JPH0871503A - フランジ付き管体の樹脂ライニング方法 - Google Patents

フランジ付き管体の樹脂ライニング方法

Info

Publication number
JPH0871503A
JPH0871503A JP24076394A JP24076394A JPH0871503A JP H0871503 A JPH0871503 A JP H0871503A JP 24076394 A JP24076394 A JP 24076394A JP 24076394 A JP24076394 A JP 24076394A JP H0871503 A JPH0871503 A JP H0871503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
resin
lining
pipe
lid jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24076394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3668511B2 (ja
Inventor
Ryoichi Kuroki
木 良 一 黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Ichi High Frequency Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi High Frequency Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi High Frequency Co Ltd filed Critical Dai Ichi High Frequency Co Ltd
Priority to JP24076394A priority Critical patent/JP3668511B2/ja
Publication of JPH0871503A publication Critical patent/JPH0871503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3668511B2 publication Critical patent/JP3668511B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フランジ付き管体に粉体樹脂ライニングを施
す方法において、管の内面端部とフランジ面に、煩雑な
後工程を必要としないで、所定の膜厚の平坦な皮膜を形
成できる方法を提供する。 【構成】 適宜温度に加熱したフランジ付き管体1の端
部に、フランジ面のライニング範囲を規制できる蓋治具
2を取付け、管体1を略水平に保持して管軸を中心に回
転させながら管体1内に粉体樹脂5を均一に供給して、
管内面及びこれに続くフランジ面の所定範囲に樹脂を融
着成膜させるフランジf付き管体1の樹脂ライニング方
法において、前記蓋治具2とフランジ面の間に形成され
る間隙が中心部に向かって広がる中高状となるよう、且
つ、蓋治具2の中央部に設けた円孔24の下端を含む水平
面と上記間隙とによって形成される空間が、フランジ面
に所定膜厚の皮膜を形成するのに必要な粉体樹脂5を過
不足なく収容できる容積となるよう蓋治具2の形状,寸
法を設定し、更に、蓋治具2内面への樹脂融着を防止す
る処置を施した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フランジ付き直管の管
内面及びこれに続くフランジ面の所定範囲に防食等の目
的で粉体樹脂ライニングを施す方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】主として直管に適用する粉体樹脂ライニ
ング方法としては、特公昭60-22985号公報に記載されて
いるように、加熱された直管を略水平に保持して管軸を
中心として回転させながら管内に粉体樹脂を均等に供給
し、均一な所定膜厚のライニング皮膜を形成する方法が
ある。上記公報には、フランジ付き管体のフランジ面の
ライニングについては特に言及されていないが、フラン
ジ付き管の管体内面及びフランジ面にライニング皮膜を
形成する場合、従来は、図7に示すように、フランジ部
fのライニングすべき範囲に適当なふところが形成され
る形状の蓋治具201を用いて、図8に示すように、フラ
ンジf面に過剰な膜厚の皮膜61fを形成した後、後工程
で研削仕上げ加工処理により形状や膜厚の調整を行なっ
ていた。上記の過剰皮膜をなくすため、蓋治具202を図
9に示すような最終膜厚に見合った狭い形状に構成する
と、粉体樹脂がフランジf面に行き亘りにくく、また、
温度が上がりやすいため蓋治具202に樹脂が融着しやす
くなり、補修の困難な皮膜しか得られない。
【0003】即ち、従来のフランジ付き管体の内面に粉
体樹脂ライニングを施す方法は、ライニング面積の大部
分を占める管内面部分は、種々な粉体樹脂の供給方法に
より所定の厚みの皮膜を得ることができるが、フランジ
面を含む管端は、膜厚不足となった場合、後での補修が
困難であるため、大きめの膜厚に施工した後、後工程で
研削精整することにより、適正膜厚の平坦な皮膜を得る
という方式によっていたのである。
【0004】然し乍ら、前記後工程は、ライニング作業
が完了した後、水冷して皮膜を固化させてから仕上げ場
へ移動し、研削仕上げ加工処理を施す工程から成り、全
生産工程の中で占める工数の比率が高く、また、前記蓋
治具は、加熱されたフランジからの伝導熱により昇温す
るため、樹脂が融着に近い状態で付着し、ライニング作
業終了後、蓋治具を取り外すときに研削代以上に樹脂が
帯同されて、必要な皮膜に欠陥を生じさせる問題もあ
り、更には、蓋治具の再度の使用のためには、冷却と付
着樹脂除去の作業が必要であり、作業能率面から改善が
望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来技術に鑑み、フランジ付き管体に粉体樹脂ライニン
グを施す方法において、煩雑な後工程なしに、フランジ
面にも所定の膜厚の平坦な皮膜を形成できる方法を提供
することを、その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的としてなされたもので、その構成は、適
宜温度に加熱したフランジ付き管体の端部に、フランジ
面のライニング範囲を規制できる蓋治具を取付け、管体
を略水平に保持して管軸を中心に回転させながら管体内
に粉体樹脂を均一に供給して、管内面及びこれに続くフ
ランジ面の所定範囲に樹脂を融着成膜させるフランジ付
き管体の樹脂ライニング方法において、前記蓋治具とフ
ランジ面の間に形成される間隙が中心部に向かって広が
る中高状になるよう、且つ、蓋治具の中央部に設けた円
孔の下端を含む水平面と上記間隙とによって形成される
空間が、フランジ面に所定膜厚の皮膜を形成するのに必
要な粉体樹脂を過不足なく収容できる容積となるよう蓋
治具の形状,寸法を設定し、更に、蓋治具内面への樹脂
融着を防止する処置を施したことを特徴とするものであ
る。
【0007】以下、本発明の構成を図により詳細に説明
する。図1は本発明方法を実施する状態の一部を断面と
した正面図、図2は装着蓋治具の正面図、図3は図1の
管端部の拡大断面図、図4は管体部の粉末樹脂がフラン
ジ部に融着して皮膜を形成した状態を示す断面図、図5
は管体内面及びフランジ部に皮膜形成後、フランジ部皮
膜の平坦度をロ−ラにより向上させる状態を示す説明
図、図6は同じく平滑度を振動を加えた平面板により向
上させる状態を示す説明図である。
【0008】図1において、1は両端にフランジfを設
けたライニングを施すべき管、2は前記フランジfに装
着した蓋治具、3は前記管1をその上に載架し該管1を
回転させる回転ロ−ラ架台、4は粉体樹脂供給用投入
管、5は粉体樹脂であり、適宜手段で加熱した管1を回
転ロ−ラ架台3上に載架し、該管1を回転させた状態
で、管1内に粉体樹脂5をその投入管4から均一に供給
することにより、管1の内面及びフランジf面に融着さ
せて均一な厚みのライニング皮膜6を形成するのであ
る。
【0009】而して、本発明方法においては、前述した
ように、フランジf部に形成される皮膜を良好なものと
するため、フランジfに装着する蓋治具2を図2,3の
ように形成した。即ち、本発明においてフランジfに装
着する蓋治具2は、頂部21が突出した中高状に形成し、
フランジfへの取付け部22から頂部21へ向かうに従って
フランジ面から遠ざかるよう、例えば、半径方向で10〜
15度程度の傾斜が付けられた傾斜壁23に形成し、且つ、
蓋治具2の頂部21の中央部に粉体供給等のための円孔24
が設けてあり、該円孔24の下端24aが過剰の粉体樹脂を
溢出させる堰として作用し、蓋治具2の傾斜壁23の内側
とフランジfと上記円孔24の下端24aを含む略水平面と
によって形成される空間がフランジfに形成すべき膜厚
に見合った量の粉体樹脂を収容できる容積となるように
構成した。尚、上記粉体樹脂収容空間は、フランジ−蓋
治具内面間の距離構成と円孔24の下端24aの高さの両方
によって決まることとなるが、円孔24の下端24aの高さ
は管端部の管内面膜厚にも影響するので、円孔下端24a
の高さを優先決定し、これに合わせて上記距離構成を決
定するのがよい。本発明は管軸を中心に回転させながら
行なうライニング方法であり、粉体樹脂の管軸方向移動
が少ないことから、上記のように構成すれば、あとは上
記空間内の粉体樹脂が全量フランジfの皮膜形成に与か
ることによって、適正厚さの皮膜が形成されるので、後
工程による研削仕上げを行なわないでも、所期の厚みが
得られることになる。
【0010】ここで、蓋治具2は加熱されたフランジf
からの伝導熱によって昇温するので、樹脂5が融着に近
い状態で付着するのを防止する処置を講じなければなら
ない。この処置として、蓋治具2の傾斜壁23の内面に溶
融樹脂に対して非粘着性を示す材質、例えば、クロムめ
っきやフッ素樹脂コ−ティング層25を形成するのが作業
性,耐久性の両面で推奨される。耐熱性のある離型剤も
利用可能である。また、蓋治具2を空冷ないしは水冷さ
れる構造とし、或いは蓋治具2の熱容量を大として昇温
を防ぐのも有効な処置となる。前記空間内の粉体樹脂
は、前記蓋治具の形状の特徴により、フランジ面から離
れた位置にある粉体も管体の回転によって遂にはフラン
ジ面と接触するに至るので、蓋治具内面への融着がなけ
れば、全量がフランジ面皮膜形成に与るところとなる。
【0011】更に、蓋治具2のフランジ面fへの着脱を
容易ならしめるために、両者の結合を磁石によって行な
うのもよい。例えば、フランジf面に接合する面側に管
1の呼び径に応じて適当な数の永久磁石7を定量の円周
ピッチで嵌め込み,その磁力により吸着、固定するよう
にすれば、短時間での着脱が可能になる。
【0012】一方、本発明におけるライニング皮膜6の
形成は、射出成形のような溶融加圧成形ではなく、粉体
樹脂の融着による皮膜形成であり、形成された皮膜6の
表面平坦性には粉体樹脂及び溶融後の樹脂の流れ性が影
響するので、表面に凹凸が形成される場合も生じる。そ
こで、ライニング皮膜6が形成後の未だ軟化状態にある
時点で、図4に示すように、同心軸81に夫々独立に回転
する複数のロ−ラ82を設け、その軸の略中心を支えるハ
ンドル83等を持った治具8を、回転中の管1のフランジ
fのライニング皮膜6f上に全数の回転ロ−ラ82が接触す
るよう、軽荷重で押しつける仕上げ処理方法により処理
すれば、皮膜表面の凹凸を平坦にならすことができる。
上記処理は軽荷重で奏効させ得るため、ライニング皮膜
6fの全体形状の変形は発生しない。また、溶融した皮膜
6のロ−ラ82への付着も発生しないが、ロ−ラ82にクロ
ムめっきなどの非粘着性処理を施しておけば、より好ま
しい結果が得られる。
【0013】また、管1を回転させないで仕上げ処理す
る場合は、図示しないが、上記とは逆に回転ロ−ラ側に
自転用駆動用モ−タを取付け、軸とロ−ラが回転する構
造としたもので処理するようにしても良い。
【0014】なお、ライニング皮膜の表面平坦度を向上
させる方法として、平面板で表面を押え付ける方法によ
ることもできる。即ち、図5に示すように、平面板91に
振動子92を取付けた治具9を用いて、振動子92の振動作
用により振動する平面板91で軟化した皮膜6f面を連続的
にたたく方法が推奨される。こうすることにより、振動
は前記皮膜6fに伝達され、皮膜自体の変形が容易になっ
て、短時間で表面の凹凸は平坦化される。振動数は300H
z程度で好結果を得られるが、対象物の大きさに応じて
適宜選定すればよい。また、平面板91への溶融樹脂の付
着を防止するために、平面板91の表面にクロムめっき93
などを施せば、より好ましい結果が得られる。図中、94
は振動子92に空気を供給するためのホ−ス、95は取手で
ある。
【0015】
【作用】本発明によれば、管端部のフランジ面に取付け
る蓋治具を、内面の形状が中心部ほどフランジ面から遠
ざかる中高状で中央部に円孔を設けると共に、フランジ
面に取付けた場合、フランジ面と上記蓋治具内面と上記
円孔の下端を含む略水平面とによって形成される空間
が、フランジ面に所定膜厚の皮膜を形成するのに必要な
粉体樹脂を過不足なく収容できる容積となるよう構成
し、且つ、蓋治具内面への樹脂融着を防止する処置を施
したから、粉体樹脂がフランジ面に行き亘りやすいばか
りでなく、前記樹脂が全てフランジ面に融着することと
なるので、過不足のない量の粉体樹脂をフランジ面に供
給できて、適正膜厚のライニング皮膜を得ることができ
る。
【0016】
【実施例】次に、実際に本発明方法によりライニングを
施工した例について説明する。約280℃に加熱された500
A×5500鋼管1を回転ロ−ラ架台3上に載架し、周速約5
00mm/秒で一方向に回転させておき、両端のフランジf
面に永久磁石7を介して蓋治具2を装着した。
【0017】次いで、管1内及びフランジfに粉体樹脂
の必要量を投入できる投入管4を管1内に挿入し、投入
管4の先端から所定量の粉体樹脂5を投入しながら、該
投入管4を後端部側へ移動して行き、所定の供給樹脂全
量を管1内及びフランジfに融着させてライニング皮膜
6及び6fを形成した。
【0018】前記皮膜6の融着が完了したのを確認した
後、蓋治具2をフランジfから取り外し、管1を回転さ
せながらフランジfのライニング皮膜6f面に治具8のロ
−ラ82を約5秒間軽く押しつけて平坦にした。得られた
フランジ面樹脂皮膜は凹凸のない滑らかな外観を呈して
おり、膜厚は管内面皮膜と略等しく、1.65±0.15mmの範
囲に入っていた。因に、この製品のフランジ面膜厚は1
〜2mm程度を好適範囲とするものである。
【0019】以上の工程により、管1の内面及びフラン
ジfに所定の膜厚で平坦な皮膜6,6fが形成されるの
で、従来は後工程として施されていた研削仕上げ処理加
工が省略され、工費の著しい低減を図ることができるの
である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、フラン
ジに、中高状で頂部に向かうほどフランジから遠ざかる
形状の蓋治具を取付けると共に、フランジ面と蓋治具内
面と蓋治具に設けた円孔の下端を含む略水平面とによっ
て形成される空間がフランジ部の皮膜形成に必要な量の
粉体樹脂を過不足なく供給できる容積となるように構成
し、且つ、内面にクロムめっきなどの溶融した樹脂が付
着しない処置を施した蓋治具を取付けてライニング作業
を行なうようにしたから、従来方法における煩雑な後処
理工程を必要とせず、また、蓋治具への溶融樹脂付着の
問題もなしに、所期の膜厚の概して平坦なライニング皮
膜を形成することができるようになった。
【0021】また、粉体或いは溶融状態の樹脂の流れ性
により前記皮膜の表面に凹凸が生じた場合には、ロ−ラ
や平面板の活用によって容易に平坦化できるようになっ
た。即ち、従来の煩雑な後工程が不要となったことか
ら、工数の大巾な低減を期することが可能となった。
【0022】即ち、本発明方法においては、蓋治具内面
の形状が中高であることにより、粉体樹脂がフランジ面
に行き亘りやすく、また、蓋治具内面への樹脂融着防止
処置により、フランジ面に行き亘った粉体樹脂が全てフ
ランジ面に融着することとなり、過不足のない量の粉体
樹脂をフランジ面に供給するという蓋治具の寸法構成
を、適正膜厚のライニングを直ちに得るという効果に結
び付けることができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する状態の一部を断面とした
正面図。
【図2】蓋治具の正面図。
【図3】図1の管端部の拡大断面図。
【図4】管体部の粉末樹脂がフランジ部に融着して皮膜
を形成した状態を示す断面図。
【図5】管体内面及びフランジ部に皮膜形成後、フラン
ジ部皮膜の平坦度をロ−ラにより向上させる状態を示す
説明図。
【図6】フランジ部皮膜の平滑度を平面板により向上さ
せる状態を示す説明図。
【図7】従来のライニング方法における管端部の構成の
一例の拡大断面図。
【図8】図7の従来ライニング方法における管端部のラ
イニング皮膜を示す拡大断面図。
【図9】従来のライニング方法における管端部の構成の
別例の拡大断面図。
【符号の説明】
1 管体 f フランジ 2 蓋治具 21 頂部 22 取付部 23 傾斜壁 24 円孔 25 フッ素樹脂コ−ティング層 3 回転ロ−ラ架台 4 粉体樹脂供給用投入管 5 粉体樹脂 6 ライニング皮膜 6f フランジ皮膜 7 永久磁石 8 治具(平坦性付与) 81 同心軸 82 回転ロ−ラ 83 ハンドル 9 治具(平坦性付与) 91 平面板 92 振動子 93 クロムめっき層 94 空気供給用ホ−ス 95 取手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜温度に加熱したフランジ付き管体の
    端部に、フランジ面のライニング範囲を規制できる蓋治
    具を取付け、管体を略水平に保持して管軸を中心に回転
    させながら管体内に粉体樹脂を均一に供給して、管内面
    及びこれに続くフランジ面の所定範囲に樹脂を融着成膜
    させるフランジ付き管体の樹脂ライニング方法におい
    て、前記蓋治具とフランジ面の間に形成される間隙が中
    心部に向かって広がる中高状になるよう、且つ、蓋治具
    の中央部に設けた円孔の下端を含む水平面と上記間隙と
    によって形成される空間が、フランジ面に所定膜厚の皮
    膜を形成するのに必要な粉体樹脂を過不足なく収容でき
    る容積となるよう蓋治具の形状,寸法を設定し、更に、
    蓋治具内面への樹脂融着を防止する処置を施したことを
    特徴とするフランジ付き管体の樹脂ライニング方法。
  2. 【請求項2】 樹脂融着防止処置が、蓋治具内面への非
    粘着性表面処理である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 蓋治具のフランジへの取付けを適宜数の
    磁石により行なう請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法を
    実施した後、引き続いて蓋治具を取外し、未だ軟化状態
    にあるフランジ面皮膜の表面にロ−ラ−がけ又は振動平
    板の押接による平坦化仕上げを施すことを特徴とするフ
    ランジ付き管体の樹脂ライニング方法。
JP24076394A 1994-09-09 1994-09-09 フランジ付き管体の樹脂ライニング方法 Expired - Fee Related JP3668511B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24076394A JP3668511B2 (ja) 1994-09-09 1994-09-09 フランジ付き管体の樹脂ライニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24076394A JP3668511B2 (ja) 1994-09-09 1994-09-09 フランジ付き管体の樹脂ライニング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0871503A true JPH0871503A (ja) 1996-03-19
JP3668511B2 JP3668511B2 (ja) 2005-07-06

Family

ID=17064356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24076394A Expired - Fee Related JP3668511B2 (ja) 1994-09-09 1994-09-09 フランジ付き管体の樹脂ライニング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3668511B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101303259B1 (ko) * 2013-03-25 2013-09-04 (주)태화이엔지 수도관 갱생용 피이라이닝 융착 마감방법
KR101698166B1 (ko) * 2016-09-13 2017-01-25 주식회사 우진아이엔에스 반도체설비용 배관의 불소수지층 성형방법 및 그 성형장치
KR20190131642A (ko) * 2018-05-17 2019-11-27 조도연 밸브 라이닝 장치 및 라이닝 밸브
WO2020040076A1 (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 株式会社オリジン 塗布物質塗布済対象物の製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101303259B1 (ko) * 2013-03-25 2013-09-04 (주)태화이엔지 수도관 갱생용 피이라이닝 융착 마감방법
KR101698166B1 (ko) * 2016-09-13 2017-01-25 주식회사 우진아이엔에스 반도체설비용 배관의 불소수지층 성형방법 및 그 성형장치
KR20190131642A (ko) * 2018-05-17 2019-11-27 조도연 밸브 라이닝 장치 및 라이닝 밸브
WO2020040076A1 (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 株式会社オリジン 塗布物質塗布済対象物の製造方法
TWI692757B (zh) * 2018-08-22 2020-05-01 日商歐利生股份有限公司 已塗佈塗佈物質的對象物的製造方法
US11260418B2 (en) 2018-08-22 2022-03-01 Origin Company, Limited Method for manufacturing target object coated with coating substance

Also Published As

Publication number Publication date
JP3668511B2 (ja) 2005-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3950839A (en) Method of making an electroforming mandrel
JPH0871503A (ja) フランジ付き管体の樹脂ライニング方法
JPH0212733B2 (ja)
JPS6050112A (ja) 部材の高周波焼入方法
KR101798600B1 (ko) 반응 사출 성형품 제조방법
JP5245066B2 (ja) 温度調節管を有する電鋳殻の製造方法
JPH0872065A (ja) 樹脂成形金型およびこの金型を用いた樹脂材の成形方法
US3226800A (en) Method of making a metal embossing matrix such as an embossing roll
JPH0254151B2 (ja)
JPH11342366A (ja) 金属円筒体の静電塗装方法
JPH03202329A (ja) 皮革の形成方法
JPS62225264A (ja) フツ素樹脂被覆ロ−ラの製造方法
CN113037034B (zh) 一种铁芯热浸涂敷工装、系统及方法
JPH04161310A (ja) スラッシュ成形方法
JPS62227463A (ja) フツ素樹脂被覆ロ−ラの製造方法
JPH0321226B2 (ja)
JPS5993831A (ja) カム摺動面の白銑硬化方法
JPH07108450B2 (ja) 複合金属材の製造装置
JPH0225310A (ja) アルミニウム合金製金型及びその製造方法
JPH0871483A (ja) フランジ付き短管の樹脂ライニング方法及び装置
JP2001236698A (ja) 断熱スタンパの製造方法及び製造装置
JPS60224513A (ja) 注形樹脂母型への離型処理方法
JPS62134236A (ja) 光情報記録用デイスク基板の製造方法及びその製造装置
JPH072022U (ja) パウダースラッシュ成形装置
JPS63183819A (ja) 表皮材の成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040813

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040824

A521 Written amendment

Effective date: 20041022

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A521 Written amendment

Effective date: 20050217

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20050315

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20050411

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120415

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130415

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees