JPH076444Y2 - 横滑り反転サッシ - Google Patents

横滑り反転サッシ

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JPH076444Y2
JPH076444Y2 JP1988155025U JP15502588U JPH076444Y2 JP H076444 Y2 JPH076444 Y2 JP H076444Y2 JP 1988155025 U JP1988155025 U JP 1988155025U JP 15502588 U JP15502588 U JP 15502588U JP H076444 Y2 JPH076444 Y2 JP H076444Y2
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shoji
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sash
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JP1988155025U
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善男 森
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Howa Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は横滑り反転サッシの改良に係り、障子を反転させ
た際完全に180°反転し、障子が障子枠内に収まるよう
にしたものである。
従来の技術と問題点 高層建造物において障子の外側を清掃する際に、ゴンド
ラを使用することなく室内側からの清掃を可能にするた
め、横滑り反転サッシが採用されていることは広く知ら
れている。而して横滑り反転サッシは障子の横滑りに伴
ない、障子を室外側に押し出して反転させる支持アーム
を使用することが必須である。従来の横滑り反転サッシ
においては、障子を反転させた際に上記支持アームが、
障子に取付けられ、枠体に設けた案内部材に案内されて
横滑りする滑動部材に干渉し、完全に180°反転するこ
とができず摺動部材を取付けた側と反対側が室外側に斜
めに突出する。この突出量は障子の横巾が長い場合には
相当な量となり、清掃を行なう際に室内から身を乗り出
した不安定な姿勢で作業をしなければならず、特に障子
の上部を清掃する場合には危険であるばかりではなく、
誤って清掃具を取り落とした場合には地上迄落下する欠
点を有している。
上記の欠点に鑑み近年に至り、実公昭62−24698号実開
昭59−30490号実開昭62−75182号公報等に示すように、
完全に180°の反転が可能な横滑り反転サッシが提案さ
れている。然しながら上記した従来例は、支持アームの
枢支点を見込より外部に突出させたり、支持アームに関
節を設けたり又支持アームを不自然に湾曲させたりして
いるので外観上に問題があったり作動に円滑を欠くおそ
れがある等、必ずしも満足し得るものではない。
問題点を解決するための手段 本願は上記従来の問題点を解決するために、障子の一方
側の障子框に、枠体に設けた案内部材に案内されて横滑
りする滑動部材と、障子を反転させる反転部とを設け、
又反転部と反対側の枠体と障子框との間に支持アームが
配設され、滑動部材が案内部材に案内されて横滑りしこ
の横滑りに伴ない、反転部を中心とし支持アームにより
障子が室外側に押し出されて反転する横滑り反転サッシ
において、反転部の反転基板には室内側部分に脚片を上
下方向に延設し、この脚片の室外側面に滑動部材を取付
け、反転基板と脚片と滑動部材との間に、室外側と障子
の横滑り方向に開口する収納凹部を形成し、障子が反転
した際に、収納凹部に支持アームが入り込むようにして
従来装置の欠点を除いたものである。
実施例 以下本願を、実施例を示す図面により詳細に説明する。
第7図は本願横滑り反転サッシを室内側から見た正面図
で、1は障子2,2Aは竪框3は下框3Aは上框、又4,4Aは竪
枠5は下枠更に5Aは上枠で、以下詳記する反転部6,7は
第7図のX,X1で示す位置に、支持アーム8,8AはY,Y1で示
す位置に夫々取付けられている。
まず、上記Xの位置に取付ける反転部6は次の通りであ
る。9は反転基板で平面形状が略蒲鉾状をなし、その外
周面の所定の位置に、反転する障子1を所望の位置に係
止する所定の数のストッパー孔10が設けられている。反
転基板9の下面には脚片11を延設垂下するが、脚片11の
室外側の側面11A(第2図)は、後記する支持アーム8
の室内側の側面8I(第2図)と干渉しないように延設位
置を設定する。該脚片11の下端には、本実施例において
戸車12として示される滑動部材の取付部13を突設するこ
とにより、上記反転基板9と取付部13と脚片11との間に
収納凹部14が構成され、この収納凹部14は室内側(第2
図において左側)を除いてその他は全て開放している。
取付部13は脚片11にカギ形に突設されて中央に区画板13
Aが設けられており、該取付部13に回転自在に戸車12を
取付ける。尚滑動部材は戸車に限定されるものでなく、
樹脂製等の摺動ブロックを使用しても可である。反転基
板9上面には基板9と一体的に枢軸15が取付けられる
が、その取付けは、枢軸15を基板9に螺合した後カシメ
加工を施す等、絶対に両者が分離しないように強固に取
付ける。
次ぎに16は軸筒で、第1図に示すように取付け金具17に
より、障子1の右側下部の下框3と竪框2に強固に取付
けられ、上下両端には砲金等の比較的潤滑度を有する端
面板18を取付けている。該軸筒16には両端面板18も含め
上下に貫通する枢支孔19が穿設され、この枢支孔19に上
記枢軸15を挿入することにより、軸筒16下側の端面板を
反転基板9上面に載置し、障子1は枢軸15により回動
(反転)可能に枢支され、戸車12は下枠5に設けたレー
ル20に嵌込まれる。21はストッパー軸で、ストッパー軸
21は上記枢支孔19と同様に横筒16に穿たれた嵌挿孔22に
遊合され、而して嵌挿孔22の穿設位置は、嵌挿孔22の中
心即ちストッパー軸21の中心が、上記反転基板9の外周
に取付けたストッパー孔10の中心と一致するように設定
する。ストッパー軸21の先端は軸筒16上側の端面板18よ
り外部に突出して摘子21Aが取付けられるとともに、バ
ネ23により図面において下側反転基板9に向けて付勢
し、ストッパー軸21の先端が反転基板9上面に当って突
出を制している。
次に第7図の、X1にて示される位置に取付ける反転部7
は次の通りである。該反転部7は上記反転部6からスト
ッパー孔10とストッパー軸21とを除き、滑動部材は前記
した樹脂製の摺動ブロック12Aを脚片11に取付け、上枠5
Aに案内させるようになっている以外は全て上記反転部
6と同様で、軸筒16が取付金具17により竪框2と上框3A
に取付られ、収納凹部14は反転基板9と摺動ブロック12
Aと脚片11との間に構成される。
支持アーム8,8Aは障子1の上下両側で、かつ反転部6,7
の反対側に位置させ次のように取付ける。第1図におい
て24,24Aはともに台座で、台座24は下框3及び上框3Aの
長さ方向の略中心付近の所定の位置に取付けられ、台座
24Aは上記台座24に対応させ竪枠4Aに取付けられてい
る。この両台座24,24A間に支持アーム8,8Aを枢着する
が、その枢着は前記したように室内側の側面8I,8AIが脚
片11の室外側の側面11Aと干渉することなく、又高さは
収納凹部14内に位置するように枢着位置を設定する。
以上の如き構成において、障子1を室外側に押しながら
左側に引くと、戸車12がレール20上を走行し摺動ブロッ
ク12Aは上枠5Aに案内されて横滑りするとともに、横滑
りに伴ない支持アーム8,8Aによって室外側に押し出され
るので、軸筒16の端面板18とストッパー軸21(下側の
み)の先端とが反転基板9上を滑りながら、枢軸15を中
心として第8図に示す軌跡を画いて反転し、反転の途中
でストッパー軸21がストッパー孔10と一致すると、バネ
23力によりストッパー軸21がストッパー孔10に嵌合して
障子1は当該位置に係止めされ、通常の換気通風はこの
状態(第8図P)で行なわれる。この係止状態からバネ
23を圧して摘子21Aを引き上げるとストッパー軸21とス
トッパー孔10とは嵌合を脱し、障子1は再び横滑りしな
がら反転を再開する。
障子の反転は前記したように、横滑りに伴なう支持アー
ム8,8Aによる室外側への押出しによるものであるから、
当然に支持アーム8,8Aは障子1の反転に伴ない、第8図
に示すように順次所定の角度を持って室外側に突出し、
第8図のP1で示す位置、即ち障子1が90°反転して再度
係止が行なわれた時の突出量が最大となり、以後P1の位
置からP2へと反転が進むにしたがい、支持アーム8,8Aは
次第に突出量が減少して見込内に入り込み、180°反転
が可能な場合には旧に復する。然しながら従来の横滑り
反転サッシは前記したように旧に復しようとする支持ア
ーム8,8Aが竪枠4側から竪枠4A側に横滑りして来た反転
部(又は戸車等)に干渉して旧に復することができず、
従って障子1は完全な180°の反転が不能となりある角
度を持って室外側に突出する。従来装置は以上の如くで
あるが、本願装置の反転部6,7には前記したように収納
凹部14が設けられているので、支持アーム8,8Aは反転部
6,7と干渉することなく第5図(上側省略)に示すよう
に収納凹部14内に収納され、障子1は完全に180°の反
転を行う。また、障子1の閉鎖状態において、支持アー
ム8,8Aは収納凹部14内に収納され、支持アーム8,8Aと戸
車12,摺動ブロック12Aとは見込み方向(室内外方向)に
位置を一致させて上下方向に並んだ位置関係となるの
で、見込み幅寸法が極めて小さな反転サッシを提供でき
る。
考案の効果 本願は以上詳記したように反転部に収納凹部を設け、障
子が反転した際に支持アームを該収納凹部に収納するよ
うにしたことにより、180°の完全反転を可能としたば
かりでなく、180°反転可能な従来装置が有する作動の
円滑さを欠く欠点、又は外観上美観をそこなう欠点等の
全てを解決し、さらに、見込み幅寸法の小さな反転サッ
シを提供し得るようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本願実施の一例を示し、第1図は室内側から視た
要部の切断正面図、第2図は下側反転部の、第3図は上
側反転部の右側面図、第4図は下側反転部の上面図、第
5図は反転終了後の下側反転部を室外側から視た部分
図、第6図は第2図A−A線断面図、第7図は室内側か
らの全体正面図、第8図は横滑り反転動作の説明図であ
る。 1…障子、2,2A…竪框、3…下框、3A…上框、4,4A…竪
枠、5…下枠、5A…上枠、6,7…反転部、8,8A…支持ア
ーム、9…反転基板、11…脚片、13…取付部、14…収納
凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】障子の一方側の障子框に、枠体に設けた案
    内部材に案内されて横滑りする滑動部材と、障子を反転
    させる反転部とを設け、又反転部と反対側の枠体と障子
    框との間に支持アームが配設され、滑動部材が案内部材
    に案内されて横滑りしこの横滑りに伴ない、反転部を中
    心とし支持アームにより障子が室外側に押し出されて反
    転する横滑り反転サッシにおいて、反転部の反転基板に
    は室内側部分に脚片を上下方向に延設し、この脚片の室
    外側面に滑動部材を取付け、反転基板と脚片と滑動部材
    との間に、室外側と障子の横滑り方向に開口する収納凹
    部を形成し、障子が反転した際に、収納凹部に支持アー
    ムが入り込むようにした横滑り反転サッシ。
JP1988155025U 1988-11-29 1988-11-29 横滑り反転サッシ Expired - Lifetime JPH076444Y2 (ja)

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JPH0274480U JPH0274480U (ja) 1990-06-07
JPH076444Y2 true JPH076444Y2 (ja) 1995-02-15

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921253U (ja) * 1982-08-02 1984-02-09 松下電工株式会社 コ−ナ用キヤビネツトの配置構造
JPS59163072U (ja) * 1982-12-29 1984-10-31 立山アルミニウム工業株式会社 反転窓

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JPH0274480U (ja) 1990-06-07

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