JPH0869601A - 磁気記録媒体およびその製造方法と磁気記録方式 - Google Patents

磁気記録媒体およびその製造方法と磁気記録方式

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JPH0869601A
JPH0869601A JP6216039A JP21603994A JPH0869601A JP H0869601 A JPH0869601 A JP H0869601A JP 6216039 A JP6216039 A JP 6216039A JP 21603994 A JP21603994 A JP 21603994A JP H0869601 A JPH0869601 A JP H0869601A
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JP6216039A
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English (en)
Inventor
Akio Hasebe
章雄 長谷部
Yoichi Ito
洋一 伊藤
Masayoshi Ishii
政義 石井
Etsuo Otsuki
悦夫 大槻
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な磁気記録・再生装置を用意する必要が
なく,また,優れた偽造防止効果を有する磁気記録方式
および磁気記録媒体とその製造方法を提供すること。 【構成】 磁気記録方式は,初期情報記録の際,長手方
向に一箇所以上の未記録部分を残して記録を行ない,そ
の後,順次新しい情報を記録する際には,前記未記録部
分に,新規情報を記録する。それに用いる磁気記録媒体
は,磁性層が少なくとも3kOeの前記基体上の保磁力
値を有するとともに,前記保磁力値の多くとも1/2の
印加磁界で飽和磁化の25%以上の磁化を有する磁性粉
により形成されており,前記磁性層への情報の記録は容
易に行えるが,記録した情報の消去及び書き換えが困難
もしくは不可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,磁気記録方式および磁
気カード等の磁気記録媒体とその製造方法に関し,詳し
くは,記録した所定の情報を消去あるいは書き換えるこ
とができない偽造防止に優れた磁気記録方式および磁気
記録媒体とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,乗車券,テレホンカード,あるい
はプリペイドカードなどの金券として利用されている磁
気カード類は,所定の装置でカードを使用する毎に,カ
ードに設けられた磁気記録層に残金等の所定の情報を書
き換えることにより使用されている。
【0003】一方,磁気記録媒体の磁気記録層は,例え
ば,ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂からな
る支持基体の表面に,保磁力2〜3kOeのバリウムフ
ェライトの磁性粉がステアリン酸等の分散剤とともに,
塩化ビニル,酢酸ビニル等のような樹脂結合剤に分散し
た磁気塗料を塗布して形成された磁性層により構成され
ている。
【0004】更に,従来の磁気記録再生装置で使用され
ている記録用の磁気ヘッドの特性は,5kGの磁界を発
生することで可能である。この磁気ヘッドによって磁気
カードに,磁気カードを使用する毎に既存の記録情報に
オーバーライトする形で残額,使用額等しいの新規情報
を書き込む方式を使用している。
【0005】これらの金券として利用されている磁気カ
ードには,金額等の情報をマグネティクビュワー等で読
み出すことができないように磁気記録層に保護層を設け
たり,磁気記録層を多層にする等の工夫や使用毎にカー
ドにパンチ穴を空ける等の工夫が偽造防止の対策として
施されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが,磁気カード
の普及と共に,記録再生する技術・装置も発達し,磁性
層の保磁力が,従来使用されている磁気記録再生装置に
よって書き替え可能なように,2〜3kOeと低いこと
から,容易に情報の読取り書き替えができ,磁気カード
の偽造が行われる恐れが生じて来た。
【0007】具体的には,これらの磁気カードへの情報
の記録は,カードの長手方向の両端間に連続的に行われ
ており,また,毎使用時に発生する新しい情報を含む全
情報が,旧情報の上にオーバーライトする形で,その都
度書き換えられるため,カードの情報を記録,再生する
装置があれば,容易に情報の書き換えを行い偽造するこ
とが可能となる。
【0008】このような状況に対応して,容易に情報の
書き換え,改ざんが出来ないような磁性層,すなわち磁
気記録は,比較的低い磁界強さで容易に行えるが,一旦
磁気記録した情報は,書き換えが困難である磁気カード
の要求が強くなった。
【0009】そこで,本発明の第1技術的課題は,上記
問題点を鑑み,特別な磁気記録・再生装置を用意する必
要がなく,また,優れた偽造防止効果を有する磁気記録
方式および磁気記録媒体とその製造方法を提供すること
にある。
【0010】また,本発明の第2技術的課題は,高保磁
力でかつ着磁性に優れた特性を有する磁気記録媒体を用
いた磁気記録方式および,その磁気記録媒体とその製造
方法を提供することにある。
【0011】さらに,本発明の第3技術的課題は,記録
方式として,消去,オーバーライトをすることなく,新
情報を追記する方式を採用することにより偽造防止効果
に優れたカードの作製ができる磁気記録方式,および,
その磁気記録媒体とその製造方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録方式
は,磁気カードの表面に設けられた磁気記録媒体の面内
長手方向に,従来の方式とは異なり,第1に初期情報を
記録する際,長手方向に一箇所以上の未記録部分を残
し,記録を行い,さらに,順次新しい情報を記録する際
には,未記録部分に新規情報を記録することを特徴とす
る磁気記録方式である。
【0013】さらには,本発明の磁気記録媒体は,従来
のものと比較し,高保磁力で,かつ着磁性に優れた特性
を有するものである。即ち,本発明の磁気記録媒体を設
けた磁気カードに,本発明の磁気記録方式を適用するこ
とにより,従来の磁気記録・再生装置を用い情報の記録
再生は容易に行なうことができるものの,一度記録した
情報上への従来装置を用いてのオーバーライトによる情
報の書き込みや,情報の消去を不可能とし,磁気カード
の偽造を防止するものである。
【0014】なお,本発明の磁気記録方式において,前
記磁気記録媒体の面内に固定情報エリアと追記情報エリ
アを少なくとも1設け,固定情報及び追記情報のいずれ
か一方を記録するか再生するかを選択する情報選択手段
と,最新の追記情報エリアを検出し,再生演算した後,
未記録の追記情報記録エリアに記録する記録手段とを備
えていることが好ましい。また,本発明において,磁気
記録媒体としての保磁力は,記録情報が前述の従来の記
録再生装置で用いられる磁気ヘッドによって消去された
り,オーバーライトされたりしないために,安全率25
%を考え3.0kOe以上であることが好ましい。すな
わち,媒体に用いる磁性粉の保磁力は3.0kOe以上
であることが好ましく,また,磁気記録を従来装置で容
易に行うために,保磁力の1/2以下の印加磁界で飽和
磁化の25%以上の磁化まで容易に着磁されることが好
ましい。これは,保磁力が従来,記録媒体に使用されて
いるバリウムフェライトより大きい磁性粉を使用するこ
とから,バリウムフェライトの飽和磁化に対する保磁力
1/2の印加磁界で発生する磁界の比率20%より高い
必要があるためである。
【0015】また,本発明の磁気記録媒体において,こ
の磁気記録媒体の磁性層に3kOe以上の一方向磁界を
印加し,この磁性層を配向させる磁化処理を行い,更に
この磁気記録媒体に,磁気記録をおこなう前に,この磁
性層に上記一方向磁界と逆方向の磁界を印加し,脱磁す
ることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法を採用し
た。
【0016】また,本発明において使用される高保磁力
でかつ着磁性の良好な磁性層を構成する磁性粉として
は,一般式Rx Co100-x (RはSmを主成分とする少
なくとも1種以上のYを含む希土類元素)で表され,R
Co5 化合物を主相とする合成粉末が適当であり,本合
金粉末の製造方法としては,RとCoを融解することに
より得た上記組成インゴットを均質化(800〜120
0℃)した後,室温まで急冷して得た合金を粉砕する方
法及びRとCoの溶湯を50℃/秒以上の冷却速度で急
冷し粉末を得る液体急冷法,前記粉砕法液体急冷法の後
に真空もしくは不活性雰囲気下で,700〜1200℃
の温度で熱処理を施し粉末を得る方法が適当である。
【0017】ここで,本発明における上記組成の限定理
由は,xが16.0at%以下では,2−17相が析出
し,保磁力が低下するxが25.0at%以上では磁化
が低下し,情報の読みとりが困難となり好ましくないか
らである。また,本発明において,液体急冷法における
冷却スピードが,50℃/秒以下であると,保磁力が低
下し好ましくない。また,粉砕および急冷粉の熱処理
は,700℃以下の場合,RCo5 相が分解するため好
ましくなく。1200℃以上の場合はRの蒸発によるC
oの析出や結晶粒成長による保磁力の低下が起こり好ま
しくない。
【0018】また,本発明における磁性層は,高保磁力
でかつ着磁性が良好であり磁性粉としては,R−T−B
(ただしRはNdを主成分とする少なくとも1種以上の
Yを含む希土類元素,TはFe,Coを主成分とする遷
移金属)で表され,Rの組成値が12.9〜17.2a
t%,Bの組成値が2.6〜7.1at%であることが
好ましい。ここで,本発明において,上記磁性層を構成
する磁性粉末は,この構成元素を加熱溶融した溶湯を1
00℃/秒以上の速度で急冷して作製する方法,あるい
は前記急冷粉末に真空あるいは不活性雰囲気中におい
て,400〜900℃の温度で熱処理を施す方法が適当
である。ここで,本発明のR−T−B化合物(但し,R
はNdを主成分とする少なくとも1種以上のYを含む希
土類元素,TはFe,Coを主成分とする遷移金属)の
Rの組成値を12.9〜17.2at%,Bの組成値を
2.6〜7.1at%と限定した理由は,12.9at
%よりも低いR組成では目的とする保磁力が得られず,
また17.2at%以上では着磁性が劣化するためで,
Bに関しても同様の理由による。
【0019】また,高保磁力で着磁性の良好な磁性粉と
しては,一般式Mnx Al(エル)100-x (但し,4
5.0≦x≦65.0at%)或いは,Mnx Al(エ
ル)10 0-x-y y (但し,45.0≦x≦65.0at
%,1.0≦y≦10.0at%)で表される組成の合
金粉末が適当であり,本合金粉末の製造方法としては,
Mn,Al(エル),或いはMnとAl(エル)とM
(M=C,Ge)の溶湯を100℃/秒以上の冷却速度
で急冷し,粉末を得る液体急冷法,この液体急冷法の後
に550℃〜1200℃の温度で熱処理を施し,粉末を
得る方法が適当である。その理由は,上記組成範囲を外
れた場合は,保磁力及び磁化が低下し,好ましくない。
また,液体急冷法における冷却スピードが100℃/秒
以下である場合も,保磁力が低下し好ましくないからで
ある。さらに,上記熱処理温度において,550℃より
低い場合は,合金中の相変化が起こり,保磁力・磁化と
もに急激に低下し,1200℃より高い場合は,合金の
融点を越えてしまい不適当であるからである。
【0020】また,本発明において,基体上に形成され
る磁性層は,磁性粉をバインダーとともに混練した磁性
塗料を塗布乾燥することによって適当に形成し得る。
【0021】尚,磁性粉の飽和磁化は印加磁界18kO
eにおける磁化であり,磁性粉の保磁力は27kOeで
着磁した際の保磁力である。
【0022】
【作用】本発明では,上記した着磁特性を持つ磁性粉に
より磁性層を形成し,この磁性層を塗布した磁気カード
に強い磁界を印加,消磁する方法を採用することによ
り,情報の記録が容易になった。
【0023】一方,本発明においては,再書き込みは磁
性層の保磁力以上の強い磁界が必要になるので,再書き
換えが困難となり偽造されるのを防ぐことが可能であ
る。
【0024】また本発明においては,磁気記録媒体に固
定情報エリアと追記情報エリアを分けて形成したので,
改ざん,偽造を防止する効果が上がり,且つこの情報エ
リアに新しい情報を書き込むのが容易となった。
【0025】
【実施例】次に,添付図面に基づいて本発明の実施例に
より本発明をより詳細に説明する。
【0026】図1は,本発明の実施例に係る磁気記録媒
体として,磁気カード10の断面図を示したものであ
る。この実施例における磁気カード10は,プラスチッ
ク等のカード基板1の上面の一部或いは全面に磁気記録
層となる磁性層2が延在するように塗工されている。
【0027】磁性層2の上面には,樹脂等の皮膜から構
成される保護層3が延在するように塗工されている。
尚,保護層3は必要に応じて設ければ良い。
【0028】この磁性層2を構成している磁性粉の磁気
特性は,室温における保磁力が約3kOe以上である。
そのヒステリシス曲線を図2に示す。この磁性粉は初期
状態から磁界を印加したときの立ち上がり特性,すなわ
ち,図2において初期状態の点Oから,磁気飽和点Sま
での曲線の傾きが大きい特性をもつものである。その曲
線は,保磁力+Hcの1/2の印加磁化の点Aにて,磁
化の強さの点Bが,飽和磁化の点Sに相当する値の25
%以上の曲線になっている。
【0029】このような特性をもつ磁性層2は,磁性塗
料の組成を,ある特定の関係と,製造方法によることに
よって得られる。
【0030】具体的に磁性層及び磁気カードの製法の実
施例を説明する。
【0031】(実施例1)99%以上の純度のSmとC
oを融解することにより,Sm17.5Co82.5の組成の合
金を作製し,さらに,合金に1000℃の温度でAr雰
囲気中24時間均一化熱処理を施した後,室温まで急冷
することにより,SmCo5 化合物を主相とするインゴ
ットを得た。
【0032】次に,得られたインゴットをディスクミル
で粗粉砕した後,さらに,ボールミルを用い微粉砕を行
い,平均粒径3μmの粉末を得た。得られた粉末の磁気
特性を振動試料型磁力計(V.S.M)用いて測定し,
その結果を表1に示す。また,得られた粉末に,600
〜1250℃の温度で,Ar雰囲気中30分熱処理を施
した。下記表1に各粉末の磁気特性をV.S.Mを用い
て測定した結果を示す。
【0033】
【表1】
【0034】上記表1に示すように,粉砕後熱処理をし
ない場合,および700〜1200℃で熱処理を施した
場合に,所望の特性の磁性粉が得られることがわかる。
【0035】(実施例2)99%以上の純度のSmとC
oを融解することにより母合金を作製し,さらに,母合
金を真空中で再溶解し,周速20m/秒で回転するCu
の単ロールに合金溶湯を噴射し,表2に示す組成の粉末
を作製した。得られた粉末の磁気特性をV.S.Mを用
いて測定した。その結果を下記表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】その結果,Smが16at%から25at
%の範囲で良好な特性が得られた。次に,Sm17.8Co
82.2の組成の粉末に660〜1250℃の温度で,真空
中15分熱処理を施した。下記表3にV.S.Mを用い
て測定した磁気特性を示す。700〜1200℃の熱処
理温度の範囲で良好な特性が得られることがわかった。
【0038】
【表3】
【0039】(実施例3)図1に示すようにポリエチレ
ンテレフタレート(PET)の基体1上に,実施例2で
得られたSm17.8Co82.2組成の磁性粉末(850℃×
15分熱処理)を用いた下記表4で示す組成の磁性塗料
を塗布厚さ20μmとなるように塗工を行い,磁性層を
形成して磁気カードを作製した。
【0040】
【表4】
【0041】このようにして得られた磁気カードの磁性
層2に,磁気カードリーダ・ライタ内蔵の磁気ヘッド
(発生磁界5kG)を用いて,カード長手方向に,一部
未記録部分を残し,FM方式により記録を行った。これ
を,そのまま,磁気カードリーダ・ライタを用い読みと
ったところ書き込んだ全ての記録情報を読みとることが
できた。次に同様に,磁気カードリーダ・ライタを用い
て磁気カードの未記録部分に新たに記録を行い,その記
録情報を読みとったところ,既設の情報にオーバーライ
トあるいは,消去することなく新規情報が記録されてお
り,既設,新設の両情報を全て読みとることができた。
【0042】この情報を記録した磁気カードの磁性層の
既設記録部分に新規情報を磁気カードリーダ・ライタを
用い,オーバーライトを行った。この磁気カードの情報
を磁気カードリーダライタのヘッドで読みとったとこ
ろ,既設の記録情報を読みとることができ,新規情報を
オーバーライトできないことが確認された。
【0043】次に,磁気カードの全記録の消去を磁気ヘ
ッドを用いて行ない,消去処理後の磁気カードを磁気ヘ
ッドを用いて読みとったところ,既設の記録は,消去処
理によっても消去されることなく残存し,読みとること
ができ,一度書き込んだ記録を消去できないことが確認
できた。したがって,この磁気カードには,記録情報の
内の書き替え不可能な固定情報及び逐次記録される追記
情報を夫々記録するエリアを有し,また,磁気カードリ
ーダ・ライタは,夫々のエリアに記録情報の内の固定情
報及び追記情報のいずれかを一方を記録するか再生する
かを選択する情報選択手段と最新の追記情報が記録され
た追記情報エリアを検出し,再生・演算処理したのちに
未記録の追記情報記録エリアに記録する記録手段とを備
えた構成とすることもできる。尚,実施例3では,磁性
層2の上に保護層3が設けられていないが,これは必要
に応じて設ければ良いものであり,無い場合には,より
製造が用意で且つ記録媒体を薄く形成することができ
る。
【0044】(実施例4)純度99.9%以上のNd,
Fe,Bを用い,アルゴンガス雰囲気中で高周波加熱に
よりNd,Bの組成がそれぞれ12.9Nd−7.1
B,13.3Nd−6.0B,14.1Nd−6.1
B,15.1Nd−5.0B,16.1Nd−3.8
B,17.2Nd−2.6B(いずれもFebal ,at
%)の組成を有する合金インゴットを得た。更に得られ
たインゴットをアルゴン中で再溶融し,周速40m/秒
で回転するCuの単ロールに噴射し100℃/秒以上の
速度で急冷する液体急冷法により,各組成を有する急冷
粉末を得た。得られた磁気記録媒体用の磁性粉末の磁気
特性を振動試料型磁力計(VSM)を用いて測定し,そ
の結果を下記表5に示す。
【0045】
【表5】
【0046】次に,Nd14.1Febal 6.1 の粉末に,
真空中雰囲気において350〜1000℃の温度で15
分熱処理を施した。これらの磁気特性をVSMを用いて
測定し,その結果を下記表6に示す。
【0047】
【表6】
【0048】(実施例5)純度99.9%以上のNd,
Fe,Co,Bを用い,アルゴンガス雰囲気中で高周波
加熱によりNd14.1(Fe,Co)bal 6.1 (Fe:
Co=8:2)の組成を有する合金インゴットを作製
し,このインゴットから実施例4と同様な方法で急冷粉
末を作製した。そして得られた急冷粉末に350℃〜1
000℃で15分間熱処理を施し,磁気特性を振動試料
型磁力計(VSM)を用いて測定し,その結果を下記表
7に示す。
【0049】
【表7】
【0050】(実施例6)実施例4で作製した600℃
で熱処理を施したNd14.1Febal 6.1 組成の磁性粉
末を用いて次の方法で磁性塗料を作製した。溶剤(トル
エン)100重量部に対し,上記磁性粉末37重量部,
アクリル系樹脂17重量部,塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体樹脂31重量部をそれぞれ秤量し,加圧式ニーダ
ーを用いてアルゴンガス中で1時間混練し,得られた混
和物を磁性塗料とした。そして,図1に示すように,上
記磁性塗料をポリウチレンフタレート(PET)の基板
1上に,厚さ20μmとなるように塗布し,磁性層3を
形成して磁気カードを作製した。
【0051】得られた磁気カードの磁性層3に,磁気カ
ードリーダ内蔵の磁気ヘッドを用いて,記録方向に一部
未記録部分を残し,FM方式により記録を行った。そし
て,磁気カードリーダ・ライタを用い読み取りを試みた
結果,記録を行ったすべての情報を読み取ることができ
た。更に,前記同様な方法で,磁気カードリーダ・ライ
タを用い磁気カードの未記録部分にのみ新たに記録を行
い,読み取ったところ,既設の情報に上書きあるいは消
去することなく新規情報が記録されており,既設,新設
の両情報を全て読み取ることができた。
【0052】上記の情報を記録した磁気カードの磁性層
の既設記録部分に,磁気カードリーダ・ライタを用い上
書きを試みた。そして,磁気カードリーダ・ライタのヘ
ッドで読み取ったところ既設の情報を全て読み取ること
ができ,新規の情報を上書きできないことが確認され
た。
【0053】次に,磁気ヘッドを用いて磁気カードの全
情報の消去を試みた。消去処理を試みたカードを磁気ヘ
ッドを用いて読み取ったところ,既設の情報は磁気ヘッ
ドによる消去処理によって消去されることなく,全て読
み取ることができた。
【0054】(実施例7)純度98%以上のMnとAl
(エル)を融解することにより,母合金を作製し,さら
に母合金を再び溶解し,周速30m/秒で回転するCu
の単ロールに噴射し,下記表7に示す組成の粉末を作製
した。得られた粉末の磁気特性を振動試料型磁力計(V
SM)を用いて測定した。その結果を下記表8に示す。
【0055】
【表8】
【0056】上記表8からMnが45at%から65%
の範囲の組成で良好な特性が得られた。
【0057】次に,Mn53.5Al(エル)46.5
組成の粉末に500〜1220℃の温度で30分間熱処
理を施した。下記表9に得られた粉末の磁気特性をVS
Mを用いて測定した結果を示す。
【0058】
【表9】
【0059】上記表9から,1220℃で熱処理した場
合,粉末の融解,結着がみられ,かつ特性も低いことか
ら1200℃よる高い処理温度では不適当であり,55
0℃〜1200℃の温度で良好な特性が得られることが
分かる。
【0060】(実施例8)純度98%以上のMnとAl
(エル)とCを融解することにより,母合金を作製し,
さらに母合金を再び溶解し,周速20m/秒で回転する
Cuの単ロールに噴射し,下記表9に示す組成の粉末を
作製した。各粉末に1000℃の温度で15分間熱処理
を施した後,VSMを用いて磁気特性を測定した。その
結果を下記表10に示す。
【0061】
【表10】
【0062】(実施例9)純度98%以上のMnとAl
(エル)とGeとを融解することにより,母合金を作製
し,さらに母合金を再び溶解し,周速30m/秒で回転
するCuのロールに合金溶湯を噴射し,下記表10に示
す組成の粉末を作製した。各粉末に700℃の温度で1
5分間熱処理を施した後,VSMを用いて磁気特性を測
定した。その結果を下記表11に示す。
【0063】
【表11】
【0064】(実施例10)図1に示すように,ポリエ
チレンテレフタレート(PET)基体1の上に実施例8
で得られたMn53.0Al(エル)45.31.7 の組成の磁
性粉末を用いた下記表12に示される組成の磁性塗料を
塗布厚さ30μmとなるように塗工を行い,磁性層2を
形成して磁気カードを作製した。
【0065】
【表12】
【0066】このようにして得られた磁気カードの磁性
層2に,磁気カード記録再生装置内蔵の発生磁界4kG
の磁気ヘッドを用いて,カード長手方向に一部未記録部
分を残し,FM方式により記録を行った。これをそのま
ま,記録再生装置を用いて読み取った所,情報が記録さ
れていることが確認された。
【0067】次に,同じ装置を用い,磁気カードの未記
録部分に新たに記録を行いその情報を読み取ったとこ
ろ,既設,新設の情報が書き込んだ通りに記録されてい
ることが確認された。この情報を記録した磁気カードに
情報をオーバーライト可能か否かを判断するために,同
装置を用いた既設情報上に別情報のオーバーライトを行
った後,除法を読み取ってみたところ,既設の情報は読
み取ることができたが,オーバーライトしたはずの情報
は,確認できず,この磁気カードにおいて,オーバーラ
イトができないことが判明した。また,同装置により情
報の商況も試みたが,既設情報を消去することができな
いことが,読取りの結果がわかった。すなわち,本発明
の磁気記録媒体を用いた磁気カードでは,本発明の磁気
記録方式を用いる事で,優れた偽造防止効果を有するも
のである。
【0068】(実施例11)99%以上の純度のSmと
Coを融解することにより,Sm17.5Co82.5の組成の
合金に,1000℃の温度でArガス雰囲気中,24時
間均一化熱処理を施した後,室温まで急冷することによ
りSmCo化合物を主相とするインゴットを得た。
【0069】得られたインゴットをディスクミルで粗粉
砕した後,さらに,ボールミルを用い微粉砕を行い,平
均粒径3μmの粉末を得た。
【0070】上記粉末を,表13に示す内容の樹脂,溶
剤と混合し,磁性塗料を作成し,図1に示すポリエチレ
ンテレフタレート(PET)の基体1上に,上記磁性塗
料を塗布厚さ20μmになるように塗工を行い,磁性層
2を形成して磁気カード4を作成した。
【0071】表13記載の磁性塗料を延在するように塗
工した磁性層2の膜面に記録長手方向に,磁場の強さ
1.5kOe以上の配向磁場を印加し,磁界中で配向さ
せた後磁性層2を乾燥する。さらに,脱磁し,測定を行
なった配向磁場の強さと磁気特性の測定結果を表14に
示す。磁気特性の測定は,振動試料型磁力計(V.S.
M)を用いて行った。表14から配向磁場を印加するこ
とで,その着磁性の効果が大きくなることがわかる。
【0072】
【表13】
【0073】
【表14】
【0074】(実施例12)99.9%以上のNd,F
e,Bを用い,Arガス雰囲気中で,高周波加熱により
Nd,Bの組成が,Nd15.1,Febal ,B5.0 の組成
を有する合金インゴットを得た。更に得られたインゴッ
トをArガス中で再溶融し,周速40m/秒で回転する
Cuの単ロールに噴射し,100℃/秒以上の速度で急
冷する液体急冷法により,各組成を有する急冷粉末を得
た。実施例11と同じ製法にて磁性塗料を作成,図1の
磁気カードの基体1上に延在するように塗工した。次に
実施例11と同じように磁性層2の膜面の長手方向に,
磁場の強さ20kOeの配向磁場を印加し,強磁場中で
配向させた後磁性層2を乾燥する。その後,消磁を行な
いV.S.Mを用いて磁気特性を測定した。
【0075】配向磁場の強さと磁気特性の測定結果を表
15に示す。
【0076】
【表15】
【0077】上記表15から,配向磁場を印加すること
で,磁気カードの着磁性が良くなることが分かる。
【0078】(実施例13)純度98%以上のMnとA
l(エル)を融解し,母合金を作成,さらに母合金を再
び溶解し,周速30m/秒で回転するCuの単ロールに
噴射し,Mn53.5Al46.5の組成粉末を作成した。
【0079】実施例1と同じ製法にて磁性塗料を作成,
図1の磁気カード4の基体1上に延在するように塗工し
た。次に実施例11と同じように磁性層2の膜面の長手
方向に,磁場の強さ10kOeの配向磁場を印加し,強
磁場中で配向させた後磁性層2を乾燥する。その後,消
磁を行ない測定を行った。
【0080】配向磁場の強さと磁気特性の測定結果を表
16に示す。
【0081】
【表16】
【0082】上記表16から,配向磁場を印加すること
で,磁気カードの着磁性が良くなることが分かる。
【0083】このような特性を持つ磁性層2にて構成さ
れる磁気カード4は,情報を磁気記録することが容易で
ある。
【0084】また,図2に示す保磁力−Hc以上の一方
向磁界を印加することによって,既に記録されている記
録情報を消去する,あるいは既設の情報上にオーバーラ
イトするように,新しい情報を記録することが可能とな
る。しかし,本発明の磁気カードにおいて,従来の磁気
ヘッドでは,保磁力−Hcの2倍以上の強い磁界を発生
させることは容易でないため,既に記録されている情報
を消すことは難しい。
【0085】磁気カードに既設した全記録へのオーバー
ライトを一般の磁気カードリーダ・ライタ(発生磁界5
kG)の磁気ヘッドを用いて行い,上記方法による処理
後の磁気カードの情報を,磁気ヘッドを用いて読みとっ
たところ,既設の全ての記録が,前記処理によって消去
されないことを確認できた。
【0086】図3は,本発明の磁気カード4の長手方向
に,磁性層2の連続する記録領域5を固定情報エリア6
と追記情報エリア7に分けて形成した図である。追記情
報エリア7は順次新しい情報を容易に記録出来る部分で
ある。
【0087】尚情報を固定情報エリア6に記録するか,
追記情報エリア7に記録するかは,カードリーダ・ライ
タのソフトプログラムにより情報選択する。
【0088】したがって,この磁気カードには記録情報
の書き替え不要な固定情報エリア6と,使用毎に逐次消
去記録される追記情報エリア7を有し,また,磁気カー
ドリーダ・ライタは,夫々のエリアの記録情報,すなわ
ち固定情報及び追記情報を読み込み,最新の情報のエリ
アを検出し,再生・演算処理したのちに,必要に応じて
追記情報エリア6に記録する手段を備えた構成である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
特別な記録及び再生装置を用意しなくとも優れた偽造防
止効果を有する磁気カードと,その製造方法とを提供す
ることができる。
【0090】また,本発明によれば,新規に情報の記録
は容易に行えるが,情報の再記録,,記録した情報の消
去,あるいは書換えが困難もしくは不可能であるため,
偽造を目的とした情報の消去,書き替え,及び書き込み
が不可能である磁気カードの磁気記録方式及びそれに用
いる磁気記録媒体および,その製造方法を提供とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る磁気記録媒体として磁気
カードを示す一部断面図である。
【図2】図1の磁性層の磁性粉の磁気ヒステリシス曲線
を示す図である。
【図3】図1の磁気カードの記録面を示す図である。
【符号の説明】
1 カード基体 2 磁性層 3 保護層 5 記録領域 6 固定情報エリア 7 追記情報エリア 10 磁気カード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大槻 悦夫 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体の面内長手方向に磁気記録
    する方式において,第1に初期情報を記録する際,長手
    方向に一箇所以上の未記録部分を残し記録を行ない,さ
    らにその後,順次新しい情報を記録する際には,前記未
    記録部分に,新規情報を記録することを特徴とする磁気
    記録方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気記録方式において,
    前記磁気記録媒体の面内に固定情報エリアと追記情報エ
    リアを少なくとも1設け,固定情報及び追記情報のいず
    れか一方を記録するか再生するかを選択する情報選択手
    段と,最新の追記情報エリアを検出し,再生演算した
    後,未記録の追記情報記録エリアに記録する記録手段と
    を備えていることを特徴とする磁気記録方式。
  3. 【請求項3】 基体上に磁性層を備えた磁気記録媒体に
    おいて,前記磁性層は少なくとも3.0kOeの前記基
    体上の保磁力値を有するとともに,前記保磁力値の多く
    とも1/2の印加磁界で飽和磁化の25%以上の磁化を
    有する磁性粉により形成されており,前記磁性層への情
    報の記録は容易に行えるが,記録した情報の消去及び書
    き換えが困難もしくは不可能としたことを特徴とする磁
    気記録媒体。
  4. 【請求項4】 基体上に磁性層を備えた磁気記録媒体に
    おいて,前記磁性層は少なくとも3.0kOeの前記基
    体上の保磁力値を有するとともに,前記保磁力値の多く
    とも1/2の印加磁界で飽和磁化の25%以上の磁化を
    有する磁性粉により形成されており,前記磁性層に一方
    向磁界を印加し,前記磁性層を配向させる磁化処理を行
    い,更に前記磁気カードに磁気記録前に前記磁性層に前
    記一方向磁界と逆方向の磁界を印加し,脱磁されている
    ことを特徴とする磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項第3又は4項記載の磁気記録媒体
    において,前記磁性層は,一般式,Rx Co100-x (た
    だし,RはSmを主成分とする少なくとも1種以上のY
    を含む希土類元素,16.0≦x≦25.0at%)で
    表され,RCo5 化合物が主相である磁性粉,R−T−
    B(ただしRはNdを主成分とする少なくとも1種以上
    のYを含む希土類元素,TはFe,Coを主成分とする
    遷移金属)で表され,Rの組成値が12.9〜17.
    2,Bの組成が2.6〜7.1(いずれもat%)であ
    る磁性粉,一般式,Mnx Al(エル)100-x (但し,
    45.0≦x≦65.0at%,及び一般式,Mnx
    l(エル)100-x-y y (但し,45.0≦x≦65.
    0,at%,MはC,Geのうちの少なくとも一種)で
    表される磁性粉のうちの少なくとも一種を含むことを特
    徴とする磁気記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の磁気記録媒体において,
    前記磁性粉は,液体急冷法によって作製されていること
    を特徴とする磁気記録媒体。
  7. 【請求項7】 基体上に,3kOe以上の保磁力を有
    し,前記保磁力値の1/2の印加磁界で,飽和磁化の2
    5%以上の磁化を発生する磁性層を形成することを特徴
    とする磁気記録媒体の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の磁気記録媒体の製造方法
    において,前記磁性層に一方向磁界を印加し,前記磁性
    層を配向させる磁化処理を行い,更に前記磁気カードに
    磁気記録を行う前に前記磁性層に前記一方向磁界と逆方
    向の磁界を印加し,脱磁することを特徴とする磁気記録
    媒体の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の磁気記録媒体の製
    造方法において,基体上に磁性粉を用いて磁性層を形成
    するに際し,前記磁性粉は,一般式,Rx Co
    100-x (ただし,RはSmを主成分とする少なくとも1
    種以上のYを含む希土類元素,16.0≦x≦25.0
    at%)で表される化学組成を有するように,R及びC
    oを融解し,均質化し粉砕して作製されたRCo5 化合
    物を主相とする合金を含むことを特徴とする磁気記録媒
    体の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7又は8記載の磁気記録媒体の
    製造方法において,基板上に磁性粉を用いて磁性層を形
    成するに際し,前記磁性粉は,一般式,RxCo100-x
    (ただし,RはSmを主成分とする少なくとも1種以上
    のYを含む希土類元素,16.0≦x≦25.0at
    %)で表される化学組成を有するように,R及びCoを
    融解した溶湯,R−T−B(ただしRはNdを主成分と
    する少なくとも1種以上のYを含む希土類元素,TはF
    e,Coを主成分とする遷移金属で,Rの組成値が1
    2.9〜17.2at%,Bの組成が2.6〜7.1a
    t%)で表される合金の溶湯,一般式,Mnx Al(エ
    ル)100-x (但し,45.0≦x≦65.0at%)で
    表される合金の溶湯,及び一般式,Mnx Al(エル)
    100-x-y y (但し,20.0≦x≦60.0at%,
    1.0≦y≦45.0at%,MはC及びGeのうちの
    少なくとも一種)で表される組成の合金となるようにM
    nとAl(エル),あるはMnとAl(エル)とMとを
    加熱融解した溶湯のうちの少なくとも一種を50℃/秒
    以上の速度で急冷し作製することを特徴とする磁気記録
    媒体の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の磁気記録媒体の製造
    方法において,前記磁性粉を溶湯から形成後,さらに,
    真空あるいは不活性雰囲気下で400〜1200℃の温
    度で熱処理を施すことを特徴とする磁気記録媒体の製造
    方法。
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