JPH086674A - 電源検出回路 - Google Patents
電源検出回路Info
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- JPH086674A JPH086674A JP6134078A JP13407894A JPH086674A JP H086674 A JPH086674 A JP H086674A JP 6134078 A JP6134078 A JP 6134078A JP 13407894 A JP13407894 A JP 13407894A JP H086674 A JPH086674 A JP H086674A
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- Japan
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- power supply
- microcomputer
- voltage
- switching
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 主電源が停止したときには、マイコンを安定
的にバックアップモードに移行させることができるよう
にする。 【構成】 定常時、反転入力電圧E4 が非反転入力電圧
E3 より高いのでコンパレータ1の出力は“L”で、ス
イッチングトランジスタQ2 はONであり、マイコン検
出端子2は“H”となっている。主電源E1 が無くな
り、反転入力電圧E4 が検出レベルVA である非反転入
力電圧E3 を下回ると、コンパレータ1の出力が“H”
となりトランジスタQ2 がOFFしてマイコン検出端子
2が“L”となり、マイコンはバックアップモードに移
る。バックアップモードでマイコンの消費電流が極端に
減少し主電源E1 が若干上昇しても、トランジスタQ1
のONにより抵抗R4 が並列接続されて復帰レベルVB
が検出レベルVA よりもヒステリシス分ΔV0 だけ高く
設定されたので、コンパレータ1は反転しない。
的にバックアップモードに移行させることができるよう
にする。 【構成】 定常時、反転入力電圧E4 が非反転入力電圧
E3 より高いのでコンパレータ1の出力は“L”で、ス
イッチングトランジスタQ2 はONであり、マイコン検
出端子2は“H”となっている。主電源E1 が無くな
り、反転入力電圧E4 が検出レベルVA である非反転入
力電圧E3 を下回ると、コンパレータ1の出力が“H”
となりトランジスタQ2 がOFFしてマイコン検出端子
2が“L”となり、マイコンはバックアップモードに移
る。バックアップモードでマイコンの消費電流が極端に
減少し主電源E1 が若干上昇しても、トランジスタQ1
のONにより抵抗R4 が並列接続されて復帰レベルVB
が検出レベルVA よりもヒステリシス分ΔV0 だけ高く
設定されたので、コンパレータ1は反転しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
(マイコン)によって制御される電子機器に付随して設
けられる電源検出回路に関するものである。
(マイコン)によって制御される電子機器に付随して設
けられる電源検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来における直流の電源検出回路
である。ZD20は検出用ツェナーダイオード、D20は逆
流防止ダイオード、R51,R52はバイアス抵抗、R53は
プルアップ抵抗、51は主電源、52はマイコン停電検
出端子である。
である。ZD20は検出用ツェナーダイオード、D20は逆
流防止ダイオード、R51,R52はバイアス抵抗、R53は
プルアップ抵抗、51は主電源、52はマイコン停電検
出端子である。
【0003】平常時、主電源51の電圧が高いレベルに
あるとツェナーダイオードZD20が導通し、バイアス抵
抗R52の両端に電圧が発生する。この結果、逆流防止ダ
イオードD20はOFF状態となり、マイコン停電検出端
子52はプルアップ抵抗R53を介して“H”レベルとな
っている。
あるとツェナーダイオードZD20が導通し、バイアス抵
抗R52の両端に電圧が発生する。この結果、逆流防止ダ
イオードD20はOFF状態となり、マイコン停電検出端
子52はプルアップ抵抗R53を介して“H”レベルとな
っている。
【0004】バッテリーの消耗等により主電源51の電
圧が降下しツェナーダイオードZD20のツェナー電圧以
下になると、ツェナーダイオードZD20がOFFする。
すると、逆流防止ダイオードD20のカソードの電位が接
地されているバイアス抵抗R52により低いレベルに落
ち、逆流防止ダイオードD20が導通し、電流はプルアッ
プ抵抗R53から逆流防止ダイオードD20を介してバイア
ス抵抗R52に流れるため、マイコン停電検出端子52は
“L”レベルとなる。これにより、マイコンは、そのメ
モリを電圧降下によるデータ消失等から保護するためバ
ックアップモードに入る。
圧が降下しツェナーダイオードZD20のツェナー電圧以
下になると、ツェナーダイオードZD20がOFFする。
すると、逆流防止ダイオードD20のカソードの電位が接
地されているバイアス抵抗R52により低いレベルに落
ち、逆流防止ダイオードD20が導通し、電流はプルアッ
プ抵抗R53から逆流防止ダイオードD20を介してバイア
ス抵抗R52に流れるため、マイコン停電検出端子52は
“L”レベルとなる。これにより、マイコンは、そのメ
モリを電圧降下によるデータ消失等から保護するためバ
ックアップモードに入る。
【0005】上記は直流の電源検出回路であったが、交
流の電源検出回路もある(例えば実開昭57−1791
73号公報参照)。これは、トランスから巻線,整流回
路,平滑回路を介してメインの電源を得る一方、トラン
スから別巻線を介して電源検出回路を構成しており、そ
の電源検出回路は整流回路,平滑回路,シュミットトリ
ガ回路などで構成されている。
流の電源検出回路もある(例えば実開昭57−1791
73号公報参照)。これは、トランスから巻線,整流回
路,平滑回路を介してメインの電源を得る一方、トラン
スから別巻線を介して電源検出回路を構成しており、そ
の電源検出回路は整流回路,平滑回路,シュミットトリ
ガ回路などで構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的なカセットプレ
ーヤなど、交流用トランス電源を有するとともに電池駆
動も可能な電子機器において、主電源が機器の性能を維
持するのに必要なだけの電圧を有しているか否かを検出
するための手段として、従来、上記のような電源検出回
路を用いていた。
ーヤなど、交流用トランス電源を有するとともに電池駆
動も可能な電子機器において、主電源が機器の性能を維
持するのに必要なだけの電圧を有しているか否かを検出
するための手段として、従来、上記のような電源検出回
路を用いていた。
【0007】従来の電源検出回路においては、主電源の
電圧が機器性能を維持できる電圧(検出レベル)よりも
降下したとき、マイコンはそのメモリを保護するために
バックアップモードに入るが、このとき、マイコンの消
費電流は極端に減少する。これにより電源電圧は若干上
昇し復帰する。主電源が直流の場合の電源検出回路(図
5)は、その復帰レベルが検出レベルと同じとなってい
る。つまり、ヒステリシスをもっていない。したがっ
て、上昇電圧は直ちに復帰レベルよりも高くなりやす
く、そうなると、バックアップモードが解除されること
になり、また、電圧が降下するとバックアップモードに
入り、このようなことを繰り返すため機器は誤動作を起
こす。
電圧が機器性能を維持できる電圧(検出レベル)よりも
降下したとき、マイコンはそのメモリを保護するために
バックアップモードに入るが、このとき、マイコンの消
費電流は極端に減少する。これにより電源電圧は若干上
昇し復帰する。主電源が直流の場合の電源検出回路(図
5)は、その復帰レベルが検出レベルと同じとなってい
る。つまり、ヒステリシスをもっていない。したがっ
て、上昇電圧は直ちに復帰レベルよりも高くなりやす
く、そうなると、バックアップモードが解除されること
になり、また、電圧が降下するとバックアップモードに
入り、このようなことを繰り返すため機器は誤動作を起
こす。
【0008】交流の電源検出回路の場合は、回路構成が
非常に複雑で、コストが高くついていた。
非常に複雑で、コストが高くついていた。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、主電源が停止したときにはマイコン
を安定的にバックアップモードに移行させることができ
るようにすることを目的としている。
れたものであって、主電源が停止したときにはマイコン
を安定的にバックアップモードに移行させることができ
るようにすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電源検出回
路は、マイコンを有する機器において主電源の電圧が機
器の性能を維持するのに必要なレベル(検出レベル)よ
り下回ったとき、マイコン検出端子の論理レベルを反転
してマイコンをバックアップモードに移行させるように
構成された電源検出回路であって、主電源の立ち上がり
時に主電源の電圧が前記検出レベルをクロスしたときに
それを検出してスイッチングする第1のスイッチング手
段と、この第1のスイッチング手段のスイッチングによ
りマイコンをバックアップモードに移行させるようにス
イッチングする第2のスイッチング手段と、復帰レベル
を検出レベルよりも高めに設定するヒステリシス手段
と、前記第1または第2のスイッチング手段のスイッチ
ングに基づいてスイッチングして前記ヒステリシス手段
を能動状態にする第3のスイッチング手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
路は、マイコンを有する機器において主電源の電圧が機
器の性能を維持するのに必要なレベル(検出レベル)よ
り下回ったとき、マイコン検出端子の論理レベルを反転
してマイコンをバックアップモードに移行させるように
構成された電源検出回路であって、主電源の立ち上がり
時に主電源の電圧が前記検出レベルをクロスしたときに
それを検出してスイッチングする第1のスイッチング手
段と、この第1のスイッチング手段のスイッチングによ
りマイコンをバックアップモードに移行させるようにス
イッチングする第2のスイッチング手段と、復帰レベル
を検出レベルよりも高めに設定するヒステリシス手段
と、前記第1または第2のスイッチング手段のスイッチ
ングに基づいてスイッチングして前記ヒステリシス手段
を能動状態にする第3のスイッチング手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明においては、交流電源が停電するとか電
池が消耗するなどして主電源が停止して検出レベルをク
ロスすると、第1のスイッチング手段がそれを検出して
スイッチングし、そのスイッチングに応じて第2のスイ
ッチング手段がスイッチングしてマイコンはバックアッ
プモードに移行し、その結果としてマイコンでの消費電
流が極端に減少し、主電源の電圧が若干上昇するが、主
電源が一旦検出レベルをクロスして第1または第2のス
イッチング手段がスイッチングすると、それに伴って第
3のスイッチング手段がスイッチングしてヒステリシス
手段を能動状態にし復帰レベルを検出レベルよりも高め
に設定するため、前記の若干の電圧変動によってはマイ
コンの状態は復帰することはなく、したがって、マイコ
ンは誤動作を起こすことなく、安定的にバックアップモ
ードを維持する。
池が消耗するなどして主電源が停止して検出レベルをク
ロスすると、第1のスイッチング手段がそれを検出して
スイッチングし、そのスイッチングに応じて第2のスイ
ッチング手段がスイッチングしてマイコンはバックアッ
プモードに移行し、その結果としてマイコンでの消費電
流が極端に減少し、主電源の電圧が若干上昇するが、主
電源が一旦検出レベルをクロスして第1または第2のス
イッチング手段がスイッチングすると、それに伴って第
3のスイッチング手段がスイッチングしてヒステリシス
手段を能動状態にし復帰レベルを検出レベルよりも高め
に設定するため、前記の若干の電圧変動によってはマイ
コンの状態は復帰することはなく、したがって、マイコ
ンは誤動作を起こすことなく、安定的にバックアップモ
ードを維持する。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る電源検出回路の実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。
図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】具体的な回路を説明する前に、基本原理を
説明しておく。図1は検出レベルと復帰レベルをグラフ
に表したものである。縦軸に電圧をとり、横軸に時間を
とってある。VA が検出レベル、VB が復帰レベルであ
る。主電源E1 が降下し、検出レベルVA を下回ると、
マイコンはバックアップモードに移行する。バックアッ
プモードに移行すると、マイコンの消費電流が減少し、
電圧が若干復帰する。
説明しておく。図1は検出レベルと復帰レベルをグラフ
に表したものである。縦軸に電圧をとり、横軸に時間を
とってある。VA が検出レベル、VB が復帰レベルであ
る。主電源E1 が降下し、検出レベルVA を下回ると、
マイコンはバックアップモードに移行する。バックアッ
プモードに移行すると、マイコンの消費電流が減少し、
電圧が若干復帰する。
【0014】仮に、検出レベルVA と復帰レベルVB が
等しいとすると(VA =VB )、電圧の復帰により復帰
レベルVB を直ちに上回ることになりやすく、バックア
ップモードが解除される。すると、再び電圧が降下し、
検出レベルVA を下回ってバックアップモードに再び移
行する。その結果、マイコンは誤動作を起こすことにな
る。
等しいとすると(VA =VB )、電圧の復帰により復帰
レベルVB を直ちに上回ることになりやすく、バックア
ップモードが解除される。すると、再び電圧が降下し、
検出レベルVA を下回ってバックアップモードに再び移
行する。その結果、マイコンは誤動作を起こすことにな
る。
【0015】このような誤動作を防止するために、復帰
レベルVB を検出レベルVA よりも高く設定してある。
これがヒステリシス分ΔV0 である(VB =VA +ΔV
0 )。バックアップモードにおいて電圧の復帰により電
圧が若干上昇したとしても、その上昇電圧が復帰レベル
VB を上回ることが回避されるため、マイコンはバック
アップモードを維持してメモリを所期通りに保護する。
レベルVB を検出レベルVA よりも高く設定してある。
これがヒステリシス分ΔV0 である(VB =VA +ΔV
0 )。バックアップモードにおいて電圧の復帰により電
圧が若干上昇したとしても、その上昇電圧が復帰レベル
VB を上回ることが回避されるため、マイコンはバック
アップモードを維持してメモリを所期通りに保護する。
【0016】〔第1実施例〕図2は第1実施例の電源検
出回路を示す回路図である。
出回路を示す回路図である。
【0017】交流を電源とするとき、主電源E1 はその
電源を整流したものである。直流(バッテリー)を電源
とするとき、主電源E1 は電源そのものである。電源は
交流,直流だけでなく、交直両用でもよい。
電源を整流したものである。直流(バッテリー)を電源
とするとき、主電源E1 は電源そのものである。電源は
交流,直流だけでなく、交直両用でもよい。
【0018】主電源E1 にバイアス抵抗R1 を介して検
出レベル決定用のツェナーダイオードZD1 のカソード
が接続され、そのアノードは接地されている。ツェナー
ダイオードZD1 のカソードは電圧判定用のコンパレー
タ1の非反転入力端子(+)に接続されている。主電源
E1 とグランドとの間に検出レベル決定用の分圧抵抗R
2 ,R3 が挿入され、これら分圧抵抗R2 ,R3 の抵抗
分割点がコンパレータ1の反転入力端子(−)に接続さ
れている。主電源E1 と抵抗R2 との接続点にヒステリ
シス分決定用の抵抗R4 の一端が接続され、その他端に
ヒステリシス分用のPNP型のスイッチングトランジス
タQ1 のエミッタが接続され、そのコレクタが分圧抵抗
R2 ,R3 の抵抗分割点に接続されている。コンパレー
タ1の出力端子は一対の逆流防止ダイオードD1 ,D2
のカソード共通接続点に接続され、逆流防止ダイオード
D2 のアノードがスイッチングトランジスタQ1 のベー
スに接続されている。マイコン用電源E2 にマイコン検
出端子用のPNP型のスイッチングトランジスタQ2 の
エミッタが接続され、そのベースが逆流防止ダイオード
D1 のアノードに接続されている。スイッチングトラン
ジスタQ2 のコレクタはマイコン検出端子プルダウン用
の抵抗R5 を介して接地されているとともにマイコン検
出端子2に接続されている。
出レベル決定用のツェナーダイオードZD1 のカソード
が接続され、そのアノードは接地されている。ツェナー
ダイオードZD1 のカソードは電圧判定用のコンパレー
タ1の非反転入力端子(+)に接続されている。主電源
E1 とグランドとの間に検出レベル決定用の分圧抵抗R
2 ,R3 が挿入され、これら分圧抵抗R2 ,R3 の抵抗
分割点がコンパレータ1の反転入力端子(−)に接続さ
れている。主電源E1 と抵抗R2 との接続点にヒステリ
シス分決定用の抵抗R4 の一端が接続され、その他端に
ヒステリシス分用のPNP型のスイッチングトランジス
タQ1 のエミッタが接続され、そのコレクタが分圧抵抗
R2 ,R3 の抵抗分割点に接続されている。コンパレー
タ1の出力端子は一対の逆流防止ダイオードD1 ,D2
のカソード共通接続点に接続され、逆流防止ダイオード
D2 のアノードがスイッチングトランジスタQ1 のベー
スに接続されている。マイコン用電源E2 にマイコン検
出端子用のPNP型のスイッチングトランジスタQ2 の
エミッタが接続され、そのベースが逆流防止ダイオード
D1 のアノードに接続されている。スイッチングトラン
ジスタQ2 のコレクタはマイコン検出端子プルダウン用
の抵抗R5 を介して接地されているとともにマイコン検
出端子2に接続されている。
【0019】主電源E1 の立ち上がり時の動作を図3を
参照しながら説明する。コンパレータ1の非反転入力端
子(+)に印加される非反転入力電圧E3 は、主電源E
1 がツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧VZD1 に
達するまでは主電源E1 と等しい状態を保ちながら上昇
していく。非反転入力電圧E3 は、主電源E1 がツェナ
ー電圧VZD1 に達したのちは、ツェナー電圧VZD1 (一
定)に維持される。これがコンパレータ1の基準電圧
(検出レベルVA )となる。一方、主電源E1 はリニア
に増加していく。
参照しながら説明する。コンパレータ1の非反転入力端
子(+)に印加される非反転入力電圧E3 は、主電源E
1 がツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧VZD1 に
達するまでは主電源E1 と等しい状態を保ちながら上昇
していく。非反転入力電圧E3 は、主電源E1 がツェナ
ー電圧VZD1 に達したのちは、ツェナー電圧VZD1 (一
定)に維持される。これがコンパレータ1の基準電圧
(検出レベルVA )となる。一方、主電源E1 はリニア
に増加していく。
【0020】また、コンパレータ1の反転入力端子
(−)に印加される反転入力電圧E4 は、分圧抵抗
R2 ,R3 によって決まり、主電源E1 よりも低いレベ
ルで上昇していく。この反転入力電圧E4 は、 E4 =E1 ×R3 /(R2 +R3 ) となる。
(−)に印加される反転入力電圧E4 は、分圧抵抗
R2 ,R3 によって決まり、主電源E1 よりも低いレベ
ルで上昇していく。この反転入力電圧E4 は、 E4 =E1 ×R3 /(R2 +R3 ) となる。
【0021】ここで、反転入力電圧E4 が非反転入力電
圧E3 (基準電圧)よりも高い状態(E4 >E3 )を考
える。この場合、コンパレータ1の出力端子は“L”レ
ベルとなり、逆流防止ダイオードD1 ,D2 がともに導
通する。逆流防止ダイオードD1 の導通によりスイッチ
ングトランジスタQ2 が導通し、プルダウン抵抗R5の
両端に電圧が生じるから、マイコン検出端子2は“H”
レベルとなる。これは、主電源E1 が充分に高い平常時
と同じである。
圧E3 (基準電圧)よりも高い状態(E4 >E3 )を考
える。この場合、コンパレータ1の出力端子は“L”レ
ベルとなり、逆流防止ダイオードD1 ,D2 がともに導
通する。逆流防止ダイオードD1 の導通によりスイッチ
ングトランジスタQ2 が導通し、プルダウン抵抗R5の
両端に電圧が生じるから、マイコン検出端子2は“H”
レベルとなる。これは、主電源E1 が充分に高い平常時
と同じである。
【0022】逆流防止ダイオードD2 の導通によりスイ
ッチングトランジスタQ1 が導通し、抵抗R2 に対して
ヒステリシス分決定用の抵抗R4 が並列に接続されるの
で、反転入力電圧E4 が上昇する。その反転入力電圧を
E4 ′で表すと、 E4 ′=E1 ×R3 /{(R2 //R4 )+R3 } この反転入力電圧の上昇分がヒステリシス分ΔV0 であ
る。
ッチングトランジスタQ1 が導通し、抵抗R2 に対して
ヒステリシス分決定用の抵抗R4 が並列に接続されるの
で、反転入力電圧E4 が上昇する。その反転入力電圧を
E4 ′で表すと、 E4 ′=E1 ×R3 /{(R2 //R4 )+R3 } この反転入力電圧の上昇分がヒステリシス分ΔV0 であ
る。
【0023】主電源E1 の電圧が充分に高い定常時に
は、コンパレータ1の出力端子は“L”レベルで、スイ
ッチングトランジスタQ1 ,Q2 がともにONであり、
マイコン検出端子2は“H”レベルとなっている。
は、コンパレータ1の出力端子は“L”レベルで、スイ
ッチングトランジスタQ1 ,Q2 がともにONであり、
マイコン検出端子2は“H”レベルとなっている。
【0024】停電やバッテリー消耗などのために主電源
E1 が無くなり、反転入力電圧E4が検出レベルVA で
ある非反転入力電圧E3 を下回ったとき、コンパレータ
1は反転しその出力端子が“H”レベルとなる。する
と、スイッチングトランジスタQ2 がOFFとなり、マ
イコン検出端子2はプルダウン抵抗R5 のために“L”
レベルとなり、マイコンはバックアップモードに移る。
同時に、スイッチングトランジスタQ1 もOFFにな
り、抵抗R4 が切り離される。
E1 が無くなり、反転入力電圧E4が検出レベルVA で
ある非反転入力電圧E3 を下回ったとき、コンパレータ
1は反転しその出力端子が“H”レベルとなる。する
と、スイッチングトランジスタQ2 がOFFとなり、マ
イコン検出端子2はプルダウン抵抗R5 のために“L”
レベルとなり、マイコンはバックアップモードに移る。
同時に、スイッチングトランジスタQ1 もOFFにな
り、抵抗R4 が切り離される。
【0025】マイコンがバックアップモードに移ると、
マイコンでの消費電流が極端に減少し、主電源E1 の電
圧が若干上昇する。しかし、すでに抵抗R4 が切り離さ
れているため、復帰レベルVB は検出レベルVA すなわ
ち非反転入力電圧E3 (基準電圧)よりもヒステリシス
分ΔV0 だけ高く設定されたことになる。このように高
くなった復帰レベルVB を主電源E1 が上回らない限
り、コンパレータ1は反転しない。バックアップモード
における主電源E1 の上昇はわずかであり、復帰レベル
VB を上回ることができないため、マイコンは復帰せ
ず、誤動作は起こらない。すなわち、一度検出レベルV
A を下回ると、ヒステリシスをもった復帰レベルVB ま
で上昇することはなく、マイコンのバックアップモード
が維持され、メモリが保護される。
マイコンでの消費電流が極端に減少し、主電源E1 の電
圧が若干上昇する。しかし、すでに抵抗R4 が切り離さ
れているため、復帰レベルVB は検出レベルVA すなわ
ち非反転入力電圧E3 (基準電圧)よりもヒステリシス
分ΔV0 だけ高く設定されたことになる。このように高
くなった復帰レベルVB を主電源E1 が上回らない限
り、コンパレータ1は反転しない。バックアップモード
における主電源E1 の上昇はわずかであり、復帰レベル
VB を上回ることができないため、マイコンは復帰せ
ず、誤動作は起こらない。すなわち、一度検出レベルV
A を下回ると、ヒステリシスをもった復帰レベルVB ま
で上昇することはなく、マイコンのバックアップモード
が維持され、メモリが保護される。
【0026】この実施例の電源検出回路の場合、主電源
E1 を生成する電源が交流であるか直流であるか交直両
用であるかを問わずに、ヒステリシスをもった状態で主
電源E1 を検出することができる。
E1 を生成する電源が交流であるか直流であるか交直両
用であるかを問わずに、ヒステリシスをもった状態で主
電源E1 を検出することができる。
【0027】なお、主電源E1 の停止の検出手段として
コンパレータ1を用いているので、反転入力と非反転入
力とを切り換えることにより、マイコンの論理を容易に
正負反転することが可能となっている。
コンパレータ1を用いているので、反転入力と非反転入
力とを切り換えることにより、マイコンの論理を容易に
正負反転することが可能となっている。
【0028】また、ツェナーダイオードZD1 の選定に
より検出レベルVA を容易に調整し、また、抵抗R4 の
設定により、ヒステリシス分ΔV0 ひいては復帰レベル
VBを容易に調整することが可能となっている。
より検出レベルVA を容易に調整し、また、抵抗R4 の
設定により、ヒステリシス分ΔV0 ひいては復帰レベル
VBを容易に調整することが可能となっている。
【0029】〔第2実施例〕図4は第2実施例の電源検
出回路を示す回路図である。
出回路を示す回路図である。
【0030】主電源E1 に検出レベル決定用のツェナー
ダイオードZD2 のカソードが接続され、そのアノード
がバイアス抵抗R11を介して電圧検出用のNPN型のス
イッチングトランジスタQ3 のベースに接続されてい
る。このスイッチングトランジスタQ3 のエミッタはヒ
ステリシス分のダイオードD3 を介して接地され、その
コレクタはバイアス抵抗R12を介してマイコン検出端子
用のPNP型のスイッチングトランジスタQ4 のベース
に接続されている。このスイッチングトランジスタQ4
のエミッタはマイコン用電源E2 に接続され、コレクタ
はマイコン検出端子3に接続されている。スイッチング
トランジスタQ4 のコレクタは分圧抵抗R13,R14を介
して接地され、その抵抗分割点がヒステリシス分のNP
N型のスイッチングトランジスタQ5 のベースに接続さ
れている。このスイッチングトランジスタQ5 のコレク
タはスイッチングトランジスタQ3 のエミッタに接続さ
れ、エミッタは接地されている。
ダイオードZD2 のカソードが接続され、そのアノード
がバイアス抵抗R11を介して電圧検出用のNPN型のス
イッチングトランジスタQ3 のベースに接続されてい
る。このスイッチングトランジスタQ3 のエミッタはヒ
ステリシス分のダイオードD3 を介して接地され、その
コレクタはバイアス抵抗R12を介してマイコン検出端子
用のPNP型のスイッチングトランジスタQ4 のベース
に接続されている。このスイッチングトランジスタQ4
のエミッタはマイコン用電源E2 に接続され、コレクタ
はマイコン検出端子3に接続されている。スイッチング
トランジスタQ4 のコレクタは分圧抵抗R13,R14を介
して接地され、その抵抗分割点がヒステリシス分のNP
N型のスイッチングトランジスタQ5 のベースに接続さ
れている。このスイッチングトランジスタQ5 のコレク
タはスイッチングトランジスタQ3 のエミッタに接続さ
れ、エミッタは接地されている。
【0031】主電源E1 の電圧が充分に高くツェナーダ
イオードZD2 が導通している状態を考える。スイッチ
ングトランジスタQ3 のベースに高い電圧が印加され、
このスイッチングトランジスタQ3 が導通する。する
と、スイッチングトランジスタQ4 のベースが“L”レ
ベルとなって、このスイッチングトランジスタQ4 も導
通し、マイコン検出端子3にマイコン用電源E2 が印加
されるので、マイコン検出端子3は“H”レベルとな
る。すなわち、定常時にはマイコン検出端子3は“H”
レベルとなっている。
イオードZD2 が導通している状態を考える。スイッチ
ングトランジスタQ3 のベースに高い電圧が印加され、
このスイッチングトランジスタQ3 が導通する。する
と、スイッチングトランジスタQ4 のベースが“L”レ
ベルとなって、このスイッチングトランジスタQ4 も導
通し、マイコン検出端子3にマイコン用電源E2 が印加
されるので、マイコン検出端子3は“H”レベルとな
る。すなわち、定常時にはマイコン検出端子3は“H”
レベルとなっている。
【0032】スイッチングトランジスタQ3 が最初にO
Nとなるときの主電源E1 の電圧は、ツェナーダイオー
ドZD2 のツェナー電圧VZD2 にスイッチングトランジ
スタQ3 のベース・エミッタ間電圧VBEおよびダイオー
ドD3 の順方向電圧VF を加えた電圧である。すなわ
ち、ON電圧は、 ON電圧=VZD2 +VBE+VF である。
Nとなるときの主電源E1 の電圧は、ツェナーダイオー
ドZD2 のツェナー電圧VZD2 にスイッチングトランジ
スタQ3 のベース・エミッタ間電圧VBEおよびダイオー
ドD3 の順方向電圧VF を加えた電圧である。すなわ
ち、ON電圧は、 ON電圧=VZD2 +VBE+VF である。
【0033】スイッチングトランジスタQ4 が一度ON
となると、抵抗R14の両端電圧によりスイッチングトラ
ンジスタQ5 が導通する。すると、スイッチングトラン
ジスタQ3 のOFF電圧は、ツェナーダイオードZD2
のツェナー電圧VZD2 にスイッチングトランジスタQ3
のベース・エミッタ間電圧VBEおよびスイッチングトラ
ンジスタQ5 のコレクタ・エミッタ間電圧VCEを加えた
電圧となる。すなわち、OFF電圧は、 OFF電圧=VZD2 +VBE+VCE となる。
となると、抵抗R14の両端電圧によりスイッチングトラ
ンジスタQ5 が導通する。すると、スイッチングトラン
ジスタQ3 のOFF電圧は、ツェナーダイオードZD2
のツェナー電圧VZD2 にスイッチングトランジスタQ3
のベース・エミッタ間電圧VBEおよびスイッチングトラ
ンジスタQ5 のコレクタ・エミッタ間電圧VCEを加えた
電圧となる。すなわち、OFF電圧は、 OFF電圧=VZD2 +VBE+VCE となる。
【0034】順方向電圧VF は0.7〔V〕くらいであ
り、コレクタ・エミッタ間電圧VCEは0.1〔V〕くら
いであるから、ON電圧とOFF電圧との間に差があ
り、その差がヒステリシス分ΔV0 となる。ON電圧の
方がOFF電圧よりも0.6〔V〕くらい高い。OFF
電圧が検出レベルVA であり、ON電圧が復帰レベルV
B である。
り、コレクタ・エミッタ間電圧VCEは0.1〔V〕くら
いであるから、ON電圧とOFF電圧との間に差があ
り、その差がヒステリシス分ΔV0 となる。ON電圧の
方がOFF電圧よりも0.6〔V〕くらい高い。OFF
電圧が検出レベルVA であり、ON電圧が復帰レベルV
B である。
【0035】停電やバッテリー消耗などのために主電源
E1 が無くなり、主電源E1 の電圧がOFF電圧すなわ
ち検出レベルVA を下回ると、スイッチングトランジス
タQ3 がOFFとなり、スイッチングトランジスタQ4
もOFFとなって、マイコン検出端子3は“H”レベル
から“L”レベルへ反転し、マイコンはバックアップモ
ードに移行する。同時に、スイッチングトランジスタQ
5 もOFFとなる。
E1 が無くなり、主電源E1 の電圧がOFF電圧すなわ
ち検出レベルVA を下回ると、スイッチングトランジス
タQ3 がOFFとなり、スイッチングトランジスタQ4
もOFFとなって、マイコン検出端子3は“H”レベル
から“L”レベルへ反転し、マイコンはバックアップモ
ードに移行する。同時に、スイッチングトランジスタQ
5 もOFFとなる。
【0036】マイコンがバックアップモードに移行する
と、マイコンでの消費電流が極端に減少し、主電源E1
の電圧が若干上昇する。しかし、すでにスイッチングト
ランジスタQ5 がOFFとなっており、復帰レベルVB
は検出レベルVA よりもヒステリシス分ΔV0 だけ高く
設定された状態となっている。このように高くなった復
帰レベルVB を主電源E1 が上回らない限り、スイッチ
ングトランジスタQ3は反転しない。バックアップモー
ドにおける主電源E1 の上昇はわずかであり、復帰レベ
ルVB を上回ることができないため、マイコンは復帰せ
ず、誤動作は起こらない。すなわち、一度検出レベルV
A を下回ると、ヒステリシスをもった復帰レベルV
B (=VA +ΔV0 )まで上昇することはなく、マイコ
ンのバックアップモードが維持され、メモリが保護され
る。
と、マイコンでの消費電流が極端に減少し、主電源E1
の電圧が若干上昇する。しかし、すでにスイッチングト
ランジスタQ5 がOFFとなっており、復帰レベルVB
は検出レベルVA よりもヒステリシス分ΔV0 だけ高く
設定された状態となっている。このように高くなった復
帰レベルVB を主電源E1 が上回らない限り、スイッチ
ングトランジスタQ3は反転しない。バックアップモー
ドにおける主電源E1 の上昇はわずかであり、復帰レベ
ルVB を上回ることができないため、マイコンは復帰せ
ず、誤動作は起こらない。すなわち、一度検出レベルV
A を下回ると、ヒステリシスをもった復帰レベルV
B (=VA +ΔV0 )まで上昇することはなく、マイコ
ンのバックアップモードが維持され、メモリが保護され
る。
【0037】この実施例の場合も、主電源E1 を生成す
る電源が交流であるか直流であるか交直両用であるかを
問わずに、ヒステリシスをもった状態で主電源E1 を検
出することができる。また、スイッチングトランジスタ
としてPNP型とNPN型の交換により、マイコンによ
る論理が正負どちらであっても容易に対応することがで
きる。
る電源が交流であるか直流であるか交直両用であるかを
問わずに、ヒステリシスをもった状態で主電源E1 を検
出することができる。また、スイッチングトランジスタ
としてPNP型とNPN型の交換により、マイコンによ
る論理が正負どちらであっても容易に対応することがで
きる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、主電源が停止して検出
レベルを一旦クロスすれば復帰レベルを自動的に検出レ
ベルより高めに設定するように構成したので、主電源停
止に伴う若干の電圧復帰にもかかわらず、マイコンを安
定的にバックアップモードに移行させることができる。
レベルを一旦クロスすれば復帰レベルを自動的に検出レ
ベルより高めに設定するように構成したので、主電源停
止に伴う若干の電圧復帰にもかかわらず、マイコンを安
定的にバックアップモードに移行させることができる。
【図1】本発明の基本原理を説明するもので検出レベル
と復帰レベルをグラフに表したものである。
と復帰レベルをグラフに表したものである。
【図2】本発明の第1実施例に係る電源検出回路の回路
図である。
図である。
【図3】第1実施例の動作説明に供する電圧変化図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2実施例に係る電源検出回路の回路
図である。
図である。
【図5】従来例に係る直流の電源検出回路を示す回路図
である。
である。
E1 ……主電源 E2 ……マイコン用電源 ZD1 ……ツェナーダイオード ZD2 ……ツェナーダイオード R2 ……分圧抵抗 R3 ……分圧抵抗 R4 ……ヒステリシス分決定用抵抗 Q1 ……ヒステリシス分用スイッチングトランジスタ Q2 ……マイコン検出端子用スイッチングトランジスタ Q3 ……電圧検出用スイッチングトランジスタ Q4 ……マイコン検出端子用スイッチングトランジスタ Q5 ……ヒステリシス分用スイッチングトランジスタ D3 ……ヒステリシス分用ダイオード 1……コンパレータ 2……マイコン検出端子 3……マイコン検出端子
Claims (3)
- 【請求項1】 マイコンを有する機器において主電源の
電圧が機器の性能を維持するのに必要なレベル(検出レ
ベル)より下回ったとき、マイコン検出端子の論理レベ
ルを反転してマイコンをバックアップモードに移行させ
るように構成された電源検出回路であって、 主電源の立ち上がり時に主電源の電圧が前記検出レベル
をクロスしたときにそれを検出してスイッチングする第
1のスイッチング手段と、 この第1のスイッチング手段のスイッチングによりマイ
コンをバックアップモードに移行させるようにスイッチ
ングする第2のスイッチング手段と、 復帰レベルを検出レベルよりも高めに設定するヒステリ
シス手段と、 前記第1または第2のスイッチング手段のスイッチング
に基づいてスイッチングして前記ヒステリシス手段を能
動状態にする第3のスイッチング手段とを備えたことを
特徴とする電源検出回路。 - 【請求項2】 第1のスイッチング手段が、カソードが
主電源(E1 )に接続されアノードが接地されたツェナ
ーダイオード(ZD1 )を一入力端子に接続するととも
に、前記主電源に接続された分圧抵抗(R2 ,R3 )を
他の入力端子に接続したコンパレータ(1)であり、 第2のスイッチング手段が、前記コンパレータ(1)の
出力端子に制御端子が接続され出力側がマイコン検出端
子(2)に接続されたスイッチング素子(Q2)であ
り、 ヒステリシス手段が、前記分圧抵抗(R2 )に並列接続
されたヒステリシス用の抵抗(R4 )であり、 第3のスイッチング手段が、前記ヒステリシス用の抵抗
(R4 )と分圧抵抗(R2 ,R3 )との間に介在されそ
の制御端子が前記コンパレータ(1)の出力端子に接続
されたスイッチング素子(Q1 )であることを特徴とす
る請求項1に記載の電源検出回路。 - 【請求項3】 第1のスイッチング手段が、制御端子が
ツェナーダイオード(ZD2 )を介して主電源(E1 )
に接続された第1のスイッチング素子(Q3)であり、 第2のスイッチング手段が、前記第1のスイッチング素
子(Q3 )に制御端子が接続され出力側がマイコン検出
端子(3)に接続された第2のスイッチング素子
(Q4 )であり、 ヒステリシス手段が、前記第1のスイッチング素子(Q
3 )に接続されたダイオード(D3 )であり、 第3のスイッチング手段が、前記ダイオード(D3 )に
並列接続され、前記第2のスイッチング素子(Q4 )の
出力側に制御端子が接続された第3のスイッチング素子
(Q5 )であることを特徴とする請求項1に記載の電源
検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6134078A JPH086674A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 電源検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6134078A JPH086674A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 電源検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH086674A true JPH086674A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15119890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6134078A Pending JPH086674A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 電源検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086674A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100431336B1 (ko) * | 1996-12-13 | 2004-09-08 | 페어차일드코리아반도체 주식회사 | 히스테리시스형전압감시회로 |
JP2008192037A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 電源管理装置 |
CN112014624A (zh) * | 2020-09-01 | 2020-12-01 | 亚瑞源科技(深圳)有限公司 | 一种迟滞电压侦测电路 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP6134078A patent/JPH086674A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100431336B1 (ko) * | 1996-12-13 | 2004-09-08 | 페어차일드코리아반도체 주식회사 | 히스테리시스형전압감시회로 |
JP2008192037A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 電源管理装置 |
CN112014624A (zh) * | 2020-09-01 | 2020-12-01 | 亚瑞源科技(深圳)有限公司 | 一种迟滞电压侦测电路 |
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