルと、を記憶し、上記制御部は、上記項目属性切替え定義ファイルに基づいて、上記帳票定義体における上記帳票項目の上記属性を切替える属性切替え手段と、上記帳票定義体、上記項目属性切替え定義ファイル、および、入力データに基づいて、上記属性切替え手段により上記属性が切替えられた上記帳票項目を有する帳票を出力制御する帳票出力制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の帳票出力方法は、記憶部と制御部を少なくとも備えた帳票出力装置において実行される帳票出力方法であって、上記記憶部は、帳票項目の属性を少なくとも定義する帳票定義体と、上記帳票定義体の上記帳票項目において切替える属性を定義する項目属性切替え定義ファイルと、を記憶し、上記制御部において実行される、上記項目属性切替え定義ファイルに基づいて、上記帳票定義体における上記帳票項目の上記属性を切替える属性切替えステップと、上記帳票定義体、上記項目属性切替え定義ファイル、および、入力データに基づいて、上記属性切替え手段により上記属性が切替えられた上記帳票項目を有する帳票を出力制御する帳票出力制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、記憶部と制御部を少なくとも備えた帳票出力装置に実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、帳票項目の属性を少なくとも定義する帳票定義体と、上記帳票定義体の上記帳票項目において切替える属性を定義する項目属性切替え定義ファイルと、を記憶し、上記制御部において、上記項目属性切替え定義ファイルに基づいて、上記帳票定義体における上記帳票項目の上記属性を切替える属性切替えステップと、上記帳票定義体、上記項目属性切替え定義ファイル、および、入力データに基づいて、上記属性切替え手段により上記属性が切替えられた上記帳票項目を有する帳票を出力制御する帳票出力制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、帳票項目の属性を少なくとも定義する帳票定義体と、帳票定義体の帳票項目において切替える属性を定義する項目属性切替え定義ファイルと、を記憶し、項目属性切替え定義ファイルに基づいて、帳票定義体における帳票項目の属性を切替え、帳票定義体、項目属性切替え定義ファイル、および、入力データに基づいて、属性が切替えられた帳票項目を有する帳票を出力制御する。これにより、本発明は、帳票出力時に、帳票定義体および入力データとは異なる独立したファイルに定義された項目属性の切替え情報に切替えて出力されるので、人手で実施していた作業が不要となり、帳票定義体の設計や設定変更にかかるコストと時間を削減して効率化を図ることができるという効果を奏する。より具体的には、帳票を出力するシステムにおける多言語展開時やシステムメンテナンス時において、その都度、対応する帳票定義体を作成する必要がないので、帳票定義体を作成および修正する工数が削減でき、帳票定義体の設計を効率化することができる。また、独立した項目属性切替え定義ファイルは、切替え前後の属性が定義されており、帳票定義体を修正するツールの使い方を習得しなくとも、テキストエディタ等により項目属性切替え定義ファイルを直接編集することで、帳票定義体を修正するツールのスキルによらずに帳票の出力結果を変更することができ、操作性および作業効率が向上する。
図1は、帳票出力装置100の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、帳票定義体により定義される帳票の出力例を示す図である。 図3は、項目属性切替え定義ファイル106bの構成の一例を示す図である。 図4は、入力データの一例を示す図である。 図5は、本実施の形態における帳票出力装置100の帳票切替え出力処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、帳票を日本語対応から英語対応に切替えるために用いる、項目属性切替え定義ファイル106bの構成の一例を示す図である。 図7は、図2に例示した帳票定義体と、図4に例示した入力データと、図6に例示した項目属性切替え定義ファイルに基づいて生成される、英語対応の帳票の出力結果の一例を示す図である。 図8は、帳票定義体と項目属性切替え定義ファイルの対応関係の一例を示す図である。 図9は、項目属性切替え定義ファイル106bと、属性切替え部102aにより生成され記憶部106に一時記憶される帳票データの関係を示す図である。 図10は、帳票出力装置100により実行される、帳票出力システム構築処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、属性情報抽出部102cにより表示される設定画面の一例を示す図である。 図12は、編集前と編集後の項目属性切替え定義情報を模式的に示した図である。 図13は、基本となる帳票定義体において定義された帳票、および、当該帳票定義体と項目属性切替え定義情報と入力データに基づいて出力される帳票を対比して示した図である。 図14は、帳票出力処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、属性切替え部102aにより実行される、データフローを模式的に示した図である。
以下に、本発明に係る帳票出力装置、帳票出力方法、および、プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
[帳票出力装置の構成]
まず、本実施形態にかかる帳票出力装置100の構成の一例について説明し、その後、帳票出力装置100の一例について説明する。ここで、図1は、帳票出力装置100の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
図1に示すように、本実施形態の帳票出力装置100は、概略的に、帳票出力装置100の全体を統括的に制御するCPU等の制御部102、入力部112や出力部114に接続される入出力制御インターフェース部108、および、各種のデータやテーブルなどを格納する記憶部106を備えて構成されており、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
図1において、記憶部106に格納される各種のデータやテーブル(帳票定義体ファイル106a、項目属性切替え定義ファイル106b、および、データファイル106c)は、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、各種処理に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデータベース等を格納する。
これら記憶部106の各構成要素のうち、帳票定義体ファイル106aは、帳票項目の属性を少なくとも定義する帳票定義体を記憶する帳票定義体記憶手段である。なお、帳票定義体ファイル106aは、一または複数の帳票定義体を記憶してもよい。ここで、図2は、帳票定義体により定義される帳票の出力例を示す図である。図2に示すように、帳票定義体では、帳票項目(帳票名や、会社名、品名や、単価、数量等)が定義されているものの、データ項目には入力データは未だ入力されていない。一例として、帳票定義体は、定義体情報(用紙サイズや区切り編集文字等)、項目情報テーブル(項目名、項目長、小数部桁数、小数点の出力有無、小数部の編集形式等)、フォント名テーブル(フォント名等)、拡張編集形式テーブル(日付編集文字列等)、固定文字列テーブル(文字列等)、ラベル文字列テーブル(ラベル等)、項目属性情報テーブル、および、通貨記号文字テーブル(通貨記号等)等により構成されてもよい。一例として、帳票定義体ファイル106aは、帳票定義体の情報をバイナリーデータとして保持してもよい。なお、帳票定義体の情報は、データ項目の順番や位置を定義する並び情報や、帳票の電子文書に表示されるデータ項目のレイアウト等を定義してもよい。
また、項目属性切替え定義ファイル106bは、帳票定義体の帳票項目において切替える属性を定義する項目属性切替え定義ファイルである。なお、図1では、一つの項目属性切替え定義ファイル106bが図示されているが、これに限られず、複数の項目属性切替え定義ファイル106bが記憶部106に格納されてもよい。すなわち、項目属性切替え定義ファイル106bは、帳票定義体の帳票項目の切替え元の属性情報と切替え先の属性情報とを定義するデータを記憶する。好適には、項目属性切替え定義ファイル106bは、テキストエディタ等で編集可能なテキストデータ形式で保存される。一例として、項目属性切替え定義ファイル106bは、帳票定義体の項目名と、切替え元の属性値と、切替え先の属性値とを対応付けて記憶してもよい。なお、属性値は、文字列や記号であってもよく、未入力の空データであってもよい。また、帳票全体において切替え元の属性値を置換する場合、帳票定義体の項目名は指定されなくともよい。ここで、図3は、項目属性切替え定義ファイル106bの構成の一例を示す図である。なお、図3の各行において、左の属性値“○○○”(変更前)から右の属性値“△△△”(変更後)に、切替えることを定義している。
図3の第2行〜第3行に示すように、帳票出力時に、変更前の文字列“○○○”全てを変更後の文字列“△△△”に切替える場合は、帳票項目を指定せずに定義してもよい。一方、図3の第5行〜第7行に示すように、帳票出力時に、所望の帳票項目において、変更前の属性値“○○○”から変更後の属性値“△△△”に切替える場合は、帳票項目を“Form1, Item1”のように帳票名と項目名で指定して定義してもよい。なお、文字列を切替えることに限られず、第6行および第7行に示すように、小数点の位置や記号等を変更することも可能である。
また、データファイル106cは、ユーザアプリケーションの実行等により生成される入力データを記憶する入力データ記憶手段である。ここで、図4は、入力データの一例を示す図である。このデータファイル106cに格納される入力データは、図4に示すように、帳票のデータ項目単位の文字列を順番に列挙したデータである。なお、入力データは、このようなCSV(Comma Separated Values)形式に限られず、任意の形態で構成されてもよい。
この他、記憶部106は、一時的に帳票出力されるデータを格納するメモリとして機能してもよい。その場合、記憶部106は、帳票定義体が定義する帳票出力様式の各項目の属性情報(データ長、フォント情報など)に基づいて、各項目の入力データを保持するためのメモリ上のデータ領域であり、入力データから対応するデータ項目の文字列データが抽出され生成された項目情報を保持する。
また、図1において、入出力制御インターフェース部108は、入力部112や出力部114の制御を行う。ここで、出力部114としては、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、プリンタや、外部記憶装置等を用いることができる(なお、以下においては出力部114をモニタとして記載する場合がある)。また、入力部112としては、キーボード、マウス、およびマイク等を用いることができる。
また、図1において、制御部102は、OS(Operating System)等の制御プログラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、および所要データを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部102は、機能概念的に、属性切替え部102a、帳票出力制御部102b、属性情報抽出部102c、文字列翻訳部102d、項目属性編集部102f、および、アプリケーション部102gを備えて構成されている。
このうち、属性切替え部102aは、項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて、帳票定義体ファイル106aの帳票定義体における帳票項目の属性を切替える属性切替え手段である。例えば、属性切替え部102aは、項目名と切替え前後の属性情報が対応付けられた項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて、当該項目名に対応する帳票定義体の帳票項目の属性情報を切替え先の属性情報に置換してもよい。また、属性切替え部102aは、項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて、帳票定義体中の対応するテーブルの突合せを行うことにより、切替え対象の属性の対応付けを行って切替え処理を実行してもよい。これにより、属性切替え時にテーブルの突合せを行うので、突合せによって変更対象の項目属性を抽出して、当該項目属性を変更した帳票を自動的に作成することができる。また、属性切替え部102aは、項目名等の帳票項目が指定されていない場合、項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて、切替え元の属性情報を検索して、合致した属性情報を切替え先の属性情報に置換してもよい。これにより、属性切替え時に、合致した属性の置換を行うので、帳票項目を指定しなくとも帳票定義体に定義された文字列等の属性を検索して合致した属性を自動的に置換した帳票を作成することができる。なお、属性切替え部102aは、切替え処理に従って、帳票定義体ファイル106aの帳票定義体の書き換えを行ってもよく、帳票定義体ファイル106aの帳票定義体を書き換えることなく、属性を切替えた帳票項目を有する帳票を記憶部106に格納してもよい。
また、帳票出力制御部102bは、帳票定義体ファイル106aに記憶された帳票定義体、項目属性切替え定義ファイル106b、および、データファイル106cに記憶された入力データに基づいて、属性切替え部102aにより属性が切替えられた帳票項目を有する帳票を出力制御する帳票出力制御手段である。例えば、帳票出力制御部102bは、属性切替え部102aにより記憶部106に一時記憶された、属性が切替えられた帳票項目を有する帳票に、データファイル106cに記憶された入力データを入力して作成した帳票を出力部114に出力してもよい。一例として、帳票出力制御部102bは、モニタとしての出力部114に帳票を表示させてもよく、プリンタとしての出力部114に帳票を印刷出力してもよく、外部記憶装置としての出力部114に帳票を書き出してもよい。なお、帳票出力制御部102bは、ユーザが使用する帳票出力アプリケーションを実行することにより実現される機能であってもよい。一例として、ユーザが使用する帳票出力アプリケーションで、項目属性切替え定義ファイル106bを指定することにより、帳票出力制御部102bは、ユーザにより指定された項目属性切替え定義ファイル106bを読み込むことにより、属性切替え部102aに属性情報を切替えさせて、指定された帳票にて出力することが可能となる。
また、属性情報抽出部102cは、帳票定義体ファイル106aに記憶された帳票定義体から帳票項目の属性情報を抽出する属性情報抽出手段である。例えば、属性情報抽出部102cは、帳票定義体ファイル106aに記憶された帳票定義体から、項目名と属性情報を対応付けて抽出して、項目属性切替え定義ファイル106bを作成する。このように、帳票定義体から帳票項目の属性情報を抽出するので、自動的に帳票定義体から項目属性切替え定義ファイル106bを作成することができ、設計や設定変更にかかるコストと時間を軽減させることができる。より具体的には、帳票を出力するシステムにおける多言語展開時やシステムメンテナンス時等において、従来、平均200〜300にも及ぶ複数の帳票定義体を直接修正する必要があったが、本実施の形態によれば、帳票定義体を直接修正する作業が不要になり、修正箇所の抽出漏れや修正ミス、修正漏れ等の人為的ミスが発生する可能性を低減させることができる。なお、属性情報抽出部102cは、帳票定義体において、同じ属性値(固有文字列等)が複数ある場合等において、当該属性値の一括切替え用に、項目を指定せずに属性情報を抽出して項目属性切替え定義ファイル106bを作成してもよい。
また、文字列翻訳部102dは、項目属性切替え定義ファイル106bの切替え元の文字列属性情報(文字列や記号等を含む。)を、指定された言語に翻訳して切替え先の属性に指定する文字列翻訳手段である。例えば、文字列翻訳部102dは、記憶部106に記憶された辞書データベース(図示せず)を参照して、切替え元の文字列に対応する翻訳文字列を取得し、項目属性切替え定義ファイル106bの切替え先の属性情報として格納してもよい。このように、項目属性切替え定義ファイル106bの切替え元の文字列属性情報を、指定された言語に翻訳して切替え先の属性に指定するので、抽出した項目の文字列属性情報を自動的に指定された言語に翻訳した結果をファイル出力することができ、人為的ミスの軽減や翻訳コストの削減を図ることができる。特に、帳票を出力するシステムにおいて、多言語展開時には、従来、帳票定義体から翻訳が必要な文字列を抽出して翻訳する必要があったが、本実施の形態では、翻訳が必要な文字列の抽出から機械翻訳までの流れをプログラムで実現することにより、翻訳コストを削減することができる。
また、項目属性編集部102fは、項目属性切替え定義ファイル106bにおいて切替える属性の情報を編集可能に制御する項目属性編集手段である。例えば、項目属性編集部102fは、テキストエディタ等であって、項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて出力部114にテキスト表示を行い、ユーザに入力部112を介して属性情報等を入力または編集させるよう制御し、入力された属性情報を項目属性切替え定義ファイル106bに格納して更新する。このように、項目属性切替え定義ファイル106bにおいて切替える属性の情報を編集可能に制御するので、複雑な帳票定義体とは異なり、切替える属性が定義された項目属性切替え定義ファイル106bを用いて、簡単にカスタマイズすることができる。
また、アプリケーション部102gは、業務アプリケーション等のユーザアプリケーションが実行されることにより機能し、帳票の入力データを生成して、データファイル106cに出力するアプリケーション手段である。例えば、アプリケーション部102gは、ユーザアプリケーションが実行されることにより電子文書の格納、検索、閲覧等の管理等の機能を有してもよい。
以上が、本帳票出力装置の構成の概要である。ここで、本帳票出力装置100は、帳票に関する外部データベースや帳票管理アプリケーション等の外部プログラム等を提供する外部機器200と、ネットワーク300を介して通信可能に接続されて構成してもよい。
この場合、帳票出力装置100は、通信回線等に接続されるルータ等の通信装置(図示せず)に接続される通信制御インターフェース部104を更に備えて構成され、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、ネットワーク300に通信可能に接続される。すなわち、図1において、通信制御インターフェース部104は、帳票出力装置100とネットワーク300(またはルータ等の通信装置)との間における通信制御を行い、他の端末と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、帳票出力装置100と外部機器200とを相互に接続する機能を有し、例えば、インターネット等である。
また、図1において、外部機器200は、ネットワーク300を介して、帳票出力装置100と相互に接続され、利用者に対して帳票に関する外部データベースや帳票管理アプリケーション等の外部プログラム等を提供する機能を有する。
ここで、外部機器200は、WEBサーバやASPサーバ等として構成していてもよく、そのハードウェア構成は、一般に市販されるワークステーション、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置およびその付属装置により構成していてもよい。また、外部機器200の各機能は、外部機器200のハードウェア構成中のCPU、ディスク装置、メモリ装置、入力装置、出力装置、通信制御装置等およびそれらを制御するプログラム等により実現される。
[帳票出力装置の処理]
次に、このように構成された本実施の形態における本帳票出力装置100の処理の一例について、以下に図5〜図15を参照して詳細に説明する。
[帳票切替え出力処理]
まず、本実施の形態の帳票出力装置100により実行される帳票切替え出力処理の詳細について図5を参照して説明する。図5は、本実施の形態における帳票出力装置100の帳票切替え出力処理の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、属性切替え部102aは、項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて、帳票定義体ファイル106aにおける帳票項目の属性を切替える(ステップSA−1)。例えば、属性切替え部102aは、項目名と切替え前後の属性情報が対応付けられた項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて、当該項目名に対応する帳票定義体の帳票項目の属性情報を切替え先の属性情報に置換してもよい。ここで、図6は、帳票を日本語対応から英語対応に切替えるために用いる、項目属性切替え定義ファイル106bの構成の一例を示す図である。
図6に示すように、多言語展開時における英語対応の帳票に切替えを行う場合、文字列翻訳部102dにより自動的に翻訳結果が変更後の属性値として格納された項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて、帳票項目の属性切替えを行ってもよい。より具体的には、図6の各行に示すように、“Form1, Static1”のように帳票名と項目名で指定された帳票項目を、帳票定義体ファイル106aから読み出して、当該帳票項目において、変更前の属性値を、変更後の属性値に切替える。なお、文字列を切替えることに限られず、小数点の位置や単位等を切替えてもよい。なお、属性切替え部102aは、項目名等の帳票項目が指定されていない場合、切替え元の属性情報を検索して、合致した属性情報を切替え先の属性情報に置換してもよい。本実施の形態において、属性切替え部102aは、切替え処理に従って、属性を切替えた帳票項目を有する帳票を、帳票定義体ファイル106aの帳票定義体とは別に、記憶部106に格納してもよい。
再び図5に戻り、帳票出力制御部102bは、帳票定義体ファイル106aに記憶された帳票定義体、項目属性切替え定義ファイル106b、および、データファイル106cに記憶された入力データに基づいて、属性切替え部102aにより属性が切替えられた帳票項目を有する帳票を出力制御する(ステップSA−2)。より具体的には、帳票出力制御部102bは、属性切替え部102aにより記憶部106に一時記憶された、属性が切替えられた帳票項目を有する帳票に、データファイル106cに記憶された入力データを入力して作成した帳票を出力部114に出力してもよい。ここで、図7は、図2に例示した帳票定義体と、図4に例示した入力データと、図6に例示した項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて生成される、英語対応の帳票の出力結果の一例を示す図である。
図7に示すように、帳票出力制御部102bは、図6に例示されたような、日本語対応から英語対応へ切替えるための項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて、帳票切替え部102aにより各帳票項目が切替えられた英語対応の帳票を出力してもよい。なお、出力形態の一例として、帳票出力制御部102bは、モニタとしての出力部114に帳票を表示させてもよく、プリンタとしての出力部114に帳票を印刷出力してもよく、外部記憶装置としての出力部114に帳票を書き出してもよい。また、帳票出力制御部102bは、ユーザが使用する帳票出力アプリケーションを実行することにより実現される機能であってもよい。そして、ユーザが使用する帳票出力アプリケーションで、項目属性切替え定義ファイル106bを指定することにより、帳票出力制御部102bは、ユーザにより指定された項目属性切替え定義ファイル106bを読み込むことにより属性切替え部102aに属性情報を切替えさせ、指定された帳票にて出力を行ってもよい。
これにて、帳票切替え出力処理が終了する。
[突合せ処理]
ここで、上述したステップSA−1において属性切替え部102aにより実行される、帳票定義体と項目属性切替え定義ファイル106bとのテーブルの突合せ処理の一例について、図8および図9を参照して説明する。図8は、帳票定義体と項目属性切替え定義ファイル106bの対応関係の一例を示す図である。
項目属性切替え定義ファイル106bのデータ構成例として上述した図3および図6において、“LITERAL_STRING”や“NUM_DECIMAL_PLACES”等は、その後に規定された文字列や数字等の属性値の種別を識別するための属性識別子である。一例として、属性切替え部102aは、この属性識別子を用いて、帳票定義体の各テーブルとの突合せを行う。例えば、図8に両矢印で対応付けられるように、“NUM_DECIMAL_FORMAT”は、定義体情報上の区切り編集文字を指定する。また、“NUM_DECIMAL_PLACES”、“NUM_DECIMAL_PLACES_SUPPRESS”および“NUM_DECIMAL_PLACES_FORMAT”は、それぞれ、項目情報テーブル上の小数部桁数、小数点の出力有無および小数部の編集形式を指定する。また、“FONT_JAPANESE”および“FONT_ENGLISH”は、フォント名テーブル上のフォント名を指定する。また、“DATE_FORMAT_STRING”は、拡張編集形式テーブル上の日付編集文字列を指定する。また、“LITERAL_STRING”は、固定文字列テーブル上の文字列を指定する。また、“LITERAL_LABEL”は、ラベル文字列テーブル上のラベルを指定する。また、“CURRENCY_SYMBOL”は、通貨記号文字テーブル上の通貨記号を指定する。このように、項目属性切替え定義ファイル106bでは、帳票出力時に切替えたい属性ごとに一行ずつ、帳票名と項目名と属性識別子に対応付けて格納される。
一例として、属性切替え部102aは、項目属性切替え定義ファイル106bに記憶された属性識別子に基づいて、項目属性の種別を識別し、対応する帳票定義体の帳票項目の属性を、属性の種別に従って出力時の属性に変更する。ここで、図9は、項目属性切替え定義ファイル106bと、属性切替え部102aにより生成され記憶部106に一時記憶される帳票データの関係を示す図である。
図9に示すように、項目属性切替え定義の第1行目の“,,FONT_ENGLISH,明朝, Mincho”に従って、属性切替え部102aは、フォント名テーブルの英文フォントを、全ての項目(Item1,2,・・・)において“明朝”から“Mincho”に変更する。また、項目属性切替え定義の第2行目の“,,LITERAL_STRING,”文字列”,”データ”に従って、属性切替え部102aは、全ての項目(Item1,2,・・・)の固有文字列テーブルの文字列から“文字列”を検索し、合致した“文字列”を“データ”に変更する。また、項目属性切替え定義の第3行目の“Form1,Item2,NUM_DECIMAL_PLACES,0,2”に従って、属性切替え部102aは、帳票名Form1,項目名Item2の項目において、小数部桁数を0から2に変更する。また、項目属性切替え定義の第4行目の“Form1,Item2,CURRENCY_SYMBOL_PLACES,”Yen”,”¥””に従って、属性切替え部102aは、帳票名Form1,項目名Item2の項目において、通貨記号を”Yen”から”¥”に変更する。このように、属性切替え部102aは、属性が切替えられた帳票項目を有する帳票を作成して帳票データを記憶部106に一時記憶させる。
[帳票出力システム構築処理]
つづいて、帳票出力装置100により実行される、帳票出力システム構築処理の一例について図10および図11を参照して説明する。ここで、図10は、帳票出力装置100により実行される、帳票出力システム構築処理の一例を示すフローチャートである。
この帳票出力システム構築処理では、帳票出力を行う実際の運用前に、帳票定義体の確認から帳票出力の確認までを行い、帳票を出力するシステムを構築することを目的とする。
図10に示すように、まず、帳票出力装置100の制御部102は、基本となる帳票定義体を作成および/または編集する(ステップSB−1)。例えば、制御部102は、帳票定義体ファイル106aに記憶された複数の帳票定義体の中から、目的にあった帳票定義体を、システムの構築者に入力部112を介して選択させることにより、帳票定義体を作成してもよい。また、制御部102は、基本となる帳票定義体のレイアウト等をシステム構築者に入力部112を介して変更させることにより帳票の編集を行ってもよい。
そして、属性情報抽出部102cは、帳票定義体ファイル106aに記憶された帳票定義体から帳票項目の属性情報を抽出し、項目属性切替え定義ファイル106bを作成および/または編集する(ステップSB−2)。例えば、属性情報抽出部102cは、項目属性切替え定義ファイル106bを作成するための抽出対象や翻訳有無等を選択可能な設定画面を表示させてもよい。ここで、図11は、属性情報抽出部102cにより表示される設定画面の一例を示す図である。なお、この例では、切替え先の属性情報を入力する前の雛形となる項目属性切替え定義ファイル106bを雛形ファイルと呼称している。
図11に示すように、属性情報抽出部102cにより表示される設定画面は、雛形ファイルの形式指定画面MA−1と、出力する項目属性の指定画面MA−2と、多言語に関する切替え情報を出力する画面MA−3を含んで構成される。ここで、雛形ファイルの形式指定画面MA−1において、帳票名/項目名を出力するチェックボックスをクリック等することによりチェックを入れると、属性情報抽出部102cは、帳票/項目毎に項目属性を抽出して雛形ファイル(項目属性切替え定義ファイル106b)を作成する。
また、出力する項目属性の指定画面MA−2において、項目属性の分類(すべての選択、フォント、リテラル、数値、通貨、日付等)のチェックボックスにチェックを入れると、属性情報抽出部102cは、属性識別子等に従って帳票定義体から、その項目属性の分類の属性を抽出して雛形ファイル(項目属性切替え定義ファイル106b)を作成する。
また、多言語に関する切替え情報を出力する画面MA−3において、「リテラルを翻訳する」とのチェックボックスにチェックを入れると、文字列翻訳部102dは、抽出された属性について翻訳を行い、翻訳結果を切替え先の属性値に指定して項目属性切替え定義ファイル106bを作成する。なお、図11に示すように、この例では、文字列翻訳部102dは、指定の翻訳アプリケーションを用いて翻訳を行うため、当該画面MA−3は翻訳アプリケーションの設定画面MA−4を含む。なお、機械翻訳を行わない場合、項目属性編集部102fは、抽出された属性について、利用者に入力部112を介して切替え先の属性情報を入力させることにより、項目属性切替え定義ファイル106bの編集を行ってもよい。ここで、図12は、編集前と編集後の項目属性切替え定義情報を模式的に示した図である。
上述した、出力する項目属性の指定画面MA−2において、リテラルにチェックを入れた場合、図12の矢尻側の矩形に示すように、項目属性切替え定義ファイル106bは、切替え元の属性値(文字列等)のみが格納されており、切替え先の属性値は入力されていない。そこで、項目属性編集部102fは、テキストエディタ機能等を使用して、項目属性切替え定義ファイル106bに格納された当該テキスト形式のデータを表示し、システム構築者に入力部112を介して切替え先の属性値を入力させるよう制御することにより、編集処理を行ってもよい。この例では、図12の矢先側の矩形に示すように、“○○株式会社”の後に“△△株式会社”と入力することにより、帳票上の“○○株式会社”を一括して“△△株式会社”に置き換えるように指定する編集を行っている。
再び図10に戻り、帳票出力制御部102bは、システム構築者に確認させるため、ステップSB−1にて作成および/または編集した帳票定義体ファイル106aと、ステップSB−2にて作成および/または編集した項目属性切替え定義ファイル106bに基づいて、入力データが未入力の帳票を出力部112にプレビューとして表示させる(ステップSB−3)。すなわち、プレビュー時のパラメタとして、項目属性切替え定義ファイル106bが指定される。
そして、項目属性編集部102fは、項目属性切替え定義ファイル106bに設定の誤りがあり修正が必要か否かをシステム構築者に入力部112を介して選択させる(ステップSB−4)。例えば、項目属性編集部102fは、「切替え内容を再編集しますか?」との文章とともにYES/NOボタンを出力部114に表示させてもよい。
そして、システム構築者により切替え内容の修正が必要であると指定された場合(ステップSB−4,Yes)、項目属性編集部102fは、ステップSB−2に処理を戻し、上述したステップSB−2およびSB−3の処理を繰返す。
一方、システム構築者により切替え内容の修正が必要ないと指定された場合(ステップSB−4,No)、制御部102は、帳票定義体のレイアウトについて修正が必要か否かをシステム構築者に入力部112を介して選択させる(ステップSB−5)。例えば、制御部102は、「レイアウトを変更しますか?」との文章とともにYES/NOボタンを出力部114に表示させてもよい。
そして、システム構築者によりレイアウトの修正が必要であると指定された場合(ステップSB−5,Yes)、制御部102、ステップSB−1に処理を戻し、上述したステップSB−1〜SB−4の処理を繰返す。
一方、システム構築者によりレイアウトの修正が必要ないと指定された場合(ステップSB−5,No)、制御部102は、帳票出力アプリケーションの開発を行う(ステップSB−6)。より具体的には、システム開発者は、インターフェースの選定や、帳票出力制御部102bの機能を含むように、帳票出力アプリケーションの作成を行う。なお、帳票出力アプリケーションのパラメタとして、ステップSB−2で作成および/または編集された項目属性切替え定義ファイル106bを指定する。これにより、ユーザが使用する帳票出力アプリケーションで、パラメタとして項目属性切替え定義ファイルが指定されることにより、基本となる帳票定義体から目的の帳票を、自動的かつ多様に作成することができる。
そして、作成した帳票出力アプリケーションが実行されることにより機能する帳票出力制御部102bは、帳票出力アプリケーションでパラメタとして指定された項目属性切替え定義ファイル106bと、その項目属性切替え定義情報にて指定された帳票定義体ファイル106aに記憶された帳票定義体と、データファイル106cに記憶された入力データとに基づいて、属性切替え部102aにより属性が切替えられた帳票項目を有する帳票を運用テストとして出力制御する(ステップSB−7)。すなわち、この運用テストでは、ステップSB−3にて上述したプレビューとは異なり、入力データが入力された実際の帳票出力態様で出力される。ここで、図13は、基本となる帳票定義体において定義された帳票、および、当該帳票定義体と項目属性切替え定義情報と入力データに基づいて出力される帳票を対比して示した図である。なお、図13の矢尻側の矩形が基本となる帳票定義体において定義された帳票、矢先側の矩形が運用テストとして出力される帳票をあらわしている。
図13に示すように、この例では、図12に項目属性切替え定義情報として示したように、帳票上の“○○株式会社”を一括して“△△株式会社”に置き換えるように定義されているので、属性切替え部102aにより属性が切替えられた帳票項目を有する帳票を作成するとともに、帳票出力制御部102bは、さらに、入力データを入力して、実際の運用場面で表示される表示態様にて出力を行う。
そして、項目属性編集部102fは、項目属性切替え定義ファイル106bに設定の誤りがあり修正が必要か否かをシステム構築者に入力部112を介して選択させる(ステップSB−8)。上述のように、項目属性編集部102fは、「切替え内容を再編集しますか?」との文章とともにYES/NOボタンを出力部114に表示させてもよい。
そして、システム構築者により切替え内容の修正が必要であると指定された場合(ステップSB−8,Yes)、項目属性編集部102fは、ステップSB−2に処理を戻し、上述したステップSB−2〜SB−7の処理を繰返す。
一方、システム構築者により切替え内容の修正が必要ないと指定された場合(ステップSB−8,No)、制御部102は、帳票定義体のレイアウトについて修正が必要か否かをシステム構築者に入力部112を介して選択させる(ステップSB−9)。上述のように、制御部102は、「レイアウトを変更しますか?」との文章とともにYES/NOボタンを出力部114に表示させてもよい。
そして、システム構築者によりレイアウトの修正が必要であると指定された場合(ステップSB−9,Yes)、制御部102は、ステップSB−1に処理を戻し、上述したステップSB−1〜SB−8の処理を繰返す。
一方、システム構築者によりレイアウトの修正が必要ないと指定され、運用テストに合格した場合(ステップSB−9,No)、帳票出力システム構築処理が終了し、帳票を出力するシステムの構築が完了する。これにより、作成した帳票出力システムを運用に供することができる。
[帳票出力処理]
つづいて、上述のように構築された帳票出力システムに従って実行される帳票出力処理の一例について図14および図15を参照して説明する。図14は、帳票出力処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図14に示すように、開発された帳票出力アプリケーションの実行により機能する帳票出力制御部102bは、帳票定義体ファイル106aを参照して、指定された帳票定義体を読み込む(ステップSC−1)。
そして、帳票出力制御部102bは、帳票出力アプリケーションにおいてパラメタとして、項目属性切替え定義ファイル106bが指定されているか否かを判定する(ステップSC−2)。項目属性切替え定義ファイル106bが指定されていない場合(ステップSC−2,No)、帳票出力制御部102bは、項目属性切替え定義情報による帳票項目の切替えを行うことなく、帳票定義体と入力データに基づいて帳票出力を行うため、ステップSC−5に処理を移行させる。
一方、項目属性切替え定義ファイル106bが帳票出力アプリケーションのパラメタとして指定されている場合(ステップSC−2,Yes)、帳票出力制御部102bは、属性切替え部102aの処理により、対応する項目属性切替え定義ファイル106bから項目属性切替え定義情報を読み込む(ステップSC−3)。
そして、帳票出力制御部102bは、ステップSC−1にて読み込んだ帳票定義体の項目属性を、属性切替え部102aの処理により、項目属性切替え定義ファイル106bで指定された属性情報で上書きする(ステップSC−4)。なお、本実施の形態においては、帳票出力制御部102bは、帳票定義体ファイル106aにおいて上書きを行うのではなく、記憶部106のメモリ上に一時記憶された帳票データ上において、属性情報を上書きする。ここで、図15は、属性切替え部102aにより実行される、データフローを模式的に示した図である。
図15に示すように、項目属性切替え定義ファイル106bは、変更対象項目の特定情報として帳票名と項目名が記憶されており、項目属性の種類の特定情報として属性種別(属性識別子等)が記憶されており、変更対象の特定情報として、帳票定義体に定義されている変更前のデータ(属性値等)が記憶されている。属性切替え部102aは、項目属性切替え定義ファイル106bに記憶された、これらのデータに基づいて、帳票定義体と突合せを行い変更対象の項目属性を抽出する。そして、抽出した変更対象の項目属性の変更前のデータを、変更するデータに置き換えることにより、帳票項目の属性を切替えた帳票出力が可能となる。
再び図14に戻り、帳票出力制御部102bは、属性切替え部102aにより属性が切替えられた帳票項目を有する帳票において、データファイル106cから取得した入力データを入力し、帳票定義体にて定義されるレイアウトを重畳させて、出力態様の帳票を生成する(ステップSC−5)。
最後に、帳票出力制御部102bは、生成した帳票が出力されるように制御する(ステップSC−6)。例えば、帳票出力制御部102bは、モニタとしての出力部114に帳票を表示させてもよく、プリンタとしての出力部114に帳票を印刷出力してもよく、外部記憶装置としての出力部114に帳票データをファイル出力してもよい。
以上で、本実施形態の説明を終える。
[他の実施の形態]
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
例えば、帳票出力装置100は、ネットワークを介して接続されたサーバ等であって、帳票出力装置100とは別筐体のクライアント端末からの要求に応じて処理を行い、その処理結果を当該クライアント端末に返却するようにしてもよい。
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、帳票出力装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、帳票出力装置100の各装置が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、後述する、コンピュータに本発明に係る方法を実行させるためのプログラム化された命令を含む、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて帳票出力装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部106などには、OS(Operating System)と協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、帳票出力装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USBメモリ、SDカード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD、および、Blu−ray Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等(帳票定義体ファイル106a、および、項目属性切替え定義ファイル106b)は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、帳票出力装置100は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、該情報処理装置に任意の周辺装置を接続して構成してもよい。また、帳票出力装置100は、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて、または、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
以上詳述に説明したように、本発明によれば、帳票定義体の設計や設定変更にかかるコストと時間を削減して効率化を図ることができる帳票出力装置、帳票出力方法、および、プログラムを提供することができるので、帳票出力に関する情報端末や情報通信分野等の様々な分野において利用可能である。
100 帳票出力装置
102 制御部
102a 属性切替え部
102b 帳票出力制御部
102c 属性情報抽出部
102d 文字列翻訳部
102f 項目属性編集部
102g アプリケーション部
106 記憶部
106a 帳票定義体ファイル
106b 項目属性切替え定義ファイル
106c データファイル
104 通信制御インターフェース部
108 入出力制御インターフェース部
112 入力部
114 出力部
300 ネットワーク
200 外部機器

Claims (9)

  1. 記憶部と制御部を少なくとも備えた帳票出力装置において、
    上記記憶部は、
    帳票項目の属性を少なくとも定義する帳票定義体と、
    上記帳票定義体の上記帳票項目において切替える属性を定義する項目属性切替え定義ファイルと、
    を記憶し、
    上記制御部は、
    上記項目属性切替え定義ファイルに基づいて、上記帳票定義体における上記帳票項目の上記属性を切替える属性切替え手段と、
    上記帳票定義体、上記項目属性切替え定義ファイル、および、入力データに基づいて、上記属性切替え手段により上記属性が切替えられた上記帳票項目を有する帳票を出力制御する帳票出力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする帳票出力装置。
  2. 請求項1に記載の帳票出力装置において、
    上記制御部は、
    上記帳票定義体から帳票項目の属性情報を抽出する属性情報抽出手段を更に備えたことを特徴とする帳票出力装置。
  3. 請求項1または2に記載の帳票出力装置において、
    上記制御部は、
    上記項目属性切替え定義ファイルの切替え元の文字列属性情報を、指定された言語に翻訳して切替え先の属性に指定する文字列翻訳手段を更に備えたことを特徴とする帳票出力装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の帳票出力装置において、
    上記制御部は、
    上記項目属性切替え定義ファイルにおいて切替える属性の情報を編集可能に制御する項目属性編集手段を更に備えることを特徴とする帳票出力装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の帳票出力装置において、
    ユーザが使用する帳票出力アプリケーションで、上記項目属性切替え定義ファイルを指定することを特徴とする帳票出力装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の帳票出力装置において、
    上記属性切替え手段は、
    属性切替え時に、テーブルの突合せを行うことを特徴とする帳票出力装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の帳票出力装置において、
    上記属性切替え手段は、
    属性切替え時に、合致した属性の置換を行うことを特徴とする帳票出力装置。
  8. 記憶部と制御部を少なくとも備えた帳票出力装置において実行される帳票出力方法であって、
    上記記憶部は、
    帳票項目の属性を少なくとも定義する帳票定義体と、
    上記帳票定義体の上記帳票項目において切替える属性を定義する項目属性切替え定義ファイルと、
    を記憶し、
    上記制御部において実行される、
    上記項目属性切替え定義ファイルに基づいて、上記帳票定義体における上記帳票項目の上記属性を切替える属性切替えステップと、
    上記帳票定義体、上記項目属性切替え定義ファイル、および、入力データに基づいて、上記属性切替えステップにて上記属性が切替えられた上記帳票項目を有する帳票を出力制御する帳票出力制御ステップと、
    を含むことを特徴とする帳票出力方法。
  9. 記憶部と制御部を少なくとも備えた帳票出力装置に実行させるためのプログラムであって、
    上記記憶部は、
    帳票項目の属性を少なくとも定義する帳票定義体と、
    上記帳票定義体の上記帳票項目において切替える属性を定義する項目属性切替え定義ファイルと、
    を記憶し、
    上記制御部において、
    上記項目属性切替え定義ファイルに基づいて、上記帳票定義体における上記帳票項目の上記属性を切替える属性切替えステップと、
    上記帳票定義体、上記項目属性切替え定義ファイル、および、入力データに基づいて、上記属性切替えステップにて上記属性が切替えられた上記帳票項目を有する帳票を出力制御する帳票出力制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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