JPH038934Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038934Y2 JPH038934Y2 JP16127088U JP16127088U JPH038934Y2 JP H038934 Y2 JPH038934 Y2 JP H038934Y2 JP 16127088 U JP16127088 U JP 16127088U JP 16127088 U JP16127088 U JP 16127088U JP H038934 Y2 JPH038934 Y2 JP H038934Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- partition wall
- partition
- wall
- vehicle
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- Expired
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 26
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 2
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は冷凍、保冷あるいは恒温バン型車両
(以下断熱性バン型車両という)の荷箱内に装備
されている間仕切り装置に関するものである。さ
らに詳しくはラツシングレールを利用した固定金
具を備えた間仕切り装置に関するものである。
(以下断熱性バン型車両という)の荷箱内に装備
されている間仕切り装置に関するものである。さ
らに詳しくはラツシングレールを利用した固定金
具を備えた間仕切り装置に関するものである。
(従来技術)
一般に、断熱性バン型車両においては、多種類
の貨物を異る品温状態に保つて1車両で運搬す
る。このため、荷箱内は複数個に間仕切り装置で
区割りされている。例えば1つの間仕切り装置で
仕切つた場合には、前室に冷凍貨物、後室に保冷
貨物等が積載されるようになつている。この間仕
切り装置は、荷箱の前後方向に移動して収納する
もの、あるいは天井に回動し、あるいは側壁に回
動して格納されるようになつている。 ところ
で、従来の間仕切り装置の仕切壁を固定する固定
金具は、第4図に示すように仕切壁a側に市販の
落し錠bが取付けられ、これに対し側壁あるいは
床側に落し錠bが挿通される孔cが設けられてい
て、落し錠bを孔cに挿入することで、天井側で
懸吊された仕切壁aの位置が固定されるようにな
つていた(実開昭53−129773号公報)。
の貨物を異る品温状態に保つて1車両で運搬す
る。このため、荷箱内は複数個に間仕切り装置で
区割りされている。例えば1つの間仕切り装置で
仕切つた場合には、前室に冷凍貨物、後室に保冷
貨物等が積載されるようになつている。この間仕
切り装置は、荷箱の前後方向に移動して収納する
もの、あるいは天井に回動し、あるいは側壁に回
動して格納されるようになつている。 ところ
で、従来の間仕切り装置の仕切壁を固定する固定
金具は、第4図に示すように仕切壁a側に市販の
落し錠bが取付けられ、これに対し側壁あるいは
床側に落し錠bが挿通される孔cが設けられてい
て、落し錠bを孔cに挿入することで、天井側で
懸吊された仕切壁aの位置が固定されるようにな
つていた(実開昭53−129773号公報)。
このように構成された従来の固定金具は、落し
錠bが挿入される孔cが設けられている位置以外
は仕切壁を固定できないので、換言すれば荷室の
大きさを任意に変更できないので、貨物の積載容
量を変更したい時には誠に不便でつた。又車両の
走行中に発生する振動で、落し錠が破損する事が
多発していた。
錠bが挿入される孔cが設けられている位置以外
は仕切壁を固定できないので、換言すれば荷室の
大きさを任意に変更できないので、貨物の積載容
量を変更したい時には誠に不便でつた。又車両の
走行中に発生する振動で、落し錠が破損する事が
多発していた。
(考案により解決しようとする課題)
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、荷箱内に
装備されている貨物固定用のラツシングレールを
利用して仕切壁を固定できるようにすると共に、
その固定操作が簡単かつ堅牢であり、しかも廉価
な間仕切り装置の仕切壁固定金具を提供すること
を目的とする。
装備されている貨物固定用のラツシングレールを
利用して仕切壁を固定できるようにすると共に、
その固定操作が簡単かつ堅牢であり、しかも廉価
な間仕切り装置の仕切壁固定金具を提供すること
を目的とする。
(考案による課題の解決手段)
荷箱の左右内側壁上部に長手方向に沿つて設け
た案内レールに支持されて移動可能な仕切壁を有
し、該仕切壁はその両側に取付けた基台上に設け
た案内部材に案内された側方に出入りする固定金
具を有し、該固定金具は、一端に車両内側壁に設
けたラツシングレールの孔と係合するコ形切欠
と、該切欠の内側にストツパーピンを、又他端に
把手を備えている。
た案内レールに支持されて移動可能な仕切壁を有
し、該仕切壁はその両側に取付けた基台上に設け
た案内部材に案内された側方に出入りする固定金
具を有し、該固定金具は、一端に車両内側壁に設
けたラツシングレールの孔と係合するコ形切欠
と、該切欠の内側にストツパーピンを、又他端に
把手を備えている。
(実施例)
第1図は間仕切り装置を備えたバン型車両を示
す。1は間仕切り装置Aの仕切壁で、両側上部に
設けた車輪2が、バン型車両の内側壁に設けた断
面C型をした案内レール3に沿つて前後方向に走
行し、移動可能で、使用しないときは車両の前壁
部に格納しておく。
す。1は間仕切り装置Aの仕切壁で、両側上部に
設けた車輪2が、バン型車両の内側壁に設けた断
面C型をした案内レール3に沿つて前後方向に走
行し、移動可能で、使用しないときは車両の前壁
部に格納しておく。
仕切壁1は上部に回転扉4が丁番5で上下回動
可能に取付けられ、これを下に開くと、冷気がこ
こを通ることができる。
可能に取付けられ、これを下に開くと、冷気がこ
こを通ることができる。
仕切壁1の両側には、図では上下2個ずつの固
定金具6が取りつけられ、車両の内壁部に床7と
平行に設けたラツシングレール8の孔9に対して
係合可能である。
定金具6が取りつけられ、車両の内壁部に床7と
平行に設けたラツシングレール8の孔9に対して
係合可能である。
固定金具6は先端下部にコ形切欠10を有して
いる。11はコ形切欠10よりも内側に植設した
ストツパピン、12は固定金具6の他端に設けた
把手である。
いる。11はコ形切欠10よりも内側に植設した
ストツパピン、12は固定金具6の他端に設けた
把手である。
固定金具6は仕切壁1の側部に固着した基台1
3上に取付けた案内部材14に案内されて側方に
出し入れされる。案内部材14はコ形案内溝15
を有し、該溝は固定金具6の巾wより大きな巾W
(>w)(第2図)を有している。
3上に取付けた案内部材14に案内されて側方に
出し入れされる。案内部材14はコ形案内溝15
を有し、該溝は固定金具6の巾wより大きな巾W
(>w)(第2図)を有している。
ラツシングレール8の孔9の上下巾も固定金具
6の巾wより大きく、把手12とストツパピン1
1をもつて固定金具6を上方に上げると、固定金
具6を案内部材14の案内溝15に沿つて上昇さ
せることができる。
6の巾wより大きく、把手12とストツパピン1
1をもつて固定金具6を上方に上げると、固定金
具6を案内部材14の案内溝15に沿つて上昇さ
せることができる。
(作 用)
第2図は固定金具6のコ形切欠10がラツシン
グレール8の孔9と係合し、仕切壁1を固定して
いる状態である。
グレール8の孔9と係合し、仕切壁1を固定して
いる状態である。
固定金具6を外すには、把手12とストツパピ
ン11を持つて上方に上げると、コ形切欠10が
上昇しラツシングレールの孔9との係合が解かれ
るので、案内部材14に沿つて内側に引けば、容
易に固定状態で解くことができる。
ン11を持つて上方に上げると、コ形切欠10が
上昇しラツシングレールの孔9との係合が解かれ
るので、案内部材14に沿つて内側に引けば、容
易に固定状態で解くことができる。
固定金具6で固定する場合はこの逆の操作で固
定することができる。
定することができる。
(効 果)
1 固定金具6の固定に、横方向に多数の孔9が
列設されているラツシングレール8の孔9を利
用できるようにしたので、荷箱の壁体に固定用
の孔がなくなり、意匠上優れていると共に、区
割室の大きさを任意の大きさに容易に変更する
ことができる。
列設されているラツシングレール8の孔9を利
用できるようにしたので、荷箱の壁体に固定用
の孔がなくなり、意匠上優れていると共に、区
割室の大きさを任意の大きさに容易に変更する
ことができる。
2 固定金具6を鋼板で製作できるので、頑丈で
あり、車両走行中における破損もなくなつた。
あり、車両走行中における破損もなくなつた。
第1図は本考案を施したバン型車両の後部斜視
図、第2図は固定金具の正面図、第3図は固定金
具とこれと係合するラツシングレールの斜視図、
第4図は公知間仕切り装置の固定装置を示す。 図において、A……間仕切り装置、1……仕切
壁、2……車輪、3……案内レール4……回転
扉、5……丁番、6……固定金具、7……床、8
……ラツシングレール、9……孔、10……コ形
切欠、11……ストツパピン、12……把手、1
3……基台、14……案内部材、15……コ形案
内溝。
図、第2図は固定金具の正面図、第3図は固定金
具とこれと係合するラツシングレールの斜視図、
第4図は公知間仕切り装置の固定装置を示す。 図において、A……間仕切り装置、1……仕切
壁、2……車輪、3……案内レール4……回転
扉、5……丁番、6……固定金具、7……床、8
……ラツシングレール、9……孔、10……コ形
切欠、11……ストツパピン、12……把手、1
3……基台、14……案内部材、15……コ形案
内溝。
Claims (1)
- 荷箱の左右内側壁上部に長手方向に沿つて設け
た案内レール3に支持されて移動可能な仕切壁1
を有し、該仕切壁はその両側に取付けた基台13
上に設けた案内部材14に案内されて側方に出入
りする固定金具6を有し、該固定金具6は、一端
に車両内側壁に設けたラツシングレール8の孔9
と係合するコ形切欠10と、該切欠の内側にスト
ツパーピン11を、又他端に把手12を備えてい
ることを特徴とする断熱性バン型車両における間
仕切り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16127088U JPH038934Y2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16127088U JPH038934Y2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0281385U JPH0281385U (ja) | 1990-06-22 |
JPH038934Y2 true JPH038934Y2 (ja) | 1991-03-06 |
Family
ID=31444054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16127088U Expired JPH038934Y2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH038934Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4480256B2 (ja) * | 2000-11-13 | 2010-06-16 | 日本フルハーフ株式会社 | 冷凍バンの移動式中仕切り装置 |
JP3999020B2 (ja) * | 2002-04-04 | 2007-10-31 | 日本フルハーフ株式会社 | 液体輸送可能な側煽付側部開閉式バン型車両 |
US8989561B1 (en) | 2008-05-29 | 2015-03-24 | Rovi Guides, Inc. | Systems and methods for alerting users of the postponed recording of programs |
-
1988
- 1988-12-14 JP JP16127088U patent/JPH038934Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0281385U (ja) | 1990-06-22 |
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