JPH0419396Y2 - - Google Patents

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JPH0419396Y2
JPH0419396Y2 JP1986185796U JP18579686U JPH0419396Y2 JP H0419396 Y2 JPH0419396 Y2 JP H0419396Y2 JP 1986185796 U JP1986185796 U JP 1986185796U JP 18579686 U JP18579686 U JP 18579686U JP H0419396 Y2 JPH0419396 Y2 JP H0419396Y2
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JP
Japan
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air
air outlet
opening
closing damper
indoor unit
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JP1986185796U
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は天井吊形空気調和機の改良に係り、特
に、暖房時に居住域のドラフトを避けた均一な室
内温度分布を得るようにしたものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の天井吊形空気調和機としては、
第4図および第5図に示す如く、天井に吊下げた
室内機本体1の前面に前面吹出口4を設け、第4
図のものは、前面吹出口4の内側に水平羽根を多
数組合わせたグリル30をその前方下端を中心と
して上下にスイングしたり、第5図のものは、前
面吹出口4の内側に配設した一枚の羽根31をそ
の前端を中心として後端を上下にスイングして、
ともに温風を斜め前方およびやや下方に吹出すも
のが知られている。
また、第6図および第7図に示す如く、天井に
吊下げた室内機本体1の前面および下面前方に調
和空気を吹出す前面吹出口4および下面吹出口5
をそれぞれ設け、第6図のものは、水平軸33に
楕円ルーバ34を約45°傾斜して多数取付け、水
平軸33を回転して楕円ルーバ34により温風を
左右方向へスイングしたり、また、第7図のもの
は下面吹出口5に配設する開閉ダンパ35の下面
吹出口5の前方に位置する前端を中心として開閉
ダンパ35を開いて下面吹出口5からも温風の一
部を下方へ吹出すようにし(実公昭58−39323号
公報参照)、室内の均一な温度分布を計るものが
知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、第4図および第5図図示の室内
機本体1の前面に前面吹出口4を設けて、それぞ
れグリル30および羽根31の上下のスイング機
構により温風の吹出し方向を変えるものは、第8
図に示すように、いずれも室内機本体1の下方に
温風の吹出がなく、温風の吹出域32が居住域2
8と重なり、居住域28でのドラフトが問題とな
つたり、温度分布の均一化が計られない。
また、第6図および第7図図示の室内機本体1
の前面および下面前方に前面吹出口4および下面
吹出口5をそれぞれ設けたもののうち、第6図図
示の左右方向のスイング機構によるものは吹出す
温風が左右方向へ振られるため、また、第7図図
示の開閉ダンパ35を開いて下面吹出口5から温
風の一部を下方へ吹出すものは、開閉ダンパ35
を開いたときは吹出面積が前面吹出口4と下面吹
出口5との二つに増加し吹出風速が減少するた
め、ともに室内機本体1より吹出す温風の到達距
離が短く、居住域28に温風の吹出域36がとど
かず、室全体の温度分布が悪いものである。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、前記問題点を解決するための
手段として、第1図ないし第3図に例示する如
く、天井吊形空気調和機の室内機本体1の前面お
よび下面前方に調和空気を前面斜め下方および下
方に吹出す前面吹出口4および下面吹出口5と、
両吹出口4および5の上流側に開閉ダンパ9とを
設け、該開閉ダンパ9を周期的に上下にスイング
して両吹出口4および5を全開より全閉まで互に
逆方向に開度を可変とするものである。
(作用) 本考案は前記手段により、室内機本体1を部屋
の天井に後面を隅に臨ませて吊下げて開閉ダンパ
9を周期的に上下にスイングすると、前記開閉ダ
ンパ9のスイングに伴つて、前面吹出口4および
下面吹出口5からその開度に応じた風量割合の調
和空気が吹出され、前面吹出100%〓下面吹出100
%の吹出モードが繰返され、前面吹出口4からの
斜め下方の前面吹出域26と、下面吹出口5から
下方の下面吹出域27との中間に位置する居住域
28には直接調和空気が流れず、ドラフトを避け
た空調が行なわれ、しかも、前面吹出域26と下
面吹出域27との風量が時々刻々変化し、室内の
温度分布の均一化が開閉ダンパ9のスイングに伴
つて容易に計られるものである。
(実施例) 以下第1図ないし第3図を参照して、本考案の
好適な一実施例としての天井吊形空気調和機につ
いて詳細に説明する。
第1図および第2図において、符号1は部屋の
天井の隅に後面を臨ませて吊下げられる室内機本
体であつて、該室内機本体1内には風上側からシ
ロツコフアン2および室内熱交換器3を内蔵し、
図示しないが圧縮機を備えた室外機と冷媒配管で
接続して圧縮機より吐出される冷媒を室内熱交換
器3に導いて、シロツコフアン2により吹出す室
内空気と熱交換し、室内を暖房するものである。
しかして、室内機本体1の前面には前面吹出口
4が、また、下面前方には下面吹出口5がそれぞ
れ前面室内熱交換器3の下流側に互に隔壁6を挟
んでそれぞれの開口面積をほぼ等しくして穿設さ
れている。7および8は前面吹出口4および下面
吹出口5にそれぞれ設けた前面グリルおよび下面
グリルであり、前面グリル7は吹出風を前面斜め
下方へ吹出す如く、複数(図では3枚)の羽根を
斜め下方に傾斜して形成し、また、下面グリル8
は吹出風をほぼ真下へ吹出す如く、複数(図では
2枚)の羽根をほぼ垂直にして形成する。
符号9は本考案の特徴をなす開閉ダンパであ
り、前記前面吹出口4および下面吹出口5にほぼ
等しい広がりを有し、前記両吹出口4および5の
上流側で熱交換器3の下流側に配設する。開閉ダ
ンパ9は第3図に詳細に図示する如く2枚の曲板
状の羽根10,10の一端を蝶番11,11とし
て回動軸12に挿入し、回動軸12の両端を前記
室内機本体1の両側面にて支持するA−A軸を有
するレバ13,14に固定し、レバ13をさらに
他のレバを介してモータ15によりA−A軸を中
心として回動する。
すなわち、第1図点線矢示の如く、下面吹出口
5を閉鎖して前面吹出口4より室内機本体1の前
方に全量の温風を吹出したり、前面吹出口4と下
面吹出口5との中間に位置させて前記両吹出口4
および5の開度に応じた量の温風をそれぞれ前面
斜め下方および下方に吹出したり、実線矢示の如
く前面吹出口4を閉鎖して下面吹出口5より室内
機本体1の下方に全量の温風を吹出したりするも
のである。
さらに詳しくその作用を説明すれば、開閉ダン
パ9が下面吹出口5を全部閉鎖する時点(第1図
点線位置)では前面吹出口4から風量の100%が
前面から斜め下方に吹出され、次いで、開閉ダン
パ9が下面吹出口5を75%、前面吹出口4を25%
をそれぞれ閉鎖する時点では風量の75%が前面よ
り、25%が下面よりそれぞれ吹出され、開閉ダン
パ9が両吹出口4,5を均等に半分づつ閉鎖する
時点では風量の50%がそれぞれの吹出口4および
5から吹出され、開閉ダンパ9が前面吹出口4を
75%、下面吹出口5を25%閉鎖する時点ではそれ
ぞれ風量の25%が前面より、75%が下面より吹出
され、開閉ダンパ9が前面吹出口4を全部閉鎖す
る時点(第1図実線位置)では下面吹出口5から
風量の100%が下方へ吹出され、開閉ダンパ9の
周期的な上下のスイングにより前面吹出100%〓
下面吹出100%の吹出モードを繰返して形成する
ものである。
しかして、第2図図示の如く、前面吹出口4か
らの前面斜め下方に形成される前面吹出域26
と、下面吹出口5の真下に形成される下面吹出域
27との中間に位置する居住域28には直接温風
が吹出さないので、ドラフトが避けられ、しかも
前面吹出域26と下面吹出域27との吹出風量が
開閉ダンパ9の周期的な上下のスイングに伴つて
時々刻々変化し、かつ両吹出口4および5の開口
面積の和が常に等しいので吹出風速が変化せず、
室内の温度分布の均一化が計られる。
なお、前記実施例では、開閉ダンパ9の2枚の
羽根10,10は曲板状のものについて説明した
が、羽根10は曲板状の代りに平板であつても良
いものであり、また、温風を前面斜め下方に吹出
すために前面グリル7の羽根の形状を斜め下方に
傾斜して形成したが、前面吹出口4自体の開口を
斜め下方に傾斜させて温風を前面斜め下方に吹出
すように形成しても良いものであり、フアンとし
てシロツコフアン2の代りに他の形式のフアンで
あつても良いものである。
また、前記実施例では特に効果のあがる暖房時
について説明したが、冷房時でも暖房時に近い効
果を奏することができるものである。
(考案の効果) 本考案は叙上の如く構成するものであるので、
下記の如く顕著な効果を奏するものである。
(1) 開閉ダンパ9の周期的な上下のスイングに伴
つて、前面吹出口4および下面吹出口5からそ
の開度に応じた風量割合の調和空気が吹出さ
れ、前面吹出100%〓下面吹出100%の周期的な
吹出モードが繰返され、前面吹出域26と下面
吹出域27の風量が開閉ダンパ9の周期的な上
下のスイングに伴つて時々刻々変化し、かつ吹
出風の風速が変化しないので、室内の温度分布
の均一化が容易に計られるものである。
(2) しかも、前面吹出口4からの前面斜め下方の
前面吹出域26および下面吹出口5からほぼ下
方の下面吹出域27との中間に位置する居住域
28には、直接調和空気が吹出さずドラフトを
避けた快適な空調が行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な一実施例である天井吊
形空気調和機の室内機の一部拡大縦断面図、第2
図は第1図の室内機を室内天井に設置したときの
吹出風の説明図、第3図は開閉ダンパ部の拡大斜
視図、第4図ないし第7図はそれぞれ従来装置の
構造の説明図、第8図は第4図および第5図装置
の吹出風の説明図、第9図は第6図および第7図
装置の吹出風の説明図である。 1……室内機本体、4……前面吹出口、5……
下面吹出口、9……開閉ダンパ、26……前面吹
出域、27……下面吹出域、28……居住域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内機本体1の前面および下面前方に調和空気
    を前面斜め下方および下方に吹出す前面吹出口4
    および下面吹出口5と、両吹出口4および5の上
    流側に開閉ダンパ9とを設け、該開閉ダンパ9を
    周期的に上下にスイングして両吹出口4および5
    を全開より全閉まで互に逆方向に開度を可変とす
    ることを特徴とする天井吊形空気調和機。
JP1986185796U 1986-12-01 1986-12-01 Expired JPH0419396Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986185796U JPH0419396Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986185796U JPH0419396Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389539U JPS6389539U (ja) 1988-06-10
JPH0419396Y2 true JPH0419396Y2 (ja) 1992-05-01

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ID=31134757

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