JPH086689Y2 - フード支持装置 - Google Patents

フード支持装置

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JPH086689Y2
JPH086689Y2 JP771790U JP771790U JPH086689Y2 JP H086689 Y2 JPH086689 Y2 JP H086689Y2 JP 771790 U JP771790 U JP 771790U JP 771790 U JP771790 U JP 771790U JP H086689 Y2 JPH086689 Y2 JP H086689Y2
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JP
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hood
vehicle body
inner panel
extends
support rod
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JP771790U
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速水 中川
静夫 西尾
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のエンジンフード、ボンネットフード
等のフードを開状態に支持するためのフード支持装置に
関する。
(従来の技術) 従来のエンジンフード支持装置の一例が第5図ないし
第7図に示され、第5図は斜視図、第6図は第5図のVI
−VI線に沿う部分的断面図、第7図は第6図のVII矢に
沿う正面図である。
第5図において、01は自動車の車体、02はエンジンル
ーム、03はフード、04はサポートロッドである。
サポートロッド04の基端は車体01に回動自在に係止さ
れ、先端はフード03のインナーパネル05に穿設された上
下に長い長穴06に係脱自在に係合するようになってい
る。
このサポートロッド04によりフード03を開状態に支持
しているとき、第6図及び第7図に示すように、フード
03の重量がインナーパネル05に形成された水平な段部07
を経てサポートロッド04に形成されて前後方向に沿って
水平に伸びる載荷部08の上面に負荷され、この載荷部08
の前端から上方に伸びる貫通部09が長穴06を貫通し、こ
の貫通部09の上端から右方かつ下方に向かって傾斜する
抜止部010がインナーパネル05の背後に位置するように
なっている。
しかして、この状態のフード03に作業員が衝突した
り、突風が吹き付ける等によってフード03が更に持ち上
げられると、抜止部010の先端が段部07の上面に当接
し、また、サポートロッド04が車巾方向に沿って右方に
移動せしめられると、抜止部010の先端がインナーパネ
ル05の裏面において長穴06の右側に係合するので、サポ
ートロッド04はフード03から容易に離脱できないように
なっている。なお、第6図において、011はフード03の
アウターパネルである。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の装置において、穴06は上下に長い長穴とさ
れ、また、抜止部010は短く、しかも、この穴06を通過
できるように僅か側方に傾斜せしめられているので、サ
ポートロッド04によって開状態に支持されているフード
03が何らかの外力によって持ち上げられると同時に左方
に若干移動せしめられると、抜止部010が長穴06から抜
け出し、サポートロッド04がフード03から外れることに
よってフード03が落下し、この下で作業中の作業員に不
測の損害を与えるというおそれがあった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために提案されたもので
あって、第1の考案の要旨とするところは、基端が車体
に係止されたサポートロッドの先端のフードのインナー
パネルに穿設された穴に係合されることによってフード
を開状態で支持するフード支持装置において、上記サポ
ートロッドに基杆部と、上記フードを開状態で支持した
とき上記基杆部の上端から水平、かつ、車体後方に伸び
て上記インナーパネルに形成された段部に当接する載荷
部と、この載荷部の後端から下方に伸びるストッパ部
と、このストッパ部の下端から水平、かつ、車体後方に
伸びる貫通部と、この貫通部の後端から上方、かつ、車
巾方向側方に向かって伸びる抜止部とを設けるとともに
上記インナーパネルに穿設された穴を上記抜止部より若
干長寸でこれと同一の方向に指向すべく上方、かつ、車
巾方向側方に向かって伸びる挿入部と、この挿入部の上
端から上方、かつ、上記側方とは反対の車巾方向他側方
に向かって上記抜止部の方向と交差する方向に伸びるガ
イド部と、このガイド部の上端から下方に伸びる引掛部
とによって構成したことを特徴とするフード支持装置に
ある。
第2の考案の要旨とするところは、基端が車体に係止
されたサポートロッドの先端をフードのインナーパネル
に穿設された穴に係合させることによってフードを開状
態で支持するフード支持装置において、上記サポートロ
ッドに基杆部と、上記フードを開状態で支持したとき上
記基杆部の上端から水平、かつ、車体後方に伸びて上記
インナーパネルに形成された段部に当接する載荷部と、
この載荷部の後端から下方に伸びるストッパ部と、この
ストッパ部の下端から水平、かつ、車体後方に伸びる貫
通部と、この貫通部の後端から上方、かつ、車巾方向側
方に向かって伸びる抜止部とを設けるとともに上記イン
ナーパネルに穿設された穴を上記抜止部より若干長寸で
これと同一の方向に指向すべく上方、かつ、車巾方向側
方に向かって伸びる挿入部と、この挿入部の上端から上
方、かつ、上記側方とは反対の車巾方向他側方に向かっ
て上記抜止部の方向と交差する方向に伸びるガイド部
と、上記挿入部の上端から上記ガイド部の方向と反対方
向に伸びる引掛部とによって構成したことを特徴とする
フード支持装置にある。
(作用) 本考案においては、上記構成を具えているため、フー
ドが持ち上げられる過程で車巾方向に沿って側方及び他
側方に移動しない限りサポートロッドの抜止部はインナ
ーパネルに穿設された穴から抜け出すことはない。
(実施例) 本考案の第1の実施例が第1図ないし第3図及び第8
図に示されている。
第1図(A)は第2図のI矢方向から見た矢視図、第
1図(B)は挿入時の状態、第1図(C)はフードの持
ち上がり時の状態を示すそれぞれ第1図(A)に対応す
る矢視図である。第2図は第3図の部分的拡大図、第3
図は第6図に対応するフード支持状態における部分的断
面図である。
第8図はサポートロッドの先端部を示し、(A)は第
2図のI矢方向にそって車体の前方から後方に向かって
見た正面図、(B)は上面図、(C)は側面図である。
サポートロッド10はその全長に亘って均一径の金属丸
棒を屈曲してなり、第2図及び第8図に示すように基杆
部11と、載荷部12と、ストッパ部13と貫通部14と、抜止
部15とからなる。
サポートロッド10の基端を車体に係止して第2図及び
第3図に示すようにフード1を開状態に支持したとき、
サポートロッド10の基杆部11は車体後方に向かって傾斜
した状態で立ち上がり、載荷部12はこの基杆部11の上端
から車体後方に向かって水平に伸びる。そして、ストッ
パ部13は載荷部12の後端(図において右端、以下同じ)
から下方に伸び、貫通部14はストッパ部13の下端から車
体後方に向かって水平に伸び、抜止部15は貫通部14の後
端から上方、かつ、右方(車体の前方から見たとき車巾
方向に沿って右方、以下同じ)に向かって傾斜する。
フード1のインナーパネル2はフード1の開時に第2
図及び第3図に示すように水平となる段部3と、この段
部3の後端から下方、かつ、車体後方に向かって傾斜す
る傾斜部4が形成され、この傾斜部4には段部3に近接
して穴20が穿設されている。
この穴20はサポートロッド10の径より若干広巾の挿入
部21と、ガイド部22と、引掛部23とからなり、後方に向
かって見たとき第1図に示すように全体としてほぼ逆
「く」の字状をなす。
挿入部21はフード1の開時にサポートロッド10の抜止
部15と同様上方、かつ、右方に向かって傾斜して抜止部
15と同一の方向を指向し、かつ、抜止部15の長さより若
干長くされている。
ガイド部22は挿入部21の上端から上方、かつ、左方
(車体の前方から見たとき車巾方向に沿って左方、以下
同じ)に向かって傾斜して上記挿入部21の方向に対して
交差する方向に伸びている。
また、引掛部23はガイド部22の上端から下方に向かっ
て伸び抜止部15より短寸とされている。
しかして、フード1を開く場合には、フード1を持ち
上げた状態でサポートロッド10をその基端まわりに引き
起こして、第1図(B)に示すように、抜止部15を挿入
部21から挿入して貫通部14を挿入部21内に位置させる。
しかる後、フード1を下降させると、貫通部14が挿入部
21内及びガイド部22内をこの順に通って上方に移動して
ガイド部22の上端に到達したとき、段部3が載荷部12上
に乗り、第1図(A)及び第2図に示す状態となってフ
ード1がサポートロッド10によって支持され、抜止部15
はインナーパネル2の背後に位置する。
従って、サポートロッド10が何らかの力を受けて車体
前方に移動しても抜止部15がインナーパネル2の背面に
係合するのでサポートロッド10が穴20から抜け出ること
はなく、従って、フード1から外れることはない。
この状態でフード1が何らかの力を受けて持ち上げら
れると、第1図(C)に示すように、貫通部14が引掛部
23内に入ってその下端と係合して貫通部14の下方移動、
即ち、フード1の上昇が阻止されるので、サポートロッ
ド10がフード1から外れることはない。
フード1を閉じる場合には、フード1を若干持ち上
げ、この状態でサポートロッド10を持って貫通部14をガ
イド部22を経て挿入部21の下端に移動させて第1図
(B)に示す状態とする。
しかる後、サポートロッド10を車体前方に引くことに
よって抜止部15が挿入部21から車体前方に引き出され、
サポートロッド10はフード1から外れる。その後、フー
ド1を下降させて閉じれば良い。
第4図には本考案の第2の実施例が示されている。
この第2の実施例においては、引掛部231がガイド部2
2の下端にこれと連続するように形成されている点で第
1の実施例と異なり、他の構成は同じである。
しかして、フード1を開状態でサポートロッド10によ
り支持しているとき、何らかの外力が作用してフード1
が持ち上げられると、貫通部14がガイド部22を経て引掛
部231内に入ってその下端に係合してその下方移動が阻
止される。
上記実施例においては、サポートロッド10の抜止部15
を上方、かつ、右方に向かって傾斜するように伸長させ
ているが、上方、かつ、左方に向かって傾斜するように
伸長させることができ、この場合には穴20は車体の前方
から見てほぼ「く」の字状になる。
(考案の効果) 本考案においては、フードが上方に持ち上げられる過
程で水平方向に沿って側方及び他側方に移動しない限り
サポートロッドの抜止部はインナーパネルに穿設された
穴から抜け出すことはない。
この結果、フードをその開状態にサポートロッドによ
って支持しているとき、フードやサポートロッドに何ら
かの力が作用してもサポートロッドがフードから外れる
ことはなく、かくして、フードが不意に閉じることによ
る不測の事故を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
本考案の第1の実施例が第1図ないし第3図に示され、
第1図(A)は第2図のI矢方向から見た矢視図、第1
図(B)は挿入時の状態、第1図(C)はフードの持ち
上がり時の状態を示すそれぞれ第1図(A)に対応する
矢視図である。第2図は第3図の部分的拡大図、第3図
は第6図に対応するフード支持状態における部分的断面
図である。第4図(A)、(B)、(C)は本考案の第
2の実施例を示すそれぞれ第1図(A)、(B)、
(C)に対応する矢視図である。第5図ないし第7図は
従来のフード支持装置の1例を示し、第5図は斜視図、
第6図は第5図のVI−VI線に沿う部分的断面図、第7図
は第6図のVII矢に沿う正面図である。第8図は本考案
のサポートロッドの先端部を示し、(A)は正面図、
(B)は上面図、(C)は側面図である。 フード……1、インナーパネル……2、段部……3、サ
ポートロッド……10、基杆部……11、載荷部……12、ス
トッパ部……13、貫通部……14、抜止部……15、穴……
20、挿入部……21、ガイド部……22、引掛部……23

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端が車体に係止されたサポートロッドの
    先端をフードのインナーパネルに穿設された穴に係合さ
    せることによってフードを開状態で支持するフード支持
    装置において、上記サポートロッドに基杆部と、上記フ
    ードを開状態で支持したとき上記基杆部の上端から水
    平、かつ、車体後方に伸びて上記インナーパネルに形成
    された段部に当接する載荷部と、この載荷部の後端から
    下方に伸びるストッパ部と、このストッパ部の下端から
    水平、かつ、車体後方に伸びる貫通部と、この貫通部の
    後端から上方、かつ、車巾方向側方に向かって伸びる抜
    止部とを設けるとともに上記インナーパネルに穿設され
    た穴を上記抜止部より若干長寸でこれと同一の方向に指
    向すべく上方、かつ、車巾方向側方に向かって伸びる挿
    入部と、この挿入部の上端から上方、かつ、上記側方と
    は反対の車巾方向他側方に向かって上記抜止部の方向と
    交差する方向に伸びるガイド部と、このガイド部の上端
    から下方に伸びる引掛部とによって構成したことを特徴
    とするフード支持装置。
  2. 【請求項2】基端が車体に係止されたサポートロッドの
    先端をフードのインナーパネルに穿設された穴に係合さ
    せることによってフードを開状態で支持するフード支持
    装置において、上記サポートロッドに基杆部と、上記フ
    ードを開状態で支持したとき上記基杆部の上端から水
    平、かつ、車体後方に伸びて上記インナーパネルに形成
    された段部に当接する載荷部と、この載荷部の後端から
    下方に伸びるストッパ部と、このストッパ部の下端から
    水平、かつ、車体後方に伸びる貫通部と、この貫通部の
    後端から上方、かつ、車巾方向側方に向かって伸びる抜
    止部とを設けるとともに上記インナーパネルに穿設され
    た穴を上記抜止部より若干長寸でこれと同一の方向に指
    向すべく上方、かつ、車巾方向側方に向かって伸びる挿
    入部と、この挿入部の上端から上方、かつ、上記側方と
    は反対の車巾方向他側方に向かって上記抜止部の方向と
    交差する方向に伸びるガイド部と、上記挿入部の上端か
    ら上記ガイド部の方向と反対方向に伸びる引掛部とによ
    って構成したことを特徴とするフード支持装置。
JP771790U 1990-01-30 1990-01-30 フード支持装置 Expired - Lifetime JPH086689Y2 (ja)

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JPH0398185U JPH0398185U (ja) 1991-10-11
JPH086689Y2 true JPH086689Y2 (ja) 1996-02-28

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