JPH07143328A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07143328A
JPH07143328A JP5287097A JP28709793A JPH07143328A JP H07143328 A JPH07143328 A JP H07143328A JP 5287097 A JP5287097 A JP 5287097A JP 28709793 A JP28709793 A JP 28709793A JP H07143328 A JPH07143328 A JP H07143328A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プラテン上に積載された原稿のイメージ情報
を光学的に走査し、光電変換素子により光信号から電気
信号に光電変換する装置と、前記原稿画像に付加する文
字、記号などの画像を格納する第1の記憶手段と、前記
文字、記号等を編集して展開した画像データを格納する
第2の記憶手段とを備え、前記原稿画像と第2の記憶手
段の画像データを合成して記録紙上に出力する画像形成
装置において、付加する画像データが用紙上の裏または
表のどちらに印字されるかを識別する識別手段を具備し
た。 【効果】 自動両面複写装置使用時、用紙の表/裏面で
印字出力位置、または付加画像の出力順序を変更させる
ことにより、用紙の表/裏面にかかわらず常に自然な付
加画像を用紙上に印字記録することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿積載台上に積載され
た原稿のイメージ情報を光学的に走査し、光電変換素子
により光信号から電気信号に変換された原稿画像情報に
新たに画像データを付加する機能を有した画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は従来の付加画像発生装置の機能
ブロック図、図19は従来の付加画像生成部のブロック
図である。付加する画像データは第1記憶手段22上に
印字データとして記憶されている。ユーザインターフェ
イス(UI)40等により、付加画像の出力が指令され
るとCPU21は、第1記憶手段22から指定された付
加画像データを読み取り、編集加工の上、第2記憶手段
25にビットマップデータとして展開する。またアドレ
スコントローラ24にはUI/エディターパッド等の位
置指定手段により指定された付加画像出力位置が用紙上
のXY座標値として入力される。以上の作業終了後、プ
リント開始信号を受けたアドレスコントロール部24は
クロックのカウントを開始する。主走査側はビデオクロ
ック、副走査側はライン同期信号をカウントし、カウン
ト値が前記の画像出力位置に一致したところで第2記憶
手段25に供給するアドレスカウンタのカウントが開始
となる。カウンタ下位はビデオクロック、上位はライン
同期信号によりカウントアップされ、第2記憶手段25
から付加画像が出力される。アドレス上位/下位の出力
の割合は指定された付加画像エリアの大きさにより決定
される。出力された画像データはパラレル/シリアル変
換等の処理がなされた後、ビデオクロックに同期して読
み取り画像データと合成される。合成画像は画像記録部
30に送られ、1系統のビデオ出力として画像記録部材
上に記録される。また複数の現像器を有する画像形成装
置では現像器毎に複数回の画像形成プロセスを行い記録
材上の形成された静電潜像を用紙に複数回転写すること
により、複数色の付加画像を用紙上に記録していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では付加画像の出
力位置の指定方法は予め決められている固定位置をUI
40上で指定するか、特開昭63−246974号公報
に開示された様にエディターパッド等により用紙上の座
標を指定するか、特開平2−213274号公報の実施
例で示される様にUI40上で直接座標を指定するか、
特開平2−161477号公報で示される様に原稿にマ
ークして指定するか、のいずれかの方法をとっている。
これらの方法により指定された位置は同指定手段により
再度位置指定が行われるまで変わることはない。
【0004】一方、自動両面複写装置を具備した画像形
成装置において、例えば用紙の裏/表にページ番号を付
加する場合を考えてみる。この場合、ページ番号は用紙
の反とじしろ方向に出力位置を指定するのが一般的であ
るが、用紙の裏/表では用紙とじしろ方向が逆になるの
で、両面コピーした後のページ番号位置が用紙の裏/表
で反とじしろ方向で一致しないという不具合が発生して
いた。また、用紙に対する付加画像の印字方向によって
は、用紙の裏/表で原稿印字方向と付加画像の印字方向
が反対になるといった不具合も発生していた。
【0005】そこで本発明が解決すべき課題は、用紙の
表/裏面にかかわらず常に自然な付加画像を用紙上に印
字記録できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、原稿積載台上に積載された原稿のイメー
ジ情報を光学的に走査し、光電変換素子により光信号か
ら電気信号に光電変換する装置と、前記原稿画像に付加
する文字、記号などの画像を格納する第1の記憶手段
と、前記文字、記号等を編集して展開した画像データを
格納する第2の記憶手段とを備え、前記原稿画像と第2
の記憶手段の画像データを合成して記録紙上に出力する
画像形成装置において、付加する画像データが用紙上の
裏または表のどちらに印字されるかを識別する識別手段
を具備したことを特徴とする。
【0007】前記識別手段は、自動両面複写装置使用
時、付加する画像データの出力位置を原稿が記録される
用紙の裏/表に連動して変更させる手段を有するものと
することができる。
【0008】さらに前記識別手段は、自動両面複写装置
使用時、原稿が記録される用紙の裏/表に連動して、第
2の記憶手段からの付加画像データの出力順序、もしく
は第1の記憶手段から第2の記憶手段に付加画像データ
を展開させる際の展開順序、のいずれか一方を変化させ
る手段を有するものとすることができる。
【0009】
【作用】本発明では、自動両面複写装置使用時、現在用
紙の表/裏面のどちらを印字中かを示す情報をシステム
側より出力し、その情報と指定された印字出力位置/印
字出力方向の組合せにより、用紙の表/裏面で印字出力
位置、または付加画像の出力順序を変更させることによ
り、用紙の表/裏面にかかわらず常に自然な付加画像を
用紙上に印字記録する。
【0010】
【実施例】図1に本発明の全体構成を示す。本発明は原
稿積載台上に積載された原稿を光学的に走査して原稿の
イメージ情報をCCD(電荷結合素子)等の光電変換素
子11によりアナログ電気信号に変換し、さらにA/D
変換素子12によりデジタル信号に変換された画像情報
に対し、画質補正/画像編集等の処理13を行う画像読
み取り部10、利用者が装置全体の動作モードを指定す
るためのユーザーインタフェース部(以下UIと略称)
40、文字、記号等のフォントデータが蓄積されている
第1記憶手段より指定された画像データを読み取って第
2記憶手段上に展開し、画像読み取り部のクロックに同
期させて第2記憶手段から出力させ、画像読み取り部1
0からの画像データと合成させる付加画像生成部20、
感光体に指定色の絵柄部を描画した後に指定色トナーで
現像し、次いで黒画像の背景部を描画した後に黒色トナ
ーで現像することにより1回の画像記録工程で2色の現
像を行い、用紙上に前記合成画像データを印字記録する
画像記録部30、プラテン上に自動的に原稿を搬送する
原稿送り装置部50とに分けられる。
【0011】以下、各ブロックについて本発明の実施例
に基づき順に具体的に説明する。
【0012】A.画像読み取り部10 なお、画像読み取り部10の構成については、例えば特
開平3−10568号公報に記載されている画像処理装
置において説明されているため、ここでは詳しくは説明
しない。画像読取部10は、光学的手段により原稿像が
結像され、これをライン走査するCCD11、このCC
D11の出力をA/D変換するA/D変換器12、この
A/D変換された画像信号の処理や編集を行う画像処理
/画像編集部13及びA/D変換された画像信号に基づ
いて原稿のサイズや原稿上に編集マーカにて指示された
領域を検知する原稿検知/領域検知部、及び画像処理部
/画像編集部13と原稿検知/領域検知の動作を指示す
るCPU14とにより構成されている。
【0013】B.付加画像生成部20 付加画像生成部20は図2に示すように、付加画像生成
部20全体の制御を行うCPU21、文字,記号等のフ
ォントデータが蓄積されている第1記憶手段22、前記
の文字,記号等を編集して展開した画像データを格納す
る第2記憶手段25A,25B、第2記憶手段25A,
25Bに対して画像エリアの大きさに応じ画像読み取り
部10のクロックに同期させてアドレスを発生させるア
ドレスコントロール部24A,24B、第2記憶手段2
5A,25Bより出力された画像データをパラレル/シ
リアル変換し、モード設定レジスタ23の内容に応じて
色データ及び8ビットの濃度データを付加させる付加画
像発生部26A,26B、付加画像と読み取り画像をモ
ード設定レジスタ23の内容に応じて優先出力させる画
像合成部27、付加画像の印字位置や印字モードを設定
するモード設定レジスタ部23より成る。本発明ではア
ドレスコントロール部24A,24B、付加画像発生部
26A,26B、第2記憶手段25A,25Bを2個づ
つ有しており、用紙上に2か所、それぞれ独立した画像
を付加できる構成となっている。これ以降それぞれ機能
A部,機能B部と略称する。
【0014】CPU21はシステム側CPU14と定期
的に通信を行い、付加画像を生成する上で必要な情報を
システム側より受けとっている。通信内容は図8に示す
ように、付加画像の展開指示やシステム側のステータス
情報及び選択された用紙の種類を示す制御及び用紙情
報、付加画像出力位置微調整用の主/副走査印字マージ
ン情報、ページ番号付加時使用するページ番号情報及び
最終ページ番号情報、部数番号付加時使用する部数番号
情報、第1/第2露光レーザ間のギャップ長情報(以上
機能A部,機能B部共通情報)、付加画像の種類や方向
を示す付加画像モード情報、付加画像の印字位置,色,
濃度,サイズ等を示す付加画像パラメータ情報(以上機
能A部,機能B部独立情報)等よりなっている。付加画
像生成部CPU21は付加画像生成部20の情報である
ことを示すコントロールワードを確認した後上記通信内
容を取り込み、さらにチェックサムにて通信障害に不具
合が無いことを確認した後、通信内容のチェックに入
る。付加画像の展開指示が無い場合は次回の受信まで待
機状態となる。付加画像の展開指示があった場合、付加
画像生成部CPU21は第1記憶手段22から指示され
た付加画像の種類と方向に応じた画像データを第2記憶
手段25A,25B上に展開する。また出力位置とマー
ジン情報と用紙情報から付加画像の出力開始位置を、前
記結果と付加画像の種類とサイズ情報から出力終了位置
を、それぞれ用紙上のXY座標値として求め、また付加
画像パラメータ情報より付加画像の色,濃度,サイズを
決定し、付加画像生成部20のモード設定レジスタに書
き込む。上記処理は機能A,B毎に行われる。以上のJ
OB終了後、システム側CPUからのトリガ信号を受け
て、実際の付加画像の出力JOBの開始となる。図19
に付加画像出力までのフローチャートを示す。
【0015】図3にアドレスコントロール部24のブロ
ック図を示す。主走査カウンタ241はライン毎にビデ
オクロックもしくはその分周クロックのカウントを行っ
ていて、主走査カウンタ241のカウント値とモード設
定レジスタ23に設定された主走査方向の付加画像出力
開始位置の値が一致したところで主走査カウントイネー
ブル信号が“H”となる。さらにカウントが進行しカウ
ント値がモード設定レジスタ23に設定された主走査方
向の付加画像出力終了位置の値と一致したところで
“L”となる。副走査方向のカウントはクロックソース
がビデオクロックからライン同期信号に変わるだけで後
は主走査の場合と同様である。なお副走査方向のカウン
トはクロック周波数が主走査に比べ低いため、カウンタ
等のハードウェアを用いなくてもCPUでのカウントが
可能である場合があり、この場合ハードウェアの削減が
できる。本実施例でも副走査印字イネーブル信号SSC
ENHはCPUで生成している。主走査/副走査の印字
イネーブル信号が“H”となった時点で付加画像が展開
されている第2記憶手段25に出力するアドレスカウン
タのカウント開始となる。このアドレスカウンタは上位
と下位に分かれており、上位アドレスカウンタ242は
ライン同期信号を、下位アドレスカウンタ243はビデ
オクロックを分周したクロックにてカウントされる。ク
ロックの分周比は付加画像のサイズと記憶手段上でのデ
ータ構成(後述)によって決定され、例えば印字データ
のみの8ビットデータ長のデータ構成で付加画像を20
0spiの解像度で出力したとすると、サイズ100%
時の分周比は、VCLK÷(8ビット÷(400spi
(原稿読取解像度)÷200spi))で16分周とな
る。この分周比をnとすると、サイズを200%及び5
0%時の分周比は、それぞれ2n、n/2となる。デー
タ構成が色情報を有する場合は、1データ中の印字デー
タの割り合は半分になるので、分周比は50%/100
%/200%でそれぞれ、n/4、n/2、nとなる。
下位アドレスカウンタ243出力の上位ビットと上位ア
ドレスカウンタ242出力の下位ビットは中位アドレス
セレクタ244にて上位と下位カウンタの出力割り付け
(第2の記憶手段に与えるアドレスの下位何ビットまで
を下位カウンタの出力とするか)が行われる。これは付
加画像の主走査/副走査方向の印字エリアが付加画像の
種類や方向によって異なることによる。セレクタの出力
割り付けはCPUが付加画像の種類や方向により決定
し、モード設定レジスタ23に設定される。以上により
生成されたアドレスはセレクタ245を介して付加画像
が展開されている第2記憶手段25に出力される。セレ
クタ245の一方の入力にはCPUのアドレスバスが接
続されていて、CPUが第1記憶手段22から第2記憶
手段25に画像データを展開する際等にはセレクタ24
5を介してCPUアドレスバスが第2記憶手段25に出
力される。上記のアドレスを受けた第2記憶手段25か
らはアドレスに対応した画像データが出力され、付加画
像発生部26に取り込まれる。
【0016】次に付加画像データについて説明する。本
発明での付加画像データは2通りのデータ構成をとって
第1記憶手段22上に格納されている。
【0017】1.印字データのみの構成 図7(a)のデータ構成では、1バイト中の1ビットが
付加画像の1画素に対応する。“1”でその画素は印字
データを意味する。
【0018】2.色情報を有するデータ構成 図7(b)のデータ構成では、1バイト中の下位4ビッ
トが印字データ、上位4ビットが色データとなってい
る。対応はD0−CF0,D1−CF1,D2−CF
2,D3−CF3である。Dnが“1”でそれに対応す
る色データが“0”なら、その画素は黒データを、
“1”なら色データを意味する。なお、本実施例では色
情報を有するデータ構成として、印字データに対応する
色情報データとしたが、図7(c)の様に黒印字データ
と色印字データとした構成も考えられる。この場合、そ
れぞれ“1”で各色の印字となる。
【0019】また、本実施例ではデータ長を8ビットと
しているが16ビットやそれ以上のデータ長でも構わな
い。その場合、P/Sレジスタのデータ長とP/S変換
間隔はデータ長に応じた値となる。
【0020】図4に付加画像発生部26のブロック図を
示す。付加画像発生部26に取り込まれた画像データ
は、P/S(パラレル・イン/シリアル・アウト=Para
llel In/Serial Out)レジスタ261,262,263
により、パラレルデータからシリアルデータに変換され
る。P/Sレジスタには8ビットP/S261、4ビッ
トP/S(画像データ上位)262、4ビットP/S
(画像データ下位)263があり、それぞれ前述した下
位アドレスカウンタカウントクロックに同期して、第2
記憶手段25からの出力を取込み、シリアルデータに変
換している。シリアルデータは付加画像のデータ構成や
モードレジスタで設定される色情報から、後段のセレク
タにより、付加画像の印字データとそれに対応した色情
報を示すデータとに変換される。セレクタ264の出力
は付加画像の濃度データを、セレクタ265の出力は付
加画像が黒データであることを示すフラグを、セレクタ
266の出力は付加画像が色データであることを示すフ
ラグをそれぞれ示している。以下、場合別に説明する。
【0021】1) 第2記憶手段25のデータ構成が色
情報を有する構成の場合 4ビットP/Sレジスタ262,263の出力が有効と
なる。4ビットP/Sの上位(印字)262はセレクタ
267により選択された後セレクタ264,265,2
66に、4ビットP/Sの下位(色情報)263はセレ
クタ265,266に入力される。セレクタ264はセ
レクタ267の出力が“1”(印字データ有り)のと
き、濃度設定レジスタ268に設定された値(本実施例
では8ビット)を出力し、“0”のときは“0”を出力
する。セレクタ265,266の出力はモードレジスタ
269に設定されたカラーモードにより決定される。カ
ラーモードが2色の場合、4ビットP/Sの下位出力が
有効となりセレクタ266は4ビットP/Sの下位がそ
のまま出力され、またセレクタ265はセレクタ267
の出力が“1”で4ビットP/Sの下位出力が“0”の
とき、“1”を出力する。つまり第2記憶手段からの出
力で印字データが“1”で対応する色データが“0”な
ら黒フラグ“1”で色フラグ“0”、色データが“1”
なら黒フラグ“0”で色フラグ“1”となる。カラーモ
ードが全黒または全色の場合、セレクタ267の出力だ
けが有効となる。全黒時、セレクタ266の出力は常に
“0”となり、セレクタ265の出力はセレクタ267
の出力がそのまま出力される。つまり印字データが
“1”のときのみ黒フラグ“1”となり色フラグは常に
“0”となる。全色時はその逆にセレクタ265の出力
が常に“0”となり、セレクタ266の出力はセレクタ
267の出力がそのまま出力される。つまり印字データ
が“1”のときのみ色フラグ“1”となり黒フラグは常
に“0”となる。
【0022】2) 第2記憶手段のデータ構成が印字デ
ータのみの構成の場合 8ビットP/Sレジスタ261の出力が有効となる。8
ビットP/Sレジスタ261の出力はセレクタ267に
より選択された後セレクタ264,265,266に入
力される。セレクタ264,265,266の出力につ
いては色情報を有する構成の場合と同様である。但し、
このデータ構成には色情報がないのでカラーモードが2
色の場合はあり得ない。
【0023】以上、付加画像発生部26により8ビット
の濃度データと2ビットの色フラグに変換された付加画
像データは原稿画像との画像合成部に送られる。
【0024】図5,6に画像合成部ブロック図を示す。
出力選択はSEL0,SEL1,SELFの3本の制御
信号によって行われている。制御信号は図6に示す様
に、付加画像出力イネーブル信号ANTENH、地肌選
択信号ANBGPR、付加画像のLSBデータANTD
0、機能A付加画像出力エリア信号ANTERHA、機
能B付加画像出力エリア信号ANTERHB、全面付加
画像出力信号AEAMHより生成される。前記信号でA
NTENH、ANBGPR、AEAMHはモード設定レ
ジスタにより設定され、ANTERHA、ANTERH
B、ANTD0は付加画像発生部から送られる。またA
NTERHA/ANTERHBはそれぞれ機能A,Bの
付加画像エリアを示す信号でエリア内では“1”とな
る。付加画像の出力は基本的には付加画像出力イネーブ
ル信号と付加画像出力エリア信号がともに“1”のと
き、制御信号のゲートが開き、付加画像の出力がイネー
ブル状態となる。それ以外では制御信号出力は常に
“0”となっており、原稿画像を選択出力している。以
上により原稿画像と合成された付加画像は画像記録部3
0へと送られる。
【0025】C.画像記録部 画像記録部30の構成については例えば特開平3−10
568号公報に記載されている画像処理装置において説
明されているが、ここでは詳しくは説明しない。画像記
録部30は、濃度情報とカラー識別情報とからなり、各
画素毎に負荷画像生成部から出力される画像信号を入力
し、ユーザーインターフェース部40の操作に基づいた
CPU14からの指示即ち2値記録、段階記録、2色記
録等の記録態様に応じて、第1色印字、第2色印字部と
しての2つのラスター走査器を各々駆動し、感材として
の感光体に潜像を形成させ、各潜像に対応する現像色の
現像器でこれを顕像化した後、用紙に転写して記録する
ものである。
【0026】D.UI上での付加画像出力指定方法 図9を参照してUI部の構成例について説明する。本図
は本装置のスタンバイ中のUI部(コンソールパネル)
を示している。基本的なコピー動作を行うためのキーを
除き、画像読み取り部、付加画像生成部、画像記録部に
対する各種モードやパラメータの設定は本図中央のLC
Dタッチパネル画面により行われる。以下、本発明にお
ける付加画像の出力指定方法について説明する。付加画
像を出力したい場合、LCD画面上で付加画像の画面を
選択する。付加画像の画面を図10,図11に示す。こ
の画面には本発明で実現している付加画像のモードが表
示されている。付加画像のモードについて簡単に説明す
る。
【0027】1) ページモード 原稿搬送装置等に連動してページ番号を原稿読み取り画
像に対し付加するモード。
【0028】2) スタンプモード 第1記憶手段に複数格納されている、“マル秘”、“参
考”、“禁複写”等の記号の中から付加したい画像を選
択して原稿読み取り画像に対し付加するモード。前記記
号は標準装備されている。
【0029】3) 複製管理モード 原稿を複数枚コピーする際、丁合別に部数番号を原稿読
み取り画像に対し付加するモード。
【0030】4) 登録ロゴモード スタンプモードで使用されている標準的な記号ではな
く、個別ユーザ向けに新たに作成した画像を原稿読み取
り画像に対し付加するモード。
【0031】利用者は前記画面よりモードを選択する。
ここでページモードが選択された場合、画面はページモ
ードの画面となる。ここではページの種類の選択、印字
色の選択、印字位置/印字方向の選択(後述)、最終ペ
ージ番号の入力等のパラメータ設定が行われる。最終ペ
ージ番号を変更したい場合は、さらに“番号変更”を選
択し最終ページ番号を新たに入力する。設定に変更がな
ければ各画面毎に“終了”を選択し、変更がある場合は
“取消”を選択し、再度パラメータの設定を行う。
【0032】以上の作業終了後、最初の画面に戻り自動
モードの場合コピー枚数等を、自動モードでない場合
は、複写倍率、用紙サイズ、複写濃度等を入力後、プリ
ントスタートすることにより前記の指定された付加画像
が用紙上の指定された位置に印字記録される。
【0033】E.付加画像出力位置指定方法 本実施例での付加画像出力位置は以下の2つの情報によ
り決定される。
【0034】1)予め決められている用紙上の固定位置
情報。
【0035】2)出力位置微調整用の主走査/副走査の
マージン情報。
【0036】図12に“ページモード”での例を示す。
ページモード選択画面で“位置”を選択すると、画面上
には“位置”画面が現れ、ユーザはこの中より出力位置
を選択する。本実施例の場合用紙上の9か所の位置が指
定でき、画面上での位置番号はそれぞれ用紙上の下記の
位置を示している。
【0037】1.開始端/外側 2.開始端/中央 3.開始端/内側(プラテン上でのレジ位置) 4.中央/外側 5.中央/中央 6.中央/
内側 7.終了端/外側 8.終了端/中央 9.終了端
/内側 上記指定により大体の出力位置が決められる。本実施例
ではこの固定出力位置の他に主走査/副走査のマージン
情報を加えることにより出力位置の微調整を行える様に
した。図13〜図15に微調整をUI上で行う場合の手
順を示す。微調整を行う場合、ユーザはUI上にて”仕
様/トナー”さらにその画面で“調整”を選択する。付
加画像の調整項目にはモード/濃度/サイズ/微調があ
るので“微調”を選択する。この画面で主走査(上下)
/副走査(左右)を選択し、マージン(mm)をテンキ
ーにてインプットする。以上終了後、UIは出力位置情
報とマージン情報をSYSTEM側に対し送信する。こ
の情報を受けたSYSTEM側はさらに用紙サイズ情報
を付加した後、画像生成部側に送信する。画像生成部は
この情報を受け、具体的な出力位置を計算により求め
る。例えば、今ユーザが図16の出力位置を選択し、
図17に示すように主走査/副走査のマージンをそれぞ
れ10mmとインプットし、さらに用紙はA4LEF
(297×210)が選択された場合、出力開始位置は 主走査側の出力開始位置=(297mm−10mm−主
走査印字エリア幅) 副走査側の出力開始位置=副走査マージンの10mm で求められる。また出力位置がの場合は、 主走査側の出力開始位置=主走査マージンの10mm 副走査側の出力開始位置=(210mm−10mm−副
走査印字エリア幅) で求められる。
【0038】F.付加画像出力方向指定 本実施例での用紙に対する付加画像出力方向は図21に
示す様に、用紙の搬送方向に対して水平方向(上向き)
と垂直(横向き)方向との2方向があり、原稿の向き等
によりUIにて選択される。図12にUI画面上での指
定例を示す。“位置”画面では出力位置と文字の向きを
選択するようになっていてユーザは原稿の向きに応じて
文字の向きを選択する。付加画像生成部は出力方向を受
け、RAMへの付加画像データの展開順序を変更する。
上向き/横向きでのRAM上での展開の違いを図22に
示す。なお、同図において、1フォントの大きさは16
×32ドットとし、8ビットデータ長のデータ構成は印
字データのみとしている。
【0039】G.両面コピー時の付加画像出力位置 両面原稿搬送装置と両面合成装置の使用により、両面原
稿の用紙両面へのコピーが可能となるが用紙両面へ付加
画像出力を行った場合の付加画像出力位置について考え
てみると、例えば出力方向が上向きで出力位置を選択
した時の用紙表/裏の付加画像出力位置は図23の様に
なる。用紙表は問題ないが用紙裏の出力位置は、の場
合、とじしろ側になってしまう。出力位置,につい
ても同様である。つまり付加画像出力方向が上向きで両
面/両面コピー時、用紙表と裏とではとじしろ側が逆に
なるので、用紙裏コピー時は副走査側中央を軸として出
力位置を反転させる必要が生じる。本実施例ではシステ
ム側より用紙表/裏のどちらをコピーしているかの情報
を受け、用紙裏コピー時で出力位置が,,または
,,の場合は←→,←→,←→と出
力位置を変更させることにより上記問題を解決した。図
26に制御フローチャートを示す。
【0040】H.両面コピー時の付加画像展開順序 両面原稿搬送装置によってプラテン上に設置される原稿
の向きと原稿スキャン方向の関係は、図24に示すよう
に原稿が横向きと上向きとでは異なってくる。原稿が横
向きの場合、用紙の表面/裏面で原稿スキャン方向は反
対方向になるが、出力位置はGで述べた様に副走査側中
央を軸として出力位置を反転させるので、用紙の表面/
裏面で出力位置は一致する。ところが付加画像の用紙に
対する展開順序は原稿スキャン方向にそって行われるの
で、裏面では原稿印字方向と付加画像の展開方向が反対
になってしまう。上記の様に付加画像出力方向が横向き
で両面/両面複写の場合、用紙裏の付加画像出力順序を
用紙表の出力順序の逆にさせる必要が生じる。本実施例
ではシステム側より用紙表/裏のどちらをコピーしてい
るかの情報を受け、付加画像出力が横向きで用紙裏コピ
ー時、付加画像を第1の記憶手段より第2の記憶手段に
展開する時のアドレスとデータのLSBとMSBを用紙
表コピー時と反転させることにより付加画像の出力順序
を反転している。アドレスとデータのLSBとMSBを
反転させるにはソフトウェアにて行う場合とハードウェ
アにて行う場合がある。前者は付加画像を展開する時間
的余裕がある場合、後者は付加画像展開の高速性を重視
した場合に用いられる。図27にソフトウェアの場合の
フローチャートを、図3,4にハードで行う場合のブロ
ック図を示す。ハードの場合、付加画像反転信号がON
となるとRAMをアクセスするCPUアドレスバスが減
算器1(図3)の出力となる。減算器1の入力はCPU
アドレスバスと第2の記憶手段に展開する付加画像のバ
イト数を示すレジスタ出力であり、第2の記憶手段の終
了アドレスアクセス時 減算器1の出力は“0”、
“0”番地アクセス時は付加画像の最終アドレスの出力
となる。また第2の記憶手段からの出力はBUS反転回
路1(図4)の出力となる。BUS反転回路では画像反
転信号と色モードの選択信号により付加画像のデータ構
成が濃度のみの場合、データのLSBとMSBを、デー
タ構成が2色の場合、上下位4ビットのデータバスを反
転させる。以上により第2の記憶手段に付加画像の反転
画像が展開される。なお、これらの回路はソフトウェア
で画像の反転を行う場合は不要となる。
【0041】I.ページ番号の桁数による出力位置移動 従来“Page 999”という付加画像の第2記憶手
段への展開は、ページ桁の増減に伴い用紙に対して左詰
めとなるように行っているが、この場合出力位置が,
,以外では問題ないが、,,の位置では用紙
端に対して逆方向に詰めるのでページ桁によっては不自
然な出力位置となってしまう。またページ番号を右詰め
にした場合は前記と逆に,,の位置で同様な問題
が発生する。本実施例では出力位置によってページ番号
の詰め方向を変更することにより、出力位置によらず常
にページ番号を用紙端に揃えるようにした。ページ番号
の詰めは第2記憶手段にページ番号を展開するアドレス
を変更して行っている。328に制御フローチャートを
示す。
【0042】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、自動
両面複写装置使用時、現在用紙の表/裏面のどちらを印
字中かを示す情報をシステム側より出力し、その情報と
指定された印字出力位置/印字出力方向の組合せによっ
て用紙の表/裏面で印字出力位置、または付加画像の出
力順序を変更させることにより、用紙の表/裏面にかか
わらず常に自然な付加画像を用紙上に印字記録すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の全体を示すブロック図である。
【図2】 付加画像生成部を示すブロック図である。
【図3】 付加画像装置のアドレスコントロール部を示
すブロック図である。
【図4】 付加画像装置の付加画像発生部を示すブロッ
ク図である。
【図5】 付加画像装置の画像合成部を示すブロック図
である。
【図6】 付加画像装置の画像合成部を示すブロック図
である。
【図7】 付加画像データのデータ構成例を示す図であ
る。
【図8】 システムからの受信データフォーマットを示
す図である。
【図9】 コンソールパネルの外観を示す図である。
【図10】 UI上での付加画像出力指定方法を示す図
である。
【図11】 UI上での付加画像出力指定方法を示す図
である。
【図12】 UI上での出力位置選択方法を示す図であ
る。
【図13】 パラメータ変更方法を示す図である。
【図14】 パラメータ変更方法を示す図である。
【図15】 パラメータ変更方法を示す図である。
【図16】 用紙上での印字位置を示す図である。
【図17】 用紙上での出力位置を示す図である。
【図18】 従来の画像形成の構成を示すブロック図で
ある。
【図19】 従来の付加画像生成部を示すブロック図で
ある。
【図20】 本発明における付加画像出力の流れを示す
フローチャートである。
【図21】 Page999という画像を付加した場合
の説明図である。
【図22】 上向き/横向きでのRAM上でのアドレス
を示す図である。
【図23】 両面原稿送り装置使用時の付加画像出力位
置を示す図である。
【図24】 両面原稿送り装置使用時の原稿向きの違い
による原稿スキャン方向と付加画像出力方向の説明図で
ある。
【図25】 第2記憶手段上での頁展開アドレスを示す
図である。
【図26】 両面/両面コピー時の付加画像出力位置の
設定方法を示すフローチャートである。
【図27】 両面/両面コピー時の付加画像のRAMへ
の展開方法を示すフローチャートである。
【図28】 ページモード時の出力位置と出力方向によ
るページ番号の詰め方向を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像読み取り部、20 付加画像生成部、30
画像記録部、40 ユーザインターフェース(UI)、
50 原稿送り装置部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿積載台上に積載された原稿のイメー
    ジ情報を光学的に走査し、光電変換素子により光信号か
    ら電気信号に光電変換する装置と、前記原稿画像に付加
    する文字、記号などの画像を格納する第1の記憶手段
    と、前記文字、記号等を編集して展開した画像データを
    格納する第2の記憶手段とを備え、前記原稿画像と第2
    の記憶手段の画像データを合成して記録紙上に出力する
    画像形成装置において、 付加する画像データが用紙上の裏または表のどちらに印
    字されるかを識別する識別手段を具備したことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 識別手段からの情報により付加する画像
    データの出力位置を原稿が記録される用紙の裏/表に連
    動して変更させる手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 識別手段からの情報により原稿が記録さ
    れる用紙の裏/表に連動して、第2の記憶手段からの付
    加画像データの出力順序、もしくは第1の記憶手段から
    第2の記憶手段に付加画像データを展開させる際の展開
    順序、のいずれか一方を変化させる手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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