JPH0846774A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0846774A
JPH0846774A JP6193679A JP19367994A JPH0846774A JP H0846774 A JPH0846774 A JP H0846774A JP 6193679 A JP6193679 A JP 6193679A JP 19367994 A JP19367994 A JP 19367994A JP H0846774 A JPH0846774 A JP H0846774A
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JP6193679A
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English (en)
Inventor
Masabumi Kamei
正文 亀井
Akio Ito
秋生 伊藤
Hisatsugu Tawara
久嗣 田原
Noriyoshi Osozawa
憲良 遅澤
Akinobu Nishikata
彰信 西方
Yoshihiko Suzuki
嘉彦 鈴木
Tomofumi Nakayama
智文 中山
Isamu Sato
勇 佐藤
Hirohiko Tashiro
浩彦 田代
Shiyoukiyou Kou
松強 黄
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信原稿枚数が多い場合でも、送信料金を安
くできると共に、送信時間を短くできる画像形成装置を
提供する。 【構成】 画像データの画像記録モードから該画像デー
タが、CPU回路部26により複数の領域に分割され、
該分割された画像情報が、画像記録部24により複数の
転写紙に記録され、CPU回路部26により、所定の文
字データ及び線データが発生されて転写紙の所定位置に
展開される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置等の
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において、
複数枚の原稿を1枚ずつ通信手段によって送信し、受信
機側の記録紙上に1対1で対応し、画像を形成するよう
にしたものが既に提案されている。これは、図24
(a)に示すように縦長の原稿及び図24(b)に示す
ように横長の原稿のいずれの場合も、1枚ずつ通信手段
によって送信し、受信機側の記録紙上に1対1で対応
し、画像を形成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置にあっては、画像データの送受信の際に画像
データを1枚ずつ送信しているため、送信原稿枚数が多
いと送信時間が長くなり、送信料金が高くなる。
【0004】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、送信原稿枚数が多い場合でも送信料金を
安くできると共に、送信時間を短くできる画像形成装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1発明(請求項1)の画像形成装置は、記
録媒体のサイズを検出する記録媒体サイズ検出手段と、
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段と、原稿画
像を画像信号として入力する画像入力手段と、該画像入
力手段により入力された複数の画像信号を記憶する画像
記憶手段と、該画像記憶手段に画像信号を記憶させる時
に該画像信号を回転させる第1の回転手段と、前記画像
記憶手段に記憶された画像信号を読み出す画像読み出し
手段と、該画像読み出し手段により画像信号を読み出す
時に該画像信号を回転する第2の回転手段と、前記画像
読み出し手段により読み出された複数の画像信号を前記
記録媒体に記録する画像記録手段と、複数枚の原稿の画
像を1つの記録媒体に記録する画像記録モードを指定す
るモード指定手段と、前記画像記憶手段に書き込む原稿
の位置を変更する書き込み位置変更手段と、前記画像記
憶手段に書き込まれた画像データを送受信可能とする通
信手段と、該通信手段により通信中の画像データの画像
記録モードを伝達するモード伝達手段と、画像情報を変
倍するための変倍率を設定する変倍率設定手段と、該変
倍率設定手段により設定された変倍率で画像情報を変倍
する画像変倍手段と、該画像変倍手段により変倍された
画像情報を前記記録媒体に記録する時に該画像情報を移
動する画像移動手段と、前記画像データの画像記録モー
ドから該画像データを複数の領域に分割する領域分割手
段と、該領域分割手段により分割された画像情報を複数
の記録媒体に記録する分割画像記録手段と、所定の文字
データを発生して記録媒体の所定位置に展開する文字デ
ータ発生手段と、所定の線データを発生して記録媒体の
所定位置に展開する線データ発生手段とを具備したこと
を特徴とするものである。
【0006】また、上記目的を達成するために本発明の
第2発明(請求項6)の画像形成装置は、記録媒体のサ
イズを検出する記録媒体サイズ検出手段と、原稿のサイ
ズを指定する原稿サイズ指定手段と、原稿画像を画像信
号として入力する画像入力手段と、該画像入力手段によ
り入力された複数の画像信号を記憶する画像記憶手段
と、該画像記憶手段に画像信号を記憶させる時に該画像
信号を回転させる第1の回転手段と、前記画像記憶手段
に記憶された画像信号を読み出す画像読み出し手段と、
該画像読み出し手段により画像信号を読み出す時に該画
像信号を回転する第2の回転手段と、前記画像読み出し
手段により読み出された複数の画像信号を前記記録媒体
に記録する画像記録手段と、複数枚の原稿の画像を1つ
の記録媒体に記録する画像記録モードを指定するモード
指定手段と、前記画像記憶手段に書き込む原稿の位置を
変更する書き込み位置変更手段と、前記画像記憶手段に
書き込まれた画像データを送受信可能とする通信手段
と、該通信手段により通信中の画像データの画像記録モ
ードを伝達するモード伝達手段と、画像情報を変倍する
ための変倍率を設定する変倍率設定手段と、該変倍率設
定手段により設定された変倍率で画像情報を変倍する画
像変倍手段と、該画像変倍手段により変倍された画像情
報を前記記録媒体に記録する時に該画像情報を移動する
画像移動手段と、前記画像データの画像記録モードから
該画像データを複数の領域に分割する領域分割手段と、
該領域分割手段により分割された画像情報を複数の記録
媒体に記録する分割画像記録手段と、所定の文字データ
を発生して記録媒体の所定位置に展開する文字データ発
生手段と、所定の線データを発生して記録媒体の所定位
置に展開する線データ発生手段とを具備したことを特徴
とするものである。
【0007】また、同じ目的を達成する上で、前記書き
込み位置変更手段は、原稿の向きに応じて或は前記モー
ド指定手段により指定されたモードの種類に応じて書き
込み位置を変更することが望ましい。
【0008】また、同じ目的を達成する上で、前記分割
画像記録手段は、読取り原稿の読み取った順番を分割状
況情報として合成して出力する分割状況付加手段を有し
ていることが望ましい。
【0009】更に、同じ目的を達成する上で、前記第1
及び第2発明の画像形成装置において、前記通信手段に
より画像データを送信時の読取り原稿枚数と読取りモー
ドとの関係から白紙部を検出して、受信側で白紙部を出
力しないようにする白紙出力防止手段を設けることが望
ましい。
【0010】
【作用】複数枚の原稿を送信する際、その複数枚の原稿
を1枚の原稿に合成して、送信原稿の枚数を実質的に削
減する。これにより、送信原稿枚数が多い場合でも送信
料金が安くなると共に、送信時間が短くなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図23に基
づき説明する。図1は、本発明の一実施例に係る画像形
成装置の構成を示す縦断側面図であり、同図において、
原稿給送機構1上に蓄積された複数枚の原稿(図示省
略)は、1枚づつ順次、ガラスよりなる原稿台2の上面
に搬送される。原稿が原稿台2の上面に搬送されると、
スキャナ3の原稿照明ランプ(図示省略)が点灯し、ス
キャナユニット4が移動して原稿を照射する。原稿から
の反射光は、ミラー5,6,7を介して且つレンズ8を
透過してCCD等の光電変換素子を有するイメージセン
サ部9に入力される。イメージセンサ部9に入力された
画像は、後述する図2に示すCPU回路部により制御さ
れる信号により処理され、直接露光制御部10に入力さ
れ、或は図示しない画像メモリに一旦記憶されて、再び
読み出された後、露光制御部10に入力される。
【0012】そして、露光制御部10で光信号に変換さ
れて、画像信号に基づいて変調されてミラー11を介し
て感光体ドラム12を照射する。この照射によって感光
体ドラム12上に形成された静電潜像は、現像器13に
より現像され、トナー像として可視化される。該現像の
タイミングに合わせて、上段転写紙積載部14或は下段
転写紙積載部15から転写紙(記録媒体)が搬送され、
該搬送された転写紙に転写部16で前記トナー像が転写
される。該転写されたトナー像は、定着部17で転写紙
に定着された後、排紙部18から装置外部へ排出され
る。
【0013】図2は、図1に示す画像形成装置の制御部
の構成を示すブロック図であり、同図に示すように制御
部は、画像読取部(画像入力手段)21、画像処理部
(画像変倍手段、画像移動手段)22、画像データセレ
クタ23、画像記録部(画像記録手段)24、画像メモ
リ(画像記憶手段)25、CPU回路部(第1及び第2
の回転手段、画像読み出し手段、モード指定手段、書き
込み位置変更手段、モード伝達手段、変倍率設定手段)
26及び操作部27等から構成されている。
【0014】画像読取部21は、原稿画像の反射光を入
力する光学系、該光学系からの反射光をアナログ信号に
変換するCCD及び該CCDから受け取ったアナログ信
号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータ等から
構成され、原稿画像を読み取り、画像処理部22へ送出
する。画像処理部22は、シェーディング補正回路、光
色濃度変換回路及びユーザーの指示に基づいて画像の変
倍、移動、装飾等の編集を行う画像編集回路等から構成
されている。そして、画像読取部21から入力された画
像は、画像処理部22により補正され且つ編集された
後、画像データセレクタ23を通り、画像記録部24或
は画像記憶用の画像メモリ25へ送られる。
【0015】画像データセレクタ23は、画像処理部2
2から入力された画像データを画像記録部24へ送るパ
スと画像処理部22から入力された画像データを画像メ
モリ25へ送るパスと画像メモリ25から読み出された
画像データを画像記録部24へ送るパスとをCPU回路
部26の指示により切り替える切替回路と、画像処理部
22から送られた画像データと画像メモリ25から読み
出される画像データとを合成する合成回路等から構成さ
れている。画像記録部24は、画像データセレクタ23
から送られた画像データの濃度信号に基づいて転写紙に
画像を転写する。画像メモリ25は、画像データセレク
タ23から送られた画像データをCPU回路部26の指
示により、所定位置に後述する方法によって記憶及び読
み出しを行い、画像の回転処理と画像を合成する合成処
理等を行っている。
【0016】CPU回路部26は、本装置全体を制御す
るもので、制御プログラム、エラー処理プログラム等を
記憶するROM(読み出し専用メモリ)26a、各種の
プログラムのワークエリア等のために使用されるRAM
(読み書き可能メモリ)26b及び各種のタイマー制御
部等から構成されている。操作部27は、画像処理部2
2に対する画像編集内容及びコピー枚数等の画像形成動
作を指示する各種のキー群と、操作内容を表示する表示
部等を有している。
【0017】図3は、図1に示す画像形成装置の操作部
27の構成を示す平面図である。同図に示すように、操
作部27の操作面上には、液晶表示器等からなるドット
マトリックスで構成される表示部28と、各種のキーと
が配設されている。
【0018】表示部28は、本装置の状態、コピー枚
数、ズーム倍率、選択した転写紙のサイズ及び各種の操
作画面を表示し、コントロールキー29a〜29e等に
より操作される。
【0019】図3において、30はコピー動作を開始さ
せるためのスタートキー、31は設定モードを標準状態
に復帰させるための復帰キーである。32はキー群で、
コピー枚数、ズーム倍率等を入力する0〜9までのテン
キーと、その入力をクリアするクリアキー等からなる。
33a,33bは濃度を調整(アップ/ダウン)する濃
度調整キーで、これにより調整される濃度は、濃度表示
部34に表示される。35は自動濃度調整機能をオン
(ON)/オフ(OFF)すると共に、そのオン/オフ
状態を表示するオン/オフ表示キーである。36は図1
の上段転写紙積載部14或は下段転写紙積載部15のい
ずれから給紙するかという給紙段の選択及び自動給紙機
能の選択を行うための選択キーで、その選択状態は、表
示部28に表示される。37は等倍キー、38a,38
bは定形縮小/拡大キーである。39はオート倍率モー
ドを設定するためのオート倍率モード設定キーで、その
設定状態はオート倍率モード設定表示部40及び表示部
28にそれぞれ表示される。41は複数枚の原稿を1枚
に合成して出力させるための合成コピーモードに設定す
るための合成コピーモード設定キーで、その設定手順
は、合成コピーモード設定表示部42及び表示部28に
それぞれ表示される。43は本装置の電源をオン/オフ
する電源キーである。
【0020】次に、図2の画像メモリ25における画像
データの記憶方法及び読み出し方法について、図4を用
いて説明する。本実施例での画像サイズは、図4(a)
に示すように、A4サイズ分のメモリで、4662×3
298ビットの記憶容量である。
【0021】まず、図4(b),(c)を用いて原稿画
像を画像メモリ25に記憶する方法を説明する。図4
(b)は、図1の原稿台2の上面に縦向きに載置された
A4サイズの原稿を画像メモリ25に記憶する場合の例
を示したものである。図4(b)の(2a)のように載
置された原稿は、同図の矢印方向に順次読み込まれ、ま
ず、1ライン目が読み込まれると、(2b)に示すよう
に(0,0)アドレスをスタート位置にし、X方向のカ
ウンタ(以下、Xカウンタと記述する)をアップ、Y方
向のカウンタ(以下、Yカウンタと記述する)をアップ
に指定して、まず、1ライン目が読み込まれると、Yカ
ウンタがアップされ、(0,4662)アドレスの方向
に順次書き込まれる。次に、2ライン目が読み込まれる
と、Xカウンタがアップされ、(1,0)アドレスか
ら、(1,4662)アドレスの方向に順次書き込まれ
る。このように読み込み及び書き込みを繰り返し、(3
298,4662)アドレスまで書き込まれる。
【0022】また、図4(c)は、図1の原稿台2の上
面に横向きに載置されたA4サイズの原稿を画像メモリ
25に記憶する場合の例を示したものである。図4
(c)の(3a)のように載置された原稿は、同図の矢
印方向に順次読み込まれ、まず、1ライン目が読み込ま
れると、画像メモリ25には(3b)に示すように(3
298,0)アドレスをスタート位置にし、Xカウンタ
をダウン、Yカウンタをアップに指定して、まず、1ラ
イン目が読み込まれると、Xカウンタがダウンされ、
(0,0)アドレスの方向に順次書き込まれる。次に、
2ライン目が読み込まれると、Yカウンタがアップさ
れ、(3297,1)アドレスから、(0,1)アドレ
スの方向に順次書き込まれる。このように順次読み込み
及び書き込みを繰り返し、(0,4662)アドレスま
で書き込まれる。
【0023】次に、上述した図4(b),(c)の方法
で画像メモリ25に書き込まれた画像データを読み出す
処理について、図4(d),(e)を用いて説明する。
図4(d)では、(4a)のように記憶された画像デー
タは、まず、1ライン目は、(3297,0)アドレス
をスタート位置にし、Xカウンタをダウン、Yカウンタ
をアップに指定して、(0,0)アドレスのX方向にX
カウンタを順次ダウンさせながら読み出す。次に、Yカ
ウンタをアップさせ、2ライン目の読み出しが行われ、
(3297,1)アドレスから、(0,1)アドレスの
方向に順次読み出す。このように順次読み出すことによ
り、(4b)のように画像を出力することができる。
【0024】また、図4(e)では、(5a)のように
記憶された画像データは、まず、1ライン目は、(0,
0)アドレスをスタート位置にし、Xカウンタをアッ
プ、Yカウンタをアップに指定して、(0,4662)
アドレスのY方向にYカウンタを順次アップさせながら
読み出す。次に、Xカウンタをアップさせ、(1,0)
アドレスから、(1,4662)アドレス方向に順次読
み出す。このように順次読み出すことにより、(5b)
のように画像を出力することができる。
【0025】従って、図4(b)の(2a)に示すA4
縦向きの原稿を図4(b)の方法で画像メモリ25に記
憶し、図4(d)の方法で読み出しを行うと、画像を回
転することができ、図4(e)の方法で読み出しを行う
と、画像を回転させずに読み出すことができる。また、
図4(c)の(3a)に示すA4横向きの原稿を図4
(c)の方法で画像メモリ25に記憶し、図4(d)の
方法で読み出しを行うと、画像を回転させずに読み出す
ことができ、図4(e)の方法で読み出しを行うと、画
像を回転させて読み出すことができる。
【0026】次に、縮小レイアウトモードを設定する処
理について図5に基づいて説明する。定形縮小(縮小レ
イアウト)キー38aが押下されると、表示部28に図
5(a)に示す原稿サイズ入力画面が表示される。コン
トロールキー29a〜29eにより所望の原稿サイズを
設定する。該原稿サイズ設定終了後、表示部28に図5
(b)に示すレイアウトの種類の設定、原稿の枚数の設
定を行う画面が表示される。コントロールキー29a〜
29eにより所望の原稿サイズを設定し、原稿の枚数を
設定する。該原稿サイズ及び原稿枚数の設定終了後、引
き続いて、表示部28に図5(c)に示す転写紙の設定
を行う画面を表示する。コントロールキー29a〜29
eにより所望の転写紙を設定する。以上の設定は、図2
のCPU回路26の制御で行われ、該CPU回路26の
RAM26bの所定領域に設定される。
【0027】次に、縮小レイアウトモード時のコピー処
理について図6のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS601では原稿の枚数Nを設定する。
原稿枚数が設定されている場合には、設定されている原
稿枚数をNに代入する。また、原稿枚数がオートに設定
されている場合には図1の原稿給送機構1により原稿枚
数をカウントし、そのカウント値をNに代入する。
【0028】次のステップS602では上述した設定処
理に基づいて、所定のデータの設定を行う。ここでは、
縮小レイアウトのレイアウト枚数L、転写紙の横方向の
長さPx、転写紙の縦方向の長さPy、これらPxとP
yより転写紙の長手方向サイズ(Plong)、転写紙
の短手方向の長さ(Pshort)、原稿の横方向の長
さ(Ox)及び原稿の縦方向の長さ(Oy)をそれぞれ
代入する。次のステップS603では変倍率(Mx,M
y)を設定する。
【0029】この変倍率の設定方法について、図7のフ
ローチャートを用いて説明する。ステップS701では
オート変倍モードが設定されているかを判断する。オー
ト変倍モードが設定されていない場合はステップS71
1に進み、図2及び図3の操作部27で設定されている
横方向の倍率と縦方向の倍率とを、それぞれMxとMy
とに入力した後、本処理動作を終了する。また、前記ス
テップS701においてオート変倍モードが設定されて
いる場合はステップS702に進み、縮小レイアウトが
2レイアウトかを判断し、2レイアウトの場合はステッ
プS703に進む。このステップS703では原稿のサ
イズである縦横の長さOxとOyとを比較し、OxがO
yより長い場合、即ち横長の原稿の場合(図10の
(b))ステップS705に進む。このステップS70
5では横方向の倍率Mxと縦方向の倍率Myが、下記式
(1),(2)に基づいて計算される。
【0030】 Mx=(100×Pshort)/Ox …(1) My=(100×Plong)/(2×Oy) …(2) また、前記ステップS703においてOxがOyより短
い場合、即ち縦長の原稿の場合(図10の(a))ステ
ップS704に進む。このステップS704では横方向
の倍率Mxと縦方向の倍率Myが、下記式(3),
(4)に基づいて計算される。
【0031】 Mx=(100×Plong)/(2×Ox) …(3) My=(100×Pshort)/Oy …(4) このようにして前記ステップS704及びステップS7
05において横方向の倍率Mxと縦方向の倍率Myを計
算した後は、いずれもステップS710に進み、Mxと
Myを比較して小さい方の倍率を選択した後、本処理動
作を終了する。
【0032】一方、前記ステップS702において2レ
イアウトでない場合はステップS706に進み、縮小レ
イアウトが4レイアウトかを判断し、4レイアウトでな
い場合は前記ステップS710に進み、小さい方の倍率
を選択した後、本処理動作を終了する。また、前記ステ
ップS706において4レイアウトの場合はステップS
707に進み、OxとOyとを比較して、OxがOyよ
り長い場合、即ち横長の原稿の場合(図10の(d))
ステップS709に進む。このステップS709では、
横方向の倍率Mxと縦方向の倍率Myが、下記式
(5),(6)に基づいて計算される。
【0033】 Mx=(100×Plong)/(2×Ox) …(5) My=(100×Pshort)/(2×Oy) …(6) また、前記ステップS707においてOxがOyより短
い場合、即ち縦長の原稿の場合(図10の(c))ステ
ップS708に進む。このステップS708では横方向
の倍率Mxと縦方向の倍率Myが、下記式(7),
(8)に基づいて計算される。
【0034】 Mx=(100×Pshort)/(2×Ox) …(7) My=(100×Plong)/(2×Oy) …(8) このようにして前記ステップS708及びステップS7
09において横方向の倍率Mxと縦方向の倍率Myを計
算した後は、いずれもステップS710に進み、小さい
方の倍率を選択した後、本処理動作を終了する。
【0035】このようにして図7の処理ルーチンを終了
後は、図6のステップS604の処理に戻る。このステ
ップS604では、レイアウト数Lと原稿枚数Nとから
原稿の配置位置nを、下記式(9)に基づいて計算す
る。原稿の配置位置nは、原稿枚数Nをレイアウト数L
で割った余りをレイアウト数Lから引くことで、図11
(a)〜(d)に示すような原稿の配置位置になる。
【0036】 n=L−(N/L) …(9) 次のステップS605では、レイアウト数Lが2レイア
ウトかを判断し、2レイアウトの場合はAに進む。
【0037】このAの処理について図8のフローチャー
トを用いて説明する。まず、ステップS801では原稿
のサイズである縦横の長さOxとOyとを比較し、Ox
がOyより短い場合、即ち縦長の原稿の場合、ステップ
S802へ進む。このステップS802では、画像メモ
リ25に書き込むXカウンタをアップに、Yカウンタを
ダウンにそれぞれ指定する。
【0038】次のステップS803では、前記図6のス
テップS604において指定した原稿配置位置nによ
り、原稿の配置位置を判断し、n=1の時、ステップS
804で図10(a)のn=1の場合の(A)の画像の
書き込み開始位置を、下記式(10),(11)に基づ
いて指定した後、C(前記図6のステップS607)に
進む。
【0039】Sx=0 …(10) Sy=1/2Plong …(11) また、前記ステップS803においてn=2の時、ステ
ップS805で図10(a)のn=2の場合の(B)の
画像の書き込み開始位置を、下記式(12),(13)
に基づいて指定した後、C(前記図6のステップS60
7)に進む。
【0040】Sx=0 …(12) Sy=Plong …(13) 一方、前記ステップS801においてOxがOyより長
い場合、即ち横長の原稿の場合、ステップS806へ進
む。このステップS806では、画像メモリ25に書き
込むXカウンタをアップに、Yカウンタをアップにそれ
ぞれ指定する。
【0041】次のステップS807では、前記図6のス
テップS604において指定した原稿配置位置nによ
り、原稿の配置位置を判断し、n=1の時、ステップS
808で図10(b)のn=1の場合の(A)の画像の
書き込み開始位置を、下記式(14),(15)に基づ
いて指定した後、C(前記図6のステップS607)に
進む。
【0042】Sx=0 …(14) Sy=0 …(15) また、前記ステップS807においてn=2の時、ステ
ップS809で図10(b)のn=2の場合の(B)の
画像の書き込み開始位置を、下記式(16),(17)
に基づいて指定した後、C(前記図6のステップS60
7)に進む。
【0043】Sx=0 …(16) Sy=1/2Plong …(17) 前記図6のステップS605においてレイアウト数Lが
2レイアウトでない場合はステップS606に進む。こ
のステップS606ではレイアウト数Lが4レイアウト
かを判断し、4レイアウトの場合はBに進む。
【0044】このBの処理について図9のフローチャー
トを用いて説明する。まず、ステップS901では原稿
のサイズである縦横の長さOxとOyとを比較し、Ox
がOyより短い場合、即ち縦長の原稿の場合、ステップ
S902へ進む。このステップS902では、画像メモ
リ25に書き込むXカウンタをアップに、Yカウンタを
アップにそれぞれ指定する。
【0045】次のステップS903では、前記図6のス
テップS604において指定した原稿配置位置nによ
り、原稿の配置位置を判断し、n=1の時、ステップS
904で図10(c)のn=1の場合の(A)の画像の
書き込み開始位置を、下記式(18),(19)に基づ
いて指定した後、C(前記図6のステップS607)に
進む。
【0046】Sx=0 …(18) Sy=0 …(19) また、前記ステップS903においてn=1でない時、
ステップS905で前記図6のステップS604におい
て指定した原稿配置位置nにより、原稿の配置位置を判
断し、n=2の時、ステップS906で図10(c)の
n=2の場合の(B)の画像の書き込み開始位置を、下
記式(20),(21)に基づいて指定した後、C(前
記図6のステップS607)に進む。
【0047】Sx=1/2Pshort…(20) Sy=0 …(21) また、前記ステップS905においてn=2でない時、
ステップS907で前記図6のステップS604におい
て指定した原稿配置位置nにより、原稿の配置位置を判
断し、n=3の時、ステップS908で図10(c)の
n=3の場合の(C)の画像の書き込み開始位置を、下
記式(22),(23)に基づいて指定した後、C(前
記図6のステップS607)に進む。
【0048】Sx=0 …(22) Sy=1/2Plong …(23) また、前記ステップS907においてn=3でない時、
ステップS909で図10(c)のn=4の場合の
(D)の画像の書き込み開始位置を、下記式(24),
(25)に基づいて指定した後、C(前記図6のステッ
プS607)に進む。
【0049】Sx=1/2Pshort…(24) Sy=1/2Plong …(25) 一方、前記ステップS901においてOxがOyより長
い場合、即ち横長の原稿の場合、ステップS910へ進
む。このステップS910では、画像メモリ25に書き
込むXカウンタをアップに、Yカウンタをダウンにそれ
ぞれ指定する。
【0050】次のステップS911では、前記図6のス
テップS604において指定した原稿配置位置nによ
り、原稿の配置位置を判断し、n=1の時、ステップS
912で図10(d)のn=1の場合の(A)の画像の
書き込み開始位置を、下記式(26),(27)に基づ
いて指定した後、C(前記図6のステップS607)に
進む。
【0051】Sx=Pshort …(26) Sy=0 …(27) また、前記ステップS911においてn=1でない時、
ステップS913で前記図6のステップS604におい
て指定した原稿配置位置nにより、原稿の配置位置を判
断し、n=2の時、ステップS914で図10(d)の
n=2の場合の(B)の画像の書き込み開始位置を、下
記式(28),(29)に基づいて指定した後、C(前
記図6のステップS607)に進む。
【0052】Sx=Pshort …(28) Sy=1/2Plong …(29) また、前記ステップS913においてn=2でない時、
ステップS915で前記図6のステップS604におい
て指定した原稿配置位置nにより、原稿の配置位置を判
断し、n=3の時、ステップS916で図10(d)の
n=3の場合の(C)の画像の書き込み開始位置を、下
記式(30),(31)に基づいて指定した後、C(前
記図6のステップS607)に進む。
【0053】Sx=1/2Pshort…(30) Sy=0 …(31) また、前記ステップS915においてn=3でない時、
ステップS917で図10(d)のn=4の場合の
(D)の画像の書き込み開始位置を、下記式(32),
(33)に基づいて指定した後、C(前記図6のステッ
プS607)に進む。
【0054】Sx=1/2Pshort…(32) Sy=1/2Plong …(33) 前記図6のステップS606においてレイアウト数Lが
4レイアウトでない場合、ステップS607に進み、図
1の原稿給送機構1上に載置された原稿を1枚、原稿台
2の上面に搬送給紙する。引き続いてステップS608
で、図2及び図3の操作部27で指定された内容及び上
述した処理で設定された変倍率、画像メモリ25の書き
込み開始アドレス等の設定に従って、原稿画像の読み込
みが行われ、画像メモリ25に記憶される。
【0055】ステップS609では、原稿の枚数Nと原
稿の配置位置nとを下記式(34),(35)に基づい
て計算する。
【0056】n=n−1 …(34) N=N−1 …(35) 引き続いてステップS610では、原稿の配置位置n
が、n=0かを判断し、n=0でなければ前記ステップ
S605へ戻り、上述したステップS605以下の処理
を繰り返す。また、前記ステップS610においてn=
0であればステップS611で画像メモリ25に記憶さ
れている画像を、転写紙の向き等により、図4(d),
(e)のように画像を回転させ或は回転させずに読み出
し、露光及び現像を行い、転写紙上に転写し且つ定着す
る。
【0057】引き続いてステップS612では、操作部
27で指定されたプリント部数が終了したかを判断し、
終了していない場合、前記ステップS611へ戻り、上
述したプリント動作を繰り返し実行する。また、前記ス
テップS612において指定されたプリント部数が終了
している場合、ステップS613で原稿の枚数NがN=
0かを判断し、N=0でない場合、前記ステップS60
4へ戻り、上述したステップS604以下の処理を繰り
返し行い、N=0の場合は、本処理動作を終了する。
【0058】次に、ファックス(FAX)送受信につい
て、図12乃至図19に基づき説明する。図12は、本
発明の画像形成装置と、該画像形成装置に接続される外
部装置との関係を示す全体構成図である。同図において
1201は画像形成装置で、画像情報を読み取るリーダ
ー部(画像読取部)1202、画像情報を記録用紙に印
字出力するプリンタ部1203及び装置全体を制御する
制御部1204等からなる。1205は外部装置で、フ
ァックス部1206、ファイル部1207、外部記憶装
置1208、コンピュータ・インタフェース部120
9、フォーマッタ部1210、イメージメモリ部121
1、ハードディスク1212及びコア部1213等から
なる。特に本発明に関係のあるファックスは、ファック
ス部1206であり、電話回線1214を介してファッ
クス原稿の送受信を行っている。ここで、コア部121
3は、画像形成装置1201のリーダー部1202に接
続され、画像形成装置1201と各部1206乃至12
11の制御を行っている。コンピュータ・インタフェー
ス部1209は、パーソナルコンピュータ(PC)或は
ワークステーション(WS)等のホストコンピュータ1
215に接続されている。
【0059】図13は、コア部1213の構成を示すブ
ロック図であり、同図のコネクタ1301は、図12の
リーダー部1202のコネクタと接続されており、該コ
ネクタ1301には、4種類の信号を送出する信号ライ
ン1351,1352,1355,1357が接続され
ている。信号ライン1351の信号は、リーダー部12
02のCPUとの通信信号であり、信号ライン1352
の信号は、リーダー部1202のSUB・CPUとの通
信信号である。そして、信号ライン1351及び135
2の通信信号は、通信用IC1302によって通信プロ
トコル処理されてCPUバス1353を介してCPU1
303に通信情報を伝達する。
【0060】信号ライン1355の信号は、ビデオ信号
を制御する制御信号であり、信号ライン1357の信号
は、8ビット多値のビデオ信号である。この信号ライン
1357の信号は、双方向のビデオ信号であり、図12
のリーダー部1202からの情報をコア部1213で受
け取ることや、該コア部1213からの情報をリーダー
部1202に出力することが可能である。また、この信
号ライン1357の信号は、バッファ1310に接続さ
れており、ここで双方向信号から信号ライン1358と
1370の片方向の信号に分離される。
【0061】信号ライン1358の信号は、図12のリ
ーダー部1202からの8ビット多値のビデオ信号であ
り、次段のLUT1311に入力される。このLUT1
311では、リーダー部1202からの画像情報をルッ
クアップテーブルにより所望する値に変換する。このL
UT1311から信号ライン1359に出力された信号
は、2値化回路1312及びセレクタ1313に入力さ
れる。2値化回路1312には、信号ライン1359に
出力された多値の信号を固定のスライスレベルで2値化
する単純2値化機能、スライスレベルが注目画素の周り
の画素の値から変動する変動スライスレベルによる2値
化機能及び誤差拡散法による2値化機能が備えられてい
る。
【0062】2値化された情報は、0の時00H、1の
時FFHの多値信号に変換され、次段のセレクタ131
3に入力される。セレクタ1313は、LUT1311
からの信号か、2値化回路1312からの信号かを選択
する。このセレクタ1313から信号ライン1360に
出力された信号は、セレクタ1314に入力される。こ
のセレクタ1314は、ファックス部1206の出力ビ
デオ信号をコネクタ1305を介してコア部1213に
入力した信号1364と、セレクタ1313から信号ラ
イン1360出力された信号とを、CPU1303の指
示により選択する。
【0063】セレクタ1314から信号ライン1361
に出力された信号は、回転回路(第1及び第2の回転手
段)1315またはセレクタ1316に入力される。回
転回路1315は、入力した画像信号を+90度、−9
0度及び+180度に回転する機能を有している。ま
た、回転回路1315には、図12のリーダー部120
2から出力された情報が2値化回路1312で2値信号
に変換された後に記憶される。また、CPU1303の
指示により回転回路1315は、上記記憶した情報を回
転して読み出す。
【0064】セレクタ1316は、この回転回路131
5から信号ライン1362に出力された信号と、回転回
路1315へ信号ライン1361を通して入力された信
号のいずれかを選択し、その選択した信号は信号ライン
1363を通してファックス部1206とのコネクタ1
305に入力する。
【0065】信号ライン1363は、コア部1213か
らファックス部1206に画像情報を転送する同期式8
ビットの片方向ビデオバスである。そして、信号ライン
1363と信号ライン1364の同期式バスの制御を行
っているのがビデオ制御回路1304であり、このビデ
オ制御回路1304から信号ライン1356へ出力され
た信号によって制御が行われる。また、コネクタ130
5には、他の信号ライン1354が接続されている。こ
の信号ライン1354は、双方向の16ビットCPUバ
スであり、非同期式によるデータ・コマンドのやり取り
を行う。そして、ファックス部1206及び図12のコ
ア部1213との情報の転送は、上述の2つのビデオバ
スである信号ライン1363,1364と、CPUバス
である信号ライン1354によって可能である。
【0066】ファックス部1206からの信号ライン1
364への出力信号は、セレクタ1314とセレクタ1
317に入力される。セレクタ1316は、CPU13
03の指示により信号ライン1364の信号を次段の回
転回路1315に入力する。また、セレクタ1317
は、信号ライン1363と信号ライン1364の信号の
いずれかをCPU1303の指示により選択する。セレ
クタ1317から信号ライン1365への出力信号は、
パターンマッチング回路1318とセレクタ1319に
入力される。パターンマッチング回路1318は、信号
ライン1365からの入力信号を予め決められたパター
ンとパターンマッチングを行い、パターンが一致した場
合、予め決められた多値の信号を信号ライン1366に
出力する。また、パターンマッチングで一致しなかった
場合は、信号ライン1365の信号を信号ライン136
6に出力する。
【0067】セレクタ1319は、信号ライン1365
と信号ライン1366の信号のいずれかをCPU130
3の指示により選択する。このセレクタ1319から信
号ライン1367に出力された信号は、次段のLUT1
320に入力される。このLUT1320は、図12の
プリンタ部1203に画像情報を出力する際に、該プリ
ンタ部1203の特性に合わせて信号ライン1367か
らの入力信号を変換する。セレクタ1321は、LUT
1320から信号ライン1368に出力された信号と信
号ライン1365の信号のいずれかをCPU1303の
指示により選択する。
【0068】このセレクタ1321の出力信号は、次段
の拡大回路1322に入力される。この拡大回路132
2は、CPU1303の指示によりX方向及びY方向に
独立して拡大倍率を設定することが可能である。拡大回
路1322の拡大方法は、1次の線形補間方法であり、
この拡大回路1322から信号ライン1370に出力さ
れた信号は、バッファ1310に入力される。このバッ
ファ1310に入力された信号ライン1370の信号
は、CPU1303の指示により上述の双方向信号とな
り、この信号ライン1370に出力された双方向信号
は、コネクタ1301を介して図12のプリンタ部12
03に送られ、プリントアウトされる。
【0069】次に、コア部1213とファックス部12
06の信号の流れについて説明する。まず、ファックス
部1206に情報を出力する場合、CPU1303は、
通信IC1302を介して図12のリーダー部1202
のCPUと通信を行い、原稿スキャン命令を出す。この
命令によりリーダー部1202は、そのスキャナーユニ
ットが原稿をスキャンすることによって、画像情報をコ
ネクタに出力する。また、リーダー部1202と外部装
置1205はケーブルで接続されており、リーダー部1
202からの情報は、コア部1213のコネクタ130
1に入力される。このコネクタ1301に入力された画
像情報は、多値8ビットの信号ライン1357を通って
バッファ1310に入力される。
【0070】バッファ1310は、CPU1303の指
示により上述の信号ライン1357の双方向信号を片方
向信号として、信号ライン1358を介してLUT13
11に入力する。LUT1311は、リーダー部120
2からの画像情報をルックアップテーブルを用いて所望
の値に変換する。この時、例えば、原稿の下地を飛ばす
こと等が可能である。このLUT1311から信号ライ
ン1359に出力された信号は、次段の2値化回路13
12に入力される。この2値化回路1312は、信号ラ
イン1359の8ビット多値信号に変換する。この時、
2値化回路1312は、2値化された信号が0の場合0
0H、1の場合FFHというように、2つの多値の信号
に変換する。
【0071】2値化回路1312の出力信号は、セレク
タ1313及びセレクタ1314を介して回転回路13
15またはセレクタ1316に入力される。また、回転
回路1315から信号ライン1362に出力された信号
もセレクタ1316に入力される。このセレクタ131
6は、信号ライン1361と信号ライン1362のいず
れかの信号を選択する。この信号の選択は、CPU13
03がCPUバスである信号ライン1354を介してフ
ァックス部1206と通信を行うことにより決定され
る。また、セレクタ1316から信号ライン1363に
出力された信号は、コネクタ1305を介してファック
ス部1206に送られる。このファックス部1206か
ら情報を受け取る場合は、該ファックス部1206から
の画像情報は、コネクタ1305を介して信号ライン1
364に伝送される。この信号ライン1364の信号
は、セレクタ1314とセレクタ1317とに入力され
る。
【0072】CPU1303の指示によりプリンタ部1
203にファックス受信時の画像を回転して出力する場
合には、セレクタ1314に入力された信号ライン13
64からの信号を回転回路1315で回転処理する。こ
の回転回路1315から信号ライン1362に出力され
た信号は、セレクタ1316及びセレクタ1317を介
してパターンマッチング回路1318に入力される。こ
の時、信号ライン1364の信号を、そのまま信号ライ
ン1365に出力する。
【0073】CPU1303の指示によりプリンタ部1
203にファックス受信時の画像をそのまま出力する場
合には、セレクタ1317に入力した信号ライン136
4の信号をパターンマッチング回路1318に入力す
る。このパターンマッチング回路1318は、ファック
ス受信した際の画像のガタガタを滑らかにする機能を有
している。そして、パターンマッチングされた信号は、
セレクタ1319を介してLUT1320に入力され
る。このLUT1320は、ファックス受信した画像を
プリンタ部1203に所望の濃度で出力するために、内
部のテーブルをCPU1303の制御により可変可能と
なっている。このLUT1320から信号ライン136
8に出力された信号は、セレクタ1321を介して拡大
回路1322に入力される。
【0074】この拡大回路1322は、2つの値(00
H,FFH)を有する8ビット多値信号を、1次の線形
補間方法により拡大処理を行う。この拡大回路1322
からの多くの値を有する8ビット多値信号は、バッファ
1310とコネクタ1301を介して図12のリーダー
部1202に送られる。このリーダー部1202は、入
力された信号をコネクタを介して外部I/F(インタフ
ェース)切替回路に入力する。この外部I/F切替回路
は、ファックス部1206からの信号をY信号生成・色
検出回路に入力する。このY信号生成・色検出回路から
の出力信号は、上述のような処理がなされた後、プリン
ター部1203に出力され、該プリンター部1203に
より転写紙上に画像形成が行われる。
【0075】図14は、ファックス部1206の構成を
示すブロック図である。このファックス部1206は、
コネクタ1400を介して図12及び図13のコア部1
213と接続されており、コア部1213からの2値情
報をAメモリ1405、Bメモリ1406、Cメモリ1
407、Dメモリ1408のいずれかに記憶する場合に
は、コネクタ1400から信号ライン1453に送出さ
れた信号をメモリコントローラ1404に入力し、この
メモリコントローラ1404の制御の下で、Aメモリ1
405乃至Dメモリ1408のいずれか、或は2組のメ
モリをカスケード接続したものに記憶する。
【0076】メモリコントローラ1404は、CPU1
412の指示によりメモリとCPUバスである信号ライ
ン1462とデータのやり取りを行う機能と、符号化・
復号化機能を有するコーデック(CODEC)1411
のコーデックバスである信号ライン1463とデータの
やり取りを行う機能と、メモリの内容をDMAコントロ
ーラ1402で制御したデータが送出される変倍回路
(画像変倍手段)1403からの信号ライン1454と
データのやり取りを行う機能と、タイミング信号生成回
路1409の制御の下で信号ライン1454の2値のビ
デオ入力データをAメモリ1405乃至Dメモリ140
8のいずれかに記憶する機能と、Aメモリ1405乃至
Dメモリ1408のいずれかからメモリ内容を読み出し
て信号ライン1452に出力する機能との5つの機能を
有している。
【0077】Aメモリ1405乃至Dメモリ1408
は、それぞれ2メガバイト(Mbytes)の容量を有
し、400dpiの解像度でJIS規格A4相当の画像
情報を記憶する。タイミング信号生成回路1409は、
コネクタ1400と信号ライン1459で接続されてお
り、コア部1213からの制御信号により起動され、次
の2つの機能を達成するためのタイミング信号を生成す
る。その1つ目は、コア部1213からの画像信号をA
メモリ1405乃至Dメモリ1408のいずれか1つの
メモリまたは2つのメモリに記憶する機能であり、2つ
目は、Aメモリ1405乃至Dメモリ1408のいずれ
か1つのメモリからデータを読み出して信号ライン14
52に伝送する機能である。
【0078】デュアルポートメモリ1410は、信号ラ
イン1461を介してコア部1213のCPUと、ま
た、信号ライン1462を介してファックス部1206
のCPU1412と接続されている。そして、各々のC
PUは、デュアルポートメモリ1410を介してコマン
ドのやり取りを行う。SCSIコントローラ1413
は、図12のファックス部1206に接続されているハ
ードディスク1212とのインタフェースを行う。この
ハードディスク1212は、ファックス送信時や、ファ
ックス受信時のデータ等を蓄積する。コーデック141
1は、Aメモリ1405乃至Dメモリ1408のいずれ
かに記憶されているイメージ情報を読み出し、MH、M
R、MMR方式の所望の方式で符号化を行った後、Aメ
モリ1405乃至Dメモリ1408のいずれかに符号化
情報として記憶する。また、コーデック1411は、A
メモリ1405乃至Dメモリ1408に記憶されている
符号化情報を読み出し、MH、MR、MMR方式の所望
の方式で復号化を行った後、Aメモリ1405乃至Dメ
モリ1408のいずれかに復号化情報、即ちイメージ情
報として記憶する。
【0079】モデム(MODEM)1414は、コーデ
ック1411またはSCSIコントローラ1413に接
続されているハードディスク1212からの符号化情報
を電話回線1214(図12参照)上に伝送するために
変調する機能と、通信手段としてのNCU(回線制御装
置)1415から送られてきた情報を復調して符号化情
報に変換し、コーデック1411またはSCSIコント
ローラ1413に接続されているハードディスク121
2に符号化情報を転送する機能とを有している。NCU
1415は、電話回線1214と直接接続され、電話局
等に設置されている交換器と所定の手順により情報のや
り取りを行う。
【0080】次に、ファックス送信の一例を説明する。
図12のリーダー部1202からの2値化画像信号は、
図14のコネクタ1400より入力され、信号ライン1
453を通り、メモリコントローラ1404に達する。
そして、この信号は、メモリコントローラ1404によ
ってメモリに記憶される。このメモリに記憶されるタイ
ミングは、リーダー部1202からの信号ライン145
9のタイミング信号に基づいてタイミング信号生成回路
1409で生成されたタイミング信号によって決定され
る。
【0081】また、CPU1412は、メモリコントロ
ーラ1404のAメモリ1405及びBメモリ1406
をコーデック1411のバスラインである信号ライン1
463に接続しており、コーデック1411は、Aメモ
リ1405からイメージ情報を読み出し、MR法により
符号化を行った符号化情報をBメモリ1406に書き込
む。そして、A4サイズのイメージ情報をコーデック1
411が符号化すると、CPU1412は、メモリコン
トローラ1404のBメモリ1406をCPUバスであ
る信号ライン1462に接続する。CPU1412は、
その符号化された情報をBメモリ1406から順次読み
出し、モデム1414に転送する。このモデム1414
は、符号化された情報を変調し、そのファックス情報を
NCU1415を介して電話回線1214上に送信す
る。
【0082】次に、ファックス受信の一例を説明する。
電話回線1214から送られてきた情報は、NCU14
15に入力され、このNCU1415により所定の手順
で電話回線1214に出力される。このNCU1415
からの情報は、モデム1414に入力されて復調され
る。CPU1412は、信号ライン1462を介してモ
デム1414からの情報をCメモリ1407に記憶す
る。そして、1画面の情報がCメモリ1407に記憶さ
れるとCPU1412は、メモリコントローラ1404
を制御することにより、Cメモリ1407のデータバス
である信号ライン1457をコーデック1411からの
信号ライン1463に接続する。
【0083】コーデック1411は、Cメモリ1407
の符号化情報を順次読み出して符号化情報、即ちイメー
ジ情報としてDメモリ1408に記憶する。CPU14
12は、デュアルポートメモリ1410を介してコア部
1213のCPU1303と通信を行い、Dメモリ14
08からコア部1213を通してプリンタ部1203で
画像をプリント出力するための設定を行う。この設定が
終了すると、CPU1412は、タイミング信号生成回
路1409を起動して、信号ライン1460から所定の
タイミング信号をメモリコントローラ1404に出力す
る。このメモリコントローラ1404は、タイミング信
号生成回路1409からのタイミング信号に同期してD
メモリ1408からイメージ情報を読み出し、信号ライ
ン1452に伝送し、コネクタ1400に出力する。こ
のコネクタ1400からプリンタ部1203への制御
は、上述した通りである。
【0084】図15は、操作部の一例を示す平面図であ
り、同図において、1501、1502、1503は機
能の選択キーである。また、1505は自動的に機能を
選択するオート(AUTO)キー、1506、1507
はモード選択カーソルキー、1508は決定キー、15
10は表示部、1509はスタートキーである。
【0085】ここで、自動選択モードをオートにして原
稿給送機構の自動機能モードを選択する。次に、原稿給
送機構にコピー機能を割り当てて、原稿給送機構にファ
ックス機能を割り当てる。そして、選択キー1506,
1507でカーソルを表示部1510内のDF1、DF
2に移動し、DF1で選択キー1501、DF2で選択
キー1503の機能を割り当て、決定キー1508で機
能を決定する。次に、この操作部において割り当てられ
た機能を記憶し、原稿を検出すると、自動的に割り当て
られた機能に装置が切り替わる。この時、原稿給送機能
に原稿を載置して選択すれば、ファックス機能が選択さ
れる。
【0086】図16は、ファックスモードの時の操作部
の表示部1510の画面の表示例を示す図、図17は、
同じくファックスモードの時の操作部の表示部1510
の画面の表示例を示す図であり、同図においてファック
ス番号を入力してスタートキー1509を押下すればフ
ァックス通信が開始される。また、図18は、コピーモ
ードの時の操作部の表示部1510の画面の表示例を示
す図である。
【0087】次に、原稿画像を分割し、各々の分割画像
を拡大して連写する手法に付いて、図19乃至図24に
基づいて説明する。図19は、拡大連写時の制御手順を
示すフローチャートである。同図のステップS1901
で原稿台上に載置された原稿のサイズを検知し、該検知
した原稿サイズを所定のRAMに記憶する。続いてステ
ップS1902では、前記ステップS1901で得た原
稿サイズと、予め設定されている倍率及び転写紙のサイ
ズより、原稿画像の分割数並びに原稿上での分割する相
対座標の位置を求める。
【0088】図20は、分割方法の一例を示す図であ
り、同図(a)は原稿を示し、(b)は分割されて転写
紙に出力される画像を示している。分割する相対座標
は、原点を0とすると、図20(b)において、分割さ
れた転写紙の左上の座標(0,0)、(0,1)…
(0,n)、(1,0)、(1,1)…(1,n)…
(n,n)が、図20(a)における原稿上での位置に
変換される。即ち、図20(b)での座標値を設定して
いる倍率で割った値が所定のRAMに図21に示すよう
に設定される。ここで設定されたデータテーブルが拡大
連写時の出力順になる。
【0089】再び図19に戻って、前記ステップS19
02に続いてステップS1903では、レイアウト出力
モードが設定されているかをチェックする。ここで、レ
イアウト出力モードが設定されていれば、ステップS1
904に進んで前記ステップS1902において設定さ
れた図21の座標データに基づいてレイアウト出力す
る。図22は、この展開した様子を示す図である。
【0090】以下、その展開手順を説明する。尚、デー
タ展開用のメモリは、A4サイズ画像の場合、Y方向に
4752番地、X方向に3360行の構成になっている
ものとする。まず、(0,0)、(0,1)、(0,
2)…(0,n)の座標のX方向のラインを対応するデ
ータ展開用メモリに展開する。次に、(1,0)、
(1,1)、(1,2)…(1,n)の座標のライン、
(2,0)、(2,1)、…(2,n)の座標のライ
ン、(n,0)、(n,1)、…(n,n)の座標のラ
インを順にデータ展開用メモリに展開する。次に、X方
向のラインと同様にY方向のラインを順にデータ展開用
メモリに展開する。続いて、図21に示す座標データに
従い、拡大連写時の出力順の番号を求め、その番号に対
応するフォントROMからデータを読み出し、データ展
開用メモリの対応する座標データの所定位置に展開す
る。この展開後、レイアウトデータは、画像記録部に所
定のタイミングに合わせて送出され、転写紙積載部であ
るカセットより搬送された転写紙にレイアウト画像が転
写され出力される。
【0091】以上の処理が終了した後に、図19のステ
ップS1905の処理を行う。このステップS1905
では、前記ステップS1902において設定された分割
数のコピーが終了したか否かを判断し、分割数のコピー
が終了した場合は本処理動作を終了し、分割数のコピー
が終了していない場合はステップS1906に進む。こ
のステップS1906では、前記ステップS1902に
おいて設定された図21の座標データに基づいて、原稿
画像を画像読取部で読取り、画像処理部で設定されてい
る変倍率で変倍し、更に、RAMの所定領域に格納され
た座標データにより画像の移動処理を施された画像デー
タを、画像記録部で予め設定されている前記カセットよ
り搬送された転写紙に転写する。この処理の終了後、再
び前記ステップS1905へ戻り、該ステップS190
5以降の処理を繰り返して実行する。そして、前記ステ
ップS1906の処理を画像の分割回数分だけ行い、原
稿の拡大画像を複数の転写紙に分割して転写し、画像を
形成することができる。また、前記ステップS1903
においてレイアウト出力モードが設定されていない場合
は、前記ステップS1904をスキップして前記ステッ
プS1905に進むものである。
【0092】図23は、上述した分割方法を実施した場
合の説明図である。同図において、原稿の枚数は9枚で
あり、これを上述した縮小レイアウトプロセスによって
4枚の原稿を1枚にしてメモリに縮小した(4in1)
例が(a)である。また、9枚の原稿を1枚にしてメモ
リに縮小した例(9in1)が(b)である。ここで、
(a)において、「4in1」を行った場合、9枚の原
稿では3枚分の余白部分が生じる。これは、(c)の電
話回線を用いたファックス送信によって(a)のような
原稿で送信されるため、受信側でも(a)の原稿と同じ
状態でメモリ受信される。この時、送信側から受信側へ
回線が接続された時に、原稿のモード情報と送信原稿枚
数のトータル枚数情報とを送信することによって、受信
側で受信原稿の構成を判別し、(a)の例のような余白
部分を含む縮小レイアウトモード原稿の場合には、余白
部を出力しないように制御し、元の原稿枚数で、縮小レ
イアウトモード原稿を元の原稿サイズに戻すための最適
な拡大連写モードによって、(f)の出力を得る。ま
た、拡大連写モードを指定しない場合は、(d)、
(e)のように縮小レイアウト出力を得ることができ
る。
【0093】これらは、送信側及び受信側が各々独立し
て設定可能なモードを持っている。例えば、送信側の画
像形成装置の送信モードとして、「4in1」モード
や、「9in1」モードを選択しておけば、その選択し
たモードで送信を開始し、受信側でオートファックス拡
大連写モードを選択しておけば、受信原稿のモードにあ
った変倍率で変倍し、送信原稿と同サイズの出力を得る
ことができる。また、受信側の設定をノーマル状態にし
ておけば、受信した原稿を、そのままの状態で出力する
ことができる。
【0094】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を説明する。本実施例は、上述した第1実施例におい
て、ファックス送信のために予め原稿をメモリ上に蓄積
した後で、その蓄積された原稿枚数と縮小レイアウトモ
ードから送信に最適な縮小レイアウトモードを選択し、
原稿編集用の画像メモリ内で再度編集し、送信原稿モー
ドを自動選択する。また、受信側もファックス受信デー
タに対しては、常に自動出力モードに設定する自動出力
モード設定手段を持つことによって、送信されてきた原
稿の元の枚数と縮小レイアウトモードから、それに対応
した拡大連写モードを自動的に選択して出力することに
よって、第1実施例と同様の効果を奏することが可能で
ある。
【0095】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像形成装
置によれば、複数枚の原稿を送信する際、その複数枚の
原稿を1枚の原稿に合成して、送信原稿の枚数を実質的
に削減するので、送信原稿枚数が多い場合でも、送信料
金を安くできると共に、送信時間を短くできるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る画像形成装置の縦断
側面図である。
【図2】同画像形成装置における制御構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】同画像形成装置における操作部の構成を示す平
面図である。
【図4】同画像形成装置の画像メモリにおける画像デー
タの記憶方法及び読み出し方法を説明するための図であ
る。
【図5】同画像形成装置における縮小レイアウトモード
設定時の表示画面の表示例を示す図である。
【図6】同画像形成装置における縮小レイアウト時のコ
ピー処理の制御手順を示すフローチャートである。
【図7】同画像形成装置における変倍率の設定制御手順
を示すフローチャートである。
【図8】同画像形成装置における縮小レイアウトが2レ
イアウトの場合の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】同画像形成装置における縮小レイアウトが4レ
イアウトの場合の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】同画像形成装置における縮小レイアウト時の
メモリへの書き込み方法を説明するための図である。
【図11】同画像形成装置における縮小レイアウト時の
原稿配置位置を説明するための図である。
【図12】同画像形成装置と、該画像形成装置に接続さ
れる外部装置との関係を示す全体構成図である。
【図13】同画像形成装置におけるコア部の構成を示す
ブロック図である。
【図14】同画像形成装置におけるファックス部の構成
を示すブロック図である。
【図15】同画像形成装置における操作部の構成を示す
ブロック図である。
【図16】同画像形成装置におけるファックスモード時
の表示画面の表示例を示す図である。
【図17】同画像形成装置におけるファックスモード時
の表示画面の表示例を示す図である。
【図18】同画像形成装置におけるコピーモード時の表
示画面の表示例を示す図である。
【図19】同画像形成装置における拡大連写時の制御手
順を示すフローチャートである。
【図20】同画像形成装置における原稿の分割方法を説
明するための図である。
【図21】同画像形成装置におけるRAMに格納された
データテーブルを示す図である。
【図22】同画像形成装置においてメモリ展開した分割
レイアウトの展開図である。
【図23】同画像形成装置において縮小レイアウトプロ
セスにより複数枚の原稿を1枚にしてメモリに縮小格納
した場合を示す図である。
【図24】従来の画像形成装置における原稿配置位置を
示す図である。
【符号の説明】
21 画像読取部(画像入力手段) 24 画像記録部(画像記録手段、分割画像記録手段、
画像変倍手段、画像移動手段) 25 画像メモリ(画像記憶手段) 26 CPU回路部(記録媒体サイズ検出手段、原稿サ
イズ検出手段、第1及び第2の回転手段、モード指定手
段、書き込み位置変更手段、モード伝達手段、変倍率設
定手段、領域分割手段、文字データ発生手段、線データ
発生手段、白紙出力防止手段)
フロントページの続き (72)発明者 遅澤 憲良 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 西方 彰信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 嘉彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中山 智文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 勇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田代 浩彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 黄 松強 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体のサイズを検出する記録媒体サ
    イズ検出手段と、原稿のサイズを検出する原稿サイズ検
    出手段と、原稿画像を画像信号として入力する画像入力
    手段と、該画像入力手段により入力された複数の画像信
    号を記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段に画像信
    号を記憶させる時に該画像信号を回転させる第1の回転
    手段と、前記画像記憶手段に記憶された画像信号を読み
    出す画像読み出し手段と、該画像読み出し手段により画
    像信号を読み出す時に該画像信号を回転する第2の回転
    手段と、前記画像読み出し手段により読み出された複数
    の画像信号を前記記録媒体に記録する画像記録手段と、
    複数枚の原稿の画像を1つの記録媒体に記録する画像記
    録モードを指定するモード指定手段と、前記画像記憶手
    段に書き込む原稿の位置を変更する書き込み位置変更手
    段と、前記画像記憶手段に書き込まれた画像データを送
    受信可能とする通信手段と、該通信手段により通信中の
    画像データの画像記録モードを伝達するモード伝達手段
    と、画像情報を変倍するための変倍率を設定する変倍率
    設定手段と、該変倍率設定手段により設定された変倍率
    で画像情報を変倍する画像変倍手段と、該画像変倍手段
    により変倍された画像情報を前記記録媒体に記録する時
    に該画像情報を移動する画像移動手段と、前記画像デー
    タの画像記録モードから該画像データを複数の領域に分
    割する領域分割手段と、該領域分割手段により分割され
    た画像情報を複数の記録媒体に記録する分割画像記録手
    段と、所定の文字データを発生して記録媒体の所定位置
    に展開する文字データ発生手段と、所定の線データを発
    生して記録媒体の所定位置に展開する線データ発生手段
    とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記書き込み位置変更手段は、原稿の向
    きに応じて書き込み位置を変更することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記書き込み位置変更手段は、前記モー
    ド指定手段により指定されたモードの種類に応じて書き
    込み位置を変更することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記分割画像記録手段は、読取り原稿の
    読み取った順番を分割状況情報として合成して出力する
    分割状況付加手段を有していることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記通信手段により画像データを送信時
    の読取り原稿枚数と読取りモードとの関係から白紙部を
    検出して、受信側で白紙部を出力しないようにする白紙
    出力防止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体のサイズを検出する記録媒体サ
    イズ検出手段と、原稿のサイズを指定する原稿サイズ指
    定手段と、原稿画像を画像信号として入力する画像入力
    手段と、該画像入力手段により入力された複数の画像信
    号を記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段に画像信
    号を記憶させる時に該画像信号を回転させる第1の回転
    手段と、前記画像記憶手段に記憶された画像信号を読み
    出す画像読み出し手段と、該画像読み出し手段により画
    像信号を読み出す時に該画像信号を回転する第2の回転
    手段と、前記画像読み出し手段により読み出された複数
    の画像信号を前記記録媒体に記録する画像記録手段と、
    複数枚の原稿の画像を1つの記録媒体に記録する画像記
    録モードを指定するモード指定手段と、前記画像記憶手
    段に書き込む原稿の位置を変更する書き込み位置変更手
    段と、前記画像記憶手段に書き込まれた画像データを送
    受信可能とする通信手段と、該通信手段により通信中の
    画像データの画像記録モードを伝達するモード伝達手段
    と、画像情報を変倍するための変倍率を設定する変倍率
    設定手段と、該変倍率設定手段により設定された変倍率
    で画像情報を変倍する画像変倍手段と、該画像変倍手段
    により変倍された画像情報を前記記録媒体に記録する時
    に該画像情報を移動する画像移動手段と、前記画像デー
    タの画像記録モードから該画像データを複数の領域に分
    割する領域分割手段と、該領域分割手段により分割され
    た画像情報を複数の記録媒体に記録する分割画像記録手
    段と、所定の文字データを発生して記録媒体の所定位置
    に展開する文字データ発生手段と、所定の線データを発
    生して記録媒体の所定位置に展開する線データ発生手段
    とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記書き込み位置変更手段は、原稿の向
    きに応じて書き込み位置を変更することを特徴とする請
    求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記書き込み位置変更手段は、前記モー
    ド指定手段により指定されたモードの種類に応じて書き
    込み位置を変更することを特徴とする請求項6記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記分割画像記録手段は、読取り原稿の
    読み取った順番を分割状況情報として合成して出力する
    分割状況付加手段を有していることを特徴とする請求項
    6記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記通信手段により画像データを送信
    時の読取り原稿枚数と読取りモードとの関係から白紙部
    を検出して、受信側で白紙部を出力しないようにする白
    紙出力防止手段を設けたことを特徴とする請求項6記載
    の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004142420A (ja) * 2002-08-28 2004-05-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システムおよびその方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004142420A (ja) * 2002-08-28 2004-05-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システムおよびその方法
JP4587017B2 (ja) * 2002-08-28 2010-11-24 富士ゼロックス株式会社 画像形成システムおよびその方法

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