JP2656634B2 - 電気掃除機用集塵フィルター - Google Patents
電気掃除機用集塵フィルターInfo
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- JP2656634B2 JP2656634B2 JP1281431A JP28143189A JP2656634B2 JP 2656634 B2 JP2656634 B2 JP 2656634B2 JP 1281431 A JP1281431 A JP 1281431A JP 28143189 A JP28143189 A JP 28143189A JP 2656634 B2 JP2656634 B2 JP 2656634B2
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- folded
- folding
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙等の袋状フィルターを採用した大容量の
電気掃除機用集塵フィルターに関する。
電気掃除機用集塵フィルターに関する。
従来、紙袋フィルターを採用した電気掃除機は、集じ
ん容積が比較的小さく、紙袋フィルターは円筒状濾紙の
側面を開口してボール紙の口紙を接着し、円筒を平面状
に折りたたんで両端を折り返し接着し、袋を形成してい
た。
ん容積が比較的小さく、紙袋フィルターは円筒状濾紙の
側面を開口してボール紙の口紙を接着し、円筒を平面状
に折りたたんで両端を折り返し接着し、袋を形成してい
た。
しかして、従来形電気掃除機に組み込まれている紙袋
フィルターは集じん容積が比較的小さく、集じん部への
取付性を考慮した大きさに折りたたんでも、吸込空気圧
による拡がり性に支障のない範囲での適用に特に問題は
なかった。
フィルターは集じん容積が比較的小さく、集じん部への
取付性を考慮した大きさに折りたたんでも、吸込空気圧
による拡がり性に支障のない範囲での適用に特に問題は
なかった。
しかしながら、大容積の大きな紙袋フィルターを、前
記従来技術をそのまま採用して折りたたむと、吸込空気
圧による拡がりが不完全で集じん容積が小さいままとな
り、大容積の大きな紙袋フィルターとした効果が得られ
ないか、あるいは濾紙の強度が弱い場合には折り目から
破れてしまう問題があった。
記従来技術をそのまま採用して折りたたむと、吸込空気
圧による拡がりが不完全で集じん容積が小さいままとな
り、大容積の大きな紙袋フィルターとした効果が得られ
ないか、あるいは濾紙の強度が弱い場合には折り目から
破れてしまう問題があった。
本発明の目的は、集じん部への取付性のよい大きさに
折りたたみ、吸込空気圧により折り目から破れる等の問
題なく完全に拡がる、大容積の電気掃除機用集塵フィル
ターを提供することにある。
折りたたみ、吸込空気圧により折り目から破れる等の問
題なく完全に拡がる、大容積の電気掃除機用集塵フィル
ターを提供することにある。
前記目的を達成するために本発明の特徴とするところ
は、電動送風機の吸込気流によって取り込まれる塵埃を
集塵する袋部と、該袋部の前面に設けられ、かつ略中央
に開口を有する口板とを備える電気掃除機用集塵フィル
ターであって、前記袋部は、前記口板の設けられる矩形
状の前面部と、該前面部の周縁の綾線から後方に延在す
る４側面をもって形成される筒状の筒部と、該筒部の後
端に袋閉部を有するとともに該袋閉部は前記筒状の筒部
の対面する二つの側面の後端側が内側に折り込まれるよ
うにして残りの二つの側面を平坦のまま一つ合わせにし
て形成し、前記前面部のほぼ中央裏面側に第１の折り曲
げ線が来るようにして前記筒状の筒部を一方に折り畳
み、この折り畳みを第１の折り畳みとし、この第１の折
り畳み側と重ならない方の前面部側を前面部の裏面側に
来るようにして折り畳み、この折り畳みを第１の袖部折
り畳みとすると共にこの第１の袖部折り畳みによる先端
側が前面部のほぼ中央裏面側に来るようにし、この第１
の袖部折り畳みの先端側が内側に抑え込まれるように前
記第１の折り畳み側を折り返し、この折り返しを第２の
折り畳みとし、この第２の折り畳によってできる折り返
し部が内側に抑え込まれるように前記第１の折り畳み側
と重なる方の前面部側を裏面側に折り畳み、この折り畳
みを第２の袖部折り畳みとするとともにこの第２の袖部
折り畳みによる先端側が前面部のほぼ中央側に来るよう
にし、この第２の袖部折り畳みによる先端側が内側に抑
え込まれるように第２の折り畳み側を第１の折り畳みが
わに向けて折り返し、この折り返しを第３の折り畳みと
し、この第３の折り畳み側の前記袋閉部が外側に来るよ
うに折り畳んだ電気掃除機用集塵フィルターにある。
は、電動送風機の吸込気流によって取り込まれる塵埃を
集塵する袋部と、該袋部の前面に設けられ、かつ略中央
に開口を有する口板とを備える電気掃除機用集塵フィル
ターであって、前記袋部は、前記口板の設けられる矩形
状の前面部と、該前面部の周縁の綾線から後方に延在す
る４側面をもって形成される筒状の筒部と、該筒部の後
端に袋閉部を有するとともに該袋閉部は前記筒状の筒部
の対面する二つの側面の後端側が内側に折り込まれるよ
うにして残りの二つの側面を平坦のまま一つ合わせにし
て形成し、前記前面部のほぼ中央裏面側に第１の折り曲
げ線が来るようにして前記筒状の筒部を一方に折り畳
み、この折り畳みを第１の折り畳みとし、この第１の折
り畳み側と重ならない方の前面部側を前面部の裏面側に
来るようにして折り畳み、この折り畳みを第１の袖部折
り畳みとすると共にこの第１の袖部折り畳みによる先端
側が前面部のほぼ中央裏面側に来るようにし、この第１
の袖部折り畳みの先端側が内側に抑え込まれるように前
記第１の折り畳み側を折り返し、この折り返しを第２の
折り畳みとし、この第２の折り畳によってできる折り返
し部が内側に抑え込まれるように前記第１の折り畳み側
と重なる方の前面部側を裏面側に折り畳み、この折り畳
みを第２の袖部折り畳みとするとともにこの第２の袖部
折り畳みによる先端側が前面部のほぼ中央側に来るよう
にし、この第２の袖部折り畳みによる先端側が内側に抑
え込まれるように第２の折り畳み側を第１の折り畳みが
わに向けて折り返し、この折り返しを第３の折り畳みと
し、この第３の折り畳み側の前記袋閉部が外側に来るよ
うに折り畳んだ電気掃除機用集塵フィルターにある。
また、本発明の特徴とするところは、前記第１の手段
に加え、前記袋閉部が一番外側に来るように折り畳んだ
電気掃除機用集塵フィルターにある。
に加え、前記袋閉部が一番外側に来るように折り畳んだ
電気掃除機用集塵フィルターにある。
しかして、掃除機集じん部を形成するダストケース内
には、紙袋フィルターを取り付けるバスケット組立体が
セットされ、バスケット組立体の紙袋フィルター取付口
とダストケースに取り付けた吸込口とが気密的に連通さ
れ、したがってホースを介して吸込口から流したごみを
含む気流は、紙袋フィルター内に導かれてこの紙袋フィ
ルター内にたまるものであるが、本発明によれば、バス
ケット組立体への紙袋フィルター装着に際し、円筒状バ
スケット内での取付作業がし易いように、あらかじめ袋
体を縦長形状に折りたたんであり、また空気流の流入に
より自動的に無理なく拡がるように紙袋は左右を交互に
３回折りたたみ、吸込空気圧により順次無理なく拡がる
ようにしてある。
には、紙袋フィルターを取り付けるバスケット組立体が
セットされ、バスケット組立体の紙袋フィルター取付口
とダストケースに取り付けた吸込口とが気密的に連通さ
れ、したがってホースを介して吸込口から流したごみを
含む気流は、紙袋フィルター内に導かれてこの紙袋フィ
ルター内にたまるものであるが、本発明によれば、バス
ケット組立体への紙袋フィルター装着に際し、円筒状バ
スケット内での取付作業がし易いように、あらかじめ袋
体を縦長形状に折りたたんであり、また空気流の流入に
より自動的に無理なく拡がるように紙袋は左右を交互に
３回折りたたみ、吸込空気圧により順次無理なく拡がる
ようにしてある。
これに対し、従来形電気掃除機に組み込まれている紙
袋フィルターの折り曲げ回数は、後述するように２回で
済むが、これによれば、紙袋が拡がろうとする時の抵抗
が大きくなって引掛かったりすることがあり、また引掛
かりが外れた時、一気に拡がるため、その衝撃により紙
袋が破れる場合があった。これに対し、本発明では、前
記したような不具合をなくし、紙袋を滑らかに引き出す
ことができる。
袋フィルターの折り曲げ回数は、後述するように２回で
済むが、これによれば、紙袋が拡がろうとする時の抵抗
が大きくなって引掛かったりすることがあり、また引掛
かりが外れた時、一気に拡がるため、その衝撃により紙
袋が破れる場合があった。これに対し、本発明では、前
記したような不具合をなくし、紙袋を滑らかに引き出す
ことができる。
以下、本発明の一実施例を、図面によって説明する。
第１図から第３図の全体構成を示す断面図および斜視図
において、電気掃除機は、電動送風機１を内蔵する本体
ケース２と、車輪３の取り付けられたキャスターベース
４に固定のタンク５からなるダストケース６、および紙
袋フィルター７を着脱可能に内蔵できるバスケット組立
体８を主要部品とするものである。
第１図から第３図の全体構成を示す断面図および斜視図
において、電気掃除機は、電動送風機１を内蔵する本体
ケース２と、車輪３の取り付けられたキャスターベース
４に固定のタンク５からなるダストケース６、および紙
袋フィルター７を着脱可能に内蔵できるバスケット組立
体８を主要部品とするものである。
タンク５の側面には、ホース62が着脱挿入される吸込
口（Ａ）18が外面に、内面にはバスケット組立体８を着
脱自在に支持する吸込口（Ｂ）38が、口パッキン37を挟
着するようにしてネジ40によって取り付けられている。
口（Ａ）18が外面に、内面にはバスケット組立体８を着
脱自在に支持する吸込口（Ｂ）38が、口パッキン37を挟
着するようにしてネジ40によって取り付けられている。
次に、動作、作用の詳細について述べる。
第４図および第５図は紙袋フィルター７を取り付けた
バスケット組立体８をダストケース６に着脱する状態を
示す。バスケット組立体８は、樹脂成形等により通気性
の開口網目部を有するバスケット39と、紙袋フィルター
７が取付固定されるバスケットパネル41とを有し、バス
ケットパネル41には、ハンドル70が一体成形されてお
り、第４図のごとく、ハンドル70を持ってダストケース
６に着脱され、またバスケットパネル41の持運びにもハ
ンドル70を利用できる。第５図に示すごとく、バスケッ
ト組立体８をダストケース６に上方向から挿入セット
し、パッキン49とパッキンリング50とからなるパッキン
組立体48をダストケース６の上縁部に乗せて、本体ケー
ス２をクランプ19によりセットすれば、紙袋フィルター
７の使用状態となる。
バスケット組立体８をダストケース６に着脱する状態を
示す。バスケット組立体８は、樹脂成形等により通気性
の開口網目部を有するバスケット39と、紙袋フィルター
７が取付固定されるバスケットパネル41とを有し、バス
ケットパネル41には、ハンドル70が一体成形されてお
り、第４図のごとく、ハンドル70を持ってダストケース
６に着脱され、またバスケットパネル41の持運びにもハ
ンドル70を利用できる。第５図に示すごとく、バスケッ
ト組立体８をダストケース６に上方向から挿入セット
し、パッキン49とパッキンリング50とからなるパッキン
組立体48をダストケース６の上縁部に乗せて、本体ケー
ス２をクランプ19によりセットすれば、紙袋フィルター
７の使用状態となる。
第６図において、バスケットパネル41に取り付けられ
たバスケットパッキン42には、紙袋フィルター７の口紙
46（第２図参照）が密着されるセルフシール形状のリッ
プ71、および吸込口（Ｂ）38に押付密着されるリップ72
が形成され、バスケットパッキン42は、気密作用が十分
に保てるようにゴム等弾性材質からなる。バスケットパ
ネル41は、上端および下端がバスケット39に嵌込み固定
され、口紙支持板43が第６図矢印のごとく、回動軸部75
の回りに回動自在に取り付けられている。
たバスケットパッキン42には、紙袋フィルター７の口紙
46（第２図参照）が密着されるセルフシール形状のリッ
プ71、および吸込口（Ｂ）38に押付密着されるリップ72
が形成され、バスケットパッキン42は、気密作用が十分
に保てるようにゴム等弾性材質からなる。バスケットパ
ネル41は、上端および下端がバスケット39に嵌込み固定
され、口紙支持板43が第６図矢印のごとく、回動軸部75
の回りに回動自在に取り付けられている。
第７図、第11図、第12図に示すごとく、紙袋フィルタ
ー７の口紙46の両側端を口紙支持板43の爪部73に挿入
し、口紙支持板43と共にバスケットパネル41に押し付
け、バスケットパネル41に固定取付けされたバネ44で口
紙46の上縁部74を引掛け固定する。なお、この時、バス
ケットパッキン42のリップ71は、口紙46の開口部周縁に
気密的に圧接される。
ー７の口紙46の両側端を口紙支持板43の爪部73に挿入
し、口紙支持板43と共にバスケットパネル41に押し付
け、バスケットパネル41に固定取付けされたバネ44で口
紙46の上縁部74を引掛け固定する。なお、この時、バス
ケットパッキン42のリップ71は、口紙46の開口部周縁に
気密的に圧接される。
第８図において、口紙支持板43には、紙袋フィルター
７を取り付ける時、紙袋47先端がバスケットパネル41の
下部受台部81に突っ掛からないように、紙袋47先端を逃
がすためのガイドリブ76が形成されている。また、バス
ケットパネル41は、下部爪77および上部爪78を第９図に
示すごとく有し、バスケット39に嵌込み固定されてい
る。口紙支持板43の上縁は、第10図に示すごとく、口紙
支持板43に紙袋フィルターを取付け忘れていたり、また
取り付けていても板バネ44から口紙46が外れて口紙支持
板43のみが板バネ44に引掛かってバスケットパッキン42
と口紙46との気密が損なわれたまま使われることのない
ように、逃げ部79を設けて、板バネ44に引掛からず、使
用者が紙袋フィルターの取付け忘れや取付け不具合に気
付くようにしてある。
７を取り付ける時、紙袋47先端がバスケットパネル41の
下部受台部81に突っ掛からないように、紙袋47先端を逃
がすためのガイドリブ76が形成されている。また、バス
ケットパネル41は、下部爪77および上部爪78を第９図に
示すごとく有し、バスケット39に嵌込み固定されてい
る。口紙支持板43の上縁は、第10図に示すごとく、口紙
支持板43に紙袋フィルターを取付け忘れていたり、また
取り付けていても板バネ44から口紙46が外れて口紙支持
板43のみが板バネ44に引掛かってバスケットパッキン42
と口紙46との気密が損なわれたまま使われることのない
ように、逃げ部79を設けて、板バネ44に引掛からず、使
用者が紙袋フィルターの取付け忘れや取付け不具合に気
付くようにしてある。
口紙支持板43は、回動軸部75をバスケットパネル41の
回動軸支部80に嵌め込み、回動自在に取り付けられる
が、ガイドリブ76下端がバスケットパネル41の下部受台
部81に接触して第６図に示すごとく、斜め状態で回動が
止まり、紙袋フィルター７の取付けを容易ならしめてい
る。
回動軸支部80に嵌め込み、回動自在に取り付けられる
が、ガイドリブ76下端がバスケットパネル41の下部受台
部81に接触して第６図に示すごとく、斜め状態で回動が
止まり、紙袋フィルター７の取付けを容易ならしめてい
る。
バスケット組立体８をセット後、本体ケース２を組立
てた状態を第13図に示す。
てた状態を第13図に示す。
ここで、紙袋フィルター７は、バスケット39内に拡が
っても破れないように十分な面積を有しており、局部的
なつっぱりや引掛かりがなく拡がる必要がある。
っても破れないように十分な面積を有しており、局部的
なつっぱりや引掛かりがなく拡がる必要がある。
第14図は紙袋フィルター７の一例を示したもので、空
気圧で拡がった時、バスケット39の内容積よりも大き
な、ほぼ立方体となり、その構成は、ボール紙等からな
る口紙46と通気性のある濾材からなる紙袋47とを貼り合
せて作られる。紙袋は筒状に貼り合せ、一端は折り返し
て角底47aとし、他端は、中央部が開口した平底47bとな
るように折られており、平板47cを貼って袋状にしてあ
る。口紙46と平板47cとの中央部には、吸入口101、102
が設けられている。
気圧で拡がった時、バスケット39の内容積よりも大き
な、ほぼ立方体となり、その構成は、ボール紙等からな
る口紙46と通気性のある濾材からなる紙袋47とを貼り合
せて作られる。紙袋は筒状に貼り合せ、一端は折り返し
て角底47aとし、他端は、中央部が開口した平底47bとな
るように折られており、平板47cを貼って袋状にしてあ
る。口紙46と平板47cとの中央部には、吸入口101、102
が設けられている。
一方、前記バスケット組立体８への紙袋フィルター７
の装着に際しては、円筒状のバスケット39内での取付作
業がし易いように、あらかじめ第15図のごとく、紙袋47
の左右袖部47d、47e部を折り返して縦長にしてある。
の装着に際しては、円筒状のバスケット39内での取付作
業がし易いように、あらかじめ第15図のごとく、紙袋47
の左右袖部47d、47e部を折り返して縦長にしてある。
このようにして掃除機本体内にセットした紙袋フィル
ター７の紙袋47f部（第13図参照）は、バスケット39の
上方よりも突き出た寸法となる（バスケット39の容積よ
りも紙袋47の容積の方が大となるようにするため）の
で、第13図のごとく、保護フィルター支え33に押されて
折れ曲ることになる。しかして、この状態になっても、
紙袋47は、空気流の流入によって自動的に拡がらなけれ
ばならない。これに対し、本発明では、第16図（ｄ）の
ごとく、最終折り幅寸法Ｗとなるように、47a、47d、47
e部を矢印で示すように交互に折ることにより、47aが外
に出ているため、47a部が空気流の圧力によって拡がろ
うとする時、47e部、47d部は順次47a部により引き出さ
れながら拡がることになり、拡がり力に対する抵抗力が
小さいことから無理なく拡がる。
ター７の紙袋47f部（第13図参照）は、バスケット39の
上方よりも突き出た寸法となる（バスケット39の容積よ
りも紙袋47の容積の方が大となるようにするため）の
で、第13図のごとく、保護フィルター支え33に押されて
折れ曲ることになる。しかして、この状態になっても、
紙袋47は、空気流の流入によって自動的に拡がらなけれ
ばならない。これに対し、本発明では、第16図（ｄ）の
ごとく、最終折り幅寸法Ｗとなるように、47a、47d、47
e部を矢印で示すように交互に折ることにより、47aが外
に出ているため、47a部が空気流の圧力によって拡がろ
うとする時、47e部、47d部は順次47a部により引き出さ
れながら拡がることになり、拡がり力に対する抵抗力が
小さいことから無理なく拡がる。
第17図に示すように、47d部と47e部とで包み込むよう
な折曲げ構成によれば、その折曲げ回数は２回で済む
が、これによれば、紙袋47が拡がろうとする時の抵抗が
大きくなって引掛かったりすることがあり、また引掛か
りが外れた時、一気に拡がるため、その衝撃により紙袋
47が破れる場合があった。これに対し、本発明では、前
記したような不具合をなくし、紙袋47を滑らかに引き出
すことができる。
な折曲げ構成によれば、その折曲げ回数は２回で済む
が、これによれば、紙袋47が拡がろうとする時の抵抗が
大きくなって引掛かったりすることがあり、また引掛か
りが外れた時、一気に拡がるため、その衝撃により紙袋
47が破れる場合があった。これに対し、本発明では、前
記したような不具合をなくし、紙袋47を滑らかに引き出
すことができる。
本発明によれば、大容積大面積の紙袋フィルターをセ
ットし易い大きさに小さく折りたたみ、しかも吸込空気
圧の衝撃的な力が作用しても折り目などから破れること
なく完全に拡がり、紙袋一杯に効率よく集塵できる電気
掃除機用集塵フィルターを得ることができる。
ットし易い大きさに小さく折りたたみ、しかも吸込空気
圧の衝撃的な力が作用しても折り目などから破れること
なく完全に拡がり、紙袋一杯に効率よく集塵できる電気
掃除機用集塵フィルターを得ることができる。
第１図は本発明の一実施例の電気掃除機本体の全体構成
を示す縦断面図、第２図は本発明のバスケット組立体８
と紙袋フィルター７およびダストケース６、キャスター
ベース４を示す構成説明図である。 第３図は本発明の一実施例の電気掃除機における使用状
態および全体構成を示す構成説明図、第４図および第５
図はバスケット組立体８のダストケース６への離脱・装
着の状態を示す状態略示図である。 第６図はバスケット組立体８の要部を示す断面図、第７
図は紙袋フィルター７のバスケット組立体８への装着状
態を示す略示図、第８図は紙袋フィルター７のバスケッ
ト組立体８への装着状態を示す断面図である。 第９図、第10図は前記バスケット組立体８を構成とする
バスケットパネル41および口紙支持板43を示す斜視図で
ある。 第11図、第12図は口紙支持板43のバスケットパネル41へ
の装着の状態を示す状態略示図である。 第13図は紙袋フィルター７を装着した状態の電気掃除機
本体の縦断面図、第14図は紙袋フィルター７の構成を示
す構成説明図、第15図は紙袋フィルター７の折りたたん
だ状態での斜視図である。 第16図の（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）は紙袋フィル
ター７の折りたたむ順序を示す説明図、第17図は従来形
掃除機に組み込まれている紙袋フィルター７を折りたた
んだ状態の説明図である。
を示す縦断面図、第２図は本発明のバスケット組立体８
と紙袋フィルター７およびダストケース６、キャスター
ベース４を示す構成説明図である。 第３図は本発明の一実施例の電気掃除機における使用状
態および全体構成を示す構成説明図、第４図および第５
図はバスケット組立体８のダストケース６への離脱・装
着の状態を示す状態略示図である。 第６図はバスケット組立体８の要部を示す断面図、第７
図は紙袋フィルター７のバスケット組立体８への装着状
態を示す略示図、第８図は紙袋フィルター７のバスケッ
ト組立体８への装着状態を示す断面図である。 第９図、第10図は前記バスケット組立体８を構成とする
バスケットパネル41および口紙支持板43を示す斜視図で
ある。 第11図、第12図は口紙支持板43のバスケットパネル41へ
の装着の状態を示す状態略示図である。 第13図は紙袋フィルター７を装着した状態の電気掃除機
本体の縦断面図、第14図は紙袋フィルター７の構成を示
す構成説明図、第15図は紙袋フィルター７の折りたたん
だ状態での斜視図である。 第16図の（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）は紙袋フィル
ター７の折りたたむ順序を示す説明図、第17図は従来形
掃除機に組み込まれている紙袋フィルター７を折りたた
んだ状態の説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 吉太郎 茨城県日立市東多賀町１丁目１番１号 株式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 常楽 文夫 茨城県日立市東多賀町１丁目１番１号 株式会社日立製作所多賀工場内 (56)参考文献 実開 昭58−130648（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭47−27576（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】電動送風機の吸込気流によって取り込まれ
る塵埃を集塵する袋部と、該袋部の前面に設けられ、か
つ略中央に開口を有する口板とを備える電気掃除機用集
塵フィルターであって、 前記袋部は、前記口板の設けられる矩形状の前面部と、
該前面部の周縁の綾線から後方に延在する４側面をもっ
て形成される筒状の筒部と、該筒部の後端に袋閉部を有
するとともに該袋閉部は前記筒状の筒部の対面する二つ
の側面の後端側が内側に折り込まれるようにして残りの
二つの側面を平坦のまま一つ合わせにして形成し、 前記前面部のほぼ中央裏面側に第１の折り曲げ線が来る
ようにして前記筒状の筒部を一方に折り畳み、この折り
畳みを第１の折り畳みとし、この第１の折り畳み側と重
ならない方の前面部側を前面部の裏面側に来るようにし
て折り畳み、この折り畳みを第１の袖部折り畳みとする
と共にこの第１の袖部折り畳みによる先端側が前面部の
ほぼ中央裏面側に来るようにし、この第１の袖部折り畳
みの先端側が内側に抑え込まれるように前記第１の折り
畳み側を折り返し、この折り返しを第２の折り畳みと
し、この第２の折り畳によってできる折り返し部が内側
に抑え込まれるように前記第１の折り畳み側と重なる方
の前面部側を裏面側に折り畳み、この折り畳みを第２の
袖部折り畳みとするとともにこの第２の袖部折り畳みに
よる先端側が前面部のほぼ中央側に来るようにし、この
第２の袖部折り畳みによる先端側が内側に抑え込まれる
ように第２の折り畳み側を第１の折り畳み側に向けて折
り返し、この折り返しを第３の折り畳みとし、この第３
の折り畳み側の前記袋閉部が外側に来るように折り畳ん
だことを特徴とする電気掃除機用集塵フィルター。 - 【請求項２】請求項１において、 前記袋閉部が一番外側に来るように折り畳んだことを特
徴とする電気掃除機用集塵フィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1281431A JP2656634B2 (ja) | 1989-10-28 | 1989-10-28 | 電気掃除機用集塵フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1281431A JP2656634B2 (ja) | 1989-10-28 | 1989-10-28 | 電気掃除機用集塵フィルター |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61033071A Division JPH0673506B2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0315429A JPH0315429A (ja) | 1991-01-23 |
| JP2656634B2 true JP2656634B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=17639071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1281431A Expired - Lifetime JP2656634B2 (ja) | 1989-10-28 | 1989-10-28 | 電気掃除機用集塵フィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2656634B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2943892B2 (ja) * | 1992-10-29 | 1999-08-30 | 日本製紙株式会社 | 電気絶縁積層板原紙 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5317652Y2 (ja) * | 1971-04-19 | 1978-05-11 | ||
| JPS58130648U (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-03 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機 |
-
1989
- 1989-10-28 JP JP1281431A patent/JP2656634B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0315429A (ja) | 1991-01-23 |
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