JPH086985Y2 - シリンダ錠の回転検出装置 - Google Patents

シリンダ錠の回転検出装置

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Publication number
JPH086985Y2
JPH086985Y2 JP8454789U JP8454789U JPH086985Y2 JP H086985 Y2 JPH086985 Y2 JP H086985Y2 JP 8454789 U JP8454789 U JP 8454789U JP 8454789 U JP8454789 U JP 8454789U JP H086985 Y2 JPH086985 Y2 JP H086985Y2
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JP
Japan
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cylinder lock
detection switch
handle
switch
handle case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8454789U
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English (en)
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JPH0323576U (ja
Inventor
哲生 山田
Original Assignee
株式会社本田ロック
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Publication date
Application filed by 株式会社本田ロック filed Critical 株式会社本田ロック
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のドアを外側から開閉するためのア
ウトドアハンドルに付設するシリンダ錠の回転検出装置
の配置に関する。
(従来の技術) 自動車の運転者側のドアに設けられたシリンダ錠に、
その解錠方向及び施錠方向の回転を検出するスイッチを
設け、該スイッチの出力によって他のドアの解錠又は施
錠を行なう電動アクチェータを作動することは従来知ら
れている。また、前記のスイッチの出力を、不正手段に
よるドア開放を防止するための盗難防止システムのセッ
ト信号又はリセット信号として利用することも知られて
いる。
このような検出スイッチは、通常シリンダ錠と一体に
組付けられている。例えば実開昭61-47863においては、
シリンダ錠のロータの後端にロータリスイッチを設けて
おり、特公昭63-63713においては、シリンダ錠の錠ケー
スの側部にスイッチのケースを固定し、錠のロータ後端
を固定されたレバーで該スイッチを操作するようにして
いる。
(考案が解決しようとする課題) 前記の従来のスイッチのうち、シリンダ錠のロータの
後端にスイッチを設ける形式のものは、シリンダ錠の長
さが長くなり、このためドアを厚くしなければ窓ガラス
の昇降を干渉する不都合がある。またシリンダ錠ケース
の側部にスイッチを固定する形式のものは、径方向の寸
法が大きくなるためハンドルケースの錠取付けスペース
を大きくとる必要がある。
このシリンダ錠及び検出スイッチをアウトハンドルと
共にハンドルケースに集約設置すれば、ドア組立工程の
短縮化に好都合であるが、ドアの厚さに制約があった
り、ハンドルケース自体があまり大きくない上に内側へ
の膨出部があるため、前記のようにスイッチを組付けて
一体化したシリンダ錠を取付けることは設計上困難であ
る。
そこで、本考案は、ハンドルケースの裏面を有効に利
用してシリンダ錠及び検出スイッチをコンパクトに設置
できるようにすることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の前記課題の解決手段は、ハンドルケースに、
ハンドル引きのための凹所を形成するための背面側への
膨出部と、該膨出部の側部にあってハンドルケースの前
面側に位置して上下にわたる平坦部とを設け、該平坦部
の背面の下部にシリンダ錠を取付け、かつその上部にシ
リンダ錠の回転を検出するロータリ型の検出スイッチを
設け、該シリンダ錠のロータにこれと一体に回転するレ
バーを設け、該レバーと前記検出スイッチの操作子とを
膨出部側で連動部材で連動させたことを特徴とする。
(作用) 前記の手段により、キーでシリンダ錠を開閉すると、
検出スイッチは、連動部材を介してシリンダ錠のレバー
で操作される。また該検出スイッチ及びシリンダ錠は、
別体に構成されるのでそれぞれが小型であり、ハンドル
ケースに嵩張らずに設置される。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。第
1図ないし第3図において、1は自動車のドアに取付け
られるハンドルケースで、略長方形をなしており、該ハ
ンドルケース1には、外面の大部分に凹部すなわち裏面
側から見て膨出部2が形成され、第2図に示すように一
端側に平坦部3が形成されており、外面の上半分を覆っ
てドア開閉用のアウトハンドル4が枢着され、平坦部3
の下半部にはシリンダ錠5が取付けられている。
ハンドルケース1にアウトハンドル4を枢着するため
に、1対のハンドル支持アーム6、6が該ケース1の裏
面から上向きに突設され、また該アーム6、6に隣接し
て開口7、8が設けられ、ハンドル4に立設したハンド
ルアーム9、10が該開口7、8を通って背面上部におい
てピン11で支持アーム6、6に枢着され、スプリング12
で閉方向の弾発力を受けている。
シリンダ錠5のロータ13の後端部13aにはレバー14が
固着され、これにスイッチ操作用のリンク15とドアロッ
ク装置に接続するロッド16の各端部が連結される。
平坦部3のシリンダ錠5の上方の裏面には、スイッチ
保持板17が固定具18、19で固定されるが、該保持板17の
上端に頂部形状を正面から見て円弧状にした防盗庇20が
内向きに屈曲形成されて検出スイッチ21を覆い、窓ガラ
スに沿って挿入される条片等によってスイッチ21の操作
子25やレバー14が操作されるのを防止する。
検出スイッチ21は、ロータリスイッチにて構成され、
固定部22、23で保持板17に固定され、その回転軸24にレ
バー状の操作子25が連結され、該操作子25に前記リンク
15の他端が接続されている。シリンダ錠5が施錠又は解
錠されると、ロータ13の回転でレバー14、リンク15、操
作子25を介して検出スイッチ21が操作されて施錠又は解
錠信号を発し、その信号はコード26によってドアロック
アクチュエータ等の制御回路に伝達される。
以上のように、検出スイッチ21をロータリ型スイッチ
として該検出スイッチ21及びシリンダ錠5を、ハンドル
ケース1の前面側の一側に上下にわたって設けた平坦部
3に上下に配置したから、該平坦部3の横幅が狭くても
取付けスペースを確保することができる。また、該平坦
部3は、ハンドルケース1の前面側に位置するから、検
出スイッチ21とシリンダ錠5がハンドルケース1から背
後に突出する長さを短くすることができる。更に、シリ
ンダ錠5のレバー14と検出スイッチ21の操作子25を膨出
部2側へ向けて伸ばして連動させたから、連動機構をハ
ンドルケース1の輪郭内に納めることができる。
したがって、シリンダ錠5、検出スイッチ21、連動機
構等がコンパクトにまとまり、ドア内における窓ガラス
の昇降位置の設定や他の部材の配置が容易になる。
(考案の効果) 本考案は、以上のように検出スイッチをロータリ型ス
イッチとして該検出スイッチ及びシリンダ錠を、ハンド
ルケースの前面側の一側に上下にわたって設けた平坦部
に上下に配置したから、該平坦部の横幅が狭くても取付
けスペースを確保することができる。
また、該平坦部は、ハンドルケースの前面側に位置す
るから、検出スイッチとシリンダ錠がハンドルケースか
ら背後に突出する長さを短くすることができる。
更に、シリンダ錠のレバーと検出スイッチの操作子を
膨張部側へ向けて伸ばして連動させたから、連動機構を
ハンドルケースの輪郭内に納めることができる。
したがって、シリンダ錠、検出スイッチ、連動機構等
がコンパクトにまとまり、ドア内における窓ガラスの昇
降位置の設定や他の部材の配置が容易になる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案を実施したハンドルケースの背面図、第
2図は正面図、第3図は側面図である。 1……ハンドルケース、2……膨出部 3……平坦部、5……シリンダ錠 13……ロータ、14……レバー 15……連結部材、20……防盗庇 21……検出スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルケースに、ハンドル引きのための
    凹所を形成するための背面側への膨出部と、該膨出部の
    側部にあってハンドルケースの前面側に位置して上下に
    わたる平坦部とを設け、該平坦部の背面の下部にシリン
    ダ錠を取付け、かつその上部にシリンダ錠の回転を検出
    するロータリ型の検出スイッチを設け、該シリンダ錠の
    ロータにこれと一体に回転するレバーを設け、該レバー
    と前記検出スイッチの操作子とを膨出部側で連動部材で
    連動させたことを特徴とするシリンダ錠の回転検出装
    置。
JP8454789U 1989-07-20 1989-07-20 シリンダ錠の回転検出装置 Expired - Lifetime JPH086985Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8454789U JPH086985Y2 (ja) 1989-07-20 1989-07-20 シリンダ錠の回転検出装置

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JP8454789U JPH086985Y2 (ja) 1989-07-20 1989-07-20 シリンダ錠の回転検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0323576U JPH0323576U (ja) 1991-03-12
JPH086985Y2 true JPH086985Y2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=31633104

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8454789U Expired - Lifetime JPH086985Y2 (ja) 1989-07-20 1989-07-20 シリンダ錠の回転検出装置

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JP (1) JPH086985Y2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58176366A (ja) * 1982-04-09 1983-10-15 日産自動車株式会社 自動車用盗難防止装置
JPS58176366U (ja) * 1982-05-20 1983-11-25 富士電気化学株式会社 偏平型電池
JPH0332198Y2 (ja) * 1984-12-05 1991-07-09
JPS62189470U (ja) * 1985-11-15 1987-12-02
JPS6422560U (ja) * 1987-07-31 1989-02-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0323576U (ja) 1991-03-12

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