JPH087598A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH087598A
JPH087598A JP6132312A JP13231294A JPH087598A JP H087598 A JPH087598 A JP H087598A JP 6132312 A JP6132312 A JP 6132312A JP 13231294 A JP13231294 A JP 13231294A JP H087598 A JPH087598 A JP H087598A
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Japan
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memory
test
data
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JP6132312A
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Katsunao Furuno
克尚 古野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数個のメモリ部を内蔵し、それらに対するテ
スト用端子部を備えたもとで、複数のメモリ部の夫々に
ついてのテストが、テスト用端子部が利用されて、比較
的短い時間のうちに効率良く行われるものとなす。 【構成】半導体基体21上にメモリ部23,24と切換
部27〜30とが設けられ、切換部27,29が、テス
ト用アドレスデータ端子部X0〜X6;Y0〜Y6の全
部とメモリ部23,24のうちの有効アドレス数が多い
方であるメモリ部24のアドレスデータ端子部とを接続
するとともに、テスト用アドレスデータ端子部のうちの
一部X6,Y6を除いた残りのものとメモリ部23のア
ドレスデータ端子部とを接続する状態を選択的にとり、
また、切換部28,30が、テスト用データ入出力端子
部Z0〜Z9のうちのZ0〜Z5及びZ6〜Z9とメモ
リ部23,24の各々のデータ入出力端子部とを夫々接
続する状態を選択的にとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基体上に演算処
理部等を形成する回路網構成部と共に複数のメモリ部が
設けられて成る、ワンチップ化された半導体集積回路装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子集積技術の進歩によって、比
較的小なる寸法を有する半導体基体に集積形成される半
導体回路素子の数を極めて多数とすることが可能とされ
ており、それに伴って、従前においては複数の独立した
半導体基体の夫々に形成されていた多数の半導体回路素
子が、1個の半導体基体に形成されたものとして纏めら
れて構成される、所謂、ワンチップ化された半導体集積
回路装置が、種々の分野において実用に供されている。
斯かる半導体集積回路装置にあっては、半導体基体上
に、例えば、演算処理部等を形成する回路網構成部に加
えて、供給されるデータを格納するとともに格納された
データを送出し、演算処理部との間でデータの送受を行
うメモリ部が設けられたものも提案されている。
【0003】このようなメモリ部を内蔵するワンチップ
化された半導体集積回路装置にあっては、それが実際の
使用に供されるに先立って、回路網構成部及びメモリ部
の夫々が適正に動作するか否かをチェックするためのテ
ストが行われることが要求される。斯かるテストは、回
路網構成部については、本来それから伸びて外部に臨む
ものとして備えられる入力端子部,出力端子部,制御端
子部等が利用されて行われるものとされるが、メモリ部
については、メモリ部が、本来、外部から直接に制御す
ることができないものとされることにより、メモリ部に
対するテストのため特設されたテスト用端子部が用いら
れて行われる。メモリ部に対して特設されるテスト用端
子部は、例えば、テスト用書込読出切換端子部,テスト
用アドレスデータ端子部,テスト用メモリ選択端子部,
テスト用データ入出力端子部等を含むものとされる。
【0004】ワンチップ化された半導体集積回路装置に
内蔵されるメモリ部は、1個には限られず、複数個とさ
れる場合もあり、従来提案されている演算処理部と複数
個のメモリ部を内蔵するワンチップ化された半導体集積
回路装置においては、複数個のメモリ部の夫々につい
て、例えば、テスト用書込読出切換端子部,テスト用ア
ドレスデータ端子部,テスト用メモリ選択端子部,テス
ト用データ入出力端子部等を含む一群のテスト用端子部
が設けられている。例えば、演算処理部と2個のメモリ
部とを内蔵するワンチップ化された半導体集積回路装置
の場合、図15に示される如くに、半導体基体11上
に、演算処理部12,各々と演算処理部12との間での
データの送受が行われるメモリ部13及びメモリ部1
4,メモリ部13についての一群のテスト用端子部1
5,メモリ部14についての一群のテスト用端子部16
が設けられ、さらに、メモリ部13及びメモリ部14に
ついてのテスト状態と実動作状態との切換えを行うため
の制御端子部TSが設けられたものとされる。
【0005】図15に示される半導体集積回路装置の例
にあっては、メモリ部13が、例えば、図16に示され
る如くの、0〜63までの64のX方向有効アドレス
(有効Xアドレス)及び0〜63までの64のY方向有
効アドレス(有効Yアドレス)を有し、ビット数をb0
〜b5までの6ビットとするアドレス空間を形成するも
のとされ、また、メモリ部14が、例えば、図17に示
される如くの、0〜127までの128の有効Xアドレ
ス及び0〜127までの128の有効Yアドレスを有
し、ビット数をb0〜b3までの4ビットとするアドレ
ス空間を形成するものとされている。それに伴い、メモ
リ部13に供給されるXアドレスデータ及びYアドレス
データは、各々が6ビット構成のデータとされて、64
の有効Xアドレスの各々及び64の有効Yアドレスの各
々を夫々指定できるものとされるとともに、メモリ部1
3における入出力データは6ビット構成のデータとさ
れ、また、メモリ部14に供給されるXアドレスデータ
及びYアドレスデータは、各々が7ビット構成のデータ
とされて、128の有効Xアドレスの各々及び128の
有効Yアドレスの各々を夫々指定できるものとされると
ともに、メモリ部14における入出力データは4ビット
構成のデータとされる。
【0006】メモリ部13は、書込読出切換データ端子
部WEA,6ビット構成のXアドレスデータが供給され
るXアドレスデータ端子部XA0〜XA5,6ビット構
成のYアドレスデータが供給されるYアドレスデータ端
子部YA0〜YA5,メモリ選択データ端子部MSA、
及び、6ビット構成の入出力データのためのデータ入出
力端子部ZA0〜ZA5を備えている。また、メモリ部
14は、書込読出切換データ端子部WEB,7ビット構
成のXアドレスデータが供給されるXアドレスデータ端
子部XB0〜XB6,7ビット構成のYアドレスデータ
が供給されるYアドレスデータ端子部YB0〜YB6,
メモリ選択データ端子部MSB、及び、4ビット構成の
入出力データのためのデータ入出力端子部ZB0〜ZB
3を備えている。
【0007】メモリ部13の書込読出切換データ端子部
WEAに供給される書込読出切換データは、1ビット構
成のデータとされ、例えば、“0”のときメモリ部13
が書込状態とされて“1”のときメモリ部13が読出状
態とされる。また、メモリ部14の書込読出切換データ
端子部WEBに供給される書込読出切換データも、1ビ
ット構成のデータとされ、例えば、“0”のときメモリ
部14が書込状態とされて“1”のときメモリ部14が
読出状態とされる。さらに、メモリ部13のメモリ選択
データ端子部MSAに供給されるメモリ選択データは、
1ビット構成のデータとされて、例えば、“0”のと
き、メモリ部13が書込動作あるいは読出動作を行える
活性化状態とされ、“1”のときメモリ部13が書込動
作も読出動作も行えない非活性化状態とされる。同様
に、メモリ部14のメモリ選択データ端子部MSBに供
給されるメモリ選択データも、1ビット構成のデータと
されて、例えば、“0”のとき、メモリ部14が書込動
作あるいは読出動作を行える活性化状態とされ、“1”
のときメモリ部14が書込動作も読出動作も行えない非
活性化状態とされる。
【0008】演算処理部12には、メモリ13に対して
の、書込読出切換データ端子部WEAに書込読出切換デ
ータを供給する書込読出切換データ出力端子部WEa,
Xアドレスデータ端子部XA0〜XA5にXアドレスデ
ータを供給するXアドレスデータ出力端子部Xa0〜X
a5,Yアドレスデータ端子部YA0〜YA5にYアド
レスデータを供給するYアドレスデータ出力端子部Ya
0〜Ya5,メモリ選択データ端子部MSAに供給され
るメモリ選択データを供給するメモリ選択データ出力端
子部MSa、及び、データ入出力端子部ZA0〜ZA5
との間で入出力データの送受を行う入出力データ端子部
Za0〜Za5が備えられる。また、メモリ14に対し
ての、書込読出切換データ端子部WEBに書込読出切換
データを供給する書込読出切換データ出力端子部WE
b,Xアドレスデータ端子部XB0〜XB6にXアドレ
スデータを供給するXアドレスデータ出力端子部Xb0
〜Xb6,Yアドレスデータ端子部YB0〜YB6にY
アドレスデータを供給するYアドレスデータ出力端子部
Yb0〜Yb6,メモリ選択データ端子部MSBに供給
されるメモリ選択データを供給するメモリ選択データ出
力端子部MSb、及び、データ入出力端子部ZB0〜Z
B3との間で入出力データの送受を行う入出力データ端
子部Zb0〜Zb3が備えられる。
【0009】上述のメモリ部13について設けられた一
群のテスト用端子部15は、メモリ部13の書込読出切
換データ端子部WEAにテスト用書込読出切換データを
供給するためのテスト用書込読出切換データ端子部TW
EA,メモリ部13のXアドレスデータ端子部XA0〜
XA5にテスト用Xアドレスデータを供給するためのテ
スト用Xアドレスデータ端子部TXA0〜TXA5,メ
モリ部13のYアドレスデータ端子部YA0〜YA5に
テスト用Yアドレスデータを供給するためのテスト用Y
アドレスデータ端子部TYA0〜TYA5,メモリ部1
3のメモリ選択データ端子部MSAにテスト用メモリ選
択データを供給するためのテスト用メモリ選択データ端
子部TMSA、及び、メモリ部13のデータ入出力端子
部ZA0〜ZA5との間でテスト用入出力データの送受
を行うテスト用データ入出力端子部TZA0〜TZA5
を含むものとされる。また、メモリ部14について設け
られた一群のテスト用端子部16は、メモリ部14の書
込読出切換データ端子部WEBにテスト用書込読出切換
データを供給するためのテスト用書込読出切換データ端
子部TWEB,メモリ部14のXアドレスデータ端子部
XB0〜XB6にテスト用Xアドレスデータを供給する
ためのテスト用Xアドレスデータ端子部TXB0〜TX
B6,メモリ部14のYアドレスデータ端子部YB0〜
YB6にテスト用Yアドレスデータを供給するためのテ
スト用Yアドレスデータ端子部TYB0〜TYB6,メ
モリ部14のメモリ選択データ端子部MSBにテスト用
メモリ選択データを供給するためのテスト用メモリ選択
データ端子部TMSB、及び、メモリ部14のデータ入
出力端子部ZB0〜ZB3との間でテスト用入出力デー
タの送受を行うテスト用データ入出力端子部TZB0〜
TZB3を含むものとされる。
【0010】さらに、半導体基体11上には、メモリ部
13に関連して切換部17と切換部18とが設けられ、
また、メモリ部14に関連して切換部19と切換部20
とが設けられている。切換部17は、制御端子部TSに
供給される制御信号STSに応じて、演算処理部12に
備えられた書込読出切換データ出力端子部WEa,Xア
ドレスデータ出力端子部Xa0〜Xa5,Yアドレスデ
ータ出力端子部Ya0〜Ya5、及び、メモリ選択デー
タ出力端子部MSaを、メモリ部13が備える書込読出
切換データ端子部WEA,Xアドレスデータ端子部XA
0〜XA5,Yアドレスデータ端子部YA0〜YA5、
及び、メモリ選択データ端子部MSAに夫々接続する実
動作接続状態と、テスト用書込読出切換データ端子部T
WEA,テスト用Xアドレスデータ端子部TXA0〜T
XA5,テスト用Yアドレスデータ端子部TYA0〜T
YA5、及び、テスト用メモリ選択データ端子部TMS
Aを、メモリ部13が備える書込読出切換データ端子部
WEA,Xアドレスデータ端子部XA0〜XA5,Yア
ドレスデータ端子部YA0〜YA5、及び、メモリ選択
データ端子部MSAに夫々接続するテスト用接続状態と
を選択的にとる。また、切換部18は、制御端子部TS
に供給される制御信号STSに応じて、演算処理部12
に備えられた入出力データ端子部Za0〜Za5とメモ
リ部13が備えるデータ入出力端子部ZA0〜ZA5と
を接続する実動作接続状態と、テスト用データ入出力端
子部TZA0〜TZA5とメモリ部13が備えるデータ
入出力端子部ZA0〜ZA5とを接続するテスト用接続
状態とを選択的にとる。
【0011】一方、切換部19は、制御端子部TSに供
給される制御信号STSに応じて、演算処理部12に備
えられた書込読出切換データ出力端子部WEb,Xアド
レスデータ出力端子部Xb0〜Xb6,Yアドレスデー
タ出力端子部Yb0〜Yb6、及び、メモリ選択データ
出力端子部MSbを、メモリ部14が備える書込読出切
換データ端子部WEB,Xアドレスデータ端子部XB0
〜XB6,Yアドレスデータ端子部YB0〜YB6、及
び、メモリ選択データ端子部MSBに夫々接続する実動
作接続状態と、テスト用書込読出切換データ端子部TW
EB,テスト用Xアドレスデータ端子部TXB0〜TX
B6,テスト用Yアドレスデータ端子部TYB0〜TY
B6、及び、テスト用メモリ選択データ端子部TMSB
を、メモリ部14が備える書込読出切換データ端子部W
EB,Xアドレスデータ端子部XB0〜XB6,Yアド
レスデータ端子部YB0〜YB6、及び、メモリ選択デ
ータ端子部MSBに夫々接続するテスト用接続状態とを
選択的にとる。また、切換部20は、制御端子部TSに
供給される制御信号STSに応じて、演算処理部12に
備えられた入出力データ端子部Zb0〜Zb3とメモリ
部14が備えるデータ入出力端子部ZB0〜ZB3とを
接続する実動作接続状態と、テスト用データ入出力端子
部TZB0〜TZB3とメモリ部14が備えるデータ入
出力端子部ZB0〜ZB3とを接続するテスト用接続状
態とを選択的にとる。
【0012】このようなもとで、図15に示される半導
体集積回路装置の例におけるメモリ部13及び14につ
いてのテストが行われるにあたっては、制御端子部TS
に、切換部17,18,19及び20の夫々にテスト用
接続状態をとらせる制御信号STSが供給されるもと
で、例えば、先ず、メモリ部13について設けられた一
群のテスト用端子部15において、テスト用書込読出切
換データ端子部TWEAに1ビット構成のテスト用書込
読出切換データSWEAが、テスト用Xアドレスデータ
端子部TXA0〜TXA5に6ビット構成のテスト用X
アドレスデータADX0〜ADX5が、テスト用Yアド
レスデータ端子部TYA0〜TYA5に6ビット構成の
テスト用YアドレスデータADY0〜ADX5が、そし
て、テスト用メモリ選択データ端子部TMSAに1ビッ
ト構成のテスト用メモリ選択データSMSAが夫々供給
されるとともに、テスト用データ入出力端子部TZA0
〜TZA5における6ビット構成のテスト用入出力デー
タDA0〜DA5の供給及び導出が行われる。それによ
り、メモリ部13についてテストが行われる。
【0013】次に、引き続き、制御端子部TSに、切換
部17,18,19及び20の夫々にテスト用接続状態
をとらせる制御信号STSが供給されるもとで、メモリ
部14について設けられた一群のテスト用端子部16に
おいて、テスト用書込読出切換データ端子部TWEBに
1ビット構成のテスト用書込読出切換データSWEB
が、テスト用Xアドレスデータ端子部TXB0〜TXB
6に7ビット構成のテスト用XアドレスデータADX0
〜ADX6が、テスト用Yアドレスデータ端子部TYB
0〜TYB6に7ビット構成のテスト用Yアドレスデー
タADY0〜ADX6が、そして、テスト用メモリ選択
データ端子部TMSBに1ビット構成のテスト用メモリ
選択データSMSBが夫々供給されるとともに、テスト
用データ入出力端子部TZB0〜TZB3における4ビ
ット構成のテスト用入出力データDB0〜DB3の供給
及び導出が行われる。それにより、メモリ部14につい
てテストが行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くにして、例
えば、図15に示される、半導体基体11上に演算処理
12と2個のメモリ部13及び14とが設けられて成
る、従来提案された半導体集積回路装置におけるメモリ
部13及び14の夫々についてのテストが行われる場
合、メモリ部13が、図16に示される如くに、64の
有効Xアドレス及び64の有効Yアドレスを有し、ビッ
ト数をb0〜b5までの6ビットとするアドレス空間を
形成するものとされ、また、メモリ部14が、図17に
示される如くに、128の有効Xアドレス及び128の
有効Yアドレスを有し、ビット数をb0〜b3までの4
ビットとするアドレス空間を形成するものとされている
ので、メモリ部13及び14の各々における有効Xアド
レスと有効Yアドレスとによって指定されるメモリセル
の夫々について1回のデータ書込み及び1回のデータ読
出しを行うものとすると、それに要される動作サイクル
数は、メモリ部13及び14の各々について、有効Xア
ドレスと有効Yアドレスとによって指定されるメモリセ
ルの総数の2倍に相当する数とされる。即ち、メモリ部
13については、64×64×2=8192サイクルと
され、また、メモリ部14については、128×128
×2=32768サイクルとされるのである。
【0015】従って、メモリ部13及び14の両者につ
いては、メモリ部13及び14の各々における有効Xア
ドレスと有効Yアドレスとによって指定されるメモリセ
ルの総数の2倍の和とされ、64×64×2+128×
128×2=8192+32768=40960サイク
ルが必要とされることになり、メモリ部13及び14の
夫々についてのテストに比較的長い時間が要されること
になる。さらに、図15に示される半導体集積回路装置
の場合は、2個のメモリ部13及び14についてのテス
トが行われるのであるが、半導体集積回路装置が3個以
上のメモリ部を内蔵するものであって、それら3個以上
のメモリ部についてのテストが行われる場合には、メモ
リ部の数の増加に伴って、全てのメモリ部についてのテ
ストに必要とされる動作サイクル数が著しく大とされ
て、極めて長い時間が要されることになってしまう。
【0016】このように、従来提案されている半導体基
体上に演算処理部等を形成する回路網構成部と共に複数
のメモリ部が設けられて成る半導体集積回路装置にあっ
ては、内蔵する複数のメモリ部についてのそれが適正に
動作するか否かをチェックするためのテストにあたり、
比較的長い時間が必要とされ、効率の悪いテストが行わ
れることになるという問題がある。
【0017】斯かる点に鑑み、本発明は、複数個のメモ
リ部を内蔵し、それら複数のメモリ部に対するテスト用
端子部を備えるものとされるにあたり、複数のメモリ部
の夫々についてのそれが適正に動作するか否かをチェッ
クするためのテストが、テスト用端子部が利用されて、
比較的短い時間のうちに効率良く行われることになる、
半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る半導体集積回路装置は、半導体基体上
に設けられた複数のメモリ部と、複数のメモリ部のうち
の最多有効アドレスを有するものの有効アドレスを全て
指定することができるテスト用アドレスデータが供給さ
れる複数のテスト用アドレスデータ端子部と、複数のメ
モリ部の各々が備えるデータ入出力端子部の数の和に相
当する数のテスト用データ入出力端子部と、複数のメモ
リ部に関連して設けられた第1及び第2の接続切換部と
を備え、第1の接続切換部が、テスト用アドレスデータ
端子部の全部と複数のメモリ部のうちの最多有効アドレ
スを有するものが備えるアドレスデータ端子部とを接続
するとともに、テスト用アドレスデータ端子部のうちの
一部を除いた残りのものと複数のメモリ部のうちの最多
有効アドレスを有するもの以外のものの各々が備えるア
ドレスデータ端子部とを接続するテスト用接続状態を選
択的にとるものとされ、また、第2の接続切換部が、テ
スト用データ入出力端子部のうちの相互に異なる部分を
成すものと複数のメモリ部の各々が備えるデータ入出力
端子部とを夫々接続するテスト用入出力接続状態を選択
的にとるものとされて、構成される。
【0019】
【作用】上述の如くに構成される本発明に係る半導体集
積回路装置にあっては、複数のメモリ部の夫々について
のそれが適正に動作するか否かをチェックするためのテ
ストが、複数のメモリ部のうちの最多有効アドレスを有
するものの有効アドレスに相当する有効アドレスを有
し、ビット数を複数のメモリ部の各々が形成するアドレ
ス空間におけるビット数の和に相当するものとする、仮
想アドレス空間を形成する1個のメモリ部についてのテ
ストとして行われ得ることになる。それゆえ、複数のメ
モリ部の夫々についてのテストにあたり、各メモリ部に
おけるそれが有する有効アドレスによって指定されるメ
モリセルの夫々について1回のデータ書込み及び1回の
データ読出しが行われるとして、それに要される動作サ
イクル数が、複数のメモリ部の各々が形成するアドレス
空間におけるビット数の和に相当するビット数のテスト
用入出力データが用いられることにより、複数のメモリ
部のうちの最多有効アドレスを有するものの有効アドレ
スによって指定されるメモリセルの2倍に相当する数で
済むものとされることになる。
【0020】斯かる複数のメモリ部のうちの最多有効ア
ドレスを有するものの有効アドレスによって指定される
メモリセルの2倍に相当する動作サイクル数は、複数の
メモリ部の各々における有効アドレスによって指定され
るメモリセルの総数の2倍の総和に相当する動作サイク
ル数より小とされることは明らかであって、本発明に係
る半導体集積回路装置における、それに内蔵される複数
のメモリ部についてのテストに要される動作サイクル数
は、従来提案されている同規模,同数のメモリ部を内蔵
する半導体集積回路装置における、それに内蔵される複
数のメモリ部についてのテストに要される動作サイクル
数に比して効果的に低減されることになる。即ち、本発
明に係る半導体集積回路装置にあっては、内蔵する複数
のメモリ部の夫々についてのそれが適正に動作するか否
かをチェックするためのテストが、比較的短い時間のう
ちに効率良く行われることになる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明に係る半導体集積回路装置の
一例を示す。図1に示される例においては、半導体基体
21上に、演算処理部22,各々と演算処理部22との
間でのデータの送受が行われる2個のメモリ部であるメ
モリ部23及びメモリ部24,メモリ部23及び24の
両者に共通とされた一群のテスト用端子部25が設けら
れ、さらに、メモリ部23及び24の夫々についてのテ
スト状態と実動作状態との切換えを行うための制御端子
部TSが設けられたものとされている。
【0022】演算処理部22は、図15に示される半導
体集積回路装置における演算処理22と同等のものであ
り、また、メモリ部23及び24は、夫々、図15に示
される半導体集積回路装置におけるメモリ部13及び1
4と同等のものである。従って、メモリ部23は、図1
6に示される如くの、64の有効Xアドレス及び64の
有効Yアドレスを有し、ビット数をb0〜b5までの6
ビットとするアドレス空間を形成するものとされて、1
ビット構成の書込読出切換データが供給される書込読出
切換データ端子部WEA,6ビット構成のXアドレスデ
ータが供給されるXアドレスデータ端子部XA0〜XA
5,6ビット構成のYアドレスデータが供給されるYア
ドレスデータ端子部YA0〜YA5,1ビット構成のメ
モリ選択データが供給されるメモリ選択データ端子部M
SA、及び、6ビット構成の入出力データのためのデー
タ入出力端子部ZA0〜ZA5データを備えている。ま
た、メモリ部24は、図17に示される如くの、128
の有効Xアドレス及び128の有効Yアドレスを有し、
ビット数をb0〜b3までの4ビットとするアドレス空
間を形成するものとされて、1ビット構成の書込読出切
換データが供給される書込読出切換データ端子部WE
B,7ビット構成のXアドレスデータが供給されるXア
ドレスデータ端子部XB0〜XB6,7ビット構成のY
アドレスデータが供給されるYアドレスデータ端子部Y
B0〜YB6,1ビット構成のメモリ選択データが供給
されるメモリ選択データ端子部MSB、及び、4ビット
構成の入出力データのためのデータ入出力端子部ZB0
〜ZB3を備えている。
【0023】メモリ部23の書込読出切換データ端子部
WEAに供給される1ビット構成の書込読出切換データ
は、例えば、“0”のときメモリ部23が書込状態とさ
れて“1”のときメモリ部23が読出状態とされるもの
となされ、メモリ部24の書込読出切換データ端子部W
EBに供給される1ビット構成の書込読出切換データ
も、例えば、“0”のときメモリ部24が書込状態とさ
れて“1”のときメモリ部24が読出状態とされるもの
となされる。さらに、メモリ部23のメモリ選択データ
端子部MSAに供給される1ビット構成のメモリ選択デ
ータは、例えば、“0”のとき、メモリ部23が書込動
作あるいは読出動作を行える活性化状態とされ、“1”
のときメモリ部23が書込動作も読出動作も行えない非
活性化状態とされるものとなされ、また、メモリ部24
のメモリ選択データ端子部MSBに供給される1ビット
構成のメモリ選択データも、例えば、“0”のとき、メ
モリ部24が書込動作あるいは読出動作を行える活性化
状態とされ、“1”のときメモリ部24が書込動作も読
出動作も行えない非活性化状態とされるものとなされ
る。
【0024】演算処理部22には、図15に示される半
導体集積回路装置におけるメモリ部13及び14に対す
る演算処理部12の場合と同様に、メモリ部23に対し
ての、書込読出切換データ出力端子部WEa,Xアドレ
スデータ出力端子部Xa0〜Xa5,Yアドレスデータ
出力端子部Ya0〜Ya5,メモリ選択データ出力端子
部MSa、及び、入出力データ端子部Za0〜Za5が
備えられているとともに、メモリ24に対しての、書込
読出切換データ出力端子部WEb,Xアドレスデータ出
力端子部Xb0〜Xb6,Yアドレスデータ出力端子部
Yb0〜Yb6,メモリ選択データ出力端子部MSb、
及び、入出力データ端子部Zb0〜Zb3が備えられて
いる。
【0025】そして、一群のテスト用端子部25には、
1ビット構成のテスト用書込読出切換データSWEが供
給されるテスト用書込読出切換データ端子部WE,7ビ
ット構成のテスト用XアドレスデータADX0〜ADX
6が供給されるテスト用Xアドレスデータ端子部X0〜
X6,7ビット構成のテスト用YアドレスデータADY
0〜ADY6が供給されるテスト用Yアドレスデータ端
子部Y0〜Y6,1ビト構成のテスト用メモリ選択デー
タSMSが供給されるテスト用メモリ選択データ端子部
MS、及び、10ビット構成のテスト用入出力データD
0〜D9についての供給及び送出が行われるテスト用デ
ータ入出力端子部Z0〜Z9が含まれている。
【0026】さらに、半導体基体21上には、メモリ部
23に関連して切換部27と切換部28とが設けられ、
また、メモリ部24に関連して切換部29と切換部30
とが設けられている。切換部27は、制御端子部TSに
供給される制御信号STSに応じて、演算処理部22に
備えられた書込読出切換データ出力端子部WEa,Xア
ドレスデータ出力端子部Xa0〜Xa5,Yアドレスデ
ータ出力端子部Ya0〜Ya5、及び、メモリ選択デー
タ出力端子部MSaと、メモリ部23が備える書込読出
切換データ端子部WEA,Xアドレスデータ端子部XA
0〜XA5,Yアドレスデータ端子部YA0〜YA5、
及び、メモリ選択データ端子部MSAとを、対応するも
の同士夫々接続する実動作接続状態と、テスト用書込読
出切換データ端子部WE,テスト用Xアドレスデータ端
子部X0〜X6,テスト用Yアドレスデータ端子部Y0
〜Y6、及び、テスト用メモリ選択データ端子部MS
を、メモリ部23が備える書込読出切換データ端子部W
EA,Xアドレスデータ端子部XA0〜XA5,Yアド
レスデータ端子部YA0〜YA5、及び、メモリ選択デ
ータ端子部MSAに接続するテスト用接続状態とを選択
的にとる。また、切換部28は、制御端子部TSに供給
される制御信号STSに応じて、演算処理部22に備え
られた入出力データ端子部Za0〜Za5とメモリ部2
3が備えるデータ入出力端子部ZA0〜ZA5とを対応
するもの同士夫々接続する実動作接続状態と、テスト用
データ入出力端子部Z0〜Z9のうちの端子部Z0〜Z
5をメモリ部23が備えるデータ入出力端子部ZA0〜
ZA5に接続するテスト用接続状態とを選択的にとる。
【0027】一方、切換部29は、制御端子部TSに供
給される制御信号STSに応じて、演算処理部22に備
えられた書込読出切換データ出力端子部WEb,Xアド
レスデータ出力端子部Xb0〜Xb6,Yアドレスデー
タ出力端子部Yb0〜Yb6、及び、メモリ選択データ
出力端子部MSbと、メモリ部24が備える書込読出切
換データ端子部WEB,Xアドレスデータ端子部XB0
〜XB6,Yアドレスデータ端子部YB0〜YB6、及
び、メモリ選択データ端子部MSBとを、対応するもの
同士夫々接続する実動作接続状態と、テスト用書込読出
切換データ端子部WE,テスト用Xアドレスデータ端子
部X0〜X6,テスト用Yアドレスデータ端子部Y0〜
Y6、及び、テスト用メモリ選択データ端子部MSを、
メモリ部24が備える書込読出切換データ端子部WE
B,Xアドレスデータ端子部XB0〜XB6,Yアドレ
スデータ端子部YB0〜YB6、及び、メモリ選択デー
タ端子部MSBに接続するテスト用接続状態とを選択的
にとる。また、切換部30は、制御端子部TSに供給さ
れる制御信号STSに応じて、演算処理部22に備えら
れた入出力データ端子部Zb0〜Zb3とメモリ部24
が備えるデータ入出力端子部ZB0〜ZB3とを対応す
るもの同士夫々接続する実動作接続状態と、テスト用デ
ータ入出力端子部Z0〜Z9のうちの端子部Z6〜Z9
をメモリ部24が備えるデータ入出力端子部ZB0〜Z
B3に接続するテスト用接続状態とを選択的にとる。
【0028】切換部27,28,29及び30の夫々が
テスト用接続状態をとるもとにおける、テスト用端子部
25に含まれるテスト用書込読出切換データ端子部W
E,テスト用Xアドレスデータ端子部X0〜X6,テス
ト用Yアドレスデータ端子部Y0〜Y6,テスト用メモ
リ選択データ端子部MS、及び、テスト用データ入出力
端子部Z0〜Z9と、メモリ部23が備える書込読出切
換データ端子部WEA,Xアドレスデータ端子部XA0
〜XA5,Yアドレスデータ端子部YA0〜YA5,メ
モリ選択データ端子部MSA及びデータ入出力端子部Z
A0〜ZA5、及び、メモリ部24が備える書込読出切
換データ端子部WEB,Xアドレスデータ端子部XB0
〜XB6,Yアドレスデータ端子部YB0〜YB6,メ
モリ選択データ端子部MSB及びデータ入出力端子部Z
B0〜ZB3との接続状態は、図2に示される如くとさ
れる。
【0029】即ち、テスト用端子部25に含まれるテス
ト用書込読出切換データ端子部WEは、メモリ部23が
備える書込読出切換データ端子部WEA及びメモリ部2
4が備える書込読出切換データ端子部WEBの両者に接
続される。テスト用端子部25に含まれるテスト用Xア
ドレスデータ端子部X0〜X6については、それらのう
ちの端子部X6を除く端子部X0〜X5が、メモリ部2
3が備えるXアドレスデータ端子部XA0〜XA5に夫
々接続され、また、端子部X0〜X6の全部がメモリ部
24が備えるXアドレスデータ端子部XB0〜XB6に
夫々接続される。テスト用端子部25に含まれるテスト
用Yアドレスデータ端子部Y0〜Y6については、それ
らのうちの端子部Y6を除く端子部Y0〜Y5が、メモ
リ部23が備えるYアドレスデータ端子部YA0〜YA
5に夫々接続され、また、端子部Y0〜Y6の全部がメ
モリ部24が備えるYアドレスデータ端子部YB0〜Y
B6に夫々接続される。
【0030】また、メモリ部23が備えるメモリ選択デ
ータ端子部MSAには、テスト用端子部25に含まれる
テスト用メモリ選択データ端子部MSと、テスト用Xア
ドレスデータ端子部X0〜X6のうちの端子部X6と、
テスト用Yアドレスデータ端子部Y0〜Y6のうちの端
子部Y6とが、オア回路部31を介して接続され、一
方、メモリ部24が備えるメモリ選択データ端子部MS
Bには、テスト用端子部25に含まれるテスト用メモリ
選択データ端子部MSが接続される。さらに、メモリ部
23が備えるデータ入出力端子部ZA0〜ZA5には、
テスト用端子部25に含まれるテスト用データ入出力端
子部Z0〜Z9のうちの端子部Z0〜Z5が夫々接続さ
れ、また、メモリ部24が備えるデータ入出力端子部Z
B0〜ZB3には、テスト用端子部25に含まれるテス
ト用データ入出力端子部Z0〜Z9のうちの端子部Z6
〜Z9が夫々接続される。
【0031】このようなもとで、切換部27及び29が
両者で第1の接続切換部を形成するものとされ、また、
切換部28及び30が両者で第2の接続切換部を形成す
るものとされている。そして、図1に示される例におけ
るメモリ部23及び24についてのそれが適正に動作す
るか否かをチェックするためのテストが行われるにあた
っては、制御端子部TSに、切換部27,28,29及
び30の夫々にテスト用接続状態をとらせる制御信号S
TSが供給されるもとで、テスト用端子部25におい
て、テスト用書込読出切換データ端子部WEに1ビット
構成のテスト用書込読出切換データSWEが供給され、
テスト用Xアドレスデータ端子部X0〜X6に7ビット
構成のテスト用XアドレスデータADX0〜ADX6が
夫々供給され、テスト用Yアドレスデータ端子部Y0〜
Y6に7ビット構成のテスト用YアドレスデータADY
0〜ADY6が夫々供給され、テスト用メモリ選択デー
タ端子部MSに1ビット構成のテスト用メモリ選択デー
タSMSが供給されるとともに、テスト用データ入出力
端子部Z0〜Z9に10ビット構成のテスト用入出力デ
ータD0〜D9の供給及び導出が行われる。このとき、
テスト用メモリ選択データSMSは“0”をとるものと
される。
【0032】斯かるもとでは、メモリ部23及び24
に、1ビット構成のテスト用書込読出切換データSW
E,7ビット構成のテスト用XアドレスデータADX0
〜ADX6,7ビット構成のテスト用Yアドレスデータ
ADY0〜ADY6、及び、1ビット構成のテスト用メ
モリ選択データSMSが共通に供給されるとともに、メ
モリ部23が備えるデータ入出力端子部ZA0〜ZA5
及びメモリ部24が備えるデータ入出力端子部ZB0〜
ZB3に対して10ビット構成のテスト用入出力データ
D0〜D9の供給及び導出が行われて、メモリ部23及
び24の夫々についてのテストが同時に行われる。従っ
て、斯かるメモリ部23及び24の夫々についてのテス
トは、等価的に、図3に示される如くの、メモリ部23
及び24のうちの有効アドレスが多い方であるメモリ部
24が形成するアドレス空間における有効Xアドレス及
び有効Yアドレスと同じである、128のXアドレスと
128のYアドレスとを有し、ビット数を、メモリ部2
3が形成するアドレス空間におけるビット数とメモリ部
24が形成するアドレス空間におけるビット数との和に
相当する、b’0〜b’9までの10ビットとする仮想
アドレス空間を形成する1個のメモリ部についてのテス
トに相当することになる。
【0033】そして、メモリ部23及び24の夫々につ
いてのテストが、メモリ部23及び24の各々における
有効Xアドレスと有効Yアドレスとによって指定される
メモリセルの全てについて1回のデータ書込み及び1回
のデータ読出しを行うことにより行われるものとして、
テスト用書込読出切換データSWEが“0”をとるもの
とされるもとで、メモリ部23における有効Xアドレス
と有効Yアドレスとによって指定されるメモリセルの夫
々に対する6ビット構成のテスト用入出力データD0〜
D5についての書込みと、メモリ部24における有効X
アドレスと有効Yアドレスとによって指定されるメモリ
セルの夫々に対する4ビット構成のテスト用入出力デー
タD6〜D9についての書込みとが、テスト用Xアドレ
スデータADX0〜ADX6及びテスト用Yアドレスデ
ータADY0〜ADY6の変化に応じて順次行われ、ま
た、テスト用書込読出切換データSWEが“1”をとる
ものとされるもとで、メモリ部23における有効Xアド
レスと有効Yアドレスとによって指定されるメモリセル
の夫々に書き込まれた6ビット構成のテスト用入出力デ
ータD0〜D5についての読出しと、メモリ部24にお
ける有効Xアドレスと有効Yアドレスとによって指定さ
れるメモリセルの夫々に書き込まれた4ビット構成のテ
スト用入出力データD6〜D9についての読出しとが、
テスト用XアドレスデータADX0〜ADX6及びテス
ト用YアドレスデータADY0〜ADY6の変化に応じ
て順次行われる。
【0034】斯かる際、メモリ部24については、7ビ
ット構成のテスト用XアドレスデータADX0〜ADX
6及び7ビット構成のテスト用YアドレスデータADY
0〜ADY6の夫々の、0をあらわす状態から127を
あらわす状態までの変化の全域に亙って、メモリ選択デ
ータ端子部MSBに供給されるメモリ選択データ(SM
S)が“0”に維持され、それにより、常時、活性化状
態に維持される。それに対して、メモリ部23について
は、7ビット構成のテスト用XアドレスデータADX0
〜ADX6もしくは7ビット構成のテスト用Yアドレス
データADY0〜ADY6が64以上の数をあらわすも
のとなって、テスト用XアドレスデータADX0〜AD
X6のうちのデータADX6、もしくは、テスト用Yア
ドレスデータADY0〜ADY6のうちのデータADY
6が“1”となるときには、図3に示されるオア回路部
31からメモリ選択データ端子部MSAに供給されるメ
モリ選択データが“1”とされ、それにより、非活性化
状態とされることになる。
【0035】即ち、テスト用XアドレスデータADX0
〜ADX6もしくはテスト用YアドレスデータADY0
〜ADY6が64以上の数をあらわすものとなって、テ
スト用XアドレスデータADX0〜ADX6及びテスト
用YアドレスデータADY0〜ADY6が指定する有効
アドレスが、メモリ部24には存在するが、メモリ部2
3には存在しないものとされるときには、メモリ部23
が非活性化状態とされるのである。このようにしてメモ
リ部23が非活性化状態とされることは、図3に示され
る仮想アドレス空間において考えると、メモリ部23に
対応するb’0〜b’5までの6ビットについては、図
4において斜線が付されて示される、128のXアドレ
スのうちの64以上の部分及び128のYアドレスのう
ちの64以上の部分に対応するアドレス空間は、アドレ
ス指定がなされアドレス空間とされることになる。
【0036】このようなもとで、メモリ部23及び24
の各々における有効Xアドレスと有効Yアドレスとによ
って指定されるメモリセルの全てについての1回のデー
タ書込み及び1回のデータ読出しは、128×128×
2=32768サイクルの動作サイクルで完了する。従
って、メモリ部23及び24の各々についてのテストに
要される動作サイクル数は、128×128×2=32
768サイクルとされることになる。
【0037】斯かる動作サイクル数は、図15に示され
る半導体集積回路装置における、メモリ部23に対応す
るメモリ部13及びメモリ部24に対応するメモリ部1
4の夫々についてのテストに要される動作サイクル数
が、前述の如くに、64×64×2+128×128×
2=8192+32768=40960サイクルである
のに比して、8192サイクル低減されており、低減率
は8192/40960×100=20%となる。従っ
て、図1に示される例におけるメモリ部23及び24の
夫々についてのテストに要される時間は、図15に示さ
れる半導体集積回路装置におけるメモリ部13及び14
の夫々についてのテストに要される時間に比して、20
%短縮されることになる。
【0038】図5は、本発明に係る半導体集積回路装置
の他の例を示す。図5に示される例にあっては、半導体
基体33上に、演算処理部34と、各々と演算処理部3
4との間でのデータの送受が行われる3個のメモリ部で
あるメモリ部35,メモリ部36及びメモリ部37と、
メモリ部35,36及び37に共通とされた一群のテス
ト用端子部38が設けられ、さらに、メモリ部35,3
6及び37の夫々についてのテスト状態と実動作状態と
の切換えを行うための制御端子部TSが設けられたもの
とされている。
【0039】メモリ部35は、例えば、図6に示される
如くの、0〜63までの64の有効Xアドレス及び0〜
63までの64の有効Yアドレスを有し、ビット数をb
0〜b3までの4ビットとするアドレス空間を形成する
ものとされ、また、メモリ部36は、例えば、図7に示
される如くの、0〜63までの64の有効Xアドレス及
び0〜63までの64の有効Yアドレスを有し、ビット
数をb0〜b5までの6ビットとするアドレス空間を形
成するものとされ、さらに、メモリ部37は、例えば、
図8に示される如くの、0〜127までの128の有効
Xアドレス及び0〜127までの128の有効Yアドレ
スを有し、ビット数をb0〜b3までの4ビットとする
アドレス空間を形成するものとされている。
【0040】それに伴い、メモリ部35に供給されるX
アドレスデータ及びYアドレスデータは、各々が6ビッ
ト構成のデータとされて、64の有効Xアドレスの各々
及び64の有効Yアドレスの各々を夫々指定できるもの
とされるとともに、メモリ部35における入出力データ
は4ビット構成のデータとされ、また、メモリ部36に
供給されるXアドレスデータ及びYアドレスデータは、
各々が6ビット構成のデータとされて、64の有効Xア
ドレスの各々及び64の有効Yアドレスの各々を夫々指
定できるものとされるとともに、メモリ部36における
入出力データは6ビット構成のデータとされ、さらに、
メモリ部37に供給されるXアドレスデータ及びYアド
レスデータは、各々が7ビット構成のデータとされて、
128の有効Xアドレスの各々及び128の有効Yアド
レスの各々を夫々指定できるものとされるとともに、メ
モリ部37における入出力データは4ビット構成のデー
タとされる。
【0041】メモリ部35は、1ビット構成の書込読出
切換データが供給される書込読出切換データ端子部WE
A,6ビット構成のXアドレスデータが供給されるXア
ドレスデータ端子部XA0〜XA5,6ビット構成のY
アドレスデータが供給されるYアドレスデータ端子部Y
A0〜YA5,1ビット構成のメモリ選択データが供給
されるメモリ選択データ端子部MSA、及び、4ビット
構成の入出力データのためのデータ入出力端子部ZA0
〜ZA3を備えている。また、メモリ部36は、1ビッ
ト構成の書込読出切換データが供給される書込読出切換
データ端子部WEB,6ビット構成のXアドレスデータ
が供給されるXアドレスデータ端子部XB0〜XB5,
6ビット構成のYアドレスデータが供給されるYアドレ
スデータ端子部YB0〜YB5,1ビット構成のメモリ
選択データが供給されるメモリ選択データ端子部MS
B、及び、6ビット構成の入出力データのためのデータ
入出力端子部ZB0〜ZB5を備えている。さらに、メ
モリ部37は、1ビット構成の書込読出切換データが供
給される書込読出切換データ端子部WEC,7ビット構
成のXアドレスデータが供給されるXアドレスデータ端
子部XC0〜XC6,7ビット構成のYアドレスデータ
が供給されるYアドレスデータ端子部YC0〜YC6,
1ビット構成のメモリ選択データが供給されるメモリ選
択データ端子部MSC、及び、4ビット構成の入出力デ
ータのためのデータ入出力端子部ZC0〜ZC3を備え
ている。
【0042】メモリ部35の書込読出切換データ端子部
WEA,メモリ部36の書込読出切換データ端子部WE
B及びメモリ部37の書込読出切換データ端子部WEC
の夫々に供給される1ビット構成の書込読出切換データ
は、例えば、“0”のときメモリ部35,36及び37
が書込状態とされて“1”のときメモリ部35,36及
び37が読出状態とされるものとなされる。さらに、メ
モリ部35のメモリ選択データ端子部MSA,メモリ部
36のメモリ選択データ端子部MSB及びメモリ部37
のメモリ選択データ端子部MSCの夫々に供給される1
ビット構成のメモリ選択データは、例えば、“0”のと
き、メモリ部35,36及び37が書込動作あるいは読
出動作を行える活性化状態とされ、“1”のときメモリ
部35,36及び37が書込動作も読出動作も行えない
非活性化状態とされるものとなされる。
【0043】演算処理部34には、メモリ部35に対し
ての、書込読出切換データ出力端子部WEa,Xアドレ
スデータ出力端子部Xa0〜Xa5,Yアドレスデータ
出力端子部Ya0〜Ya5,メモリ選択データ出力端子
部MSa、及び、入出力データ端子部Za0〜Za3
と、メモリ部36に対しての、書込読出切換データ出力
端子部WEb,Xアドレスデータ出力端子部Xb0〜X
b5,Yアドレスデータ出力端子部Yb0〜Yb5,メ
モリ選択データ出力端子部MSb、及び、入出力データ
端子部Zb0〜Zb5と、メモリ部37に対しての、書
込読出切換データ出力端子部WEc,Xアドレスデータ
出力端子部Xc0〜Xc6,Yアドレスデータ出力端子
部Yc0〜Yc6,メモリ選択データ出力端子部MS
c、及び、入出力データ端子部Zc0〜Zc3とが備え
られている。
【0044】そして、一群のテスト用端子部38には、
1ビット構成のテスト用書込読出切換データSWEが供
給されるテスト用書込読出切換データ端子部WE,7ビ
ット構成のテスト用XアドレスデータADX0〜ADX
6が供給されるテスト用Xアドレスデータ端子部X0〜
X6,7ビット構成のテスト用YアドレスデータADY
0〜ADY6が供給されるテスト用Yアドレスデータ端
子部Y0〜Y6,1ビト構成のテスト用メモリ選択デー
タSMSが供給されるテスト用メモリ選択データ端子部
MS、及び、14ビット構成のテスト用入出力データD
0〜D13についての供給及び送出が行われるテスト用
データ入出力端子部Z0〜Z13が含まれている。
【0045】さらに、半導体基体33上には、メモリ部
35に関連して切換部39と切換部40とが設けられ、
また、メモリ部36に関連して切換部41と切換部42
とが設けられ、さらに、メモリ部37に関連して切換部
43と切換部44とが設けられている。切換部39は、
制御端子部TSに供給される制御信号STSに応じて、
演算処理部34に備えられた書込読出切換データ出力端
子部WEa,Xアドレスデータ出力端子部Xa0〜Xa
5,Yアドレスデータ出力端子部Ya0〜Ya5、及
び、メモリ選択データ出力端子部MSaと、メモリ部3
5が備える書込読出切換データ端子部WEA,Xアドレ
スデータ端子部XA0〜XA5,Yアドレスデータ端子
部YA0〜YA5、及び、メモリ選択データ端子部MS
Aとを、対応するもの同士夫々接続する実動作接続状態
と、テスト用書込読出切換データ端子部WE,テスト用
Xアドレスデータ端子部X0〜X6,テスト用Yアドレ
スデータ端子部Y0〜Y6、及び、テスト用メモリ選択
データ端子部MSを、メモリ部35が備える書込読出切
換データ端子部WEA,Xアドレスデータ端子部XA0
〜XA5,Yアドレスデータ端子部YA0〜YA5、及
び、メモリ選択データ端子部MSAに接続するテスト用
接続状態とを選択的にとる。また、切換部40は、制御
端子部TSに供給される制御信号STSに応じて、演算
処理部34に備えられた入出力データ端子部Za0〜Z
a3とメモリ部35が備えるデータ入出力端子部ZA0
〜ZA3とを対応するもの同士夫々接続する実動作接続
状態と、テスト用データ入出力端子部Z0〜Z13のう
ちの端子部Z0〜Z3をメモリ部35が備えるデータ入
出力端子部ZA0〜ZA3に接続するテスト用接続状態
とを選択的にとる。
【0046】切換部41は、制御端子部TSに供給され
る制御信号STSに応じて、演算処理部34に備えられ
た書込読出切換データ出力端子部WEb,Xアドレスデ
ータ出力端子部Xb0〜Xb5,Yアドレスデータ出力
端子部Yb0〜Yb5、及び、メモリ選択データ出力端
子部MSbと、メモリ部36が備える書込読出切換デー
タ端子部WEB,Xアドレスデータ端子部XB0〜XB
5,Yアドレスデータ端子部YB0〜YB5、及び、メ
モリ選択データ端子部MSBとを、対応するもの同士夫
々接続する実動作接続状態と、テスト用書込読出切換デ
ータ端子部WE,テスト用Xアドレスデータ端子部X0
〜X6,テスト用Yアドレスデータ端子部Y0〜Y6、
及び、テスト用メモリ選択データ端子部MSを、メモリ
部36が備える書込読出切換データ端子部WEB,Xア
ドレスデータ端子部XB0〜XB5,Yアドレスデータ
端子部YB0〜YB5、及び、メモリ選択データ端子部
MSBに接続するテスト用接続状態とを選択的にとる。
また、切換部42は、制御端子部TSに供給される制御
信号STSに応じて、演算処理部34に備えられた入出
力データ端子部Zb0〜Zb5とメモリ部36が備える
データ入出力端子部ZB0〜ZB5とを対応するもの同
士夫々接続する実動作接続状態と、テスト用データ入出
力端子部Z0〜Z13のうちの端子部Z4〜Z9をメモ
リ部36が備えるデータ入出力端子部ZB0〜ZB5に
接続するテスト用接続状態とを選択的にとる。
【0047】切換部43は、制御端子部TSに供給され
る制御信号STSに応じて、演算処理部34に備えられ
た書込読出切換データ出力端子部WEc,Xアドレスデ
ータ出力端子部Xc0〜Xc6,Yアドレスデータ出力
端子部Yc0〜Yc6、及び、メモリ選択データ出力端
子部MScと、メモリ部37が備える書込読出切換デー
タ端子部WEC,Xアドレスデータ端子部XC0〜XC
6,Yアドレスデータ端子部YC0〜YC6、及び、メ
モリ選択データ端子部MSCとを、対応するもの同士夫
々接続する実動作接続状態と、テスト用書込読出切換デ
ータ端子部WE,テスト用Xアドレスデータ端子部X0
〜X6,テスト用Yアドレスデータ端子部Y0〜Y6、
及び、テスト用メモリ選択データ端子部MSを、メモリ
部37が備える書込読出切換データ端子部WEC,Xア
ドレスデータ端子部XC0〜XC6,Yアドレスデータ
端子部YC0〜YC6、及び、メモリ選択データ端子部
MSCに接続するテスト用接続状態とを選択的にとる。
また、切換部44は、制御端子部TSに供給される制御
信号STSに応じて、演算処理部34に備えられた入出
力データ端子部Zc0〜Zc3とメモリ部37が備える
データ入出力端子部ZC0〜ZC3とを対応するもの同
士夫々接続する実動作接続状態と、テスト用データ入出
力端子部Z0〜Z13のうちの端子部Z10〜Z13を
メモリ部37が備えるデータ入出力端子部ZB0〜ZB
3に接続するテスト用接続状態とを選択的にとる。
【0048】切換部39,40,41,42,43及び
44の夫々がテスト用接続状態をとるもとにおける、テ
スト用端子部38に含まれるテスト用書込読出切換デー
タ端子部WE,テスト用Xアドレスデータ端子部X0〜
X6,テスト用Yアドレスデータ端子部Y0〜Y6,テ
スト用メモリ選択データ端子部MS、及び、テスト用デ
ータ入出力端子部Z0〜Z13と、メモリ部35が備え
る書込読出切換データ端子部WEA,Xアドレスデータ
端子部XA0〜XA5,Yアドレスデータ端子部YA0
〜YA5,メモリ選択データ端子部MSA及びデータ入
出力端子部ZA0〜ZA3,メモリ部36が備える書込
読出切換データ端子部WEB,Xアドレスデータ端子部
XB0〜XB5,Yアドレスデータ端子部YB0〜YB
5,メモリ選択データ端子部MSB及びデータ入出力端
子部ZB0〜ZB5、及び、メモリ部37が備える書込
読出切換データ端子部WEC,Xアドレスデータ端子部
XC0〜XC6,Yアドレスデータ端子部YC0〜YC
6,メモリ選択データ端子部MSC及びデータ入出力端
子部ZC0〜ZC3との接続状態は、図9に示される如
くとされる。
【0049】即ち、テスト用端子部38に含まれるテス
ト用書込読出切換データ端子部WEは、メモリ部35が
備える書込読出切換データ端子部WEA,メモリ部36
が備える書込読出切換データ端子部WEB、及び、メモ
リ部37が備える書込読出切換データ端子部WECの両
者に接続される。テスト用端子部38に含まれるテスト
用Xアドレスデータ端子部X0〜X6については、それ
らのうちの端子部X6を除く端子部X0〜X5が、メモ
リ部35が備えるXアドレスデータ端子部XA0〜XA
5に夫々接続されるとともにメモリ部36が備えるXア
ドレスデータ端子部XB0〜XB5に夫々接続され、ま
た、端子部X0〜X6の全部がメモリ部37が備えるX
アドレスデータ端子部XC0〜XC6に夫々接続され
る。テスト用端子部38に含まれるテスト用Yアドレス
データ端子部Y0〜Y6については、それらのうちの端
子部Y6を除く端子部Y0〜Y5が、メモリ部35が備
えるYアドレスデータ端子部YA0〜YA5に夫々接続
されるとともにメモリ部36が備えるYアドレスデータ
端子部YB0〜YB5に夫々接続され、また、端子部Y
0〜Y6の全部がメモリ部37が備えるYアドレスデー
タ端子部YC0〜YC6に夫々接続される。
【0050】また、メモリ部35が備えるメモリ選択デ
ータ端子部MSA及びメモリ部36が備えるメモリ選択
データ端子部MSBの夫々には、テスト用端子部38に
含まれるテスト用メモリ選択データ端子部MSと、テス
ト用Xアドレスデータ端子部X0〜X6のうちの端子部
X6と、テスト用Yアドレスデータ端子部Y0〜Y6の
うちの端子部Y6とが、オア回路部45を介して接続さ
れ、一方、メモリ部37が備えるメモリ選択データ端子
部MSCには、テスト用端子部38に含まれるテスト用
メモリ選択データ端子部MSが接続される。さらに、メ
モリ部35が備えるデータ入出力端子部ZA0〜ZA3
には、テスト用端子部38に含まれるテスト用データ入
出力端子部Z0〜Z13のうちの端子部Z0〜Z3が夫
々接続され、メモリ部36が備えるデータ入出力端子部
ZB0〜ZB5には、テスト用端子部38に含まれるテ
スト用データ入出力端子部Z0〜Z13のうちの端子部
Z4〜Z9が夫々接続され、メモリ部37が備えるデー
タ入出力端子部ZC0〜ZC3には、テスト用端子部3
8に含まれるテスト用データ入出力端子部Z0〜Z13
のうちの端子部Z10〜Z13が夫々接続される。
【0051】このようなもとで、切換部39,41及び
43が三者で第1の接続切換部を形成するものとされ、
また、切換部40,42及び44が三者で第2の接続切
換部を形成するものとされている。そして、図5に示さ
れる例におけるメモリ部35,36及び37の夫々につ
いてのそれが適正に動作するか否かをチェックするため
のテストが行われるにあたっては、制御端子部TSに、
切換部39,40,41,42,43及び44の夫々に
テスト用接続状態をとらせる制御信号STSが供給され
るもとで、テスト用端子部38において、テスト用書込
読出切換データ端子部WEに1ビット構成のテスト用書
込読出切換データSWEが供給され、テスト用Xアドレ
スデータ端子部X0〜X6に7ビット構成のテスト用X
アドレスデータADX0〜ADX6が夫々供給され、テ
スト用Yアドレスデータ出力端子部Y0〜Y6に7ビッ
ト構成のテスト用YアドレスデータADY0〜ADY6
が夫々供給され、テスト用メモリ選択データ端子部MS
に1ビット構成のテスト用メモリ選択データSMSが供
給されるとともに、テスト用データ入出力端子部Z0〜
Z13に14ビット構成のテスト用入出力データD0〜
D13の供給及び導出が行われる。このとき、テスト用
メモリ選択データSMSは“0”をとるものとされる。
【0052】斯かるもとでは、メモリ部35,36及び
37に、1ビット構成のテスト用書込読出切換データS
WE,7ビット構成のテスト用XアドレスデータADX
0〜ADX6,7ビット構成のテスト用Yアドレスデー
タADY0〜ADY6、及び、1ビット構成のテスト用
メモリ選択データSMSが共通に供給されるとともに、
メモリ部35が備えるデータ入出力端子部ZA0〜ZA
3,メモリ部36が備えるデータ入出力端子部ZA0〜
ZA5、及び、メモリ部37が備えるデータ入出力端子
部ZC0〜ZC3に対して14ビット構成のテスト用入
出力データD0〜D13の供給及び導出が行われて、メ
モリ部35,36及び37の夫々についてのテストが同
時に行われる。従って、斯かるメモリ部35,36及び
37の夫々についてのテストは、等価的に、図10に示
される如くの、メモリ部35,36及び37のうちの有
効アドレスが最も多いものであるメモリ部37が形成す
るアドレス空間における有効Xアドレス及び有効Yアド
レスと同じである、128のXアドレスと128のYア
ドレスとを有し、ビット数を、メモリ部35が形成する
アドレス空間におけるビット数とメモリ部36が形成す
るアドレス空間におけるビット数とメモリ部37が形成
するアドレス空間におけるビット数との和に相当する、
b’0〜b’13までの14ビットとする仮想アドレス
空間を形成する1個のメモリ部についてのテストに相当
することになる。
【0053】そして、メモリ部35,36及び37の夫
々についてのテストが、メモリ部35,36及び37の
各々における有効Xアドレスと有効Yアドレスとによっ
て指定されるメモリセルの全てについて1回のデータ書
込み及び1回のデータ読出しを行うことにより行われる
ものとして、テスト用書込読出切換データSWEが
“0”をとるものとされるもとで、メモリ部35におけ
る有効Xアドレスと有効Yアドレスとによって指定され
るメモリセルの夫々に対する4ビット構成のテスト用入
出力データD0〜D3についての書込みと、メモリ部3
6における有効Xアドレスと有効Yアドレスとによって
指定されるメモリセルの夫々に対する6ビット構成のテ
スト用入出力データD4〜D9についての書込みと、メ
モリ部37における有効Xアドレスと有効Yアドレスと
によって指定されるメモリセルの夫々に対する4ビット
構成のテスト用入出力データD10〜D13についての
書込みとが、テスト用XアドレスデータADX0〜AD
X6及びテスト用YアドレスデータADY0〜ADY6
の変化に応じて順次行われ、また、テスト用書込読出切
換データSWEが“1”をとるものとされるもとで、メ
モリ部35における有効Xアドレスと有効Yアドレスと
によって指定されるメモリセルの夫々に書き込まれた6
ビット構成のテスト用入出力データD0〜D3について
の読出しと、メモリ部36における有効Xアドレスと有
効Yアドレスとによって指定されるメモリセルの夫々に
書き込まれた6ビット構成のテスト用入出力データD4
〜D9についての読出しと、メモリ部37における有効
Xアドレスと有効Yアドレスとによって指定されるメモ
リセルの夫々に書き込まれた4ビット構成のテスト用入
出力データD10〜D13についての読出しとが、テス
ト用XアドレスデータADX0〜ADX6及びテスト用
YアドレスデータADY0〜ADY6の変化に応じて順
次行われる。
【0054】斯かる際、メモリ部37については、7ビ
ット構成のテスト用XアドレスデータADX0〜ADX
6及び7ビット構成のテスト用YアドレスデータADY
0〜ADY6の夫々の、0をあらわす状態から127を
あらわす状態までの変化の全域に亙って、メモリ選択デ
ータ端子部MSCに供給されるメモリ選択データ(SM
S)が“0”に維持され、それにより、常時、活性化状
態に維持される。それに対して、メモリ部35について
は、7ビット構成のテスト用XアドレスデータADX0
〜ADX6もしくは7ビット構成のテスト用Yアドレス
データADY0〜ADY6が64以上の数をあらわすも
のとなって、テスト用XアドレスデータADX0〜AD
X6のうちのデータADX6、もしくは、テスト用Yア
ドレスデータADY0〜ADY6のうちのデータADY
6が“1”となるときには、図9に示されるオア回路部
45からメモリ選択データ端子部MSAに供給されるメ
モリ選択データが“1”とされ、それにより、非活性化
状態とされることになる。また、メモリ部36について
も、7ビット構成のテスト用XアドレスデータADX0
〜ADX6もしくは7ビット構成のテスト用Yアドレス
データADY0〜ADY6が64以上の数をあらわすも
のとなって、テスト用XアドレスデータADX0〜AD
X6のうちのデータADX6、もしくは、テスト用Yア
ドレスデータADY0〜ADY6のうちのデータADY
6が“1”となるときには、図9に示されるオア回路部
45からメモリ選択データ端子部MSBに供給されるメ
モリ選択データが“1”とされ、それにより、非活性化
状態とされることになる。
【0055】即ち、テスト用XアドレスデータADX0
〜ADX6もしくはテスト用YアドレスデータADY0
〜ADY6が64以上の数をあらわすものとなって、テ
スト用XアドレスデータADX0〜ADX6及びテスト
用YアドレスデータADY0〜ADY6が指定する有効
アドレスが、メモリ部37には存在するが、メモリ部3
5及び36の夫々には存在しないものとされるときに
は、メモリ部35及び36が非活性化状態とされるので
ある。このようにしてメモリ部35及び36が非活性化
状態とされることは、図10に示される仮想アドレス空
間において考えると、メモリ部35に対応するb’0〜
b’3までの4ビット及びメモリ部36に対応するb’
4〜b’9までの6ビットについては、図11において
斜線が付されて示される、128のXアドレスのうちの
64以上の部分及び128のYアドレスのうちの64以
上の部分に対応するアドレス空間は、アドレス指定がな
されアドレス空間とされることになる。
【0056】このようなもとで、メモリ部35,36及
び37の各々における有効Xアドレスと有効Yアドレス
とによって指定されるメモリセルの全てについての1回
のデータ書込み及び1回のデータ読出しは、128×1
28×2=32768サイクルの動作サイクルで完了す
る。従って、メモリ部35,36及び37の各々につい
てのテストに要される動作サイクル数は、128×12
8×2=32768サイクルとされることになる。
【0057】斯かる動作サイクル数は、仮に、メモリ部
35,36及び37の各々についてのテストが、図15
に示される半導体集積回路装置におけるメモリ部13及
び14の夫々についてのテストと同様にして行われると
したとき、それに要される動作サイクル数が、64×6
4×2+64×64×2+128×128×2=819
2+8192+32768=49152サイクルである
のに比して、16384サイクル低減されており、低減
率は16384/49152×100≒33.3%とな
る。従って、図5に示される例におけるメモリ部35,
36及び37の夫々についてのテストに要される時間
は、仮に、メモリ部35,36及び37の各々について
のテストが、図15に示される半導体集積回路装置にお
けるメモリ部13及び14の夫々についてのテストと同
様にして行われるとしたとき、それに要される時間に比
して、略33.3%短縮されることになる。
【0058】上述の図1及び図5に示される例の各々に
あっては、内蔵するメモリ部が形成するアドレス空間に
おける有効Xアドレス数及び有効Yアドレス数の夫々が
2の累乗数とされているが、本発明に係る半導体集積回
路装置に内蔵される複数のメモリ部の各々は、それが形
成するアドレス空間における有効Xアドレス数及び有効
Yアドレス数の両者もしくは一方が2の累乗数でないも
のとされてもよい。例えば、本発明に係る半導体集積回
路装置のさらに他の例は、2個のメモリ部を内蔵するも
のとされていて、それら2個のメモリ部は、夫々、図1
2及び図13に示される如くのアドレス空間を形成する
ものとされ、斯かるアドレス空間にあっては、有効Xア
ドレス数及び有効Yアドレス数の両者が2の累乗数でな
いものとされている。
【0059】図12に示されるアドレス空間は、0〜5
5までの56の有効Xアドレス及び0〜60までの61
の有効Yアドレスを有し、ビット数をb0〜b3までの
4ビットとするものとされている。また、図13に示さ
れるアドレス空間は、0〜110までの111の有効X
アドレス及び0〜120までの121の有効Yアドレス
を有し、ビット数をb0〜b3までの4ビットとするも
のとされている。そして、図12に示されるアドレス空
間を形成するメモリ部は、それに供給されるXアドレス
データ及びYアドレスデータの各々が6ビット構成のデ
ータとされて、56の有効Xアドレスの各々及び61の
有効Yアドレスの各々が夫々指定されるものとなされる
とともに、それにおける入出力データが4ビット構成の
データとされる。また、図13に示されるアドレス空間
を形成するメモリ部は、それに供給されるXアドレスデ
ータ及びYアドレスデータの各々が7ビット構成のデー
タとされて、111の有効Xアドレスの各々及び121
の有効Yアドレスの各々が夫々指定されるものとなされ
るとともに、それにおける入出力データが4ビット構成
のデータとされる。
【0060】このような図12及び図13に夫々示され
るアドレス空間を形成する2個のメモリ部を内蔵した本
発明に係る半導体集積回路装置の例も、図1に示される
例と同様な構成を有するものとされ、2個のメモリ部の
各々についてのそれが適正に動作するか否かをチェック
するためのテストは、図1に示される例の場合と同様に
して、等価的に、図14に示される如くの、2個のメモ
リ部のうちの有効アドレスが多い方のものが形成するア
ドレス空間(図13に示されるアドレス空間)における
有効Xアドレス及び有効Yアドレスと同じである、11
1のXアドレスと121のYアドレスとを有し、ビット
数を2個のメモリ部が夫々形成するアドレス空間におけ
るビット数の和に相当する、b’0〜b’7までの8ビ
ットとする仮想アドレス空間を形成する1個のメモリ部
についてのテストに相当するものとして行われる。
【0061】斯かる際にあっては、2個のメモリ部の各
々における有効Xアドレスと有効Yアドレスとによって
指定されるメモリセルの全てについての1回のデータ書
込み及び1回のデータ読出しは、111×121×2=
26862サイクルの動作サイクルで完了する。従っ
て、2個のメモリ部の各々についてのテストに要される
動作サイクル数は、111×121×2=26862サ
イクルとされることになる。斯かる動作サイクル数は、
仮に、2個のメモリ部の各々についてのテストが、図1
5に示される半導体集積回路装置におけるメモリ部13
及び14の夫々についてのテストと同様にして行われる
としたとき、それに要される動作サイクル数が、56×
61×2+111×121×2=6832+26862
=33694サイクルであるのに比して、6832サイ
クル低減されており、低減率は6832/33694×
100≒20.3%となる。従って、図12及び図13
に夫々示されるアドレス空間を形成する2個のメモリ部
の夫々についてのテストに要される時間は、仮に、2個
のメモリ部の各々についてのテストが図15に示される
半導体集積回路装置におけるメモリ部13及び14の夫
々についてのテストと同様にして行われるとしたとき、
それに要される時間に比して、略20.3%短縮される
ことになる。
【0062】上述の如くに、図1に示される本発明に係
る半導体集積回路装置の例の場合には、それに内蔵され
る2個のメモリ部であるメモリ部23及び24の夫々に
ついての、それが適正に動作するか否かをチェックする
ためのテストに要される時間が、図15に示される半導
体集積回路装置におけるメモリ部13及び14の夫々に
ついてのテストに要される時間に比して、20%短縮さ
れ、また、図5に示される本発明に係る半導体集積回路
装置の他の例の場合には、それに内蔵される3個のメモ
リ部であるメモリ部35,36及び37の夫々について
の、それが適正に動作するか否かをチェックするための
テストに要される時間が、仮に、メモリ部35,36及
び37の夫々についてのテストが図15に示される半導
体集積回路装置におけるメモリ部13及び14の夫々に
ついてのテストと同様にして行われるとしたとき、それ
に要される時間に比して、略33.3%短縮され、さら
に、図12及び図13に夫々示されるアドレス空間を形
成する2個のメモリ部を内蔵する本発明に係る半導体集
積回路装置のさらに他の例の場合には、それに内蔵され
る2個のメモリ部の夫々についてのそれが適正に動作す
るか否かをチェックするためのテストに要される時間
が、仮に、2個のメモリ部の夫々についてのテストが図
15に示される半導体集積回路装置におけるメモリ部1
3及び14の夫々についてのテストと同様にして行われ
るとしたとき、それに要される時間に比して、略20.
3%短縮される。従って、これら本発明に係る半導体集
積回路装置の例のいずれにあっても、複数のメモリ部の
夫々についてのそれが適正に動作するか否かをチェック
するためのテストが、比較的短い時間のうちに効率良く
行われることになる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如くに、本発明
に係る半導体集積回路装置にあっては、複数のメモリ部
の夫々についてのそれが適正に動作するか否かをチェッ
クするためのテストにあたり、そのテストが各メモリ部
におけるそれが有する有効アドレスによって指定される
メモリセルの夫々について1回のデータ書込み及び1回
のデータ読出しが行われることにより行われるとして、
テストに要される動作サイクル数が、複数のメモリ部の
各々が形成するアドレス空間におけるビット数の和に相
当するビット数のテスト用入出力データが用いられるこ
とにより、複数のメモリ部のうちの最多有効アドレスを
有するものの有効アドレスによって指定されるメモリセ
ルの2倍に相当する数で済むものとされることになる。
【0064】斯かる複数のメモリ部のうちの最多有効ア
ドレスを有するものの有効アドレスによって指定される
メモリセルの2倍に相当する動作サイクル数は、複数の
メモリ部の各々における有効アドレスによって指定され
るメモリセルの総数の2倍の総和に相当する動作サイク
ル数より小であることは明らかであって、本発明に係る
半導体集積回路装置における、それに内蔵される複数の
メモリ部についてのテストに要される動作サイクル数
は、従来提案されている同規模,同数のメモリ部を内蔵
する半導体集積回路装置における、それに内蔵される複
数のメモリ部についてのテストに要される動作サイクル
数に比して効果的に低減される。従って、本発明に係る
半導体集積回路装置にあっては、内蔵する複数のメモリ
部の夫々についてのそれが適正に動作するか否かをチェ
ックするためのテストが、比較的短い時間のうちに効率
良く行われることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体集積回路装置の一例を示す
ブロック構成図である。
【図2】図1に示される例における端子接続状態の説明
に供される接続構成図である。
【図3】図1に示される例におけるメモリ部についての
テストの説明に供されるメモリ部の仮想アドレス空間を
あらわす概念図である。
【図4】図1に示される例におけるメモリ部についての
テストの説明に供される概念図である。
【図5】本発明に係る半導体集積回路装置の他の例を示
すブロック構成図である。
【図6】図5に示される例におけるメモリ部のアドレス
空間をあらわす概念図である。
【図7】図5に示される例におけるメモリ部のアドレス
空間をあらわす概念図である。
【図8】図5に示される例におけるメモリ部のアドレス
空間をあらわす概念図である。
【図9】図5に示される例における端子接続状態の説明
に供される接続構成図である。
【図10】図5に示される例におけるメモリ部について
のテストの説明に供されるメモリ部の仮想アドレス空間
をあらわす概念図である。
【図11】図5に示される例におけるメモリ部について
のテストの説明に供される概念図である。
【図12】本発明に係る半導体集積回路装置のさらに他
の例におけるメモリ部のアドレス空間をあらわす概念図
である。
【図13】本発明に係る半導体集積回路装置のさらに他
の例におけるメモリ部のアドレス空間をあらわす概念図
である。
【図14】本発明に係る半導体集積回路装置のさらに他
の例におけるメモリ部についてのテストの説明に供され
るメモリ部の仮想アドレス空間をあらわす概念図であ
る。
【図15】従来提案されている半導体集積回路装置を示
すブロック構成図である。
【図16】図15に示される半導体集積回路装置及び図
1に示される例におけるメモリ部のアドレス空間をあら
わす概念図である。
【図17】図15に示される半導体集積回路装置及び図
1に示される例におけるメモリ部のアドレス空間をあら
わす概念図である。
【符号の説明】
21,33 半導体基体 22,34 演算処理部 23,24,35,36,37 メモリ部 25,38 テスト用端子部 27,28,29,30,39,40,41,42,4
3,44 切換部 31,45 オア回路部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基体上に設けられた複数のメモリ部
    と、 該複数のメモリ部のうちの最多有効アドレスを有するも
    のの有効アドレスを全て指定することができるテスト用
    アドレスデータが供給される複数のテスト用アドレスデ
    ータ端子部と、 上記複数のメモリ部の各々が備えるデータ入出力端子部
    の数の和に相当する数のテスト用データ入出力端子部
    と、 上記テスト用アドレスデータ端子部の全部と上記複数の
    メモリ部のうちの上記最多有効アドレスを有するものが
    備えるアドレスデータ端子部とを接続するとともに、上
    記テスト用アドレスデータ端子部のうちの一部を除いた
    残りのものと上記複数のメモリ部のうちの上記最多有効
    アドレスを有するもの以外のものの各々が備えるアドレ
    スデータ端子部とを接続するテスト用接続状態を選択的
    にとる第1の接続切換部と、 上記テスト用データ入出力端子部のうちの相互に異なる
    部分を成すものと上記複数のメモリ部の各々が備えるデ
    ータ入出力端子部とを夫々接続するテスト用入出力接続
    状態を選択的にとる第2の接続切換部と、を備えて構成
    される半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】第1の接続切換部が、テスト用接続状態
    と、半導体基体上に設けられた演算処理部が備える複数
    のアドレスデータ出力端子部と複数のメモリ部の各々が
    備えるアドレスデータ端子部とを対応するもの同士夫々
    接続する実動作接続状態とを選択的にとるものとされ、
    第2の接続切換部が、テスト用入出力接続状態と、上記
    演算処理部が備える複数の入出力データ端子部と上記複
    数のメモリ部の各々が備えるデータ入出力端子部とを対
    応するもの同士夫々接続する実動作入出力接続状態とを
    選択的にとるものとされることを特徴とする請求項2記
    載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】テスト用書込読出切換データ端子部が設け
    られ、第1の接続切換部が、テスト用接続状態をとると
    き、上記テスト用書込読出切換データ端子部と複数のメ
    モリ部の各々が備える書込読出切換データ端子部とを接
    続するとともに、実動作接続状態をとるとき、演算処理
    部が備える書込読出切換データ出力端子部と上記複数の
    メモリ部の各々が備える書込読出切換データ端子部とを
    接続することを特徴とする請求項2記載の半導体集積回
    路装置。
  4. 【請求項4】テスト用メモリ選択データ端子部が設けら
    れ、第1の接続切換部が、テスト用接続状態をとると
    き、上記テスト用メモリ選択データ端子部と複数のメモ
    リ部の各々が備えるメモリ選択データ端子部とを接続す
    るとともに、実動作接続状態をとるとき、演算処理部が
    備えるメモリ選択データ出力端子部と上記複数のメモリ
    部の各々が備えるメモリ選択データ端子部とを接続する
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】第1の接続切換部がテスト用接続状態をと
    るとともに、第2の接続切換部がテスト用入出力接続状
    態をとるもとで、テスト用アドレスデータ端子部に、複
    数のメモリ部のうちの最多有効アドレスを有するもの以
    外のものの一つが有さないアドレスを指定するテスト用
    アドレスデータが供給されるとき、上記一つのメモリ部
    が備えるメモリ選択データ端子部に供給されるテスト用
    メモリ選択データが、上記一つのメモリ部が非活性化状
    態とされることになるものとされることを特徴とする請
    求項4記載の半導体集積回路装置。
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