JPH087007Y2 - 吊り扉の枠体の構造 - Google Patents

吊り扉の枠体の構造

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JPH087007Y2
JPH087007Y2 JP1988098984U JP9898488U JPH087007Y2 JP H087007 Y2 JPH087007 Y2 JP H087007Y2 JP 1988098984 U JP1988098984 U JP 1988098984U JP 9898488 U JP9898488 U JP 9898488U JP H087007 Y2 JPH087007 Y2 JP H087007Y2
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JP
Japan
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rail
upper rail
mounting recess
frame
width
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JP1988098984U
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JPH0221273U (ja
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和晴 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は吊り扉のレール寸法の変化に対応できる枠体
の構造に関する。
【従来の技術】
従来にあっては上枠A′には第7図に示すように下面
に長手方向に沿ってレール取付け用凹所2′が形成さ
れ、このレール取付け用凹所2′の屋外側の開口縁から
化粧用幕板11が一体的に垂下されており、この上枠A′
のレール取付け用凹所2′に断面逆U字状の上レール3
が取付けられる。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上レール3には吊り扉Cを駆動させるため
のラックとピニオンのような歯車の収納体4が付設され
る場合があり、この場合には一定の幅寸法であるレール
取付け用凹所2′には上レール3を取付けることができ
なく、この収納体4の幅寸法を加えた上レール3の寸法
に合致する別の上枠を準備しなくてはならなく、又、側
枠の戸当りの位置も変化させなくてはならなく、複数種
の上枠A′と側枠を準備しなくてはならないという問題
があった。 本考案は上記課題を解決するために為されたものであ
り、その目的とするところは、吊り扉のレール寸法の変
化に対応できる枠体の構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本考案の吊り扉の枠体の構造は、上レール3の幅寸法
を大幅寸法Lの枠体と小幅寸法L1の枠体とに区分した形
態で施工使用する吊り扉の枠体であって、両者間の幅の
寸法差を寸法L2(L2=L−L1)としてこの寸法差L2内に
間隙10を形成し、上枠本体1の下面の長手方向に沿っ
て、前記した大幅寸法Lよりもやや大幅の寸法L′を有
するレール取付け用凹所2を形成して、そのレール取付
け用凹所2の幅寸法L′と上レール3の大幅寸法Lとは
略合致(L′≒LただしL′はLよりやや大きい。)し
た寸法とし、レール取付け用凹所2内に小幅寸法L1を有
する上レール3を嵌着した状態では、レール取付け用凹
所2の幅寸法L′の寸法差L2内において上レール3の屋
外側に形成される間隙10内に、化粧用幕板11が設置さ
れ、またレール取付け用凹所2内に大幅寸法Lを有する
上レール3を嵌着した状態では、上レール3内に収納体
4が設置されるとともに、その収納体4の外側位置にお
いて前記上レール3の屋外側に化粧用幕板11が設置され
るようにした吊り扉の枠体の構造であり、この構成によ
り上記課題が解決されたものである。 [作用] 上レール3の幅寸法を大幅寸法Lの枠体と小幅寸法L1
の枠体とに区分した形態で施工使用する吊り扉の枠体で
あって、両者間の幅の寸法差を寸法L2(L2=L−L1)と
してこの寸法差L2内に間隙10を形成し、上枠本体1の下
面の長手方向に沿って、前記した大幅寸法Lよりもやや
大幅の寸法L′を有するレール取付け用凹所2を形成し
て、そのレール取付け用凹所2の幅寸法L′と上レール
3の大幅寸法Lとは略合致(L′≒LただしL′はLよ
りやや大きい。)した寸法とし、レール取付け用凹所2
内に小幅寸法L1を有する上レール3を嵌着した状態で
は、レール取付け用凹所2の幅寸法L′の寸法差L2内に
おいて上レール3の屋外側に形成される間隙10内に、化
粧用幕板11が設置され、またレール取付け用凹所2内に
大幅寸法Lを有する上レール3を嵌着した状態では、上
レール3内に収納体4が設置されるとともに、その収納
体4の外側位置において前記上レール3の屋外側に化粧
用幕板11が設置される。 すなわち、収納体4が付設されて大幅寸法Lを有する
上レール3の場合には、その上レール3は、幅寸法L′
を有するレール取付け用凹所2内に精度よくしかも的確
に嵌着される。また小幅寸法L1を有する上レール3の場
合でも、上レール3の屋外側に形成される間隙10内に化
粧用幕板11を設置して、その化粧用幕板11は、小幅寸法
L1の上レール3とともにレール取付け用凹所2内に精度
よくしかも的確に嵌着される。 [実施例] 吊り扉Cのドアユニットは上枠Aと側枠Bと下枠Dと
からなる枠体Eに上レール3と下レール7が取着され、
上レール3に二枚折り扉である吊り扉Cの上端に設置さ
れた滑動コロ8が収納され、下端の支持用コロ9が下レ
ール8上を滑動するように設置されて構成されている。 本発明に係る吊り扉の枠体の構造は、上レール3の幅
寸法を大幅寸法Lの枠体と小幅寸法L1の枠体との二通り
に区分した形態で施工使用するものである。すなわち、
大幅寸法Lの枠体と小幅寸法L1の枠体との両者間の幅の
寸法差を寸法L2(L2=L−L1)とし、上枠Aを構成する
上枠本体1の下面に、長手方向に沿って前記した大幅寸
法Lよりやや大幅の寸法L′を有するレール取付け用凹
所2を形成する。そしてレール取付け用凹所2の幅寸法
L′と上レール3の大幅寸法Lとは略合致(L′≒Lた
だしL′はLよりやや大きい。)した寸法とする。 第3図に示すようにレール取付け用凹所2内に小幅寸
法L1を有する上レール3を嵌着した状態では、レール取
付け用凹所2の幅寸法L′内における大幅寸法Lの枠体
と小幅寸法L1の枠体との寸法差L2内において、上レール
3の屋外側(第3図中の上レール3の右側)に形成され
た間隙10内に、化粧用幕板11が設置される。また第4図
に示すようにレール取付け用凹所2内に大幅寸法Lを有
する上レール3を嵌着した状態では、上レール3内に収
納体4が設置されるとともに、その収納体4の外側位置
において上レール3の屋外側に化粧用幕板11が設置され
る。 第3図及び第4図は共に、この化粧用幕板11により上
レール3を隠蔽して、上レール3の屋内側(第3図及び
第4図中の上レール3の左側)が外部から見えないよう
にしている。 そして収納体4が付設され大幅寸法Lを有する上レー
ル3の場合には、その上レール3を幅寸法L′を有する
レール取付け用凹所2内に精度よくしかも的確に嵌着で
きる。また小幅寸法L1を有する上レール3の場合でも、
大幅寸法Lの枠体と小幅寸法L1の枠体との寸法差L2内に
形成された間隙10内に設置される化粧用幕板11を、その
小幅の上レール3とともにレール取付け用凹所2内に精
度よくしかも的確に嵌着できる。すなわち前記した
L′,L,L1,L2の寸法関係は、L′>L>L1>L2とな
る。 なお収納体4の内部には、例えば吊り扉Cを駆動させ
るためのラック・ビニオンのような歯車(図示せず)が
内蔵されている。 このように上枠Aには上レール3に収納体4を付設し
ない場合も付設する場合にも取付けることができるもの
である。尚、収納体4は重量の大きい吊り扉Cを採用す
る場合には補強部としても機能するものである。 枠側Bは側枠本体5の内面に戸当り6を前後方向に移
動自在に取付けて形成されたものである。即ち、第5図
に示すように側枠本体5の内面には上下方向に差し込み
溝12が形成され、この差し込み溝12に戸当り6に突設さ
れた差し込み片13が着脱自在に挿着されている。上レー
ル3に収納体4が付設された場合には、第5図に想像線
で示すように戸当り6を反転させて戸当り6を屋外側に
位置させればよい。
【考案の効果】
本考案に係る吊り扉の枠体の構造は、収納体が付設さ
れて大幅寸法を有する上レールの場合には、その上レー
ルを幅寸法を有するレール取付け用凹所内に精度よくし
かも的確に嵌着でき、また小幅寸法を有する上レールの
場合でも、大幅寸法の枠体と小幅寸法の枠体との寸法差
内に形成された間隙内に設置されるべき化粧用幕板を、
その小幅の上レールとともにレール取付け用凹所内に精
度よくしかも的確に嵌着できて、上レールの幅寸法を大
幅寸法の枠体と小幅寸法の枠体との二通りに区分した形
態で施工使用することで、能率的にかつ経済的な吊り扉
の枠体の施工工事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は吊り扉のドアユニットを示す分解斜視図、第2
図は同上の縦断面図、第3図及び第4図は本考案の上枠
の一実施例をその使用例とともに示す断面図、第5図は
本考案の側枠の一実施例をその使用例とともに示す断面
図、第6図は同上における戸当りを示す断面図、第7図
は従来例を示す断面図であって、1は上枠本体、2はレ
ール取付け用凹所、3は上レール、4は収納体、10は間
隙、11は化粧用幕板、Lは上レールの大幅寸法、L1は上
レールの小幅寸法、L2は上レールの大幅寸法と小幅寸法
との寸法差、L′はレール取付け用凹所の幅寸法であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上レールの幅寸法を大幅寸法の枠体と小幅
    寸法の枠体とに区分した形態で施工使用する吊り扉の枠
    体であって、大幅寸法の枠体と小幅寸法の枠体との両者
    間に幅の寸法差を設けてこの寸法差内に間隔を形成し、
    上枠本体の下面の長手方向に沿って前記した大幅寸法よ
    りもやや大幅の寸法を有するレール取付け用凹所を形成
    して、そのレール取付け用凹所の幅寸法と上レールの大
    幅寸法とは略合致した寸法とし、前記レール取付け用凹
    所内に小幅寸法を有する前記上レールを嵌着した状態で
    は、前記レール取付け用凹所の幅寸法内において、上レ
    ールの屋外側に形成される間隙内に化粧用幕板が設置さ
    れ、また前記レール取付け用凹所内に大幅寸法を有する
    上レールを嵌着した状態では、上レール内に収納体が設
    置されるとともに、その収納体の外側位置において前記
    上レールの屋外側に化粧用幕板が設置されるようにした
    吊り扉の枠体の構造。
JP1988098984U 1988-07-26 1988-07-26 吊り扉の枠体の構造 Expired - Lifetime JPH087007Y2 (ja)

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JPH0221273U JPH0221273U (ja) 1990-02-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022199U (ja) * 1983-07-20 1985-02-15 株式会社 箕面崎商店 酒造用醪の撹拌装置
JPS61127285U (ja) * 1985-01-25 1986-08-09

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