JPH07123227A - 画像処理方法および装置 - Google Patents

画像処理方法および装置

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JPH07123227A
JPH07123227A JP5263303A JP26330393A JPH07123227A JP H07123227 A JPH07123227 A JP H07123227A JP 5263303 A JP5263303 A JP 5263303A JP 26330393 A JP26330393 A JP 26330393A JP H07123227 A JPH07123227 A JP H07123227A
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JP
Japan
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image
unit
signal
cpu
memory
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Withdrawn
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JP5263303A
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Inventor
Taketo Utsunomiya
健人 宇都宮
Kunio Yoshihara
邦男 吉原
Makoto Kikukawa
眞 菊川
Hiroshi Omura
宏志 大村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤動作などにより、オペレータの意に反する
画像が出力された場合は、プリンタ機能部に装備された
出力カウンタのカウントアップを禁止する画像処理方法
および装置を提供する。 【構成】 ゲート1101は画像信号の有効領域を検出
し、検出された有効領域において、カウンタ1105は
画像信号が黒から白へ変化する変化点を計数し、カウン
タ1106は画像信号が白から黒へ変化する変化点を計
数する。CPU112は、カウンタ1105の計数値とカ
ウンタ1106の計数値の何れか一方だけが0の場合、
異常画像だと判断して、プリンタ機能部の出力カウント
を禁止する信号を出力する。 【効果】 正常な出力枚数をカウントさせることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理方法および装置
に関し、例えば、プリンタ機能,ファクシミリ機能およ
び電子ファイル機能などを合わせもった複合機能装置な
どの画像処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ機能,ファクシミリ機能
および電子ファイル機能などを合わせもった複合機能装
置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、次のような問題点があった。すなわち、従来
の複合機能装置において、その誤動作などにより、オペ
レータの意に反する画像が出力された場合でも、プリン
タ機能部に装備された出力カウンタはカウントアップさ
れてしまう欠点があり、正常な出力枚数をカウントでき
ないことがあった。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決することを目的としたもので、前記の課題を解決す
る一手段として、以下の構成を備える。すなわち、画像
信号の有効領域を検出する検出行程と、前記検出行程で
検出された有効領域において前記画像信号が第1の所定
値から第2の所定値に変化する変化点を計数して第1の
計数値を出力する第1の計数行程と、前記検出行程で検
出された有効領域において前記画像信号が前記第2の所
定値から前記第1の所定値に変化する変化点を計数して
第2の計数値を出力する第2の計数行程と、前記第1の
計数値と前記第2の計数値とに応じて前記画像信号から
画像を形成し出力する手段の出力カウントを禁止するカ
ウント禁止信号を出力する信号出力行程とを備えた画像
処理方法にする。
【0005】また、画像信号の有効領域を検出する検出
手段と、前記検出手段によって検出された有効領域にお
いて前記画像信号が第1の所定値から第2の所定値に変
化する変化点を計数して第1の計数値を出力する第1の
計数手段と、前記検出手段によって検出された有効領域
において前記画像信号が前記第2の所定値から前記第1
の所定値に変化する変化点を計数して第2の計数値を出
力する第2の計数手段と、前記第1の計数値と前記第2
の計数値とに応じて前記画像信号から画像を形成し出力
する手段の出力カウントを禁止するカウント禁止信号を
出力する信号出力手段とを備えた画像処理装置にする。
【0006】
【作用】以上の構成によれば、画像信号の有効領域にお
いて、該画像信号が第1の所定値から第2の所定値に変
化する変化点の計数値と、該第2の所定値から該第1の
所定値に変化する変化点の計数値とに応じて該画像信号
から画像を形成し出力する手段の出力カウントを禁止す
るカウント禁止信号を出力する画像処理方法および装置
を提供でき、例えば、誤動作などにより、オペレータの
意に反する画像が出力された場合は、プリンタ機能部に
装備された出力カウンタのカウントアップを禁止して、
正常な出力枚数をカウントさせることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理装
置を図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施例の
画像形成システムの構成例を示すブロック図である。同
図において、1はリーダ部で、原稿画像を画像データに
変換する画像入力装置である。
【0008】2はプリンタ部で、複数の記録紙カセット
を備えた画像出力装置であり、プリント命令によって、
画像データを記録紙上に可視像として出力する。3は機
能拡張部で、リーダ部1と電気的に接続された補助装置
であり、以下の機能を備えている。すなわち、4はファ
クシミリ部で、ハードディスク4aを備え、ファクシミ
リ送受信を行う。なお、4aはハードディスクに限ら
ず、充分な記憶容量を備えた記憶メディアであればよ
く、例えば光磁気ディスクなどであってもよい。
【0009】5はファイル部で、記憶部6を備え、各種
の画像情報などをファイルとして記憶する。7はコンピ
ュータインタフェイス部で、コンピュータやワークステ
ーションなどの外部機器11と接続される。8はフォー
マッタ部で、外部機器11からのコード情報などを展開
して可視像にする。
【0010】9はイメージメモリ部で、リーダ部1から
の画像情報や外部機器11から送られてきた画像情報を
一時的に蓄積する10はコア部で、上記の各機能を制御
し、上記の各機能とリーダ部1とを接続する。以下、各
部の機能などを詳細に説明する。
【0011】[リーダ部1]図2はリーダ部1およびプ
リンタ部2の構成例を示す概観図である。同図におい
て、原稿給送装置101上に積載された原稿は、一枚ず
つ順次原稿台ガラス102上に搬送される。原稿が搬送
されると、スキャナユニット104のランプ103が点
灯し、スキャナユニット104が移動して原稿を照射す
る。原稿からの反射光は、ミラー105,106,107
を経てレンズ108を通過して、CCDイメージセンサ
(以下「CCD」という)109へ入力される。
【0012】図3はリーダ部1の信号処理構成例を示す
ブロック図である。同図において、CCD109に入力さ
れた画像情報は、光電変換されて電気信号になる。11
0R,110G,110Bで増幅器で、CCD109から入力さ
れたアナログ信号を、A/D変換器111の入力信号レベ
ルに合わせて増幅する。
【0013】111はA/D変換器で、増幅器110R,1
10G,110Bから入力されたアナログ信号をディジタ
ル信号に変換する。112はシェーディング回路で、A/
D変換器111から信号を入力して、ランプ103の配
光むらや、CCD109の感度むらを補正する。シェーデ
ィング回路112から出力された信号は、Y信号生成・
色検出回路113へ入力される。
【0014】113はY信号生成・色検出回路で、シェ
ーディング回路112から入力された信号から次式によ
って輝度信号Yを生成し、さらに、シェーディング回路
112から入力された信号を七色に分離して各色の検出
信号を出力する。Y=0.3R+0.6G+0.1Bなお、以降の各回路
は、Y信号生成・色検出回路113から出力されたY信
号によって表される画像を処理する。
【0015】114は変倍・リピート回路で、Y信号生
成・色検出回路113から信号を入力して、画像を主走
査方向へ変倍する機能と、複数の同一画像を出力するリ
ピート機能とを実現する。なお、本実施例は、副走査方
向の変倍をスキャナユニット104の走査スピードによ
って実現する。115は輪郭検出・エッジ強調回路11
5は、変倍・リピート回路114から信号を入力して、
画像の輪郭を検出し、また、入力信号の高周波成分を強
調することによって画像のエッジを強調する。
【0016】116はマーカエリア判定・輪郭生成回路
で、輪郭検出・エッジ強調回路115から信号を入力し
て、原稿上に指定色のマーカペンなどで描かれた画像を
検出し、該マーカ画像の輪郭情報を生成する。117は
パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路で、
輪郭検出・エッジ強調回路115から信号を入力して、
マーカエリア判定・輪郭生成回路116から入力された
輪郭情報によって、画像に太らせ,マスキング,トリミ
ングなどの処理を施し、また、Y信号生成・色検出回路
113からの色検出信号によって、画像にパターン化処
理を施す。
【0017】118はレーザドライバで、パターン化・
太らせ・マスキング・トリミング回路117から入力さ
れた信号をレーザを駆動するための信号に変換する。レ
ーザドライバ118の出力信号は、プリンタ部2へ入力
されて画像が形成される。一方、119は外部I/F・切
替回路で、リーダ部1から機能拡張部3へ画像情報を出
力する場合は、パターン化・太らせ・マスキング・トリ
ミング回路117から出力された信号をコネクタ120
へ送る。また、機能拡張部3からリーダ部1へ画像情報
を入力する場合は、コネクタ120から入力された画像
情報をY信号生成・色検出回路113へ送る。
【0018】122はCPUで、上記の各画像処理を制御
し、内蔵された通信機能によって機能拡張部3と通信を
行う。121はエリア信号生成回路で、CPU122から
設定された値によって、上記の画像処理に必要な各種の
タイミング信号を生成する。123はサブCPUで、操作
部124を制御するとともに、内蔵された通信機能を用
いて機能拡張部3と通信を行う。
【0019】[プリンタ部2]図2において、プリンタ
部2に入力された画像信号は、露光制御部201で光信
号に変換されて感光体202を照射する。照射光によっ
て感光体202上に形成された潜像は、現像器203に
よって現像される。該現像とタイミングを合わせて、記
録紙積載部204または205から記録紙が搬送され、
転写部206において、感光体202上に形成された画
像が該記録紙へ転写される。
【0020】記録紙へ転写された画像は、定着部207
で定着された後、排紙部208から装置外部に排出され
る。排出された記録紙は、ソータ220のソート機能が
休止している場合は、ソータ220の最上位のビンに積
載される。次に、順次読込んだ画像を、一枚の記録紙の
両面に形成する場合について説明する。
【0021】定着部207を通った記録紙を、一度、排
紙部208まで搬送後、該記録紙の搬送方向を反転し
て、搬送方向切替部材209を介して、再給紙用の再積
載部210へ搬送する。次原稿が準備されると、上記プ
ロセスと同様にして原稿画像が読取られるが、記録紙は
再積載部210から給紙されるので、同一記録紙の二面
それぞれへ画像が形成される。
【0022】[機能拡張部3] ●コア部10 図4はコア部10の詳細な構成例を示すブロック図であ
る。同図において、コネクタ1001は、リーダ部1の
コネクタ120とケーブルで接続され、次の四種類の信
号を中継する。
【0023】 VDO: 多値ビデオ信号 CNTa: VDOの制御信号 COMa: リーダ部1のCPU122との通信信号 COMb: リーダ部1のサブCPU123との通信信号 なお、信号VDOは、リーダ部1からコア部10へ、ま
た、コア部10からリーダ部1へ、双方向に伝送され
る。
【0024】1002は通信回路で、入力された信号CO
Ma,COMbを、所定の通信プロトコルで処理した後、CPU1
003へ通信情報を伝達する。1010はバッファで、
信号VDOをその伝達方向に応じて分離する。1011は
ルックアップテーブルLUTで、バッファ1010から入
力された例えば8ビットの信号VDOを所望する値に変換
する。例えば、原稿の下地を飛ばすことなどが可能であ
る。
【0025】1012は二値化回路で、LUT1011か
ら入力された信号を、CPU1003の制御に応じた方法
で二値化する。二値化回路1012は、例えば、固定ス
ライスレベルで二値化する単純二値化、周辺画素の値に
よってスライスレベルが変動する変動スライスレベル二
値化、誤差拡散法による二値化などをサポートする。な
お、二値化回路1012は、例えば、二値化結果の
‘0’を00H、‘1’をFFHの8ビット信号で出力する。
【0026】1013はセレクタで、CPU1003の制
御によって、二値化回路1012から入力された信号
と、LUT1011から入力された信号との何れ一方を選
択する。1014はセレクタで、CPU1003の制御に
よって、セレクタ1013から入力した信号、または、
バス1064を介してインタフェイス部7などから入力
した信号の何れか一方を選択する。
【0027】1015は回転回路で、CPU1003の制
御によって、セレクタ1014から入力された信号の表
す画像に+90度,+180度の回転処理を施す。すなわち、
回転回路1015は、二値化回路1012から出力され
た画像情報を記憶して、次にCPU1003の制御によっ
て、記憶した画像情報を回転して読出す。1016はセ
レクタで、CPU1003の制御によって、回転回路10
15から入力された信号と、セレクタ1014から入力
された信号との何れか一方を選択する。
【0028】セレクタ1016から出力された信号は、
バス1063を通して、セレクタ1017およびコネク
タ1005〜1009へ送られる。バス1063は、コ
ア部10からファクシミリ部4,ファイル部5,インタ
フェイス部7,フォーマッタ部8,イメージメモリ部9
へ画像情報を転送する同期式の例えば8ビットの片方向
ビデオバスである。また、バス1064は、ファクシミ
リ部4,ファイル部5,インタフェイス部7,フォーマ
ッタ部8,イメージメモリ部9から画像情報を転送する
同期式の例えば8ビットの片方向ビデオバスである。
【0029】1004はビデオ制御回路で、バス106
3,1064の同期制御を行う。すなわち、バス106
3,1064は、ビデオ制御回路1004から出力され
て、コネクタ1005〜1009に供給される信号CNTb
によって同期制御される。なお、ビデオ制御回路100
4は、リーダ部1から信号VDOが入力される場合は信号C
NTaに応じた信号CNTbを出力し、また、リーダ部1へ信
号VDOを出力する場合は信号CNTbに応じた信号CNTaを出
力する。
【0030】また、バス1054は、例えば16ビットの
双方向CPUバスで、非同期式によってデータおよびコマ
ンドの通信を行う。すなわち、本実施例は、二つのビデ
オバス1063,1064とCPUバス1054によって、
コア部10と、ファクシミリ部4,ファイル部5,イン
タフェイス部7,フォーマッタ部8,イメージメモリ部
9との情報の転送を行う。
【0031】他方、1017はセレクタで、CPU100
3の制御によって、バス1063を通して入力された信
号と、バス1064を通して入力された信号との何れか
一方を選択する。1018はパターンマッチング回路
で、セレクタ1017から入力された画像情報と、予め
決められたパターンとのパターンマッチングを行って、
パターンが一致する場合は予め決められた多値信号を出
力し、また、パターンが不一致の場合は入力信号をその
まま出力する。例えば、この機能によって、パターンマ
ッチング回路1018は、ファクシミリ受信した画像の
がたつきを滑らかにする。
【0032】1019はセレクタで、CPU1003の制
御によって、パターンマッチング回路1018から入力
された信号と、セレクタ1017から入力された信号と
の何れか一方を選択する。1020はLUTで、プリンタ
部2の特性に合わせて、セレクタ1019から入力され
た信号を変換する。
【0033】1021はセレクタで、CPU1003の制
御によって、LUT1020から入力された信号と、セレ
クタ1017から入力された信号との何れか一方を選択
する。1022は拡大回路で、CPU1003の制御によ
って、セレクタ1021から入力された信号が表す画像
をX方向,Y方向それぞれ独立に拡大する。なお、拡大回
路1022は、例えば、一次の線形補間によって拡大処
理を行う。
【0034】拡大回路1022から出力された信号は、
バッファ1010,コネクタ1001を介して、信号VD
Oとしてリーダ部1へ送られる。 ●ファクシミリ部4の情報によるコア部10の動作 ファクシミリ部4へ情報を出力する場合、CPU1003
は、通信回路1002を介して、リーダ部1のCPU12
2と通信を行い原稿スキャン命令を出す。この命令に従
って、リーダ部1は、スキャナユニット104に原稿を
スキャンさせて、読取った画像情報をコネクタ120に
出力する。リーダ部1から出力された画像情報は、コア
部10のコネクタ1001を介して、多値信号VDOとし
てバッファ1010へ入力される。さらに、該画像情報
は、CPU1003がファクシミリ部4と通信した結果に
応じて、LUT1011,二値化回路1012,回転回路
1015で必要な処理が施された後、ビデオバス106
3およびコネクタ1005を介して、ファクシミリ部4
へ送られる。
【0035】次に、ファクシミリ部4から情報を受取る
場合は、ファクシミリ部4は受信画像を二つの値(例え
ば00H/FFH)をとる多値信号として出力する。該画像情報
は、コネクタ1005およびビデオバス1064を介し
て、セレクタ1014および1017へ入力される。該
画像を回転してプリンタ部2へ出力する場合、CPU10
03は、セレクタ1014には端子Bを、セレクタ10
16には端子Aを、セレクタ1017には端子Bを選択さ
せ、回転回路1015で回転された画像をパターンマッ
チング回路1018へ送る。また、受信画像をそのまま
プリンタ部2へ出力する場合、CPU1003は、セレク
タ1017に端子Aを選択させる。
【0036】その後、受信画像は、パターンマッチング
回路1018で画像のがたつきを滑らかにされ、LUT1
020で所望する濃度に変換され、拡大回路1022で
拡大処理された後、バッファ1010を介して信号VDO
としてリーダ部1へ送られる。リーダ部1へ送られた信
号VDOは、外部I/F・切替回路119によって、Y信号
生成・色検出回路113へ入力される。Y信号生成・色
検出回路113の出力は、前述したような処理を施され
た後、プリンタ部2へ送られて記録紙上に画像が形成さ
れる。
【0037】●ファイル部5の情報によるコア部10の
動作 ファイル部5へ情報を出力する場合、CPU1003は、
通信回路1002を介して、リーダ部1のCPU122と
通信を行い原稿スキャン命令を出す。この命令に従っ
て、リーダ部1は、スキャナユニット104に原稿をス
キャンさせて、読取った画像情報をコネクタ120に出
力する。リーダ部1から出力された画像情報は、コア部
10のコネクタ1001を介して、多値信号VDOとして
バッファ1010へ入力される。さらに、該画像情報
は、CPU1003がファクシミリ部4と通信した結果に
応じて、LUT1011で所望する信号に変換された後、
セレクタ1013,1014,1016、ビデオバス10
63およびコネクタ1006を介して、ファイル部5へ
送られる。つまり、通常は、二値化および回転処理を施
されないが、同処理が必要な場合は、前述したファクシ
ミリ部4へ情報を出力する場合と同様に、二値化回路1
012および回転回路1015で処理を施す。
【0038】次に、ファイル部5から情報を受取る場合
は、ファイル部5は画像情報を多値信号または二つの値
(例えば00H/FFH)をとる多値信号として出力する。該画
像情報は、コネクタ1006およびビデオバス1064
を介して、セレクタ1014および1017へ入力され
る。以下は、ファクシミリ部4から情報を受取る場合と
同一であり、その説明を省略する。
【0039】●インタフェイス部7の情報によるコア部
10の動作 インタフェイス部7は、複数のインタフェイス(SCSI,RS
232C,セントロニクス系など)を備え、機能拡張部3に接
続された外部機器4とのインタフェイスを行う。インタ
フェイス部7の各インタフェイスからの情報は、コネク
タ1007とCPUバス1054を介して、CPU1003へ
転送される。CPU1003は、送られてきた情報に基づ
いて、各種の制御を実行する。
【0040】●フォーマッタ部8の情報によるコア部1
0の動作 フォーマッタ部8は、PDLデータなどを画像データに
展開する。すなわち、CPU1003は、インタフェイス
部7から送られてきたデータが、フォーマッタ部8に関
するデータであると判断すると、コネクタ1008を介
して、該データをフォーマッタ部8へ転送する。フォー
マッタ部8は、転送されたデータを文字や図形などの画
像に展開する。
【0041】次に、フォーマッタ部8から画像情報を受
取って、記録紙上に画像形成を行う手順を説明する。フ
ォーマッタ部8からの画像情報は、バス1064を介し
て、二つの値(例えば00H/FFH)をとる多値信号として、
セレクタ1014とセレクタ1017へ入力される。
【0042】CPU1003は、該画像情報の表す画像を
回転して出力する場合、バス1064の画像情報を、セ
レクタ1014→回転回路1015→セレクタ1016
で回転処理して、バス1063を介してセレクタ101
7へ送る。CPU1003は、回転処理した画像情報を、
セレクタ1017→セレクタ1021によって、拡大回
路1022へ送る。
【0043】拡大回路1022は、入力された二つの値
(例えば00H/FFH)をとる多値信号を、一次の線形補間に
よって拡大処理する。拡大回路1022から出力された
多くの値をとる多値信号は、バッファ1010を介して
信号VDOとして、リーダ部1へ送られる。リーダ部1へ
送られた信号VDOは、外部I/F・切替回路119を介し
て、Y信号生成・色検出回路113に入力されて、前述
した処理を施された後、プリンタ部2によって記録紙上
に記録される。
【0044】●イメージメモリ部9の情報によるコア部
10の動作 まず、イメージメモリ部9へ情報を出力する場合につい
て説明する。CPU1003は、通信回路1002を介し
て、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿スキャ
ン命令を送る。リーダ部1は、該命令に応じて、原稿を
スキャンして、該原稿の画像情報を信号VDOとして、コ
ネクタ120へ出力する。
【0045】リーダ部1から出力された信号VDOは、コ
ア部10へ入力され、バッファ1010を介して、LUT
1011へ送られる。LUT1011の出力は、セレクタ
1013,1014,1016を介して、バス1063を
経てイメージメモリ部9へ転送される。CPU1003
は、イメージメモリ部9に記憶された画像情報を、CPU
バス1054を介して、インタフェイス部7へ転送す
る。
【0046】インタフェイス部7は、複数のインタフェ
イスの何れかによって、転送されてきた画像情報を外部
機器4へ転送する。次に、イメージメモリ部9からの情
報を受取る場合について説明する。画像情報がインタフ
ェイス部7を介して、外部機器4からコア部10に送ら
れてくる。CPU1003は、該画像情報がイメージメモ
リ部9に関するものであると判断した場合、該画像情報
を、CPUバス1054を介してイメージメモリ部9へ転
送する。
【0047】イメージメモリ部9は、記憶した画像情報
を、バス1064を介してセレクタ1014とセレクタ
1017へ転送する。セレクタ1014またはセレクタ
1017から出力された画像情報は、上述したように、
CPU1003の制御によって、必要に応じて画像処理が
施された後、リーダ部1を経てプリンタ部2へ送られ
て、記録紙上に画像が形成される。
【0048】[ファクシミリ部4]図5はファクシミリ
部4の詳細な構成例を示すブロック図である。同図にお
いて、412はCPUで、CPUバス462を介して、ファク
シミリ部4全体の制御を司る。400はコネクタで、コ
ア部10と接続されていて、各種信号のやり取りを行う
ためのものである。
【0049】405〜408はそれぞれ2Mバイトの容量
をもつメモリで、それぞれ解像度400dpi,A4相当の画像
を記憶することができる。404はメモリコントローラ
で、メモリ405〜408の何れか、または二組のメモ
リをカスケード接続したものへ、コア部10から入力さ
れた二値画像情報などを記憶させる。また、メモリコン
トローラ404は、CPU412の指示に応じて、次の五
つのモードを実行する。
【0050】第1のモードは、CPU412の指示によっ
て、メモリ405〜408とCPUバス462との間で、
データのやり取りを行うモードである。第2のモード
は、後述の符号化復号器(以下「CODEC」という)411
との間で、データのやり取りを行うモードである。第3
のモードは、DMAコントローラ402の制御によって、
メモリ405〜408の何れかから読出した記憶内容
を、後述の変倍回路403へ送るモードである。
【0051】第4のモードは、後述のタイミング生成回
路409の制御下で、変倍回路403からの二値画像情
報を、メモリ405〜408の何れかに記憶するモード
である。第5のモードは、メモリ405〜408の何れ
かから読出した記憶内容を、コネクタ400へ出力する
モードである。
【0052】403は変倍回路で、入力された画像デー
タに変倍処理を施す。例えば、変倍回路403は、受信
側のファクシミリ装置の解像度に合わせて、スキャナユ
ニットで読取った画像情報の解像度を変換する。409
はタイミング生成回路で、コネクタ400を介して入力
された信号VDOのビデオ制御信号(HSYNC,HEN,VSYNC,VEN)
により起動され、次の二つの機能を達成するためのタイ
ミング信号をメモリコントローラ404へ出力する。
【0053】第1の機能は、コア部10からの画像信号
をメモリ405〜408の何れか一つまたは二つへ記憶
するものである。第2の機能は、メモリ405〜408
の何れか一つからその記憶内容を読出して、コネクタ4
00へ出力するものである。410はデュアルポートメ
モリで、コネクタ400を介してコア部10のCPU10
03へ、CPUバス462を介してCPU412へ接続されて
いて、二つのCPUは、デュアルポートメモリ410を介
してコマンドのやり取りを行う。
【0054】413はSCSIコントローラで、ファクシミ
リ送信するデータや、ファクシミリ受信したデータなど
を蓄積するための、ファクシミリ部4に接続されたハー
ドディスク4aとのインタフェイスを行う。411はCO
DECで、メモリ405〜408の何れか一つからメモリ
コントローラ404によって読出されたイメージ情報
を、MH,MR,MMR方式の何れか所望の方式で符号化する。C
ODEC411が出力した符号情報は、メモリ405〜40
8の何れか一つへメモリコントローラ404によって記
憶させられる。また、CODEC411は、メモリ405〜
408の何れか一つからメモリコントローラ404によ
って読出された符号情報を復号する。CODEC411が復
号したイメージ情報は、メモリ405〜408の何れか
一つへメモリコントローラ404によって記憶させられ
る。
【0055】414は変復調器(以下「MODEM」とい
う)で、CODEC411からの符号情報に、またはSCSIコ
ントローラ413を介してハードディスク4aから送ら
れてきた符号情報に変調を施して、電話回線で伝送でき
る信号に変換する。また、MODEM414は、網制御ユニ
ット(以下「NCU」という)415からの信号を復調し
て得た符号情報を、CODEC411またはSCSIコントロー
ラ413へ転送する。なお、NCU415は、電話回線を
介して、電話局などに設置された交換機と、所定の手順
により情報のやり取りを行うものである。
【0056】次に、リーダ部1で読取った画像情報をフ
ァクシミリ部4で送信する際の動作を説明する。リーダ
部1から出力された二値画像信号は、コア部10および
コネクタ400を介してメモリコントローラ404に入
力され、メモリコントローラ404によって例えばメモ
リ405に記憶される。なお、該画像信号の記憶は、信
号VDOのビデオ制御信号に基づいてタイミング生成回路
409が生成したタイミング信号によって行われる。
【0057】続いて、CPU412はDMAコントローラ402
を制御して、メモリ405に記憶された画像信号の解像
度を、変倍回路403によってファクシミリ送信用の解
像度に変換させる。解像度変換された画像信号は例えば
メモリ406に格納される。続いて、CPU412は、メ
モリコントローラ404によって、例えばメモリ405
およびメモリ406をCODEC411に接続させる。CODEC
411は、メモリ406から画像情報を読出して例えば
MR法により符号化し、符号化結果はメモリ405に記憶
される。
【0058】CODEC411による符号化が終了すると、C
PU412は、メモリコントローラ404によって、メモ
リ405をCPUバス462に接続させ、メモリ405か
ら符号情報を順次読出してMODEM414に転送する。MOD
EM414は、入力された符号情報を変調し、NCU416
を介して電話回線へ送出する。次に、ファクシミリ部4
が受信した画像情報をリーダ部1へ送る際の動作を説明
する。
【0059】NCU415は、着呼すると所定の手順で電
話回線との接続を実行し、受信した情報をMODEM414
へ送る。MODEM414は該情報を復調してCPUバス462
へ出力する。CPU412は、メモリコントローラ404
によって、CPUバス462へ出力された情報を例えばメ
モリ407に記憶させる。一画面分の情報が記憶される
と、CPU412は、メモリコントローラ404によっ
て、メモリ407と例えばメモリ408をCODEC411
に接続する。CODEC411は、メモリ407の符号情報
を順次読出し復号し、復号結果の画像情報はメモリ40
8に記憶される。
【0060】CPU412は、デュアルポートメモリ41
0を介して、コア部10のCPU1003と通信を行い、
メモリ408からコア部10を介してリーダ部1へ画像
情報を転送するための設定を行う。設定が終了すると、
CPU412は、タイミング生成回路409を制御して、
所定のタイミング信号をメモリコントローラ404へ送
らせる。メモリコントローラ404は、該タイミング信
号に同期してメモリ408から画像情報を読出し、該画
像情報を信号VDOとしてコネクタ400を介してリーダ
部1へ送る。
【0061】リーダ部1へ入力された信号VDOは、外部I
/F・切替回路119によって、Y信号生成・色検出回
路113へ入力される。Y信号生成・色検出回路113
の出力は、前述したような処理を施された後、プリンタ
部2へ送られて記録紙上に画像が形成される。 [ファイル部5]図6はファイル部5の詳細な構成例を
示す図である。
【0062】同図において、516はCPUで、CPUバス5
60を介して、ファイル部5全体の制御を司る。500
はコネクタで、コア部10と接続されていて、各種信号
のやり取りを行うためのものである。503は圧縮回路
で、コネクタ500から入力された多値画像信号を圧縮
した後、後述のメモリコントローラ510へ送る。
【0063】504は伸長回路で、後述のメモリコント
ローラ510から出力された圧縮画像信号を伸長した
後、コネクタ500へ送る。圧縮回路503の出力は、
メモリコントローラ510の制御下で、メモリ506〜
509の何れかまたは二つのメモリをカスケード接続し
たものに記憶される。なお、メモリ506〜509は、
それぞれ2Mバイトの記憶容量を有し、400[dpi],A4相当
の画像を記憶する。
【0064】メモリコントローラ510は、CPU516
の指示に応じて、次の五つのモードを実行する。第1の
モードは、メモリ506〜509とCPUバス560との
間でデータのやり取りを行うモードである。第2のモー
ドは、メモリ506〜509とCODEC517との間でデ
ータのやり取りを行うモードである。
【0065】第3のモードは、DMAコントローラ518
の制御によって、メモリ506〜509の何れかから読
出した記憶内容を、後述の変倍回路511へ送るモード
である。第4のモードは、タイミング生成回路514の
制御下で、圧縮回路503の出力をメモリ506〜50
9の何れかに記憶するモードである。
【0066】第5のモードは、メモリ506〜509の
何れかからその記憶内容を読出して、伸長回路504へ
出力するモードである。タイミング生成回路514は、
コネクタ500を介してコア部10から入力される制御
信号(HSYNC,HEN,VSYNC,VEN)によって、次の二つの機能
を達成するためのタイミング信号を生成する。第1は、
コア部10から入力された情報をメモリ506〜509
の何れか一つまたは二つのに記憶する機能、第2は、メ
モリ506〜509の何れか一つから読出した情報を、
伸長回路504へ出力する機能である。
【0067】515はデュアルポートメモリで、CPU5
16とコア部10のCPU1003の間の通信を仲介す
る。519はSCSIコントローラで、ファイル部5に接続
された記憶部6とのインタフェイスを行う。記憶部6
は、例えば光磁気ディスクで構成され、画像情報などを
蓄積している。
【0068】517はCODECで、メモリ506〜509
の何れかから読出された画像情報をMH,MR,MMR方式など
で符号化し、符号化結果はメモリ506〜509の何れ
かに符号情報として記憶される。また、メモリ506〜
509の何れかから読出された符号情報を復号し、復号
結果はメモリ506〜509の何れかに画像情報として
記憶される。
【0069】次に、記憶部6にファイル情報の蓄積する
場合の動作を説明する。リーダ部1から出力された多値
画像信号は、コネクタ500を介して、圧縮回路503
へ入力され圧縮情報に変換される。圧縮回路503の出
力は、メモリコントローラ510へ送られ、コア部10
からの制御信号によってタイミング生成回路514が生
成したタイミング信号に従って、例えばメモリ506に
記憶される。
【0070】CPU516は、メモリコントローラ510
を制御して、メモリ506および例えばメモリ507を
CODEC517に接続させる。CODEC517は、メモリ50
6から読出された圧縮情報を例えばMR符号化し、符号化
結果はメモリ507へ書込まれる。CODEC517の符号
化が終了すると、CPU516は、メモリコントローラ5
10を制御して、メモリ507をCPUバス560に接続
させ、メモリ507から符号情報を順次読出してSCSIコ
ントローラ519へ転送する。SCSIコントローラ519
は、入力された符号情報を記憶部6に記憶させる。
【0071】次に、記憶部6から情報を取出してプリン
タ部2に出力する場合の動作を説明する。例えば外部機
器11から記憶部6に記憶された情報の印刷指示を受取
ると、CPU516は、SCSIコントローラ519を介して
指示された情報を記憶部6から受取り、メモリコントロ
ーラ510を制御して、該情報を例えばメモリ508に
記憶させる。なお、記憶部6から読出された情報は符号
化されている。
【0072】メモリ508への該情報の記憶が終了する
と、CPU516は、メモリコントローラ510を制御し
て、メモリ508および例えばメモリ509をCODEC5
17に接続する。CODEC517は、メモリ508から読
出された符号情報を復号し、復号結果はメモリ509に
記憶される。もし、プリンタ部2へ出力する際に拡大や
縮小などが必要な場合は、CPU516は、メモリコント
ローラ510を制御して、復号結果が記憶されたメモリ
509を変倍回路511へ接続し、DMAコントローラ5
18の制御下で、メモリ509に記憶された画像を変倍
する。
【0073】CPU516は、デュアルポートメモリ51
5を介して、コア部10のCPU1003と通信を行い、
コア部10とリーダ部1を介して、メモリ509に記憶
された画像情報を転送してプリンタ部2に印刷させるた
めの設定を行う。設定が終了すると、CPU516は、タ
イミング生成回路514を制御して、所定のタイミング
信号をメモリコントローラ510へ送らせる。メモリコ
ントローラ510は、該タイミング信号に同期してメモ
リ509から情報を読出し、該画像情報を伸長回路50
4へ送る。伸長回路504は入力された情報を伸長して
多値画像情報に変換し、該画像情報はバッファ501と
コネクタ500を介してコア部10へ送られ、信号VDO
としてリーダ部1へ送られる。
【0074】リーダ部1へ入力された信号VDOは、外部I
/F・切替回路119によって、Y信号生成・色検出回
路113へ入力される。Y信号生成・色検出回路113
の出力は、前述したような処理を施された後、プリンタ
部2へ送られて記録紙上に画像が形成される。また、記
憶部6には画像情報の他に、PDSデータなども書込むこ
とができる。その場合、PDLデータなどはSCSIコントロ
ーラ519を介してデュアルポートメモリ515へ転送
され、さらにコア部10へ転送された後、フォーマッタ
部8およびファクシミリ部4などへ送られる。
【0075】[インタフェイス部7]図7はインタフェ
イス部7の構成例を示すブロック図である。なお、以下
の説明では、インタフェイスの代表例として、SCSI,セ
ントロニクス,RS232Cを取り上げるが、本実施例はこれ
に限定されるものではなく、任意のインタフェイスを利
用することができる。
【0076】同図において、704,708はそれぞれS
CSIインタフェイス(以下「SCSI-I/F」という)で、と
もに二つのコネクタ700,701へ接続する。SCSI-I/
F704,708は、両コネクタを用いて、複数のSCSIイ
ンタフェイス機器をカスケード接続することができる。
また、機能拡張部3と外部機器11とを一対一で接続す
る場合は、一方のコネクタへ外部機器4を接続し、他方
のコネクタへはターミネイタを接続する。
【0077】コネクタ700またはコネクタ701から
入力された情報は、SCSI-I/F704またはSCSI-I/F70
8に入力される。該情報を入力したSCSI-I/Fは、所定の
プロトコルによって手続きを行った後、コネクタ707
を介してCPUバス1054へ送る。なお、SCSI-I/F70
4,708は、CPUバス1054から転送されてきた情報
を外部機器11へ転送する場合、上記と逆の手順を実行
する。
【0078】また、705はセントロニクスI/Fで、コ
ネクタ702に接続する。コネクタ702から入力され
た情報は、セントロニクスI/F705へ入力される。該
情報を入力したセントロニクスI/F705は、所定のプ
ロトコルによる手続きを行った後、コネクタ707を介
してCPUバス1054へ送る。なお、セントロニクスI/F
705は、CPUバス1054から転送されてきた情報を
外部機器11へ転送する場合、上記と逆の手順を実行す
る。
【0079】また、706はRS232C-I/Fで、コネクタ7
03に接続する。コネクタ703から入力された情報
は、RS232C-I/F706へ入力される。該情報を入力した
RS232C-I/Fは、所定のプロトコルによる手続きを行った
後、コネクタ707を介してCPUバス1054へ送る。
なお、RS232C-I/F706は、CPUバス1054から転送
されてきた情報を外部機器11へ転送する場合、上記と
逆の手順を実行する。
【0080】[フォーマッタ部8]図8はフォーマッタ
部8の構成例を示すブロック図である。同図において、
803はデュアルポートメモリで、コネクタ800を介
して、CPUバス1054から転送された情報を受取る。
809はCPUで、デュアルポートメモリ803を介して
送られてきたコードデータを受取ると、メモリ805を
ワークメモリとして、該コードデータを順次画像データ
に展開し、該画像データを、メモリコントローラ808
を介して、メモリ806またはメモリ807へ記憶させ
る。
【0081】メモリ806およびメモリ807は、それ
ぞれ1Mバイトの容量を有し、それぞれ300dpiA4サイズの
画像データを記憶できる。さらに、300dpiA3サイズの画
像データを記憶する場合、CPU809の指示によってメ
モリコントローラ808は、メモリ806とメモリ80
7をカスケード接続する。804は回転回路で、CPU8
09による画像データ展開の際に、CPU809の指示に
よって、文字や図形などの回転処理を行う。
【0082】CPU809は、画像データの展開が終了す
ると、メモリコントローラ808を制御して、メモリ8
06またはメモリ807のデータラインをコネクタ80
0へ接続する。続いて、CPU809は、デュアルポート
メモリ803を介して、コア部10のCPU1003と通
信を行って、メモリ806またはメモリ807から画像
情報を出力するモードを設定する。
【0083】CPU1003は、通信回路1002を介し
て、リーダ部1のCPU122と通信を行って、リーダ部
1を印刷出力モードに設定する。印刷出力モードが設定
されると、CPU1003は、制御信号CNTbによって、タ
イミング生成回路802を起動する。タイミング生成回
路802は、制御信号CNTbに応じて、メモリ806また
はメモリ807から画像情報を読出すためのタイミング
信号を、メモリコントローラ808へ送る。メモリ80
6またはメモリ807に記憶された画像情報は、メモリ
コントローラ808を介して、コア部10へ転送され
る。
【0084】フォーマッタ部8から出力された画像情報
は、上述したように、コア部10で必要に応じて画像処
理が施された後、リーダ部1を経てプリンタ部2へ送ら
れて、記録紙上に画像が形成される。 [イメージメモリ部9]図9はイメージメモリ部9の構
成例を示すブロック図である。
【0085】同図において、905はメモリコントロー
ラで、CPU906の制御によって、メモリ904とCPU9
06の間でデータをやり取りするモード、および、タイ
ミング生成回路902の制御下で、コネクタ900から
入力された画像情報をメモリ904に記憶するモード
と、メモリ904の記憶内容を読出してコネクタ900
へ送るモードとの合計3モードを備える。
【0086】メモリ904は、例えば、32Mバイトの容
量を有し、400dpi256階調でA3サイズの画像を記憶でき
る。タイミング生成回路902は、コネクタ900を介
して、コア部10から送られてくる制御信号CNTbによっ
て起動され、コア部10からの情報をメモリ904に記
憶するための信号、および、メモリ904から画像情報
を読出してコア部10へ転送するための信号を、制御信
号CNTbに含まれる信号HSYNC,HEN,VSYNC,VENなどから生
成する。
【0087】903はデュアルポートメモリで、CPU9
06とコア部10のCPU1003の間の通信を仲介す
る。次に、イメージメモリ部9に蓄積された画像情報
を、外部機器11へ転送する例を説明する。タイミング
生成回路902は、コア部10からコネクタ900を介
して入力された制御信号CNTbによって、タイミング信号
を生成する。メモリコントローラ905は、タイミング
生成回路902で生成されたタイミング信号に応じて、
リーダ部1からコア部10を経て入力された画像情報
を、メモリ904へ記憶させる。
【0088】CPU906は、メモリコントローラ905
を制御して、メモリ904のデータラインをCPUバス9
06aへ接続して、メモリ904に記憶された画像情報
を順次読出して、デュアルポートメモリ903へ転送す
る。コア部10のCPU1003は、デュアルポートメモ
リ903の画像情報を、CPUバス1054を介して、イ
ンタフェイス部7へ転送する。
【0089】インタフェイス部7へ転送された画像情報
は、上述した手順で、外部機器11へ送られる。次に、
外部機機11から送られてきた画像情報を、リーダ部1
を介して、プリンタ部2へ転送する例を説明する。外部
機機11から送られてきた画像情報は、インタフェイス
部7を介して、コア部10へ入力される。コア部10の
CPU1003は、CPUバス1054を介して、デュアルポ
ートメモリ903へ該画像情報を転送する。
【0090】CPU906は、メモリコントローラ905
を制御して、メモリ904のデータラインをCPUバス9
06aへ接続して、デュアルポートメモリ903の画像
情報を、メモリコントローラ905を介して、メモリ9
04に記憶させる。CPU906は、メモリ904への画
像情報転送が終了すると、メモリコントローラ905を
制御して、メモリ904のデータラインをコネクタ90
0に接続する。
【0091】CPU906は、デュアルポートメモリ90
3を介して、コア部10のCPU1003と通信を行い、
コア部10とリーダ部1を経て、メモリ904からプリ
ンタ部2へ画像情報を転送するための設定を行う。CPU
906は、設定が終了すると、タイミング生成回路90
2を起動して、所定のタイミング信号をメモリコントロ
ーラ905へ送る。
【0092】メモリコントローラ905は、タイミング
生成回路902からのタイミング信号に同期して、メモ
リ904から画像情報を読出し、コネクタ900を介し
て、コア部10へ該画像情報を送る。コア部10へ入力
された画像情報は、前述した手順によって、リーダ部1
を経てプリンタ部2へ送られて、記録紙へ画像が形成さ
れる。
【0093】[異常画像検出回路]図10は本実施例の
異常画像検出回路の構成例を示すブロック図で、例え
ば、リーダ部1のレーザドライバ118の前に配置する
ことによって、真っ白や真っ黒などの異常画像を検出す
るものである。同図において、1110はビデオバス
で、‘111…1’を黒、‘000…0’を白とするnビット幅
の画像データが転送される。
【0094】1101はゲートで、垂直方向画像有効信
号VENと水平方向画像有効信号HENとを論理積を出力し、
1102はインバータで、ビデオバス1110上の画像
データの各ビットをそれぞれ反転する。1103と11
04はそれぞれゲートで、ゲート1103はゲート11
01の出力と画像データの合計n+1ビットの論理積を出
力し、ゲート1104はゲート1101の出力とインバ
ータ1102で反転された画像データの合計n+1ビット
の論理積を出力する。
【0095】また、1105と1106はそれぞれF/F
で、ともに垂直同期信号VSYNCの立上がりでリセットさ
れ、F/F1105はゲート1103の出力の立上がり
を、F/F1106はゲート1104の出力の立上がりを
それぞれカウントする。すなわち、カウンタ1105は
画像データが黒から白へ変化した部分を、カウンタ11
06は画像データが白から黒へ変化した部分をそれぞれ
カウントする。両カウンタの出力は、ポート1107を
介してCPU112へ送られる。
【0096】すなわち、真っ白の画像の場合は、カウン
タ1105の出力は1以上になり、カウンタ1106の
出力は0である。また、真っ黒の画像の場合は、カウン
タ1105の出力は0になり、カウンタ1106の出力
は1以上である。従って、信号VSYNCが立下がって再び
立上がるまでの期間において、CPU112はポート11
07の出力を判定し、両カウント値が1以上であれば、
正常な画像がレーザドライバ118へ転送されたと判断
し、また、両カウント値の何れか一方だけが0であれ
ば、真っ白または真っ黒の異常画像がレーザドライバ1
18へ転送されたと判断する。この判断い基づいて、CP
U112はプリンタ部2へカウント禁止信号を送り、そ
の出力カウンタのカウントアップを禁止する。
【0097】以上説明したように、本実施例によれば、
真っ白や真っ黒の画像を認識することができ、誤動作な
どにより真っ白や真っ黒の画像が出力された場合は、プ
リンタ部などに装備された出力カウンタがカウントアッ
プしないようにすることができ、正常な出力枚数を正確
にカウントできる。
【0098】
【変形例】図11は異常画像検出の別の構成例を示す図
である。すなわち、図2に示した定着機207近傍に配
置したCCDラインイメージセンサ1201によって、記
録紙に形成されたトナー像を読取るものである。センサ
1201の出力を、図3に示したCCD109に代わって
増幅器110Gなどへ入力し、以降の処理回路およびCPU
122によって、真っ白や真っ黒の画像を検出する。
【0099】また、画像データをビットマップに展開し
て、展開されたビット値の総和から真っ白や真っ黒の画
像を検出することもできる。つまり、ビット値の総和が
0または展開領域サイズに一致した場合、該画像は異常
であると判断できる。なお、ビットマップの展開には、
ファクシミリ部4のメモリ405〜408、ファイル部
5のメモリ506〜509、フォーマッタ部8のメモリ
806,807、イメージメモリ部9のメモリ904な
どを利用でき、異常画像の判定は各部のCPUが実行す
る。
【0100】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0101】
【発明の効果】以上、本発明によれば、画像信号の有効
領域において、該画像信号が第1の所定値から第2の所
定値に変化する変化点の計数値と、該第2の所定値から
該第1の所定値に変化する変化点の計数値とに応じて該
画像信号から画像を形成し出力する手段の出力カウント
を禁止するカウント禁止信号を出力する画像処理方法お
よび装置を提供でき、例えば、誤動作などにより、オペ
レータの意に反する画像が出力された場合は、プリンタ
機能部に装備された出力カウンタのカウントアップを禁
止して、正常な出力枚数をカウントさせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の画像処理装置を含む
複合機能装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のリーダ部およびプリンタ部の構成例を示
す概観図である。
【図3】図1のリーダ部の信号処理構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1のコア部の詳細な構成例を示すブロック図
である。
【図5】図1のファクシミリ部の構成例を示すブロック
図である。
【図6】図1のフォイル部の構成例を示すブロック図で
ある。
【図7】図1のインタフェイス部の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図1のフォーマッタ部の構成例を示すブロック
図である。
【図9】図1のイメージメモリ部の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図10】本実施例の異常画像検出回路の構成例を示す
ブロック図である。
【図11】本実施例の異常画像検出の別の構成例を示す
図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 機能拡張部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 6 フォーマッタ部 7 インタフェイス部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 外部機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 宏志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号の有効領域を検出する検出行程
    と、 前記検出行程で検出された有効領域において前記画像信
    号が第1の所定値から第2の所定値に変化する変化点を
    計数して第1の計数値を出力する第1の計数行程と、 前記検出行程で検出された有効領域において前記画像信
    号が前記第2の所定値から前記第1の所定値に変化する
    変化点を計数して第2の計数値を出力する第2の計数行
    程と、 前記第1の計数値と前記第2の計数値とに応じて前記画
    像信号から画像を形成し出力する手段の出力カウントを
    禁止するカウント禁止信号を出力する信号出力行程とを
    有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 画像信号の有効領域を検出する検出手段
    と、 前記検出手段によって検出された有効領域において前記
    画像信号が第1の所定値から第2の所定値に変化する変
    化点を計数して第1の計数値を出力する第1の計数手段
    と、 前記検出手段によって検出された有効領域において前記
    画像信号が前記第2の所定値から前記第1の所定値に変
    化する変化点を計数して第2の計数値を出力する第2の
    計数手段と、 前記第1の計数値と前記第2の計数値とに応じて前記画
    像信号から画像を形成し出力する手段の出力カウントを
    禁止するカウント禁止信号を出力する信号出力手段とを
    有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の所定値は白を表し、前記第2
    の所定値は黒を表すことを特徴とする請求項2記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記信号出力手段は前記第1の計数値と
    前記第2の計数値の何れか一方だけが零の場合前記カウ
    ント禁止信号を出力することを特徴とする請求項3記載
    の画像処理装置。
JP5263303A 1993-10-21 1993-10-21 画像処理方法および装置 Withdrawn JPH07123227A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028299A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Hitachi Kokusai Electric Inc 画像監視システム

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