JPH0875236A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機

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Publication number
JPH0875236A
JPH0875236A JP6212871A JP21287194A JPH0875236A JP H0875236 A JPH0875236 A JP H0875236A JP 6212871 A JP6212871 A JP 6212871A JP 21287194 A JP21287194 A JP 21287194A JP H0875236 A JPH0875236 A JP H0875236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffuser
air
movable diffuser
indoor unit
air outlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP6212871A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoki Takahashi
知己 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP6212871A priority Critical patent/JPH0875236A/ja
Publication of JPH0875236A publication Critical patent/JPH0875236A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の室内機の吹出口にある可動ディ
フューザが自重で勝手に回動するのを防止することによ
り、風向および風量の安定化を図る。 【構成】 空気調和機の室内機には、その吹出口に室内
への送風を上下に調節する上下風向板と、暖房運転時に
吹出口の下部先端を斜め前方下部に回動させる可動ディ
フューザ12を備えたものがある。冷房運転時は上下風向
板および可動ディフューザ12がほぼ水平方向に保持され
るが、可動ディフューザ12は自重により勝手に回動する
恐れがある。この自重による回動を防止するために、可
動ディフューザ12の回転軸14と、この回転軸14を回動自
在に軸支している吹出口の側壁15との間に可動ディフュ
ーザ12の自重による回転力を相殺するコイルバネ17を取
付ける。コイルバネ17の一端は回転軸14のスリ割り18に
係止させ、他端は吹出口の側壁15に設けた係止部19に係
止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室内機の吹
出口の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内機には、その吹出口6
に図2に示すような上下風向板11と可動ディフューザ12
とを設けたものがある。室内熱交換器9により熱交換さ
れた空気は送風機10によって吹出口6へ送出され、室内
への風向は上下風向板11と可動ディフューザ12によって
上下に調節されるようになっており、冷房運転時には上
下風向板11と可動ディフューザ12をほぼ水平方向に制御
して冷風の降下を少なくし、暖房運転時には上下風向板
11をほぼ垂直方向に制御するとともに、可動ディフュー
ザ12を実線で示された位置まで回動させて吹出口6を広
げ、温風の降下を促進させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、可動ディフ
ューザ12にはその左右両側面の後方上部に回転軸があっ
て、この回転軸は吹出口6の左右側壁に設けられた軸孔
に回動自在に軸支され、一側には駆動用のステッピング
モータ13が設けられているが、他側は単に回動自在に軸
支されただけの構成である。そのため、可動ディフュー
ザ12には常に図2に示す破線の位置から実線の位置へ自
重により回動しようとする力が働いており、振動や衝撃
が加わると可動ディフューザ12が勝手に回動する恐れが
ある。特にステッピングモータが結合されてない他側は
回動し易いため可動ディフューザ12には「ねじれ」の現
象が起こりやすく、変形する恐れがある。このように可
動ディフューザ12が勝手に回動したり、変形したりする
と風の流れが変化してしまう等の問題が発生する。した
がって、本発明においては、上述のような不具合を発生
させることのない空気調和機の室内機を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、筐体上部の吸込口
と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ空気通路に、エアーフ
ィルタと、室内熱交換器と、同室内熱交換器により熱交
換された空気を前記吹出口へ送出する送風機とを設ける
とともに、前記吹出口に室内への風向を上下に調節する
上下風向板と、吹出口の下部先端が上下に回動する可動
ディフューザとを設けてなるものにおいて、同可動ディ
フューザの回転軸と、同回転軸を回動自在に軸支してい
る前記吹出口の側壁との間に、前記可動ディフューザの
自重による回動を阻止する弾性体を設けることにした。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、可動ディフューザが振動
や衝撃を受けて回動しようとしても、回転軸と吹出口の
側壁間に設けられた弾性体が可動ディフューザの自重に
よる回転方向とは逆方向の力を発揮し、可動ディフュー
ザの自重による回動を阻止する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。図1は室内機の外観を表す斜視図で、1は
本体2と、この本体2に着脱可能に被せられた前面カバ
ー3と、この前面カバー3の前方に開閉自在に取付けら
れた正面パネル4とからなる筐体である。この筐体1の
上部および前方には室内空気の吸込口5が有り、下部前
方には吹出口6が形成されている。筐体1の中央内部を
側面から見ると図2のようになっており、吸込口5と吹
出口6間の空気通路7には着脱自在なエアーフィルタ8
と、前後に三つに分割形成された室内熱交換器9と、こ
の室内熱交換器9により熱交換された空気を吹出口6へ
送出するための送風機(クロスフローファン)10とが配
置され、吹出口6には室内への送風を上下に調節する上
下風向板11が設けられている。また、吹出口6の下部に
は可動ディフューザ12が設けられており、この可動ディ
フューザ12はステッピングモータ13で駆動されるように
なっている。
【0007】上下風向板11と、可動ディフューザ12は運
転モードに対応してその位置が変わり、例えば冷房運転
では上下風向板11と可動ディフューザ12が破線で示す位
置に保持される。このような状態であれば吹出口6から
の冷風を下降させることなく遠くまで送出することがで
きる。また、暖房運転では上下風向板11を実線で示すよ
うなほぼ垂直方向に回動させて吹出口6の前方を塞ぐと
ともに、可動ディフューザ12の先端部を実線で示すよう
な斜め前方下部まで回動させて吹出口6の前後間をAか
らBへ広げることにより、室内(床面)への温風の流れ
を良くするようになっている。
【0008】図3は本実施例の特徴とするところを斜視
図により表したもので、可動ディフューザ12の回転軸14
は吹出口6の側壁15に設けられた軸孔16に回動自在に軸
支されており、その回転軸14にはコイルバネ17の一側を
係止させるためのスリ割り18が設けられている。また、
吹出口6の側壁15にはコイルバネ17の他側を係止させる
係止部19が一体に設けられている。コイルバネ17は可動
ディフューザ12の自重による回転力を相殺する逆方向の
回転力を回転軸14に与えるように構成されており、回転
軸14と係止部19間に取付けるようになっている。したが
って、可動ディフューザ12が振動などの影響で自重によ
り回動しようとすると、回転軸14には可動ディフューザ
12を図2に示す破線の位置に保持しようとする力が働
き、可動ディフューザ12が勝手に回動するのを阻止す
る。
【0009】
【発明の効果】以上説明したような室内機であれば、吹
出口に設けられている可動ディフューザが自重により勝
手に回動するようなことはないので風向や風量が安定
し、品質的に優れた製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる室内機の外観斜視図である。
【図2】本発明および従来例に係わる室内機の側断面図
である。
【図3】本発明の一実施例を示す要部拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体 5 吸込口 6 吹出口 7 空気通路 9 室内熱交換器 10 送風機(クロスフローファン) 11 上下風向板 12 可動ディフューザ 13 ステッピングモータ 14 回転軸 15 側壁(吹出口の) 16 軸孔 17 コイルバネ(弾性体) 18 スリ割り 19 係止部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体上部の吸込口と、同筐体下部の吹出
    口とを結ぶ空気通路に、エアーフィルタと、室内熱交換
    器と、同室内熱交換器により熱交換された空気を前記吹
    出口へ送出する送風機とを設けるとともに、前記吹出口
    に室内への風向を上下に調節する上下風向板と、吹出口
    の下部先端が上下に回動する可動ディフューザとを設け
    てなるものにおいて、同可動ディフューザの回転軸と、
    同回転軸を回動自在に軸支している前記吹出口の側壁と
    の間に、前記可動ディフューザの自重による回動を阻止
    する弾性体を設けてなることを特徴とする空気調和機の
    室内機。
  2. 【請求項2】 前記回転軸に前記弾性体の一端を係止さ
    せるスリ割りもしくは孔または突起を設けてなる請求項
    1記載の空気調和機の室内機。
  3. 【請求項3】 前記吹出口の側壁に前記弾性体の他端を
    係止させる係止部を設けてなる請求項1記載の空気調和
    機の室内機。
  4. 【請求項4】 冷房運転では前記上下風向板をほぼ水平
    方向に回動させるとともに、可動ディフューザの先端部
    を上向きに保持し、暖房運転では前記上下風向板をほぼ
    垂直方向に回動させるとともに、可動ディフューザの先
    端部を前方下部に傾斜させて保持するようにしてなる請
    求項1記載の空気調和機の室内機。
  5. 【請求項5】 前記弾性体がコイルバネからなる請求項
    1,2および3記載の空気調和機の室内機。
JP6212871A 1994-09-06 1994-09-06 空気調和機の室内機 Pending JPH0875236A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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