JP2001135084A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001135084A
JP2001135084A JP31709699A JP31709699A JP2001135084A JP 2001135084 A JP2001135084 A JP 2001135084A JP 31709699 A JP31709699 A JP 31709699A JP 31709699 A JP31709699 A JP 31709699A JP 2001135084 A JP2001135084 A JP 2001135084A
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Yoshiyuki Shimizu
禎之 清水
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Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/06Arrangements for interconnecting storage elements electrically, e.g. by wiring
    • G11C5/066Means for reducing external access-lines for a semiconductor memory clip, e.g. by multiplexing at least address and data signals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体記憶装置の入出力ピン数を削減する。 【解決手段】 多機能ピンは、アドレスビットの入力と
データビットの入出力との両方を実行するために設けら
れる。多機能ピンをアドレス入力およびデータ入出力の
いずれに使用するかは、独立したピンより入力されるア
ドレス入力イネーブル信号/ADeおよびデータ入出力
イネーブル信号/DQeによって決定される。各多機能
ピンごとに設けられる、アドレスレジスタ150、デー
タ入力レジスタ160、およびデータ出力レジスタ17
0は、アドレス入力イネーブル信号/ADe、データ入
出力イネーブル信号/DQeおよび入出力制御信号/W
Eの信号レベルの組み合わせに応答して、いずれか一つ
が動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、より特定的には、外部との間で信号の授受を行な
うためのピン数を削減することが可能な半導体記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置においては、外部から入
力される制御信号およびアドレス信号に基づいて、デー
タ信号の入出力動作および記憶動作を行なうが、これら
の信号の授受はチップ上に配置されるピンによって行な
われる。
【0003】図26は、一般的な半導体記憶装置500
のピン配置を説明する図である。図26には、一般的な
半導体記憶装置の例として、非同期式SRAM(Static
Random Access Memory)のピン配置が示される。
【0004】図26を参照して、制御ピン1〜制御ピン
5は、チップセレクト信号、書込制御入力信号およびア
ウトプットイネーブル信号等の制御信号を入力するため
のピンである。A0〜A15は、アドレス信号の各ビッ
トを入力するためのアドレスピンである。以下におい
て、アドレス信号の各ビットをアドレスビットとも称す
る。DQ1〜DQ15は、入出力データ信号の各ビット
を入出力するためのDQピンである。以下において、入
出力データ信号の各ビットをデータビットとも称する。
【0005】半導体記憶装置500においては、16ビ
ットのアドレス信号に応答して、16ビットの入出力デ
ータが外部との間で読出もしくは書込される。
【0006】半導体記憶装置500は、さらに、接地電
位VSSおよび電源電圧VCCを入力するためのピンを
有する。記号NCが付されているのは非接続のピンであ
る。
【0007】このように、従来の半導体記憶装置におい
ては、機能の異なる各信号ごとに独立してピンを配置す
る構成をとることが一般的であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メモリ
装置においては、大容量化や高機能化が進められてお
り、これに応じて、メモリセルを選択するためのアドレ
ス信号のビット数や、同時に入出力されるデータ信号の
ビット数の増大、および制御機能の追加による制御信号
の増加等を招いている。このように、ピン数が増加すれ
ば、デバイスのチップサイズも増加してしまう。その反
面、非同期型SRAMを始めとする半導体記憶装置は、
携帯電話など小型化が強く要求される機器に搭載される
機会も増えており、レイアウト面積の削減が重要な課題
の一つとなっている。
【0009】また、ピン数が増大すれば、同時に動作す
るピン数も増加するため、ピンに入力されたデータを受
ける入力バッファ回路において、入力初段を構成するト
ランジスタの貫通電流による消費電流の総和が増大して
しまうという問題も生じていた。
【0010】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、アドレスピン
とDQピンとの機能を統合したピンを設けることによっ
てトータルピン数を削減し、大容量化および高機能化が
図られた後でもチップサイズの増大を抑制することが可
能な半導体記憶装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、nビット(n:自然数)のアドレス信号に応
じて、mビット(m:自然数)のデータ信号を入出力す
る半導体記憶装置であって、行列状に配置される複数の
メモリセルを有するメモリセルアレイと、アドレス信号
の各ビットの組合せに応答して、複数のメモリセルのう
ちからm個のメモリセルを選択するアドレスデコード回
路と、選択されたm個のメモリセルとの間でデータの授
受を行なうためのデータ入出力回路と、アドレス信号の
入力およびデータ信号の入出力に共用される複数の多機
能端子と、複数の多機能端子にアドレス信号の入力を指
示するための第1の制御信号を入力する第1の制御端子
と、複数の多機能端子にデータ信号の入出力を指示する
ための第2の制御信号を入力する第2の制御端子と、複
数の多機能端子とアドレスデコード回路との間にそれぞ
れ配置され、第1の制御信号の活性化に応じて、対応す
る複数の多機能端子の1つに入力されている信号のレベ
ルを取込んで保持する複数のアドレスレジスタ回路と、
複数の多機能端子とデータ入出力回路との間それぞれに
配置され、第2の制御信号の活性化に応じて動作する複
数のデータレジスタ回路とを備え、各データレジスタ回
路は、データ書込時において、対応する複数の多機能端
子の1つに入力されている信号レベルをデータ入出力回
路へ伝達する入力データレジスタと、データ読出時にお
いて、データ入出力回路が出力する信号のレベルを対応
する複数の多機能端子の1つに伝達する出力データレジ
スタとを含む。
【0012】請求項2記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、複数の多機能端子の
少なくとも一つは、アドレス信号のうちの1ビットの入
力およびデータ信号のうちの1ビットの入出力とを実行
し、半導体記憶装置は、複数の多機能端子の少なくとも
一つに対応して、アドレスレジスタ、入力データレジス
タおよび出力データレジスタを1個ずつ備え、第2の制
御信号が活性状態である場合においては、半導体記憶装
置において読出動作および書込動作のいずれが実行され
るかを示す第3の制御信号に応答して、データ入力レジ
スタおよび出力レジスタのいずれか一方が動作する。
【0013】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、アドレス信号とデー
タ信号とのビット数は同一である。
【0014】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、複数の多機能端子の
少なくとも一つは、アドレス信号のうちのiビット
(i:m以下の自然数)の入力およびデータ信号のうち
の1ビットの入出力とを実行し、複数の多機能端子の少
なくとも一つに対応して設けられるアドレスレジスタ
は、対応する多機能端子とアドレスデコーダとの間に並
列に接続される、トランスファゲートおよびラッチ回路
のi個の組と、第1の制御信号が活性状態である場合に
おいて、i個のトランスファゲートのうちの1個を選択
的に動作させるアドレス入力制御回路とを含む。
【0015】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
4記載の半導体記憶装置であって、アドレス入力制御回
路は、Kビット(K:2K≧iの自然数)のカウント信
号を出力するカウント回路を含み、カウント回路は、第
2の制御信号に応答してカウント信号を初期化し、か
つ、第1の制御信号に応答してカウント信号をカウント
アップし、アドレス入力制御回路は、第1の制御信号が
活性状態である場合において、カウント信号の各ビット
の信号レベルの組合せに応じて、i個のトランスファゲ
ートのうちの1個をオンする。
【0016】請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項
4記載の半導体記憶装置であって、アドレス信号のビッ
ト数は、データ信号のビット数よりも大きい。
【0017】請求項7記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、複数の多機能端子の
少なくとも一つは、アドレス信号のうちの1ビットの入
力およびデータ信号のうちのjビット(j:n以下の自
然数)の入出力とを実行し、複数の多機能端子の少なく
とも一つに対応して設けられるデータ入力レジスタは、
対応する多機能端子とデータ入出力回路との間に並列に
接続される、トランスファゲートおよびラッチ回路のj
個の組と、第2の制御信号が活性状態であり、かつデー
タ書込が指示された場合において、データ入力レジスタ
中のj個のトランスファゲートのうちの1個を選択的に
オンするデータ入力制御回路とを含み、複数の多機能端
子の少なくとも一つに対応して設けられるデータ出力レ
ジスタは、対応する多機能端子とデータ入出力回路との
間に並列に接続される、トランスファゲートおよびラッ
チ回路のj個の組と、第2の制御信号が活性状態であ
り、かつデータ読出が指示された場合において、データ
出力レジスタ中のj個のトランスファゲートのうちの1
個を選択的にオンするデータ出力制御回路とを含む。
【0018】請求項8記載の半導体記憶装置は、請求項
7記載の半導体記憶装置であって、データ入力制御回路
は、Lビット(L:2L≧jの自然数)のカウント信号
を出力するカウント回路を含み、カウント回路は、第1
の制御信号に応答してカウント信号を初期化し、かつ、
第2の制御信号に応答してカウント信号をカウントアッ
プし、データ入力制御回路は、第2の制御信号が活性状
態であり、かつ第3の制御信号によってデータ書込が指
示されている場合において、カウント信号の各ビットの
信号レベルの組合せに応じて、データ入力レジスタ中の
j個のトランスファゲートのうちの1個を選択的にオン
する。
【0019】請求項9記載の半導体記憶装置は、請求項
7記載の半導体記憶装置であって、データ出力制御回路
は、Lビット(L:2L≧iの自然数)のカウント信号
を出力するカウント回路を含み、カウント回路は、第1
の制御信号に応答してカウント信号を初期化し、かつ、
第2の制御信号に応答してカウント信号をカウントアッ
プし、データ出力制御回路は、第2の制御信号が活性状
態であり、かつ第3の制御信号によってデータ読出が指
示されている場合において、カウント信号の各ビットの
信号レベルの組合せに応じて、データ出力レジスタ中の
j個のトランスファゲートのうちの1個を選択的にオン
する。
【0020】請求項10記載の半導体記憶装置は、請求
項7記載の半導体記憶装置であって、データ信号のビッ
ト数は、アドレス信号のビット数よりも大きい。
【0021】請求項11記載の半導体記憶装置は、請求
項1記載の半導体記憶装置であって、複数の多機能端子
の少なくとも一つは、アドレス信号のうちのiビット
(i:m以下の自然数)の入力およびデータ信号のうち
のjビットの入出力とを実行し、複数の多機能端子の少
なくとも一つに対応して設けられるアドレスレジスタ
は、多機能端子からアドレスデコーダとの間に並列に接
続される、トランスファゲートおよびラッチ回路のi個
の組と、第1の制御信号が活性状態である場合におい
て、アドレスレジスタ中のi個のトランスファゲートの
うちの1個を選択的に動作させるアドレス入力制御回路
とを含み、複数の多機能端子の少なくとも一つに対応し
て設けられるデータ入力レジスタは、対応する多機能端
子とデータ入出力回路との間に並列に接続される、トラ
ンスファゲートおよびラッチ回路のj個の組と、第2の
制御信号が活性状態であり、かつデータ書込が指示され
た場合において、データ入力レジスタ中のj個のトラン
スファゲートのうちの1個を選択的にオンするデータ入
力制御回路とを含み、複数の多機能端子の少なくとも一
つに対応して設けられるデータ出力レジスタは、対応す
る多機能端子とデータ入出力回路との間に並列に接続さ
れる、トランスファゲートおよびラッチ回路のj個の組
と、第2の制御信号が活性状態であり、かつデータ読出
が指示された場合において、データ出力レジスタ中のj
個のトランスファゲートのうちの1個を選択的にオンす
るデータ出力制御回路とを含む。
【0022】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
における同一符号は、同一または相当部分を示す。
【0023】[実施の形態1]以下、本発明の実施の形
態においては、アドレスピンとDQピンとのそれぞれの
機能を統合することが可能な半導体記憶装置の構成につ
いて説明する。実施の形態1においては、アドレス信号
のビット数と入出力データ信号のビット数とが同一の場
合に適した構成について説明する。
【0024】図1は、実施の形態1に従う半導体記憶装
置100のピン配置を説明するためのチップ外観図であ
る。図1には、一般的な半導体記憶装置の例として、非
同期式SRAMのピン配置が示される。
【0025】図1(a)には、比較のために従来の技術
の半導体記憶装置500のピン配置が示される。実施の
形態1に従う半導体記憶装置100においては、同数ず
つ設けられるアドレスピンおよびDQピンについて、そ
れぞれの1ピンずつの組に対応して、これらの機能を統
合した多機能ピンを配置する。
【0026】図1(b)に示すように、アドレスピンA
0〜A15およびDQピンDQ0〜DQ15に代えて、
多機能ピンMPA0〜MPA15が設けられる。多機能
ピンMP0〜MP15の各々は、1ビットのアドレスビ
ットの入力と1ビットのデータビットの入出力とを実行
する。
【0027】たとえば、多機能ピンMPA0において
は、アドレスピンA0に入力されるべきアドレスビット
とDQピンDQ0によって入出力されるべきデータビッ
トとが取り扱われる。他の多機能ピンMPA1〜MPA
15においても、対応するアドレスピンおよびDQピン
によって取り扱われるべきアドレスビットおよびデータ
ビットが入出力される。
【0028】半導体記憶装置100は、さらに、各多機
能ピンにおいて、アドレス入力およびデータ入出力のい
ずれが実行されるかを指定する、アドレス入力イネーブ
ル信号/ADeおよびデータ入出力イネーブル信号/D
Qeを入力するためのピンを備える。
【0029】アドレス入力イネーブル信号/ADeは、
各多機能ピンにおいてアドレス信号の入力を実行する場
合に活性化(Lレベル)される信号である。一方、デー
タ入出力イネーブル信号/DQeは、各多機能ピンにお
いて、データの入出力を実行する場合に活性化(Lレベ
ル)される信号である。
【0030】このように、図1の例においては、多機能
ピンによってアドレス入力ピンとデータ入出力ピンの機
能を統合することにより、アドレス入力イネーブル信号
/ADeおよびデータ入出力イネーブル信号/DQeを
入力するためのピンが2個増える一方で、アドレスピン
およびデータ入出力ピンを16個削減できるので、トー
タルのピン数を14削減することが可能となる。
【0031】次に、多機能ピンによってアドレス入力お
よびデータ入出力を実行することが可能な半導体記憶装
置100の内部構成について説明する。
【0032】図2は、データ読出および書込時における
アドレス入力およびデータ入出力を説明するためのタイ
ミングチャートである。図2においては、多機能ピンの
うちMPA0における入出力動作について代表的に説明
する。
【0033】また以下においては、外部から上記のアド
レス入力イネーブル信号/ADeもしくはデータ入出力
イネーブル信号/DQeが活性化されるそれぞれのタイ
ミングを「レート」と称することとする。各レートにお
いて、各イネーブル信号の信号レベルに応じて、多機能
ピンにおいてアドレスビットおよびデータビットのいず
れか一方が取り扱われる。
【0034】図2(a)は、データ書込時におけるアド
レス入力およびデータ入出力を説明するためのタイミン
グチャートである。
【0035】第1レートにおいてはアドレス入力イネー
ブル信号/ADeが活性化され、多機能ピンにアドレス
信号ADD(A)の各ビットがそれぞれ入力される。多
機能ピンMPA0には、アドレス信号ADD(A)のう
ちアドレスビットADD0(A)が入力される。
【0036】次に、第2レートにおいてデータ入出力イ
ネーブル信号/DQeが活性化されると、多機能ピンM
PA0〜MPA15には、アドレス信号ADD(A)に
書込まれるデータ信号D(A)の各ビットが入力され
る。多機能ピンMPA0には、データ信号D(A)のう
ちデータビットD0(A)が入力される。
【0037】次に、第3レートにおいて再びアドレス入
力イネーブル信号/ADeが活性化されると、各多機能
ピンにアドレス信号ADD(B)の各ビットが入力さ
れ、多機能ピンMPA0には、アドレスビットADD0
(B)が入力される。
【0038】これに対応して、第4レートにおいてデー
タ入出力イネーブル信号/DQeが活性化されると、ア
ドレス信号ADD(B)に対応するデータ信号D(B)
が入力され、多機能ピンMPA0には、データビットD
0(B)が入力される。
【0039】第5レートおよび第6レートにおいても、
同様にアドレス信号ADD(C)の入力および、これに
対応するデータ信号D(C)の入力がそれぞれ実行され
る。
【0040】次に、図2(b)によって、データ読出時
におけるアドレス入力およびデータ入出力を説明する。
【0041】図2(b)を参照して、第1レートにおい
て、アドレス入力イネーブル信号/ADeの活性化に応
じて、多機能ピンにはアドレス信号ADD(D)が入力
され、多機能ピンMPA0には、アドレス信号ADD
(D)のうちアドレスビットADD0(D)が入力され
る。
【0042】続いて、第2レートにおいてデータ入出力
イネーブル信号/DQeが活性化されると、メモリセル
アレイに対して読出動作が実行され、アドレス信号AD
D(D)に対応するデータ信号Q(D)が各多機能ピン
から出力される。多機能ピンMPA0からは、データ信
号Q(D)のうちデータビットQ0(D)が出力され
る。
【0043】同様に、第3レートおよび第4レートにお
いては、アドレス信号ADD(E)の入力と、これに対
応するデータ信号Q(E)の読出が実行され、第5レー
トおよび第6レートにおいては、アドレス信号ADD
(F)の入力と、これに応答するデータ信号Q(F)の
読出が実行される。
【0044】他の多機能ピンにおいても、同様に対応す
るアドレスビットの入力とデータビットの入出力とが実
行される。この結果、半導体記憶装置100において
は、2レートを1セットとして、データ書込およびデー
タ読出動作が実行される。
【0045】図3は、実施の形態1に従う半導体記憶装
置100の全体構成およびアドレス入力時における信号
伝達経路を説明する概略ブロック図である。図3には、
多機能ピンのうち代表的にMPA0および対応する回路
が示される。
【0046】まず、半導体記憶装置100の全体構成に
ついて説明する。図3を参照して、半導体記憶装置10
0は、行列状に配置された複数のメモリセルを有するメ
モリアレイ110と、アドレス信号の各ビットADD0
〜ADD15に応答して、メモリアレイ中のメモリセル
を選択するためのアドレスデコーダ120とを備える。
なお、アドレスデコーダ120は、1個のアドレス信号
の入力に応答して、メモリアレイ110中において16
個のメモリセルを選択する機能を有する。詳細は図示し
ないが、たとえば、メモリアレイ110が16個のサブ
アレイに分割されており、アドレス信号の各ビットAD
D0〜ADD15の組合せに応答して、各サブアレイに
おいてメモリセルが選択されることにより、アドレスビ
ットADD0〜ADD15に応答して、メモリアレイ1
10中の16個のメモリセルを選択できる。
【0047】半導体記憶装置100は、さらに、メモリ
アレイ110内で選択されたメモリセルに対して、デー
タビットD0〜D15の書込およびデータビットQ1〜
Q15の読出を実行するためのデータ入出力回路130
を備える。データ入出力回路130は、書込制御信号W
RTに制御されて、入力されたデータ信号の各データビ
ットD0〜D15をメモリアレイ110中の選択された
メモリセルに書込むためのライトバッファ132と、メ
モリアレイ110中の選択されたメモリセルから読出さ
れた記憶データを増幅してデータビットQ0〜D15を
出力するセンスアンプ回路134とを含む。
【0048】半導体記憶装置100はさらに、アドレス
入力イネーブル信号/ADeを受けるバッファ140
と、データ入出力イネーブル信号/DQeを受けるバッ
ファ142と、多機能ピンに入力された信号を受ける入
力バッファ144と、多機能ピンから出力されるデータ
を発生する出力バッファ146とを備える。
【0049】半導体記憶装置100は、さらに、アドレ
ス入力イネーブル信号/ADeの活性状態(Lレベル)
時において動作し、入力バッファ144を介して与えら
れる多機能ピンMPA0に入力された信号レベルをアド
レスビットADD0としてアドレスデコーダ120に伝
達するためのアドレスレジスタ150を備える。
【0050】半導体記憶装置100は、さらに、データ
入出力イネーブル信号/DQeおよび入出力制御信号/
WEに応答して動作するデータ入力レジスタ160およ
びデータ出力レジスタ170を備える。
【0051】入出力制御信号/WEは、データ入出力時
において、データ読出およびデータ書込のいずれが実行
されるかを示す信号であって、その信号レベルは、デー
タ書込時においてはLレベルに設定され、データ読出時
においてはHレベルに設定される。
【0052】データ入力レジスタ160は、データ入出
力イネーブル信号/DQeが活性状態(Lレベル)であ
って、かつ入出力制御信号/WEがLレベルである場合
に動作し、入力バッファ144を介して与えられる多機
能ピン入力ピンMPA0への入力信号レベルをデータビ
ットD0としてライトバッファ132に伝達する。
【0053】データ出力レジスタ170は、データ入出
力イネーブル信号/DQeが活性状態(Lレベル)であ
り、かつ入出力制御信号/WEがHレベルである場合に
動作し、センスアンプ回路134より出力されたデータ
ビットQ0を出力バッファ146を介して多機能ピンM
PA0に出力する。
【0054】図3においては、矢印によってアドレス入
力時の信号経路が示される。アドレス入力時において
は、アドレス入力イネーブル信号/ADeは活性状態
(Lレベル)であり、データ入出力イネーブル信号/D
Qeは非活性状態(Hレベル)とされるので、アドレス
レジスタ150が動作状態(ON)となる一方で、デー
タ入力レジスタおよびデータ出力レジスタは非動作状態
(OFF)とされる。したがって、多機能ピンMPA0
に入力された信号は、入力バッファ144およびアドレ
スレジスタ150によって、アドレスビットADD0と
してアドレスデコーダ120に伝達される。
【0055】その他の多機能ピンMPA1〜MPA15
に対しても、同様にアドレスレジスタ、データ入力レジ
スタおよびデータ出力レジスタが設けられる。以上のよ
うな構成とすることによって、アドレスデコーダ120
は多機能ピンMPA0より各アドレスビットADD0〜
ADD15を受けることができる。同様に、データ入出
力回路130によってメモリアレイ110との間で入出
力が処理されるデータビットD0〜D15およびQ0〜
Q15は、多機能ピンMPA0〜MPA15をそれぞれ
介して、外部との間で授受される。
【0056】図4は、アドレスレジスタ150の構成を
示す回路図である。図4を参照して、アドレスレジスタ
150は、アドレス入力イネーブル信号/ADeに応答
して入力バッファ144から出力される信号レベルをラ
ッチ回路152に伝達するトランスファゲートTG10
と、トランスファゲートTG10によって伝達された信
号レベルを保持し、アドレスビットADD0として出力
するラッチ回路152とを含む。このような構成とする
ことにより、アドレス入力イネーブル信号/ADeが活
性化されたレートにおいて、多機能ピンMPA0に入力
アドレスビットADD0をアドレスデコーダ120に伝
達することができる。
【0057】アドレスデコーダ120は、他の多機能ピ
ンに対して設けられたアドレスレジスタからも同様にア
ドレスビットを受けて、アドレスビットADD0〜AD
D15に応じて、メモリアレイ110中の読出/書込の
対象となるメモリセル群を選択する。
【0058】図5は、データ入力レジスタ160の構成
を示す回路図である。図5を参照して、データ入力レジ
スタ160は、データ入出力イネーブル信号/DQeお
よび入出力制御信号/WEに応答して入力バッファ14
4から出力される信号レベルをラッチ回路162に伝達
するトランスファゲートTG12と、トランスファゲー
トTG12によって伝達された信号レベルをデータビッ
トD0として出力するラッチ回路162とを含む。
【0059】データ入力レジスタ160は、データ入出
力イネーブル信号/DQeが活性化(Lレベル)された
レートにおいて、データ入出力制御信号/WEがLレベ
ルに設定されている場合、すなわちデータ書込が指示さ
れている場合において、入力バッファ144の出力する
信号レベルを取込んで、ラッチ回路162によって保持
する。この結果、データ書込時において多機能ピンMP
A0に入力されたデータビットD0をライトバッファ1
32に伝達することができる。
【0060】ライトバッファ132は、他の多機能ピン
に対して設けられた、同様の構成を有するデータ入力レ
ジスタからも同様にデータビットを受けて、メモリアレ
イ110中の、アドレスデコーダ120によって選択さ
れたメモリセル群に対して、データビットD0〜D15
をそれぞれ書込む。
【0061】図6は、データ出力レジスタ170の構成
を示す回路図である。図6を参照して、データ出力レジ
スタ170は、センスアンプ回路134が出力する読出
データのデータビットQ0の信号レベルを保持するラッ
チ回路172と、データ入出力イネーブル信号/DQe
および入出力制御信号/WEに応答してラッチ回路17
2の保持するデータを出力バッファ146に伝達するト
ランスファゲートTG14とを含む。
【0062】データ出力レジスタ170は、センスアン
プ回路134の出力する信号レベルを取込んでラッチ回
路172によって保持し、データ入出力イネーブル信号
/DQeが活性化(Lレベル)されたレートにおいて、
データ入出力制御信号/WEがHレベルに設定されてい
る場合、すなわちデータ読出が指示されている場合に、
ラッチ回路172に保持されたデータを出力バッファ1
46を介して多機能ピンMPA0に出力する。この結
果、多機能ピンMPA0は、データ読出時におセンスア
ンプ回路134の出力するデータビットQ0を出力する
ことができる。
【0063】センスアンプ回路134は、他の多機能ピ
ンに対して設けられる、同様の構成を有するデータ出力
レジスタに対しても同様にデータビットを出力する。こ
れにより、メモリアレイ110中の、アドレスデコーダ
120によって選択されたメモリセル群から読出された
データビットQ0〜Q15は、対応する多機能ピンから
それぞれ出力される。
【0064】図7は、データ読出および書込時における
信号伝達経路を説明する図である。図7(a)は、半導
体記憶装置100のデータ書込時における信号の流れを
示す図である。データ書込時においては、アドレス入力
イネーブル信号/ADeは非活性(Hレベル)化され、
データ入出力イネーブル信号/DQeが活性化(Lレベ
ル)される。また、メモリアレイへの書込を実行するた
めに入出力制御信号/WEはLレベルに設定される。
【0065】これに応じて、データ入力レジスタ160
は動作状態(ON)とされ、アドレスレジスタ150お
よびデータ出力レジスタ170は非動作状態(OFF)
とされる。したがって、データ入力時においては、多機
能ピンMPA0に入力された信号は、入力バッファ14
4およびデータ入力レジスタ160を介して、データビ
ットD0としてライトバッファ132に伝達される。
【0066】MPA0以外の他の多機能ピンMPA1〜
MPA15に対しても、対応するデータ入力レジスタの
それぞれによって同様の動作が実行される。この結果、
データ入出力イネーブル信号/DQeが活性化(Lレベ
ル)されたレートにおいて、データ入出力制御信号/W
EがLレベルに設定されるデータ書込時においては、多
機能ピンMPA0〜MPA15より入力された信号が、
データビットD0〜D15としてメモリアレイに書込ま
れる。
【0067】図7(b)は、半導体記憶装置100にお
けるデータ読出時の信号伝達経路を示す図である。
【0068】データ読出時においては、データ書込時と
同様に、アドレス入力イネーブル信号/ADeが非活性
状態(Hレベル)とされ、データ入出力イネーブル信号
/DQeが活性状態(Lレベル)とされる一方で、入出
力制御信号/WEは、メモリアレイへの読出動作を指示
するためにHレベルに設定される。
【0069】これに応じて、データ入力レジスタ160
とデータ出力レジスタのオンオフが入替わり、データ出
力レジスタ170が動作状態(ON)とされる一方で、
データ入力レジスタ160は非動作状態(OFF)とさ
れる。アドレスレジスタ150は非動作状態(OFF)
のままである。したがって、データ出力時においてはセ
ンスアンプ回路134によって読出されたデータビット
Q0は、データ出力レジスタ170および出力バッファ
146を経由して多機能ピンMPA0より出力される。
【0070】MPA0以外の他の多機能ピンMPA1〜
MPA15においても、対応するデータ出力レジスタに
よって同様の動作が実行される。この結果、データ読出
時においては、データビットQ0〜Q15が、データ入
出力制御信号/WEがHレベルに設定され、かつデータ
入出力イネーブル信号/DQeが活性化(Lレベル)さ
れたレートにおいて、多機能ピンMPA0〜MPA15
から出力される。
【0071】なお、実施の形態1においては、アドレス
信号のビット数と入出力信号のビット数が等しい場合を
例として説明したが、実施の形態1の適用は、このよう
な場合に必ずしも限定されるものではない。すなわち、
実施の形態1に示す多機能ピンおよび各レジスタ回路の
構成の適用は、アドレス信号と入出力データ信号とのビ
ット数が異なる場合であっても、1ビットのアドレスビ
ットの入力と1ビットのデータビットの入出力とを統合
して実行する多機能ピンを有する構成について適用する
ことが可能である。
【0072】また、本発明においては、アドレスデコー
ドイネーブル信号/ADeおよびデータ入出力イネーブ
ル信号/DQeを独立した制御信号として外部から与え
る構成としているため、非同期式の半導体記憶装置にお
いても、アドレスピンとDQピンとの機能の統合を図る
ことができる。
【0073】[実施の形態2]実施の形態2において
は、アドレス信号のビット数が入出力データ信号のビッ
ト数よりも多い場合において、両者を効果的に統合して
取り扱うことが可能な多機能ピンおよび、これに対応し
て設けられる各レジスタ回路の構成について説明する。
【0074】図8は、本発明の実施の形態2に従う半導
体記憶装置200のピン配置を説明するためのチップ外
観図である。
【0075】図8(a)には、比較のために、アドレス
ピンA0〜A13によって入力される14ビットのアド
レス信号に応答して、DQピンDQ0〜DQ7によって
8ビットのデータ信号の入出力を実行する従来の技術の
半導体記憶装置510のピン配置が示される。実施の形
態2に従う半導体記憶装置200は、2個のアドレスピ
ンおよび1個のDQピンの機能を統合した多機能ピンを
有することを特徴とする。
【0076】図8(b)に示すように、アドレスピンA
0〜A13およびDQピンDQ0〜DQ7に代えて、多
機能ピンMPB0〜MPB7が設けられる。多機能ピン
のうちMPBP0〜MPB5の各々は、2ビットのアド
レスビットの入力と1ビットのデータビットの入出力と
を実行する。たとえば、多機能ピンMPB0において
は、アドレスピンA0およびA1に入力されるべきアド
レスビットとDQピンDQ0によって入出力されるべき
データビットとが取り扱われる。また、アドレスビット
数が14であるのに対して、多機能ピン数は8であるの
で、2ビットのアドレスビットが入力されるMPB0〜
MPB5の他に、MPB6,MPB7のように、アドレ
スビットは1ビットしか入力されない多機能ピンも混在
する構成となる。
【0077】半導体記憶装置200は、半導体記憶装置
100の場合と同様に、アドレス入力イネーブル信号/
ADeおよびデータ入出力イネーブル信号/DQeを入
力するためのピンをさらに備える。
【0078】このように図8の例においては、多機能ピ
ンによってアドレス入力ピンとデータ入出力ピンの機能
を統合することにより、アドレス入力イネーブル信号/
ADeおよびデータ入出力イネーブル信号/DQeを入
力するためのピンが2個増える一方で、アドレスピンお
よびデータ入出力ピンを14個削減できるので、トータ
ルのピン数を12削減することが可能となる。
【0079】図9は、半導体記憶装置200におけるア
ドレス入力およびデータ入出力を説明するタイミングチ
ャートである。図9においては、多機能ピンのうちMP
B0(2ビットのアドレスビットを入力)をおよびMP
B6(1ビットのアドレスビットを入力)における入出
力動作について代表的に説明する。
【0080】図9(a)は、データ書込時における半導
体記憶装置200のアドレス入力およびデータ入出力を
説明するためのタイミングチャートである。
【0081】第1レートにおいてはアドレス入力イネー
ブル信号/ADeが活性化され、多機能ピンにアドレス
信号ADD(A)のアドレスビットの一部がそれぞれ入
力される。多機能ピンMPB0には、アドレス信号AD
D(A)のうちアドレスビットADD0(A)が入力さ
れ、多機能ピンMPB6には、アドレスビットADD1
2(A)が入力される。
【0082】次に、第2レートにおいてアドレス入力イ
ネーブル信号/ADeが再び活性化されると、多機能ピ
ンにアドレス信号ADD(A)のアドレスビットの残り
がそれぞれ入力される。多機能ピンMPA0には、アド
レス信号ADD(A)のうちアドレスビットADD1
(A)が入力される。一方、多機能ピンMPB6には、
1ビットのアドレスビットしか割り当てられていないた
め、このレートにおいては、アドレスビットの入力は行
なわれない。
【0083】第3レートにおいてデータ入出力イネーブ
ル信号/DQeが活性化されると、多機能ピンMPB0
〜MPB7には、アドレス信号ADD(A)に書込まれ
るデータ信号D(A)の各ビットが入力される。多機能
ピンMPB0には、データ信号D(A)のうちデータビ
ットD0(A)が入力され、多機能ピンMPB6には、
データビットD5(A)が入力される。
【0084】第4および第5レートにおいて、同様にア
ドレス信号ADD(B)の入力が実行され、第6レート
において、これに対応するデータ信号D(B)の入力が
同様に実行される。
【0085】次に、図9(b)によって、データ書込時
における半導体記憶装置200のアドレス入力およびデ
ータ入出力を説明する。
【0086】図9(b)を参照して、第1レートにおい
てはアドレス入力イネーブル信号/ADeが活性化さ
れ、多機能ピンに読出動作の対象となるアドレス信号A
DD(C)のアドレスビットの一部がそれぞれ入力され
る。多機能ピンMPB0には、アドレス信号ADD
(C)のうちアドレスビットADD0(C)が入力さ
れ、多機能ピンMPB6には、アドレスビットADD1
2(C)が入力される。
【0087】次に、第2レートにおいてアドレス入力イ
ネーブル信号/ADeが再び活性化されると、多機能ピ
ンにアドレス信号ADD(C)のアドレスビットの残り
がそれぞれ入力される。多機能ピンMPA0には、アド
レス信号ADD(C)のうちアドレスビットADD1
(C)が入力される。一方、多機能ピンMPB6には、
1ビットのアドレスビットしか割り当てられていないた
め、データ書込時と同様に、このレートにおいては、ア
ドレスビットの入力は行なわれない。
【0088】続いて、第3レートにおいてデータ入出力
イネーブル信号/DQeが活性化されると、メモリセル
アレイに対して読出動作が実行され、アドレス信号AD
D(C)に対応するデータ信号Q(C)が各多機能ピン
から出力される。多機能ピンMPB0からは、データ信
号Q(C)のうちデータビットQ0(C)が出力され、
多機能ピンMPB6からは、データビットQ5(C)が
出力される。
【0089】第4および第5レートにおいて、同様に、
読出の対象となるアドレス信号ADD(D)の入力が実
行され、第6レートにおいて、これに対応するデータ信
号Q(D)の出力が同様に実行される。
【0090】他の多機能ピンにおいても、同様に対応す
るアドレスビットの入力とデータビットの入出力とが実
行される。この結果、半導体記憶装置200において
は、3レートを1セットとして、データ書込およびデー
タ読出動作が実行される。
【0091】図10は、実施の形態2に従う半導体記憶
装置200の全体構成およびアドレス入力時における信
号伝達経路を説明する概略ブロック図である。図10に
は、多機能ピンのうち代表的にMPB0および対応する
回路が示される。
【0092】図10を参照して、実施の形態2に従う半
導体記憶装置200は、実施の形態1の半導体記憶装置
100と比較して、アドレスレジスタ150に代えて、
アドレスレジスタ250を備える点で異なる。
【0093】アドレスレジスタ250は、多機能ピンM
PB0に対して2ビットのアドレスビットが入力される
ことに対応して、設けられるものである。半導体記憶装
置200のその他の回路構成および動作については、ラ
イトバッファおよびセンスアンプ回路によって入出力さ
れるデータビット数以外については半導体記憶装置10
0の場合と同様であるので、説明は繰返さない。
【0094】図11は、アドレスレジスタ250の構成
を示す回路図である。図11においては、多機能ピンM
PB0に対応して設けられるアドレスレジスタ250の
構成が示される。
【0095】図11を参照して、アドレスレジスタ25
0は、図4に示したアドレスレジスタ150を2個並列
に有する構成となっている。
【0096】アドレスレジスタ250は、入力バッファ
144を介して多機能ピンMPB0に入力された信号が
伝達されるノードとラッチ回路252および254との
間にそれぞれ接続されるトランスファゲートTG20お
よびTG22と、トランスファゲートTG20およびT
G22によって伝達された信号レベルを保持するラッチ
回路252および254とを含む。
【0097】ラッチ回路252および254は、保持す
る信号レベルをアドレスビットADD0およびADD1
としてそれぞれ出力する。
【0098】アドレスレジスタ250は、さらに、トラ
ンスファゲートTG20およびTG22のオンオフを制
御するための制御信号CA0およびCA1を出力するア
ドレス入力制御回路255をさらに含む。
【0099】アドレス入力制御回路255は、アドレス
デコードイネーブル信号/ADeおよびデータ入出力イ
ネーブル信号/DQeに応答して、多機能ピンMPA0
にアドレスビットADD0が入力されている場合におい
ては、トランスファゲートTG20をオンし、アドレス
ビットADD1が入力されている場合にはトランスファ
ゲートTG22をオンする。
【0100】図12は、アドレス入力制御回路255の
構成を説明する回路図である。図12を参照して、アド
レス入力制御回路255は、アドレス入力イネーブル信
号/ADeおよびデータ入出力イネーブル信号/DQe
を受けてカウント信号CNTを出力するカウント回路2
57と、制御信号CA0を出力する論理ゲートLG20
と、制御信号CA1を出力する論理ゲートLG22とを
含む。
【0101】カウント回路257は、アドレス入力時に
おけるアドレスビットを区別するために、1ビットのカ
ウント信号CNTを出力する。カウント回路257は、
データ入出力信号/DQeが活性化されるたびごとにカ
ウント信号CNTをクリアしてLレベルに設定するとと
もに、アドレス入力イネーブル信号/ADeが活性化
(Lレベルへ)された後に再び非活性化(Hレベルへ)
されるタイミングにおいて、カウント値を増やす。すな
わち、この場合においては、カウント信号CNT(1ビ
ット)の信号レベルを反転する。
【0102】論理ゲートLG20は、アドレス入力イネ
ーブル信号/ADeおよびカウント信号CNTの両方が
Lレベルである場合に、制御信号CA0を活性状態(L
レベル)として、トランスファゲートTG20をオンす
る。一方、論理ゲートLG22は、アドレス入力イネー
ブル信号/ADeがLレベルであり、カウント信号CN
TがHレベルである場合に制御信号CA1を活性状態
(Lレベル)として、トランスファゲートTG22をオ
ンする。
【0103】したがって、図9と対応づけて説明する
と、第1レートにおいては、制御信号CA0が活性化さ
れ、第2レートにおいては制御信号CA1が活性化され
ることになる。したがって、多機能ピンMPB0に入力
されたアドレスビットADD0およびADD1は、トラ
ンスファゲートTG20およびTG22のオンに応答し
て、ラッチ回路252および254にそれぞれ格納さ
れ、アドレスデコーダ120にそれぞれ伝達されること
となる。
【0104】このような構成とすることにより、1つの
多機能ピンを用いて、2ビットのアドレスビットの入力
と1ビットのデータビットの入出力とを合せて実行する
ことができる。
【0105】再び図10を参照して、矢印によって半導
体記憶装置200におけるアドレス入力時の信号経路が
示される。アドレス入力時においては、アドレス入力イ
ネーブル信号/ADeは活性状態(Lレベル)であり、
データ入出力イネーブル信号/DQeは非活性状態(H
レベル)とされるので、アドレスレジスタ150が動作
状態(ON)となる一方で、データ入力レジスタおよび
データ出力レジスタは非動作状態(OFF)とされる。
したがって、多機能ピンMPB0に入力された信号は、
入力バッファ144およびアドレスレジスタ150によ
って、アドレスビットADD0としてアドレスデコーダ
120に伝達される。
【0106】その他の多機能ピンMPB1〜MPB7に
対しても、同様にアドレスレジスタ、データ入力レジス
タおよびデータ出力レジスタが設けられる。1ビットの
アドレスビットのみが入力される多機能ピンMPB6,
MPB7に対応する各レジスタ回路については、入力が
予定されるアドレスビットに対応するラッチ回路のみを
アドレスデコーダ120と接続する構成とすればよい。
【0107】以上のような構成とすることによって、ア
ドレスデコーダ120は多機能ピンMPB0〜MPB7
より各アドレスビットADD0〜ADD13を受けるこ
とができる。また、データ入出力回路130によってメ
モリアレイ110との間で入出力が処理されるデータビ
ットD0〜D7およびQ0〜Q7は、多機能ピンMPB
0〜MPB7をそれぞれ介して、外部との間で授受され
る。
【0108】図13は、実施の形態2に従う半導体記憶
装置200のデータ読出および書込時における信号伝達
経路を説明する図である。
【0109】図13(a)は、半導体記憶装置200の
データ書込時における信号の流れを示す図である。デー
タ書込時においては、アドレス入力イネーブル信号/A
Deは非活性(Hレベル)化され、データ入出力イネー
ブル信号/DQeが活性化(Lレベル)される。また、
データ書込時においては、メモリアレイへの書込を実行
するために入出力制御信号/WEはLレベルに設定され
る。
【0110】これに応じて、データ入力レジスタ160
は動作状態(ON)とされ、多機能ピンに入力されたデ
ータビットは、選択的にオンされたトランスファゲート
を介してライトバッファ132に伝達される。一方、ア
ドレスレジスタ150およびデータ出力レジスタ170
は非動作状態(OFF)とされる。したがって、データ
入力時においては、多機能ピンMPB0に入力された信
号は、入力バッファ144およびデータ入力レジスタ1
60を介して、データビットD0としてライトバッファ
132に伝達される。
【0111】MPB0以外の他の多機能ピンMPB1〜
MPB7に対しても、対応するデータ入力レジスタ回路
によって同様の動作が実行される。この結果、データ入
出力イネーブル信号/DQeが活性化(Lレベル)され
たレートにおいて、データ入出力制御信号/WEがLレ
ベルに設定されるデータ書込時においては、多機能ピン
MPB0〜MPB7より入力された信号が、データビッ
トD0〜D7としてメモリアレイに書込まれる。
【0112】図13(b)は、半導体記憶装置200に
おけるデータ読出時の信号伝達経路を示す図である。
【0113】データ読出時においては、データ書込時と
同様に、アドレス入力イネーブル信号/ADeが非活性
状態(Hレベル)とされ、データ入出力イネーブル信号
/DQeが活性状態(Lレベル)とされる一方で、入出
力制御信号/WEは、メモリアレイへの読出動作を指示
するためにHレベルに設定される。
【0114】これに応じて、データ入力レジスタ160
とデータ出力レジスタのオンオフが入替わり、データ出
力レジスタ170が動作状態(ON)とされ、センスア
ンプ回路134から出力されたデータビットは、選択的
にオンされたトランスファゲートを介して多機能ピンに
伝達される。一方、データ入力レジスタ160は非動作
状態(OFF)とされる。アドレスレジスタ150は非
動作状態(OFF)のままである。したがって、データ
出力時においてはセンスアンプ回路134によって読出
されたデータビットQ0は、データ出力レジスタ170
および出力バッファ146を経由して多機能ピンMPB
0より出力される。
【0115】MPB0以外の他の多機能ピンMPB1〜
MPB7においても、対応する各レジスタ回路によって
同様の動作が実行される。この結果、データ読出時にお
いては、データビットQ0〜Q7が、データ入出力制御
信号/WEがHレベルに設定され、かつデータ入出力イ
ネーブル信号/DQeが活性化(Lレベル)されたレー
トにおいて、多機能ピンMPB0〜MPB7から出力さ
れる。
【0116】なお、実施の形態2に示す多機能ピンおよ
び各レジスタ回路の構成は、アドレス信号と入出力デー
タ信号とのビット数が図8に示した例とは異なる場合で
あっても、2ビットのアドレスビットの入力と1ビット
のデータビットの入出力とを統合して実行する多機能ピ
ンについて適用することが可能である。
【0117】また、実施の形態3においては、多機能ピ
ンにおいて2ビットのアドレスビットと1ビットのデー
タビットの入出力を実行する構成について説明したが、
この構成は、多機能ピンにおいて、1ビットのデータビ
ットの入出力とnビット(n:3以上の自然数)のアド
レスビットの入力とを実行する構成に応用することがで
きる。この場合には、アドレスレジスタにおいて、ラッ
チ回路およびトランスファゲートのペアをn個並列に配
置して、カウント信号のビット数Lを2L≧nとして、
カウント信号のカウントアップに応じて順にトランスフ
ァゲートを1つずつオンする構成とすることによって対
応することが可能である。
【0118】[実施の形態3]実施の形態2において
は、入出力データ信号のビット数がアドレス信号のビッ
ト数よりも多い場合において、両者を統合して取り扱う
ことが可能な多機能ピンおよび、これに対応して設けら
れる各レジスタ回路の構成について説明する。
【0119】図14は、実施の形態3に従う半導体記憶
装置300のピン配置を説明するチップ外観図である。
【0120】図14(a)には、比較のために、アドレ
スピンA0〜A11によって入力される12ビットのア
ドレス信号に応答して、DQピンDQ0〜DQ15によ
って16ビットのデータ信号の入出力を実行する従来の
技術の半導体記憶装置520のピン配置が示される。実
施の形態3に従う半導体記憶装置300は、2個のDQ
ピンおよび1個のアドレスピンの機能を統合した多機能
ピンを有することを特徴とする。
【0121】図14(b)に示すように、アドレスピン
A0〜A7およびDQピンDQ0〜DQ15に代えて、
多機能ピンMPC0〜MPC7が設けられる。多機能ピ
ンMPC0〜MPC7の各々は、2ビットのデータビッ
トの入出力と1ビットのアドレスビットの入力とを実行
する。たとえば、多機能ピンMPC0においては、アド
レスピンA0に入力されるべきアドレスビットとDQピ
ンDQ0およびDQ1によって入出力されるべきデータ
ビットとが取り扱われる。また、アドレスビット数と多
機能ピン数との関係上、アドレスピンA8〜A11は機
能統合の対象とされずにそのまま残されている。
【0122】半導体記憶装置300は、半導体記憶装置
100の場合と同様に、アドレス入力イネーブル信号/
ADeおよびデータ入出力イネーブル信号/DQeを入
力するためのピンをさらに備える。
【0123】このように、多機能ピンによって、アドレ
ス入力ピンとデータ入出力ピンの機能を統合することに
より、アドレス入力イネーブル信号/ADeおよびデー
タ入出力イネーブル信号/DQeを入力するためのピン
が2個増える一方で、アドレスピンおよびデータ入出力
ピンを16個削減できるので、トータルのピン数を14
削減することが可能となる。
【0124】図15は、半導体記憶装置300における
アドレス入力およびデータ入出力を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【0125】図15においては、多機能ピンのうちMP
C0(2ビットのデータビットを入出力)をおよびアド
レスピンA9における入出力動作について代表的に説明
する。
【0126】半導体記憶装置300においては、多機能
ピンにおいて、1ビットのアドレスビットと2ビットの
データビットの合せて3ビットの入出力を実行するの
で、3レートによって1セットの書込動作が実行され
る。
【0127】図15(a)は、データ書込時における半
導体記憶装置200のアドレス入力およびデータ入出力
を説明するためのタイミングチャートである。
【0128】図15(a)を参照して、第1レートにお
いて、アドレスデコードイネーブル信号/ADeが活性
化され、アドレス信号ADD(A)の各ビットが入力さ
れる。多機能ピンMPC0およびアドレスピンA9にお
いては、それぞれアドレスビットADD0(A)および
ADD9(A)が入力される。
【0129】次に、第2レートおよび第3レートにおい
て、データ入出力イネーブル信号/DQeが活性化さ
れ、データ信号の各ビットD0〜D15が入力される。
これに対応して、多機能ピンMPC0においては、第2
レートにおいてデータビットD0(A)が入力され、第
3レートにおいては、データビットD1(A)が入力さ
れる。一方、アドレスピンA9は、アドレス信号のみの
入力を行なうので、データ信号は入力されない。
【0130】第4レートから第6レートにおいても、同
様の信号入力が実行され、第4レートにおいては、アド
レスデコードイネーブル信号/ADeの活性化に応じ
て、アドレス信号ADD(B)の各ビットが入力され、
多機能ピンMPC0およびアドレスピンA9において
は、それぞれアドレスビットADD0(B)およびAD
D9(B)が入力される。第5レートおよび第6レート
においては、データ信号の各ビットD0〜D15が入力
される。これに対応して、データ入出力イネーブル信号
/DQeの活性化に応じて、多機能ピンMPC0におい
ては、第5レートにおいてデータビットD0(B)が入
力され、第6レートにおいては、データビットD1
(B)が入力される。一方、アドレスピンA9は、アド
レス信号のみの入力を行なうので、データ信号は入力さ
れない。
【0131】図15(b)は、データ読出時における多
機能ピンMPC0およびアドレスピンA9の信号入出力
を示す。
【0132】図15(b)を参照して、第1レートにお
いて、アドレスデコードイネーブル信号/ADeの活性
化に応じて、アドレス信号ADD(C)が入力される。
これに対応して、多機能ピンMPC0にはアドレスビッ
トADD0(C)が入力され、アドレスピンA9にはア
ドレスビットADD9(C)が入力される。
【0133】第1レートにおいて入力されたアドレス信
号ADD(C)に対応して、第2レートおよび第3レー
トにおいて、データ入出力イネーブル信号/DQeの活
性化に応じて、データ信号Q(C)が出力される。
【0134】多機能ピンMPC0からは、第2レートに
おいてデータビットQ0(C)が出力され、第3レート
においてデータビットQ1(C)が出力される。アドレ
スピンA9は、データ出力には使用されない。第4レー
トから第6レートにおいても、同様の動作が実行され、
アドレス信号ADD(D)に応答したデータ信号Q
(D)の出力が実行される。
【0135】図16は、半導体記憶装置300の全体構
成およびアドレス入力時における信号伝達経路を説明す
る概略ブロック図である。
【0136】図16を参照して、半導体記憶装置300
は、実施の形態1の半導体記憶装置100と比較して、
データ入力レジスタ160に代えてデータ入力レジスタ
360を備え、データ出力レジスタ170に代えてデー
タ出力レジスタ370を備える点で異なる。データ入力
レジスタ360およびデータ出力レジスタ370は、多
機能ピンMPC0に対して2ビットのデータビットが入
力されることに対応して、設けられるものである。半導
体記憶装置300のその他の回路構成および動作につい
ては、アドレスデコーダに入力されるアドレス信号のビ
ット数以外は半導体記憶装置100の場合と同様である
ので、説明は繰返さない。
【0137】図17は、データ入力レジスタ360およ
びデータ出力レジスタ370の構成を説明するための回
路図である。
【0138】図17を参照して、データ入力レジスタ3
60は、入力バッファ144から出力される信号レベル
をラッチするラッチ回路362−0および362−1
と、入力バッファ144とラッチ回路362−0との間
に接続されるトランスファゲートTG30−0と、入力
バッファ144とラッチ回路362−1との間に接続さ
れるトランスファゲートTG30−1とを含む。データ
入力レジスタ360は、さらに、トランスファゲートT
G30−0およびTG30−1のオン/オフを制御する
ための制御信号CW0およびCW1を出力するデータ入
力制御回路365とを含む。
【0139】図18は、データ入力制御回路365の構
成を示す回路図である。図18を参照して、データ入力
制御回路365は、データ入出力イネーブル信号/DQ
eおよびアドレス入力イネーブル信号/ADeを受けて
1ビットのカウント信号CNTの信号レベルを設定する
カウント回路367と、データ入出力イネーブル信号/
DQeと入出力制御信号/WEの論理和演算結果を出力
する論理ゲートLG54と、カウント信号CNTおよび
論理ゲートLG54の出力に応じて、制御信号CW0を
出力する論理ゲートLG50および制御信号CW1を出
力する論理ゲートLG52とを含む。
【0140】カウント回路367は、アドレス入力イネ
ーブル信号/ADeが活性化されるたびごとにカウント
信号CNTをクリアしてLレベルに設定するとともに、
データ入出力信号/DQeが活性化(Lレベルへ)され
た後に再び非活性化(Hレベルへ)されるタイミングに
おいて、カウント信号CNTの信号レベルを反転する。
【0141】データ入力制御回路365は、データ入出
力イネーブル信号/DQeが活性状態とされるレートに
おいて、入出力制御信号/WEがLレベルに設定されて
データ入力が指示される場合に、制御信号CW0および
CW1のいずれか一方をカウント信号CNTの信号レベ
ルに応じて活性化する。
【0142】再び図17を参照して、制御信号CW0の
活性化に応答してトランスファゲートTG30−0がオ
ンしている場合には、入力バッファ144によって伝達
される多機能ピンMPC0に入力されたデータ信号はラ
ッチ回路362−0でラッチされて、データビットD0
としてライトバッファ132に伝達される。同様に、制
御信号CW1が活性化される場合には、トランスファゲ
ートTG30−1のオンによって、入力バッファより伝
達されるデータ信号はラッチ回路362−1でラッチさ
れ、データビットD1としてライトバッファ132に伝
達される。
【0143】データ出力レジスタ370は、センスアン
プ回路134より出力されるQ0およびQ1をそれぞれ
ラッチするためのラッチ回路372−0および372−
1と、ラッチ回路372−0と出力バッファ146との
間に設けられるトランスファゲートTG40−0と、ラ
ッチ回路372−1と出力バッファ146との間に設け
られるトランスファゲートTG40−1とを含む。
【0144】トランスファゲートTG40−0およびT
G40−1のオン/オフは、制御信号CR0およびCR
1によってそれぞれ制御される。データ出力レジスタ3
70は、さらに、制御信号CR0およびCR1を出力す
るデータ出力制御回路375を含む。
【0145】図18を再び参照して、データ出力制御回
路375は、データ入力制御回路365と同様の構成を
有するが、論理ゲートLG54の出力の一方が、入出力
制御信号/WEに代えてその反転信号WEである点が異
なる。このような構成とすることにより、データ入出力
イネーブル信号DQeが活性状態であるレートにおい
て、入出力制御信号/WEがHレベル(すなわちWEは
Lレベル)とされてデータ読出が指示される場合におい
て、制御信号CR0およびCR1のいずれか一方が、カ
ウント信号CNTの信号レベルに応答して、活性化(L
レベルへ)される。
【0146】再び図17を参照して、制御信号CR0に
よりトランスファゲートTG40−0がオンしている場
合には、ラッチ回路370−0にラッチされているデー
タビットQ0が出力バッファ146を介して多機能ピン
MPC0より出力される。同様に、制御信号CR1によ
ってトランスファゲートTG40−1がオンしている場
合には、ラッチ回路370−1にラッチされるデータビ
ットQ1が出力バッファ146を介して多機能ピンMP
C0に伝達される。
【0147】このような構成とすることにより、1個の
多機能ピンMPC0において、2ビットのデータビット
の入出力を実行することが可能となる。
【0148】同様の構成のデータ入力レジスタ360お
よびデータ出力レジスタ370は、他の多機能ピンMP
C1〜MPC7のそれぞれにも対応して設けられる。
【0149】図19は、半導体記憶装置300における
データ読出・書込時の信号伝達経路を示すブロック図で
ある。
【0150】図19(a)においては、データ入力動作
時における信号伝達経路が示される。この場合において
は、アドレス入力イネーブル信号/ADeは非活性状態
(Hレベル)とされ、データ入出力イネーブル信号/D
Qeは活性状態(Lレベル)とされて、入出力制御信号
/WEはLレベルに設定される。これに応じて、アドレ
スレジスタ150およびデータ出力レジスタ370は非
動作状態(OFF)とされる。データ入力レジスタ36
0は、動作状態(ON)とされて、多機能ピンに入力さ
れたデータビットは、選択的にオンされたトランスファ
ゲートを介してライトバッファ132に伝達される。
【0151】これにより、多機能ピンMPC0に入力さ
れるデータビットD0およびD1はライトバッファ13
2に伝達されることとなる。なお、図中(a)において
は、多機能ピンMPC0に入力されたデータビットの伝
達経路を代表的に示している。
【0152】図19(b)には、データ出力時における
多機能ピンMPC0からの信号出力の伝達経路が示され
る。この場合においては、アドレス入力イネーブル信号
/ADeは非活性状態(Hレベル)とされ、データ入出
力イネーブル信号/DQeは活性状態(Lレベル)とさ
れて、入出力制御信号/WEはHレベルに設定される。
これに応じて、アドレスレジスタ150およびデータ入
力レジスタ360は非動作状態(OFF)とされ、デー
タ出力レジスタ370が動作状態(ON)とされて、セ
ンスアンプ回路134から出力されたデータビットは、
選択されたラッチ回路を介して多機能ピンに伝達され
る。
【0153】これにより、多機能ピンMPC0より出力
されるデータビットQ0およびQ1がセンスアンプ回路
134から出力バッファ146へ伝達される。なお、図
中(b)においては、多機能ピンMPC0に入力された
データビットの伝達経路について代表的に示している。
【0154】なお、実施の形態2に示す多機能ピンおよ
び各レジスタ回路の構成の適用は、アドレス信号と入出
力データ信号とのビット数が図8に示した例とは異なる
場合であっても、1ビットのアドレスビットの入力と2
ビットのデータビットの入出力とを統合して実行する多
機能ピンについて適用することが可能である。
【0155】また、実施の形態3においては、多機能ピ
ンにおいて1ビットのアドレスビットと2ビットのデー
タビットの入出力を実行する構成について説明したが、
この構成は、多機能ピンにおいて、1ビットのアドレス
入力とnビット(n:3以上の自然数)のデータビット
の入出力とを実行する構成に応用することができる。
【0156】この場合には、図17に説明したデータ入
力レジスタおよびデータ出力レジスタ中に、ラッチ回路
およびトランスファゲートのペアをn個並列に配置し
て、データ入力制御回路およびデータ出力制御回路内に
おいて発生されるカウント信号のビット数Lを2L≧N
とし、カウント信号のカウントアップに応じて順にトラ
ンスファゲートを1つずつオンする構成とすることによ
って、n個のラッチ回路のそれぞれと入力バッファもし
くは出力バッファとの間の信号の伝達を制御することに
よって対応することが可能である。
【0157】[実施の形態4]図20は、本発明の実施
の形態4に従う半導体記憶装置400のピン配置を説明
するためのチップ外観図である。
【0158】図20(a)に比較のために示す従来の技
術の半導体記憶装置500は、アドレスビットを入力す
る16個のアドレスピンA0〜A15とデータビットを
入出力するための16個のデータDQピンDQ0〜DQ
15とを有する。
【0159】図20(b)に示す半導体記憶装置400
は、これら16個のアドレス入力ピンおよびデータ入出
力ピンの機能を1つの多機能ピンMPDに統合するもの
である。このような構成とすることにより、大幅なピン
数の削減が可能となる。
【0160】図21は、半導体記憶装置400のアドレ
ス入力およびデータ入出力動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【0161】図21(a)は、データ書込時におけるア
ドレス入力およびデータ入出力を示す。半導体記憶装置
400においては、16ビットのアドレス信号を1つの
多機能ピンMPDによって入力するため、第1レートか
ら第16レートにおけるそれぞれのアドレス入力イネー
ブル信号/ADeの活性化に応答して、各アドレスビッ
トADD0(A)〜ADD15(A)がそれぞれ入力さ
れる。
【0162】その後、アドレスADD(A)に対応する
書込データが、第17レートから第32レートの16レ
ートにわたって入力される。すなわち、半導体記憶装置
400においては、32レートによって1セットの書込
動作が実行される。
【0163】図21(b)は、データ読出時におけるア
ドレス入力およびデータ出力のタイミングを示す。第1
レートから第16レートにおけるそれぞれのアドレス入
力イネーブル信号/ADeの活性化に応答して、各アド
レスビットADD0(B)〜ADD15(B)がそれぞ
れ入力される。
【0164】その後、アドレスADD(B)に対応する
データ読出がメモリアレイで実行され、読出データが第
17レートから第32レートの16レートにわたってM
PDより出力される。すなわち、半導体記憶装置400
においては、32レートによって1セットの読出動作が
実行される。
【0165】図22は、半導体記憶装置400の全体構
成およびアドレス入力時における信号伝達経路を説明す
る概略ブロック図である。
【0166】図22を参照して、半導体記憶装置400
は、図3に示す実施の形態1に従う半導体記憶装置10
0と比較して、アドレスレジスタ150、データ入力レ
ジスタ160およびデータ出力レジスタ170に代え
て、アドレスレジスタ450、データ入力レジスタ46
0およびデータ出力レジスタ470をそれぞれ備える点
で異なる。
【0167】アドレスレジスタ450は、多機能ピンM
PDに16ビットのアドレスビットが入力されることに
対応して設けられるものであり、データ入力レジスタ4
60およびデータ出力レジスタ470は、多機能ピンM
PDに16ビットのデータビットが入出力されることに
対応して設けられるものである。
【0168】その他の回路構成および動作については実
施の形態1に従う半導体記憶装置100の場合と同様で
あるので説明は繰返さない。
【0169】図23は、アドレスレジスタ450の構成
を示す回路図である。図23を参照して、アドレスレジ
スタ450は、アドレスビットADD0〜ADD15の
それぞれをラッチするために設けられるラッチ回路45
2−0〜452−15と、ラッチ回路のそれぞれに対応
して設けられるトランスファゲートTG60−0〜TG
60−15とを含む。トランスファゲートTG60−0
〜TG60−15は、制御信号CA0〜CA15に応答
してオンオフが制御される。
【0170】アドレス入力制御回路455は、アドレス
入力イネーブル信号/ADeに応答してカウントアップ
され、データ入出力イネーブル信号/DQeの活性化に
応答して初期化される4ビットのカウント信号に応答し
て、アドレスデコードイネーブル信号/ADeが活性化
(Lレベルへ)されるレートにおいて、制御信号CA0
〜CA15のうちのいずれか1つを活性化(Lレベル
へ)する。これに応じて、データ入力バッファ144よ
り伝達される多機能ピンMPDに入力されたアドレスビ
ットは、対応するラッチ回路に格納されアドレスデコー
ダ120に伝達される。
【0171】なお、図23に示したアドレスレジスタ4
50の構成は、並列に配置されるラッチ回路およびトラ
ンスファゲートのペアの数およびカウント信号のビット
数を適切に設定することによって、任意のnビット
(n:2以上の自然数)のアドレスビットの入力を1つ
の多機能ピンで行なう場合に適用することが可能であ
る。この場合におけるアドレス入力制御回路455の回
路構成は、図12に示した回路について、カウント信号
のビット数に応じて、LG20およびLG22に相当す
る論理ゲートの個数を増やせばよい。
【0172】図24は、データ入力レジスタ460およ
びデータ出力レジスタ470の構成を示す回路図であ
る。
【0173】図24を参照して、データ入力レジスタ4
60は、データビットD0〜D15をそれぞれラッチす
るために設けられるラッチ回路462−0〜462−1
5と、ラッチ回路のそれぞれに対応して設けられるトラ
ンスファゲートTG70−0〜TG70−15とを含
む。トランスファゲートTG70−0〜TG70−15
は、データ入力制御回路465の出力する制御信号CW
0〜CW15に応答してオンオフする。
【0174】データ入力制御回路365は、データ入出
力イネーブル信号/DQeが活性化されており、書込動
作が指示されている場合において、4ビットで示される
カウント信号を各レートごとにカウントアップし、これ
に応答して制御信号CW0〜CW15のうちのいずれか
1つを活性化(Lレベル)する。また、カウント信号
は、アドレスデコードイネーブル信号/ADeの活性化
に応じて、初期化される。
【0175】このような構成とすることにより、多機能
ピンMPDに入力されたデータビットは、入力バッファ
144を介して所定のラッチ回路に格納され、ライトバ
ッファ132に伝達されることとなる。
【0176】データ出力レジスタ470は、データビッ
トQ0〜Q15に対応してそれぞれ設けられるラッチ回
路470−0〜470−15と、ラッチ回路のそれぞれ
に対応して設けられるトランスファゲートTG80−0
〜TG80−15とを含む。トランスファゲートTG8
0−0〜TG80−15は、制御信号CR0〜CR15
に応答してオン/オフされる。
【0177】データ出力制御回路475は、データ入出
力イネーブル信号/DQeが活性化(Lレベル)されて
おり、入出力制御信号/WEがHレベル(すなわち信号
WEがLレベル)されるデータ読出時において、各レー
トごとにカウントアップされるカウント信号(4ビッ
ト)に応答して、制御信号CR0〜CR15のいずれか
1つを活性化(Lレベル)する。
【0178】これに応答して、データ読出時において
は、データビットQ0〜Q15のいずれかが、対応する
レートにおいて多機能ピンMPDに出力される。データ
入力制御回路と同様に、カウント信号は、アドレスデコ
ードイネーブル信号/ADeの活性化に応じて、初期化
される。
【0179】データ入力制御回路465およびデータ出
力制御回路475の回路構成は、図18に示した回路に
ついて、カウント信号のビット数に応じて、LG50お
よびLG52に相当する論理ゲートの個数を増やせばよ
い。
【0180】図25は、半導体記憶装置400における
データ入出力時の信号伝達経路を示すブロック図であ
る。
【0181】図25(a)は、データ入力時における信
号の伝達経路を示す。図25(a)を参照して、データ
入力時においては、アドレス入力イネーブル信号/AD
eおよびデータ入出力イネーブル信号/DQeはそれぞ
れ非活性状態(Hレベル)および活性状態(Lレベル)
とされ、入出力制御信号/WEがLレベルに設定され
る。
【0182】これに応答して、アドレスレジスタ450
およびデータ出力レジスタ470は非動作状態(OF
F)とされ、データ入力レジスタ460は動作状態(O
N)とされる。これにより、多機能ピンMPDに入力さ
れたデータ入力信号の各ビットD0〜D15は、データ
入力レジスタ460内の選択的にオンされるトランスフ
ァゲートを介してライトバッファ132に伝達されメモ
リアレイ110に書込まれる。
【0183】図25(b)は、データ出力時における信
号伝達経路を示す。図25(b)を参照して、データ出
力時においては入出力制御信号/WEがHレベルとされ
るので、これに応答して、データ入力レジスタ460が
非動作状態(OFF)とされる一方で、データ出力レジ
スタ470が動作状態(ON)とされる。
【0184】これに応答して、メモリアレイ110から
読出されセンスアンプ134によって増幅されたデータ
ビットQ0〜Q15は、データ出力レジスタ470中の
選択的にオンされたトランスファゲートを介して出力バ
ッファ164に各レートごとに1ビットずつ伝達され、
多機能ピンMPDより出力される。
【0185】なお、実施の形態4においては、全アドレ
スビットと全データビットとを1個の多機能ピンによっ
て入出力する構成を示したが、本発明の適用は、このよ
うな場合に限定されるものではない。すなわち、多機能
ピンにおいて、複数のアドレスビットと複数のデータビ
ットを取り扱う構成であれば、広く適用することができ
る。
【0186】この場合には、各レジスタ回路の構成は、
先にも述べたように、多機能ピンで取り扱うアドレスビ
ットおよびデータビットのビット数に応じて、並列に設
けられるラッチ回路とトランスファゲートのペアの数を
調整し、各トランスファゲートを当該ビット数に応じた
カウント信号に応答して順にオンする構成とすればよ
い。
【0187】また、本発明の実施の形態においては、非
同期式SRAMを例として取上げたが、本発明の適用は
このような場合に限定されるものではない。すなわち、
アドレス信号とデータ信号を外部との間で授受するピン
を有する半導体記憶装置に対して広く適用することが可
能である。
【0188】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0189】
【発明の効果】請求項1記載の半導体記憶装置は、アド
レス信号の入力とデータ信号の入出力とを合わせて実行
することが可能な多機能ピンを有するので、トータルの
ピン数を削減することができる。この結果、半導体記憶
装置のチップサイズを小さくすることができるととも
に、信号入力の初段部における消費電流を削減すること
ができる。
【0190】請求項2および3記載の半導体記憶装置
は、アドレス信号のうちの1ビットの入力とデータ信号
のうちの1ビットの入出力とを合わせて実行することが
可能な多機能ピンを有するので、特に、アドレス信号の
ビット数がデータ信号のビット数と同一である場合にお
いて、請求項1記載の半導体記憶装置の奏する効果を有
効に享受することができる。
【0191】請求項4、5および6記載の半導体記憶装
置は、アドレス信号のうちの複数ビットの入力とデータ
信号のうちの1ビット入出力とを合わせて実行すること
が可能な多機能ピンを有するので、特に、アドレス信号
のビット数がデータ信号のビット数よりも大きい場合に
おいて、請求項1記載の半導体記憶装置の奏する効果を
有効に享受することができる。
【0192】請求項7、8および9記載の半導体記憶装
置は、アドレス信号のうちの1ビットの入力とデータ信
号のうちの複数ビット入出力とを合わせて実行すること
が可能な多機能ピンを有するので、特に、データ信号の
ビット数がアドレス信号のビット数よりも大きい場合に
おいて、請求項1記載の半導体記憶装置の奏する効果を
有効に享受することができる。
【0193】請求項11記載の半導体記憶装置は、アド
レス信号のうちの複数ビットの入力とデータ信号のうち
の複数ビット入出力とを合わせて実行することが可能な
多機能ピンを有するので、請求項1記載の半導体記憶装
置の奏する効果をより有効に享受することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に従う半導体記憶装置100の
ピン配置を説明するためのチップ外観図である。
【図2】 半導体記憶装置100におけるアドレス入力
およびデータ入出力を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図3】 半導体記憶装置100の全体構成およびアド
レス入力時の信号伝達経路を説明する概略ブロック図で
ある
【図4】 アドレスレジスタ150の構成を示す回路図
である。
【図5】 データ入力レジスタ160の構成を示す回路
図である。
【図6】 データ出力レジスタ170の構成を示す回路
図である。
【図7】 半導体記憶装置100におけるデータ入力時
の信号伝達経路を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態2に従う半導体記憶装置200の
ピン配置を説明するチップ外観図である。
【図9】 半導体記憶装置200におけるアドレス入力
およびデータ入出力を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図10】 半導体記憶装置200の全体構成およびア
ドレス入力時の信号伝達経路を説明する概略ブロック図
である。
【図11】 アドレスレジスタ250の構成を示す回路
図である。
【図12】 アドレス入力制御回路255の構成を示す
回路図である。
【図13】 半導体記憶装置200におけるデータ入出
力時の信号伝達経路を示すブロック図である。
【図14】 本発明の実施の形態3に従う半導体記憶装
置300のピン配置を説明するチップ外観図である。
【図15】 半導体記憶装置300におけるアドレス入
力およびデータ入出力を説明するタイミングチャートで
ある。
【図16】 半導体記憶装置300の全体構成およびア
ドレス入力時の信号伝達経路を説明する概略ブロック図
である。
【図17】 データ入力レジスタ360およびデータ出
力レジスタ370の構成を示す回路図である。
【図18】 データ入力制御回路365およびデータ出
力制御回路375の構成を示す回路図である。
【図19】 半導体記憶装置300におけるデータ入出
力時の信号伝達経路を示すブロック図である。
【図20】 本発明の実施の形態4に従う半導体記憶装
置400のピン配置を説明するチップ外観図である。
【図21】 半導体記憶装置400のアドレス入力およ
びデータ入出力動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図22】 半導体記憶装置400の全体構成およびア
ドレス入力時の信号伝達経路を説明する概略ブロック図
である。
【図23】 アドレスレジスタ450の構成を示す回路
図である。
【図24】 データ入力レジスタ460およびデータ出
力レジスタ470の構成を示す回路図である。
【図25】 半導体記憶装置400におけるデータ入出
力時の信号伝達経路を示すブロック図である。
【図26】 従来の半導体記憶装置500のピン配置を
説明するチップ外観図である。
【符号の説明】
150,250,450 アドレスレジスタ、160,
360,460 データ入力レジスタ、170,37
0,470 データ出力レジスタ、365 データ入力
制御回路、375 データ出力制御回路、257,36
7 カウント回路。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nビット(n:自然数)のアドレス信号
    に応じて、mビット(m:自然数)のデータ信号を入出
    力する半導体記憶装置であって、 行列状に配置される複数のメモリセルを有するメモリセ
    ルアレイと、 前記アドレス信号の各ビットの組合せに応答して、前記
    複数のメモリセルのうちからm個のメモリセルを選択す
    るアドレスデコード回路と、 選択された前記m個のメモリセルとの間でデータの授受
    を行なうためのデータ入出力回路と、 前記アドレス信号の入力および前記データ信号の入出力
    に共用される複数の多機能端子と、 前記複数の多機能端子に前記アドレス信号の入力を指示
    するための第1の制御信号を入力する第1の制御端子
    と、 前記複数の多機能端子に前記データ信号の入出力を指示
    するための第2の制御信号を入力する第2の制御端子
    と、 前記複数の多機能端子と前記アドレスデコード回路との
    間にそれぞれ配置され、前記第1の制御信号の活性化に
    応じて、対応する前記複数の多機能端子の1つに入力さ
    れている信号のレベルを取込んで保持する複数のアドレ
    スレジスタ回路と、 前記複数の多機能端子と前記データ入出力回路との間そ
    れぞれに配置され、前記第2の制御信号の活性化に応じ
    て動作する複数のデータレジスタ回路とを備え、 各前記データレジスタ回路は、 データ書込時において、対応する前記複数の多機能端子
    の1つに入力されている信号レベルを前記データ入出力
    回路へ伝達する入力データレジスタと、 データ読出時において、前記データ入出力回路が出力す
    る信号のレベルを前記対応する複数の多機能端子の1つ
    に伝達する出力データレジスタとを含む、半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数の多機能端子の少なくとも一つ
    は、前記アドレス信号のうちの1ビットの入力および前
    記データ信号のうちの1ビットの入出力とを実行し、 前記半導体記憶装置は、前記前記複数の多機能端子の前
    記少なくとも一つに対応して、前記アドレスレジスタ、
    前記入力データレジスタおよび前記出力データレジスタ
    を1個ずつ備え、 前記第2の制御信号が活性状態である場合においては、
    前記半導体記憶装置において読出動作および書込動作の
    いずれが実行されるかを示す第3の制御信号に応答し
    て、前記データ入力レジスタおよび前記出力レジスタの
    いずれか一方が動作する、請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス信号と前記データ信号との
    ビット数は同一である、請求項2記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記複数の多機能端子の少なくとも一つ
    は、前記アドレス信号のうちのiビット(i:m以下の
    自然数)の入力および前記データ信号のうちの1ビット
    の入出力とを実行し、 前記複数の多機能端子の前記少なくとも一つに対応して
    設けられる前記アドレスレジスタは、 対応する前記多機能端子と前記アドレスデコーダとの間
    に並列に接続される、トランスファゲートおよびラッチ
    回路のi個の組と、 前記第1の制御信号が活性状態である場合において、前
    記i個のトランスファゲートのうちの1個を選択的にオ
    ンするアドレス入力制御回路とを含む、請求項1記載の
    半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記アドレス入力制御回路は、Kビット
    (K:2K≧iの自然数)のカウント信号を出力するカ
    ウント回路を含み、 前記カウント回路は、前記第2の制御信号に応答して前
    記カウント信号を初期化し、かつ、前記第1の制御信号
    に応答して前記カウント信号をカウントアップし、 前記アドレス入力制御回路は、前記第1の制御信号が活
    性状態である場合において、前記カウント信号の各ビッ
    トの信号レベルの組合せに応じて、i個の前記トランス
    ファゲートのうちの1個をオンする、請求項4記載の半
    導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記アドレス信号のビット数は、前記デ
    ータ信号のビット数よりも大きい、請求項4記載の半導
    体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の多機能端子の少なくとも一つ
    は、前記アドレス信号のうちの1ビットの入力および前
    記データ信号のうちのjビット(j:n以下の自然数)
    の入出力とを実行し、 前記複数の多機能端子の前記少なくとも一つに対応して
    設けられる前記データ入力レジスタは、 対応する前記多機能端子と前記データ入出力回路との間
    に並列に接続される、トランスファゲートおよびラッチ
    回路のj個の組と、 前記第2の制御信号が活性状態であり、かつ前記データ
    書込が指示された場合において、前記データ入力レジス
    タ中のj個の前記トランスファゲートのうちの1個を選
    択的にオンするデータ入力制御回路とを含み、 前記複数の多機能端子の前記少なくとも一つに対応して
    設けられる前記データ出力レジスタは、 対応する前記多機能端子と前記データ入出力回路との間
    に並列に接続される、トランスファゲートおよびラッチ
    回路のj個の組と、 前記第2の制御信号が活性状態であり、かつ前記データ
    読出が指示された場合において、前記データ出力レジス
    タ中のj個の前記トランスファゲートのうちの1個を選
    択的にオンするデータ出力制御回路とを含む、請求項1
    記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記データ入力制御回路は、Lビット
    (L:2L≧jの自然数)のカウント信号を出力するカ
    ウント回路を含み、 前記カウント回路は、前記第1の制御信号に応答して前
    記カウント信号を初期化し、かつ、前記第2の制御信号
    に応答して前記カウント信号をカウントアップし、 前記データ入力制御回路は、前記第2の制御信号が活性
    状態であり、かつ第3の制御信号によってデータ書込が
    指示されている場合において、前記カウント信号の各ビ
    ットの信号レベルの組合せに応じて、前記データ入力レ
    ジスタ中のj個の前記トランスファゲートのうちの1個
    を選択的にオンする、請求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記データ出力制御回路は、Lビット
    (L:2L≧iの自然数)のカウント信号を出力するカ
    ウント回路を含み、 前記カウント回路は、前記第1の制御信号に応答して前
    記カウント信号を初期化し、かつ、前記第2の制御信号
    に応答して前記カウント信号をカウントアップし、 前記データ出力制御回路は、前記第2の制御信号が活性
    状態であり、かつ第3の制御信号によってデータ読出が
    指示されている場合において、前記カウント信号の各ビ
    ットの信号レベルの組合せに応じて、前記データ出力レ
    ジスタ中のj個の前記トランスファゲートのうちの1個
    を選択的にオンする、請求項7記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記データ信号のビット数は、前記ア
    ドレス信号のビット数よりも大きい、請求項7記載の半
    導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の多機能端子の少なくとも一
    つは、前記アドレス信号のうちのiビット(i:m以下
    の自然数)の入力および前記データ信号のうちのjビッ
    トの入出力とを実行し、 前記複数の多機能端子の前記少なくとも一つに対応して
    設けられる前記アドレスレジスタは、 前記多機能端子から前記アドレスデコーダとの間に並列
    に接続される、トランスファゲートおよびラッチ回路の
    i個の組と、 前記第1の制御信号が活性状態である場合において、前
    記アドレスレジスタ中のi個の前記トランスファゲート
    のうちの1個を選択的に動作させるアドレス入力制御回
    路とを含み、 前記複数の多機能端子の前記少なくとも一つに対応して
    設けられる前記データ入力レジスタは、 対応する前記多機能端子と前記データ入出力回路との間
    に並列に接続される、トランスファゲートおよびラッチ
    回路のj個の組と、 前記第2の制御信号が活性状態であり、かつ前記データ
    書込が指示された場合において、前記データ入力レジス
    タ中のj個の前記トランスファゲートのうちの1個を選
    択的にオンするデータ入力制御回路とを含み、 前記複数の多機能端子の前記少なくとも一つに対応して
    設けられる前記データ出力レジスタは、 対応する前記多機能端子と前記データ入出力回路との間
    に並列に接続される、トランスファゲートおよびラッチ
    回路のj個の組と、 前記第2の制御信号が活性状態であり、かつ前記データ
    読出が指示された場合において、前記データ出力レジス
    タ中のj個の前記トランスファゲートのうちの1個を選
    択的にオンするデータ出力制御回路とを含む、請求項1
    記載の半導体記憶装置。
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