JP3201335B2 - メモリアドレス発生回路及び半導体記憶装置 - Google Patents

メモリアドレス発生回路及び半導体記憶装置

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JP3201335B2
JP3201335B2 JP06711998A JP6711998A JP3201335B2 JP 3201335 B2 JP3201335 B2 JP 3201335B2 JP 06711998 A JP06711998 A JP 06711998A JP 6711998 A JP6711998 A JP 6711998A JP 3201335 B2 JP3201335 B2 JP 3201335B2
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  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バースト的に読
み出し,書き込みを行うための、メモリアドレス発生回
路及び半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シンクロナスDRAM(Dynamic Random
Access Memorry )においては、ロウ(行)アドレスに
よって指定された行のワード線を選択し、アドレスカウ
ンタから出力されたカラム(列)アドレスによって指定
された列のビット線を選択して、選択されたワード線と
ビット線の交点におけるメモリセルに対して、データを
入力して書き込み、又はメモリセルから読み出されたデ
ータを出力する。
【0003】このように、シンクロナスDRAMでは、
カラムアドレスの選択を、アドレスカウンタを介して行
なっている。これは、データの入出力は、通常、連続的
に行なわれることが多いため、読み書きを行なう開始ア
ドレスのみを外部から与え、その後のアドレスは、アド
レスカウンタによって発生するようにした方が便利なた
めである。このような連続的読み出しはバーストリード
と呼ばれ、連続的書き込みは、バーストライトと呼ばれ
ている。また、連続して読み書きするデータの個数を、
バースト長と呼んでいる。バースト長は、プログラム的
に設定することができ、2個,4個又は8個のデータの
連続読み書きを行なうようにするのが標準的である。こ
の場合、アドレスカウンタは、通常、バースト長に応じ
て、例えば、バースト長が4の場合であって、スタート
アドレスが3の場合には、カラムデコーダに対してアド
レスを3,0,1,2の順に出力する。これは、バース
ト長が4の場合、4つのアドレスを指定することは、2
本のアドレス線で可能なため、アドレス信号の下位2ビ
ットのみをカウンタによってカウントアップしてアドレ
スを指定するとともに、下位3ビット目より上位は、そ
のまま使用してアドレスを指定するという、シンクロナ
スDRAMの仕様に基づいている。
【0004】従来、このような、バースト的に読み出
し,書き込みを行うためのメモリアドレス発生回路とし
て、カラムアドレスを発生するアドレスカウンタと、バ
ースト長をカウントするバーストカウンタとを備えた、
図12に示すようなものが知られている。図12に示さ
れたメモリアドレス発生回路においては、外部から入力
されたアドレスはアドレスラッチ101においてラッチ
され、開始アドレスとしてアドレスカウンタ102に入
力される。アドレスカウンタ102は、開始アドレスが
セットされた後、クロック(CLK)の入力ごとに1加
算され、その出力は図示されないアドレスデコーダに入
力されてカラム選択信号として使用される。一方、バー
ストカウンタ103は、リード又はライトのコマンドが
入力されるごとにリセットされ、クロックごとにインク
リメント(1加算)される。バースト長は2n (n=
1,2,3)であり、バーストカウンタ103の下位n
ビットの出力がすべて1になったとき、バースト終了信
号(BSTEND)が出力されて、バーストリードまた
はバーストライト動作が終了する。
【0005】図12に示されたメモリアドレス発生回路
においては、アドレスカウンタとバーストカウンタとを
必要とするため、回路規模が大きい。これに対して、ア
ドレス発生用として1個のカウンタのみを備えたメモリ
アドレス発生回路を有するものとして、例えば、特開平
8−339686号公報に開示された半導体記憶装置が
知られている。
【0006】図13は、上記公報に記載された従来の半
導体記憶装置の電気的構成例を示すブロック図である。
図13に示された半導体記憶装置において、メモリセル
200は、データを格納する。メモリブロック201
a,201bは、複数のメモリセル200からなってい
る。行デコーダ202は、行アドレス情報を解読する。
サブデコーダ203は、主ワード線MWLとメモリブロ
ック選択信号に接続され、選択されたメモリブロックの
サブワード線のみを活性化する。アクセス制御回路20
4は、行デコーダ,プリチャージ回路を制御する。フラ
グレジスタ205は、連続して読み出すデータの数(最
大カラム数)を示す連続読み出しフラグを格納する。サ
イクルカウンタ206は、フラグレジスタ205の値を
参照し、クロックに同期してカウントアップ(又はカウ
ントダウン)する。出力制御回路207は、アクセスす
るカラムアドレス情報を解読して、カラムセレクタ回路
209,サブデコーダ203を制御する。プリチャージ
回路208は、ビット線を所定のプリチャージレベルに
充電する。カラムセレクタ回路209は、アクセスすべ
きビット線を選択する。出力回路210は、読み出され
たデータを外部へ出力する。
【0007】以下、図13を参照して、従来の半導体記
憶装置におけるバースト動作を説明する。アクセス開始
アドレスがカラムアドレス0を示している場合、アクセ
ス命令に応じて、開始アドレス情報に従って、主ワード
制御線MWL1が活性化されたとする。最初のメモリア
クセスサイクルで、連続読み出し回数2がフラグレジス
タ205に書き込まれるとともに、サイクルカウンタ2
06がクリアされて0になる。出力制御回路207から
メモリブロック選択信号によって、活性化された主ワー
ド線MWL1に接続されているサブデコーダ203のう
ち、開始アドレス情報とサイクルカウンタ値とによって
選択されたメモリブロック201aのサブワード線SW
L1が活性化される。これによって、メモリブロック2
01aのメモリセル200のデータが読み出され、ビッ
ト線BL1,BL2からカラムセレクタ回路209及び
出力回路210を経て出力される。次のメモリアクセス
サイクルで、サイクルカウンタ206の値が1になり、
この値と開始アドレス情報とによって、出力制御回路2
07によって、サブワード線SWL2が活性化される。
これによって、メモリブロック201bのメモリセルの
データが読み出され、ビット線BL3,BL4からカラ
ムセレクタ回路209及び出力回路210を経て出力さ
れる。このように、連続するメモリ読み出し回数の間
は、フラグレジスタの値は保持され、この状態は、サイ
クルカウンタの値が(連続読み出し数−1)になるまで
クリアされない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記半
導体記憶装置にあっては、外部から与えられる開始アド
レスと、0からカウントアップ(又はカウントダウン)
されるサイクルカウンタ値とによって、カラムアドレス
の選択を行なうようにし、バースト長に応じて、サイク
ルカウンタの動作を停止させるようにしているので、開
始アドレスのみを外部から与えることによって、バース
ト長ごとのデータの読み出しを行なうことができるが、
カラムアドレスを発生するためには、開始アドレスとサ
イクルカウンタ値との加算を行わなければならない。一
般に加算回路は、桁上げの処理を伴うため回路規模が大
きくなるとともに、動作速度が低く、特にその桁数が大
きい場合に著しい。そのため、図13に示された従来装
置では、アドレスの桁数が大きい場合、アドレス発生回
路の規模が大きくなり、メモリ動作速度が低下するとと
もに消費電力が増加することが避けられないという問題
があった。
【0009】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであって、バースト的に読み出し,書き込みを行う
ためのメモリアドレス発生回路及び半導体記憶装置にお
いて、回路規模の増大を防止し、動作速度を向上すると
ともに、消費電力を削減できるようにすることを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係るメモリアドレス発生回路
は、m(mは任意の正の整数)ビットの開始アドレスの
下位n(nは正の整数:m>n)ビットをラッチしてク
ロックに応じてカウントアップしてスタートアドレスか
ら順次出力するカウンタ手段と、該開始アドレスの上位
(m−n)ビットをラッチするラッチ手段と、上記下位
nビットのアドレスの個数から1を減算した数を算出す
る演算手段と、上記カウンタ手段の出力値と、上記演算
手段の出力値とが一致したときバースト終了信号を発生
する比較手段とを備え、上記ラッチ手段にラッチされた
アドレスを上位とし、上記カウンタ手段の出力値を下位
としてメモリに対するリード/ライトアドレスを生成す
るとともに、上記バースト終了信号発生時、上記カウン
タ手段のカウントを停止してメモリに対するリード/ラ
イトを終了することを特徴としている。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明に係るメモリアドレス発生回路であって、上記
カウンタ手段が、アドレスラッチ信号に応じて開始アド
レスの最下位ビットをラッチして、第1のバースト長指
定信号がハイレベルのとき、該ラッチした最下位ビット
を1カウントアップして出力し、該第1のバースト長指
定信号がローレベルのとき、該ラッチした最下位ビット
を2カウントアップする動作を次のアドレスラッチ信号
の入力まで繰り返して最下位アドレスを出力する第1段
のカウンタ回路と、上記アドレスラッチ信号に応じて上
記開始アドレスの下2位ビットをラッチして、第2のバ
ースト長指定信号がハイレベルのとき、該ラッチした開
始アドレスの下2位に上記第1段のカウンタ回路の桁上
げ信号を加算して4カウントアップする動作を次のアド
レスラッチ信号の入力まで繰り返して下2位のアドレス
を出力する第2段のカウンタ回路と、上記アドレスラッ
チ信号に応じて上記開始アドレスの下3位ビットをラッ
チして、第3のバースト長指定信号がハイレベルのと
き、該ラッチした開始アドレスの下3位に上記第1段の
カウンタ回路の桁上げ信号及び第2段のカウンタ回路の
桁上げ信号を加算して8カウントアップする動作を次の
アドレスラッチ信号の入力まで行って下3位のアドレス
を出力する第3段のカウンタ回路とからなることを特徴
としている。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の発明に係るメモリアドレス発生回路であっ
て、上記ラッチ手段が、上記アドレスラッチ信号に応じ
て、上記開始アドレスの上位(m−n)ビットの各桁の
値をそれぞれラッチする(m−n)個のラッチ回路から
なることを特徴としている。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1,
2又は3記載の発明に係るメモリアドレス発生回路であ
って、上記演算手段が、上記開始アドレスの最下位ビッ
トをラッチして、該ラッチした値を反転して出力を発生
する第1段の減算回路と、上記開始アドレスの下2位ビ
ットをラッチして、該ラッチした値から上記第1段の減
算回路における借りを減算して、上記第2のバースト長
指定信号がハイレベルのとき出力を発生する第2段の減
算回路と、上記開始アドレスの下3位ビットをラッチし
て、該ラッチした値から上記第1段の減算回路における
借りと上記第2段の減算回路における借りとを減算し
て、上記第3のバースト長信号がハイレベルのとき出力
を発生する第3段の減算回路とからなることを特徴とし
ている。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の発明に係るメモリアドレス発生回路であって、上記
比較手段が、上記第1段のカウンタ回路の桁上げ信号と
上記第1段の減算回路の出力との一致を検出して出力を
発生する第1段の一致検出回路と、上記第2のバースト
長指定信号又は第3のバースト長指定信号がハイレベル
のとき、上記第2段のカウンタ回路の桁上げ信号と上記
第2段の減算回路の出力との一致を検出して出力を発生
する第2段の一致検出回路と、上記第3のバースト長指
定信号がハイレベルのとき、上記第3段のカウンタ回路
の桁上げ信号と上記第3段の減算回路の出力との一致を
検出して出力を発生する第3段の一致検出回路とを備
え、該第1段の一致検出回路と第2段の一致検出回路と
第3段の一致検出回路との出力の一致に応じて上記バー
スト終了信号を発生することを特徴としている。
【0015】さらに、請求項6記載の発明に係る半導体
記憶装置は、マトリクス状にメモリ素子を配列してなる
メモリに対して、ロウアドレスによって指定されるワー
ド線をロウデコーダによって選択し、カラムアドレスに
よって指定されるビット線をカラムデコーダによって選
択して、該ワード線とビット線によって定まるメモリ素
子のデータをセンスアンプを介して入出力する半導体記
憶装置において、請求項1,2,3,4又は5記載のメ
モリアドレス発生回路を備え、開始アドレスごとにバー
スト長指定信号によって指定されるバースト長のカラム
アドレスを発生して上記カラムデコーダに与えることに
よって、指定バースト長ごとにデータの読み出し又は書
き込みを行うように構成されていることを特徴としてい
る。
【0016】
【作用】この発明の構成では、ラッチ手段にmビットか
らなる開始アドレスの上位(m−n)ビットをラッチ
し、カウンタ手段に開始アドレスの下位nビットをラッ
チしてクロックに応じてカウンタアップして、ラッチ手
段にラッチされたアドレスを上位とし、カウンタ手段の
カウント値を下位としてメモリに対するリード/ライト
アドレスを生成するとともに、演算手段で下位nビット
のアドレスの個数から1を減算した数を算出し、比較手
段でカウンタ手段でカウントした数と演算手段で算出し
た数の一致が検出したとき、バースト終了信号を発生し
てカウンタ手段のカウントを停止して、メモリに対する
リード/ライト動作を停止するようにしている。従っ
て、バースト的に読み出し,書き込みを行う際のアドレ
ス発生のために、開始アドレスと、0からカウントアッ
プするバーストアドレス発生用カウンタのカウント値と
を加算する加算回路を必要としないので、加算演算のた
めの時間遅れがなく、動作速度を向上するとともに、回
路規模を縮小することができ、同時に消費電力を削減す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行なう。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例であるメモリアドレス発
生回路の電気的構成を示すブロック図、図2は、同回路
におけるアドレスカウンタの回路構成例を示す図、図3
は、同回路における第1段のカウンタ回路の回路構成例
を示す図、図4は、同回路における第2段のカウンタ回
路の回路構成例を示す図、図5は、同回路における第3
段のカウンタ回路の回路構成例を示す図、図6は、同回
路におけるアドレスラッチの回路構成例を示す図、図7
は、同回路における終了アドレス演算回路の回路構成例
を示す図、図8は、同回路における比較回路の回路構成
例を示す図、図9は、図2乃至図8に示された回路にお
けるバースト長=2の場合の動作を説明するタイミング
チャート、図10は、図2乃至図8に示された回路にお
けるバースト長=4の場合の動作を説明するタイミング
チャートである。この例のメモリアドレス発生回路は、
図1に示すように、アドレスカウンタ1と、アドレスラ
ッチ2と、終了アドレス演算回路3と、比較回路4と、
バースト長設定回路4Aとから概略構成されている。
【0018】アドレスカウンタ1は、外部から与えられ
たmビットからなるアドレス入力Aj(J=m−1,
…,0)の、例えば下位3ビットをスタートアドレスと
してラッチし、カウントアップして、カラムアドレス信
号の下位3ビットYA2〜0を出力するとともに、キャ
リー信号BCIN2〜0を出力する。アドレスラッチ2
は、外部から与えられたアドレス入力Ajの下位3ビッ
トを除く(m−3)ビットを保持して、カラムアドレス
信号の上位(m−3)ビットとして出力する。終了アド
レス演算回路3は、外部から与えられたアドレス入力A
jの下位3ビットから1を引いた値を演算して3ビット
からなる終了アドレスYB2〜0として出力する。ま
た、比較回路4は、アドレスカウンタ1の出力値BCI
N2〜0と、終了アドレス演算回路4の出力値YB2〜
0とを比較して一致したとき、バースト終了信号BST
ENDを出力する。バースト長設定回路4Aは、コマン
ド入力に応じてバースト長を指定する信号MDWL1,
MDWL4,MDWL8を発生する。
【0019】この例のアドレスカウンタ1は、図2に示
すように、第1段のカウンタ回路11と、第2段のカウ
ンタ回路12と、第3段のカウンタ回路13とからなっ
ている。カウンタ回路11,12,13は、インバータ
と、ノア回路と、ナンド回路と、Pチャンネルトランジ
スタとNチャンネルトランジスタとからなるゲートと、
2個のインバータを互いに逆方向に接続してなるラッチ
とを組み合わせて構成されている。
【0020】第1段のカウンタ回路11は、図3に例示
するように、ノア回路NR11と、ナンド回路NA11と、
インバータI111 〜I117 と、ゲートG111 〜G116
と、ラッチL111 〜L113 とからなる回路構成を有し、
カラムアドレスラッチ信号YALの立ち下がりに同期し
て、外部から与えられたアドレス入力の最下位A0をラ
ッチし、次のカラムアドレスラッチ信号NYALの立ち
上がりごとに、ラッチした値からカウントアップして、
最下位のカラムアドレス信号YA0を出力するととも
に、キャリー信号BCIN0を出力する。
【0021】第2段のカウンタ回路12は、図4に例示
するように、ノア回路NR121,NR122 と、ナンド回路
NA12と、インバータI121 〜I1210と、ゲートG121
〜G128 と、ラッチL121 〜L123 とからなる回路構成
を有し、カラムアドレスラッチ信号YALの立ち下がり
に同期して、外部から与えられたアドレス入力の下2位
A1をラッチし、次のカラムアドレスラッチ信号NYA
Lの立ち上がりごとに、ラッチした値と、第1段のカウ
ンタ回路11のキャリー信号BCIN0とからカウント
アップして、下2位のカラムアドレス信号YA1を出力
するとともに、キャリー信号BCIN1を出力する。
【0022】第3段のカウンタ回路13は、図5に例示
するように、ノア回路NR13と、ナンド回路NA131,
132 と、インバータI131 〜I1310と、ゲートG131
〜G138 と、ラッチL131 〜L133 とからなる回路構成
を有し、カラムアドレスラッチ信号YALの立ち下がり
に同期して、外部から与えられたアドレス入力の下3位
A2をラッチし、次のカラムアドレスラッチ信号NYA
Lの立ち上がりごとに、ラッチした値と、第1段のカウ
ンタ回路11のキャリー信号BCIN0と、第2段のカ
ウンタ回路12のキャリー信号BCIN1とからカウン
トアップして、下3位のカラムアドレス信号YA2を出
力するともに、キャリー信号BCIN2を出力する。
【0023】この際、信号MDWL1は、バースト長=
1の指定のときハイレベルとなり、信号MDWL4は、
バースト長=4の指定のときハイレベルとなり、信号M
DWL8は、バースト長=8の指定のときハイレベルと
なり、MDWL1,MDWL4,MDWL8がすべてロ
ーレベルのときは、バースト長=2の指定となる。これ
によって、バースト長=1の指定のときは、第1段のカ
ウンタ回路11は、外部から与えられたアドレス情報の
最下位A0をそのままカラムアドレス信号の最下位桁Y
A0として出力し、バースト長=2の指定のときは、外
部から与えられたアドレス情報の最下位A0から1ビッ
トのカウントアップを繰り返して行って、カラムアドレ
ス信号YA0の最下位として出力する。また、バースト
長=4の指定のときは、第1段のカウンタ回路11と、
第2段のカウンタ回路12とによって、外部から与えら
れたアドレス情報の下2桁A1〜0から、2ビットのカ
ウントアップを行って、カラムアドレス信号の下2桁Y
A1〜0として出力する。さらに、バースト長=8の指
定のときは、第1段のカウンタ回路11と、第2段のカ
ウンタ回路12と、第3段のカウンタ回路13とによっ
て、外部から与えられたアドレス入力の下3桁A2〜0
から、3ビットのカウントアップを行って、カラムアド
レス信号の下3桁YA2〜0として出力する。
【0024】この例のアドレスラッチ2は、図6に例示
されるような、インバータI211 ,I212 と、ゲートG
21と、ラッチL21とからなる回路構成を有する、各段の
アドレスラッチ回路21からなり、各段のアドレスラッ
チ回路21は、実際には、アドレスカウンタ1におけ
る、各カウンタ回路11,12,13にそれぞれ組み込
まれて構成されている。アドレスラッチ回路21は、カ
ラムアドレスラッチ信号YALがローレベルのときオン
になるゲートG21を介して、外部から入力されるアドレ
ス信号AjをラッチL21に取り込み、カラムアドレスラ
ッチ信号YALがハイレベルになったとき、アドレス入
力Ajの状態をラッチL21に保持して、カラムアドレス
信号YAj(j=m−1〜3)として、図示されないカ
ラムアドレスデータに出力する。
【0025】この例の終了アドレス演算回路3は、図7
に例示するように、アドレスラッチ31〜33と、ノア
回路NR31と、ノア回路NA31〜NA39と、インバータ
31〜I35とからなる回路構成を有し、外部から入力さ
れる最下位のアドレス信号A0を図6と同様な構成を有
するアドレスラッチ31に保持して、その出力信号YA
0LをインバータI31を介して反転することによって、
最下位の終了アドレスYB0を出力し、下2位のアドレ
ス信号A1をアドレスラッチ32に保持して、その出力
信号YA1Lから、インバータI32, 33及びナンド回
路NA31〜NA33からなる減算回路において、前段の出
力信号YA0Lを減算したのち、信号MDWL4及び信
号MDWL8がハイレベルのときオンになるナンド回路
NA34からなるゲートを経て、下2位の終了アドレスY
B1を出力し、下3位のアドレス信号Aをアドレスラッ
チ33に保持して、その出力信号YA2Lから、インバ
ータI34及びナンド回路NA35〜NA38からなる減算回
路において、前段の出力信号YA0L,YA1Lを減算
したのち、信号MDWL8がハイレベルのときオンにな
るナンド回路NA39からなるゲートを経て、下3位の終
了アドレスYB2を出力することによって、開始アドレ
スから−1したアドレスYB2〜0を終了アドレスとし
て出力する。
【0026】この例の比較回路4は、図8に例示される
ように、ノア回路NR41と、ナンド回路NA41, NA42
と、インバータI41〜I48と、ゲートG41〜G48 とか
らなる回路構成を有し、カウンタ回路11からのキャリ
ー信号BCIN0と終了アドレスYB0とを、インバー
タI41〜I43, ゲートG41, 42からなる一致検出回路
において比較して一致したとき出力される一致信号K0
と、信号MDWL4及び信号MDWL8がハイレベルの
とき、カウンタ回路12からのキャリー信号BCIN1
と終了アドレスYB1とを、ナンド回路NA41, インバ
ータI44, 45 , ゲートG43, 44からなる一致検出回
路において比較して一致したとき出力される一致信号K
1と、信号MDWL8がハイレベルのとき、カウンタ回
路13からのキャリー信号BCIN2と終了アドレスY
B2とを、ナンド回路NA42, インバータI46, 47,
ゲートG45, 46からなる一致検出回路において比較し
て一致したとき出力される一致信号K2とがともにハイ
レベルになったとき、ゲートNA43, インバータI48
経て、ハイレベルのバースト終了信号BSTENDを出
力する。
【0027】次に、図1乃至図9を参照して、バースト
長=2(MDWL1=0,MDWL4=0,MDWL8
=0)のときの、この例のメモリアドレス発生回路のバ
ースト動作を説明する。この場合、MDWL4=0,M
DWL8=0なので、一致信号は始めからK1=1,K
2=1となり、アドレス信号A1とA2の値には依存し
ない。このため、一致信号K0の値のみによって、すな
わちBCIN0とYB0の値によってバースト終了信号
BSTENDがきまる。いま、スタートアドレスが1
(10進数)であって、これがリード又はライトのコマ
ンドと同時に入力されたものとする。このとき制御回路
からカラムアドレスラッチ信号YALがアドレスカウン
タ1に出力されるので、カウンタ回路11においてゲー
トG11がオンになって、アドレスA0=1がラッチL
112 にラッチされて、カラムアドレス信号YA0=1が
出力される。このときカウンタ回路12では、アドレス
A1=0なので、カラムアドレス信号YA1=0であ
る。また、カウンタ回路11のキャリー信号BCIN0
=1であり、カウンタ回路12のキャリー信号BCIN
1=0である。カウンタ回路13のキャリー信号BCI
N2は、このとき無関係である。さらに、終了アドレス
演算回路3において、アドレスラッチ31,32,33
からラッチされたアドレス信号YA0L=1,YA1L
=0,YA2L=0が出力され、終了アドレス信号とし
て、YB0=0,YB1=1,YB2=1が出力され
る。比較回路4では、各一致検出回路において、それぞ
れキャリー信号BCIN0,BCIN1,BCIN2
と、終了アドレス信号YB0,YB1,YB2とを比較
して、一致信号K0=0,K1=1,K2=1なので、
バースト終了信号として、BSTEND=0が出力さ
れ、バースト動作は終了しない。
【0028】次のクロックで、次のカラムアドレスラッ
チ信号NYALが入力されると、アドレスカウンタ1に
おいて、カウンタ回路11はカウントアップして、カラ
ムアドレス信号YA0=0となる。一方、カウンタ回路
12のカラムアドレス信号YA1=0であって変化しな
い。また、カウンタ回路11のキャリー信号BCIN0
=0となり、カウンタ回路12のキャリー信号BCIN
1=0のままである。これによって、終了アドレス演算
回路3におけるラッチされたアドレス信号YA0L=
1,YA1L=0,YA2L=0の状態は変わらず、終
了アドレス信号YB0=0,YB1=1,YB2=1の
状態も変化しない。比較回路4では、各一致検出回路に
おいて、それぞれキャリー信号BCIN0,BCIN
1,BCIN2と、終了アドレス信号YB0,YB1,
YB2とを比較して、一致信号K0=1,K1=1,K
2=1となるので、バースト終了信号として、BSTE
ND=1が出力されて、バースト動作が終了する。
【0029】次に、図1乃至図8及び図10を参照し
て、バースト長=4(MDWL1=0,MDWL4=
1,MDWL8=0)のときの、この例のメモリアドレ
ス発生回路のバースト動作を説明する。この場合は、M
DWL8=0なので、一致信号は始めからK2=1とな
り、アドレス信号YA2Lの値には依存しない。このた
め、一致信号K0,K1の値によって、バースト終了信
号BSTENDがきまる。いま、スタートアドレスが1
(10進数)であって、これがリード又はライトのコマ
ンドと同時に入力されたものとする。このとき制御回路
からカラムアドレスラッチ信号YALがアドレスカウン
タ1に出力されるので、アドレスA0=1がラッチL
112 にラッチされて、カラムアドレス信号YA0=1が
出力される。このときカウンタ回路12では、アドレス
A1=0なので、カラムアドレス信号YA1=0であ
る。また、カウンタ回路11のキャリー信号BCIN0
=1であり、カウンタ回路12のキャリー信号BCIN
1=0である。カウンタ回路13のキャリー信号BCI
N2は、このとき無関係である。さらに、終了アドレス
演算回路3において、アドレスラッチ31,32,33
からラッチされたアドレス信号YA0L=1,YA1L
=0,YA2L=0が出力され、終了アドレス信号とし
て、YB0=0,YB1=0,YB2=1が出力され
る。比較回路4では、各一致検出回路において、それぞ
れキャリー信号BCIN0,BCIN1,BCIN2
と、終了アドレス信号YB0,YB1,YB2とを比較
して、一致信号K0=0,K1=1,K2=1なので、
バースト終了信号として、BSTEND=0が出力さ
れ、バースト動作は終了しない。
【0030】次のクロックで、次のカラムアドレスラッ
チ信号NYALが入力されると、アドレスカウンタ1に
おいて、カウンタ回路11はカウントアップして、カラ
ムアドレス信号YA0=0となり、一方、カウンタ回路
12もカウントアップしてカラムアドレス信号YA1=
1となる。また、カウンタ回路11のキャリー信号BC
IN0=0となり、カウンタ回路12のキャリー信号B
CIN1=1となる。これによって、終了アドレス演算
回路3における、ラッチされたアドレス信号YA0L=
1,YA1L=0,YA2L=0の状態は変わず、終了
アドレス信号YB0=0,YB1=0,YB2=1とな
る。比較回路4では、各一致検出回路において、それぞ
れキャリー信号BCIN0,BCIN1,BCIN2
と、終了アドレス信号YB0,YB1,YB2とを比較
して、一致信号K0=1,K1=0,K2=1となるの
で、バースト終了信号として、BSTEND=0が出力
され、バースト動作は終了しない。
【0031】さらに、次のクロックで、次のカラムアド
レスラッチ信号NYALが入力されるとともに、アドレ
スカウンタ1において、カウンタ回路11はカウントア
ップして、カラムアドレス信号YA0=1となるが、カ
ウンタ回路12のカラムアドレス信号YA1=1であっ
て変化しない。また、カウンタ回路11のキャリー信号
BCIN0=0となり、カウンタ回路12のキャリー信
号BCIN1=1となる。これによって、終了アドレス
演算回路3における、ラッチされたアドレス信号YA0
L=1,YA1L=0,YA2L=0の状態と、終了ア
ドレス信号YB0=0,YB1=0,YB2=1の状態
は変わらない。比較回路4では、各一致検出回路におい
て、それぞれキャリー信号BCIN0,BCIN1,B
CIN2と、終了アドレス信号YB0,YB1,YB2
とを比較して、一致信号K0=1,K1=0,K2=1
となるので、バースト終了信号として、BSTEND=
0が出力され、バースト動作は終了しない。
【0032】さらに次のクロックで、次のカラムアドレ
スラッチ信号NYALが入力されるとともに、アドレス
カウンタ1において、カウンタ回路11はカウントアッ
プして、カラムアドレス信号YA0=0となり、カウン
タ回路12もカウントアップして、カラムアドレス信号
YA1=0となる。このとき、カウンタ回路11のキャ
リー信号BCIN0=0となり、カウンタ回路12のキ
ャリー信号BCIN1=0となる。これによって、終了
アドレス演算回路3における、ラッチされたアドレス信
号YA0L=0,YA1L=0,YA2L=0の状態
と、終了アドレス信号YB0=0,YB1=0,YB2
=1の状態は変わらない。比較回路4では、各一致検出
回路において、それぞれキャリー信号BCIN0,BC
IN1,BCIN2と、終了アドレス信号YB0,YB
1,YB2とを比較して、一致信号K0=1,K1=
1,K2=1となるので、バースト終了信号として、B
STEND=1が出力され、バースト動作が終了する。
【0033】このように、この例の構成によれば、メモ
リアドレス発生回路において、指定されたバースト長に
よって読み出し,書き込みを行うことができるととも
に、カラムアドレスを発生するために、開始アドレス
と、0からカウントアップするアドレスカウンタ値との
加算を行う必要がないので、回路構成が簡単になるとと
もに、演算速度を向上させることができる。
【0034】◇第2実施例 図11は、この発明の第2実施例である半導体記憶装置
の電気的構成を示すブロック図であって、第1実施例の
メモリアドレス発生回路を適用した半導体記憶装置を例
示している。この例の半導体記憶装置は、図11に示す
ように、メモリ5と、ロウデコーダ6と、メモリアドレ
ス発生回路7と、カラムデコーダ8と、センスアンプ9
から概略構成されている。メモリ5は、行方向の複数の
ワード線WLと、列方向の複数のビット線BLの交点ご
とに、メモリ素子51をマトリクス状に配置されてい
る。ロウデコーダ6は、メモリ5における、ロウ(行)
アドレスによって指定された行のワード線WLを選択す
る。メモリアドレス発生回路7は、第1実施例に示され
たような構成,機能を有し、メモリ5におけるカラム
(列)アドレスを発生する。カラムデコーダ8は、カラ
ムアドレスによって指定された列のビット線BLを選択
する。センスアンプ9は、選択されたワード線WLとビ
ット線BLとによって定まるメモリ素子に対してデータ
を書き込み、またはメモリ素子から読み出されたデータ
を増幅して出力する。
【0035】次に、図11を参照して、この例の半導体
記憶装置の動作を説明する。メモリ5におていは、ロウ
アドレスによって指定された行のワード線WLを、ロウ
デコーダ6によって指定し、カラムアドレスによって指
定された列のビット線BLを、カラムデコーダ8によっ
て指定することによって、選択されたメモリ素子51に
対して、センスアンプ9を介してセンスされたデータを
読み書きして、データを入出力する。この際、メモリア
ドレス発生回路7は、アドレスカウンタ1にmビットの
開始アドレスの下位nビットをラッチしてカウントアッ
プし、アドレスラッチ3に開始アドレスの上位(m−
n)ビットをラッチして、アドレスラッチ2にラッチし
たアドレス(m−n)ビットを上位とし、アドレスカウ
ンタ1のカウント値nビットを下位として、メモリ5の
リード/ライトアドレスを生成する。そして、終了アド
レス演算回路3において、下位nビットのアドレスから
1を減算した数を算出し、比較回路4で、アドレスカウ
ンタ1のカウント値と終了アドレス演算回路3の算出値
とを比較して一致したとき、バースト終了信号BSTE
NDを発生して、アドレスカウンタ1のカウントを停止
してメモリ5に対するリード/ライトを終了する。
【0036】このようにこの例によれば、半導体記憶装
置において、指定されたバースト長によって読み出し,
書き込みを行うことができる。さらにこの際、カラムア
ドレスを発生するために、開始アドレスと、0からカウ
ントアップするアドレスカウンタ値との加算を行う必要
がないので、回路構成が簡単になるとともに、演算速度
を向上させることができ、また、消費電力を低減するこ
とができる。
【0037】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、アドレス
カウンタとアドレスラッチとは、分離して設けるように
してもよい。また、アドレスカウンタ,アドレスラッ
チ,終了アドレス演算回路,比較回路は、それぞれ図示
の構成に限らず、任意の論理素子を用いて、所要の機
能,動作を実現するように構成してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、バーストリード/ライト機能を持つメモリアドレス
発生回路及び半導体記憶装置を実現できるとともに、こ
の際、メモリアドレス発生回路においてカラムアドレス
を発生するために、開始アドレスとアドレスカウンタ値
との加算を行う必要がないので、回路規模を縮小できる
とともに、アドレス生成の速度を向上することができ
る。さらにこれによって、このようなメモリアドレス発
生回路を有する半導体記憶装置の動作速度を向上するこ
とが可能となり、またその消費電力を低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例であるメモリアドレス発
生回路の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同回路におけるアドレスカウンタの回路構成例
を示す図である。
【図3】同回路における第1段のカウンタ回路の回路構
成例を示す図である。
【図4】同回路における第2段のカウンタ回路の回路構
成例を示す図である。
【図5】同回路における第3段のカウンタ回路の回路構
成例を示す図である。
【図6】同回路におけるアドレスラッチの回路構成例を
示す図である。
【図7】同回路における終了アドレス演算回路の回路構
成例を示す図である。
【図8】同回路における比較回路の回路構成例を示す図
である。
【図9】図2乃至図8に示された回路におけるバースト
長=2の場合の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図10】図2乃至図8に示された回路におけるバース
ト長=4の場合の動作を説明するタイミングチャートで
ある。
【図11】この発明の第2実施例である半導体記憶装置
の電気的構成を示すブロック図である。
【図12】従来のメモリアドレス発生回路の電気的構成
を示すブロック図である。
【図13】従来の半導体記憶装置の電気的構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 アドレスカウンタ(カウンタ手段) 2 アドレスラッチ(ラッチ手段) 3 終了アドレス演算回路(演算手段) 4 比較回路(比較手段) 5 メモリ 6 ロウデコーダ 7 メモリアドレス発生回路 8 カラムデコーダ 9 センスアンプ 11,12,13 カウンタ回路 21 アドレスラッチ回路 31,32,33 アドレスラッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 7/00 G11C 8/04 G11C 11/401 - 11/4099

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m(mは任意の正の整数)ビットの開始
    アドレスの下位n(nは正の整数:m>n)ビットをラ
    ッチしてクロックに応じてカウントアップしてスタート
    アドレスから順次出力するカウンタ手段と、 該開始アドレスの上位(m−n)ビットをラッチするラ
    ッチ手段と、 前記下位nビットのアドレスの個数から1を減算した数
    を算出する演算手段と、 前記カウンタ手段の出力値と、前記演算手段の出力値と
    が一致したときバースト終了信号を発生する比較手段と
    を備え、 前記ラッチ手段にラッチされたアドレスを上位とし、前
    記カウンタ手段の出力値を下位としてメモリに対するリ
    ード/ライトアドレスを生成するとともに、前記バース
    ト終了信号発生時、前記カウンタ手段のカウントを停止
    してメモリに対するリード/ライトを終了することを特
    徴とするメモリアドレス発生回路。
  2. 【請求項2】 前記カウンタ手段が、 アドレスラッチ信号に応じて開始アドレスの最下位ビッ
    トをラッチして、第1のバースト長指定信号がハイレベ
    ルのとき、該ラッチした最下位ビットを1カウントアッ
    プして出力し、該第1のバースト長指定信号がローレベ
    ルのとき、該ラッチした最下位ビットを2カウントアッ
    プする動作を次のアドレスラッチ信号の入力まで繰り返
    して最下位アドレスを出力する第1段のカウンタ回路
    と、 前記アドレスラッチ信号に応じて前記開始アドレスの下
    2位ビットをラッチして、第2のバースト長指定信号が
    ハイレベルのとき、該ラッチした開始アドレスの下2位
    に前記第1段のカウンタ回路の桁上げ信号を加算して4
    カウントアップする動作を次のアドレスラッチ信号の入
    力まで繰り返して下2位のアドレスを出力する第2段の
    カウンタ回路と、 前記アドレスラッチ信号に応じて前記開始アドレスの下
    3位ビットをラッチして、第3のバースト長指定信号が
    ハイレベルのとき、該ラッチした開始アドレスの下3位
    に前記第1段のカウンタ回路の桁上げ信号及び第2段の
    カウンタ回路の桁上げ信号を加算して8カウントアップ
    する動作を次のアドレスラッチ信号の入力まで行って下
    3位のアドレスを出力する第3段のカウンタ回路とから
    なることを特徴とする請求項1記載のメモリアドレス発
    生回路。
  3. 【請求項3】 前記ラッチ手段が、前記アドレスラッチ
    信号に応じて、前記開始アドレスの上位(m−n)ビッ
    トの各桁の値をそれぞれラッチする(m−n)個のラッ
    チ回路からなることを特徴とする請求項1又は2記載の
    メモリアドレス発生回路。
  4. 【請求項4】 前記演算手段が、 前記開始アドレスの最下位ビットをラッチして、該ラッ
    チした値を反転して出力を発生する第1段の減算回路
    と、 前記開始アドレスの下2位ビットをラッチして、該ラッ
    チした値から前記第1段の減算回路における借りを減算
    して、前記第2のバースト長指定信号がハイレベルのと
    き出力を発生する第2段の減算回路と、 前記開始アドレスの下3位ビットをラッチして、該ラッ
    チした値から前記第1段の減算回路における借りと前記
    第2段の減算回路における借りとを減算して、前記第3
    のバースト長信号が、ハイレベルのとき出力を発生する
    第3段の減算回路とからなることを特徴とする請求項
    1,2又は3記載のメモリアドレス発生回路。
  5. 【請求項5】 前記比較手段が、 前記第1段のカウンタ回路の桁上げ信号と前記第1段の
    減算回路の出力との一致を検出して出力を発生する第1
    段の一致検出回路と、 前記第2のバースト長指定信号又は第3のバースト長指
    定信号がハイレベルのとき、前記第2段のカウンタ回路
    の桁上げ信号と前記第2段の減算回路の出力との一致を
    検出して出力を発生する第2段の一致検出回路と、 前記第3のバースト長指定信号がハイレベルのとき、前
    記第3段のカウンタ回路の桁上げ信号と前記第3段の減
    算回路の出力との一致を検出して出力を発生する第3段
    の一致検出回路とを備え、 該第1段の一致検出回路と第2段の一致検出回路と第3
    段の一致検出回路との出力の一致に応じて前記バースト
    終了信号を発生することを特徴とする請求項4記載のメ
    モリアドレス発生回路。
  6. 【請求項6】 マトリクス状にメモリ素子を配列してな
    るメモリに対して、ロウアドレスによって指定されるワ
    ード線をロウデコーダによって選択し、カラムアドレス
    によって指定されるビット線をカラムデコーダによって
    選択して、該ワード線とビット線によって定まるメモリ
    素子のデータをセンスアンプを介して入出力する半導体
    記憶装置において、 請求項1,2,3,4又は5記載のメモリアドレス発生
    回路を備え、開始アドレスごとにバースト長指定信号に
    よって指定されるバースト長のカラムアドレスを発生し
    て前記カラムデコーダに与えることによって、指定バー
    スト長ごとにデータの読み出し又は書き込みを行うよう
    に構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
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