JP3451254B1 - 電気掃除機用集塵袋 - Google Patents

電気掃除機用集塵袋

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JP3451254B1
JP3451254B1 JP2002238221A JP2002238221A JP3451254B1 JP 3451254 B1 JP3451254 B1 JP 3451254B1 JP 2002238221 A JP2002238221 A JP 2002238221A JP 2002238221 A JP2002238221 A JP 2002238221A JP 3451254 B1 JP3451254 B1 JP 3451254B1
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Abstract

【要約】 【課題】 種々の機種の電気掃除機の集塵部に容易に装
着しうる電気掃除機用集塵袋を提供すること。 【解決手段】 開口部11を有する袋本体10と導入口
21を有する口紙20とを、前記開口部11と前記導入
口21とが導通するように接着してなる電気掃除機用集
塵袋であって、前記口紙20が、電気掃除機の集塵室へ
の挿入方向Dと直交する横方向の幅を調節する手段を、
前記横方向の両側に有することを特徴とする電気掃除機
用集塵袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機用集塵
袋に関する。さらに詳しくは、本発明は、種々の機種の
電気掃除機の集塵部に装着可能な電気掃除機用集塵袋に
関する。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機用集塵袋としては、開口部を
有する袋本体と導入口を有する口紙とを、これら導入口
と開口部とを略同一の位置になるように接着してなるも
のが一般的である。電気掃除機用集塵袋は、電気掃除機
の集塵部に装着して使用されるが、集塵部の形状が統一
されていないので、メーカーや機種毎に異なったタイプ
の集塵袋が使用されている。そして、従来より、電気掃
除機用集塵袋の口紙の形状を工夫することにより、種々
の機種の電気掃除機の集塵部に適合可能とした共用型の
電気掃除機用集塵袋が提案されている。例えば、特開平
7−265234号公報や、実公平6−25251号公
報には、口紙に、高さ調節のためのミシン目、及び、取
付孔又は取付孔を形成するためのミシン目等が形成され
た電気掃除機用集塵袋が記載されている。図12に、市
販されている共用型の電気掃除機用集塵袋の一例を示
す。この集塵袋の口紙110には、高さ調節のためのミ
シン目111a,111b、取付孔113、凹部11
4、凹部を形成するためのミシン目115,116等が
形成されている。そして、高さ調節のためのミシン目1
11a,111bを適宜切り取り、所定の方向で挿入す
ることにより、種々の機種の電気掃除機の集塵部の大き
さに適合できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気掃除機用集塵袋では、交換の都度、どの箇所を
切り取るかを確認しなければならない。また、どこを挿
入先端として、どの方向で装着するかについても確認し
なければならない。したがって、交換作業が煩わしく、
間違いが生じやすいという問題がある。また、集塵袋を
集塵部に装着する際又は集塵部から取り出す際に集塵袋
本体が集塵部にひっかかったり、挿入した後、口紙をセ
ットするときに口紙の先端部と集塵部とのあいだに集塵
袋本体がはさまってしまい、集塵時にうまく開かないこ
とがある等の問題もある。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、種々の機種の電気掃除機の集塵部に、一定の方向
で容易に装着可能な電気掃除機用集塵袋を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、開口部を有す
る袋本体と導入口を有する略方形の口紙とを、開口部と
導入口とが導通するように接着してなる電気掃除機用集
塵袋であって、この口紙の外周を4辺に分け、その1辺
を挿入先端部とし、他の3つの辺を袋本体への接着側と
反対側から見たときの時計回りに、左端部、挿入後端
部、右端部とし、左端部は、挿入先端部の一端からこれ
に直交して延びる前部平坦部と、前部平坦部の挿入後端
部側から斜め外側に延びる斜辺と、斜辺の挿入後端部側
から前部平坦部と平行に設けられた突出平坦部とを有
し、右端部は、挿入先端部の一端からこれに直交して延
びる前部平坦部と、前部平坦部の挿入後端部側から斜め
外側に延びる斜辺と、斜辺の挿入後端部側から前部平坦
部と平行に設けられた突出平坦部とを有し、かつ、左端
部の前部平坦部の延長線と左端部の突出平坦部に挟まれ
る領域を包含する領域を切り取るための左側切取線と、
右端部の前部平坦部の延長線と右端部の突出平坦部に挟
まれる領域を包含する領域を切り取るための右側切取線
とが設けられていることを特徴とする。本発明におい
て、さらに、挿入後端部の内側に、左端部側から右端部
側に延びる切取線が設けられていることが好ましい。ま
た、袋本体の平面形状が矩形状であって、袋本体の長辺
方向と、左端部の突出平坦部及び右端部の突出平坦部と
が平行となるように、袋本体と口紙とが接着されている
ことが好ましい。この場合、袋本体が、口紙の挿入後端
部の内側に対向する位置と、挿入先端部の内側に対向す
る位置とで、各々折り曲げられていることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明するが、本発明は以下の実施形態に限定さ
れるものではない。図1は、本発明の第1実施形態に係
る電気掃除機用集塵袋の一例であり、開口部11を有す
る袋本体10と、導入口21を有する口紙20とが、前
記開口部11と前記導入口21とが導通するように接着
されている。本実施態様において、袋本体10の平面形
状は矩形状であり、そのサイズは、およそ110〜12
mm×220〜250mm、例えば115mm×23
mmである。袋本体10の長辺方向の両端部には、両
端部を封止するための折り曲げ部15a、15bが形成
されている。
【0007】袋本体10は、集塵された塵埃を収集し、
さらにたとえばダニなどの害虫をも捕獲することができ
るものである。その素材としてはたとえばパルプ、天然
または合成繊維、天然または合成樹脂、ゴム、金属など
の材料を紙、フィルム、織布、不織布、シート、プレー
ト、ピースまたは棒状体などの素材に加工した濾材を単
独または積層したものが用いられる。袋本体10は、1
枚の袋体で形成されていてもよく、また2枚以上の複数
の層を有する袋体で形成されていてもよい。2枚以上の
複数の層を有する袋体である場合、集塵袋本体の内側に
ある袋体(以下、内袋という)に大きな塵埃を除去しう
る孔を有する袋体を用い、集塵袋本体の外側にある袋体
(以下、外袋という)に微細な塵埃を除去しうる孔を有
する袋体であるのが、集塵袋本体の目詰まりを防ぐうえ
で好ましい。また、袋本体10には、捕獲された害虫を
防除するための活性物質を固定化してもよく、また袋本
体10内に前記活性物質を固定化したマットまたはシー
トを設けてもよい。
【0008】口紙20の材料としては、電気掃除機の集
塵部に取付可能とするために、ある程度の強度を有する
素材が用いられる。例えば、パルプ、天然または合成繊
維、天然または合成樹脂、ゴム、金属などの材料を、
紙、フィルム、織布、不織布、シートまたはプレートな
どの素材に加工し、これら素材を単独または積層したも
のが用いられる。
【0009】本実施形態に係る電気掃除機用集塵袋を電
気掃除機の集塵室に挿入する場合は、常に、挿入方向D
(図2における上から下への方向)に従って挿入するよ
うになっている。
【0010】図2に示すように、口紙20の外周は、ポ
イントP1〜P2間の挿入先端部31と、ポイントP3
〜P4間の段差を有する挿入後端部32と、挿入先端部
31と挿入後端部32の各々の図2における左端側であ
ポイントP1〜P3間の左端部33と、挿入先端部3
1と挿入後端部32の各々の図2における右端側である
ポイントP2〜P4間の右端部34とから構成されてい
る。
【0011】挿入先端部31の内側には、凹凸部を形成
する手段であるミシン目41,42が設けられている。
ミシン目41,42を切り取ることにより、挿入先端部
31に凹凸部が形成されるようになっている。また、
ミシン目42は、口紙20の挿入方向の長さを調製す
る手段としての機能も有しており、ミシン目42を切り
取ることにより又は切り取らないことにより、挿入方向
の長さを2段階で調節できるようになっている。挿入
後端部32の内側には、口紙20の挿入方向の長さを
調製する手段であるミシン目51,52,53,54が
左端部33側から右端部34側に延びて設けられてい
る。このうち、ミシン目51は、挿入方向Dに直交する
方向、すなわち、図2における横方向に延びる直線状で
ある。ミシン目52は、ミシン目51よりも導入口21
(内側)に設けられており、その中央部分52aが凹
状であり、その左右部分52b,52cがミシン目51
と平行な直線状である。また、ミシン目53は、ミシン
目51と平行な直線状の上部平坦部53aと、上部平坦
部53aよりも導入口21側に、P3から上部平坦部5
3aと平行に設けられた下部平坦部53bと、上部平坦
部53aと下部平坦部53bとを鈍角でつなぐ斜部53
cとから構成されている。また、ミシン目54は、ミシ
ン目51と平行な直線状の上部平坦部54aと、上部平
坦部54aよりも導入口21側に、ポイントP4から上
部平坦部54aと平行に設けられた下部平坦部54b
と、上部平坦部54aと下部平坦部54bとを鈍角でつ
なぐ斜部54cとから構成されている。ミシン目51,
52,53,54を切り取ることにより、又はいずれの
ミシン目も切り取らないことにより、挿入方向Dの長さ
を4段階で調節できるようになっている。
【0012】左端部33は、ポイントP1から挿入方向
Dと平行に設けられた前部平坦部33aと、ポイントP
3から挿入方向Dと平行に設けられた後部平坦部33e
と、ポイントP1とポイントP3とを結んだ直線よりも
導入口21と反対側(外側)に挿入方向Dと平行に設け
られた突出平坦部33cと、突出平坦部33cと前部平
坦部33aとを鈍角でつなぐ辺33b(斜辺)と、突出
平坦部33cと後部平坦部33eとをつなぐ辺33dと
から構成されている。左端部33の内側には、図2にお
ける横方向の幅を調節する手段であるミシン目61が設
けられている。ミシン目61は、ポイントP1とポイン
トP3とを結んだ直線よりも導入口21側(内側)に挿
入方向Dと平行に設けられた平坦部61bと、平坦部6
1bと前部平坦部33aとを鈍角でつなぐ斜部61a
と、平坦部61bと後部平坦部33eとを鈍角でつなぐ
斜部61cとから構成されている。左端部33の内側
は、さらに、凹部を形成する手段であるミシン目62が
設けられている。ミシン目62を切り取ることにより、
細幅の切り込み状の凹部が形成される。
【0013】右端部34は、P2から挿入方向Dと平行
に設けられた前部平坦部34aと、ポイントP4から挿
入方向Dと平行に設けられた後部平坦部33eと、P2
とP4とを結んだ直線よりも導入口21と反対側(外
側)に挿入方向Dと平行に設けられた突出平坦部34c
と、突出平坦部34cと前部平坦部34aとを鈍角でつ
なぐ辺34b(斜辺)と、突出平坦部34cと後部平坦
部34eとをつなぐ辺34dとから構成されている。右
端部34の内側には、図2における横方向の幅を調節す
る手段であるミシン目71が設けられている。ミシン目
71は、P2とP4とを結んだ直線よりも導入口21側
(内側)に挿入方向Dと平行に設けられた平坦部71b
と、平坦部71bと前部平坦部34aとを鈍角でつなぐ
斜部71aと、平坦部71bと後部平坦部34eとを鈍
角でつなぐ斜部71cとから構成されている。ミシン目
61,71を切り取ることにより、口紙20の、電気掃
除機の集塵室への挿入方向Dと直交する方向、すなわ
ち、図2における横方向の幅(以下、単に横幅という)
を、突出平坦部33cと突出平坦部34cとの間の幅か
ら、前部平坦部33aと前部平坦部34aとの間の幅に
変えることができる。
【0014】ミシン目61,71を切り取る前の横幅
は、左端部33の辺33b及び右端部34の辺34bの
位置で、口紙20の挿入先端部31に向かって次第に狭
くなっている。したがって、挿入方向Dがわかりやすく
なっている。なお、本実施形態において、ミシン目6
1,71は、図面2における横方向の両側に均等に設け
られており、突出平坦部33c及び平坦部61b間の幅
と、突出平坦部34c及び平坦部71b間の幅とが均等
であり、突出平坦部33c及び突出平坦部34cの挿入
方向の長さも均等である。
【0015】口紙20の導入口21は、導入口内周21
aによって形成されている。導入口内周21aの外側に
は、導入口21を拡張する手段である環状のミシン目2
1bが設けられている。そして、このミシン目21bを
切り取るか否かにより、導入口21の大きさと、必要に
応じて位置の微調節ができる。また、袋本体10の開口
部11は、開口部内周11aによって形成されている。
開口部内周11aの外側には、開口部11を拡張する手
段である環状のミシン目11bが設けられると共に、開
口部内周11aとミシン目11bとの間を放射状につな
ぐ複数のミシン目11cが設けられている。そして、こ
のミシン目11b、11cを切り取るか否かにより、開
口部11の大きさと、必要に応じて位置の微調節ができ
るようになっている。ミシン目11bとミシン目21b
とは、平面視略同一の箇所になるように設けられてい
る。
【0016】本実施形態の電気掃除機用集塵袋では、袋
本体10の長辺方向と、左端部の突出平坦部及び右端部
の突出平坦部の方向とが平行となるように、すなわち、
袋本体10の長辺方向と挿入方向Dとが一致するよう
に、袋本体10と口紙20とが接着されている。口紙2
0は、袋本体10の左右両側にわずかにはみ出すように
接着されているが、袋本体10の横幅によっては、はみ
出していなくてもよく、また、片側だけはみ出すように
接着されていてもよい。なお、袋本体10と口紙20と
の接着面25(図2の斜線部分)は、各ミシン目を避け
るように、口紙20の外周、内周双方から、十分に内側
の範囲とされている。
【0017】図3は、図2に示す電気掃除機用集塵袋の
A−Aの位置における断面図である。図3に示すよう
に、袋本体10には、袋本体10の長辺方向に沿って、
蛇腹部17a、17bが形成されている。
【0018】また、本実施形態の電気掃除機用集塵袋で
は、袋本体10は、図4に示すように、口紙20の挿入
先端部31の導入口21側(内側)に対向する位置19
aと、挿入後端部32の導入口21側(内側)に対向す
位置19bとで、口紙20側を外側として、折り曲げ
ることができる。これにより、電気掃除機用集塵袋を集
塵室に装着する際に、袋本体10が挿入先端部31と集
塵室の部材の間に挟まれて開きにくくなるのを防止でき
る。本実施形態の電気掃除機用集塵袋は、この折り曲げ
られた状態で外袋に収納され、販売に供されることがで
きる。
【0019】本実施形態の電気掃除機用集塵袋は、図5
に示すように、集塵室内において、袋本体10を十分に
膨らませることができる。
【0020】以下、図6〜図10に基づいて、本発明に
係る電気掃除機用集塵袋の別の実施形態を説明する。
尚、以下に記載する実施形態において、第1実施形態に
対応する構成要素には、同一の符号を付してその詳細な
説明を省略する。
【0021】図6は、本発明の電気掃除機用集塵袋の第
2実施形態である。本実施形態は、口紙20の挿入方向
Dの長さを調節する手段であるミシン目52と、図6に
おける横方向の幅を調節する手段であるミシン目61,
71の形状において上記第1実施形態と異なっている。
すなわち、ミシン目52は、全体が直線状になってい
る。また、ミシン目52中央部分の導入口21側(内
側)には、凹部を形成する手段であるミシン目55が設
けられている。また、ミシン目61は、斜部61aと平
坦部61b、斜部61cと平坦部61bとが各々略直角
になるように形成されている。同様に、ミシン目71
は、斜部71aと平坦部71b、斜部71cと平坦部7
1bとが各々略直角になるように形成されている。尚、
本実施形態では、袋本体10の開口部内周11aは、口
紙20の導入口21aと平面視略同一の箇所に形成され
ている。
【0022】図7は、本発明の電気掃除機用集塵袋の第
3実施形態である。本実施形態は、口紙20の挿入後端
部32が段差をつけずに設けられている点において上記
第1実施形態と異なっている。すなわち、挿入後端部3
2は、ポイントP3から図7における上方向に延びてい
る左後端部32aと、ポイントP4から図7における上
方向に延びている右後端部32bと、左後端部32aと
右後端部32bとを結ぶ、直線状の中央後端部32cと
から構成されている。また、これに対応して、ミシン目
51,52も、その両端が、左後端部32aと右後端部
32bとに到達するように形成されている。尚、袋本体
10の開口部11周辺の構成は、第1実施形態と同一で
ある。
【0023】図8は、本発明の電気掃除機用集塵袋の第
4実施形態である。本実施形態は、口紙20の左端部3
3及び右端部34の形状と、図8における横方向の幅
調節する手段であるミシン目61,71の形状と、口紙
20の挿入方向Dの長さを調製する手段であるミシン目
52の形状において第3実施形態と異なっている。すな
わち、口紙20の左端部33及び右端部34では、突出
平坦部33c,34cの長さが短くなり、後部平坦部3
3e,34eの長さが長くなっている。また、それに対
応して、図8における横方向の幅を調節する手段である
ミシン目61,71は、平坦部61b,71bの長さ
、上記第3実施形態の場合よりも短く、導入口21の
直径とほぼ同じ長さであり、導入口21のほぼ真横の位
置に設けられている。また、ミシン目61を構成してい
る斜部61a及び斜部61cは、平坦部61bに対して
垂直である。同様に、ミシン目71を構成している斜部
71a及び斜部71cは、平坦部71bに対して垂直で
ある。さらに、口紙20の挿入方向Dの長さを調製する
手段であるミシン目52は、上記第2実施形態と同様、
全体が直線状になっており、また、ミシン目52中央部
分の導入口21側に、凹部を形成する手段であるミシン
目55が設けられている。
【0024】図9は、本発明の電気掃除機用集塵袋の第
5実施形態である。本実施形態は、図9における横方向
の幅を調節する手段であるミシン目61,71の形状
と、口紙20の挿入方向Dの長さを調製する手段である
ミシン目52の形状において第3実施形態と異なってい
る。ミシン目61,71は、それぞれ、ポイントP1〜
P3及びポイントP2〜P4間を結ぶ直線上に設けられ
ており、ミシン目61,71を切り取った際には、左端
部33及び右端部34は平坦となる。また、挿入方向
の長さを調節する手段であるミシン目53,54は直線
状に設けられている。
【0025】図10は、本発明の電気掃除機用集塵袋の
第6実施形態である。本実施形態は、口紙20の挿入後
端部32が段差をつけずに設けられている点と、図10
における横方向の幅を調節する手段であるミシン目6
1,71の形状とにおいて第2実施形態と異なってい
る。挿入後端部32は、第4実施形態の場合と同様の形
状である。また、ミシン目61,71は、それぞれ、ポ
イントP1〜P3及びポイントP2〜P4間を結ぶ直線
上に設けられており、ミシン目61,71を切り取った
際には、左端部33及び右端部34は平坦な形状とな
る。
【0026】図11は、本発明の電気掃除機用集塵袋の
第7実施形態である。本実施形態は、口紙20の右端部
34の形状と、挿入後端部32の形状と、挿入先端部3
内側のミシン目42の形状において上記第4実施形態
と異なっている。すなわち、口紙20の右端部34で
は、突出平坦部34cの長さが長くなり、後部平坦部3
4eの長さが短くなっている。また、それに対応して、
図11における横方向の幅を調節する手段であるミシン
目71は、平坦部71bの長さが、上記第4実施形態の
場合よりも長くなっている。また、挿入後端部32は、
段差をつけて形成されており、それに対応して、ミシン
目51,52の長さが短くなっている。また、挿入先端
部31内側のミシン目42は、両端部分が、図11にお
ける横方向にまっすぐに設けられている。尚、袋本体1
0の開口部11周辺の構成は、第1実施形態と同一であ
る。このように、ミシン目61、71の平坦部61b,
71bの長さは、それぞれ異なっていてもよく、挿入す
る集塵室の形状に応じて適宜変更可能である。
【0027】なお、上記各実施形態において、挿入方向
Dの長さや横方向の幅を調節する手段、及び凹部や凹凸
部の形成手段である切取線がミシン目である場合につい
て説明したが、かかる切取線としては、ミシン目の他
に、切溝や切り取り位置を示すガイドなどがあげられ
る。また、袋本体の蛇腹部を、単一の谷折り部を有する
シングルタイプとしたが、ダブルタイプ等、2個以上の
谷折り部を有するものとしても良い。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電気掃除
機用集塵袋は、その口紙の外周を4辺に分け、その1辺
を挿入先端部とし、他の3つの辺を袋本体への接着側と
反対側から見たときの時計回りに、左端部、挿入後端
部、右端部とし、左端部は、挿入先端部の一端からこれ
に直交して延びる前部平坦部と、前部平坦部よりも挿入
後端部側に設けられた突出平坦部とを有し、この突出平
坦部は、前部平坦部よりも外側に膨出して前部平坦部と
平行に設けられており、右端部は、挿入先端部の他端か
らこれに直交して延びる前部平坦部と、前部平坦部より
も挿入後端部側に設けられた突出平坦部とを有し、この
突出平坦部は、前部平坦部よりも外側に膨出して前部平
坦部と平行に設けられており、かつ、口紙には、挿入先
端部と挿入後端部の一端を結ぶ直線に対して、少なくと
もその外側の部分を切り取るための切取線と、挿入先端
部と挿入後端部の他端を結ぶ直線に対して、少なくとも
その外側の部分を切り取るための切取線とが設けられて
いることを特徴とするので、どのような電気掃除機の集
塵部に対しても、一定の方向で装着できる。したがっ
て、種々の機種の電気掃除機の集塵部への装着操作が煩
わしくなく、簡便である。本発明の電気掃除機用集塵袋
は、さらに、集塵時に充分ふくらませることができるの
で、塵埃をより多く捕集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機用集
塵袋の斜視図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機用集
塵袋の正面図である。
【図3】 図2のA−A線における断面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機用集
塵袋を折り畳んだ状態の斜視図である。
【図5】 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機用集
塵袋が膨らんだ状態の斜視図である。
【図6】 本発明の第2実施形態に係る電気掃除機用集
塵袋の正面図である。
【図7】 本発明の第3実施形態に係る電気掃除機用集
塵袋の正面図である。
【図8】 本発明の第4実施形態に係る電気掃除機用集
塵袋の正面図である。
【図9】 本発明の第5実施形態に係る電気掃除機用集
塵袋の正面図である。
【図10】 本発明の第6実施形態に係る電気掃除機用
集塵袋の正面図である。
【図11】 本発明の第7実施形態に係る電気掃除機用
集塵袋の正面図である。
【図12】 従来の電気掃除機用集塵袋の一例を示す正
面図である。
【符号の説明】
10…袋本体、11…開口部、31…挿入先端部、32
…挿入後端部、20…口紙、21…導入口、41,4
2,51,52,53,54,61,62,71…ミシ
ン目

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する袋本体と導入口を有する
    略方形の口紙とを、開口部と導入口とが導通するように
    接着してなる電気掃除機用集塵袋であって、この口紙の外周を4辺に分け、その1辺を挿入先端部と
    し、他の3つの辺を袋本体への接着側と反対側から見た
    ときの時計回りに、左端部、挿入後端部、右端部とし、 左端部は、挿入先端部の一端からこれに直交して延びる
    前部平坦部と、前部平坦部の挿入後端部側から斜め外側
    に延びる斜辺と、斜辺の挿入後端部側から前部平坦部と
    平行に設けられた突出平坦部とを有し、 右端部は、挿入先端部の一端からこれに直交して延びる
    前部平坦部と、前部平坦部の挿入後端部側から斜め外側
    に延びる斜辺と、斜辺の挿入後端部側から前部平坦部と
    平行に設けられた突出平坦部とを有し、 かつ、左端部の前部平坦部の延長線と左端部の突出平坦
    部に挟まれる領域を包含する領域を切り取るための左側
    切取線と、右端部の前部平坦部の延長線と右端部の突出
    平坦部に挟まれる領域を包含する領域を切り取るための
    右側切取線とが設けられていること を特徴とする電気掃
    除機用集塵袋。
  2. 【請求項2】 さらに、挿入後端部の内側に、左端部側
    から右端部側に延びる切取線が設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の電気掃除機用集塵袋。
  3. 【請求項3】 袋本体の平面形状が矩形状であって、袋
    本体の長辺方向と、左端部の突出平坦部及び右端部の突
    出平坦部とが平行となるように、袋本体と口紙とが接着
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電
    気掃除機用集塵袋。
  4. 【請求項4】 袋本体が、口紙の挿入後端部の内側に対
    向する位置と、挿入先端部の内側に対向する位置とで、
    各々折り曲げられていることを特徴とする請求項3に記
    載の電気掃除機用集塵袋。
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