JPH0870381A - 画像合成機能を備えたファクシミリ装置 - Google Patents
画像合成機能を備えたファクシミリ装置Info
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- JPH0870381A JPH0870381A JP6203954A JP20395494A JPH0870381A JP H0870381 A JPH0870381 A JP H0870381A JP 6203954 A JP6203954 A JP 6203954A JP 20395494 A JP20395494 A JP 20395494A JP H0870381 A JPH0870381 A JP H0870381A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 主走査方向の幅が小さい複数の画像データを
印字あるいは送信する場合に、記録紙を浪費せず、通信
時間を短縮し、通信料金を安価にするファクシミリ装置
を提供する。 【構成】 画像メモリ６ａに記憶した原稿の各ページか
ら有効画像を抽出する画像抽出手段３と、これらの有効
画像の中から、主走査方向に並べて所定の１枚の記録紙
に展開できる複数の有効画像を選択する画像選択手段４
と、選択された複数の有効画像を所定の１枚の記録紙上
に展開するための合成画像を生成する画像合成手段５と
を備えた構成となっている。
印字あるいは送信する場合に、記録紙を浪費せず、通信
時間を短縮し、通信料金を安価にするファクシミリ装置
を提供する。 【構成】 画像メモリ６ａに記憶した原稿の各ページか
ら有効画像を抽出する画像抽出手段３と、これらの有効
画像の中から、主走査方向に並べて所定の１枚の記録紙
に展開できる複数の有効画像を選択する画像選択手段４
と、選択された複数の有効画像を所定の１枚の記録紙上
に展開するための合成画像を生成する画像合成手段５と
を備えた構成となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の各ページから抽
出した有効画像を、主走査方向に並べて記録紙に展開す
るために合成する画像合成機能を備えたファクシミリ装
置に関する。
出した有効画像を、主走査方向に並べて記録紙に展開す
るために合成する画像合成機能を備えたファクシミリ装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ファクシミリ装置の高機能化した近時に
おいては、記録紙を節約するために、情報量の少ない複
数の画像データは余白部分を削除し連結させる形で合成
して、印字あるいは送信するファクシミリ装置が開発さ
れている。このようなファクシミリ装置では、記録紙の
節約以外に、通信時間が短縮でき、通信料金を安くでき
る利点があった。
おいては、記録紙を節約するために、情報量の少ない複
数の画像データは余白部分を削除し連結させる形で合成
して、印字あるいは送信するファクシミリ装置が開発さ
れている。このようなファクシミリ装置では、記録紙の
節約以外に、通信時間が短縮でき、通信料金を安くでき
る利点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なファクシミリ装置では、画像データを副走査方向に合
成し、印字あるいは送信しているため、主走査方向に長
い原稿、及び画像データに対しては記録紙の節約等が有
効であったが、図１０に示すように、ハガキサイズ等の
小さい原稿や主走査方向の幅が小さい画像データに対し
ては、画像データに沿って記録紙の副走査方向に大きな
余白部分ができてしまい、記録紙を無駄に消費してしま
う等の問題があった。
なファクシミリ装置では、画像データを副走査方向に合
成し、印字あるいは送信しているため、主走査方向に長
い原稿、及び画像データに対しては記録紙の節約等が有
効であったが、図１０に示すように、ハガキサイズ等の
小さい原稿や主走査方向の幅が小さい画像データに対し
ては、画像データに沿って記録紙の副走査方向に大きな
余白部分ができてしまい、記録紙を無駄に消費してしま
う等の問題があった。
【０００４】本発明は、このような事情に鑑みて提案さ
れたものであり、主走査方向の幅が小さい複数の画像デ
ータを印字あるいは送信する場合に、記録紙を浪費せ
ず、通信時間を短縮し、通信料金を安価にするファクシ
ミリ装置を提供することを目的としている。
れたものであり、主走査方向の幅が小さい複数の画像デ
ータを印字あるいは送信する場合に、記録紙を浪費せ
ず、通信時間を短縮し、通信料金を安価にするファクシ
ミリ装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項１に記載の本発明は、画像メモリに
記憶した原稿の各ページから有効画像を抽出する画像抽
出手段と、これらの有効画像の中から、主走査方向に並
べて所定の１枚の記録紙に展開できる複数の有効画像を
選択する画像選択手段と、選択された複数の有効画像を
所定の１枚の記録紙上に展開するための合成画像を生成
する画像合成手段とを備えた構成になっている。ここに
所定の１枚の記録紙とは、Ａ４、Ｂ４といった定型サイ
ズの記録紙等を示している。
に提案される請求項１に記載の本発明は、画像メモリに
記憶した原稿の各ページから有効画像を抽出する画像抽
出手段と、これらの有効画像の中から、主走査方向に並
べて所定の１枚の記録紙に展開できる複数の有効画像を
選択する画像選択手段と、選択された複数の有効画像を
所定の１枚の記録紙上に展開するための合成画像を生成
する画像合成手段とを備えた構成になっている。ここに
所定の１枚の記録紙とは、Ａ４、Ｂ４といった定型サイ
ズの記録紙等を示している。
【０００６】請求項２に記載の本発明は、画像抽出手段
が、原稿の各ページにおける画像データの主走査方向に
対する左端及び右端を検出し、その左端と右端で規定し
た範囲の画像データを有効画像として抽出する構成とな
っている。ここで規定する範囲は、画像データの主走査
方向の有効幅等を意味している。請求項３に記載の本発
明は、画像合成手段が、所定の１枚の記録紙上に展開さ
れる複数の有効画像に必要な余白を割当てて、合成画像
を生成する構成となっている。ここに複数の有効画像に
必要な余白は、上下左右の余白に加えて、有効画像間の
余白がある。
が、原稿の各ページにおける画像データの主走査方向に
対する左端及び右端を検出し、その左端と右端で規定し
た範囲の画像データを有効画像として抽出する構成とな
っている。ここで規定する範囲は、画像データの主走査
方向の有効幅等を意味している。請求項３に記載の本発
明は、画像合成手段が、所定の１枚の記録紙上に展開さ
れる複数の有効画像に必要な余白を割当てて、合成画像
を生成する構成となっている。ここに複数の有効画像に
必要な余白は、上下左右の余白に加えて、有効画像間の
余白がある。
【０００７】
【作用】上記構成を特徴とする本発明の請求項１に記載
の画像合成機能を備えたファクシミリ装置によれば、ま
ず、画像抽出手段が画像メモリに記憶した原稿の各ペー
ジから有効画像を抽出する。次に、画像選択手段が、抽
出した有効画像の中から、主走査方向に並べて所定の１
枚の記録紙に展開できる複数の有効画像を選択する。そ
して、画像合成手段が、選択された複数の有効画像から
合成画像を生成して、その合成画像を記録紙に印字、あ
るいは相手方ファクシミリ装置に対して送信する。
の画像合成機能を備えたファクシミリ装置によれば、ま
ず、画像抽出手段が画像メモリに記憶した原稿の各ペー
ジから有効画像を抽出する。次に、画像選択手段が、抽
出した有効画像の中から、主走査方向に並べて所定の１
枚の記録紙に展開できる複数の有効画像を選択する。そ
して、画像合成手段が、選択された複数の有効画像から
合成画像を生成して、その合成画像を記録紙に印字、あ
るいは相手方ファクシミリ装置に対して送信する。
【０００８】請求項２に記載の画像合成機能を備えたフ
ァクシミリ装置によれば、画像抽出手段が、原稿の各ペ
ージにおける画像データの主走査方向に対する左端及び
右端を検出し、その左端と右端で規定した範囲の画像デ
ータを有効画像として抽出する。請求項３に記載の画像
合成機能を備えたファクシミリ装置によれば、画像合成
手段が、所定の１枚の記録紙上に展開される複数の有効
画像に必要な余白を割当てて、合成画像を生成する。
ァクシミリ装置によれば、画像抽出手段が、原稿の各ペ
ージにおける画像データの主走査方向に対する左端及び
右端を検出し、その左端と右端で規定した範囲の画像デ
ータを有効画像として抽出する。請求項３に記載の画像
合成機能を備えたファクシミリ装置によれば、画像合成
手段が、所定の１枚の記録紙上に展開される複数の有効
画像に必要な余白を割当てて、合成画像を生成する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面ととも
に説明する。図１は、本発明に係る画像合成機能を備え
たファクシミリ装置の要部構成を示したブロック図であ
る。このファクシミリ装置によれば、まず、画像抽出手
段３が画像メモリ６ａに記憶した原稿の各ページから有
効画像を抽出する。次に、画像選択手段４が、抽出した
有効画像の中から、主走査方向に並べて所定の１枚の記
録紙に展開できる複数の有効画像を選択する。そして、
画像合成手段５が、選択された複数の有効画像から合成
画像を生成して、その合成画像を記録紙に印字、あるい
は相手方ファクシミリ装置に対して送信する。
に説明する。図１は、本発明に係る画像合成機能を備え
たファクシミリ装置の要部構成を示したブロック図であ
る。このファクシミリ装置によれば、まず、画像抽出手
段３が画像メモリ６ａに記憶した原稿の各ページから有
効画像を抽出する。次に、画像選択手段４が、抽出した
有効画像の中から、主走査方向に並べて所定の１枚の記
録紙に展開できる複数の有効画像を選択する。そして、
画像合成手段５が、選択された複数の有効画像から合成
画像を生成して、その合成画像を記録紙に印字、あるい
は相手方ファクシミリ装置に対して送信する。
【００１０】図２は、本発明に係る画像合成機能を備え
たファクシミリ装置Ｆの内部構成を示したブロック図で
ある。このファクシミリ装置Ｆは、電話回線Ｌに接続さ
れ、回線制御や、ファクシミリ送信に必要なプロトコル
信号の送受信を行うファクシミリ通信制御部１に、各部
を制御する信号処理部２を接続した構成となっている。
たファクシミリ装置Ｆの内部構成を示したブロック図で
ある。このファクシミリ装置Ｆは、電話回線Ｌに接続さ
れ、回線制御や、ファクシミリ送信に必要なプロトコル
信号の送受信を行うファクシミリ通信制御部１に、各部
を制御する信号処理部２を接続した構成となっている。
【００１１】信号処理部２は、ＣＰＵ等で構成されてお
り、画像データから有効画像を抽出する画像抽出手段３
と、抽出した有効画像の中から複数の有効画像を選択す
る画像選択手段４と、選択された複数の有効画像から合
成画像を生成する画像合成手段５と、抽出、選択、合成
した画像データを記憶する記憶部６を接続している。更
に、テンキー等の操作を行うキー操作部７、液晶表示器
等で構成された表示部８、送信する画像データを読み取
る画像読取部９、受信した画像データを記録紙に印字す
る印字出力部１０を接続している。
り、画像データから有効画像を抽出する画像抽出手段３
と、抽出した有効画像の中から複数の有効画像を選択す
る画像選択手段４と、選択された複数の有効画像から合
成画像を生成する画像合成手段５と、抽出、選択、合成
した画像データを記憶する記憶部６を接続している。更
に、テンキー等の操作を行うキー操作部７、液晶表示器
等で構成された表示部８、送信する画像データを読み取
る画像読取部９、受信した画像データを記録紙に印字す
る印字出力部１０を接続している。
【００１２】記憶部６は、ＲＡＭ等で構成され、画像読
取部９で読取走査した原稿データや、ファクシミリ通信
制御部１で受信した原稿データを一時的に記憶する画像
メモリ６ａ、画像抽出手段３で抽出した有効画像を記憶
する有効画像メモリ６ｂ、画像合成手段５で生成した合
成画像を記憶する合成画像メモリ６ｃを含んでいる。こ
のような記憶部６は、通常、一つの大容量メモリをアド
レス指定により区分けして使用される。
取部９で読取走査した原稿データや、ファクシミリ通信
制御部１で受信した原稿データを一時的に記憶する画像
メモリ６ａ、画像抽出手段３で抽出した有効画像を記憶
する有効画像メモリ６ｂ、画像合成手段５で生成した合
成画像を記憶する合成画像メモリ６ｃを含んでいる。こ
のような記憶部６は、通常、一つの大容量メモリをアド
レス指定により区分けして使用される。
【００１３】以上のような構成により、画像データから
有効画像の抽出、有効画像の選択、合成画像の生成を行
っている。画像抽出手段３は、画像メモリ６ａに記憶し
た原稿の各ページから有効画像を抽出し、その有効画像
あるいは、後述する有効画像情報を有効画像メモリ６ｂ
に記憶する。画像選択手段４は、有効画像メモリ６ｂを
検索し、有効画像あるいは有効画像情報の中から、主走
査方向に並べて所定の１枚の記録紙に展開できる複数の
有効画像を選択し、信号処理部２を介して画像合成手段
５にその選択した有効画像を通知する。画像合成手段５
は、画像選択手段４から通知された複数の有効画像を、
所定の１枚の記録紙上に展開するために合成画像を生成
し、その合成画像を合成画像メモリ６ｃに記憶する。
有効画像の抽出、有効画像の選択、合成画像の生成を行
っている。画像抽出手段３は、画像メモリ６ａに記憶し
た原稿の各ページから有効画像を抽出し、その有効画像
あるいは、後述する有効画像情報を有効画像メモリ６ｂ
に記憶する。画像選択手段４は、有効画像メモリ６ｂを
検索し、有効画像あるいは有効画像情報の中から、主走
査方向に並べて所定の１枚の記録紙に展開できる複数の
有効画像を選択し、信号処理部２を介して画像合成手段
５にその選択した有効画像を通知する。画像合成手段５
は、画像選択手段４から通知された複数の有効画像を、
所定の１枚の記録紙上に展開するために合成画像を生成
し、その合成画像を合成画像メモリ６ｃに記憶する。
【００１４】その後、信号処理部２は、合成画像メモリ
６ｃに記憶された合成画像を、印字出力部１０を介して
記録紙に印字したり、ファクシミリ通信制御部１を介し
て相手方ファクシミリに対して送信したりする。図３
は、本発明のファクシミリ装置Ｆにおける画像合成を説
明する図である。画像メモリ６ａに記憶した画像データ
＃１，＃２から合成画像＃３を生成する。画像データ＃
１，＃２を、それぞれページｍ，ｎの画像データとした
場合、まず、各ページｍ，ｎにおける画像データ＃１，
＃２の主走査方向に対する左端アドレスＬ（ｍ），Ｌ
（ｎ）及び右端アドレスＲ（ｍ），Ｒ（ｎ）を検出し、
それらのアドレスで規定した有効画像範囲Ｗ（ｍ），Ｗ
（ｎ）内の画像データを有効画像として抽出する。その
抽出した有効画像が、左余白ａ１、右余白ａ２、有効画
像間余白ａ３を割当てても、所定の１枚の記録紙上に展
開できる場合、合成画像＃３を生成する。
６ｃに記憶された合成画像を、印字出力部１０を介して
記録紙に印字したり、ファクシミリ通信制御部１を介し
て相手方ファクシミリに対して送信したりする。図３
は、本発明のファクシミリ装置Ｆにおける画像合成を説
明する図である。画像メモリ６ａに記憶した画像データ
＃１，＃２から合成画像＃３を生成する。画像データ＃
１，＃２を、それぞれページｍ，ｎの画像データとした
場合、まず、各ページｍ，ｎにおける画像データ＃１，
＃２の主走査方向に対する左端アドレスＬ（ｍ），Ｌ
（ｎ）及び右端アドレスＲ（ｍ），Ｒ（ｎ）を検出し、
それらのアドレスで規定した有効画像範囲Ｗ（ｍ），Ｗ
（ｎ）内の画像データを有効画像として抽出する。その
抽出した有効画像が、左余白ａ１、右余白ａ２、有効画
像間余白ａ３を割当てても、所定の１枚の記録紙上に展
開できる場合、合成画像＃３を生成する。
【００１５】次に、上記動作手順をフローチャートを用
いて説明する。なお、以下のフローチャートは、受信し
た画像データを合成し、記録紙に印字する場合を示す。
図４のステップ１００〜１０７は、画像抽出手順の一例
を示したフローチャートである。画像抽出手段３が、画
像メモリ６ａに記憶した原稿の各ページの画像データを
１走査ラインづつ読出し、ＭＨ／ＭＲ／ＭＭＲデータを
ＲＬデータ又はビットイメージデータにデコードする。
そのＲＬデータ又はビットイメージデータから黒点の左
端アドレスと右端アドレスを検出する。この手順をペー
ジの終了まで行い、ページにおける画像データの左端ア
ドレスＬ（ｍ），Ｌ（ｎ）と右端アドレスＲ（ｍ），Ｒ
（ｎ）を求め、これらのアドレスと有効画像範囲Ｗ
（ｍ），Ｗ（ｎ）を有効画像情報として有効画像メモリ
６ｂに記憶する。そして、デコードしたＲＬデータは、
画像メモリ６ａに記憶する。なお、検出する黒点は、ノ
イズとして認識される１画素のような孤立点を対象とし
ないことで、有効画像範囲Ｗ（ｍ），Ｗ（ｎ）をより正
確に規定する。
いて説明する。なお、以下のフローチャートは、受信し
た画像データを合成し、記録紙に印字する場合を示す。
図４のステップ１００〜１０７は、画像抽出手順の一例
を示したフローチャートである。画像抽出手段３が、画
像メモリ６ａに記憶した原稿の各ページの画像データを
１走査ラインづつ読出し、ＭＨ／ＭＲ／ＭＭＲデータを
ＲＬデータ又はビットイメージデータにデコードする。
そのＲＬデータ又はビットイメージデータから黒点の左
端アドレスと右端アドレスを検出する。この手順をペー
ジの終了まで行い、ページにおける画像データの左端ア
ドレスＬ（ｍ），Ｌ（ｎ）と右端アドレスＲ（ｍ），Ｒ
（ｎ）を求め、これらのアドレスと有効画像範囲Ｗ
（ｍ），Ｗ（ｎ）を有効画像情報として有効画像メモリ
６ｂに記憶する。そして、デコードしたＲＬデータは、
画像メモリ６ａに記憶する。なお、検出する黒点は、ノ
イズとして認識される１画素のような孤立点を対象とし
ないことで、有効画像範囲Ｗ（ｍ），Ｗ（ｎ）をより正
確に規定する。
【００１６】図５のステップ２００〜２０４は、画像選
択手順の一例を示したフローチャートである。画像選択
手段４が、有効画像メモリ６ｂに記憶した原稿の各ペー
ジの有効画像範囲Ｗ（ｍ），Ｗ（ｎ）と、予め所定の記
録紙にあわせて記憶された余白ａ１〜ａ３を読出し、所
定の記録紙に展開できるか判断する。展開可能であれ
ば、有効画像のページｍ，ｎを信号処理部２を介して画
像合成手段５に通知する。ここで行う判断は、余白ａ１
〜ａ３を含めた有効画像範囲Ｗ（ｍ），Ｗ（ｎ）の合計
が記録紙の幅を超えないかどうか比較することにより行
う。
択手順の一例を示したフローチャートである。画像選択
手段４が、有効画像メモリ６ｂに記憶した原稿の各ペー
ジの有効画像範囲Ｗ（ｍ），Ｗ（ｎ）と、予め所定の記
録紙にあわせて記憶された余白ａ１〜ａ３を読出し、所
定の記録紙に展開できるか判断する。展開可能であれ
ば、有効画像のページｍ，ｎを信号処理部２を介して画
像合成手段５に通知する。ここで行う判断は、余白ａ１
〜ａ３を含めた有効画像範囲Ｗ（ｍ），Ｗ（ｎ）の合計
が記録紙の幅を超えないかどうか比較することにより行
う。
【００１７】図６のステップ３００〜３０６は、画像合
成手順の一例を示したフローチャートである。画像合成
手段５は、画像選択手段４から有効画像のページｍ，ｎ
が通知されると、有効画像メモリ６ｂから有効画像情報
を読出し、その情報を基に合成画像を生成する。合成し
た画像は、合成画像メモリ６ｃに記憶する。
成手順の一例を示したフローチャートである。画像合成
手段５は、画像選択手段４から有効画像のページｍ，ｎ
が通知されると、有効画像メモリ６ｂから有効画像情報
を読出し、その情報を基に合成画像を生成する。合成し
た画像は、合成画像メモリ６ｃに記憶する。
【００１８】図７は、上記画像合成手順の一例を具体的
に説明したものである。この図は、図３を具体的数値を
もって説明した図であり、ページｍ，ｎにおける画像デ
ータの左端アドレスＬ（ｍ），Ｌ（ｎ）及び右端アドレ
スＲ（ｍ），Ｒ（ｎ）と、有効画像範囲Ｗ（ｍ），Ｗ
（ｎ）と、左余白ａ１、右余白ａ２、有効画像間余白ａ
３が示されている。ここでは、有効画像範囲Ｗ（ｍ），
Ｗ（ｎ）がそれぞれ、６００画素，７５０画素であり、
少なくとも必要な余白の合計が３５０画素（１００画素
＋１５０画素＋１００画素）なので、Ａ４サイズ（記録
幅：１７２８画素）の記録紙に印字できる（６００画素
＋７５０画素＋３５０画素＜１７２８画素）。
に説明したものである。この図は、図３を具体的数値を
もって説明した図であり、ページｍ，ｎにおける画像デ
ータの左端アドレスＬ（ｍ），Ｌ（ｎ）及び右端アドレ
スＲ（ｍ），Ｒ（ｎ）と、有効画像範囲Ｗ（ｍ），Ｗ
（ｎ）と、左余白ａ１、右余白ａ２、有効画像間余白ａ
３が示されている。ここでは、有効画像範囲Ｗ（ｍ），
Ｗ（ｎ）がそれぞれ、６００画素，７５０画素であり、
少なくとも必要な余白の合計が３５０画素（１００画素
＋１５０画素＋１００画素）なので、Ａ４サイズ（記録
幅：１７２８画素）の記録紙に印字できる（６００画素
＋７５０画素＋３５０画素＜１７２８画素）。
【００１９】この代入された数値を基に、合成画像の生
成を図８で説明する。図８の（ａ）は、図７に示す画像
データ＃１，＃２のある走査ラインのＲＬデータを示し
たものである。このＲＬデータをアドレスデータに変換
すると、図８の（ｂ）に示すデータになる。このアドレ
スデータを合成すると、図８の（ｃ）に示すデータにな
る。ページｍのアドレスデータは、左余白ａ１を考慮し
て移動させ（−４００アドレス移動：１００−５０
０）、ページｎのアドレスデータは、左余白ａ１＋ペー
ジｍの有効画像範囲Ｗ（ｍ）＋有効画像間余白ａ２を考
慮して移動させている（＋４００アドレス移動：１００
＋６００＋１５０−４５０）。
成を図８で説明する。図８の（ａ）は、図７に示す画像
データ＃１，＃２のある走査ラインのＲＬデータを示し
たものである。このＲＬデータをアドレスデータに変換
すると、図８の（ｂ）に示すデータになる。このアドレ
スデータを合成すると、図８の（ｃ）に示すデータにな
る。ページｍのアドレスデータは、左余白ａ１を考慮し
て移動させ（−４００アドレス移動：１００−５０
０）、ページｎのアドレスデータは、左余白ａ１＋ペー
ジｍの有効画像範囲Ｗ（ｍ）＋有効画像間余白ａ２を考
慮して移動させている（＋４００アドレス移動：１００
＋６００＋１５０−４５０）。
【００２０】図８の（ｃ）のアドレスデータをＲＬデー
タに戻すと図８の（ｄ）に示すデータになり、合成画像
の生成が完了する。この例では、ページｎの有効画像を
左端からあわせたアドレス移動を行っているが、右側か
ら右余白ａ３を考慮した移動を行っても構わない。ま
た、全てのデータについて、一度、アドレスデータへの
変換を行っているが、図８の（ａ）と（ｄ）から分かる
ように、各ページの両端のＲＬデータのみを変換するだ
けでも構わない。
タに戻すと図８の（ｄ）に示すデータになり、合成画像
の生成が完了する。この例では、ページｎの有効画像を
左端からあわせたアドレス移動を行っているが、右側か
ら右余白ａ３を考慮した移動を行っても構わない。ま
た、全てのデータについて、一度、アドレスデータへの
変換を行っているが、図８の（ａ）と（ｄ）から分かる
ように、各ページの両端のＲＬデータのみを変換するだ
けでも構わない。
【００２１】本発明は、以上のような上記実施例に限定
されることはない。図３に示した以外に、図９に示すよ
うな合成画像の生成もできる。図９の（ａ）は副走査方
向の長さが異なる画像データの合成であり、合成開始ラ
インを任意に設定することができる。（ｂ）は副走査方
向に合成した画像データと、他の画像データとを、主走
査方向に並べて合成した場合であり、このとき、有効画
像間余白ａ３は上下余白も考慮している。（ｃ）はハガ
キサイズ等の原稿を合成した場合であり、（ｄ）は主操
作方向に２以上の画像データを合成した場合である。こ
のように種々の合成が可能である。なお、図中のｍ〜ｐ
はページ番号を示すが、その順番は限定されない。
されることはない。図３に示した以外に、図９に示すよ
うな合成画像の生成もできる。図９の（ａ）は副走査方
向の長さが異なる画像データの合成であり、合成開始ラ
インを任意に設定することができる。（ｂ）は副走査方
向に合成した画像データと、他の画像データとを、主走
査方向に並べて合成した場合であり、このとき、有効画
像間余白ａ３は上下余白も考慮している。（ｃ）はハガ
キサイズ等の原稿を合成した場合であり、（ｄ）は主操
作方向に２以上の画像データを合成した場合である。こ
のように種々の合成が可能である。なお、図中のｍ〜ｐ
はページ番号を示すが、その順番は限定されない。
【００２２】画像抽出手段３で抽出する有効画像範囲Ｗ
（ｍ），Ｗ（ｎ）も限定されず、上記実施例のように主
走査方向の有効幅としないで、１走査ライン毎に検出す
る黒点の左端アドレスと右端アドレスを結ぶことにより
囲まれる範囲を有効画像範囲としてもよい。これによれ
ば、有効画像範囲が上記実施例に比べて狭くなることか
ら、より多くの画像合成が可能になる。
（ｍ），Ｗ（ｎ）も限定されず、上記実施例のように主
走査方向の有効幅としないで、１走査ライン毎に検出す
る黒点の左端アドレスと右端アドレスを結ぶことにより
囲まれる範囲を有効画像範囲としてもよい。これによれ
ば、有効画像範囲が上記実施例に比べて狭くなることか
ら、より多くの画像合成が可能になる。
【００２３】また、画像選択手段４で選択する有効画像
は、連続したページのみを対象としてもよく、連続しな
いページを合成する場合は、印字出力する記録紙上にペ
ージ番号を印字するようにしてもよい。印字出力する記
録紙も限定されず、ロール紙などの連続用紙でもよく、
この場合、主走査方向に画像データが合成されるので、
規定サイズの記録紙に比べて、より多くが節約できる。
は、連続したページのみを対象としてもよく、連続しな
いページを合成する場合は、印字出力する記録紙上にペ
ージ番号を印字するようにしてもよい。印字出力する記
録紙も限定されず、ロール紙などの連続用紙でもよく、
この場合、主走査方向に画像データが合成されるので、
規定サイズの記録紙に比べて、より多くが節約できる。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば、以下のような効果が奏される。請求項１及
び請求項２に記載の画像合成機能を備えたファクシミリ
装置によれば、原稿の画像データの小さいものは、まと
められて、所定の１枚の記録紙上に印字出力、あるいは
ファクシミリ送信されるので、省資源対策上有益であ
り、また、通信時間の短縮、通信料金の低減が可能とな
り、ファクシミリの操作性、経済性があがる。更に、画
像データが小さいページの原稿が多いほど、より効果的
になる。
明によれば、以下のような効果が奏される。請求項１及
び請求項２に記載の画像合成機能を備えたファクシミリ
装置によれば、原稿の画像データの小さいものは、まと
められて、所定の１枚の記録紙上に印字出力、あるいは
ファクシミリ送信されるので、省資源対策上有益であ
り、また、通信時間の短縮、通信料金の低減が可能とな
り、ファクシミリの操作性、経済性があがる。更に、画
像データが小さいページの原稿が多いほど、より効果的
になる。
【００２５】請求項３に記載の画像合成機能を備えたフ
ァクシミリ装置によれば、余白を割当てた合成画像が生
成されるので、印字出力された画像の見栄えがよく、複
数の画像データが合成されたことが一目で分かる。
ァクシミリ装置によれば、余白を割当てた合成画像が生
成されるので、印字出力された画像の見栄えがよく、複
数の画像データが合成されたことが一目で分かる。
【図１】画像合成機能を備えたファクシミリ装置の要部
構成の一例を示すブロック図である。
構成の一例を示すブロック図である。
【図２】画像合成機能を備えたファクシミリ装置の内部
構成の一例を示すブロック図である。
構成の一例を示すブロック図である。
【図３】本発明のファクシミリ装置において実施される
画像合成の説明図である。
画像合成の説明図である。
【図４】画像抽出手順の一例を示したフローチャートで
ある。
ある。
【図５】画像選択手順の一例を示したフローチャートで
ある。
ある。
【図６】画像合成手順の一例を示したフローチャートで
ある。
ある。
【図７】画像合成の一例を具体的数値を代入して説明す
る図である。
る図である。
【図８】合成画像生成の一例を説明する図である。
【図９】画像合成の他の例を示した図である。
【図１０】従来のファクシミリ装置において実施されて
いた画像合成の説明図である。
いた画像合成の説明図である。
Ｆ 合成画像機能を備えたファクシミリ装置 １ ファクシミリ通信制御部 ２ 信号処理部 ３ 画像抽出手段 ４ 画像選択手段 ５ 画像合成手段 ６ 記憶部 ６ａ 画像メモリ ６ｂ 有効画像メモリ ６ｃ 合成画像メモリ ９ 画像読取部 １０ 印字出力部 Ｌ（ｍ），Ｌ（ｎ） 左端アドレス Ｒ（ｍ），Ｒ（ｎ） 右端アドレス Ｗ（ｍ），Ｗ（ｎ） 有効原稿範囲 ｍ，ｎ，ｏ，ｐ ページ番号
Claims (3)
- 【請求項１】画像メモリに記憶した原稿の各ページから
有効画像を抽出する画像抽出手段と、これらの有効画像
の中から、主走査方向に並べて所定の１枚の記録紙に展
開できる複数の有効画像を選択する画像選択手段と、選
択された複数の有効画像を所定の１枚の記録紙上に展開
するための合成画像を生成する画像合成手段とを備えた
ことを特徴とする画像合成機能を備えたファクシミリ装
置。 - 【請求項２】上記画像抽出手段は、原稿の各ページにお
ける画像データの主走査方向に対する左端及び右端を検
出し、その左端と右端で規定した範囲の画像データを有
効画像として抽出する構成とした請求項１に記載の画像
合成機能を備えたファクシミリ装置。 - 【請求項３】上記画像合成手段は、所定の１枚の記録紙
上に展開される複数の有効画像に必要な余白を割当て
て、合成画像を生成する構成とした請求項１及び請求項
２に記載の画像合成機能を備えたファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6203954A JPH0870381A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 画像合成機能を備えたファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6203954A JPH0870381A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 画像合成機能を備えたファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0870381A true JPH0870381A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16482424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6203954A Pending JPH0870381A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 画像合成機能を備えたファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0870381A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990049846A (ko) * | 1997-12-15 | 1999-07-05 | 윤종용 | 팩시밀리에서 수신화상데이터 프린트방법 |
| JP2014089611A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Konica Minolta Inc | 画像取り込み装置、画像取り込み方法及び画像取り込みプログラム |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP6203954A patent/JPH0870381A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990049846A (ko) * | 1997-12-15 | 1999-07-05 | 윤종용 | 팩시밀리에서 수신화상데이터 프린트방법 |
| JP2014089611A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Konica Minolta Inc | 画像取り込み装置、画像取り込み方法及び画像取り込みプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020723 |