JPH0871021A

JPH0871021A - 電気掃除機の集塵フィルター

Info

Publication number: JPH0871021A
Application number: JP18491994A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Saito; 和雄斎藤; Toshiyuki Fujiyoshi; 俊行藤吉; Kenji Toyooka; 賢次豊岡
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1994-06-30
Filing date: 1994-08-05
Publication date: 1996-03-19

Abstract

(57)【要約】【構成】筒状に形成された胴部両側の折曲部26を山折り
し、両側開口端を巻き込ん29で袋状に形成された袋状体
24に、台紙30を貼着し、袋状体24の巻込部29側を胴部の
折曲部26に対して直交方向で、且つ台紙30の背面側に折
りたたんで、この折りたたみ辺32から台紙30の端部を突
出させ、さらに袋状体24の折曲部26側を台紙30の背面側
に折りたたん33だ電気掃除機の集塵フィルター。【効果】集塵フィルターを大型化することなく、集塵容
量を大きくすることができると共に、集塵フィルター保
管時の保管スペースを低減することができる。また、電
気掃除機への集塵フィルターの装着作業性を向上するこ
とができると共に、電気掃除機への誤装着を防止するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に使用され
る使い捨ての集塵フィルターに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種集塵フィルターとして、例
えば特公平2-56090号公報(A47L 9/14)に示されるものが
知られている。この集塵フィルターは、図１９及び図２
０に示すごとく、濾材で形成された袋状体１と、袋状体
１に取り付けられる台紙２とから構成されており、袋状
体１は、筒状に形成された濾材を、図１９に示すごとく
その胴部両側を蛇腹状に折り曲げて蛇腹状部３を形成
し、この状態で両端開口部４を巻き込み接着５してい
る。従って、この構成では、集塵フィルターは、袋状体
１の胴部両側を蛇腹状に折り曲げて両端開口部４を巻き
込み接着５しているために、集塵フィルターを開いた状
態では、図２０に示すごとく、巻き込み接着５された蛇
腹状部(集塵フィルターの隅部)６が開かず、集塵容量が
小さくなる欠点があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、大型化する
ことなく、集塵容量を増大し得る集塵フィルターを提供
することを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の第１の手段は、
通気性及び可撓性を有する紙等の濾材で筒状に形成され
た胴部両側を山折りし、両側開口端を接着した袋状体
と、該袋状体の吸込口周縁に取り付けられる吸込口を有
する厚紙等で形成した台紙とを備えたことを特徴とす
る。

【０００５】本発明の第２の手段は、通気性及び可撓性
を有する紙等の濾材で筒状に形成された胴部両側を山折
りし、両側開口端を接着した袋状体と、該袋状体の吸込
口周縁に取り付けられる吸込口を有する厚紙等で形成し
た台紙とを備え、前記袋状体の第１の端部側を、第１の
端部に隣接する第２の端部に対して直交方向で、且つ台
紙の背面側に折りたたんだことを特徴とする。

【０００６】本発明の第３の手段は、通気性及び可撓性
を有する紙等の濾材で筒状に形成された胴部両側を山折
りし、両側開口端を接着した袋状体と、該袋状体の吸込
口周縁に取り付けられる吸込口を有する厚紙等で形成し
た台紙とを備え、前記袋状体の第１の端部側を、第１の
端部に隣接する第２の端部に対して直交方向で、且つ台
紙の背面側に折りたたみ、該折りたたみ辺から台紙の端
部を突出させたことを特徴とする。

【０００７】本発明の第４の手段は、通気性及び可撓性
を有する紙等の濾材で筒状に形成された胴部両側を山折
りし、両側開口端を接着した袋状体と、該袋状体の吸込
口周縁に取り付けられる吸込口を有する厚紙等で形成し
た台紙とを備え、前記袋状体の第１の端部側を、第１の
端部に隣接する第２の端部に対して直交方向で、且つ台
紙の背面側に折りたたむと共に、第２の端部を台紙の背
面側に折りたたんだことを特徴とする。

【０００８】本発明の第５の手段は、通気性及び可撓性
を有する紙等の濾材で筒状に形成された胴部両側を山折
りし、両側開口端を接着した袋状体と、該袋状体の吸込
口周縁に取り付けられる吸込口を有する厚紙等で形成し
た台紙とを備え、前記袋状体の第１の端部側を、第１の
端部に隣接する第２の端部に対して直交方向で、且つ台
紙の背面側に折りたたむと共に、その折りたたんだ部分
の中間部を折り返したことを特徴とする。

【０００９】本発明の第６の手段は、通気性及び可撓性
を有する紙等の濾材で筒状に形成された胴部両側を山折
りし、両側開口端を接着した袋状体と、該袋状体の吸込
口周縁に取り付けられる吸込口を有する厚紙等で形成し
た台紙とを備え、前記袋状体の第１の端部側を、第１の
端部に隣接する第２の端部に対して直交方向で、且つ台
紙の背面側に折りたたみ、その折りたたんだ部分の中間
部を折り返して台紙の端部を突出させたことを特徴とす
る。

【００１０】本発明の第７の手段は、通気性及び可撓性
を有する紙等の濾材で筒状に形成された胴部両側を山折
りし、両側開口端を接着した袋状体と、該袋状体の吸込
口周縁に取り付けられる吸込口を有する厚紙等で形成し
た台紙とを備え、前記袋状体の第１の端部側を、第１の
端部に隣接する第２の端部に対して直交方向で、且つ台
紙の背面側に折りたたみ、その折りたたんだ部分の中間
部を折り返すと共に、第２の端部側を第１の端部に対し
て直交方向で、且つ台紙の背面側に折りたたんだことを
特徴とする。

【００１１】

【作用】本発明の第１の手段によれば、袋状体は両側折
曲部を山折りにし、この状態で開口部を接着しているの
で、袋状体の拡開状態では、袋状体の隅部まで拡開し、
集塵容量が大きくなる。

【００１２】本発明の第２の手段によれば、袋状体は両
側折曲部を山折りにし、この状態で開口部を接着してい
るので、袋状体の拡開状態では、袋状体の隅部まで拡開
し、集塵容量が大きくなる。また、袋状体の端部を台紙
の背面側に折りたたんでいるので、折りたたみ状態で集
塵フィルターを小さくでき、保管スペースが低減され
る。

【００１３】本発明の第３の手段によれば、袋状体は両
側折曲部を山折りにし、この状態で開口部を接着してい
るので、袋状体の拡開状態では、袋状体の隅部まで拡開
し、集塵容量が大きくなる。また、袋状体の端部を台紙
の背面側に折りたたんでいるので、折りたたみ状態で集
塵フィルターを小さくでき、保管スペースが低減され
る。さらに、袋状体の折りたたみ辺から台紙の端部を突
出させているので、電気掃除機への集塵フィルターの装
着作業性が向上すると共に、誤装着が防止される。

【００１４】本発明の第４の手段によれば、袋状体は両
側折曲部を山折りにし、この状態で開口部を接着してい
るので、袋状体の拡開状態では、袋状体の隅部まで拡開
し、集塵容量が大きくなる。また、袋状体の端部を台紙
の背面側に折りたたんでいるので、折りたたみ状態で集
塵フィルターを小さくでき、保管スペースが低減され
る。

【００１５】本発明の第５の手段によれば、袋状体は両
側折曲部を山折りにし、この状態で開口部を接着してい
るので、袋状体の拡開状態では、袋状体の隅部まで拡開
し、集塵容量が大きくなる。また、折りたたみ状態で集
塵フィルターを小さくでき、袋状体の拡開性能が損なわ
れることなく、保管スペースが低減される。

【００１６】本発明の第６の手段によれば、袋状体は両
側折曲部を山折りにし、この状態で開口部を接着してい
るので、袋状体の拡開状態では、袋状体の隅部まで拡開
し、集塵容量が大きくなる。また、折りたたみ状態で集
塵フィルターを小さくでき、袋状体の拡開性能が損なわ
れることなく、保管スペースが低減される。さらに、袋
状体の折りたたみ辺から台紙の端部を突出させているの
で、電気掃除機への集塵フィルターの装着作業性が向上
すると共に、誤装着が防止される。

【００１７】本発明の第７の手段によれば、袋状体は両
側折曲部を山折りにし、この状態で開口部を接着してい
るので、袋状体の拡開状態では、袋状体の隅部まで拡開
し、集塵容量が大きくなる。また、折りたたみ状態で集
塵フィルターを小さくでき、袋状体の拡開性能が損なわ
れることなく、保管スペースが低減される。

【００１８】

【実施例】本発明の一実施例を図１乃至図７に基づいて
以下に詳述する。

【００１９】11は掃除機本体で、前部に上面開口の集塵
室12を、後部に前記集塵室12に連通すると共に後壁に排
気口13を穿設した送風機収納室14を夫々有する本体ケー
ス15と、前記集塵室12の上面開口を開閉自在に閉塞する
蓋体16とを備えている。17は前記送風機収納室14内に収
納される電動送風機である。

【００２０】18は前記掃除機本体11前部に形成された吸
込口で、前記集塵室12に連通し、可撓性ホース19が着脱
自在に接続されている。20は前記集塵室12底面に形成さ
れた係止部であるリブで、後述する集塵フィルター23の
台紙30下端を保持するようになっている。21は前記集塵
室12上部に回動自在に支持されたフックで、集塵フィル
ター23の台紙30上部を保持しており、集塵フィルター23
の台紙30を、前記リブ20及びフック21により吸込口18周
縁に配設されたパッキン22に当接させている。

【００２１】次に、集塵フィルター23を詳細に説明す
る。24は通気性及び可撓性を有する濾紙や不織布等の濾
材25からなる袋状体で、図６に示すごとく、濾材25の端
部を接着して筒状に形成し、その胴部両端の折曲部26を
山折りにして胴部を重ね、さらに両側開口端27を巻き込
んで接着剤により接着して袋状に形成されている。28は
前記袋状体24側面に形成された吸込口で、前記袋状体24
の両側開口端27を巻き込んだ巻込部29の巻き込み方向と
は逆の側面に形成されている。

【００２２】30は厚紙等の比較的硬質の紙にて形成され
る台紙で、略中央部に吸込口31が穿設され、この吸込口
31を袋状体24の吸込口28に対向させた状態で、袋状体24
の吸込口28が形成された側面に、台紙30が袋状体24の巻
込部29に重ならない位置に接着剤により接着されてい
る。前記台紙30は後述する袋状体24を折りたたんだ状態
で袋状体24の折りたたみ辺から突出する相対向する端部
を除き、ほぼ全面を袋状体24に接着して袋状体24が広が
り易くなるようにしている。

【００２３】前記袋状体24及び台紙30により集塵フィル
ター23が構成される。前記袋状体24は、図４及び図５に
示すごとく、両側の開口端27を巻き込んで形成した巻込
部29側を袋状体24の折曲部26に対して直交方向で、且つ
台紙30が貼着された側面と異なる側面側、即ち、台紙30
の背面側に折りたたまれる。袋状体24は、この折りたた
み状態で、その両側の折りたたみ辺32から台紙30の相対
向する端部が突出するように、且つ袋状体24の巻込部29
同士が、また巻込部29と折りたたみ辺32とが重なり合わ
ないように折りたたまれる。袋状体24は巻込部29同士
が、また巻込部29と折りたたみ辺32とが重なり合わない
ように折りたたんでいるので、折りたたみ状態で集塵フ
ィルター23の厚みを薄くすることができ、保管スペース
を小さくすることができる。

【００２４】そして、袋状体24は、図２乃至図４に示す
ごとく、両側の折曲部26側を、折曲部26に対して平行
に、且つ台紙30の背面側に折りたたまれる。袋状体24
は、この折りたたみ状態で、折りたたんだ部分が重なり
合わないように折りたたまれる。袋状体24は折りたたん
だ部分が重なり合わないように折りたたんでいるので、
折りたたみ状態で集塵フィルター23の厚みを薄くするこ
とができ、保管スペースを小さくすることができる。

【００２５】而して、集塵フィルター23は、掃除機本体
11の蓋体16を開放し、袋状体24の折りたたみ辺32から突
出した台紙30の端部を掃除機本体11の集塵室12のリブ20
に係止し、台紙30の上端をフック21により係合して、台
紙30側面を掃除機本体11の吸込口18のパッキン22に密着
させる。台紙30はリブ20及びフック21に係合させる端部
を袋状体24の折りたたみ辺32から突出させているので、
袋状体24の折りたたみ辺32が台紙30とリブ20との間及び
台紙30とフック21との間に挟持されて袋状体24が開きに
くくなることがない。

【００２６】この状態で、掃除機本体11の吸込口18に可
撓性ホース18、図示しない延長パイプ及び床用吸込具を
接続して電動送風機17を作動させると、集塵フィルター
23内に、可撓性ホース18等を介して塵埃が空気とともに
吸い込まれ、その圧力によって集塵フィルター23が広が
り、塵埃を分離して空気のみを通過させる。

【００２７】袋状体24は両側折曲部26を山折りにし、こ
の状態で開口部27を巻き込み接着しているので、袋状体
24の拡開状態では、図１に示すごとく、袋状体24の隅部
まで拡開し、集塵容量を大きくすることができる。

【００２８】尚、上記実施例では、袋状体24の両側巻込
部29側を折りたたみ辺32で折りたたみ、その後、折りた
たみ辺33で袋状体24の両側折曲部26側を折りたたむ構成
としたが、先に袋状体24の両側折曲部26側を折りたた
み、その後、両側巻込部29側を折りたたむ構成としても
よい。

【００２９】また、上記実施例では、袋状体24の両側の
巻込部29側を折りたたみ辺32で折りたたんだが、図８乃
至図１１に示す第２実施例のごとく、台紙30を一方の巻
込部29に近接して、且つ巻込部29に重ならないように貼
着し、他方の巻込部29側を台紙30が貼着されていない側
面側に折りたたみ、その折りたたみ辺32から台紙30の一
端を突出させると共に、巻込部29同士が重なり合わない
ように折りたたんでもよい。

【００３０】この第２実施例の折りたたみ構成は、上記
第１実施例より簡単であるため、袋状体24が一層拡開し
やすくなると共に、折りたたみ状態での厚みが薄くなり
集塵フィルター23の保管スペースを低減できる。

【００３１】さらに、この第２実施例の集塵フィルター
23は、袋状体24の折りたたみ辺32を下方として集塵室12
内に装着されるので、袋状体24の台紙30が貼着されてい
ない遊端側が下方に回動し、袋状体24の台紙30が貼着さ
れていない他方の側面が、吸引される空気の圧力により
図１１に示す破線のように広がる。袋状体24の他方の側
面は、折りたたまれた状態から空気の圧力により斜め上
後方に向かって、蓋体16内面近傍まで広げられ、大きな
集塵容量を確保することができる。

【００３２】尚、この第２実施例の折りたたみ構成にお
いて、台紙30に比較し、袋状体24の遊端側が長い場合な
どには、図１２乃至図１３に示すごとく、遊端側を、複
数回折り返してもよい。この時、折りたたみ辺32と巻込
部29とが重なり合わないように折りたたむことにより折
りたたみ状態での集塵フィルター23の厚みを薄くするこ
とができ、集塵フィルター23の保管スペースを小さくす
ることができる。

【００３３】次に、第３実施例の集塵フィルター23の折
りたたみ構成を図１４及び図１５に基づいて以下に詳述
する。

【００３４】袋状体24は、図１４に示すごとく折曲部26
側を巻込部29に対して直交方向で、且つ台紙30が貼着さ
れた側面と異なる側面側、即ち、台紙30背面側に折りた
たまれる。袋状体24は、この折りたたみ状態で、その両
側の第１折りたたみ辺34から台紙30の相対向する端部が
突出するように折りたたむ。そして、袋状体30の折りた
たまれた部分の略中央部を、さらに台紙30の裏面側に折
り返す。この時、この第２折りたたみ辺35同士が重なら
ないようにして、折りたたみ状態で集塵フィルター23が
厚くならないようにしている。

【００３５】そして、袋状体24は、図１５に示すごと
く、両側の巻込部29側を、折曲部26に対して直交する方
向に、且つ台紙30の背面側に折りたたまれる。袋状体24
は、この折りたたみ状態で、この第３折りたたみ辺間の
幅が台紙30の幅以下となるように、即ち、袋状体24の幅
が台紙30の幅より小さくなるように折りたたむことによ
り、折りたたみ状態での集塵フィルター23の大きさを小
さくすることができ、集塵フィルター23の保管スペース
を小さくすることができる。

【００３６】尚、この第３実施例においては、第３折り
たたみ辺によって折りたたまれた部分が重なり合うよう
に折りたたんだが、折りたたまれた部分の略中央部を、
さらに台紙30の裏面側に折り返してもよい。

【００３７】図１６及び図１７は、本発明の第４実施例
の集塵フィルター23の折りたたみ構成を示し、袋状体24
は、図１６に示すごとく巻込部29側を折曲部26に対して
直交方向で、且つ台紙30が貼着された側面と異なる側面
側、即ち、台紙30背面側に折りたたまれる。袋状体24
は、この折りたたみ状態で、その両側の第１折りたたみ
辺36から台紙30の相対向する端部が突出するように折り
たたむ。そして、袋状体30の折りたたまれた部分の略中
央部を、さらに台紙30の背面側に折り返す。この時、第
２折りたたみ辺37同士が重ならないようにして、折りた
たみ状態で集塵フィルター23が厚くならないようにして
いる。

【００３８】そして、袋状体24は、図１７に示すごと
く、両側の折曲部26側を、巻込部26に対して直交する方
向に、且つ台紙30の背面側に折りたたまれる。袋状体24
は、この折りたたみ状態で、この第３折りたたみ辺間の
幅が台紙30の幅以下となるように、即ち、袋状体24の幅
が台紙30の幅より小さくなるように折りたたむことによ
り、折りたたみ状態での集塵フィルター23の大きさを小
さくすることができ、集塵フィルター23の保管スペース
を小さくすることができる。

【００３９】尚、この第４実施例においては、第３折り
たたみ辺によって折りたたまれた部分が重なり合うよう
に折りたたんだが、折りたたまれた部分の略中央部を、
さらに台紙30の背面側に折り返してもよい。

【００４０】上述した第３実施例及び第４実施例は、袋
状体24の一方の端部側を折りたたみ、その折りたたんだ
部分の略中央部をさらに台紙30の背面側に折り返してい
るので、第１実施例の折りたたみ構成に比べ、折りたた
まれた部分の重なりが小さくなり、集塵フィルター23が
広がり易くなる。

【００４１】また、袋状体24の他方の端部側を折りたた
み、その折りたたんだ部分の略中央部をさらに台紙30の
背面側に折り返す構成とすると、折りたたまれた部分の
重なりがさらに小さくなり、より集塵フィルター23が広
がり易くなる。

【００４２】

【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項１の構成に
よれば、集塵フィルターを大型化することなく、集塵容
量を大きくすることができる等の効果を奏する。

【００４３】本発明の請求項２の構成によれば、集塵フ
ィルターを大型化することなく、集塵容量を大きくする
ことができると共に、集塵フィルター保管時の保管スペ
ースを低減することができる等の効果を奏する。

【００４４】本発明の請求項３の構成によれば、集塵フ
ィルターを大型化することなく、集塵容量を大きくする
ことができると共に、集塵フィルター保管時の保管スペ
ースを低減することができる。また、電気掃除機への集
塵フィルターの装着作業性を向上することができると共
に、電気掃除機への誤装着を防止することができる等の
効果を奏する。

【００４５】本発明の請求項４の構成によれば、集塵フ
ィルターを大型化することなく、集塵容量を大きくする
ことができると共に、集塵フィルター保管時の保管スペ
ースを低減することができる。また、電気掃除機への集
塵フィルターの装着作業性を向上することができると共
に、電気掃除機への誤装着を防止することができる等の
効果を奏する。

【００４６】本発明の請求項５の構成によれば、集塵フ
ィルターを大型化することなく、集塵容量を大きくする
ことができると共に、袋状体の拡開性能を低下させるこ
となく、集塵フィルター保管時の保管スペースを低減す
ることができる等の効果を奏する。

【００４７】本発明の請求項６の構成によれば、集塵フ
ィルターを大型化することなく、集塵容量を大きくする
ことができると共に、袋状体の拡開性能を低下させるこ
となく、集塵フィルター保管時の保管スペースを低減す
ることができる。また、電気掃除機への集塵フィルター
の装着作業性を向上することができると共に、電気掃除
機への誤装着を防止することができる等の効果を奏す
る。

【００４８】本発明の請求項７の構成によれば、集塵フ
ィルターを大型化することなく、集塵容量を大きくする
ことができると共に、袋状体の拡開性能を低下させるこ
となく、集塵フィルター保管時の保管スペースを低減す
ることができる。また、電気掃除機への集塵フィルター
の装着作業性を向上することができる等の効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す集塵フィルターの拡開
状態を示す斜視図である。

【図２】同折りたたみ状態の斜視図である。

【図３】同袋状体の折りたたみ過程を説明する斜視図で
ある。

【図４】同袋状体の折りたたみ過程を説明する斜視図で
ある。

【図５】同袋状体の折りたたみ過程を説明する斜視図で
ある。

【図６】同袋状体の斜視図である。

【図７】同集塵フィルターを装着した電気掃除機の断面
図である。

【図８】同第２実施例を示す集塵フィルターの斜視図で
ある。

【図９】同側面図である。

【図１０】同袋状体の折りたたみ過程を説明する斜視図
である。

【図１１】同集塵フィルターを装着した電気掃除機の断
面図である。

【図１２】同他の実施例を示す集塵フィルターの斜視図
である。

【図１３】同側面図である。

【図１４】同第３実施例の袋状体の折りたたみ過程を説
明する斜視図である。

【図１５】同集塵フィルターの斜視図である。

【図１６】同第４実施例の袋状体の折りたたみ過程を説
明する斜視図である。

【図１７】同集塵フィルターの斜視図である。

【図１８】同従来の集塵フィルターの拡開状態を示す斜
視図である。

【図１９】同折りたたみ状態を示す斜視図である。

【図２０】同袋状体の斜視図である。

【符号の説明】

23 集塵フィルター 24 袋状体 26 折曲部 28 吸込口 29 巻込部 30 台紙 31 吸込口 32 折りたたみ部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】通気性及び可撓性を有する紙等の濾材で
筒状に形成された胴部両側を山折りし、両側開口端を接
着した袋状体と、該袋状体の吸込口周縁に取り付けられ
る吸込口を有する厚紙等で形成した台紙とを備えたこと
を特徴とする電気掃除機の集塵フィルター。
【請求項２】通気性及び可撓性を有する紙等の濾材で
筒状に形成された胴部両側を山折りし、両側開口端を接
着した袋状体と、該袋状体の吸込口周縁に取り付けられ
る吸込口を有する厚紙等で形成した台紙とを備え、前記
袋状体の第１の端部側を、第１の端部に隣接する第２の
端部に対して直交方向で、且つ台紙の背面側に折りたた
んでなる電気掃除機の集塵フィルター。
【請求項３】通気性及び可撓性を有する紙等の濾材で
筒状に形成された胴部両側を山折りし、両側開口端を接
着した袋状体と、該袋状体の吸込口周縁に取り付けられ
る吸込口を有する厚紙等で形成した台紙とを備え、前記
袋状体の第１の端部側を、第１の端部に隣接する第２の
端部に対して直交方向で、且つ台紙の背面側に折りたた
み、該折りたたみ辺から台紙の端部を突出させたことを
特徴とする電気掃除機の集塵フィルター。
【請求項４】通気性及び可撓性を有する紙等の濾材で
筒状に形成された胴部両側を山折りし、両側開口端を接
着した袋状体と、該袋状体の吸込口周縁に取り付けられ
る吸込口を有する厚紙等で形成した台紙とを備え、前記
袋状体の第１の端部側を、第１の端部に隣接する第２の
端部に対して直交方向で、且つ台紙の背面側に折りたた
むと共に、第２の端部を台紙の背面側に折りたたんだこ
とを特徴とする電気掃除機の集塵フィルター。
【請求項５】通気性及び可撓性を有する紙等の濾材で
筒状に形成された胴部両側を山折りし、両側開口端を接
着した袋状体と、該袋状体の吸込口周縁に取り付けられ
る吸込口を有する厚紙等で形成した台紙とを備え、前記
袋状体の第１の端部側を、第１の端部に隣接する第２の
端部に対して直交方向で、且つ台紙の背面側に折りたた
むと共に、その折りたたんだ部分の中間部を折り返した
ことを特徴とする電気掃除機の集塵フィルター。
【請求項６】通気性及び可撓性を有する紙等の濾材で
筒状に形成された胴部両側を山折りし、両側開口端を接
着した袋状体と、該袋状体の吸込口周縁に取り付けられ
る吸込口を有する厚紙等で形成した台紙とを備え、前記
袋状体の第１の端部側を、第１の端部に隣接する第２の
端部に対して直交方向で、且つ台紙の背面側に折りたた
み、その折りたたんだ部分の中間部を折り返して台紙の
端部を突出させたことを特徴とする電気掃除機の集塵フ
ィルター。
【請求項７】通気性及び可撓性を有する紙等の濾材で
筒状に形成された胴部両側を山折りし、両側開口端を接
着した袋状体と、該袋状体の吸込口周縁に取り付けられ
る吸込口を有する厚紙等で形成した台紙とを備え、前記
袋状体の第１の端部側を、第１の端部に隣接する第２の
端部に対して直交方向で、且つ台紙の背面側に折りたた
み、その折りたたんだ部分の中間部を折り返すと共に、
第２の端部側を第１の端部に対して直交方向で、且つ台
紙の背面側に折りたたんでなる電気掃除機の集塵フィル
ター。