JPH07245694A - 画像編集記録装置 - Google Patents
画像編集記録装置Info
- Publication number
- JPH07245694A JPH07245694A JP6032652A JP3265294A JPH07245694A JP H07245694 A JPH07245694 A JP H07245694A JP 6032652 A JP6032652 A JP 6032652A JP 3265294 A JP3265294 A JP 3265294A JP H07245694 A JPH07245694 A JP H07245694A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- additional image
- output
- data
- function
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 付加する画像データの出力位置を常に見易い
位置に印字する。 【構成】 自動両面原稿送り装置、及び自動両面複写装
置とを用いての両面複写処理におけるページ番号等の付
与を、自動両面原稿送り装置に対する原稿の搬送モード
と、搬送された原稿の表面/裏面の状態とに連動して付
加するデータの出力位置を変更することを特徴とする。
位置に印字する。 【構成】 自動両面原稿送り装置、及び自動両面複写装
置とを用いての両面複写処理におけるページ番号等の付
与を、自動両面原稿送り装置に対する原稿の搬送モード
と、搬送された原稿の表面/裏面の状態とに連動して付
加するデータの出力位置を変更することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラテン上に積載され
た原稿のイメージ情報を光学的に走査し、光電変換素子
により光信号から電気信号に光電変換された画像情報に
新たに情報を付加する等の編集をして記録する画像編集
記録装置に関する。
た原稿のイメージ情報を光学的に走査し、光電変換素子
により光信号から電気信号に光電変換された画像情報に
新たに情報を付加する等の編集をして記録する画像編集
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来両面原稿を複写等する場合には、自
動両面原稿送り装置を用いて『両面→両面』又は、『両
面→片面』等の指定により表面/裏面を順次複写する方
式が広く知られている。また、ページ番号の付与に代表
される情報の付加については、ソーター機能を有する電
子写真装置においてページ番号付与モードに設定し、ペ
ージ番号付与手段によってページ番号の画像情報を生成
するとともに、メモリから読みだした画像情報の所定ア
ドレス位置に組み込み編集し、画像情報の転写毎にペー
ジ番号を付与する方式が知られている(例えば、特開平
3−64783号:名称「電子写真装置」)。
動両面原稿送り装置を用いて『両面→両面』又は、『両
面→片面』等の指定により表面/裏面を順次複写する方
式が広く知られている。また、ページ番号の付与に代表
される情報の付加については、ソーター機能を有する電
子写真装置においてページ番号付与モードに設定し、ペ
ージ番号付与手段によってページ番号の画像情報を生成
するとともに、メモリから読みだした画像情報の所定ア
ドレス位置に組み込み編集し、画像情報の転写毎にペー
ジ番号を付与する方式が知られている(例えば、特開平
3−64783号:名称「電子写真装置」)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動両
面画像原稿送り装置、及び自動両面複写装置とを用いて
両面複写を行う機能を有する装置において、ページ番号
の付与に代表される情報の付加処理を同時に機能させる
ことを考えてみると、例えば、用紙の表/裏にページを
付加する場合、ページ番号は用紙の反とじしろ方向に出
力位置を指定するのが一般的であるが、用紙の表/裏で
は用紙のとじしろ方向が逆になるので、表面で右上、裏
面で左上というように、用紙の表/裏で両面コピーした
後のページ番号位置が一致しないという不具合が発生し
ていた。
面画像原稿送り装置、及び自動両面複写装置とを用いて
両面複写を行う機能を有する装置において、ページ番号
の付与に代表される情報の付加処理を同時に機能させる
ことを考えてみると、例えば、用紙の表/裏にページを
付加する場合、ページ番号は用紙の反とじしろ方向に出
力位置を指定するのが一般的であるが、用紙の表/裏で
は用紙のとじしろ方向が逆になるので、表面で右上、裏
面で左上というように、用紙の表/裏で両面コピーした
後のページ番号位置が一致しないという不具合が発生し
ていた。
【0004】本発明は上記の課題を解決するものであっ
て、自動両面原稿送り装置、及び自動両面複写装置とを
用いたときの両面複写処理におけるページ番号等の付与
を、自動両面原稿送り装置に対する原稿の搬送モード
と、搬送された原稿の表面/裏面の状態とに連動して付
加する画像データの出力位置を変換することにより、従
来の不自然な出力を防ぎ、ファイリングする場合でも常
に製本物形式となるようにすることができる画像編集記
録装置を提供することを目的とする。
て、自動両面原稿送り装置、及び自動両面複写装置とを
用いたときの両面複写処理におけるページ番号等の付与
を、自動両面原稿送り装置に対する原稿の搬送モード
と、搬送された原稿の表面/裏面の状態とに連動して付
加する画像データの出力位置を変換することにより、従
来の不自然な出力を防ぎ、ファイリングする場合でも常
に製本物形式となるようにすることができる画像編集記
録装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像編集記録装置は、画像形成装置本体の
プラテン上に原稿を表面/裏面それぞれ搬送することの
できる自動原稿送り手段と、自動原稿送り手段によりプ
ラテン上に積載された原稿のイメージ情報を光学的に走
査し、光電変換素子により光信号から電気信号に変換す
る画像読み取り手段と、原稿のイメージ情報に付加する
文字、記号などの画像データを格納する第1の記憶手段
と、前記文字、記号などを編集して展開した画像データ
を格納する第2の記憶手段と、第2の記憶手段に格納さ
れた画像データを読み出して原稿のイメージ情報と合成
する画像合成手段と、画像合成手段から出力される画像
データに基づいて記録紙上の表面/裏面に記録可能な記
録手段とを備え、付加する画像データの出力位置を前記
自動原稿送り手段における原稿の搬送モードと、搬送さ
れた原稿の表面/裏面の状態に連動して変更することを
特徴とする。
に、本発明の画像編集記録装置は、画像形成装置本体の
プラテン上に原稿を表面/裏面それぞれ搬送することの
できる自動原稿送り手段と、自動原稿送り手段によりプ
ラテン上に積載された原稿のイメージ情報を光学的に走
査し、光電変換素子により光信号から電気信号に変換す
る画像読み取り手段と、原稿のイメージ情報に付加する
文字、記号などの画像データを格納する第1の記憶手段
と、前記文字、記号などを編集して展開した画像データ
を格納する第2の記憶手段と、第2の記憶手段に格納さ
れた画像データを読み出して原稿のイメージ情報と合成
する画像合成手段と、画像合成手段から出力される画像
データに基づいて記録紙上の表面/裏面に記録可能な記
録手段とを備え、付加する画像データの出力位置を前記
自動原稿送り手段における原稿の搬送モードと、搬送さ
れた原稿の表面/裏面の状態に連動して変更することを
特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の画像編集記録装置は、自動両面原稿送
り装置、及び自動両面複写装置とを用いての両面複写処
理におけるページ番号等の付与を、自動両面原稿送り装
置に対する原稿の搬送モードと、搬送された原稿の表面
/裏面の状態とに連動して付加するデータの出力位置を
変更することにより従来の不自然な出力を防ぎ、一方の
側を綴じてファイリングする場合でも常に製本物形式に
仕上げることが可能となる。また、原稿が記録される用
紙の表裏で透過位置となる様に副走査側中心線に対して
対称位置に印字することにより非常に見やすい形式に仕
立てることが可能となる。
り装置、及び自動両面複写装置とを用いての両面複写処
理におけるページ番号等の付与を、自動両面原稿送り装
置に対する原稿の搬送モードと、搬送された原稿の表面
/裏面の状態とに連動して付加するデータの出力位置を
変更することにより従来の不自然な出力を防ぎ、一方の
側を綴じてファイリングする場合でも常に製本物形式に
仕上げることが可能となる。また、原稿が記録される用
紙の表裏で透過位置となる様に副走査側中心線に対して
対称位置に印字することにより非常に見やすい形式に仕
立てることが可能となる。
【0007】
【実施例】図1は読み取った原稿画像に付加情報を合成
して記録するようにした実施例の全体構成を示す図であ
る。本実施例の記録装置は、画像読み取り部10、ユー
ザーインタフェース部(以下UIと略称)20、付加画
像生成部30、画像記録部40、両面自動原稿搬送装置
50、両面給紙モジュール60からなっている。画像読
み取り部10はシステム本体部分であり、プラテン上に
積載された原稿を光学的に走査して原稿のイメージ情報
を光電変換するCCD101、光電変換した画像信号を
デジタル信号に変換するA/Dコンバータ102、装置
全体を制御するCPU103、A/D変換された画像情
報に対し、画質補正/画像編集等の処理を行う画像処理
/編集装置104、原稿検知、編集領域検知等を行う領
域/原稿検知装置105からなっている。UI20は、
利用者が装置全体の動作モードを指定するためのもので
あり、各種モード設定キー、テンキー、操作画面等から
なっている。付加画像生成部30は、文字、記号等のフ
ォントデータが蓄積されている第1の記憶手段より指定
された画像データを読み取って第2の記憶手段に展開
し、画像読み取り部10のクロックに同期させて第2の
記憶手段から出力させ、画像読み取り部10からの画像
データと合成させる機能を有しており、付加画像発生装
置301とCPU302を有している。画像記録部40
は、中間調処理を行う中間調処理装置401、第1色印
字装置402、第2色印字装置403、感光体404を
有し、感光体404に指定色の絵柄部を描写した後に指
定色トナーで現像し、次いで黒画像の背景部を描写した
後に黒色トナーで現像することにより1回の画像記録工
程で2色の現像を行い(1P2C)、用紙上に合成画像
データを記録する。両面自動原稿搬送装置50はプラテ
ン上に両面形式で自動的に原稿を搬送する装置であり、
両面給紙モジュール60は両面形式で用紙搬送する装置
である。
して記録するようにした実施例の全体構成を示す図であ
る。本実施例の記録装置は、画像読み取り部10、ユー
ザーインタフェース部(以下UIと略称)20、付加画
像生成部30、画像記録部40、両面自動原稿搬送装置
50、両面給紙モジュール60からなっている。画像読
み取り部10はシステム本体部分であり、プラテン上に
積載された原稿を光学的に走査して原稿のイメージ情報
を光電変換するCCD101、光電変換した画像信号を
デジタル信号に変換するA/Dコンバータ102、装置
全体を制御するCPU103、A/D変換された画像情
報に対し、画質補正/画像編集等の処理を行う画像処理
/編集装置104、原稿検知、編集領域検知等を行う領
域/原稿検知装置105からなっている。UI20は、
利用者が装置全体の動作モードを指定するためのもので
あり、各種モード設定キー、テンキー、操作画面等から
なっている。付加画像生成部30は、文字、記号等のフ
ォントデータが蓄積されている第1の記憶手段より指定
された画像データを読み取って第2の記憶手段に展開
し、画像読み取り部10のクロックに同期させて第2の
記憶手段から出力させ、画像読み取り部10からの画像
データと合成させる機能を有しており、付加画像発生装
置301とCPU302を有している。画像記録部40
は、中間調処理を行う中間調処理装置401、第1色印
字装置402、第2色印字装置403、感光体404を
有し、感光体404に指定色の絵柄部を描写した後に指
定色トナーで現像し、次いで黒画像の背景部を描写した
後に黒色トナーで現像することにより1回の画像記録工
程で2色の現像を行い(1P2C)、用紙上に合成画像
データを記録する。両面自動原稿搬送装置50はプラテ
ン上に両面形式で自動的に原稿を搬送する装置であり、
両面給紙モジュール60は両面形式で用紙搬送する装置
である。
【0008】なお、画像読み取り部、画像記録部、U
I、両面自動原稿搬送装置、両面給紙モジュールについ
ては、従来公知のものでよいので、これについての詳細
な説明は省略し、以下では付加画像生成部について詳細
に説明する。図2は付加画像生成部の構成を示すブロッ
ク図である。図2に示すように、付加画像生成部は、付
加画像生成部全体の制御を行うCPU302、文字、記
号等のフォントデータが蓄積されている第1の記憶手段
303、文字、記号等を編集して展開した画像データを
格納する第2の記憶手段304a,304b、第2の記
憶手段に対して画像エリアの大きさに応じ画像読み取り
部10のクロックに同期させてアドレスを発生させるア
ドレスコントロール部305a,305b、第2の記憶
手段より出力された画像データをパラレル/シリアル変
換し、モード設定レジスタ307の内容に応じて色デー
タ及び8ビットの濃度データを付加させる付加画像発生
部306a,306b、付加画像と読み取り画像をモー
ド設定レジスタ307の内容に応じて優先出力させる画
像合成部308、付加画像の印字位置や印字モードを設
定するモード設定レジスタ307よりなっている。本実
施例では、アドレスコントロール部、付加画像発生部、
第2記憶手段を2個づつ有しており、用紙上に2カ所、
それぞれ独立した画像を付加できる構成となっており、
以下では、2カ所のそれぞれに画像を付加する機能を、
機能A部、機能B部と略称する。
I、両面自動原稿搬送装置、両面給紙モジュールについ
ては、従来公知のものでよいので、これについての詳細
な説明は省略し、以下では付加画像生成部について詳細
に説明する。図2は付加画像生成部の構成を示すブロッ
ク図である。図2に示すように、付加画像生成部は、付
加画像生成部全体の制御を行うCPU302、文字、記
号等のフォントデータが蓄積されている第1の記憶手段
303、文字、記号等を編集して展開した画像データを
格納する第2の記憶手段304a,304b、第2の記
憶手段に対して画像エリアの大きさに応じ画像読み取り
部10のクロックに同期させてアドレスを発生させるア
ドレスコントロール部305a,305b、第2の記憶
手段より出力された画像データをパラレル/シリアル変
換し、モード設定レジスタ307の内容に応じて色デー
タ及び8ビットの濃度データを付加させる付加画像発生
部306a,306b、付加画像と読み取り画像をモー
ド設定レジスタ307の内容に応じて優先出力させる画
像合成部308、付加画像の印字位置や印字モードを設
定するモード設定レジスタ307よりなっている。本実
施例では、アドレスコントロール部、付加画像発生部、
第2記憶手段を2個づつ有しており、用紙上に2カ所、
それぞれ独立した画像を付加できる構成となっており、
以下では、2カ所のそれぞれに画像を付加する機能を、
機能A部、機能B部と略称する。
【0009】付加画像生成部CPU302はシステム側
CPU103(図1参照)と定期的に通信を行い、付加
画像を生成する上で必要な情報をシステム側より受け取
っている。通信内容は、図9の受信データフォーマット
に示すように、付加画像の展開指示やシステム側のステ
ータス情報及び選択された用紙の種類を示す制御及び用
紙情報、付加画像出力位置微調整用の主/副走査印字マ
ージン情報、ページ番号付加時使用するページ番号情報
及び最終ページ番号情報、部数番号付加時使用する部数
番号情報、第1/第2露光レーザ間のギャップ長情報
(以上機能A部、機能B部共通情報)、付加画像の種類
や方向を示す付加画像モード情報、付加画像の印字位
置、色、濃度、サイズ等を示す付加画像パラメータ情報
(以上機能A部、機能B部独立情報)等よりなってい
る。付加画像生成部CPU302は、付加画像生成部の
情報であることを示すコントロールワードを確認した後
上記通信内容を取り込み、さらにチェックサムにて通信
障害に不具合が無いことを確認した後、通信内容のチェ
ックに入る。付加画像の展開指示が無い場合は次回の受
信までウエイト状態となる。付加画像の展開指示があっ
た場合、付加画像生成部CPU302がアドレスバス
(図2のCPUAD0〜13)を通してアドレス出力
し、第1の記憶手段303から指示された付加画像の種
類と方向に応じた画像データCPUD0〜7を第2の記
憶手段304a、304b上にビットマップに展開す
る。また出力装置とマージン情報と用紙情報から付加画
像の出力開始位置を、前記出力開始位置と付加画像の種
類とサイズ情報から出力終了位置を、用紙上のXY座標
値として求め、また付加画像パラメータ情報より付加画
像の色、濃度、サイズを決定し、付加画像生成部のモー
ド設定レジスタ307に書き込む。これらの処理は機能
A、B毎に行われる。すなわち、付加画像生成部CPU
302より、機能A副走査印字イネーブル信号SSCE
NHA、機能B副走査印字イネーブル信号SSCENH
Bが、モード設定レジスタ307より機能A、機能Bモ
ードセレクタ信号がそれぞれアドレスコントロール部3
05a、305bに出力され、アドレスコントロール部
305a、305bからは、機能A出力中信号ANTE
RHA、機能B出力中信号ANTERHBが付加画像発
生部306a、306bへセレクタ信号として出力され
て機能A、機能Bが選択される。なお、図のIMVD0
〜7は原稿読み取り信号、IMMCFは原稿画像黒フラ
グ信号、IMSCFは原稿画像色フラグ信号、VDVA
Hはライン同期信号、ANTD0〜7は合成画像信号、
ANTMCFは合成画像黒フラグ信号、ANTSCFは
合成画像色フラグ信号を表している。そして、以上のジ
ョブ終了後、システム側のCPU103からのトリガ信
号を受けて、実際の付加画像の出力ジョブの開始とな
る。以上の付加画像出力までの処理をフローチャートと
して示すと図10のようになる。
CPU103(図1参照)と定期的に通信を行い、付加
画像を生成する上で必要な情報をシステム側より受け取
っている。通信内容は、図9の受信データフォーマット
に示すように、付加画像の展開指示やシステム側のステ
ータス情報及び選択された用紙の種類を示す制御及び用
紙情報、付加画像出力位置微調整用の主/副走査印字マ
ージン情報、ページ番号付加時使用するページ番号情報
及び最終ページ番号情報、部数番号付加時使用する部数
番号情報、第1/第2露光レーザ間のギャップ長情報
(以上機能A部、機能B部共通情報)、付加画像の種類
や方向を示す付加画像モード情報、付加画像の印字位
置、色、濃度、サイズ等を示す付加画像パラメータ情報
(以上機能A部、機能B部独立情報)等よりなってい
る。付加画像生成部CPU302は、付加画像生成部の
情報であることを示すコントロールワードを確認した後
上記通信内容を取り込み、さらにチェックサムにて通信
障害に不具合が無いことを確認した後、通信内容のチェ
ックに入る。付加画像の展開指示が無い場合は次回の受
信までウエイト状態となる。付加画像の展開指示があっ
た場合、付加画像生成部CPU302がアドレスバス
(図2のCPUAD0〜13)を通してアドレス出力
し、第1の記憶手段303から指示された付加画像の種
類と方向に応じた画像データCPUD0〜7を第2の記
憶手段304a、304b上にビットマップに展開す
る。また出力装置とマージン情報と用紙情報から付加画
像の出力開始位置を、前記出力開始位置と付加画像の種
類とサイズ情報から出力終了位置を、用紙上のXY座標
値として求め、また付加画像パラメータ情報より付加画
像の色、濃度、サイズを決定し、付加画像生成部のモー
ド設定レジスタ307に書き込む。これらの処理は機能
A、B毎に行われる。すなわち、付加画像生成部CPU
302より、機能A副走査印字イネーブル信号SSCE
NHA、機能B副走査印字イネーブル信号SSCENH
Bが、モード設定レジスタ307より機能A、機能Bモ
ードセレクタ信号がそれぞれアドレスコントロール部3
05a、305bに出力され、アドレスコントロール部
305a、305bからは、機能A出力中信号ANTE
RHA、機能B出力中信号ANTERHBが付加画像発
生部306a、306bへセレクタ信号として出力され
て機能A、機能Bが選択される。なお、図のIMVD0
〜7は原稿読み取り信号、IMMCFは原稿画像黒フラ
グ信号、IMSCFは原稿画像色フラグ信号、VDVA
Hはライン同期信号、ANTD0〜7は合成画像信号、
ANTMCFは合成画像黒フラグ信号、ANTSCFは
合成画像色フラグ信号を表している。そして、以上のジ
ョブ終了後、システム側のCPU103からのトリガ信
号を受けて、実際の付加画像の出力ジョブの開始とな
る。以上の付加画像出力までの処理をフローチャートと
して示すと図10のようになる。
【0010】図3はアドレスコントロール部のブロック
図である。主走査カウンタ310はライン同期信号VD
VAHに同期してリセットされ、ライン毎にビデオクロ
ックもしくはその分周クロック(図のVCLK/4)の
カウントを行っていて、主走査カウンタ310のカウン
ト値とモード設定レジスタ307に設定された主走査方
向の付加画像出力開始位置(主走査スタートレジスタ3
11に設定された値)とを比較器313で比較し、一致
したところで主走査カウントイネーブル信号(印字イネ
ーブル信号)が“H“となる。さらに主走査カウンタ3
10のカウントが進行し、主走査方向の付加画像出力終
了位置(主走査エンドレジスタ312に設定された値)
とを比較器314で比較し、一致したところで主走査カ
ウントイネーブル信号が“L“となる。副走査方向のカ
ウントはクロックソースがビデオクロックからライン同
期信号に変わるだけで、それ以外は主走査の場合と同様
にして副走査カウントイネーブル信号SSCENHが生
成される。なお副走査方向のカウントはクロック周波数
が主走査に比べて低いため、カウンタ等のハードウェア
を用いなくてもCPUでのカウントが可能である場合が
あり、この場合ハードウエアの削減ができる。本実施例
でも副走査印字イネーブル信号はCPUで生成してい
る。なお、上記のクロック分周比は要求される出力位置
精度によって決定される。本実施例では4分周したクロ
ックVCLK/4を使用しており原稿読み取りが400
spiであるので出力位置精度は、400spi÷4=
100spi(0.254mm)となっている。
図である。主走査カウンタ310はライン同期信号VD
VAHに同期してリセットされ、ライン毎にビデオクロ
ックもしくはその分周クロック(図のVCLK/4)の
カウントを行っていて、主走査カウンタ310のカウン
ト値とモード設定レジスタ307に設定された主走査方
向の付加画像出力開始位置(主走査スタートレジスタ3
11に設定された値)とを比較器313で比較し、一致
したところで主走査カウントイネーブル信号(印字イネ
ーブル信号)が“H“となる。さらに主走査カウンタ3
10のカウントが進行し、主走査方向の付加画像出力終
了位置(主走査エンドレジスタ312に設定された値)
とを比較器314で比較し、一致したところで主走査カ
ウントイネーブル信号が“L“となる。副走査方向のカ
ウントはクロックソースがビデオクロックからライン同
期信号に変わるだけで、それ以外は主走査の場合と同様
にして副走査カウントイネーブル信号SSCENHが生
成される。なお副走査方向のカウントはクロック周波数
が主走査に比べて低いため、カウンタ等のハードウェア
を用いなくてもCPUでのカウントが可能である場合が
あり、この場合ハードウエアの削減ができる。本実施例
でも副走査印字イネーブル信号はCPUで生成してい
る。なお、上記のクロック分周比は要求される出力位置
精度によって決定される。本実施例では4分周したクロ
ックVCLK/4を使用しており原稿読み取りが400
spiであるので出力位置精度は、400spi÷4=
100spi(0.254mm)となっている。
【0011】主走査/副走査の印字イネーブル信号が両
方とも“H“となった時点で付加画像が展開されている
第2の記憶手段に出力するアドレスカウンタのカウント
開始となる。このアドレスカウンタは上位アドレスカウ
ンタ315と下位アドレスカウンタ316に分かれてお
り、上位アドレスカウンタ315は、分周器319によ
りライン同期信号VDVAHを分周し、サイズ選択信号
に基づいてセレクタ320で分周比を選択したビデオク
ロックをカウントする。なお、分周器319はページ同
期信号PSYNCによりリセットされる。また、下位ア
ドレスカウンタ316はビデオクロックを分周器321
で分周し、サイズ/モード選択信号に基づいて分周比を
セレクタ322で選択したクロックをカウントする。ク
ロックの分周比は付加画像のサイズとデータ構成(詳細
は後述する)によって決定され、例えば印字データのみ
のデータ構成で付加画像を200spiの解像度で出力
したとすると、サイズ100%時の分周比は、VCLK
÷(8ビット×(400spi÷200spi))で1
6分周となる。この分周比をnとすると、サイズ200
%及び50%時の分周比は、それぞれ2n、n/2とな
る。データ構成が色情報を有する場合は、上位4ビット
が色データ、下位4ビットが印字データと1バイト中の
印字データは半分になるので、分周比は50%/100
%/200%でそれぞれ、n/4、n/2、nとなる。
下位アドレスカウンタ316出力の上位6ビットと上位
アドレスカウンタ315出力の下位6ビットは中位アド
レスセレクタ317にて上位と下位カウンタの出力割り
付け(アドレスの下位何ビットまでを下位カウンタの出
力とするか)が行われる。これは付加画像の主走査/副
走査方向の印字エリアが付加画像の種類や方向によって
異なるためである。
方とも“H“となった時点で付加画像が展開されている
第2の記憶手段に出力するアドレスカウンタのカウント
開始となる。このアドレスカウンタは上位アドレスカウ
ンタ315と下位アドレスカウンタ316に分かれてお
り、上位アドレスカウンタ315は、分周器319によ
りライン同期信号VDVAHを分周し、サイズ選択信号
に基づいてセレクタ320で分周比を選択したビデオク
ロックをカウントする。なお、分周器319はページ同
期信号PSYNCによりリセットされる。また、下位ア
ドレスカウンタ316はビデオクロックを分周器321
で分周し、サイズ/モード選択信号に基づいて分周比を
セレクタ322で選択したクロックをカウントする。ク
ロックの分周比は付加画像のサイズとデータ構成(詳細
は後述する)によって決定され、例えば印字データのみ
のデータ構成で付加画像を200spiの解像度で出力
したとすると、サイズ100%時の分周比は、VCLK
÷(8ビット×(400spi÷200spi))で1
6分周となる。この分周比をnとすると、サイズ200
%及び50%時の分周比は、それぞれ2n、n/2とな
る。データ構成が色情報を有する場合は、上位4ビット
が色データ、下位4ビットが印字データと1バイト中の
印字データは半分になるので、分周比は50%/100
%/200%でそれぞれ、n/4、n/2、nとなる。
下位アドレスカウンタ316出力の上位6ビットと上位
アドレスカウンタ315出力の下位6ビットは中位アド
レスセレクタ317にて上位と下位カウンタの出力割り
付け(アドレスの下位何ビットまでを下位カウンタの出
力とするか)が行われる。これは付加画像の主走査/副
走査方向の印字エリアが付加画像の種類や方向によって
異なるためである。
【0012】セレクタの出力割り付けはCPUが付加画
像の種類や方向により決定し、モード設定レジスタ30
7(図2参照)に設定される。以上により生成されたア
ドレス(上位アドレスカウンタ315からのCAD8〜
13、中位アドレスセレクタ317からのCAD2〜
7、下位アドレスカウンタ316からのCAD0〜1)
はセレクタ318を介して付加画像がビットマップに展
開されている第2の記憶手段304a、304b(図2
参照)へ出力される。なお、セレクタ318の一方の入
力にはCPUのアドレスバスCPUAD0〜13(14
ビット)が接続されていて、CPUが第1の記憶手段か
ら第2の記憶手段に画像データを展開する際等にはセレ
クタ318を介してCPUアドレスバスから第2の記憶
手段にアドレス出力される。上記のアドレスを受けた第
2の記憶手段からはアドレスに対応した画像データが出
力され、付加画像発生部306a、306b(図2参
照)に取り込まれる。
像の種類や方向により決定し、モード設定レジスタ30
7(図2参照)に設定される。以上により生成されたア
ドレス(上位アドレスカウンタ315からのCAD8〜
13、中位アドレスセレクタ317からのCAD2〜
7、下位アドレスカウンタ316からのCAD0〜1)
はセレクタ318を介して付加画像がビットマップに展
開されている第2の記憶手段304a、304b(図2
参照)へ出力される。なお、セレクタ318の一方の入
力にはCPUのアドレスバスCPUAD0〜13(14
ビット)が接続されていて、CPUが第1の記憶手段か
ら第2の記憶手段に画像データを展開する際等にはセレ
クタ318を介してCPUアドレスバスから第2の記憶
手段にアドレス出力される。上記のアドレスを受けた第
2の記憶手段からはアドレスに対応した画像データが出
力され、付加画像発生部306a、306b(図2参
照)に取り込まれる。
【0013】次に付加画像データについて説明する。本
発明での付加画像データは図11(a)、(b)で示さ
れる2通りのデータ構成をとって第1の記憶手段上に格
納されている。図11(a)は、印字データのみの構成
であり、1byte中の1bitが付加画像の1画素に
対応しており、“1“でその画素は印字データを意味す
る。図11(b)は、色情報を有する場合のデータ構成
であり、1byte中4bitが印字データ、上位4ビ
ットが色データとなっていて4画素分のデータを表して
いる。印字データと色データとの対応は、D0ーCF
0、D1ーCF1、D2ーCF2、D3ーCF3であ
る。Dnが“1“でそれに対応する色データが“0“な
ら、その画素は黒データを、“1“なら色データを意味
する。なお、本実施例では色情報を有する場合のデータ
構成として、印字データに対応する色情報データとした
が、図11(c)の様に黒印字データと色印字データと
した構成も考えられる。この場合、それぞれ“1“で各
色の印字となる。また、本実施例ではデータ長を8ビッ
トとしているが16ビットやそれ以上のデータの長でも
構わない。その場合、P/S(パラレルイン/シリアル
アウト)レジスタのデータ長とP/S(パラレル/シリ
アル)変換間隔はデータ長に応じた値となる。
発明での付加画像データは図11(a)、(b)で示さ
れる2通りのデータ構成をとって第1の記憶手段上に格
納されている。図11(a)は、印字データのみの構成
であり、1byte中の1bitが付加画像の1画素に
対応しており、“1“でその画素は印字データを意味す
る。図11(b)は、色情報を有する場合のデータ構成
であり、1byte中4bitが印字データ、上位4ビ
ットが色データとなっていて4画素分のデータを表して
いる。印字データと色データとの対応は、D0ーCF
0、D1ーCF1、D2ーCF2、D3ーCF3であ
る。Dnが“1“でそれに対応する色データが“0“な
ら、その画素は黒データを、“1“なら色データを意味
する。なお、本実施例では色情報を有する場合のデータ
構成として、印字データに対応する色情報データとした
が、図11(c)の様に黒印字データと色印字データと
した構成も考えられる。この場合、それぞれ“1“で各
色の印字となる。また、本実施例ではデータ長を8ビッ
トとしているが16ビットやそれ以上のデータの長でも
構わない。その場合、P/S(パラレルイン/シリアル
アウト)レジスタのデータ長とP/S(パラレル/シリ
アル)変換間隔はデータ長に応じた値となる。
【0014】図4に付加画像発生部のブロック図を示
す。図のRAMデータバス(機能A;RAMA0〜7、
機能B;RAMB0〜7)を介し、セレクタ330で選
択されて付加画像発生部306a、306bに取り込ま
れた8ビット画像データは、P/Sレジスタ331〜3
33により、パラレルデータからシリアルデータに変換
される。P/Sレジスタには8ビットP/Sレジスタ3
31、4ビットP/Sレジスタ332(画像データ上
位)、4ビットP/Sレジスタ333(画像データ下
位)があり、それぞれ前述した下位アドレスカウンタ3
16のカウントクロック(図3のFSCC信号)に同期
して、第2の記憶手段からの出力を取り込みシリアルデ
ータに変換している。シリアルデータは、濃度設定レジ
スタ334で設定される付加画像のデータ構成や、カラ
ーモード設定レジスタ336で設定される色情報からセ
レクタにより、付加画像の印字データとそれに対応した
色情報を示すデータとに変換される。すなわち、セレク
タ337からは付加画像データが、セレクタ338から
は付加画像が黒データであることを示すフラグが、セレ
クタ339からは付加画像が色データであることを示す
フラグをそれぞれ出力される。
す。図のRAMデータバス(機能A;RAMA0〜7、
機能B;RAMB0〜7)を介し、セレクタ330で選
択されて付加画像発生部306a、306bに取り込ま
れた8ビット画像データは、P/Sレジスタ331〜3
33により、パラレルデータからシリアルデータに変換
される。P/Sレジスタには8ビットP/Sレジスタ3
31、4ビットP/Sレジスタ332(画像データ上
位)、4ビットP/Sレジスタ333(画像データ下
位)があり、それぞれ前述した下位アドレスカウンタ3
16のカウントクロック(図3のFSCC信号)に同期
して、第2の記憶手段からの出力を取り込みシリアルデ
ータに変換している。シリアルデータは、濃度設定レジ
スタ334で設定される付加画像のデータ構成や、カラ
ーモード設定レジスタ336で設定される色情報からセ
レクタにより、付加画像の印字データとそれに対応した
色情報を示すデータとに変換される。すなわち、セレク
タ337からは付加画像データが、セレクタ338から
は付加画像が黒データであることを示すフラグが、セレ
クタ339からは付加画像が色データであることを示す
フラグをそれぞれ出力される。
【0015】以下、場合別に説明する。 (1)第2の記憶手段のデータ構成が色情報を有する構
成の場合 4ビットP/Sレジスタ332、333の出力が有効と
なる。4ビットP/Sレジスタ332の上位(印字)は
セレクタ335により選択された後セレクタ337〜3
39に、4ビットP/S333の下位(色情報)はセレ
クタ338、339に入力される。セレクタ337はセ
レクタ335の出力が“1“(印字データ有り)の時、
濃度設定レジスタ334に設定された値(8ビット)を
出力し、“0“の時は“0“を出力する。セレクタ33
8、339の出力はカラーモード設定レジスタ336に
設定されたカラーモードにより決定される。カラーモー
ドが2色の場合、4ビットP/Sレジスタ333の下位
出力が有効となり、セレクタ339は4ビットP/Sレ
ジスタ333の下位がそのまま出力され、またセレクタ
338はセレクタ335の出力が“1“で4ビットP/
Sの下位出力が“0“の時、“1“を出力する。つまり
第2の記憶手段からの出力で印字データが“1“で、対
応する色データが“0“なら黒フラグ“1“、色フラグ
“0“となり、色データが“1“なら黒フラグ“0“、
色フラグ“1“となる。カラーモードが全黒または全色
の場合、セレクタ335の出力だけが有効となる。全黒
時、セレクタ339の出力は常に“0“となり、セレク
タ338の出力はセレクタ335の出力がそのまま出力
される。つまり印字データが“1“のときのみ黒フラグ
“1“となり、色フラグは常に“0“となる。全色時は
その逆にセレクタ338の出力が常に“0“となり、セ
レクタ335の出力がそのまま出力される。つまり印字
データが“1“のときのみ色フラグ“1“となり、黒フ
ラグは常に“0“となる。 (2)第2の記憶手段のデータ構成が印字データのみの
構成の場合 8ビットP/Sレジスタ331の出力が有効となる。8
ビットP/Sレジスタ331の出力はセレクタ335に
より選択された後セレクタ337〜339に入力され
る。セレクタ337〜339の出力については色情報を
有する構成の場合と同様である。但し、このデータ構成
には色情報がないのでカラーモードが2色の場合はあり
得ない。以上、付加画像発生部により8ビットの濃度デ
ータと2ビットの色フラグに変換された付加画像データ
は原稿画像との画像合成部に送られる。
成の場合 4ビットP/Sレジスタ332、333の出力が有効と
なる。4ビットP/Sレジスタ332の上位(印字)は
セレクタ335により選択された後セレクタ337〜3
39に、4ビットP/S333の下位(色情報)はセレ
クタ338、339に入力される。セレクタ337はセ
レクタ335の出力が“1“(印字データ有り)の時、
濃度設定レジスタ334に設定された値(8ビット)を
出力し、“0“の時は“0“を出力する。セレクタ33
8、339の出力はカラーモード設定レジスタ336に
設定されたカラーモードにより決定される。カラーモー
ドが2色の場合、4ビットP/Sレジスタ333の下位
出力が有効となり、セレクタ339は4ビットP/Sレ
ジスタ333の下位がそのまま出力され、またセレクタ
338はセレクタ335の出力が“1“で4ビットP/
Sの下位出力が“0“の時、“1“を出力する。つまり
第2の記憶手段からの出力で印字データが“1“で、対
応する色データが“0“なら黒フラグ“1“、色フラグ
“0“となり、色データが“1“なら黒フラグ“0“、
色フラグ“1“となる。カラーモードが全黒または全色
の場合、セレクタ335の出力だけが有効となる。全黒
時、セレクタ339の出力は常に“0“となり、セレク
タ338の出力はセレクタ335の出力がそのまま出力
される。つまり印字データが“1“のときのみ黒フラグ
“1“となり、色フラグは常に“0“となる。全色時は
その逆にセレクタ338の出力が常に“0“となり、セ
レクタ335の出力がそのまま出力される。つまり印字
データが“1“のときのみ色フラグ“1“となり、黒フ
ラグは常に“0“となる。 (2)第2の記憶手段のデータ構成が印字データのみの
構成の場合 8ビットP/Sレジスタ331の出力が有効となる。8
ビットP/Sレジスタ331の出力はセレクタ335に
より選択された後セレクタ337〜339に入力され
る。セレクタ337〜339の出力については色情報を
有する構成の場合と同様である。但し、このデータ構成
には色情報がないのでカラーモードが2色の場合はあり
得ない。以上、付加画像発生部により8ビットの濃度デ
ータと2ビットの色フラグに変換された付加画像データ
は原稿画像との画像合成部に送られる。
【0016】図5は機能Aの読み取り画像と付加画像と
の合成部を示す図、図6は機能Aの読み取り画像/付加
画像の画像切換え回路を示す図、図7は機能Bの読み取
り画像と付加画像との合成部を示す図、図8は機能Bの
読み取り画像/付加画像の画像切換え回路を示す図であ
る。画像合成部308(図2参照)では付加画像発生部
306a、306bにて生成された付加画像と画像読み
取り部10(図1参照)からの画像データをモード設定
レジスタ307の内容に応じて優先出力させている。出
力選択は以下の4ケースに分けられる。 付加画像と原稿画像合成時の出力選択 付加画像と原稿画像合成時の地肌選択 全面付加画像出力時の出力選択 機能A.B画像合成時の出力選択 以下、各ケースについて説明する。 付加画像と原稿画像合成時の出力選択 図5、図6において、出力選択はSEL0、SEL1、
SELFの3本の制御信号によって行われている。これ
らの制御信号は、図6に示す様に、付加画像出力イネー
ブル信号ANTENH、地肌選択信号ANBGPR、付
加画像のLSBデータANTD0、機能A付加画像出力
エリア信号ANTERHA、機能B付加画像出力エリア
信号ANTERHB、全面付加画像出力信号AEAMH
より生成される。前記信号でANTENH、ANBGP
R、ANTD0、AEAMHはモード設定レジスタ30
7により設定され、ANTERHA、ANTERHBは
付加画像発生部306a、306bから送られる。AN
TERHA/ANTERHBはそれぞれ機能A、機能B
の付加画像エリアを示す信号でエリア内では“1“とな
る。セレクタ360は、全面付加画像出力信号AEAM
Hがある場合(付加画像繰り返しモード時)、読み取り
画像濃度が付加画像濃度より大きいときのみ出力する。
付加画像出力イネーブル信号ANTENH“1“、機能
A付加画像出力エリア信号ANTERHA“1“のとき
SEL0は“1“となり、さらに地肌選択信号ANBG
PRが“0“の場合、SELIは“1“となる。また、
SEL0が“1“となる条件に、さらに地肌選択信号A
NBGPRが“1“であるか、あるいは地肌選択信号A
NBGPR“0“、付加画像データの画像濃度が読み取
り画像データの画像濃度より大きい場合にSELF“1
“となる。また、メインカラーフラグ(原稿読み取り画
像黒フラグ)MCF、サブカラーフラグ(原稿読み取り
画像色フラグ)SCFはビデオクロックに同期してラッ
チ回路361、362にラッチされ、機能A付加画像エ
リエ信号が“1“のときのみセレクタ363、364か
ら出力される。なお、セレクタ363、364は機能A
付加画像エリエ信号が“0“のときは出力は強制的に
“0“となる。セレクタ363、364の出力は、制御
信号SELFに応じてセレクタ365、366で付加画
像黒フラグANTMCF、付加画像色フラグANTSC
Fと選択的に出力され、ラッチ回路367〜370を介
して合成後の黒情報フラグ、色情報フラグとして出力さ
れる。なお、付加画像の出力は基本的には付加画像出力
イネーブル信号と付加画像出力エリア信号がともに“1
“の時、制御信号のゲートが開き、付加画像の出力がイ
ネーブル状態となる。それ以外では制御信号は常に“0
“となっており、原稿画像を選択出力する。
の合成部を示す図、図6は機能Aの読み取り画像/付加
画像の画像切換え回路を示す図、図7は機能Bの読み取
り画像と付加画像との合成部を示す図、図8は機能Bの
読み取り画像/付加画像の画像切換え回路を示す図であ
る。画像合成部308(図2参照)では付加画像発生部
306a、306bにて生成された付加画像と画像読み
取り部10(図1参照)からの画像データをモード設定
レジスタ307の内容に応じて優先出力させている。出
力選択は以下の4ケースに分けられる。 付加画像と原稿画像合成時の出力選択 付加画像と原稿画像合成時の地肌選択 全面付加画像出力時の出力選択 機能A.B画像合成時の出力選択 以下、各ケースについて説明する。 付加画像と原稿画像合成時の出力選択 図5、図6において、出力選択はSEL0、SEL1、
SELFの3本の制御信号によって行われている。これ
らの制御信号は、図6に示す様に、付加画像出力イネー
ブル信号ANTENH、地肌選択信号ANBGPR、付
加画像のLSBデータANTD0、機能A付加画像出力
エリア信号ANTERHA、機能B付加画像出力エリア
信号ANTERHB、全面付加画像出力信号AEAMH
より生成される。前記信号でANTENH、ANBGP
R、ANTD0、AEAMHはモード設定レジスタ30
7により設定され、ANTERHA、ANTERHBは
付加画像発生部306a、306bから送られる。AN
TERHA/ANTERHBはそれぞれ機能A、機能B
の付加画像エリアを示す信号でエリア内では“1“とな
る。セレクタ360は、全面付加画像出力信号AEAM
Hがある場合(付加画像繰り返しモード時)、読み取り
画像濃度が付加画像濃度より大きいときのみ出力する。
付加画像出力イネーブル信号ANTENH“1“、機能
A付加画像出力エリア信号ANTERHA“1“のとき
SEL0は“1“となり、さらに地肌選択信号ANBG
PRが“0“の場合、SELIは“1“となる。また、
SEL0が“1“となる条件に、さらに地肌選択信号A
NBGPRが“1“であるか、あるいは地肌選択信号A
NBGPR“0“、付加画像データの画像濃度が読み取
り画像データの画像濃度より大きい場合にSELF“1
“となる。また、メインカラーフラグ(原稿読み取り画
像黒フラグ)MCF、サブカラーフラグ(原稿読み取り
画像色フラグ)SCFはビデオクロックに同期してラッ
チ回路361、362にラッチされ、機能A付加画像エ
リエ信号が“1“のときのみセレクタ363、364か
ら出力される。なお、セレクタ363、364は機能A
付加画像エリエ信号が“0“のときは出力は強制的に
“0“となる。セレクタ363、364の出力は、制御
信号SELFに応じてセレクタ365、366で付加画
像黒フラグANTMCF、付加画像色フラグANTSC
Fと選択的に出力され、ラッチ回路367〜370を介
して合成後の黒情報フラグ、色情報フラグとして出力さ
れる。なお、付加画像の出力は基本的には付加画像出力
イネーブル信号と付加画像出力エリア信号がともに“1
“の時、制御信号のゲートが開き、付加画像の出力がイ
ネーブル状態となる。それ以外では制御信号は常に“0
“となっており、原稿画像を選択出力する。
【0017】付加画像と原稿画像合成時の地肌選択 図5において、ラッチ回路350は、ビデオクロックに
同期して読み取り画像データVD0〜7(8ビット)を
ラッチし、ラッチした画像データはセレクタ351を介
してセレクタ352、353に入力されている。セレク
タ351は機能Aが出力中でなく(ANTERHA“0
“)、機能Bが出力中の場合(ANTERHB“1“)
のみ、出力を強制的に接地(GND)し、その他の状態
ではラッチした画像データを出力している。セレクタ3
52は制御信号SEL0に応じて読み取り画像データま
たは付加画像データANTD0〜7(8ビット)を選択
出力する。セレクタ353は付加画像のLSBデータA
NTD0に応じて読み取り画像または付加画像濃度デー
タANTDDATAを選択出力する。セレクタ352、
353の8ビット出力は、ビデオクロックに同期してラ
ッチ回路354、355にラッチされ、制御信号SEL
Iに応じてセレクタ356で選択出力され、ラッチ回路
357を介して合成画像として出力される。いま、上記
の状態において、地肌選択信号ANBGPRが“0
“の場合に、制御信号SELIは“1“となり、セレク
タ353は、その入力が原稿画像と付加画像の濃度設定
値となっていて、付加画像のLSBデータが“1“(付
加画像データが有り)の時、付加画像の濃度設定値を、
また“0“(付加画像データが無し)の時、読み取り画
像を出力する。つまり付加画像出力データが“0“の場
合は付加画像エリアの内外に関わらず読み取り画像が優
先して出力されることになる。本発明ではこれを付加画
像の“合成モード“と称している。次に、地肌選択信号
ANBGPRが“1“の場合、制御信号SEL1は“0
“となり、セレクタ352の出力が選択される。セレク
タ352は、その入力が読み取り画像と付加画像データ
であり、付加画像出力イネーブル状態では選択信号のS
EL0は“1“で付加画像データのみ出力されることに
なる。本発明ではこれを上記付加画像の“上書きモード
“と称している。地肌選択信号ANBGPRによる原稿
画像と付加画像との関係を図12に示す。図12(a)
は読み取り画像で、地肌に黒線画像を有しており、図1
2(b)は付加画像で、矩形エリア内に「DRAFT」
の文字を有している。図12(c)は前述した合成モー
ドであり、図のA部は読み取り画像の地肌が優先され、
付加画像の地肌が消える。この場合、図12(d)(図
12(c)の拡大図)に示すように、読み取り画像と付
加画像が重なるところ(図のB部)は付加画像が優先す
る。図12(e)は前述した上書きモードであり、付加
画像が優先され、付加画像エリア部(図のC部)の読み
取り画像は消えることになる。
同期して読み取り画像データVD0〜7(8ビット)を
ラッチし、ラッチした画像データはセレクタ351を介
してセレクタ352、353に入力されている。セレク
タ351は機能Aが出力中でなく(ANTERHA“0
“)、機能Bが出力中の場合(ANTERHB“1“)
のみ、出力を強制的に接地(GND)し、その他の状態
ではラッチした画像データを出力している。セレクタ3
52は制御信号SEL0に応じて読み取り画像データま
たは付加画像データANTD0〜7(8ビット)を選択
出力する。セレクタ353は付加画像のLSBデータA
NTD0に応じて読み取り画像または付加画像濃度デー
タANTDDATAを選択出力する。セレクタ352、
353の8ビット出力は、ビデオクロックに同期してラ
ッチ回路354、355にラッチされ、制御信号SEL
Iに応じてセレクタ356で選択出力され、ラッチ回路
357を介して合成画像として出力される。いま、上記
の状態において、地肌選択信号ANBGPRが“0
“の場合に、制御信号SELIは“1“となり、セレク
タ353は、その入力が原稿画像と付加画像の濃度設定
値となっていて、付加画像のLSBデータが“1“(付
加画像データが有り)の時、付加画像の濃度設定値を、
また“0“(付加画像データが無し)の時、読み取り画
像を出力する。つまり付加画像出力データが“0“の場
合は付加画像エリアの内外に関わらず読み取り画像が優
先して出力されることになる。本発明ではこれを付加画
像の“合成モード“と称している。次に、地肌選択信号
ANBGPRが“1“の場合、制御信号SEL1は“0
“となり、セレクタ352の出力が選択される。セレク
タ352は、その入力が読み取り画像と付加画像データ
であり、付加画像出力イネーブル状態では選択信号のS
EL0は“1“で付加画像データのみ出力されることに
なる。本発明ではこれを上記付加画像の“上書きモード
“と称している。地肌選択信号ANBGPRによる原稿
画像と付加画像との関係を図12に示す。図12(a)
は読み取り画像で、地肌に黒線画像を有しており、図1
2(b)は付加画像で、矩形エリア内に「DRAFT」
の文字を有している。図12(c)は前述した合成モー
ドであり、図のA部は読み取り画像の地肌が優先され、
付加画像の地肌が消える。この場合、図12(d)(図
12(c)の拡大図)に示すように、読み取り画像と付
加画像が重なるところ(図のB部)は付加画像が優先す
る。図12(e)は前述した上書きモードであり、付加
画像が優先され、付加画像エリア部(図のC部)の読み
取り画像は消えることになる。
【0018】全面付加画像出力時の出力選択 原稿画像の背景全面をパターン等で装飾させる場合は、
と異なり原稿に画像がある部分は原稿を優先して出力
させる必要がある。本発明では地肌選択信号ANBGP
Rを“0“、さらに全面付加画像出力モードAEAMH
を“1“とすることにより実現させている。この場合、
付加画像データが“1“で、かつ付加画像濃度が原稿画
像濃度より大きい場合のみSELFは“1“となり、付
加画像濃度設定値を出力する。全面付加出力信号AEA
MHによる読み取り画像と付加画像との関係を図13に
示す。図13(a)は読み取り画像で、地肌(濃度8
0)に黒線画像(濃度200)を有しており、図13
(b)は付加画像で、矩形エリア内に「DRAFT」の
文字(濃度100)を有している。図13(c)、図1
3(d)は図12(c)、図12(d)の場合と同じ合
成モードであり、図のA部は読み取り画像の地肌が優先
され、付加画像の地肌が消え、図13(d)(図13
(c)の拡大図)に示すように、読み取り画像と付加画
像が重なるところ(図のB部)では付加画像が優先され
る。図13(e)は全面付加画像出力モードAEAMH
“1“であり、図のD部は読み取り画像の地肌が優先さ
れ、付加画像の地肌が消え、図13(f)(図13
(e)の拡大図)に示すように、読み取り画像と付加画
像が重なるところ(図のE部)は、付加画像が読み取り
画像より濃度が大きい場合のみ優先し、図では濃度の大
きい読み取り画像が優先している。なお、図13(g)
は読み取り画像と全面付加画像との合成例を示したもの
である。
と異なり原稿に画像がある部分は原稿を優先して出力
させる必要がある。本発明では地肌選択信号ANBGP
Rを“0“、さらに全面付加画像出力モードAEAMH
を“1“とすることにより実現させている。この場合、
付加画像データが“1“で、かつ付加画像濃度が原稿画
像濃度より大きい場合のみSELFは“1“となり、付
加画像濃度設定値を出力する。全面付加出力信号AEA
MHによる読み取り画像と付加画像との関係を図13に
示す。図13(a)は読み取り画像で、地肌(濃度8
0)に黒線画像(濃度200)を有しており、図13
(b)は付加画像で、矩形エリア内に「DRAFT」の
文字(濃度100)を有している。図13(c)、図1
3(d)は図12(c)、図12(d)の場合と同じ合
成モードであり、図のA部は読み取り画像の地肌が優先
され、付加画像の地肌が消え、図13(d)(図13
(c)の拡大図)に示すように、読み取り画像と付加画
像が重なるところ(図のB部)では付加画像が優先され
る。図13(e)は全面付加画像出力モードAEAMH
“1“であり、図のD部は読み取り画像の地肌が優先さ
れ、付加画像の地肌が消え、図13(f)(図13
(e)の拡大図)に示すように、読み取り画像と付加画
像が重なるところ(図のE部)は、付加画像が読み取り
画像より濃度が大きい場合のみ優先し、図では濃度の大
きい読み取り画像が優先している。なお、図13(g)
は読み取り画像と全面付加画像との合成例を示したもの
である。
【0019】機能A、機能B画像合成時の出力選択 図2に示した様に、本発明では機能A、機能Bと2つの
付加画像発生部を有しているので機能A、機能Bの付加
画像エリアが重ならないようにUI上で同一の出力位置
指定を禁止しているが、付加画像サイズ/出力位置によ
っては付加画像エリアの一部が重なる場合が発生する。
また、前述した全面付加画像モード時ではどうしても付
加画像エリアが重なってしまい、重なり部の画像が不自
然になってしまう。本発明では付加画像エリアが重なっ
た場合、機能Aを優先出力し、機能Bは機能Aが出力し
ていないときのみ出力することにより前記不自然さを解
決している。図7、図8はそれぞれ基本的には図5、図
6に示した回路構成と同じである。図7において、セレ
クタ381が機能Aが出力中(ANTERHA“1“)
は、出力を強制的に接地(GND)し、その他の状態で
はラッチした画像データを出力する以外は、図5の場合
と同じである。図8において、SEL0は機能A付加画
像エリア信号ANTERHA“0“、付加画像出力イネ
ーブル信号ANTENH“1“、機能B付加画像エリア
信号ANTERHB“1“ のとき“1“となり、SE
LIはSEL0“1“の条件に、さらに地肌選択信号A
NBGPRが“0“の場合に“1“となり、SELF
は、SEL0が“1“となる条件に、さらに地肌選択信
号ANBGPRが“1“であるか、あるいは地肌選択信
号ANBGPR“0“、付加画像データの画像濃度が読
み取り画像データの画像濃度より大きい場合に“1“と
なり、また機能A付加画像エリア信号ANTERHA
“1“のときセレクタ393、394の出力が“0“と
なる以外は、図6の場合と同じである。機能A付加画像
出力信号ANTERHAが“1“の時、セレクタ39
3、394、381は“0“出力で、また制御信号SE
L0、SEL1、SELFのゲートはOFFして原稿画
像が選択され、セレクタ393、394、381の出力
が選択されるので、結果として機能A出力中は機能B部
の出力は常に“0“出力となる。機能A部ではANTE
RHAが“0“でANTERHBの出力が“1“の時の
み、つまり機能Aが無出力で機能Bが出力中の時だけ機
能Aが“0“出力となる。この機能A、機能B画像合成
時の関係を図14に示す。図14(a)は機能Aと機能
Bが部分的に重なった場合、図14(b)は機能B内に
機能Aが含まれた場合、図14(c)は機能A内に機能
Bが含まれた場合を示しており、機能Aが無出力で機能
Bが出力中の時だけ機能Bが出力されることを示してい
る。以上、付加画像発生部にて形成された付加画像は、
以上の4ケースのいずれかのモードにより原稿読み取り
画像と合成された画像記録部へと送られる。
付加画像発生部を有しているので機能A、機能Bの付加
画像エリアが重ならないようにUI上で同一の出力位置
指定を禁止しているが、付加画像サイズ/出力位置によ
っては付加画像エリアの一部が重なる場合が発生する。
また、前述した全面付加画像モード時ではどうしても付
加画像エリアが重なってしまい、重なり部の画像が不自
然になってしまう。本発明では付加画像エリアが重なっ
た場合、機能Aを優先出力し、機能Bは機能Aが出力し
ていないときのみ出力することにより前記不自然さを解
決している。図7、図8はそれぞれ基本的には図5、図
6に示した回路構成と同じである。図7において、セレ
クタ381が機能Aが出力中(ANTERHA“1“)
は、出力を強制的に接地(GND)し、その他の状態で
はラッチした画像データを出力する以外は、図5の場合
と同じである。図8において、SEL0は機能A付加画
像エリア信号ANTERHA“0“、付加画像出力イネ
ーブル信号ANTENH“1“、機能B付加画像エリア
信号ANTERHB“1“ のとき“1“となり、SE
LIはSEL0“1“の条件に、さらに地肌選択信号A
NBGPRが“0“の場合に“1“となり、SELF
は、SEL0が“1“となる条件に、さらに地肌選択信
号ANBGPRが“1“であるか、あるいは地肌選択信
号ANBGPR“0“、付加画像データの画像濃度が読
み取り画像データの画像濃度より大きい場合に“1“と
なり、また機能A付加画像エリア信号ANTERHA
“1“のときセレクタ393、394の出力が“0“と
なる以外は、図6の場合と同じである。機能A付加画像
出力信号ANTERHAが“1“の時、セレクタ39
3、394、381は“0“出力で、また制御信号SE
L0、SEL1、SELFのゲートはOFFして原稿画
像が選択され、セレクタ393、394、381の出力
が選択されるので、結果として機能A出力中は機能B部
の出力は常に“0“出力となる。機能A部ではANTE
RHAが“0“でANTERHBの出力が“1“の時の
み、つまり機能Aが無出力で機能Bが出力中の時だけ機
能Aが“0“出力となる。この機能A、機能B画像合成
時の関係を図14に示す。図14(a)は機能Aと機能
Bが部分的に重なった場合、図14(b)は機能B内に
機能Aが含まれた場合、図14(c)は機能A内に機能
Bが含まれた場合を示しており、機能Aが無出力で機能
Bが出力中の時だけ機能Bが出力されることを示してい
る。以上、付加画像発生部にて形成された付加画像は、
以上の4ケースのいずれかのモードにより原稿読み取り
画像と合成された画像記録部へと送られる。
【0020】次に、付加する画像データの出力位置を、
原稿が記録される用紙の表裏で透過位置となるように印
字する例について説明する。まず、図15(a)で示さ
れる様な原稿を自動原稿送り装置にセットし、図1のU
I20により両面処理、及びページ番号付加を指定する
とする。この指定により前記機能A、または機能Bにペ
ージ番号付加機能が設定されると共に、図9の受信デー
タフォーマットで示される制御&用紙情報を通じて前記
両面処理における自動原稿送り装置搬送モード(両面→
片面/両面→両面/片面→両面)と、現在処理中の原稿
面状態(表面/裏面)が逐次システム側CPUより報告
される。この条件をもとに、情報の付加位置を図15
(c)で示す様に変更する。これにより、ファイリング
する場合でも常に製本物形式となる情報の付加が可能と
なる。なお、従来は、図15(c)の出力が図15
(b)で示される様な出力となり、用紙の表/裏で両面
コピーした後の付加情報の位置が反とじしろ方向で一致
しないという不具合が発生する出力となっていた。ま
た、本実施例では付加する画像データをページ番号とし
たが、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、第1の記憶手段内に格納される文字、記号等の全て
の画像データに対して有効である。
原稿が記録される用紙の表裏で透過位置となるように印
字する例について説明する。まず、図15(a)で示さ
れる様な原稿を自動原稿送り装置にセットし、図1のU
I20により両面処理、及びページ番号付加を指定する
とする。この指定により前記機能A、または機能Bにペ
ージ番号付加機能が設定されると共に、図9の受信デー
タフォーマットで示される制御&用紙情報を通じて前記
両面処理における自動原稿送り装置搬送モード(両面→
片面/両面→両面/片面→両面)と、現在処理中の原稿
面状態(表面/裏面)が逐次システム側CPUより報告
される。この条件をもとに、情報の付加位置を図15
(c)で示す様に変更する。これにより、ファイリング
する場合でも常に製本物形式となる情報の付加が可能と
なる。なお、従来は、図15(c)の出力が図15
(b)で示される様な出力となり、用紙の表/裏で両面
コピーした後の付加情報の位置が反とじしろ方向で一致
しないという不具合が発生する出力となっていた。ま
た、本実施例では付加する画像データをページ番号とし
たが、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、第1の記憶手段内に格納される文字、記号等の全て
の画像データに対して有効である。
【0021】図16(a)は、UI上での印字位置指定
を表しており、図中では位置3を指定している。その状
態で両面処理及び、画像付加を行うと、前記の通り付加
情報の位置変更が発生する。その場合の変更すべき位置
を示したのが図16(b)である。これは、前記用紙の
表/裏で両面コピーした後の付加情報の位置が、反とじ
しろ方向で一致しないという不具合を効果的に解消すべ
く考えたものであり、図16(b)で示される様に、印
字位置指定が又はの場合は、用紙の表面に
はその番号で示される位置に情報を付加し、用紙の裏面
には表面の透過位置すなわち用紙の中心線に対して対称
位置に変更(−、−、−)して印字するこ
とになり、表面/裏面で最も適切な位置に印字できる。
を表しており、図中では位置3を指定している。その状
態で両面処理及び、画像付加を行うと、前記の通り付加
情報の位置変更が発生する。その場合の変更すべき位置
を示したのが図16(b)である。これは、前記用紙の
表/裏で両面コピーした後の付加情報の位置が、反とじ
しろ方向で一致しないという不具合を効果的に解消すべ
く考えたものであり、図16(b)で示される様に、印
字位置指定が又はの場合は、用紙の表面に
はその番号で示される位置に情報を付加し、用紙の裏面
には表面の透過位置すなわち用紙の中心線に対して対称
位置に変更(−、−、−)して印字するこ
とになり、表面/裏面で最も適切な位置に印字できる。
【0022】付加画像の印字位置変更の制御フローは図
17に示す通りである。図において、画像付加が指定さ
れたか否かチェックし、画像付加が指定された場合、自
動原稿送り装置搬送モード(両面→両面/片面→両面)
をチェックした後、現在処理中の原稿面状態(表面/裏
面)をチェックし、付加画像の位置が又は
の場合のみ印字位置変更処理を行い、印字位置変更処理
に際しては機能Aに対しては変更せず、機能Bに対して
用紙の中心線に対して対称位置に変更(−、−
、−)する処理を行う。
17に示す通りである。図において、画像付加が指定さ
れたか否かチェックし、画像付加が指定された場合、自
動原稿送り装置搬送モード(両面→両面/片面→両面)
をチェックした後、現在処理中の原稿面状態(表面/裏
面)をチェックし、付加画像の位置が又は
の場合のみ印字位置変更処理を行い、印字位置変更処理
に際しては機能Aに対しては変更せず、機能Bに対して
用紙の中心線に対して対称位置に変更(−、−
、−)する処理を行う。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、自動両面原稿送り装置及び、自動両面複写装
置とを用いての両面複写処理におけるページ番号等の付
与を、該自動両面原稿送り装置に対する原稿の搬送モー
ドと、搬送された原稿の表面/裏面の状態とに連動して
付加する画像データの出力装置を変更することにより、
従来の不自然な出力を防ぎ、図16(c)で示される様
に、ファイリングする場合でも常に製本物形式に仕上げ
ることが可能となる。また、原稿が記録される用紙の中
心線に対して対象位置に印字することにより非常に見や
すい形式に仕立てることができる。
によれば、自動両面原稿送り装置及び、自動両面複写装
置とを用いての両面複写処理におけるページ番号等の付
与を、該自動両面原稿送り装置に対する原稿の搬送モー
ドと、搬送された原稿の表面/裏面の状態とに連動して
付加する画像データの出力装置を変更することにより、
従来の不自然な出力を防ぎ、図16(c)で示される様
に、ファイリングする場合でも常に製本物形式に仕上げ
ることが可能となる。また、原稿が記録される用紙の中
心線に対して対象位置に印字することにより非常に見や
すい形式に仕立てることができる。
【図1】 本発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】 付加画像生成部を示すブロック図である。
【図3】 付加画像装置のアドレスコントロール部を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】 付加画像装置の付加画像発生部を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】 画像合成部(機能A)を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】 画像合成部(機能A)を示すブロック図であ
る。
る。
【図7】 画像合成部(機能B)を示すブロック図であ
る。
る。
【図8】 画像合成部(機能B)を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】 画像処理装置本体と付加画像装置との間の通
信内容を示す図である。
信内容を示す図である。
【図10】 付加画像出力までの処理フローを示す図で
ある。
ある。
【図11】 付加画像のデータ形式を示す図である。
【図12】 付加画像と読み取り画像合成時の地肌選択
を示す図である。
を示す図である。
【図13】 全面付加画像出力時の出力選択を示す図で
ある。
ある。
【図14】 機能A/Bの画像合成時の出力選択を示す
図である。
図である。
【図15】 付加画像の印字位置変更例を示す図であ
る。
る。
【図16】 付加画像の印字位置変更例を示す図であ
る。
る。
【図17】 付加画像の印字位置変更の制御フローを示
す図である。
す図である。
10…画像読み取り部、20…UI、30…付加画像生
成部、40…画像記録部、50…両面自動原稿搬送装
置、60…両面給紙モジュール、103…システム側C
PU、104…画像処理/編集装置、301…付加画像
発生装置、302…CPU、303…第1の記憶手段、
304a,304b…第2の記憶手段、305a,30
5b…アドレスコントロール部、306a,306b…
付加画像発生部、307…モード設定レジスタ、308
…画像合成部。
成部、40…画像記録部、50…両面自動原稿搬送装
置、60…両面給紙モジュール、103…システム側C
PU、104…画像処理/編集装置、301…付加画像
発生装置、302…CPU、303…第1の記憶手段、
304a,304b…第2の記憶手段、305a,30
5b…アドレスコントロール部、306a,306b…
付加画像発生部、307…モード設定レジスタ、308
…画像合成部。
Claims (2)
- 【請求項1】 画像形成装置本体のプラテン上に原稿を
表面/裏面それぞれ搬送することのできる自動原稿送り
手段と、 自動原稿送り手段によりプラテン上に積載された原稿の
イメージ情報を光学的に走査し、光電変換素子により光
信号から電気信号に変換する画像読み取り手段と、 原稿のイメージ情報に付加する文字、記号などの画像デ
ータを格納する第1の記憶手段と、 前記文字、記号などを編集して展開した画像データを格
納する第2の記憶手段と、 第2の記憶手段に格納された画像データを読み出して原
稿のイメージ情報と合成する画像合成手段と、 画像合成手段から出力される画像データに基づいて記録
紙上の表面/裏面に記録可能な記録手段とを備え、 付加する画像データの出力位置を前記自動原稿送り手段
における原稿の搬送モードと、搬送された原稿の表面/
裏面の状態に連動して変更することを特徴とする画像編
集記録装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、付加する
画像データの出力位置を、記録用紙の表裏で透過位置と
なるように印字することを特徴とする画像編集記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6032652A JPH07245694A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | 画像編集記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6032652A JPH07245694A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | 画像編集記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245694A true JPH07245694A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12364803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6032652A Pending JPH07245694A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | 画像編集記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07245694A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010147676A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像形成装置及びプログラム |
JP2013161464A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-19 | Brother Ind Ltd | 画像編集プログラム、画像編集装置、及び画像編集システム |
-
1994
- 1994-03-02 JP JP6032652A patent/JPH07245694A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010147676A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像形成装置及びプログラム |
JP2013161464A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-19 | Brother Ind Ltd | 画像編集プログラム、画像編集装置、及び画像編集システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4641197A (en) | Image processing method or apparatus | |
JP4125208B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
US5289570A (en) | Picture image editing system for forming boundaries in picture image data in a page memory device | |
US5517319A (en) | Apparatus for combining divided portions of larger image into a combined image | |
US4905095A (en) | Image processing apparatus | |
US5327258A (en) | Image processing apparatus | |
US6181833B1 (en) | Image processing apparatus wherein the image data is reduced before the image data is stored in a memory or a buffer | |
JPH08300765A (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
JPH07245694A (ja) | 画像編集記録装置 | |
US6678069B1 (en) | Image formation apparatus, image processing apparatus, image synthesis method, image processing method and storage medium | |
JP2844802B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH07203180A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3530211B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07143327A (ja) | 画像処理装置における付加情報記録装置 | |
JP2537192B2 (ja) | 画像再生装置 | |
JP3041400B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP3258479B2 (ja) | 画像処理システム | |
JP2000261620A (ja) | 画像処理装置および画像処理装置の制御方法 | |
JP3719787B2 (ja) | 画像処理装置のデータ同期装置及びデータ同期方法 | |
JP3152492B2 (ja) | 複写機 | |
JPH07143329A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3553979B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP3332593B2 (ja) | 画像形成装置および方法 | |
JP2000216992A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3165750B2 (ja) | 印刷装置 |