JPH0846732A - 複合画像形成方法及び装置 - Google Patents

複合画像形成方法及び装置

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JPH0846732A
JPH0846732A JP6174046A JP17404694A JPH0846732A JP H0846732 A JPH0846732 A JP H0846732A JP 6174046 A JP6174046 A JP 6174046A JP 17404694 A JP17404694 A JP 17404694A JP H0846732 A JPH0846732 A JP H0846732A
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unit
signal
memory
interrupt
connector
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JP6174046A
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Hidehiko Asai
英彦 浅井
Hirohiko Tashiro
浩彦 田代
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成を実行中に、割り込みスキャンを可
能とする複合画像形成方法及び装置を提供する。 【構成】 プリンタ部2でコピーを実行中に、ファクス
部5又はコンピュータ・インターフェイス部6を介して
外部機器から割りっ込みスキャン要求が有ると、残りの
コピー枚数からコピー終了までの時間を算出し、あらか
じめ定められた値より大きい場合には割り込みスキャン
を可と判断し、コピーモード等を待避して割り込みスキ
ャンシーケンスを実行し、その後、スキャンを終了する
と、コピーモード等を復帰して中断していたコピーを再
開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機を使用
してファクシミリ機能、イメージ処理機能等の複数の機
能を有する複合画像形成方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル複写機のスキャナ及びプ
リンタを使用してファクシミリ通信を行ったり、或いは
デジタル複写機のスキャナ部を使用して読み取った画像
データをメモリに蓄積し、コンピュータに画像データを
転送したり、コンピュータから送られてきた画像データ
を出力する複合機が実用化されている。
【0003】このような複合機では、例えばコピーをし
ているときに割り込みコピーは可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような多数の機能を付加できる複合機では、コピー中は
スキャナ部とプリンタ部を連動して使用しようとするた
め、ファクシミリ機能のための画像データのスキャンや
イメージフォーマッタ部でメモリに蓄積するためのスキ
ャンは出来なかった。
【0005】例えば、ファクシミリで早急に画像データ
を送信したい場合に、大量のコピーを行っているとき
は、そのコピーが終了するまで、画像データを読み込む
ことは出来なかった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、画像形成を実行中に、割り込みスキャンを
可能とする複合画像形成方法及び装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の複合画像形成装置は以下のような構成を備
える。
【0008】即ち、画像形成中に、割り込みスキャン要
求を受け付ける受け付け手段と、前記受け付け手段によ
り受け付けた割り込みスキャンを実行可能か否かを判断
する判断手段と、前記判断手段での判断結果に応じて前
記割り込みスキャンを実行する実行手段とを備える。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
による複合画像形成方法は、画像形成中に、割り込みス
キャン要求を受け付け、前記割り込みスキャンを実行可
能か否かを判断し、その判断結果に応じて前記割り込み
スキャンを実行することを特徴とする。
【0010】
【作用】かかる構成によれば、ファクシミリ機能で早急
に送信したいときに、割り込みスキャンが可能となる。
また、早急にイメージ処理機能でスキャンが必要な場合
にも割り込みスキャンが可能となる。更に、コピーモー
ドを判断することによりコピーのスループットの低下も
最小にすることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本実施例における画像形成システ
ムの構成を表すブロック図である。図1において、1は
原稿を画像データに変換する画像入力装置(以下「リー
ダ部」と称する)、2は複数種類の記録紙カセットを有
し、プリント命令により画像データを記録紙上に可視像
として出力する画像出力装置(以下「プリンタ部」と称
する)、3は操作部、4はリーダ部1と電気的に接続さ
れた外部装置であり、各種機能を有する。外部装置4に
は、ファクス部5、コンピュータ及びLANと接続する
ためのコンピュータインターフェイス部6、コンピュー
タからの情報を可視像とするためのフォーマッタ部7、
リーダ部1からの情報やコンピュータから送られてきた
情報を一時的に蓄積するためのイメージメモリ部9及び
上述の各機能を制御するコア部8等を備えている。
【0013】以下、詳細に各部1〜9の機能を説明す
る。
【0014】<リーダ部1の説明>図2は、リーダ部1
及びプリンタ部2の構成を示す断面図であり、以下、構
成及び動作について説明する。
【0015】原稿給送装置101上に積載された原稿
は、1枚づつ順次原稿台ガラス面102上に搬送され
る。原稿が搬送されると、スキャナ部のランプ103が
点灯、かつスキャナ・ユニット104が移動して原稿を
照射する。原稿からの反射光は、ミラー105,10
6,107を順次介して収束レンズ108を通過、その
後、CCDイメージ・センサ部109(以下「CCD」
と称する)に入力される。
【0016】図4は、上述のリーダ部1の信号処理構成
を示す回路ブロック図であり、以下、構成及び動作につ
いて説明する。
【0017】まず、CCD109に入力された画像情報
は、ここで光電変換され電気信号に変換される。CCD
109からのカラー情報RGBは、次の増幅器110
R,110G,110BでA/D変換器111の入力信
号レベルに合わせて増幅される。A/D変換器111か
らの出力信号は、シェーディング回路112に入力さ
れ、ここでランプ103の配光ムラや、CCDの感度ム
ラが補正される。そして、シェーディング回路112か
らの信号は、Y信号生成・色検出回路113と外部I/
F切り替え回路119にそれぞれ入力される。
【0018】このY信号生成・色検出回路113は、シ
ェーディング回路112からの信号を次式により演算
し、Y信号を得る。
【0019】Y=0.3R+0.6G+0.1B 更に、R,G,Bの各信号から7つの色に分離し各色に
対する信号を出力する色検出回路を有する。Y信号生成
・色検出回路113からの出力信号は、変倍・リピート
回路114に入力される。スキャナ・ユニット104の
走査スピードにより副走査方向の変倍を、変倍・リピー
ト回路114により主走査方向の変倍を行う。また、変
倍・リピート回路114により複数の同一画像を出力す
ることが可能である。輪郭・エッジ強調回路115は、
変倍・リピート回路114からの信号の高周波成分を強
調することによりエッジ強調及び輪郭情報を得る。輪郭
・エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判
定・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキ
ング・トリミング回路117に入力される。
【0020】マーカエリア判定・輪郭生成回路116
は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分
を読み取りマーカの輪郭情報を生成し、次のパターン化
・太らせ・マスキング・トリミング回路117でこの輪
郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行う。ま
た、Y信号生成・色検出回路113からの色検出信号に
より、パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回
路117からの出力信号はレーザードライバ回路118
に入力され各種処理された信号をレーザーを駆動するた
めの信号に変換する。レーザードライバ118の出力信
号は、プリンタ部2に入力され可視像として画像形成が
行われる。
【0021】次に、外部装置4とのインターフェイスを
行う外部I/F切り替え回路119について説明する。
【0022】まず、外部I/F切り替え回路119はリ
ーダ部1から画像情報を外部装置4に出力する場合、パ
ターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117
からの画像情報をコネクタ120に出力する。また、外
部I/F切り替え回路119は外部装置4からの画像情
報をリーダ部1に入力する場合、コネクタ120からの
画像情報をY信号生成・色検出回路113に入力する。
【0023】上述の各画像処理は、CPU122の指示
により行われ、かつCPU122によって設定された値
によりエリア信号生成回路121が上述の画像処理に必
要な各種のタイミング信号を生成する。更にCPU12
2に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3との通
信を行う。SUB・CPU123は内蔵されている通信
機能を用いて操作部3、外部装置4との通信を行う。
【0024】<プリンタ部2の説明>ここで図2に戻
り、プリンタ部2の構成及び動作について説明する。
【0025】プリンタ部2に入力された信号は、露光制
御部201にて光信号に変換されて画像信号に従い感光
体202を照射する。照射光によって感光体202上に
作られた潜像は、現像器203によって現像される。上
記現像とタイミングを併せて被転写紙積載部204、若
しくは205より転写紙が搬送され、転写部206にお
いて、上述の現像された像が転写される。転写された像
は定着部207にて被転写紙に定着された後、排紙部2
08より装置外部に排出される。排紙部208から出力
された転写紙は、ソータ220でソート機能が働いてい
る場合には、各ビンに、又はソート機能が働いていない
場合には、ソータの最上位のビンに排出される。
【0026】続いて、順次読み込んだ画像を1枚の出力
用紙の両面に出力する方法について説明する。
【0027】定着部207で定着された出力用紙を一
度、排紙部208まで搬送後、用紙の搬送向きを反転し
て搬送方向切り替え部材209を介して再給紙用被転写
紙積載部210に搬送する。次の原稿が準備されると、
上記プロセスと同様にして原稿画像が読み取とられる
が、転写紙については再給紙用被転写紙積載部210よ
り給紙されるので、結局、同一出力紙の表面、裏面に2
枚の原稿画像を出力することができる。
【0028】<操作部3の説明>図3は、リーダ部1に
設けられた操作パネルの構成図である。図3において、
301は表示部であり、動作状態・メッセージを表示す
る。また、表示部301の表面はタッチパネルになって
おり、表面を触ることにより選択キーとして働く。30
2はテンキーであり、数字を入力するキーである。30
3はスタートキーであり、このキーを押すことにより各
種動作を開始する。304はリセットキーであり、この
キーを押すことによりモードのリセットを行う。305
はストップキーであり、このキーを押すことにより動作
を中止する。306は余熱キーであり、このキーを押す
ことにより余熱状態になる。307は割り込みキーであ
り、このキーを押すことにより、割り込み動作が可能と
なる。
【0029】<外部装置4の説明>外部装置4は、図1
に示すように、リーダ部1及び操作部3とケーブルで接
続され、外部装置4内のコア部8で信号の制御や各機能
の制御を行う。外部装置4内には、ファクス送受信を行
うファクス部5、コンピュータからのコード情報をイメ
ージ情報に展開するフォーマッタ部7、コンピュータと
のインターフェイスを行うコンピュータ・インターフェ
イス部6、及び上記各機能を制御するコア部8からな
る。
【0030】以下、図8に示すブロック図を参照しなが
ら外部装置4のコア部8の構成及び動作について説明す
る。
【0031】<コア部8の説明>図8は、上述のコア部
8の詳細構成を示すブロック図である。
【0032】コア部8のコネクタ801は、リーダ部1
のコネクタ120とケーブルで接続される。コネクタ8
01には、4種類の信号が内蔵されており、まず信号8
57は8bit多値のビデオ信号である。また、信号8
55はビデオ信号を制御する制御信号であり、信号85
1はリーダ部1内のCPU122と通信を行う。信号8
52はリーダ部1内のSUB・CPU123と通信を行
う。信号851と信号852は通信用IC802で通信
プロトコル処理されCPUバス853を介してCPU8
03に通信情報を伝達する。
【0033】信号857は双方向のビデオ信号ラインで
あり、リーダ部1からの情報をコア部8で受け取ること
や、コア部8からの情報をリーダ部1に出力することが
可能である。信号857はバッファ810に接続され、
ここで双方向信号から片方向の信号858と870に分
離される。信号858は、リーダ部1からの8ビット多
値のビデオ信号であり、次段のLUT811に入力され
る。LUT811では、リーダ部1からの画像情報をル
ックアップテーブルにより所望の値に変換する。LUT
811からの出力信号859は2値化回路812又はセ
レクタ813に入力される。2値化回路812には、多
値の信号859を固定のスライスレベルで2値化する単
純2値化機能、スライスレベルが注目画素の回りの画素
の値から変動する変動スライスレベルによる2値化機
能、そして誤差拡散法による2値化機能を有する。2値
化された情報は“0”のとき00H,“1”のときFF
Hの多値信号に変換され、次段のセレクタ813に入力
される。セレクタ813は、LUT811からの信号か
2値化回路812からの信号かを選択する。セレクタ8
13からの出力信号860はセレクタ814に入力され
る。
【0034】セレクタ814は、ファクス部5、コンピ
ュータインターフェイス部6、フォーマッタ部7等から
コネクタ805,806,807,808,809を介
してコア部8に入力した信号864と、セレクタ813
の出力信号860とをCPU803の指示により選択す
る。セレクタ814の出力信号861は、回転回路81
5、又はセレクタ816に入力される。回転回路815
は入力した画像信号を+90度、−90度、+180度
に回転する機能を有する。回転回路815は、リーダ部
1から出力された情報を2値化回路812で2値信号に
変換された後、回転回路815にリーダ部1からの情報
として記憶する。またCPU803からの指示により回
転回路815は、記憶した情報を回転して読み出す。セ
レクタ816は、回転回路815の出力信号862と、
回転回路815の入力信号861の何れかを選択し、信
号863としてファクス部5とのコネクタ805、コン
ピュータインターフェイス部とのコネクタ807、フォ
ーマッタ部8とのコネクタ808、及びセレクタ817
に出力する。
【0035】信号863はコア部8からファクス部5、
コンピュータインターフェイス部6、フォーマッタ部7
へ画像情報の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオ
バスである。通信864は、ファクス部5、コピーイン
ターフェイス部6、フォーマッタ部7から画像情報の転
送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバスである。上
述の信号863と信号864の同期式バスの制御を行っ
ているのがビデオ制御回路804であり、ビデオ制御回
路804からの出力信号856によって制御を行う。コ
ネクタ805〜コネクタ809には、他にも信号854
がそれぞれ接続されている。信号854は、双方向の1
6ビットCPUバスであり、非同期式によるデータ・コ
マンドのやり取りを行う。ファクス部5、コンピュータ
インターフェイス部6、フォーマッタ部8とコア部8と
の情報の転送には、上述の2つのビデオバス863,8
64とCPUバス854によって可能である。
【0036】また、ファクス部5、コンピュータインタ
ーフェイス部6、フォーマッタ部8からの信号864
は、セレクタ814とセレクタ817に入力される。セ
レクタ816は、CPU803の指示により信号864
を次段の回転回路815に入力する。セレクタ817
は、信号863と信号864をCPU803の指示によ
り選択する。セレクタ817の出力信号865はパター
ンマッチング818とセレクタ819に入力される。パ
ターンマッチング818は、入力信号865を予め決め
れらたパターンとパターンマッチングを行いパターンが
一致した場合、予め決められた多値の信号を信号ライン
866に出力する。このパターンマッチングで一致しな
かった場合は、入力信号865を信号866に出力す
る。
【0037】セレクタ819は、信号865と信号86
6をCPU803の指示により選択する。セレクタ81
9の出力信号867は、次段のLUT820に入力され
る。LUT820は、プリンタ部2に画像情報を出力す
る際にプリンタの特性に合わせて入力信号867を変換
する。セレクタ821は、LUT820の出力信号86
8と信号865とをCPU803の指示により選択す
る。セレクタ821の出力信号は次段の拡大回路822
に入力される。拡大回路822は、CPU803からの
指示によりX方向、Y方向独立に拡大倍率を設定するこ
とが可能である。拡大方法は、1次の線形補間方法であ
る。拡大回路822の出力信号870は、バッファ88
に入力される。バッファ88に入力された信号870
は、CPU803の指示により双方向信号857とな
り、コネクタ801を介してプリンタ部2に送られプリ
ンタとアウトされる。
【0038】以下、コア部8と各部との信号の流れを説
明する。
【0039】<ファクス部5の情報によるコア部8の動
作>まず、コア部8からファクス部5に情報を出力する
場合について説明する。
【0040】CPU803は、通信IC802を介して
リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿スキャン
命令を出す。リーダ部1は、この命令により原稿をスキ
ャナ・ユニット104がスキャンすることにより、画像
情報をコネクタ120に出力する。リーダ部1と外部装
置4はケーブルで接続されており、リーダ部1からの情
報が、コア部8のコネクタ801に入力される。また、
コネクタ801に入力された画像情報は、多値8bit
の信号線を通ってバッファ810に入力される。バッフ
ァ回路810は、CPUの指示により双方向信号857
を片方向信号として信号線を介してLUT811に入力
する。LUT811では、リーダ部1からの画像情報
(信号858)をルックアップテーブルを用いて所望す
る値に変換する。例えば、原稿の下地を飛ばすことなど
が可能である。LUT811の出力信号859は次段の
2値化回路812に入力される。
【0041】2値化回路812は8bit多値信号85
9を2値化信号に変換する。2値化回路812は、2値
化された信号が“0”の場合00H、“1”の場合FF
Hの2つの多値の信号に変換する。2値化回路812の
出力信号は、セレクタ813、セレクタ814を介し回
転回路815または、セレクタ816に入力される。回
転回路815の出力信号862もセレクタ816に入力
され、セレクタ816は、信号861か信号862のど
ちらかを選択する。信号の選択は、CPU803がCP
Uバス854を介してファクス部4と通信を行うことに
より決定する。セレクタ816からの出力信号863
は、コネクタ805を介してファクス部5に送られる。
【0042】次に、コア部8がファクス部5から情報を
受け取る場合について説明する。
【0043】ファクス部4からの画像情報は、コネクタ
805を介して伝送され信号864として、セレクタ8
14とセレクタ817に入力される。ここで、CPU8
03の指示によりプリンタ部2にファクス受信時の画像
を回転して出力する場合には、セレクタ814に入力し
た信号864を回転回路815で回転処理する。回転回
路815からの出力信号862は、セレクタ816、セ
レクタ817を介してパターンマッチング818に入力
される。また、CPU803の指示によりファクス受信
時の画像をそのままプリンタ2に出力する場合には、セ
レクタ817に入力した信号864をパターンマッチン
グ818に入力する。
【0044】パターンマッチング818は、ファクス受
信した際の画像のガタガタを滑らかにする機能を有す
る。パターンマッチングされた信号は、セレクタ819
を介してLUT820に入力される。LUT820は、
ファクス受信した画像をプリンタ部2に所望する濃度で
出力するために、LUT820のテーブルはCPU80
3で変更可能となっている。LUT820の出力信号8
68は、セレクタ821を介して拡大回路822に入力
される。拡大回路822は、2つの値(00H,FF
H)を有する8bit多値を、1次の線形補間法により
拡大処理する。拡大回路822からの多くの値を有する
8bit多値信号は、バッファ810とコネクタ802
を介してリーダ部1に送られる。リーダ部1は、この信
号をコネクタ120を介して外部I/F切り替え回路1
19に入力する。外部I/F切り替え回路119は、フ
ァクス部5からの信号をY信号生成・色検出回路113
に入力する。Y信号生成・色検出回路113からの出力
信号は、前記したような処理を施された後、プリンタ部
2に出力され出力用紙上に画像形成が行われる。
【0045】<コンピュータ・インターフェイス部6の
情報によるコア部8の動作>コンピュータ・インターフ
ェイス部6は、外部装置4に接続されるコンピュータと
のインターフェイスを行う。コンピュータ・インターフ
ェイス部6は、SCSI,RS232C,セントロニク
ス系との通信を行う複数のインターフェイスを備えてい
る。コンピュータ・インターフェイス部6は、上述の3
種類のインターフェイスを有し、各インターフェイスか
らの情報は、コネクタ807とデータバス854を介し
てCPU803に送られる。CPU803は送られてき
た内容から各種の制御を行う。
【0046】<フォーマッタ部7の情報によるコア部8
の動作>フォーマッタ部7は、上に述べたコンピュータ
インターフェイス部6から送られてきた文書ファイルな
どのコマンドデータをイメージデータに展開する機能を
有する。CPU803は、コンピュータ・インターフェ
イス部6からデータバス854を介して送られてきたデ
ータが、フォーマッタ部7に関するデータであると判断
すると、コネクタ807を介してデータをフォーマッタ
部7に転送する。フォーマッタ部7は、転送されたデー
タから文字や図形などのように意味のある画像としてメ
モリに展開する。
【0047】次に、フォーマッタ部7からの情報を受け
取り、出力用紙上に画像形成を行う手順について説明す
る。フォーマッタ部7からの画像情報は、コネクタ80
7を介して2つの値(00H,FFH)を有する多値信
号864として伝送される。信号864は、セレクタ8
14、セレクタ817に入力される。CPU803の指
示によりセレクタ814及び817が制御され、その後
は上述したファクスの場合と同様なため説明を略す。
【0048】<ファクス部5の説明>図5は、ファクス
部5の詳細構成を示すブロック図である。
【0049】ファクス部5は、コネクタ500でコア部
8と接続され、各種信号のやり取りを行う。コア部8か
らの2値情報をメモリA505〜メモリD508の何れ
かに記憶する場合には、コネクタ500から信号553
がメモリコントローラ505に入力され、メモリコント
ローラ504の制御の下でメモリA505、メモリB5
06、メモリC507、メモリD508の何れか、又は
これらのメモリ2組をカスケード接続したものに記憶さ
れる。
【0050】メモリコントローラ504は、CPU51
2の指示によりメモリA505、メモリB506、メモ
リC507、メモリD508とCPUバス562とデー
タのやり取りを行うモードと、符号化・復号化機能を有
するCODEC511のCODECバス563とデータ
のやり取りを行うモードと、メモリA505、メモリB
506、メモリC507、メモリD508の内容をDM
Aコントローラ502の制御によって変倍回路503か
らのバス554とデータのやり取りを行うモードと、タ
イミング生成回路509の制御の下で2値のビデオ入力
データをメモリA505〜メモリD508の何れかに記
憶するモードと、メモリA505〜メモリD508の何
れかからメモリ内容を読み出し信号552として出力す
るモードの5つの機能を有する。
【0051】メモリA505、メモリB506、メモリ
C507、メモリD508は、それぞれ2Mbytes
の容量を有し、400dpiの解像度でA4相当の画像
情報を記憶する。タイミング生成回路509は、コネク
タ500と接続されており、コア部8からの制御信号
(HSYNC,HEN,VSYNC,VEN)559に
より起動され、下記の2つの機能を達成するための信号
を生成する。
【0052】1つは、コア部8からの画像信号をメモリ
A505〜メモリD508の何れか1つのメモリ、又は
2つのメモリに記憶する機能、2つ目は、メモリA50
5〜メモリD508の何れか1つから画像信号を読み出
し信号552として伝送する機能である。デュアルポー
トメモリ510は、コネクタ500を介してコア部8の
CPU803と、また内部バスを介してファクス部5の
CPU512が接続されている。各々のCPUは、この
デュアルポートメモリ510を介してコマンドのやり取
りを行う。SCSIコントローラ513は、図1に示す
ファクス部5に接続されているハードディスクとのイン
ターフェイスを行う。ファクス送信時やファクス受信時
のデータなどを蓄積する。
【0053】CODEC511は、メモリA505〜メ
モリD508の何れかに記憶されているイメージ情報を
読み出し、MH,MR,MMR方式の所望する方式で符
号化を行った後、メモリA505〜メモリD508の何
れかに符号化情報として記憶する。また、メモリA50
5〜メモリD508に記憶されている符号化情報を読み
出し、MH,MR,MMR方式の所望する方式で復号化
を行った後、メモリA505〜メモリD508の何れか
に復号化情報、即ちイメージ情報として記憶する。MO
DEM514は、CODEC511又はSCSIコント
ローラ513に接続されているハードディスクからの符
号化情報を電話回線上に電送するために変調する機能
と、NCU515から送られて来た情報を復調し符号化
情報に変換し、CODEC511又はSCSIコントロ
ーラ513に接続されているハードディスクに符号化情
報を転送する。NCU515は、電話回線とコネクタ5
16を介して接続され、電話局などに設置されている交
換機と所定の手順により情報のやり取りを行う。
【0054】ここで、ファクス送信における一実施例を
説明する。
【0055】まず、リーダ部1からの2値化画像信号が
コネクタ500を介して入力され、信号553としてメ
モリコントローラ504に達する。信号553はメモリ
コントローラ504によってメモリA505に記憶され
る。メモリA505に記憶するタイミングは、リーダ部
1からのタイミング信号559によりタイミング生成回
路509で生成される。CPU512はメモリコントロ
ーラ504のメモリA505及びメモリB506をCO
DEC511のバス563に接続する。CODEC51
1は、メモリA505からイメージ情報を読み出し、M
R法により符号化を行い符号化情報をメモリB506に
書き込む。A4サイズのイメージ情報をCODEC51
1が符号化すると、CPU512はメモリコントローラ
504のメモリB506をCPUバス562に接続す
る。CPU512は、符号化された情報をメモリB50
6より順次読み出してMODEM514に転送する。M
ODEM514は、符号化された情報を変調し、NCU
515を介して電話回線上にファックス情報を送信す
る。
【0056】次に、ファクス受信における一実施例を説
明する。まず電話回線より送られて来た情報は、NCU
515に入力され、NCU515で所定の手順でファク
ス部5と接続される。NCU515からの情報は、MO
DEM514に入力され復調される。次に、CPU51
2はCPUバス562を介してMODEM514からの
情報をメモリC507に記憶する。1画面の情報がメモ
リC507に記憶されると、メモリコントローラ504
を制御することによりメモリC507のデータライン5
57をCODEC511のバス563に接続する。CO
DEC511は、メモリC507の符号化情報を順次読
み出し復号化、即ちイメージ情報としてメモリD508
に記憶する。CPU512は、デュアルポートメモリ5
10を介してコア部8のCPU803と通信を行い、メ
モリD508からコア部8を通りプリンタ部2に画像を
プリント出力するための設定を行う。設定が終了する
と、CPU512はタイミング生成回路509に起動を
かけ、所定のタイミング信号560をメモリコントロー
ラ504に出力する。メモリコントローラ504は、タ
イミング生成回路509からの信号560に同期してメ
モリD508からイメージ情報を読み出し、コネクタ5
00に出力する。コネクタ500からプリンタ部2に出
力するまでは、コア部8で説明したので略す。
【0057】<コンピュータ・インターフェイス部6の
説明>コンピュータ・インターフェイス部6の説明を図
6を用いて行う。
【0058】コネクタA600及びコネクタB601
は、SCSIインターフェイス用のコネクタである。コ
ネクタC602は、セントロニクスインターフェイス用
のコネクタである。コネクタD603は、RS232C
インターフェイス用コネクタである。コネクタE607
は、コア部8と接続するためのコネクタである。
【0059】SCSIインターフェイスは、2つのコネ
クタ(コネクタA600、コネクタB601)を有し、
複数のSCSIインターフェイスを有する機器を接続す
る場合には、コネクタA600、コネクタB601を用
いてカスケード接続する。また、外部装置4とコンピュ
ータを1対1で接続する場合には、コネクタA600と
コンピュータをケーブルで接続し、コネクタB601に
はターミネイタを接続するか、コネクタB601とコン
ピュータをケーブルで接続し、コネクタA600にター
ミネイタを接続する。コネクタA600又はコネクタB
601から入力される情報は、信号線651を介してS
CSI・I/F−A604又はSCSI・I/F−B6
08に入力される。SCSI・I/F−A604又はS
CSI・I/F−B608は、SCSIのプロトコルに
よる手続きを行った後、データを信号線654を介して
コネクタ607Eに出力する。コネクタE607は、コ
ア部8のCPUバス854に接続されており、コア部8
のCPU803は、CPUバス854から、SCSI・
I/F用コネクタ(コネクタA600、コネクタB60
1)に入力された情報を受け取る。コア部8のCPU8
03からのデータをSCSI・コネクタ(コネクタA6
00、コネクタB601)に出力する場合は、これと逆
の手順によって行う。
【0060】セントロニクス・インターフェイスは、コ
ネクタC602に接続され、信号線652を介してセン
トロニクスI/F605に入力させる。セントロニクス
I/F605は決められたプロトコルの手順によりデー
タの受信を行い、信号線654を介してコネクタE60
7に出力する。コネクタE607は、コア部8のCPU
バス854からセントロニクスI/F用コネクタ(コネ
クタC602)に入力された情報を受け取る。
【0061】RS232Cインターフェイスは、コネク
タD603に接続され、信号線653を介してRS23
2C・I/F606に入力される。RS232C・I/
F606は決められたプロトコルの手順によりデータの
受信を行い、信号線654を介してコネクタE607に
出力する。コネクタE607は、コア部8のCPUバス
854に接続されており、コア部8のCPU803は、
CPUバス854からRS232C・I/F用コネクタ
(コネクタD603)に入力された情報を受け取る。コ
ア部8のCPU803からのデータをRS232C・I
/F用コネクタ(コネクタD603)に出力する場合
は、これと逆の手順によって行う。
【0062】<フォーマッタ部7の説明>図7は、フォ
ーマッタ部7の構成を示すブロック図である。以下、本
図を参照してフォーマッタ部7の構成と動作を説明す
る。
【0063】先述したコンピュータ・インターフェイス
部6からのデータがコア部8で判別され、フォーマッタ
部7に関するデータである場合には、コア部8のCPU
803はコア部8のコネクタ808及びフォーマッタ部
7のコネクタ700を介してインターフェイス部6から
のデータをデュアルポートメモリ703に転送する。フ
ォーマッタ部7のCPU709は、デュアルポートメモ
リ703を介して送られて来たコードデータを受け取
る。CPU709は、このコードデータを順次イメージ
データに展開し、メモリコントローラ708を介してメ
モリA706又はメモリB707にイメージデータを転
送する。メモリA706及びメモリB707は、各1M
bytesの容量を持ち、1つのメモリ(メモリA70
6又はメモリB707)で300dpiの解像度でA4
の用紙サイズまで対応可能である。300dpiの解像
度でA3用紙まで対応する場合には、メモリA706と
メモリB707をカスケード接続してイメージデータを
展開する。
【0064】上述のメモリ制御は、CPU709からの
指示によりメモリコントローラ708によって行われ
る。また、イメージデータの展開の際、文字や図形など
の回転が必要な場合には、回転回路704にて回転した
後、メモリ706又はメモリB707に転送する。メモ
リA706又はメモリBにイメージデータの展開が終了
すると、CPU709はメモリコントローラ708を制
御してメモリA706のデータバス758又はメモリB
707のデータバス759をメモリコントローラ708
の出力バス751に接続する。次に、CPU709はデ
ュアルポートメモリ703を介してコア部8のCPU8
03と通信を行い、メモリA706又はメモリB707
から画像情報を出力するモードに設定する。コア部8の
CPU703は、コア部8内の通信回路802を介して
リーダ部1のCPU122に内蔵している通信機能を用
いてCPU122にプリンタと出力モードを設定する。
【0065】プリンタと出力モードが設定されると、コ
ア部8のCPU803は、コネクタ808、及びフォー
マッタ部7のコネクタ700を介してタイミング生成回
路702に起動をかける。タイミング生成回路702は
コア部8からの信号に応じてメモリコントローラ708
にメモリA706又はメモリB707から画像情報を読
み出すためのタイミング信号を発生する。メモリA70
6又はメモリB707からの画像情報は、バス758を
介してメモリコントローラ708に入力される。メモリ
コントローラ708からの出力画像情報は、出力バス7
51及びコネクタ700を介してコア部8に転送され
る。尚、コア部8からプリンタ部への出力に関しては、
コア部8で説明したので略す。
【0066】<イメージメモリ部9の説明>イメージメ
モリ部9の構成と動作を図9に示す構成ブロック図を参
照して説明する。
【0067】イメージメモリ部9は、コネクタ900で
コア部8と接続され各種信号のやり取りを行う。入力信
号954は、メモリコントローラ905の制御の下でメ
モリ904に記憶される。メモリコントローラ905
は、CPU906の指示によりメモリ904とCPUバ
ス957とデータのやり取りを行うモードと、タイミン
グ生成回路902の制御の下で信号954をメモリ90
4に記憶するモードと、メモリ904からメモリ内容を
読み出し、信号955として出力するモードの3つの機
能を有する。メモリ904は32Mbytesの容量を
有し、400dpiの解像度及び256階調でA3相当
の画像を記憶することが可能である。タイミング生成回
路902は、コネクタ900と信号ライン952で接続
されており、コア部8からの制御信号(HSYNC,H
EN,VSYNC,VEN)により起動され、以下の2
つの機能を達成するための信号を生成する。
【0068】1つは、コア部8からの情報をメモリ90
4に記憶する機能であり、2つ目はメモリ904から情
報を読み出し、出力バス955に伝送する機能である。
デュアルポートメモリ903は、信号バス953を介し
てコア部8のCPU803と、信号バス957を介して
イメージメモリ部9のCPU906とが接続されてい
る。各々のCPUは、このデュアルポートメモリ903
を介してコマンドのやり取りを行う。
【0069】ここで、イメージメモリ部9に画像情報を
蓄積し、この情報をコンピュータに転送する一実施例を
説明する。
【0070】リーダ部1からの8bit多値画像信号
は、コネクタ900より入力され信号バス954を介し
てメモリコントローラ905に入力される。メモリコン
トローラ905は、コア部8からの制御信号952によ
ってタイミング生成回路902でタイミング信号956
を生成し、この信号に従って信号954をメモリ904
に記憶する。CPU906はメモリコントローラ905
のメモリ904をCPUバス957に接続する。CPU
906は、メモリ904から順次イメージ情報を読み出
し、デュアルポートメモリ903に転送する。コア部8
のCPU803は、イメージメモリ部9のデュアルポー
トメモリ903のイメージ情報を信号バス953、コネ
クタ900を介して読み取り、この情報をコンピュータ
・インターフェイス部6に転送する。コンピュータ・イ
ンターフェイス部6からコンピュータに情報を転送する
ことは、既に説明しているため略す。
【0071】次に、コンピュータから送られて来たイメ
ージ情報をプリンタ部2に出力する一実施例を説明す
る。
【0072】コンピュータから送られて来たイメージ情
報は、コンピュータ・インターフェイス部6を介してコ
ア部8に送られる。コア部8のCPU803は、CPU
バス854及びコネクタ809を介してイメージメモリ
部9のデュアルポートメモリ903にイメージ情報を転
送する。この時、CPU906はメモリコントローラ9
05を制御し、CPUバス957をメモリ904のバス
に接続する。CPU906は、デュアルポートメモリ9
03からイメージ情報をメモリコントローラ905を介
してメモリ904に転送する。その後、メモリ904へ
イメージ情報を転送し終わると、CPU906はメモリ
コントローラ905を制御し、メモリ904のデータラ
インを信号955に接続する。
【0073】CPU906は、デュアルポートメモリ9
03を介してコア部8のCPU803と通信を行い、メ
モリ904からコア部8を通りプリンタ部2に画像をプ
リント出力するための設定を行う。設定が終了すると、
タイミング生成回路902に起動をかけ、信号ライン9
56から所定のタイミング信号をメモリコントローラ9
05に出力する。メモリコントローラ905は、タイミ
ング生成回路902からの信号に同期してメモリ904
からイメージ情報を読み出し、信号ライン955に伝送
しコネクタ900に出力する。コネクタ900からプリ
ンタ部2に出力するまでは、コア部8で説明したので略
す。
【0074】次に、本実施例における動作を図10乃至
図13に示すフローチャートを参照しながら以下に説明
する。
【0075】まず、複写速度が毎分30枚の複写機にお
いて、原稿枚数が30枚、コピー部数が15部の連続コ
ピーを実行中にコピーの1部が終了した時点で、操作部
3から割り込みスキャンキー307が押下された場合に
ついて説明する。
【0076】操作部3で割り込みスキャンキー307が
押下されると(ステップS101)、ファクシミリ部6
に対し、割り込みスキャンキーが押下されたことを通知
する。この割り込みスキャン通知を受けたファクシミリ
部5は、プリンタ部2に対して割り込みスキャンを要求
する(ステップS102)。このとき、プリンタ部2
は、まず現在のコピーモードがあらかじめ設定された割
り込み禁止モードに該当するか否かを判断する(ステッ
プS103)。割り込み禁止モードは、原稿送り装置を
使用した両面連写、縮小レイアウト、多重複写、両面複
写、ソーティング、ステイプルが設定されており、割り
込み禁止モードには合致しないので、コピー終了までの
時間を算出する(ステップS104)。即ち、残りのコ
ピー枚数が420枚で、コピーにかかる所要時間は14
分かかると算出できる。次に、この所要時間をあらかじ
め定められた値と比較し(ステップS105)、その値
より大きい場合には、割り込みスキャンを可と判断し、
割り込みスキャンシーケンスに入る。割り込みを不可と
した場合は、そのままコピーを続行する。
【0077】割り込みスキャンシーケンスでは、まず原
稿枚数、コピーモード及び置数等を退避し(ステップS
106)、現在プリント中の紙の排紙が終了するのを待
ち(ステップS107)、終了を検知すると、操作部3
に対してスキャン可能であることを通達する。これによ
り、操作部3は操作者に対して原稿交換のメッセージを
表示する(ステップS108)。その後、原稿交換が成
されると(ステップS109)、スタートキー301の
押下を促すメッセージを表示する(ステップS11
0)。スタートキー301が押下されると(ステップS
111)、操作部3はファクシミリ部5に対してスキャ
ンスタートを通知し(ステップS112)、原稿の読取
りを開始する。
【0078】原稿の読取りが終了すると、ファクシミリ
部5よりプリンタ部2と操作部3に割り込みスキャン終
了が通知され、操作部3は原稿交換のメッセージを表示
する(ステップS113)。その後、原稿交換が成され
ると(ステップS114)、スタートキー301の押下
を促すメッセージを表示する(ステップS115)。ス
タートキーの押下により(ステップS116)、プリン
タ部2では原稿枚数、コピーモード及び置数等を復帰し
(ステップS117)、中断していたコピーを再開する
(ステップS118)。
【0079】次に、原稿枚数が6枚、コピー部数が1部
で片面原稿を片面コピーする際に、ホストコンピュータ
からコンピュータ・インターフェイス部6を介してイメ
ージメモリ部9に割り込みスキャン命令が入力された場
合について説明する。
【0080】まず、ホストコンピュータからコンピュー
タ・インターフェイス部6を介して割り込みスキャン要
求を入力すると(ステップS201,S202)、プリ
ンタ部2は現在のコピーモードがあらかじめ設定された
割り込み禁止モードに該当するか否かを判断する(ステ
ップS203)。割り込み禁止モードは、原稿送り装置
を使用した両面連写、縮小レイアウト、多重複写、両面
複写、ソーティング、ステイプルが設定されており、割
り込み禁止モードには合致しないので、コピー終了まで
の時間を算出する(ステップS204)。即ち、残り枚
数が5枚であるために、コピー終了までの時間は10秒
と算出できる。次に、算出された時間と割り込みスキャ
ン開始を判断のための一定値(例えば、1分)を比較
し、10秒が一定値(1分)より小さいため、割り込み
プリント不可と判断する。そこで、プリンタ部2は、ホ
ストコンピュータに対して割り込みスキャン不可を通知
する(ステップS220)。
【0081】また、複写速度が毎分30枚の複写機にお
いて、原稿枚数が30枚、コピー部数15部の両面原稿
を両面コピーの1部が終了したときに、ホストコンピュ
ータから割り込みスキャン命令が入力された場合(ステ
ップS201,S202)、あらかじめ設定された割り
込み禁止モードに該当するか否かを判断する(ステップ
S203)。割り込み禁止モードは、原稿送り装置を使
用した両面連写、縮小レイアウト、多重が設定されてお
り、割り込み禁止モードには合致しないので、コピー終
了までの時間を算出する(ステップS204)。即ち、
残りのコピー枚数が420枚で、更に両面コピーである
ため420枚にかかる所要時間は28分かかると算出で
きる。そこで、この所要時間があらかじめ定められた一
定値より長いので(ステップS205)、プリンタ部2
は割り込みスキャン可と判断し、原稿枚数、コピーモー
ド、置数を退避し(ステップS206)、イメージメモ
リ部9に対して割り込みスキャン可と通知する。これに
より、イメージメモリ部9はホストコンピュータ、操作
部3に割り込みスキャン可を通知する。
【0082】次に、プリンタ部2でプリント中の紙の排
紙が終了するのを待ち(ステップS207)、終了する
と、ホストコンピュータと操作部3で原稿交換のメッセ
ージを表示する(ステップS208)。原稿交換が終了
すると、ホストコンピュータと操作部3でスタートキー
301の押下を促すメッセージを表示する(ステップS
210)。スタートキー301が押下されると(ステッ
プS211)、操作部3はイメージメモリ部9に対して
原稿読み込みコマンドを通知し、画像を読み込む(ステ
ップS212)。原稿の読み込みが終了すると、イメー
ジメモリ部9がホストコンピュータに割り込みスキャン
終了を通知する(ステップS213)。また、操作部3
に対しても割り込みスキャン終了を通知し、ホストコン
ピュータと操作部3で原稿交換のメッセージを表示する
(ステップS214)。原稿交換が終了すると(ステッ
プS215)、操作部3はスタートキー301押下を促
すメッセージを表示する(ステップS216)。スター
トキー301押下により(ステップS217)、プリン
タ部2は原稿枚数、コピーモード、置数を復帰し(ステ
ップS218)、中断していたコピーを再開する(ステ
ップS219)。
【0083】以上のように、コピー動作時にファクシミ
リ部5、イメージメモリ部9による割り込みスキャンが
可能となる。
【0084】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。
【0085】また、本発明は、システム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成を実行中に、割り込みスキャンを可能とする複
合画像形成方法及び装置を提供することができる。
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における画像形成装置の構成を示す概
略ブロック図である。
【図2】図1に示すリーダ部1及びプリンタ部2の構成
を示す断面図である。
【図3】図1に示すリーダ部1に設けられた操作パネル
3を示す図である。
【図4】図1に示すリーダ部1内の画像処理部の構成を
示すブロック図である。
【図5】図1に示すファクス部5の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図1に示すコンピュータ・インターフェイス部
6の詳細な構成を示すブロック図である。
【図7】図1に示すプリンタフォーマッタ部7の詳細な
構成を示すブロック図である。
【図8】図1に示すコア部8の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】イメージメモリ部9のブロック図である。
【図10】本実施例における動作を説明するフローチャ
ートである。
【図11】本実施例における動作を説明するフローチャ
ートである。
【図12】本実施例における動作を説明するフローチャ
ートである。
【図13】本実施例における動作を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 操作部 4 外部装置 5 ファクス部 6 コンピュータ・インターフェイス部 7 フォーマッタ部 8 コア部 9 イメージメモリ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成中に、割り込みスキャン要求を
    受け付け、 前記割り込みスキャンを実行可能か否かを判断し、 その判断結果に応じて前記割り込みスキャンを実行する
    ことを特徴とする複合画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記割り込みスキャンを実行する場合、
    置数、複写モードを退避してスキャンを行い、スキャン
    後、置数、複写モードを復帰して画像形成を再開するこ
    とを特徴とする請求項1記載の複合画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記割り込みスキャン要求がファクシミ
    リ機能又はイメージ処理機能からの要求の場合、強制的
    に割り込みスキャンを実行することを特徴とする請求項
    2記載の複合画像形成方法。
  4. 【請求項4】 割り込みスキャンを受け付け可能状態
    で、ファクシミリ機能又はイメージ処理機能からの要求
    を受け付けることを特徴とする請求項2記載の複合画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 外部機器からの割り込みスキャン命令に
    より、割り込みスキャンを行うことを特徴とする請求項
    2記載の複合画像形成方法。
  6. 【請求項6】 割り込みスキャン要求を実行する際に、
    画像形成が終了する時間を算出し、その計算値があらか
    じめ定まった値より大きい場合に、割り込みスキャンを
    許可することを特徴とする請求項2記載の複合画像形成
    方法。
  7. 【請求項7】 あらかじめ割り込みスキャン命令を禁止
    するモードを設定し、そのモードで画像形成を行ってい
    る場合は、割り込みスキャンを受け付けないことを特徴
    とする請求項2記載の複合画像形成方法。
  8. 【請求項8】 画像形成中に、割り込みスキャン要求を
    受け付ける受け付け手段と、 前記受け付け手段により受け付けた割り込みスキャンを
    実行可能か否かを判断する判断手段と、 前記判断手段での判断結果に応じて前記割り込みスキャ
    ンを実行する実行手段とを備えることを特徴とする複合
    画像形成装置。
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