JP3150031B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機Info
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- JP3150031B2 JP3150031B2 JP16833694A JP16833694A JP3150031B2 JP 3150031 B2 JP3150031 B2 JP 3150031B2 JP 16833694 A JP16833694 A JP 16833694A JP 16833694 A JP16833694 A JP 16833694A JP 3150031 B2 JP3150031 B2 JP 3150031B2
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- Japan
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- housing
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- Air-Flow Control Members (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室内機の吹
出口の構造に関する。
出口の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機の室内機の内部を側面から見
ると例えば図２のようになっており、筐体１は本体２
と、この本体２に着脱可能に被せられた前面カバー３
と、この前面カバー３に開閉自在に取付けられた正面パ
ネル４とで構成されている。筐体１の上部（前面カバー
３の上部および正面パネル４）には室内の空気を取り込
むための吸込口５が設けられ、前面下部には熱交換され
た空気を室内に送出するための吹出口６が形成されてい
る。これら吸込口５と吹出口６とを結ぶ空気通路７には
エアーフィルタ８と、前後に屈曲させた室内熱交換器９
と、送風機（クロスフローファン）10とが配置され、吹
出口６には室内への風向を上下に調節する上下風向板11
と可動ディフューザ13とが設けられており、室内熱交換
器９により熱交換された空気は送風機10によって吹出口
６へ送出され、室内への風向は上下風向板11と可動ディ
フューザ13によって上下に調節されるようになってお
り、冷房運転時には上下風向板11と可動ディフューザ13
をほぼ水平方向に制御して冷風の降下を少なくし、暖房
運転時には上下風向板11を図２に示すようなほぼ垂直方
向に制御するとともに、可動ディフューザ13を実線で示
された位置まで前向きに回動させて吹出口６を広げ、温
風の降下を促進させるようになっている。
ると例えば図２のようになっており、筐体１は本体２
と、この本体２に着脱可能に被せられた前面カバー３
と、この前面カバー３に開閉自在に取付けられた正面パ
ネル４とで構成されている。筐体１の上部（前面カバー
３の上部および正面パネル４）には室内の空気を取り込
むための吸込口５が設けられ、前面下部には熱交換され
た空気を室内に送出するための吹出口６が形成されてい
る。これら吸込口５と吹出口６とを結ぶ空気通路７には
エアーフィルタ８と、前後に屈曲させた室内熱交換器９
と、送風機（クロスフローファン）10とが配置され、吹
出口６には室内への風向を上下に調節する上下風向板11
と可動ディフューザ13とが設けられており、室内熱交換
器９により熱交換された空気は送風機10によって吹出口
６へ送出され、室内への風向は上下風向板11と可動ディ
フューザ13によって上下に調節されるようになってお
り、冷房運転時には上下風向板11と可動ディフューザ13
をほぼ水平方向に制御して冷風の降下を少なくし、暖房
運転時には上下風向板11を図２に示すようなほぼ垂直方
向に制御するとともに、可動ディフューザ13を実線で示
された位置まで前向きに回動させて吹出口６を広げ、温
風の降下を促進させるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、可動ディフ
ューザ13は運転モードに対応させて上述のように回動さ
せる必要があるため、可動ディフューザ13と吹出口６の
側壁17との間には図４に示すような隙間Ａが設けられて
いるが、冷房運転では送風機10側から吹出口６に向かう
冷気の一部が隙間Ａから下部に漏れてしまい、筐体１の
底部等が結露する場合がある。したがって、本発明にお
いては、上述の隙間Ａからの冷気漏れを遮断できるよう
にした空気調和機の室内機を提供することを目的として
いる。
ューザ13は運転モードに対応させて上述のように回動さ
せる必要があるため、可動ディフューザ13と吹出口６の
側壁17との間には図４に示すような隙間Ａが設けられて
いるが、冷房運転では送風機10側から吹出口６に向かう
冷気の一部が隙間Ａから下部に漏れてしまい、筐体１の
底部等が結露する場合がある。したがって、本発明にお
いては、上述の隙間Ａからの冷気漏れを遮断できるよう
にした空気調和機の室内機を提供することを目的として
いる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、筐体上部の吸込口
と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ空気通路に、エアーフ
ィルタと、室内熱交換器と、同室内熱交換器により熱交
換された空気を前記吹出口へ送出する送風機とを設ける
とともに、前記吹出口に室内への風向を上下に調節する
上下風向板と、吹出口の下部が前向きに回動する可動デ
ィフューザとを設けてなるものにおいて、同可動ディフ
ューザの左右上面に段差を設けるとともに、筐体側に前
記段差に当接するストッパを設けることにした。
決するためになされたものであり、筐体上部の吸込口
と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ空気通路に、エアーフ
ィルタと、室内熱交換器と、同室内熱交換器により熱交
換された空気を前記吹出口へ送出する送風機とを設ける
とともに、前記吹出口に室内への風向を上下に調節する
上下風向板と、吹出口の下部が前向きに回動する可動デ
ィフューザとを設けてなるものにおいて、同可動ディフ
ューザの左右上面に段差を設けるとともに、筐体側に前
記段差に当接するストッパを設けることにした。
【０００５】
【作用】上記の構成であれば、冷房運転時に可動ディフ
ューザが上向きになったとき、可動ディフューザの左右
上面に形成されている段差が筐体側に設けられたストッ
パと重なるので吹出口の側壁と可動ディフューザ間の隙
間が上部から塞がれた状態となり、前記隙間からの冷気
漏れがなくなる。
ューザが上向きになったとき、可動ディフューザの左右
上面に形成されている段差が筐体側に設けられたストッ
パと重なるので吹出口の側壁と可動ディフューザ間の隙
間が上部から塞がれた状態となり、前記隙間からの冷気
漏れがなくなる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１〜図３に基づい
て説明する。図１は室内機の外観を表す斜視図で、１は
本体２と、この本体２に着脱可能に被せられた前面カバ
ー３と、この前面カバー３の前方に開閉自在に取付けら
れた正面パネル４とからなる筐体である。この筐体１の
上部および前方には室内空気の吸込口５が有り、下部前
方には吹出口６が形成されている。筐体１の中央内部を
側面から見ると図２のようになっており、吸込口５と吹
出口６間の空気通路７には着脱自在なエアーフィルタ８
と、複数に分割して前後に屈曲させた室内熱交換器９
と、この室内熱交換器９により熱交換された空気を吹出
口６へ送出するための送風機（クロスフローファン）10
とが配置され、吹出口６には室内への送風を上下に調節
する上下風向板11が設けられている。また、吹出口６の
下部には、駆動部12を有し、吹出口６の下部を前向きに
回動させる可動ディフューザ13が設けられている。
て説明する。図１は室内機の外観を表す斜視図で、１は
本体２と、この本体２に着脱可能に被せられた前面カバ
ー３と、この前面カバー３の前方に開閉自在に取付けら
れた正面パネル４とからなる筐体である。この筐体１の
上部および前方には室内空気の吸込口５が有り、下部前
方には吹出口６が形成されている。筐体１の中央内部を
側面から見ると図２のようになっており、吸込口５と吹
出口６間の空気通路７には着脱自在なエアーフィルタ８
と、複数に分割して前後に屈曲させた室内熱交換器９
と、この室内熱交換器９により熱交換された空気を吹出
口６へ送出するための送風機（クロスフローファン）10
とが配置され、吹出口６には室内への送風を上下に調節
する上下風向板11が設けられている。また、吹出口６の
下部には、駆動部12を有し、吹出口６の下部を前向きに
回動させる可動ディフューザ13が設けられている。
【０００７】上下風向板11と、可動ディフューザ13は運
転モードに対応してその位置が変わり、例えば冷房運転
では上下風向板11がほぼ水平方向になるように回動さ
れ、一方、可動ディフューザ13は破線で示す位置に保持
される。このような状態であれば吹出口６からの冷風を
下降させることなく遠くまで送出することができる。ま
た、暖房運転では上下風向板11を図示されているような
ほぼ垂直方向に回動させて吹出口６の前方を塞ぐととも
に、可動ディフューザ13を実線で示す位置まで回動させ
て吹出口６の前後間をＡからＢへ広げ、室内への温風の
流れを良くするようになっている。
転モードに対応してその位置が変わり、例えば冷房運転
では上下風向板11がほぼ水平方向になるように回動さ
れ、一方、可動ディフューザ13は破線で示す位置に保持
される。このような状態であれば吹出口６からの冷風を
下降させることなく遠くまで送出することができる。ま
た、暖房運転では上下風向板11を図示されているような
ほぼ垂直方向に回動させて吹出口６の前方を塞ぐととも
に、可動ディフューザ13を実線で示す位置まで回動させ
て吹出口６の前後間をＡからＢへ広げ、室内への温風の
流れを良くするようになっている。
【０００８】図３は本実施例の特徴とするところを斜視
図により表したもので、可動ディフューザ13の上面左右
には段差14が形成されている。一方、空気通路７の背面
板15の下部左右には可動ディフューザ13側の段差14に当
接するストッパ16が一体に成形されている。ストッパ16
の一側は吹出口６の側壁17に当接しており、冷房運転で
は可動ディフューザ13の左右に設けられた段差14がスト
ッパ16に当接するので可動ディフューザ13と吹出口６の
側壁17との間に隙間Ａが設けられていても、この隙間Ａ
から冷気が漏れることはない。なお、以上説明したよう
な構成とは別に例えば可動ディフューザ13の左右を筐体
１の下部（吹出口６の左右側壁の下部）まで延出させ、
この延出させた部位を筐体１の下部に当接させれば図３
に示した対策と同様の効果が得られる。
図により表したもので、可動ディフューザ13の上面左右
には段差14が形成されている。一方、空気通路７の背面
板15の下部左右には可動ディフューザ13側の段差14に当
接するストッパ16が一体に成形されている。ストッパ16
の一側は吹出口６の側壁17に当接しており、冷房運転で
は可動ディフューザ13の左右に設けられた段差14がスト
ッパ16に当接するので可動ディフューザ13と吹出口６の
側壁17との間に隙間Ａが設けられていても、この隙間Ａ
から冷気が漏れることはない。なお、以上説明したよう
な構成とは別に例えば可動ディフューザ13の左右を筐体
１の下部（吹出口６の左右側壁の下部）まで延出させ、
この延出させた部位を筐体１の下部に当接させれば図３
に示した対策と同様の効果が得られる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したような室内機であれば、冷
房運転中に可動ディフューザの両端から冷気が漏れるよ
うなことはなく、品質的に安定した製品が得られる。
房運転中に可動ディフューザの両端から冷気が漏れるよ
うなことはなく、品質的に安定した製品が得られる。
【図１】本発明に係わる室内機の外観斜視図である。
【図２】本発明および従来例に係わる室内機の側断面図
である。
である。
【図３】本発明の一実施例を示す室内機の要部斜視図で
ある。
ある。
【図４】従来例を示す室内機の要部斜視図である。
１ 筐体 ５ 吸込口 ６ 吹出口 ７ 空気通路 ９ 室内熱交換器 10 送風機（クロスフローファン） 11 上下風向板 12 駆動部 13 可動ディフューザ 14 段差 15 背面板 16 ストッパ 17 側壁
Claims (4)
- 【請求項１】 筐体上部の吸込口と、同筐体下部の吹出
口とを結ぶ空気通路に、エアーフィルタと、室内熱交換
器と、同室内熱交換器により熱交換された空気を前記吹
出口へ送出する送風機とを設けるとともに、前記吹出口
に室内への風向を上下に調節する上下風向板と、吹出口
の下部が前向きに回動する可動ディフューザとを設けて
なるものにおいて、同可動ディフューザの左右上面に段
差を設けるとともに、筐体側に前記段差に当接するスト
ッパを設けてなることを特徴とする空気調和機の室内
機。 - 【請求項２】 筐体上部の吸込口と、同筐体下部の吹出
口とを結ぶ空気通路に、エアーフィルタと、室内熱交換
器と、同室内熱交換器により熱交換された空気を前記吹
出口へ送出する送風機とを設けるとともに、前記吹出口
に室内への風向を上下に調節する上下風向板と、吹出口
の下部が前向きに回動する可動ディフューザとを設けて
なるものにおいて、同可動ディフューザの左右を筐体の
下部まで延出させてなることを特徴とする空気調和機の
室内機。 - 【請求項３】 前記ストッパの側方を前記吹出口の側壁
に当接させてなる請求項１記載の空気調和機の室内機。 - 【請求項４】 冷房運転では前記上下風向板をほぼ水平
方向に回動させるとともに、可動ディフューザを上向き
に保持し、暖房運転では前記上下風向板をほぼ垂直方向
に回動させるとともに、可動ディフューザを前向きに回
動させて保持するようにしてなる請求項１および２記載
の空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16833694A JP3150031B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16833694A JP3150031B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機の室内機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828901A JPH0828901A (ja) | 1996-02-02 |
| JP3150031B2 true JP3150031B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=15866170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16833694A Expired - Fee Related JP3150031B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3150031B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3296470B2 (ja) * | 1995-03-09 | 2002-07-02 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
| JP2002213804A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| JP4004458B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2007-11-07 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
| JP2018091564A (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 空気調和機の室内機 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP16833694A patent/JP3150031B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0828901A (ja) | 1996-02-02 |
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Legal Events
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