JPH0871772A - レーザマーキング装置 - Google Patents

レーザマーキング装置

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Publication number
JPH0871772A
JPH0871772A JP6216846A JP21684694A JPH0871772A JP H0871772 A JPH0871772 A JP H0871772A JP 6216846 A JP6216846 A JP 6216846A JP 21684694 A JP21684694 A JP 21684694A JP H0871772 A JPH0871772 A JP H0871772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
processed
laser marking
marking device
laser beam
Prior art date
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Pending
Application number
JP6216846A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Origasa
親一 折笠
Shuya Matsuyama
修也 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP6216846A priority Critical patent/JPH0871772A/ja
Publication of JPH0871772A publication Critical patent/JPH0871772A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザマーキングを連続化させて加工時間から
被加工品の取り付けと取り外し時間を省く。 【構成】搬送系5により移送され速度発電機6で検出さ
れる被加工品1の速度を、和演算部7で被加工品の同方
向の静止時加工速度3に加え、レーザ光2を図示しない
ミラーの反射により移動させ被加工面に照射させるレー
ザマーキング装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原図から作られるプ
ログラムに従いミラーが傾いてレーザ光を被加工面に照
射して記号や図形を高速に表わすマーキング装置の、被
加工品をコンベヤ等で移動する際の加工に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明に関するレーザマーキング装置
は、電子技術の発展によって細線や複雑な図形等を短時
間に綺麗に描けるため、近年、急速に普及しつつある。
従来のレーザマーキング装置は原図から得るプログラム
に従って中央処理装置がミラー駆動部に信号を送り、静
止している被加工品にレーザ光を照射して加工してい
た。理解を深めるため、図7にて加工方法を簡単に説明
する。揺動軸31aを有するx軸ミラー31は静止して
いる被加工面33のx軸方向にレーザ光を位置決めし、
揺動軸32aを有するy軸ミラー32は被加工面のy軸
方向にレーザ光を位置決めする。レーザ光が照射された
被加工面は、変質・溶融・焼損されて原図と相似の図形
や文字を表わす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例は被加工品が静
止状態のため、加工前後の被加工品の取付けと取外し時
間が必要であった。また、ミラーの動作範囲を超えるよ
うな広い面積の加工はできなかった。この発明の課題
は、この取付けと取外し時間を無くすため、被加工品を
コンベヤ等で移動させて連続加工し、また、加工面を大
きく広げられるレーザマーキング装置を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の装置によれ
ば、レーザ光を傾くミラーの反射により、指定された座
標間を指定された速度で被加工面に照射するレーザマー
キング装置において、一方向に搬送される被加工面の速
度を検出する速度検出器と、その速度を、被加工面が静
止している場合の同方向の加工速度に加える和演算部と
を備えるものである。
【0005】また、請求項2の装置によれば、レーザ光
を傾くミラーの反射により、指定された座標間を指定さ
れた速度で被加工面に照射するレーザマーキング装置に
おいて、定められた動きをする被加工面の移動速度を座
標軸別に検出する速度検出器と、その座標軸別の速度
を、被加工面が静止している場合の同座標軸別の加工速
度に加える和演算部とを備えることも出来る。
【0006】
【作用】この発明によれば、搬送される被加工面の加工
直交座標の座標軸別の速度と、静止している被加工面の
加工速度とを和演算したレーザ光を被加工面に照射する
ため、被加工面が移動されても静止状態と同様の加工が
できる。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を図1で説明する。座標軸
をxとyとするレーザ光2で加工される被加工品1はコ
ンベヤ等の搬送系5によりx軸と同方向のp方向に搬送
される。この搬送速度Upをタコメータジェネレータ等
の速度発電機6を用いて算出する。一方、被加工面の静
止時加工速度3のWxとWyはすでに定められているた
め、図示していない中央処理装置の働きにより和演算部
7のx軸和演算部7aにてUpとWxを和してレーザ光
加工速度4のVxを決める。このVxとVy(=Wy)
によってレーザ光を走査し加工するが、この内容を以下
に詳しく説明する。
【0008】レーザ光のy軸方向の特性を示す図2にお
けるx軸は時間を、y軸は原点からのy方向の寸法を表
している。矢印付きの実線は光走査特性を示し、光を定
速度にてy方向に時間Thでhまで移動させて、また、
hまで達した光は点線で示す遮光特性のように原点に戻
すようにしており、この繰り返しを周期Tで行わせてい
る。
【0009】図1に示した被加工面の記号Lを加工する
場合、y方向は図3のように、図2の実線である光走査
特性において射光と遮光を繰り返させて加工する。これ
を被加工面のレーザ光の動きとして図4で説明すると、
被加工面のy方向をhまで加工する際、時間Thで被加
工面のx方向は原点からmまで移動しm=Up×Thと
なる。レーザ光の半径をrとして照射を隣接させようと
するとレーザ光がhから0に戻る間にx方向の静止時加
工速度はWx=2r/(T−Th)だから、x方向の速
度はVx=Up+Wxとなる。即ち、n=Up×(T−
Th)+2r+mの位置から次の照射を始め、加工して
いく。以上はy方向へのレーザスキャン時の説明である
が、これと別に、x方向へスキャンする場合も同様に説
明できるので省略する。
【0010】また、図5が図1と異なる点はx・y軸に
移動できるxy搬送台8,q方向と平行のy軸速度発電
機9,y軸和演算部7bであり、働きはx軸の関係部と
全く同一であり、説明を省略する。図6はy軸のミラー
揺動範囲を図3と同一にして、y方向に二倍の寸法で同
様の字を描く図である。Wyはh/Thと変えず、xy
搬送台のq方向速度のUqをあらかじめ定めた−h/2
Th(即ち、レーザ光と逆方向の速度)にすると、Vy
=h/Th−h/2Th=h/2Thとなり、目的の線
を描くことができる。即ち、時間2Thは図3のhまで
の2倍のエネルギを与えて、かつ、2倍の長さの線を被
加工面に描くためである。この場合のレーザ光の一周期
2 は2Tよりミラー戻り時間の1回分だけ短い。x軸
方向に関しても同様なので、説明を省略する。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、上記した構成により
連続して加工ができ、取付けと取外し時間を考慮に入れ
る必要が無い加工時間で製造できるので安価になり、ま
た、平面移動する被加工品の速度成分を利用できるた
め、従来の面積を超える広い面の加工が同様に安価とな
るレーザマーキング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成図
【図2】レーザ光の走査図
【図3】レーザ光の射光特性図
【図4】移動する被加工面のレーザ光の位置図
【図5】この発明の他の実施例の構成図
【図6】この発明のレーザ光の射光特性図
【図7】レーザ光の加工説明図
【符号の説明】
1 被加工品 2 レーザ光 3 静止時加工速度 4 レーザ光加工速度 5 搬送系 6 速度発電機 7 和演算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光を傾くミラーの反射により、指定
    された座標間を指定された速度で被加工面に照射するレ
    ーザマーキング装置において、 一方向に搬送される被加工面の速度を検出する速度検出
    器と、 この速度を、被加工面が静止している場合の同方向の加
    工速度に加える和演算部と、 を備えることを特徴とするレーザマーキング装置。
  2. 【請求項2】レーザ光を傾くミラーの反射により、指定
    された座標間を指定された速度で被加工面に照射するレ
    ーザマーキング装置において、 被加工面の定められた移動速度を座標軸別に検出する速
    度検出器と、 その座標軸別の速度を、被加工面が静止している場合の
    同座標軸別の加工速度に加える和演算部と、 を備えることを特徴とするレーザマーキング装置。
JP6216846A 1994-09-12 1994-09-12 レーザマーキング装置 Pending JPH0871772A (ja)

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JP6216846A JPH0871772A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 レーザマーキング装置

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JP (1) JPH0871772A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009154200A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sunx Ltd レーザマーキングシステム及びレーザマーキング装置
JP2017196655A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 株式会社エイチアンドエフ レーザーブランキング装置を用いた加工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009154200A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sunx Ltd レーザマーキングシステム及びレーザマーキング装置
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