JPH087436Y2 - ベース音発生装置 - Google Patents

ベース音発生装置

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JPH087436Y2
JPH087436Y2 JP1986200313U JP20031386U JPH087436Y2 JP H087436 Y2 JPH087436 Y2 JP H087436Y2 JP 1986200313 U JP1986200313 U JP 1986200313U JP 20031386 U JP20031386 U JP 20031386U JP H087436 Y2 JPH087436 Y2 JP H087436Y2
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JP
Japan
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mode
bass
performance
key
pedal
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JP1986200313U
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English (en)
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JPS63105197U (ja
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重夫 坂下
浩志 諸隈
里夏 大久保
恒久 野木村
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案はベース音発生装置に関し、特に、コード、
ベースの自動演奏モードとコード自動、ベース手動の演
奏モードとの間のモード切換制御技術に関する。
[従来技術と問題点] 従来のベース音発生装置として、第1の演奏モードで
は、手鍵盤を弾くことにより、コードとベースの自動演
奏が行え、第2の演奏モードでは手鍵盤を弾くことによ
りコードの自動演奏ができ足鍵盤を弾くことによりベー
スのマニュアル演奏ができるものが知られている。そし
て、上記の第1の演奏モードと第2の演奏モードの切換
に関しては、次のような従来技術が知られている。すな
わち、足鍵盤が押鍵されたことを条件として、第1の演
奏モードから第2の演奏モードに切り換え、しかる後、
足鍵盤の離鍵後、所定の拍子タイミングの時点、(例え
ば次の小節の頭や拍の頭)で第1の演奏モードに復帰さ
せる(特開昭53−80217号、実開昭57−90494号)。した
がって、自動ベース演奏を曲の途中の任意のところから
手動ベース演奏に切り換えることができた。
しかし、自動ベース演奏の復帰は、必ず、マシンサイ
ドの決まった位置、例えば小節の頭や拍子の頭のところ
で起きるので、ユーザーが希望するところで自動ベース
演奏に戻すことができない、という欠点があった。この
ようなことから、この自動ベース演奏に戻す方法とし
て、マニュアルベース演奏を行なわせるための足鍵盤の
離鍵を検出して、自動ベース演奏に復帰する、という方
法が考えられる。この方法によれば、自動ベース演奏の
復帰は、固定的な位置ではなくなる。しかしながら、通
常マニュアルベース演奏を行っているときは、足鍵盤を
押鍵、離鍵する操作を繰り返しており、たまたま別の押
鍵を行うために、足鍵盤を離鍵したときなど、演奏者の
意に反して自動ベース演奏に復帰してしまう恐れがあ
る。
[考案の目的] この考案は、上述の実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、演奏者の意図が直接的に反映されるかたち
で、容易に、自動とマニュアルとのベース演奏を切り換
えることのできるベース音発生装置を提供することにあ
る。
[考案の要点] この考案は、上記の目的を達成するため、自動ベース
演奏となる第1のモードからマニュアルベース演奏とな
る第2のモードへの切り替えを、第2の演奏操作子群の
操作を条件として実行するとともに、第2のモードから
第1のモードへの復帰を、第2の演奏操作子群が操作さ
れていないという条件のもとで第1の演奏操作子群が操
作され、かつその操作に基づいてコードが検出されたこ
とを条件として実行することを要点とする。
[実施例] 以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明す
る。
第1図は本実施例を組み込んだ電子楽器の全体構成図
である。1はCPUであり、全体の制御を行う。2はROM
で、自動ベース、コード、リズムのパターンその他が記
憶される。3はRAMで各種の書換可能データを記憶す
る。4は操作パネル部であり、各種のリズム関係のスイ
ッチ、トーン関係のスイッチや関連するLEDのほか、本
実施例と関係するスイッチ、LEDとして第2図に示すよ
うに、ノーマルスイッチ16とそのLED16A、フィンガード
スイッチ17とそのLED17A、オートペダルスイッチ18とそ
のLED18Aを含む。
5は上鍵、6は下鍵もしくは伴奏鍵、7はペダル鍵で
あり、各鍵盤からの鍵情報に基づき、CPU1は、所要の発
音処理を音源8〜11に対して行う。音源8〜11は各鍵盤
5〜7に固定的に対応する必要はないが、説明の便宜
上、上鍵5に対する音源を音源8、下鍵6に対する伴奏
音源を音源9、ペダル鍵7に対するベース音源を音源1
0、リズム音源を音源11としておく。各音源8〜11の出
力はD/A変換器12A〜12DにおいてD/A変換され、各種エフ
ェクト部13において所要のエフェクトが選択的にかけら
れ、アンプ14で増幅され、スピーカ15を通じて外部へ放
音される。
上述の各スイッチ16〜18に関して、説明を加えると、
ノーマルスイッチ16はノーマルモード選択用のスイッチ
であり、ノーマル(マニュアル)モードのもとでは、上
鍵5、下鍵6、ペダル鍵7のいずれも、押下された鍵に
割り当てた音高通りにリアルタイムで発音が行われると
いう完全マニュアル演奏形態になる。フィンガードスイ
ッチ17はコード演奏をフィンガードと呼ばれるコード自
動演奏に切り換えるスイッチであるが、ここでは、ベー
ス演奏についても、自動ベースモードに切り換えるスイ
ッチとしても機能している。すなわち、ノーマルモード
中でフィンガードスイッチ17が押されると、それ以降、
下鍵6の押鍵に基づいてコードの構成音を特定すること
によってコードを判別し、その判別結果に従い、ROM2に
内蔵される伴奏パターンとベースパターンを使って発音
制御を行うことにより、伴奏とベースの自動演奏を可能
にする。オートペダルスイッチ18はベース演奏につい
て、自動とマニュアルとを切り換えるためのスイッチで
ある。
本実施例の特徴は、伴奏とベースが自動演奏される第
1モードからベースだけマニュアルになる第2モードへ
の移行と第2モードから第1モードへの復帰の制御技術
にある。
本実施例の場合、この制御は2通りの操作で行える。
1つは、第1モード中に、オートペダルスイッチ18を押
すことで第2モードへ移行し、第2モード中にオートペ
ダルスイッチ18を押すことで第1モードに戻る。もう1
つは、第1モード中に、ペダル鍵7を押すことにより第
2モードに移行し、ペダル鍵7を離した状態で伴奏鍵
(下鍵6)コードを入力することにより第1モードに復
帰する。
具体例として第3図と第4図を参照すると、第3図
は、第1モードの例で、オートペダルスイッチ18のオン
でフィンガードのときに、下鍵6を使って、1小節目に
Cのコードを指定し、2小節目にGのコードを指定し、
3小節目にAmのコードを指定入力したときに発音される
伴奏パターンとベースパターンである。この例では、ベ
ースパターンは、判別されたコードの根音を1拍目と3
拍目に発音する。すなわち、C→G→Amのコード進行に
対し、自動ベースは、ド、ド、ソ、ソ、ラ、ラを1拍目
と3拍目に発音する。しかし、たいていの場合、C→G
→Amに対しては、ド、ド、シ、シ、ラ、ラと変化した方
が自然である。これを行うには2小節目の間マニュアル
ベースにして、ペダル鍵7で1拍目と3拍目にシの鍵を
押す必要がある(第4図参照)。
より具体的には、(1)1小節目の4拍目でオートペ
ダルスイッチ18をオフにして、ペダル鍵7よりシ、シと
入力し、3小節目の始まる前にオートペダルスイッチ18
をオンにする。あるいは(2)オートペダルスイッチ18
には操作することなく、2小節目をペダル鍵7でシ、シ
と弾き、3小節目のAmを下鍵から入力するときにペダル
鍵7から足を離しておく。(1)のモード制御は、専ら
オートペダルスイッチ18のオン/オフによりトリガーさ
れるもので、オートペダルオンでベースパターン発生を
行い、オートペダルオフではベースパターンの発生を行
わないものである。(2)のモード制御はオートペダル
オンのままの状態で、ペダル鍵7の押下があったときに
ベースパターンの発生をオフにし、マニュアルベース演
奏に移行し次に伴奏鍵6が押下され、コード判別を行っ
たときペダル鍵が離れておれば自動ベースパターンを発
生させ、ペダル鍵が押下されていれば通常ベースモード
のままにしておくものである。
第5図と第6図は上述した機能を実現するために、CP
U1が実行するフローを示している。まず、第5図はメイ
ンルーチンの中でフィンガードモードが選択されている
ことを前提とした場合において、伴奏鍵6が押下された
とき(500)に実行される。501で、ベースパターンを発
生するか否かを示すフラグBFをONする。502でペダル押
鍵中か否かを検査し、ペダル押鍵中なら503でこのフラ
グBFをOFFにし、そうでなければフラグBFをONにしたま
ま、504へ進む。この504で伴奏鍵6の押鍵に対するコー
ド判別を行う。
続いて505へ進み、リズムがランしているかどうかを
み、リズムラン中であれば、第6図に示す処理が行われ
るが、リズム停止中のときは、504で判別したコードに
従って伴奏音を発音し(506)、ベースフラグBFを検査
し(507)、オンなら、オートペダルスイッチの状態を
検査し(508)、オートペダルオンのとき、ベースパタ
ーンに従うベース音を発生させる。
一方、リズムラン中のときは、あるリズムカウントの
タイミング内で処理を実行し(600)、各タイミングに
おいて、リズムパターンを発音し、伴奏パターンを発音
し(601、602)、ベースフラグBFを検査し(603)、オ
ンなら、オートペダルスイッチの状態を検査して(60
4)オンなら、ベースパターンを発音する(605)。
なお、オートペダルによるモード切換制御は省略して
もよい。
また、シングルフィンガー(コード自動演奏の一種)
については特に説明しなかったが、フィンガードとはコ
ードの決定ロジックが異なるだけなので、ベースの自動
と手動の切換に関し、上述したのと同様に制御できる。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、この考案によれば、自動
ベース演奏される第1モードからマニュアルベース演奏
になる第2モードへの移行を第2の演奏操作子群(実施
例ではペダル鍵盤)の操作を条件として実行するととも
に第1モードへの復帰を、第2の演奏操作子群が操作さ
れていない状態のもとで第1の演奏操作子群の操作を介
してコードが検出されることを条件として実行してい
る。したがって、第1モードへの復帰を演奏者の希望す
る任意のタイミングで確実に行うことができ、その切換
操作も簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を組み込んだ電子楽器の全
体構成図、第2図は演奏モードに関係するスイッチと表
示素子の配置例を示す図、第3図はコード判別を通じて
得られた伴奏パターンとベースパターンによる自動コー
ド/ベース演奏例を楽譜で示した図、第4図は2小節目
をペダルマニュアル演奏した場合を楽譜で示した図、第
5図と第6図は実施例の動作を示すフローチャートであ
る。 1……CPU、2……ROM(伴奏、ベースパターンメモリを
含む)、6……下鍵、7……ペダル鍵、BF……オートベ
ース/マニュアルベース識別用のフラグ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大久保 里夏 東京都西多摩郡羽村町栄町3丁目2番1号 カシオ計算機株式会社羽村技術センター 内 (72)考案者 野木村 恒久 東京都西多摩郡羽村町栄町3丁目2番1号 カシオ計算機株式会社羽村技術センター 内 (56)参考文献 特開 昭55−25069(JP,A) 特開 昭54−56813(JP,A) 特開 昭60−129794(JP,A) 特開 昭59−174894(JP,A) 実開 昭61−176598(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部操作により音高を指定する第1の演奏
    操作子群及び第2の演奏操作子群と、 第1のモード及び第2のモードのいずれかを指定するモ
    ード指定手段と、 このモード指定手段が第1のモードを指定しているとき
    には前記第1の演奏操作子群の操作により指定された音
    高と所定のベースパターンとに基づいてベース音の発生
    を指示し、第2のモードを指定しているときには、前記
    第2の演奏操作子群の操作により指定される音高に基づ
    くベース音の発生を指示するベース音発生指示手段と、 前記モード指定手段が第1のモードを指定しているとき
    に前記第2の演奏操作子群が操作されたことを検出する
    と第1のモードから第2のモードに移行させ、第2のモ
    ードが指定されているときに前記第2の演奏操作子群が
    操作されていない条件のもとで前記第1の演奏操作子群
    の操作により指定された音高が所定のコードを構成して
    いることを検出したときに第2のモードから第1のモー
    ドに移行させるように前記モード指定手段を制御する制
    御手段と、 を有することを特徴とするベース音発生装置。
JP1986200313U 1986-12-26 1986-12-26 ベース音発生装置 Expired - Lifetime JPH087436Y2 (ja)

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JP1986200313U JPH087436Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ベース音発生装置

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JP1986200313U JPH087436Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ベース音発生装置

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Publication Number Publication Date
JPS63105197U JPS63105197U (ja) 1988-07-07
JPH087436Y2 true JPH087436Y2 (ja) 1996-03-04

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ID=31162705

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5946400B2 (ja) * 1977-10-14 1984-11-12 三洋電機株式会社 自動伴奏装置
JPS5525069A (en) * 1978-08-11 1980-02-22 Kawai Musical Instr Mfg Co Automatic accompany device

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JPS63105197U (ja) 1988-07-07

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