JPH0869983A - ダイシングテープ - Google Patents

ダイシングテープ

Info

Publication number
JPH0869983A
JPH0869983A JP20501494A JP20501494A JPH0869983A JP H0869983 A JPH0869983 A JP H0869983A JP 20501494 A JP20501494 A JP 20501494A JP 20501494 A JP20501494 A JP 20501494A JP H0869983 A JPH0869983 A JP H0869983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dicing tape
wafer
dicing
bevel
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20501494A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehisa Takahashi
岳久 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Japan Semiconductor Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Iwate Toshiba Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Iwate Toshiba Electronics Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20501494A priority Critical patent/JPH0869983A/ja
Publication of JPH0869983A publication Critical patent/JPH0869983A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dicing (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 この発明は、ダイシングテープの弛みを招く
ことなくベベル部分をも確実にダイシングテープに貼付
し得るダイシングテープを提供することを目的とする。 【構成】 この発明は、ウェーハ4をダイシングする際
にウェーハが嵌め入れられ、ウェーハの裏面ならびに外
周部のベベルに貼付されてウェーハを保持する凹部5を
ダイシングテープ1に設けて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウェーハをダ
イシングする際にウェーハ裏面に貼付して、ウェーハを
ダイシングした際に個々のペレットを保持するダイシン
グテープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のダイシングテープとして
は、例えば図5に示すような構造のものが知られてい
る。
【0003】図5において、ダイシングテープ51は、
塩化ビニールやポリマー系材料を用いたベースフィルム
の基材52の一方面にアクリル系やポリマー系材料を用
いた接着剤53が塗布されて構成されており、基材52
及び接着剤53はそれぞれ均一な厚さに形成されてい
る。また、基材52に接着されていない接着剤53の面
には、離型材となるセパレータ54が設けられている。
【0004】このような構造のダイシングテープ51を
ウェーハに貼付する際には、セパレータ54を接着剤5
3から剥がし、専用の貼付装置又は人手により接着剤5
3を介してダイシングテープ51をウェーハの裏面に貼
付していた。
【0005】このようにしてダイシングテープが貼付さ
れるウェーハ55は、図6に示すように一般的には外周
部が円形状に丸められて形成されており、このような部
分はベベル56と呼ばれている。
【0006】外周部にベベル56が形成されているウェ
ーハ55に、図5に示すダイシングテープを貼付する
と、図6の断面図に示すように、ベベル56の部分では
ウェーハ55はダイシングテープ51に接着されず、非
接着領域57が生じてしまう。このような状態で、ウェ
ーハ55をダイシングしてペレットに分割すると、切断
部58により分割された非接着領域57のウェーハ片5
9がダイシングの際の衝撃、振動等により飛散してしま
う。飛散したウェーハ片59は、ダイシングされた正常
なペレットに当たり損傷を与えていた。
【0007】また、ダイシングテープ51をウェーハ5
5に貼付する際に、図8に示すように、ダイシングテー
プ51がベベル56に張り付き、ダイシングテープ51
はベベル56の部分で弛み60が生じ上方へ盛り上がる
場合があった。
【0008】このような場合には、ウェーハ55をダイ
シングした際に、図8に示すように、ベベル56の弛み
60の部分でダイシングテープ51への切り込み量が他
の正常な部分61に比べて深くなっていた。このため、
ダイシング工程の次のダイボンディング工程において、
ダイシングテープに貼付されて分割されたペレットの間
隔をある程度確保してダイボンディング装置側のペレッ
ト検出感度を向上させるために、ダイシングが終了した
図8に示すダイシングテープ51を引き伸ばすと、ダイ
シングテープ51は切り込み量の深い部分で破れ、ダイ
ボンディング工程に支障を来していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のダイシングテープにあっては、基材ならびに基材
に塗布された接着剤が均一の厚さに形成されていたの
で、ウェーハのベベルの部分で非接着領域が生じ、この
非接着領域のウェーハ片がダイシングの際に飛散し、正
常なペレットに損傷を与えるといった不具合が生じてい
た。
【0010】また、ベベルの部分でダイシングテープが
弛み、ダイシングの際にダイシングテープへの切り込み
が深くなり、ダイシングテープを引き伸した際にテープ
が破れるという不具合を招いていた。
【0011】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、ダイシングテ
ープの弛みを招くことなくベベル部分をも確実にダイシ
ングテープに貼付し得るダイシングテープを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ウェーハをダイシングする
際にウェーハが嵌め入れられ、ウェーハの裏面ならびに
外周部のベベルに貼付されてウェーハを保持する凹部が
設けられてなる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のダ
イシングテープにおいて、前記凹部は、ダイシングテー
プを構成する基材上に設けられた接着剤に形成されてな
る。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載のダ
イシングテープにおいて、前記凹部は、ダイシングテー
プを構成する基材に形成されてなる。
【0015】
【作用】上記構成において、この発明は、ダイシングテ
ープに設けられた凹部にウェーハを嵌め入れてベベル部
をダイシングテープに接着するようにしている。
【0016】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。
【0017】図1は請求項1又は2記載の発明の一実施
例に係わるダイシングテープの断面構造を示す図であ
る。
【0018】図1において、ダイシングテープ1は、塩
化ビニールやポリマー系材料を用いたベースフィルムの
基材2の一方面にアクリル系やポリマー系材料を用いた
接着剤3が塗布されて構成されている。基材2に塗布さ
れた接着剤3には、ウェーハ4をダイシングする際にウ
ェーハ4が嵌め入れられ、ウェーハ4の裏面ならびに外
周部のベベルに接着剤3が貼付されてウェーハ4を保持
する凹部5が設けられている。このような凹部5の形状
は、ウェーハ4ならびにベベルの形状に合わせて形成さ
れる。また、ウェーハ4がダイシングテープ1に貼付さ
れる前は、このような凹部5には、図2に示すように凹
部5と嵌合する凸部6を有するセパレータ7が貼付され
接着剤3が保護されている。
【0019】このような構造において、ウェーハ4をダ
イシングする際には、まずセパレータ7をダイシングテ
ープ1から剥がし、ウェーハ4を凹部5に嵌め入れてダ
イシングテープ1にウェーハ4を接着剤3で接着し貼付
する。このようなダイシングテープ1とウェーハ4との
接着においては、ダイシングテープ1に弛みが生じるこ
となくウェーハ4の裏面ならびにベベルの下方部分が確
実にダイシングテープ1に接着されることになる。
【0020】これにより、ウェーハ4をダイシングした
際に、ベベルの部分の切断されたウェーハ片はダイシン
グテープ1に接着されて、ウェーハ片の飛散を防止する
ことができる。この結果、ウェーハ片の飛散による正常
なペレットの損傷は回避され、歩留まりを向上させるこ
とができる。
【0021】また、ダイシングテープ1を弛ませること
なく均一にウェーハ4に貼付することが可能となり、図
3のAに示すようにダイシングの切り込み深さが均一と
なり、ダイボンディング工程において、ダイシングテー
プ1を引き伸ばしてもダイシングテープ1の破れを防止
することができる。これにより、良品の破棄が回避され
て歩留まりを向上されることができる。
【0022】図4は請求項1又は3記載の発明の一実施
例に係わるダイシングテープの断面構造を示す図であ
る。
【0023】この実施例の特徴とするところは、この発
明の特徴とするところの凹部15をダイシングテープ1
1の基材12に形成し、ダイシングテープの表面に接着
剤13を均一に塗布し,凹部15にウェーハ14を嵌め
入れて接着するようにしたことにある。使用方法ならび
にセパレータに関しては上記実施例と同様である。
【0024】したがって、このような実施例において
も、上記実施例と同様な効果を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ダイシングテープに設けられた凹部にウェーハを嵌
め入れてベベル部をダイシングテープに接着するように
しているので、ダイシングテープを弛ませることなくウ
ェーハのベベル部を確実にダイシングテープに接着させ
ることができる。
【0026】これにより、ダイシングの際にベベル部の
ウェーハ片の飛散が防止され、正常なペレットの損傷を
防止することができる。さらに、ダイシングの際にダイ
シングテープの切り込み深さが均一となり、ダイシング
テープの破れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1又は2記載の発明の一実施例に係わる
ダイシングテープの構成を示す断面図である。
【図2】図1又は図4に示すダイシングテープのセパレ
ータの構成を示す断面図である。
【図3】ダイシングされたウェーハ及びダイシングテー
プの様子を示す断面図である。
【図4】請求項1又は3記載の発明の一実施例に係わる
ダイシングテープの構成を示す断面図である。
【図5】従来のダイシングテープの構成を示す図であ
る。
【図6】半導体ウェーハの構造を示す図である。
【図7】従来のダイシングテープに貼付されたウェーハ
をダイシングした際の様子を示す図である。
【図8】従来のダイシングテープに貼付されたウェーハ
をダイシングした際の他の様子を示す図である。
【符号の説明】
1,11 ダイシングテープ 2,12 基材 3,13 接着剤 4,14 ウェーハ 5,15 凹部 6 凸部 7 セパレータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーハをダイシングする際にウェーハ
    が嵌め入れられ、ウェーハの裏面ならびに外周部のベベ
    ルに貼付されてウェーハを保持する凹部が設けられてな
    ることを特徴とするダイシングテープ。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、ダイシングテープを構成す
    る基材上に設けられた接着剤に形成されてなることを特
    徴とする請求項1記載のダイシングテープ。
  3. 【請求項3】 前記凹部は、ダイシングテープを構成す
    る基材に形成されてなることを特徴とする請求項1記載
    のダイシングテープ。
JP20501494A 1994-08-30 1994-08-30 ダイシングテープ Pending JPH0869983A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20501494A JPH0869983A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 ダイシングテープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20501494A JPH0869983A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 ダイシングテープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0869983A true JPH0869983A (ja) 1996-03-12

Family

ID=16500024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20501494A Pending JPH0869983A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 ダイシングテープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0869983A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7402503B2 (en) 2004-07-12 2008-07-22 Seiko Epson Corporation Dicing sheet, manufacturing method thereof, and manufacturing method of semiconductor apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7402503B2 (en) 2004-07-12 2008-07-22 Seiko Epson Corporation Dicing sheet, manufacturing method thereof, and manufacturing method of semiconductor apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040087059A1 (en) Die singulation using deep silicon etching
TW201941287A (zh) 處理晶圓的方法
US5029418A (en) Sawing method for substrate cutting operations
JP2000195828A (ja) ウエハの切断分離方法およびウエハの切断分離装置
JPS624341A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0869983A (ja) ダイシングテープ
JP2001144037A (ja) 半導体装置の製造方法及び製造装置
JPH04297056A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0574934A (ja) 薄型チツプの形成方法
CN111070448A (zh) 一种晶圆环形切割方法
JP2010258136A (ja) 粘着テープ及びウェーハの分割方法
JPH07302772A (ja) ダイシング方法およびウエハおよびウエハ固定用テープならびに半導体装置
JPH05198670A (ja) 半導体ウェーハの切断方法
JPS59130438A (ja) 板状物の分離法
JPH08323737A (ja) 半導体ウエハの分割装置
JPH08181197A (ja) 半導体装置の製造方法およびそれに用いるウエハマウンタ
JPH04307756A (ja) 半導体素子の分離方法
JPH0637181A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6181652A (ja) ダイシングフイルム
JP2000012492A (ja) 半導体ウェハの研磨方法および半導体ウェハ構造体
JP2000305462A (ja) 多層ラベルおよびその製造方法
JPH03169045A (ja) ダイシング用粘着テープ
JP2003238914A (ja) 粘着フィルム剥離用テープ及びそれを用いる粘着フィルム剥離方法
JP4335591B2 (ja) 半導体装置の製造方法
TWI804947B (zh) 處理基板的方法