JPH087347Y2 - 車載用収納容器 - Google Patents

車載用収納容器

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JPH087347Y2
JPH087347Y2 JP2054090U JP2054090U JPH087347Y2 JP H087347 Y2 JPH087347 Y2 JP H087347Y2 JP 2054090 U JP2054090 U JP 2054090U JP 2054090 U JP2054090 U JP 2054090U JP H087347 Y2 JPH087347 Y2 JP H087347Y2
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JP
Japan
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lid
hinge
main body
base
storage container
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Expired - Lifetime
Application number
JP2054090U
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English (en)
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JPH03111876U (ja
Inventor
和夫 松橋
英一 羽佐田
雅司 芝
英夫 鈴木
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Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として自動車の車内に搭載して用いる冷
蔵庫等の車載用収納容器に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は上記車載用収納容器の一例である車載用の冷
蔵庫を示すもので、本体1内には蓋2にて開閉される冷
蔵室3と、この冷蔵室3にスライド蓋4を介して隣設し
た冷凍室5と、ファン6にて冷蔵室3の空気を循環する
循環路7とが設けてある。そしてこの循環路7内に冷凍
用蒸発器8が装備してあり、ファン6にて空気が循環す
る間に冷蔵室3内の空気が冷却され、また上記冷凍用蒸
発器8により冷凍室5内が冷凍されて製氷皿9に氷がで
きるようになっている。
従来のこのような車載用収納容器の蓋2は、第6図に
示すように、その後側端部でヒンジ10にて本体1の後端
部に連結されるか、あるいは第7図に示すように、本体
1の後部の左右両側に立設したブラケット11に蓋2の後
部の左右両側に設けたピン12にて結合する構成となって
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の技術のうち、前者にあってはヒンジ10が容
器の外側後部に露出していて外観上見苦しく、また後者
のものは回動支点が蓋2の後端より前側に位置している
ので、蓋2の開動作時に、支点より後側の部分が本体1
の上面にこすれてしまうという問題があった。
また、蓋を上方へ移動しながら開動作し、かつ開動状
態で自己保持するようにしたヒンジ機構も実公昭58−36
764号公報で知られているが、この従来例にあっては、
ヒンジ部が本体内に露出する構成であって、このヒンジ
部が容器内の汚染源となりやすく、冷蔵庫等食料品を収
納する容器には使用できず、また自己保持のためにばね
部材を必要とし、部品点数も多くなるという欠点があっ
た。
本考案は上記のことにかんがみなれたもので、ヒンジ
部が外側に露出することがなく外観上の見苦しさがな
く、また開動作時の蓋は少し持ち上がりながら開動して
この開動作時における蓋は本体にこすれることがなくな
り、さらに、ヒンジ部は容器本体内にも露出することが
なく、ヒンジ部が容器本体内の汚染源となることがない
ようにした車載用収納容器を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る車載用収納
容器は、自動車の車内に搭載され、かつ本体の開口部に
蓋をヒンジを介して開閉自在に連結した車載用冷蔵庫等
の車載用収納容器において、上記ヒンジを、上下方向に
離間する第1、第2の枢支部を有する第1ベースと、上
下方向に離間する第1、第2の枢支部を有する第2ベー
スと、この両ベースの上側の枢支部相互、及び下側の枢
支部相互をそれぞれ第1、第2のリングで連結し、上記
第1、第2のベースの一方を本体の開口縁部の上面側
に、他方を蓋の一側部の下面側にそれぞれ固着して、ヒ
ンジは本体と蓋体の合わせ面間に設けられた凹部に収納
した構成となっている。
〔作用〕
蓋を開動作すると、第1ベースに対して第2ベースは
第1、第2のリンクに拘束されて回動し、その回動初期
には蓋は上方へ移動しながら回動する。そして、蓋を閉
動作するとヒンジは本体と蓋の合わせ面間に設けられた
凹部に収納される。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図から第4図に基づいて説明す
る。
図中15は第5図に示したものと同じ車載用冷蔵庫の本
体であり、16はこの本体1の開口部を開閉自在に閉じる
蓋である。そして17はこの蓋16を本体15に連結するヒン
ジであり、以下にこのヒンジ17について詳述する。
18は本体1の上面に固着される第1ベース、19は蓋16
に固着される第2ベース、20,21はこの両ベース18,19を
連結する第1、第2リンクである。
第1ベース18はコ字状に形成されていて、これの底部
が本体15の上面にリベット等の固着具22にて固着されて
いる。そして両側部には上下方向に離間する上下の枢支
部23a,23bが設けてある。また第2ベース19もコ字状に
形成されていて、その両側部に上下方向に離間する上下
の枢支部24a,24bが設けてある。そして、この両ベース1
8,19のそれぞれの上側の枢支部23a,24aが第1リンク20
にて連結され、それぞれの下側の枢支部23b,24bが第2
リンク21にて連結されている。
上記第2ベース19はこれのコ字状部の底部19aで蓋16
に固着してもよいが、この実施例では、第2ベース19の
両側に舌片19b,19bを突設し、この部分を蓋16の下面に
固着具22にて固着してある。
また第1リンク20は、この実施例ではコ字状になって
いて、その両側部が枢支部23a,24aに連結するリンク部
となっているが、特にコ字状に形成することなく、両リ
ンク部を独立させてもよい。
25は蓋16の合わせ面に固着したパッキンである。
上記両ベース18,19の各枢支部の間隔と両リンク20,21
の長さの関係は、まず、第1ベース18の両枢支部23a,23
bの間隔L1と第2ベース19の両枢支部24a,24bの間隔L2
L1>L2となっており、また両リンク20,21の長さをl1,l2
とすると、l1<l2となっており、また第2リンク21によ
る第2ベース19の下側の枢支部24bの軌跡Bは、第1リ
ンク20による第2ベース19の上側の枢支部24aの軌跡A
の内側に入るようになっている。
上記構成において、蓋16を開動作すると、第1、第2
リンク20,21の先端である第2ベース19の上下の枢支部2
4a,24bは第3図、第4図に示すように、それぞれ軌跡A,
Bを描いて回動し、これに従って第2ベース19が第1、
第2リンク20,21に拘束されて回動する。
このとき、上記両軌跡A,Bがa1,a2,a3,a4及びb1,b2,
b3,b4と変位していったときの蓋16の後端部はc1,c2,c3,
c4に示すように変位する。
すなわち両リンク20,21の軌跡A,Bは、その初期におい
ては上方へ向いているので、第2ベース19及びこれと一
体の蓋16はまず上動し、その後、第2リンク21の軌跡B
が第1リンク20の軌跡Aの内側に入っていくことにより
第2ベース19が後方へ回動してゆき、蓋16が後方へ回動
して自立する位置で各リンク20,21と第2ベース19との
干渉により停止する。
上記構成のヒンジ17は本体15と蓋16の合わせ面間に介
設されるが、この実施例では、両合わせ面にヒンジ17が
収まるだけの凹部15a,16aが設けてある。この凹部はど
ちらか一方でもよい。
またこの実施例では、第1ベース18を本体15側に、第
2ベース19を蓋16側にそれぞれ固着した例を示したが、
これは逆であってもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ヒンジ部が外側に露出することがな
く外観上の見苦しさがなくなる。また開動作時の蓋は少
し持ち上がりながら開動してこの開動作時における蓋は
本体にこすれることがなくなる。さらに、ヒンジ部は容
器本体内に露出することがなく、ヒンジ部が容器本体内
の汚染源となることがない。
【図面の簡単な説明】 第1図から第4図は本考案の実施例を示すもので、第1
図は要部の断面図、第2図は第1図のII−II線矢視図、
第3図、第4図は要部の作用説明図である。第5図は車
載用収納容器の一例である車載用冷蔵庫の構成を概略的
に示す断面図である。第6図、第7図は従来例を示す側
面図である。 15は本体、16は蓋、17はヒンジ、18,19は第1、第2ベ
ース、20,21は第1、第2のリンク、23a,23b,24a,24bは
枢支部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 羽佐田 英一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)考案者 芝 雅司 愛知県名古屋市中川区八熊通5丁目34番地 余合住金産業株式会社内 (72)考案者 鈴木 英夫 京都府京都市上京区烏丸通中立売下ル龍前 町598番地の1 キョーラク株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−25978(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の車内に搭載され、かつ本体の開口
    部に蓋をヒンジを介して開閉自在に連結した車載用冷蔵
    庫等の車載用収納容器において、上記ヒンジを、上下方
    向に離間する第1、第2の枢支部を有する第1ベース
    と、上下方向に離間する第1、第2の枢支部を有する第
    2ベースと、この両ベースの上側の枢支部相互、及び下
    側の枢支部相互をそれぞれ第1、第2のリンクで連結
    し、上記第1、第2のベースの一方を本体の開口縁部の
    上面側に、他方を蓋の一側部の下面側にそれぞれ固着し
    て、ヒンジは本体と蓋体の合わせ面間に設けられた凹部
    に収納したことを特徴とする車載用収納容器。
JP2054090U 1990-03-02 1990-03-02 車載用収納容器 Expired - Lifetime JPH087347Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2054090U JPH087347Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 車載用収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2054090U JPH087347Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 車載用収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03111876U JPH03111876U (ja) 1991-11-15
JPH087347Y2 true JPH087347Y2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=31523633

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2054090U Expired - Lifetime JPH087347Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 車載用収納容器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN207515318U (zh) * 2017-11-13 2018-06-19 合肥华凌股份有限公司 冷柜箱体以及冷柜

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JPH03111876U (ja) 1991-11-15

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