JPH08147313A - 画像記憶検索装置及び方法 - Google Patents

画像記憶検索装置及び方法

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JPH08147313A
JPH08147313A JP6283256A JP28325694A JPH08147313A JP H08147313 A JPH08147313 A JP H08147313A JP 6283256 A JP6283256 A JP 6283256A JP 28325694 A JP28325694 A JP 28325694A JP H08147313 A JPH08147313 A JP H08147313A
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JP6283256A
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Inventor
Minoru Hashimoto
実 橋本
Taku Sugiura
卓 杉浦
Hidenori Ozaki
英礼 尾崎
Taketo Utsunomiya
健人 宇都宮
Makoto Kikukawa
眞 菊川
Kunio Yoshihara
邦男 吉原
Keiji Inaba
恵司 稲葉
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マークシートを用いて保存画像の記録条件を
指定可能とし、使用者が原稿の種類によって記録条件を
統一できる画像記憶検索装置を提供する。 【構成】 記憶媒体に原稿を記憶させるときに、原稿の
読取に先立って、記録条件を指示するための情報を記入
する欄を有するマークシートを読取り、読取った画像信
号に基づいて上記指示情報が記入された記録条件情報欄
を検出し、検出した記録情報欄に対応する記録条件を設
定し、当該設定条件にしたがって続く読取情報を記録す
る。そして、記憶媒体に記憶された記録情報を前記記録
条件に従って検索出力可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像情報を読み取って記
憶手段に記憶させ、記憶画像情報を検索可能な画像記憶
検索装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、膨大な文書を保存、管理するため
文書ファイリング装置を使用するオフィスが増えてい
る。従来のこのような文書ファイリング装置は、例え
ば、文書情報にその内容を表すインデックスをつけ、そ
のインデックスによって文書管理がなされている。
【0003】そして、これらの文書情報の検索・記憶を
より容易にするために、検索・記憶についての情報を有
するマークシートを使用した文書画像ファイリング装置
が考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、書類を読み込
む際の記録条件などを設定する必要があったため使用者
に煩わしさを感じさせるという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、上述した課
題を解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、
原稿画像を読み取り対応する電気信号に変換する画像読
取り手段と、前記画像読取り手段で読み取った画像情報
を記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に前記画
像読取り手段で読み取った複数の画像を記憶させる画像
記憶制御手段と、前記画像記憶手段に記憶された複数の
画像情中の所望の画像情報を検索して読み出し、再び画
像として出力する画像検索出力手段とを備えることを特
徴とする。
【0006】そして例えば、前記画像記憶制御手段は、
画像記憶手段に画像情報を記憶させるときに画像の記憶
条件を選択可能とすることを特徴とする。そして、又例
えば、前記画像読取り手段は、前記画像の記憶条件を指
示するための指示情報を記入する記入欄を有するシート
を読み取り出力可能とし、前記画像記憶制御手段は、前
記画像読取り手段よりの前記画像の記憶条件を指示する
ための指示情報を記入する記入欄を有するシートよりの
読取り画像信号に基づいて前記指示情報が記入された記
憶条件情報欄を検出する検出手段と、前記検出手段によ
り検出された記憶条件情報欄ヘの指示情報に対応する記
憶条件によって画像保存方法を選択する選択手段とを含
むことを特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成において、マークシートを用いて保
存画像の記録条件を指定できるので、使用者は原稿の種
類によって記録条件を統一できる。またマークシートに
よって記録条件を設定できるので、文書読取時の操作を
簡単化することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。 [第1実施例]図1は本発明に係る一実施例画像形成シ
ステムの構成を表わすブロック図である。
【0009】図1において、1は原稿を読取り対応する
電気信号に変換して画像データとして出力する画像入力
装置(以下「リーダ部」と称する。)、2は複数種類の
記録紙カセットを有し、プリント命令により画像データ
を記録紙上に可視像として出力する画像出力装置(以下
「プリンタ」と称する。)、3はリーダ部1と電気的に
接続された外部装置であり、後述する各種の機能を有す
る。
【0010】外部装置3には、ファクシミリ通信制御を
行うファクス部4、各種ファイル管理を行い、外部記憶
装置6を制御するファイル部5、ファイル部5と接続さ
れている外部記憶装置6、コンピュータと接続するため
のコンピュータインターフェース部7、コンピュータか
らの情報を可視像とするためのフォーマッタ部8、リー
ダ部1からの情報を蓄積したり、コンピュータから送ら
れてきた情報を一時的に蓄積するためのイメージメモリ
部9、及び上記各機能を制御するコア部10等を備えて
いる。
【0011】以下、以上の各構成1〜9の詳細を順に説
明する。 (リーダ部1の説明)図2は、リーダ部1およびプリン
タ部2の構成を示す断面図であり、以下、図2を参照し
てリーダ部1の構成および動作について説明する。原稿
給送装置101上に積載された原稿は、自動給紙装置に
より1枚づつ順次原稿台102上に搬送される。原稿が
原稿台102上に搬送されると、スキャナ部のランプ1
03が点灯、かつスキャナ・ユニット104が移動して
原稿を照射して走査する。原稿の反射光は、ミラー10
5,106,107を順次介してレンズ108を通過、
その後不図示のカラーフィルタを介してCCDイメージ
・センサ部109(以下「CCD」と称する。)に入力
される。
【0012】図3は、上述したリーダ部1における信号
処理構成を示す回路ブロック図である。以下、図3を参
照してリーダ部1の信号処理部分の構成および動作につ
いて説明する。CCD109に入力された画像情報は、
ここで光電変換されR,G,Bの各色毎の電気信号に変
換される。CCD109からのカラー情報を、次の増幅
器110R,110G,110BでA/D変換器111
の入力信号レベルに合わせて増幅する。A/D変換器1
11からの出力信号は、シェーディング回路112に入
力され、ここでランプ103の配光ムラや、CCDの感
度ムラが補正される。
【0013】シェーディング回路112からの信号は、
Y信号生成・色検出回路113及び外部1/F切り換え
回路119に入力される。Y信号生成・色検出回路11
3は、シェーディング回路112からの信号を下記の式
で演算を行い、Y信号を得る。
【0014】
【数1】Y=0.3R+0.6G+0.1B さらにY信号生成・色検出回路113は、R,G,Bの
信号から7つの色に分離し各色に対する信号を出力する
色検出回路を有する。Y信号生成・色検出回路113か
らの出力信号は、変倍・リピート回路114に入力され
る。スキャナユニット104の走査スピードにより副走
査方向の変倍を、変倍回路・リピート回路114により
主走査方向の変倍を行なう。また変倍・リピート回路1
14により複数の同一画像を出力することが可能であ
る。
【0015】輪郭・エッジ強調回路115は、変倍・リ
ピート回路11からの信号の高周波成分を強調すること
によりエッジ強調及び輪郭情報を得る。輪郭・エッジ強
調回路115からの信号は、マーカエリア判定・輪郭生
成回路116とパターン化・太らせ・マスキング・トリ
ミング回路117に入力される。マーカエリア判定・輪
郭生成回路116は、原稿上の指定された色のマーカペ
ンで書かれた部分を読み取りマーカの輪郭情報を生成
し、つぎのパターン化・太らせ・マスキング・トリミン
グ回路117でこの輪郭情報から太らせやマスキングや
トリミングを行う。また、パターン化・太らせ・マスキ
ング・トリミング回路117は、Y信号生成・色検出回
路113からの色検出信号によりパターン化処理も行
う。
【0016】パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117からの出力信号は、レーザドライバ回路
118に入力され、各種処理された信号をレーザを駆動
するための信号に変換する。レーザドライバ118の出
力信号は、プリンタ2に入力され、可視像として画像形
成が行われる。次に、図3における外部装置3とのイン
タフェースを行う外部I/F切り換え回路119につい
て説明する。
【0017】外部I/F切り換え回路119は、リーダ
部1から画像情報を外部装置3に出力する場合には、パ
ターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117
からの画像情報をコネクタ120に出力する。また、外
部装置3からの画像情報をリーダ部1に入力する場合に
は、外部切り替え回路119は、コネクタ120からの
画像情報をY信号生成・色検出回路113に入力する。
また、エリア生成回路121は、CPU122によって
設定された値により上記画像処理に必要な各種のタイミ
ング信号を生成する。
【0018】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行われる。さらにCPU122は、内蔵されてい
る通信機能を用いて外部装置3との通信を行うことがで
きる。SUB・CPU123は、操作部124の制御を
行うと共にSUB・CPU123に内蔵されている通信
機能を用いて外部装置3との通信を行う。 (プリンタ部2の説明)図2のリーダ部1およびプリン
タ部2の構成を示す断面図を参照してプリンタ部2の構
成および動作について説明する。
【0019】プリンタ部2に入力された信号は、露光制
御部201にて入力画像信号に対応した光信号に変換さ
れ、この光信号は感光体202を照射する。照射光によ
って感光体202上に作られた潜像は現像器203によ
って現像される。上記現像とタイミングを併せて非転写
紙積載部204、もしくは205より転写紙が搬送さ
れ、転写部206において、上記現像された像が転写さ
れる。転写された像は定着部207にて非転写紙に定着
された後、排紙部208より装置外部に排出される。排
紙部208から出力された転写紙は、ソータ220でソ
ート機能が働いている場合には、各ビンに、またはソー
ト機能が働いていない場合には、ソータの最上位のビン
に排出される。これら一連の電子写真方式による画像形
成プロセスについては公知であるため詳細説明を要略す
る。
【0020】(外部装置3の説明)外部装置3はリーダ
1とケーブルを介して接続されている。外部装置3内に
は、ファクシミリ送受信を行うファクス部4、各種原稿
情報を電気信号に変換し保存するファイル部5、コンピ
ュータからのコード情報をイメージ情報に展開するフォ
ーマッタ部8、コンピュータとのインターフェースを行
うコンピュータ・インターフェース部7、リーダ部1か
らの情報を蓄積したり、コンピュータから送られてきた
情報を一時的に蓄積するためのイメージメモリ部9、及
び上記各機能を制御するコア部10からなる。このコア
部10で外部装置3の各種信号の制御や各機能の制御を
行う。
【0021】以下、図4に示すブロック図を参照しなが
ら外部装置3のコア部10の構成および動作について説
明する。 (コア部10の説明)図4は、上述のコア部10の詳細
構成を示すブロック図である。コア部10のコネクタ1
001は、リーダ部1のコネクタ120とケーブルで接
続される。コネクタ1001には、4種類の信号が内蔵
されている。第1の信号線1057は8ビット多値のビ
デオ信号である。第2の信号線1055は、ビデオ信号
を制御する制御信号である。第3の信号1051は、リ
ーダ1内のCPU122と通信を行うための信号線であ
る。第4の信号線1052は、リーダ1内のSUB・C
PU123と通信を行うための信号線である。
【0022】信号線1051と信号線1052は、通信
IC1002で通信プロトコル処理され、CPUバス1
053を介してCPU1003に通信情報を伝送する。
信号線1057は、双方向のビデオ信号ラインであり、
リーダ部1からの情報をコア部10で受け取ることや、
コア部10からの情報をリーダ部1に出力することが可
能である。信号線1057は、バッファ1010に接続
され、ここで双方向信号から片方向の信号線1058及
び信号線1070に分離される。
【0023】信号線1058は、リーダ部1からの8ビ
ット多値のビデオ信号であり、次段のLUT1011に
入力される。LUT1011では、リーダ部1からの画
像情報をルックアップテーブルにより所望する値に変換
する。LUT1011からの出力信号1059は2値化
回路1012または、セレクタ1013に入力される。
【0024】2値化回路1012には、多値の信号線1
059を固定のスライスレベルで2値化する単純2値化
機能、スライスレベルが注目画素の回りの画素の値から
変動する変動スライスレベルによる2値化機能、及び誤
差拡散法による2値化機能を有する。2値化回路101
2で2値化された情報は“0”の時(00)H、“1”
の時(FF)の多値信号に変換され、次段のセレクタ1
013に入力される。セレクタ1013は、LUT10
11からの信号か、または2値化回路1012の出力信
号のいずれかを選択して出力する。
【0025】セレクタ1013からの出力信号は、信号
線1060を介してセレクタ1014に入力される。セ
レクタ1014は、ファクス部4、ファイル部5、コン
ピュータインターフェース部7、フォーマッタ部8、イ
メージメモリ部9からの出力ビデオ信号をそれぞれコネ
クタ1005,1006,1007,1008,100
9を介してコア部10に入力した信号1064か、ある
いはセレクタ1013の出力信号かのいずれかの信号を
CPU1003の指示により選択出力する。
【0026】セレクタ1014の出力信号1061は、
回転回路1015とセレクタ1016に入力される。回
転回路1015は入力した画像信号を+90度,−90
度,+180度に回転する機能を有する。回転回路10
15は、リーダ部1から出力された情報を2値化回路1
012で2値信号に変換した後、回転回路1015にリ
ーダ部1からの情報として記憶する。
【0027】次に、CPU1003からの指示により回
転回路1015は、記憶した情報を回転して読み出す。
セレクタ1016は、回転回路1015の出力信号千1
062と、回転回路1015よりの入力信号1061と
のいずれかを選択し、信号線1063としてファクス部
4とのコネクタ1005、ファイル部5とのコネクタ1
006、コンピュータインターフェース部とのコネクタ
1007、フォーマッタ部8とのコネクタ1008、イ
メージメモリ部とのコネクタ1009とセレクタ101
7に出力する。
【0028】信号線1063はコア部10からファクス
部4、ファイル部5、コンピュータインターフェース部
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9へ画像情報
の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバスであ
る。信号線1064は、ファクス部4、ファイル部5、
コンピュータインターフェース部7、フォーマッタ部
8、イメージメモリ部9から画像情報の転送を行う同期
式8ビットの片方向ビデオバスである。
【0029】上記の信号線1063と信号線1064の
同期式バスの制御を行っているのがビデオ制御回路10
04であり、ビデオ制御回路1004からの出力信号1
056によって制御を行う。コネクタ1005〜コネク
タ1009には、ほかに信号線1054がそれぞれ接続
される。信号線1054は、双方向の16ビットCPU
バスであり、非同期式によるデータ・コマンドのやり取
りを行う。ファクス部4、ファイル部5、コンピュータ
インターフェース部7、フォーマッタ部8、イメージメ
モリ部9とコア部10との情報の転送には、上記の2つ
のビデオバス1063,1064とCPUバス1054
によって可能である。
【0030】ファクス部4、ファイル部5、コンピュー
タインターフェース部7、フォーマッタ部8、イメージ
メモリ部9からの信号線1064は、セレクタ1014
とセレクタ1017に入力される。セレクタ1016
は、CPU1003の指示により信号1064を次段の
回転回路1015に入力する。セレクタ1017は、信
号1063と信号1064のいずれかの信号をCPU1
003の指示により選択出力する。セレクタ1017の
出力信号1065は、パターンマッチング1018とセ
レクタ1019、セレクタ1021に入力される。パタ
ーンマッチング1018は、入力信号1065を予め決
められたパターンとパターンマッチングを行い、パター
ンが一致した場合、予め決められた多値の信号を信号ラ
イン1066に出力する。パターンマッチングで一致し
なかった場合は、入力信号1065を信号1066に出
力する。
【0031】セレクタ1019は、信号1065と信号
1066のいずれかの信号をCPU1003の指示によ
り選択出力する。セレクタ1019の出力信号1067
は、次段のLUT1020に入力される。LUT102
0は、プリンタ部2に画像情報を出力する際にプリンタ
の特性に合わせて入力信号1067を変換する。セレク
タ1021は、LUT1020よりの出力信号1068
とセレクタ1017よりの信号1065のいずれかの信
号をCPU1003の指示により選択出力する。セレク
タ1021の出力信号は次段の拡大回路1022に入力
される。拡大回路1022は、CPU1003からの指
示によりX方向、Y方向独立に拡大倍率を設定すること
が可能である。本実施例の拡大回路1022による拡大
方法は、1次の線形補間方法である。
【0032】拡大回路1022の出力信号1070は、
バッファ1010に入力される。バッファ1010に入
力された信号1070は、CPU1003の指示により
双方向信号1057となりコネクタ1001を介してプ
リンタ部2に送られプリントアウトされる。 (ファイル部5との情報の授受におけるコア部10の動
作)まずコア部10よりファイル部5に情報を出力する
場合について説明する。
【0033】CPU1003は、通信IC1002を介
してリーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿スキ
ャン命令を出力する。リーダ部1は、この原稿スキャン
命令を受け取ると原稿のスキャニングを開始し、原稿を
スキャナユニット104がスキャンすることにより画像
情報を読み取り、読み取った画像情報をコネクタ120
に出力する。
【0034】リーダ部1と外部装置3はケーブルで接続
されており、リーダ部1からの読み取り画像情報はコア
部10のコネクタ1001に入力される。コネクタ10
01に入力された画像情報は、バッファ1010によっ
て片方向の信号1058となる。多値8ビットの信号で
ある信号1058はLUT1011によって所望する信
号に変換される。LUT1011の出力信号1059
は、セレクタ1013、セレクタ1014、セレクタ1
016を介してコネクタ1006に入力される。
【0035】即ち、2値化回路1012および回転回路
1015の機能を用いずに8ビット多値のままファイル
部5に転送する。CPU1003のCPUバス1054
を介してファイル部5との通信により2値化信号のファ
イリングを行う場合には、2値化回路1012、回転回
路1015の機能を使用する。2値化処理および回転処
理は、 発明者の方に、・・・・「上記したファックスの場合と
同様なため略す。」・・・との記載がありますが、ファ
ックス部についての説明がありませんので説明の追加を
御願い致します。 次に、コア部10がファイル部5からの情報を受け取る
場合について説明する。
【0036】ファイル部5からの画像情報は、コネクタ
1006を介して信号1064としてセレクタ1014
かセレクタ1017に入力される。8ビット多値のファ
イリングの場合はセレクタ1017へ、2値のファイリ
ングの場合には、セレクタ1014または、セレクタ1
017に入力することが可能である。多値のファイリン
グの場合には、セレクタ1017からの出力信号106
5をセレクタ1019を介してLUT1020に入力す
る。LUT1020では、所望するプリント濃度に合わ
せてCPU1003の指示によりルックアップテーブル
を作成する。LUT1020からの出力信号1068
は、セレクタ1021を介して拡大回路1022に入力
される。拡大回路1022によって所望する拡大率に拡
大された8ビット多値信号1070は、バッファ101
0、コネクタ1001を介してリーダ部1に送られる。
リーダ部1に送られたファイル部の情報は、 発明者の方に、・・・・「上記したファクスと同様に、
プリンタ部2に出力され出力用紙上に画像形成が行われ
る。」・・・との記載がありますが、ファックス部につ
いての説明がありませんので説明の追加を御願い致しま
す。 2値のファイリングの場合は、 発明者の方に、・・・・「ファックスの場合と同様な処
理のため説明を略す。」・・・との記載がありますが、
ファックス部についての説明がありませんので説明の追
加を御願い致します。 2値の画像信号のセレクタ1017に入力した信号をパ
ターンマッチング1018に入力する。パターンマッチ
ング1018は、ファイル部5から受け取った画像のエ
ッジのギザギザを滑らかにする機能を有する。パターン
マッチングされた信号は、セレクタ1019を介してL
UT1020に入力される。LUT1020は、ファイ
ル部5から受け取った画像をプリンタ部2に所望する濃
度で出力するための濃度変換を行う。種々の濃度変換が
必要となるため、LUT1020のテーブルはCPU1
003で変更可能となっている。
【0037】LUT1020の出力信号1068は、セ
レクタ1021を介して拡大回路1022に入力され
る。拡大回路1022では、2つの値(00H,FF
H)で表される8ビット信号に対して、1次の線形補間
法による拡大処理を行う。拡大回路1022からの8ビ
ット信号は、バッファ1010とコネクタ1001を介
してリーダ部1に送られる。
【0038】(ファイル部5の説明)図5は、ファイル
部5の詳細構成を示すブロック図であり、図5を用いて
本実施例のファイル部5の構成と動作を以下に説明す
る。ファイル部5は、コネクタ500を介してコア部1
0と接続され、各種信号のやり取りを行う。多値入力信
号551は、まず圧縮回路503に入力され、ここで多
値画像情報から圧縮情報に変換され出力信号552とし
てメモリコントローラ510に出力される。圧縮回路5
03よりの出力信号552は、メモリコントローラ51
0の制御下でメモリA506、メモリB507、メモリ
C508、メモリD509のいずれか、または2組のメ
モリカスケード接続したものに記憶される。
【0039】メモリコントローラ510は、CPU51
6の指示に従って、メモリA506、メモリB507、
メモリC508、メモリD509とCPUバス560と
データのやり取りを行う第1のモードと、符号化・復号
化を行うCODEC517のCODECバス570とデ
ータのやり取りを行う第2のモードと、メモリA50
6、メモリB507、メモリC508、メモリD509
の内容をDMAコントローラ518の制御によって変倍
回路511からのバス562とデータのやり取りを行う
第3のモードと、タイミング生成回路514の制御下で
信号563をメモリA506〜メモリD509のいずれ
かに記憶する第4のモードと、メモリA506〜メモリ
D509のいずれかからメモリ内容を読み出し信号ライ
ン558に出力する第5のモードの5つの動作モードで
動作する機能を有する。
【0040】メモリA506、メモリB507、メモリ
C508、メモリD509は、それぞれ2Mバイトの容
量を有し、400dpiの解像度でA4相当の画像を記
憶可能である。タイミング生成回路514は、コネクタ
500と信号ライン553で接続されており、コア部1
0からの制御信号(HSYNC,HEN,VSYNC,
VEN)により起動され、下記の2つの機能を達成する
ための信号を生成する。
【0041】1つめの機能は、コア部10からの情報を
メモリA506〜メモリD509のいずれか1つのメモ
リ、または2つのメモリに記憶する機能、2つめの機能
は、メモリA506〜メモリD509のいずれか1つか
ら画像情報を読み出し信号ライン556に伝送する機能
である。デュアルポートメモリ515は、信号ライン5
54を介してコア部10のCPU1003、信号ライン
560を介してファイル部5のCPU516と接続され
ている。各々のCPUは、このデュアルポートメモリ5
15を介してコマンドのやり取りを行う。
【0042】SCSIコントローラ519は、図1に示
す様にファイル部5に接続されている外部記憶装置6と
のインターフェースを行う。本実施例においては、外部
記憶装置6としては、具体的には光磁気ディスクで構成
され、画像情報などのデータの蓄積を行う。CODEC
517は、メモリA506〜メモリD509いずれかに
記憶されているイメージ情報を読み出しMH,MR,M
MR方法うち所望する符号化方法で符号化を行った後、
メモリA506〜メモリD509いずれかに符号化情報
として記憶する。また、メモリA506〜メモリD50
9に記憶されている符号化情報を読み出しMH,MR,
MMRのうちの先に符号化された方法に対応する方法で
復号化を行った後、メモリA506〜メモリD509の
いずれかに復号化情報すなわちイメージ情報として記憶
する。
【0043】以上の構成において、外部記憶装置6にフ
ァイル情報の蓄積する一実施例を説明する。リーダ部1
からの8ビット多値画像信号は、コネクタ500より入
力され信号ライン551を通り圧縮回路503に入力さ
れる。信号551は、圧縮回路503に入力され、ここ
で圧縮情報552に変換される。圧縮情報552は、メ
モリコントローラ510に入力される。メモリコントロ
ーラ510は、コア部10からの信号553によってタ
イミング生成回路559で生成されるタイミング信号5
59に従って、圧縮信号552をメモリA506に記憶
する。
【0044】CPU516は、メモリコントローラ51
0のメモリA506及びメモリB507をCODEC5
17のバスライン570に接続する。CODEC517
は、メモリA506から圧縮された情報を読み出し、例
えばMR法により符号化を行い、符号化情報をメモリB
507に書き込む。CODEC517が符号化を終了す
ると、CPU516は、メモリコントローラ510のメ
モリB507をCPUバス560に接続する。CPU5
16は、符号化された情報をメモリB507より順次読
み出しSCSIコントローラ519に転送する。SCS
Iコントローラ519は、符号化された情報572を外
部記憶装置6に記憶する。
【0045】次に、外部記憶装置6から情報を取り出し
プリンタ部2に出力する一実施例を説明する。情報の検
索・プリントのコマンドを受け取ると、その符号化情報
をメモリC508に転送する。このときメモリコントロ
ーラ510は、CPU516の指示によりCPUバス5
60をメモリC508のバス566に接続する。メモリ
C508への符号化情報の転送が終了すると、CPU5
16は、メモリコントローラ510を制御することによ
り、メモリC508とメモリD509をCODEC51
7のバス570に接続する。
【0046】CODEC517は、メモリC508から
符号化情報を読み取り、順次復号化した後メモリD50
9に転送する。プリンタ部2に出力する際に拡大・縮小
などの変倍が必要な場合には、メモリD509を変倍回
路511のバス562に接続し、DMAコントローラ5
18の制御下でメモリD509の内容を変倍する。CP
U516は、デュアルポートメモリ515を介してコア
部10のCPU1003と通信を行い、メモリD509
からコア部10を通りプリンタ部2に画像をプリンと出
力するための設定を行う。
【0047】設定が終了すると、CPU516は、タイ
ミング生成回路514に起動をかけ、ここで生成された
所定のタイミング信号を信号ライン559を介してメモ
リコントローラ510に出力する。メモリコントローラ
510は、タイミング生成回路514からの信号に同期
してメモリD509から復号化情報を読み出し、信号ラ
イン556に伝送する。信号ライン556は伸長回路5
04に接続されており、復号化情報は伸長回路504に
送られ、ここで復号化情報を伸長する。伸長回路504
よりの出力信号555は、コネクタ500を介してコア
部10に出力される。コネクタ500からプリンタ部2
に出力するまでは、コア部10で説明したので説明を略
す。
【0048】次に本実施例の特徴的な処理であるマーク
シートによるインデックス情報の新規登録処理、及び文
書画像の記憶処理について述べる。以下の処理の用いら
れる本実施例におけるマークシートの例を図6に示す。
図6において、1101はファイル部5に接続されてい
る外部記憶装置6に挿入されている記憶媒体に記憶され
ている画像を識別するための情報であり、記憶媒体に記
憶されている文書画像情報を分類するためのキーワード
のような役割を果たす見出し欄(インデックスセル)の
1つである。1102は見出し欄(インデックスセル)
1101を選択するためのチェック欄であり操作者は鉛
筆等でこれを塗りつぶすことにより、所望の見出し欄を
選択する。
【0049】1103は画像を記憶するモードを選択す
るためのチェック欄、1104は画像を検索するための
チェック欄、1105はインデックスセルの登録をする
モードを選択するためのチェック欄、1106は登録す
るインデックスセルの画像を描画する領域、1107は
マークシートであることを示し、かつマークシートの位
置ずれを検出し、補正するための印、1108は画像を
読込時の記録条件をノーマルに設定するためのチェック
欄、1109は画像を読込時の記録条件をファインに設
定するためのチェック欄、1110は画像を読込時の記
録条件をウルトラファインに設定するためのチェック欄
である。
【0050】以上の構成を備える本実施例のマークシー
トを作成する処理を図7のフローチャートを参照して以
下に説明する。図6に示すマークシートを作成する場
合、まずリーダ部1の操作部124によりマークシート
出力モードを設定する。これにより処理は図7に移行
し、まずステツプ1において、ファイル部5の外部記憶
装置6に記憶媒体が挿入されているか否かを判断する。
ここでファイル部5の外部記憶装置6に記憶媒体が挿入
されていなければステツプ2に進み、リーダ部1の操作
部124の表示器に記憶媒体の挿入要求を表示する。そ
して当該処理を終了してそれまで実行していた処理にリ
ターンする。
【0051】一方、ステップ2でファイル部5の外部記
憶装置6に記憶媒体が挿入されている場合にはステツプ
3に進み、記憶媒体の所定の領域に記憶されているイン
デックスセル情報を読み出す。そして続くステツプ4で
CPU516の指示により不図示のROMからマークシ
ートのフォーマット、即ち、所望のインデックスセルを
選択するためのチェック欄1102、記録、検索、イン
デックスセルの登録の実行を選択するためのチェック欄
1103,1104,1105、登録するインデックス
セルの画像を描画する領域1106、マークシート判別
用で原稿の位置ズレを補正するための印1107を有す
るマークシートのフォーマットを読み出す。そして読み
出したマークシートのフォーマットをメモリA506〜
D509のいずれかにビットマップで展開する。そして
更にステツプ4で、メモリ上に展開したマークシートの
データに、ステツプ3で読み出したインデックスセル情
報を加える。
【0052】そしてこれを続くステツプ5で、前述した
方法でプリンタ部2へ転送する。これにより、図6に示
す如くのマークシートがプリンタ部2より出力される。
続いて、マークシートを使用してインデックスセルの登
録する場合、さらに登録したインデックスセルを利用し
て同時に文書画像を記録する場合、あるいは検索する場
合について図8、図9を用いて説明する。
【0053】記録媒体へインデックスセルの記録を行う
場合には、上述したン図に示す処理で印刷出力したマ
ークシートのインデックスセルの登録を行うモードを選
択するためのチェック欄1105にチェックのための
印、インデックスセルの描画領域1106にインデック
スセルの画像を記入し、そして所望する未登録のインデ
ックスセルのチェック欄にチェックのための印を記入し
リーダ部1から読み込ませる。
【0054】さらにそのインデックスセルを使用して同
時に記録媒体へ画像の記録を行う場合には、マークシー
トの記録のチェック欄1103にチェックのための印を
記入し、そして所望する登録済みのインデックスセルの
チェック欄にチェックのための印を記入し、記録する文
書をマークシートと共にリーダ部1から読み込ませる。
【0055】検索する場合にはマークシートの検索のチ
ェック欄1104にチェックのための印を記入し、そし
て所望する登録済みのインデックスセルのチェック欄に
チェックのための印を記入し、記録する文書をマークシ
ートと共にリーダ部1から読み込ませる。以上の各処理
の詳細を以下具体的に説明する。まずステツプ11で原
稿が給送装置101にセットされたか否か判定する。そ
して、原稿が給送装置101にセットされていなければ
ステツプ12に進み、原稿セット要求表示を行う。そし
て当該処理を終了してリターンする。
【0056】一方、ステツプ11で給送装置101に原
稿がセットされていればステツプ13に進み、最初の読
み込み原稿をプラテン102上へ給送し、原稿を読取
る。続いてステツプ14でリーダ部1から読み込んだ原
稿の画像情報をファイル部5に送り、メモリA506〜
メモリD509いずれかに格納(記憶)する。続いてス
テツプ15で、CPU516はメモリA506〜メモリ
D509のいずれかに格納された画像情報が、マークシ
ートの画像であるか否かを判断する。この判断は、マー
クシート判定用の印1107の有無で行う。
【0057】ステツプ15の判断でリーダ部1から読み
込んだ原稿がマークシートでないときはステツプ16に
進み、既にマークシートが読み込まれているかどうかを
判断する。マークシートが読み込まれていなければ処理
を終了してリターンする。一方、ステツプ16で既にマ
ークシートが読み込まれている場合にはステツプ17に
進み、読み込まれたマークシートで設定されているイン
デックス情報に対応させて画像を記憶媒体に記憶する。
そしてステツプ11に戻り、次の原稿読み取り処理を行
う。
【0058】一方、ステツプ15の判断でリーダ部1か
ら読み込んだ画像がマークシートであればステツプ18
に進み、補正用印により発生している位置ズレを補正
し、チェック欄を読取る。即ち、リーダ部1のプラテン
上での載置位置ズレ(上下左右のズレ、回転)、マーク
シート用紙の伸縮等の原因により、読み取ったマークシ
ートの画像は、メモリA506〜メモリD509のいず
れかに格納されたフォーマットに対して位置ズレが生じ
ている。そこでステツプ18で位置ズレ補正用の印11
07を用いてフォーマットと比較することでこれらのズ
レを補正し、チェック欄を読取るようにしている。
【0059】そして続くステツプ19でマークシートの
インデックス登録の項目1105にチェックされている
か否かを判断する。インデックス登録の項目1105に
チェックされていない時には図9に示すステツプ23に
進む。一方、インデックス登録の項目1105にチェッ
クされている場合(インデックス登録モードである場
合)にはステツプ20に進み、未登録のインデックスセ
ルが1つだけチェックされているか否かを判断する。未
登録のインデックスセルが1つだけチェックされていな
い場合には、正しい登録を要求する表示を行ない、本処
理を終了してリターンする。
【0060】ステツプ20で未登録のインデックスが1
つだけチェックされている場合にはステツプ22に進
み、そのチェックされているインデックスセルに、イン
デックスセルの画像を描画する領域1106の画像を、
インデックスセル情報として外部記憶装置6に挿入され
ている記憶媒体に登録する。そしてインデックス登録の
終了後、図9に示すステツプ23に進む。
【0061】ステツプ23では、マークシートの記録の
項目1103にチェックされているか否かを判断する。
マークシートの記録の項目にチェックがされている場合
にはステツプ24に進み、選択されたインデックスセル
をインデックス情報として設定して図8のステツプ11
に戻り、引き続き読み込まれる原稿を、選択されたイン
デックスセルの分類に従い、外部記憶装置6に記録する
処理を行う。
【0062】一方、ステツプ23でマークシートの記録
の項目にチェックがされていなければステツプ25に進
み、マークシートの検索の項目1104にチェックされ
ているか否かを判断する。マークシートの検索の項目1
104にチェックされていない場合にはマークシートの
記入ミスであるため処理を行わずにリターンする。一
方、ステップ25でマークシートの検索の項目1104
にチェックされていればステツプ26に進み、選択され
ているインデックスセルに対応する文書画像を記憶媒体
から検索し、該当する文書を検索して検索結果をリスト
表示する。そして処理を終了してリターンする。
【0063】次に、本実施例の主要部分であるマークシ
ートによる画像の記録条件の設定について述べる。図1
0はマークシートによる記録条件を設定可能な複数枚の
原稿画像の保存の流れを示したフローチャートである。
ステツプS1001でまず各種設定の初期値を行う。続
いてステツプS1002で原稿読込みを開始するスター
トキー入力を待つ。入力があった場合にはステツプS1
003に進み、原稿給送装置101に載置された原稿の
うちの一番下の原稿を原稿台102に搬送して画像を読
込む。そしてステツプS1004で読込んだ原稿がマー
クシートであるかどうか、そして得られた情報が有効で
あるかどうかを判断する。ここで、有効な情報が得られ
なかった場合にはステツプS1002に戻り、再び上記
処理をやり直す。
【0064】一方、ステップS1004で有効な情報が
得られた場合(マークシートの認識ができた場合)には
ステップS1005に進む。そしてステツプS1005
において得られた情報を元に記録条件を設定する。次に
ステツプS1006において保存すべき原稿を読み取
り、ステツプS1007において外部記憶装置6に保存
する。次にステツプS1008において原稿給送装置1
01にまだ未読込み原稿が存在しているか否かを判断す
る。次の原稿が残っている場合にはステツプS1006
に戻り、再び次の原稿の読取及び画像の保存を繰り返
す。
【0065】ステップS1008で未読込み原稿が存在
しない場合にはステツプS1002に戻り、次のスター
トキーの入力による上記処理の実行を待つ。以上説明し
たように本実施例によれば、マークシートを用いて保存
画像の記録条件を指定できるので、使用者は原稿の種類
によって記録条件を統一できる。またマークシートによ
って記録条件を設定できるので、文書読取時の操作を簡
単化することができる。
【0066】[第2実施例]上述した第1実施例におけ
る図10のフローチャートにおいては、読取原稿がマー
クシートでない場合には再びスタートキーの入力待ち処
理に移行し、操作者にマークシートの載置を求めたが、
本発明は以上の例に限定されるものではなく、マークシ
ートを読み込むまで原稿読取を続けても良い。これによ
り、マークシートの前に操作者用のメモなどをいれてお
くことが可能となる。
【0067】なお、第2実施例においては、上述した図
10に示す処理が図11に示す処理となるのみで他の構
成及び動作は上述した第1実施例と同様である。このた
め、以下においては図11のマークシートによる記録条
件を設定可能な複数枚の原稿画像の保存の流れを説明す
る。図11は第2実施例におけるマークシートによる記
録条件を設定可能な複数枚の原稿画像の保存の流れを示
したフローチャートである。ステツプS1101でまず
各種設定の初期化を行う。続いてステツプS1102で
原稿読込みを開始するスタートキー入力を待ち、入力が
あった場合にはステツプS1103に進み、原稿給送装
置101に置かれた原稿の一番下の原稿を原稿台102
に搬送して画像を読込む。そしてステツプS1104で
読み込んだ画像がマークシートであるかどうかを判断す
る。マークシートではないと判断されたときは、記録条
件が初期条件のままステツプS1107に移行する。
【0068】一方、ステツプS1104で読み込んだ画
像がマークシートであると判断された場合にはステツプ
S1105に進み、画像を解析した結果得られた情報が
有効であるかどうかを判断する。有効な情報が得られな
かった場合にはステツプS1103に戻り再びマークシ
ートの読込みをやり直す。一方、ステツプS1105で
有効な情報が得られた場合にはステツプS1106に進
み、得られた情報を元に記録条件を設定してステツプS
1107に移行する。
【0069】ステツプS1107においては、保存すべ
き原稿を読取り、続くステツプS1108において読み
取った原稿を外部記憶装置6に保存する。そしてステツ
プS1109において原稿給送装置101にまだ未読込
み原稿が存在するか否かを判断する。原稿給送装置10
1にまだ未読込み原稿が存在した場合にはステツプS1
107に戻り、再び原稿の読取及び画像の保存を繰り返
す。
【0070】一方、ステツプS1109で原稿給送装置
101に未読込み原稿が存在しない場合にはステツプS
1102に戻り、次のスタートキーの入力による上記処
理の実行を待つ。以上ッ説明したように第2実施例によ
れば、上述した第1の実施例の作用効果に加え、マーク
シートの前に操作者用のメモなどをいれておくことが可
能となり、更に操作性が向上する。
【0071】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
ークシートを用いて保存画像の記録条件を指定できるの
で、使用者は原稿の種類によって記録条件を統一でき
る。またマークシートによって記録条件を設定できるの
で、文書読取時の操作が簡単化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の概略構成を示すロック
図である。
【図2】図1に示すリーダ部及びプリンタ部の構造を示
す図である。
【図3】本実施例のリーダ部内の画像処理部のブロック
図である。
【図4】図1に示すコア部の詳細ブロック図である。
【図5】図1に示すファイル部の詳細ブロック図であ
る。
【図6】本実施例で用いるマークシートの例を示す図で
ある。
【図7】本実施例におけるマークシート出力モードの動
作を示すフローチャートである。
【図8】本実施例におけるマークシートを用いてインデ
ックスセルの登録、文書画像の記録、検索を行う場合の
フローチャートである。
【図9】本実施例におけるマークシートを用いてインデ
ックスセルの登録、文書画像の記録、検索を行う場合の
フローチャートである。
【図10】本実施例におけるマークシートによる記録条
件を設定可能な複数枚の原稿画像の保存の流れを示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明に係る第2実施例におけるマークシー
トによる記録条件を設定可能な複数枚の原稿画像の保存
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像入力装置(リーダ部) 2 画像出力装置(プリンタ) 3 外部装置 4 ファクス部 5 ファイル部 6 外部記憶装置 7 コンピュータインターフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 101 原稿給送装置 102 原稿台 104 スキャナ・ユニット 109 CCDイメージ・センサ部(CCD) 111 A/D変換器 112 シェーディング回路 113 Y信号生成・色検出回路 114 変倍・リピート回路 115 輪郭・エッジ強調回路 116 マーカエリア判定・輪郭生成回路 117 パターン化・太らせ・マスキング・トリミン
グ回路 118 レーザドライバ回路 119 外部1/F切り換え回路 201 露光制御部 202 感光体 206 転写部 207 定着部 208 排紙部 220 ソータ 1002 通信IC 1003 CPU 1004 ビデオ制御回路 1011,1020 LUT 1012 2値化回路 1013,1014、1016,1017,1019,
1021 セレクタ 1015 回転回路 1018 パターンマッチング 1022 拡大回路 503 圧縮回路 504 伸長回路 506〜509 メモリ 510 メモリコントローラ 511 変倍回路 514 タイミング生成回路 515 デュアルポートメモリ 516 CPU 517 CODEC 518 DMAコントローラ 519 SCSIコントローラ
フロントページの続き (72)発明者 宇都宮 健人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 菊川 眞 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉原 邦男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 稲葉 恵司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取り対応する電気信号に
    変換する画像読取り手段と、 前記画像読取り手段で読み取った画像情報を記憶する画
    像記憶手段と、 前記画像記憶手段に前記画像読取り手段で読み取った複
    数の画像を記憶させる画像記憶制御手段と、 前記画像記憶手段に記憶された複数の画像情中の所望の
    画像情報を検索して読み出し、再び画像として出力する
    画像検索出力手段とを備えることを特徴とする画像記憶
    検索装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像記憶検索装置におい
    て、 前記画像記憶制御手段は、画像記憶手段に画像情報を記
    憶させるときに画像の記憶条件を選択可能とすることを
    特徴とする画像記憶検索装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像記憶検索装置におい
    て、 前記画像読取り手段は、前記画像の記憶条件を指示する
    ための指示情報を記入する記入欄を有するシートを読み
    取り出力可能とし、 前記画像記憶制御手段は、前記画像読取り手段よりの前
    記画像の記憶条件を指示するための指示情報を記入する
    記入欄を有するシートよりの読取り画像信号に基づいて
    前記指示情報が記入された記憶条件情報欄を検出する検
    出手段と、前記検出手段により検出された記憶条件情報
    欄ヘの指示情報に対応する記憶条件によって画像保存方
    法を選択する選択手段とを含むことを特徴とする画像記
    憶検索装置。
  4. 【請求項4】 記憶媒体に原稿を記憶させるときに、原
    稿の読取に先立って、記録条件を指示するための情報を
    記入する欄を有するマークシートを読取り、読取った画
    像信号に基づいて上記指示情報が記入された記録条件情
    報欄を検出し、検出した記録情報欄に対応する記録条件
    を設定し、当該設定条件にしたがって続く読取情報を記
    録することを特徴とする画像記憶検索方法。
  5. 【請求項5】 前記記憶媒体に記憶された記録情報を前
    記記録条件に従って検索出力可能とすることを特徴とす
    る請求項4記載の画像記憶検索方法。
JP6283256A 1994-11-17 1994-11-17 画像記憶検索装置及び方法 Withdrawn JPH08147313A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7035463B1 (en) 1999-03-01 2006-04-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Document image processor, method for extracting document title, and method for imparting document tag information

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7035463B1 (en) 1999-03-01 2006-04-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Document image processor, method for extracting document title, and method for imparting document tag information

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