JPH087402A - モーター制御装置 - Google Patents

モーター制御装置

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Publication number
JPH087402A
JPH087402A JP6159531A JP15953194A JPH087402A JP H087402 A JPH087402 A JP H087402A JP 6159531 A JP6159531 A JP 6159531A JP 15953194 A JP15953194 A JP 15953194A JP H087402 A JPH087402 A JP H087402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
control signal
motor control
limiter
microcomputer
Prior art date
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Pending
Application number
JP6159531A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayuki Moriwaki
久行 森脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6159531A priority Critical patent/JPH087402A/ja
Publication of JPH087402A publication Critical patent/JPH087402A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過電流及び過電圧を防止しつつ、モーターの
性能を十分に確保する。 【構成】 モーター10が回転すると、その回転数情報
がマイコン1に供給される。マイコン1は、この回転数
情報に基づいて、リミッター2にリミッター切り換え信
号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、例えばキャプスタンモーター
等の回転数範囲が広いモーターに適用して好適なモータ
ー制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、VTRにおいては、磁気テープ
のテープスピードを一定にするためにキャプスタンが用
いられている。このキャプスタンを用いて、記録時には
できるだけテープスピードを安定させておき、再生時に
は記録時と同じテープスピードを再現することにより、
磁気テープに記録されたデータを安定して読み出すこと
が可能となる。
【0003】ところで、キャプスタンサーボは、例えば
キャプスタンを回転させるためのキャプスタンモータ
ー、キャプスタンモーターの回転数を検出する周波数発
生器(FG)、FGの検出出力に対応してキャプスタン
モーターに回転制御信号を供給するマイコン等からな
る。起動時には、キャプスタンモーターの回転数が定格
の回転数に少しでも早く達するように、最大量のモータ
ー制御信号がキャプスタンモーターに印加される。この
ため、機器が破損してしまうおそれがある。そこで、モ
ーター制御信号が最大にかけられる場合には、そのモー
ター制御信号に対してリミッタがかけられ、機器の破損
が防止される。
【0004】
【発明が解決使用とする課題】このようなリミッタで
は、そのリミッタ値の設定値は固定されている。つま
り、キャプスタンモーターに供給される起動時のモータ
ー制御信号を抑えるために、所定値にリミッタ値を固定
してしまうと、高速回転時にリミッタ設定値以上に最大
量のモーター制御信号をキャプスタンモーターに供給す
ることができない。従って、モーターの回転範囲を狭め
てしまい、キャプスタンモーターの性能を十分に活用で
きなくなってしまう。
【0005】従って、この発明の目的は、上述の課題に
鑑みてなされたものであり、機器の破損を防止できると
共に、モーターの性能を十分に引き出すことができるモ
ーター制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、機器を駆動
するためのモーター10と、モーター10の回転数情報
が供給されると共に、モーター10に回転制御信号を供
給するマイコン1と、回転制御信号の信号量を減衰する
ためのリミッター2とからなり、モーター10の回転数
情報に基づいて、マイコン1によりリミッター2が動作
されることを特徴とするモーター制御装置である。
【0007】
【作用】モーター10の回転数情報がマイコン1に供給
される。マイコン1では、この回転数情報に基づいて、
リミッター2にリミッター切り換え信号を印加する。こ
れにより、マイコン1からモーター駆動装置9に供給さ
れるモーター制御信号の信号量を可変する。
【0008】
【実施例】以下、この発明によるモーター駆動装置の構
成に関して図面を参照して説明する。図1は、この発明
によるモーター駆動装置のブロック図である。図1にお
いて、1はサーボ用マイコンである。サーボ用マイコン
1は、後述するモーター10の回転数を検出し、この回
転数に基づいて、モーターの回転数が一定となるように
モーター10を制御する。サーボ用マイコン1は、モー
ター駆動装置9に接続される。モーター駆動装置9は、
サーボ用マイコン1から供給されたモーター制御信号に
対応して、モーター駆動信号を可変出力する。これによ
り、モーターの回転数が可変される。モーター駆動装置
9は、モーター10に接続される。モーター10が回転
すると、モーター10からはその回転数情報(FG)が
サーボ用マイコン1に出力される。
【0009】また、サーボ用マイコン1には、モーター
駆動装置9に供給されるモーター制御信号を減衰するた
めのリミッター2が接続される。リミッター2は、抵抗
3、抵抗4及び5、トランジスタ6、抵抗7及び抵抗8
からなる。サーボ用マイコン1は、抵抗8を介してトラ
ンジスタ6のベース及び抵抗7の一端に接続される。ト
ランジスタ7の他端は、トランジスタ6のエミッタに接
続されると共に、接地される。トランジスタ6のコレク
タは、抵抗4の一端に接続される。抵抗4の他端は、抵
抗3の一端及びモーター駆動装置9に接続される。抵抗
3の他端は、マイコン1に接続される。トランジスタ6
のコレクタ−エミッタ間には、抵抗5が接続される。
【0010】以下、モーター10が起動される時(例え
ば、テープレコーダーにおいては、ストップモードから
プレイモードへの、または、プレイモードからストップ
モードへの変更時)のモーター制御装置の動作に関して
説明する。通常、サーボ用マイコン1は、モーター10
から供給されるFG値を検出しながら、モーター10が
目標の回転数になるようなモーター制御信号をモーター
駆動装置9に出力する。起動時には、モーターを所定の
回転数で回転させるために、モーター制御信号が最大出
力値でサーボ用マイコン1から出力される。このため、
過電圧、過電流がモーター10に印加されてしまう。こ
こで、過電流や過電圧を防止することが必要となる。即
ち、このような場合には、サーボ用マイコン1からリミ
ッター2に対してリミッタ切り換え信号が供給されな
い。従って、トランジスタ6は、オフされる。サーボ用
マイコン1から出力されるモーター制御信号は、抵抗4
と抵抗5の合成抵抗と抵抗3とにより分圧される。これ
により、最適の値のモーター制御信号がモーター駆動装
置9に印加されることになる。
【0011】一方、起動時に過電流及び過電圧を防止す
るためにリミッターをかけたため、モーター10は、そ
の可能最大回転数に達していない。このままの状態であ
ると、モーター10の回転数範囲が狭まってしまう。例
えば、テープレコーダーにおける早送りモードや巻き戻
しモードを実行する場合には、モーター10を最大限に
回転させることが好ましい。これに対応するために、以
下のような制御が行われる。即ち、モーター10の可能
最大回転数を得る場合には、サーボ用マイコン1からリ
ミッター2にリミッタ切り換え信号が印加される。これ
により、トランジスタ6がオンされる。つまり、この場
合には、トランジスタ6がオンされることにより、抵抗
5が短絡状態となる。従って、サーボ用マイコン1から
出力されるモーター制御信号は、抵抗3と抵抗4のみに
より分圧される。これにより、モーター駆動装置9に印
加される電圧は起動時のものより高くなり、モーター1
0の最大回転数を得ることができる。このため、モータ
ー10の回転数範囲を広げることができる。
【0012】つまり、モーター10の起動時には、モー
ター駆動装置9に印加されるモーター制御信号の値が低
くなり、モーター10の可能最大回転数を得る時には、
モーター駆動装置9に印加されるモーター制御信号の値
が高くなる。
【0013】なお、上述の一実施例では、リミッター2
を制御することにより、モーター駆動装置9に印加され
る信号の大きさを変化させたが、リミッター2を省略
し、駆動装置に印加されるモーター制御信号の大きさを
サーボ用マイコン1自体で変化させるようにしても、上
述と同様の効果を得られることは言うまでもない。ま
た、リミッター2のトランジスタをスイッチ等で代用し
ても、同様の効果が得られる。今後、低電圧対応に伴
い、モーターの巻き線抵抗は低下し、起動電流が増加す
ることが考えられるが、この発明によるモーター制御装
置により、過電流を防止した上で従来性能を維持するこ
とが可能となる。
【0014】
【発明の効果】この発明に依れば、モーターの回転数に
応じてモーター制御信号に対してリミッタをかけること
により、起動時の過電流及び過電圧を防止できると共
に、モーターの十分な回転数範囲を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるモーター駆動装置のブロック図
である。
【符号の説明】
2 リミッター 6 トランジスタ 10 モーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器を駆動するためのモーターと、 上記モーターの回転数情報が供給されると共に、上記モ
    ーターに回転制御信号を供給する制御手段と、 上記回転制御信号の信号量を減衰するための減衰手段と
    からなり、 上記モーターの回転数情報に基づいて、上記制御手段に
    より上記減衰手段が動作されることを特徴とするモータ
    ー制御装置。
JP6159531A 1994-06-17 1994-06-17 モーター制御装置 Pending JPH087402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6159531A JPH087402A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 モーター制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6159531A JPH087402A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 モーター制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH087402A true JPH087402A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15695808

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JP6159531A Pending JPH087402A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 モーター制御装置

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JP (1) JPH087402A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6644187B2 (en) 2000-04-28 2003-11-11 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Printer and sheet conveying device therefor
WO2006068116A1 (ja) * 2004-12-22 2006-06-29 Rohm Co., Ltd モータ駆動装置

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JP4658587B2 (ja) * 2004-12-22 2011-03-23 ローム株式会社 モータ駆動装置

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