JP3594119B2 - 直流安定化電源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源ラインに直列にパワー素子が介在され、そのパワー素子の制御端子を、制御回路が出力電圧に対応して制御することによって、定電圧出力を得るようにしたシリーズレギュレータとして好適に実施される直流安定化電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、典型的な従来技術の直流安定化電源装置1の電気的構成を示すブロック図である。この直流安定化電源装置1は、大略的に、入力端子p1から出力端子p2までの電源ライン2に直列にパワー素子trが介在され、そのパワー素子trの制御端子を、制御回路3が出力電圧voに対応して制御することによって、電源4からの入力電圧vinを所望とする出力電圧voに安定化させて、負荷5へ出力するようにした3端子レギュレータである。前記出力端子p2には、平滑コンデンサや、たとえば前記負荷5がメモリである場合に用いられるバックアップ用の電池などの平滑化手段6が外付けされている。
【0003】
なお、上記のメモリ等のバックアップ用途以外に、最近では、搭載機器の待機時省エネルギ化用サブ電源や補助電源等においても、2次電池および大容量コンデンサを使用する用途もある。
【0004】
前記制御回路3には、前記出力電圧voが分圧抵抗r1,r2によって分圧されて得られたフィードバック電圧vaが入力され、コンパレータ7が、このフィードバック電圧vaと基準電圧源8からの基準電圧vrefとを相互に比較し、両者の差に対応した誤差信号を、制御トランジスタqおよびベース抵抗r3を介して前記パワー素子trの制御端子に与えることで、上述のような定電圧動作が行われる。
【0005】
このように構成される直流安定化電源装置1では、電源4が遮断されると、入力電圧vinが0Vとなり、前記平滑化手段6に充電されていた電荷が、分圧抵抗r1,r2を介して放電してしまい、バックアップ時間等が短くなる等の問題があった。
【0006】
この問題を解決するために、他の従来技術では、図8のように、直流安定化電源装置1の出力側に、逆流防止用ダイオードdを挿入し、前記放電が防止されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来技術では、逆流防止用ダイオードdを挿入したことによって、下式で示すように、定常時に該逆流防止用ダイオードdによる損失が発生してしまうという問題がある。
【0008】
(損失)=(ダイオードの順電圧)×(レギュレータの出力電流)
また、負荷電流の変化等によって、逆流防止用ダイオードdの順電圧が変化し、出力電圧voの安定が悪くなるという問題もある。
【0009】
本発明の目的は、定常時に影響が生じることなく、出力電圧の安定化の不要時における平滑化手段の放電を抑制するようにした直流安定化電源装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の直流安定化電源装置は、平滑化手段の出力電圧を分圧抵抗で分圧して得られたフィードバック値が予め定める基準値となるように、制御回路がパワー素子を制御することによって、定電圧出力を得るようにした直流安定化電源装置において、前記分圧抵抗と直列に介在され、前記分圧抵抗と、前記パワー素子と負荷との間にある電源ラインとの間に挿入される第1のスイッチング素子と、入力電圧が予め定める値以下であるときに前記第1のスイッチング素子を遮断する入力検知手段とを含み、前記制御回路の電源ラインに、前記第1のスイッチング素子と連動する第2のスイッチング素子を介在しており、前記入力検知手段には、前記第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とに個別に遮断電圧が設定可能であり、入力電圧の低下に対して、第2のスイッチング素子の遮断後に第1のスイッチング素子を遮断させることを特徴としている。
【0011】
上記の構成によれば、分圧抵抗と直列に設けた第1のスイッチング素子は、入力電圧が予め定める値以下となって出力電圧の安定化ができなくなると、すなわち、
(入力電圧)=(出力電圧)+(ドロップアウト電圧)
程度になると、入力検知手段によって自動的に遮断させられており、分圧抵抗によって平滑化手段の充電電荷が不所望に放電してしまうことを防止することができる。また、第1のスイッチング素子は出力ラインに介在されるのではなく、分圧抵抗と直列に介在されるので、定常時に損失の増加や出力電圧変動などの悪影響を招くこともない。また、前記外部入力や入力電圧低下に応答して、出力電圧の安定化を行わない場合には、第2のスイッチング素子によって制御回路自体の動作を停止させる。したがって、該制御回路での損失を減少することができる。また、制御回路の動作停止後に分圧抵抗用の第1のスイッチング素子を遮断させることになる。前記制御回路が動作しているときに第1のスイッチング素子が遮断すると、出力電圧がほぼ入力電圧まで上昇する。これは、コンパレータに入力されるフィードバック電圧が0Vとなり、該コンパレータの出力がハイレベルになり、パワー素子の電流を増大させてしまうためである。したがって、制御回路の動作停止後に第1のスイッチング素子を遮断させることによって、そのような誤動作を防止することができる。
【0012】
また、直流安定化電源装置は、平滑化手段の出力電圧を分圧抵抗で分圧して得られたフィードバック値が予め定める基準値となるように、制御回路がパワー素子を制御することによって、定電圧出力を得るようにした直流安定化電源装置において、前記分圧抵抗と直列に介在され、外部入力に応答して導通/遮断動作する第1のスイッチング素子を含むものであってもよい。
【0013】
上記の構成によれば、分圧抵抗と直列に設けた第1のスイッチング素子は、出力電圧の安定化が不必要な場合には、外部入力によって遮断させられており、分圧抵抗によって平滑化手段の充電電荷が不所望に放電してしまうことを防止することができる。また、第1のスイッチング素子は出力ラインに介在されるのではなく、分圧抵抗と直列に介在されるので、定常時に損失の増加や出力電圧変動などの悪影響を招くこともない。
【0014】
さらにまた、本発明の直流安定化電源装置では、前記第1のスイッチング素子は、PNPトランジスタから成り、前記平滑化手段からの出力ラインと前記分圧抵抗との間に介在されることを特徴とする。
【0015】
上記の構成によれば、PNPトランジスタを使用することで、入出力間電圧差が0.5V程度の低損失(低ドロップアウト)型レギュレータであっても、別途に入力電圧よりも高い電圧の電源を用いることなく、第1のスイッチング素子を入力電圧を用いて確実に導通/遮断制御することができる。また、第1のスイッチング素子を平滑化手段からの出力ラインと分圧抵抗との間に挿入することによって、出力電圧が1.5V以下の低圧直流安定化電源の場合でも、第1のスイッチング素子を導通/遮断制御することができる。
【0016】
また、本発明の直流安定化電源装置は、前記制御回路の電源ラインに、前記第1のスイッチング素子と連動する第2のスイッチング素子を介在することを特徴とする。
【0017】
上記の構成によれば、前記外部入力や入力電圧低下に応答して、出力電圧の安定化を行わない場合には、第2のスイッチング素子によって制御回路自体の動作を停止させる。したがって、該制御回路での損失を減少することができる。
【0018】
さらにまた、本発明の直流安定化電源装置では、前記第2のスイッチング素子は、PNPトランジスタから成ることを特徴とする。
【0019】
上記の構成によれば、第1および第2のスイッチング素子に、共にPNPトランジスタを使用するので、それらの導通/遮断制御のための回路を共用化することができ、回路の部品点数を削減し、簡素化することができる。
【0020】
また、本発明の直流安定化電源装置では、前記入力検知手段は、入力ラインに介在される入力分圧抵抗と、該入力分圧抵抗による分圧値がベースに与えられるNPNトランジスタとを備えて構成されることを特徴とする。
【0021】
上記の構成によれば、入力電圧が、入力分圧抵抗の分圧比とNPNトランジスタを導通させるために必要なベース−エミッタ間電圧とによって決定される規定の電圧までは、該NPNトランジスタは遮断しており、PNPトランジスタから成る第1および/または第2のスイッチング素子も遮断している。したがって、簡単な構成で、0V〜前記規定の電圧までの動作を安定させることができる。
【0022】
さらにまた、本発明の直流安定化電源装置は、前記入力分圧抵抗の分圧比を、前記第1および第2のスイッチング素子の遮断電圧が、(出力電圧)+(ドロップアウト電圧)程度となるように設定することを特徴とする。
【0023】
上記の構成によれば、(出力電圧)+(ドロップアウト電圧)以下となると、出力電圧の安定化が困難であるので、遮断電圧をこのように設定することによって、無駄な安定化動作を無くし、一層低消費電力化を図ることができる。
【0024】
また、本発明の直流安定化電源装置は、前記入力検知手段には、前記第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とに個別に遮断電圧が設定可能であり、入力電圧の低下に対して、第2のスイッチング素子の遮断後に第1のスイッチング素子を遮断させることを特徴とする。
【0025】
上記の構成によれば、制御回路の動作停止後に分圧抵抗用の第1のスイッチング素子を遮断させることになる。前記制御回路が動作しているときに第1のスイッチング素子が遮断すると、出力電圧がほぼ入力電圧まで上昇する。これは、コンパレータに入力されるフィードバック電圧が0Vとなり、該コンパレータの出力がハイレベルになり、パワー素子の電流を増大させてしまうためである。したがって、制御回路の動作停止後に第1のスイッチング素子を遮断させることによって、そのような誤動作を防止することができる。
また、本発明の直流安定化電源装置は、平滑化手段の出力電圧を分圧抵抗で分圧して得られたフィードバック値が予め定める基準値となるように、制御回路がパワー素子を制御することによって、定電圧出力を得るようにした直流安定化電源装置において、前記分圧抵抗と直列に介在され、前記分圧抵抗と、前記パワー素子と負荷との間にある電源ラインとの間に挿入され、外部入力に応答して導通/遮断動作する第1のスイッチング素子を含むことを特徴とする。
また、本発明の直流安定化電源装置は、平滑化手段の出力電圧を分圧抵抗で分圧して得られたフィードバック値が予め定める基準値となるように、制御回路がパワー素子を制御することによって、定電圧出力を得るようにした直流安定化電源装置において、前記分圧抵抗と直列に介在され、前記分圧抵抗と、前記パワー素子と負荷との間にある電源ラインとの間に挿入される第1のスイッチング素子と、入力電圧が予め定める値以下であるときに前記第1のスイッチング素子を遮断する入力検知手段とを含むことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の第1の形態について、図1に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0027】
図1は、本発明の実施の第1の形態の直流安定化電源装置11の電気的構成を示すブロック図である。この直流安定化電源装置11は、大略的に、入力端子P1から出力端子P2までの電源ライン12に直列にパワー素子TRが介在され、そのパワー素子TRの制御端子を、制御回路13が出力電圧Voに対応して制御することによって、電源14からの入力電圧Vinを所望とする出力電圧Voに安定化させて、負荷15へ出力するようにした3端子レギュレータである。前記出力端子P2には、平滑コンデンサや、たとえば前記負荷15がメモリである場合に用いられるバックアップ用の電池などの平滑化手段16が外付けされている。
【0028】
前記制御回路13には、前記出力電圧Voが分圧抵抗R1,R2によって分圧されて得られたフィードバック電圧Vaが入力され、コンパレータ17が、その反転入力端に与えられる前記フィードバック電圧Vaと、非反転入力端に与えられる基準電圧源18からの基準電圧Vref1とを相互に比較し、両者の差に対応した誤差信号を、制御トランジスタQ1およびベース抵抗R3を介して前記パワー素子TRの制御端子に与えることで、上述のような定電圧動作が行われる。
【0029】
注目すべきは、本発明では、前記電源ライン12と分圧抵抗R1,R2との間に、PNPトランジスタから成るスイッチング素子SW1が介在されていることである。このスイッチング素子SW1のベースには、外部入力端子P10から入力される制御信号が与えられる。前記制御信号は、定常動作状態ではローレベルとなっており、これによって該スイッチング素子SW1が導通し、分圧抵抗R1,R2によって前記フィードバック電圧Vaが作成され、上記のような定電圧動作が行われている。
【0030】
これに対して、前記電源14が遮断されているとき、および前記電源14が投入されていても、負荷15に対する出力電圧Voの安定化が不必要な場合には、前記制御信号はハイレベルとされ、これによってスイッチング素子SW1が遮断し、分圧抵抗R1,R2は電源ライン12から切離される。
【0031】
したがって、スイッチング素子SW1は、定常動作状態では、損失を発生したり、電圧変動を招いたりすることなく、出力電圧Voの安定化が不必要な場合に、分圧抵抗R1,R2を電源ライン12から切離し、平滑化手段16の充電電荷が不所望に放電してしまうことを防止することができる。
【0032】
また、スイッチング素子SW1はPNPトランジスタであるので、この図1で示すようにパワー素子TRにPNPトランジスタを用いた入出力間電圧差が0.5V程度の低損失(低ドロップアウト)型レギュレータであっても、該スイッチング素子SW1を、別途に入力電圧Vinよりも高い電圧の電源を用いることなく、入力電圧Vinを用いて作成した前記制御信号であっても、確実に導通/遮断制御することができる。さらにまた、スイッチング素子SW1を電源ライン12と分圧抵抗R1,R2との間に挿入することによって、出力電圧Voが1.5V以下の低圧直流安定化電源の場合でも、該スイッチング素子SW1を導通/遮断制御することができる。
【0033】
本発明の実施の第2の形態について、図2に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0034】
図2は、本発明の実施の第2の形態の直流安定化電源装置21の電気的構成を示すブロック図である。この直流安定化電源装置21は、前述の直流安定化電源装置11に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。注目すべきは、この直流安定化電源装置21では、前記スイッチング素子SW1は、前記外部入力端子P10から入力される制御信号に代えて、入力電圧Vinに対応して動作するNPN形の制御トランジスタQ2によって制御されることである。
【0035】
すなわち、前記入力電圧Vinはコンパレータ22の反転入力端に与えられており、該コンパレータ22は、基準電圧源23から非反転入力端に与えられる基準電圧Vref2よりも前記入力電圧Vinが高くなると、制御トランジスタQ2のベースをハイレベルとして該制御トランジスタQ2を導通させ、ベース抵抗R4を介して前記スイッチング素子SW1のベース電流を引抜き、該スイッチング素子SW1を導通させる。
【0036】
前記基準電圧Vref2は、定常負荷時における前記パワー素子TRのドロップアウト電圧をVdとするとき、
Vref2=Vo+Vd …(1)
に選ばれている。
【0037】
したがって、入力電圧Vinが基準電圧Vref2以下となって出力電圧Voの安定化ができなくなると、すなわち、
Vin=Vo+Vd …(2)
程度になると、コンパレータ22および制御トランジスタQ2によって自動的にスイッチング素子SW1を遮断させることができ、無駄な安定化動作を無くし、前記直流安定化電源装置11と同様に、分圧抵抗R1,R2によって平滑化手段16の充電電荷が不所望に放電してしまうことを防止することができる。
【0038】
本発明の実施の第3の形態について、図3に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0039】
図3は、本発明の実施の第3の形態の直流安定化電源装置31の電気的構成を示すブロック図である。この直流安定化電源装置31は、前述の直流安定化電源装置21に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。注目すべきは、この直流安定化電源装置31では、前記コンパレータ22および基準電圧源23に代えて、入力分圧抵抗R5,R6が用いられていることである。
【0040】
前記直流安定化電源装置21では、前記コンパレータ22および基準電圧源23を動作させるための電源が必要であり、これを電源14から供給するようにした場合には、入力電圧Vinが0V付近まで低下したときに、動作が不安定となり、スイッチング素子SW1を完全に遮断できない可能性が生じる。これに対して、該直流安定化電源装置31では、入力電圧Vinが、入力分圧抵抗R5,R6の分圧比とNPN形の制御トランジスタQ2を導通させるために必要なベース−エミッタ間電圧とによって決定される規定の電圧までは、該制御トランジスタQ2は遮断しており、PNPトランジスタから成るスイッチング素子SW1も確実に遮断している。したがって、簡単な構成で、0V〜前記規定の電圧までの動作を安定させることができる。
【0041】
本発明の実施の第4の形態について、図4に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0042】
図4は、本発明の実施の第4の形態の直流安定化電源装置41の電気的構成を示すブロック図である。この直流安定化電源装置41は、前述の直流安定化電源装置11に類似している。注目すべきは、この直流安定化電源装置41では、制御回路43において、前記外部入力端子P10から入力される制御信号に応答するもう1つのNPN形のスイッチング素子SW2が、コンパレータ17の出力をバイパスするように設けられていることである。
【0043】
したがって、制御信号がハイレベルとなると、スイッチング素子SW1が遮断し、分圧抵抗R1,R2は電源ライン12から切離されるだけでなく、連動してスイッチング素子SW2は導通し、コンパレータ17の出力がバイパスされて制御トランジスタQ2およびパワー素子TRも確実に遮断している。すなわち、分圧抵抗R1,R2をスイッチング素子SW1によって切離すということは、レギュレータとしての出力電圧Voの安定化動作を行わないということであり、レギュレータの動作を止めてしまっても特に問題はなく、これによって制御トランジスタQ2およびパワー素子TRでの消費電流をリーク電流程度に抑えることができる。
【0044】
本発明の実施の第5の形態について、図5に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0045】
図5は、本発明の実施の第5の形態の直流安定化電源装置51の電気的構成を示すブロック図である。この直流安定化電源装置51は、前述の直流安定化電源装置31および直流安定化電源装置41に類似している。注目すべきは、この直流安定化電源装置51では、前記出力電圧Voの安定化動作を停止させるためのスイッチング素子SW2aは、PNP形のトランジスタから成り、入力端子P1から制御回路13への電源ライン52に介在されていることである。
【0046】
したがって、スイッチング素子SW1,SW2a共にPNPトランジスタを使用しているので、前記入力分圧抵抗R5,R6、制御トランジスタQ2およびベース抵抗R4などによって構成される該スイッチング素子SW1,SW2aの導通/遮断制御のための回路を共用化することができ、回路の部品点数を削減し、簡素化することができる。
【0047】
また、出力電圧の安定化を行わない場合には、スイッチング素子SW2aによって制御回路13自体の動作を停止させることができ、前記直流安定化電源装置41のようにパワー素子TRのベース電流をバイパスする構成では、制御回路43自体で、たとえば数mA程度の消費電流となるのに対して、該制御回路13の動作を停止させることによって、消費電流を前記リーク電流の数μA程度にまで抑制することができ、損失を一層減少させることができる。
【0048】
すなわち、前記入力分圧抵抗R5,R6の分圧比は、制御トランジスタQ2の導通に要するベース−エミッタ間電圧をVBEとすると、
R5:R6=Vin−VBE:VBE …(3)
に選ばれており、したがって、
R5=R6×(Vin−VBE)/VBE …(4)
である。VBEは、たとえば0.7V程度である。
【0049】
このように選ぶことによって、入力電圧Vinが前記式2で示す値以下となって出力電圧Voの安定化動作が困難なときには、上記のように制御回路13自体の動作を停止することで、損失を一層減少させることができる。
【0050】
本発明の実施の第6の形態について、図6に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0051】
図6は、本発明の実施の第6の形態の直流安定化電源装置61の電気的構成を示すブロック図である。この直流安定化電源装置61は、前述の直流安定化電源装置51に類似している。注目すべきは、この直流安定化電源装置61では、前記入力分圧抵抗R5が2つの入力分圧抵抗R5a,R5bに分割されており、これに対応して前記制御トランジスタQ2およびベース抵抗R4も、制御トランジスタQ2a,Q2bおよびベース抵抗R4a,R4bの2つずつ設けられていることである。
【0052】
前記スイッチング素子SW1は、
{(R5b+R6)/(R5a+R5b+R6)}Vin−VBE)≦VBE…(5)
となると、制御トランジスタQ2aおよびベース抵抗R4aによって遮断され、前記スイッチング素子SW2aは、
{R6/(R5a+R5b+R6)}Vin−VBE)≦VBE…(6)
となると、制御トランジスタQ2bおよびベース抵抗R4bによって遮断される。
【0053】
これによって、スイッチング素子SW1とスイッチング素子SW2aとに個別に遮断電圧の設定が可能になり、入力電圧Vinの低下に対して、先ずスイッチング素子SW2aを遮断した後に、次にスイッチング素子SW1を遮断することができる。したがって、制御回路13の動作停止後に分圧抵抗R1,R2用のスイッチング素子SW1を遮断することができる。
【0054】
一方、制御回路13が動作しているときにスイッチング素子SW1が遮断すると、出力電圧Voがほぼ入力電圧Vinまで上昇する。これは、コンパレータ17に入力されるフィードバック電圧Vaが0Vとなり、該コンパレータ17の出力がハイレベルになり、パワー素子TRの電流を増大させてしまうためである。したがって、制御回路13の動作停止後にスイッチング素子SW1を遮断させることによって、そのような誤動作を防止することができる。
【0055】
ここで、スイッチング素子SW1のオン電圧の変化による出力電圧Voの変化が考えられるけれども、分圧抵抗R1,R2に流れる電流が数μA〜数mA(分圧抵抗値によって個別に設定される)と比較的小さいこと、および電流値の変化が殆ど無いことによって、前記図8で示す従来のダイオード挿入方式よりも、出力電圧Voを高精度に安定化させることができる。
【0056】
また、上記の説明は、パワー素子TRがPNP形の低損失型(ロードロップアウト型)の回路例であるが、NPN形の汎用型レギュレータにおいても、同様に実施することができる。さらに、制御回路13自体の動作を前記制御信号で停止するように構成してもよい。
【0057】
【発明の効果】
本発明の直流安定化電源装置は、以上のように、平滑化手段の出力電圧を分圧抵抗で分圧して得られたフィードバック値が予め定める基準値となるように、制御回路がパワー素子を制御することによって、定電圧出力を得るようにした直流安定化電源装置において、前記分圧抵抗と直列に介在され、前記分圧抵抗と、前記パワー素子と負荷との間にある電源ラインとの間に挿入される第1のスイッチング素子と、入力電圧が予め定める値以下であるときに前記第1のスイッチング素子を遮断する入力検知手段とを含み、前記制御回路の電源ラインに、前記第1のスイッチング素子と連動する第2のスイッチング素子を介在しており、前記入力検知手段には、前記第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とに個別に遮断電圧が設定可能であり、入力電圧の低下に対して、第2のスイッチング素子の遮断後に第1のスイッチング素子を遮断させる。
【0058】
それゆえ、分圧抵抗によって平滑化手段の充電電荷が不所望に放電してしまうことを防止することができる。また、第1のスイッチング素子は出力ラインに介在されるのではなく、分圧抵抗と直列に介在されるので、定常時に損失の増加や出力電圧変動などの悪影響を招くこともない。また、前記外部入力や入力電圧低下に応答して、出力電圧の安定化を行わない場合には、第2のスイッチング素子によって制御回路自体の動作を停止させる。したがって、該制御回路での損失を減少することができる。また、制御回路の動作停止後に分圧抵抗用の第1のスイッチング素子を遮断させることになる。前記制御回路が動作しているときに第1のスイッチング素子が遮断すると、出力電圧がほぼ入力電圧まで上昇する。これは、コンパレータに入力されるフィードバック電圧が0Vとなり、該コンパレータの出力がハイレベルになり、パワー素子の電流を増大させてしまうためである。したがって、制御回路の動作停止後に第1のスイッチング素子を遮断させることによって、そのような誤動作を防止することができる。
【0059】
また、直流安定化電源装置は、以上のように、平滑化手段の出力電圧を分圧抵抗で分圧して得られたフィードバック値が予め定める基準値となるように、制御回路がパワー素子を制御することによって、定電圧出力を得るようにした直流安定化電源装置において、分圧抵抗と直列に設けた第1のスイッチング素子を、出力電圧の安定化が不必要な場合に、外部入力によって遮断させるものであってもよい。
【0060】
それゆえ、分圧抵抗によって平滑化手段の充電電荷が不所望に放電してしまうことを防止することができる。また、第1のスイッチング素子は出力ラインに介在されるのではなく、分圧抵抗と直列に介在されるので、定常時に損失の増加や出力電圧変動などの悪影響を招くこともない。
【0061】
さらにまた、本発明の直流安定化電源装置は、以上のように、前記第1のスイッチング素子をPNPトランジスタで形成し、前記平滑化手段からの出力ラインと前記分圧抵抗との間に介在する。
【0062】
それゆえ、PNPトランジスタを使用することで、入出力間電圧差が0.5V程度の低損失型レギュレータであっても、別途に入力電圧よりも高い電圧の電源を用いることなく、第1のスイッチング素子を入力電圧を用いて確実に導通/遮断制御することができる。また、第1のスイッチング素子を平滑化手段からの出力ラインと分圧抵抗との間に挿入することによって、出力電圧が1.5V以下の低圧直流安定化電源の場合でも、第1のスイッチング素子を導通/遮断制御することができる。
【0063】
また、本発明の直流安定化電源装置は、以上のように、前記制御回路の電源ラインに、前記第1のスイッチング素子と連動する第2のスイッチング素子を介在し、前記外部入力や入力電圧低下に応答して、出力電圧の安定化を行わない場合には、第2のスイッチング素子によって制御回路自体の動作を停止させる。
【0064】
それゆえ、該制御回路での損失を減少することができる。
【0065】
さらにまた、本発明の直流安定化電源装置は、以上のように、前記第2のスイッチング素子をPNPトランジスタで形成する。
【0066】
それゆえ、第1および第2のスイッチング素子に、共にPNPトランジスタを使用するので、それらの導通/遮断制御のための回路を共用化することができ、回路の部品点数を削減し、簡素化することができる。
【0067】
また、本発明の直流安定化電源装置は、以上のように、前記入力検知手段を、入力ラインに介在される入力分圧抵抗と、該入力分圧抵抗による分圧値がベースに与えられるNPNトランジスタとを備えて構成し、入力電圧が、入力分圧抵抗の分圧比とNPNトランジスタを導通させるために必要なベース−エミッタ間電圧とによって決定される規定の電圧までは第1および/または第2のスイッチング素子を遮断する。
【0068】
それゆえ、簡単な構成で、0V〜前記規定の電圧までの動作を安定させることができる。
【0069】
さらにまた、本発明の直流安定化電源装置は、以上のように、前記入力分圧抵抗の分圧比を、前記第1および第2のスイッチング素子の遮断電圧が、出力電圧の安定化が困難になる(出力電圧)+(ドロップアウト電圧)程度となるように設定する。
【0070】
それゆえ、無駄な安定化動作を無くし、一層低消費電力化を図ることができる。
【0071】
また、本発明の直流安定化電源装置は、以上のように、入力電圧の低下に対して、第2のスイッチング素子の遮断後に第1のスイッチング素子を遮断させる。
【0072】
それゆえ、制御回路の動作停止後に分圧抵抗用の第1のスイッチング素子を遮断させることになり、前記制御回路が動作しているときに第1のスイッチング素子が遮断した場合に生じるような、出力電圧がほぼ入力電圧まで上昇するような誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態の直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第2の形態の直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の第3の形態の直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の第4の形態の直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の第5の形態の直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の第6の形態の直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】典型的な従来技術の直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図8】他の従来技術の直流安定化電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 直流安定化電源装置
12 電源ライン
13 制御回路
14 電源
15 負荷
16 平滑化手段
17 コンパレータ
18 基準電圧源
21 直流安定化電源装置
22 コンパレータ
23 基準電圧源
31 直流安定化電源装置
41 直流安定化電源装置
43 制御回路
51 直流安定化電源装置
52 電源ライン
61 直流安定化電源装置
P1 入力端子
P2 出力端子
P10 外部入力端子
Q1 制御トランジスタ
Q2 制御トランジスタ
Q2a 制御トランジスタ
Q2b 制御トランジスタ
R1 分圧抵抗
R2 出力端子
R3 ベース抵抗
R4 ベース抵抗
R4a ベース抵抗
R4b ベース抵抗
R5 入力分圧抵抗
R5a 入力分圧抵抗
R5b 入力分圧抵抗
R6 入力分圧抵抗
SW1 スイッチング素子
SW2 スイッチング素子
SW2a スイッチング素子
TR パワー素子

Claims (11)

  1. 平滑化手段の出力電圧を分圧抵抗で分圧して得られたフィードバック値が予め定める基準値となるように、制御回路がパワー素子を制御することによって、定電圧出力を得るようにした直流安定化電源装置において、
    前記分圧抵抗と直列に介在され、前記分圧抵抗と、前記パワー素子と負荷との間にある電源ラインとの間に挿入される第1のスイッチング素子と、
    入力電圧が予め定める値以下であるときに前記第1のスイッチング素子を遮断する入力検知手段とを含み、
    前記制御回路の電源ラインに、前記第1のスイッチング素子と連動する第2のスイッチング素子を介在しており、
    前記入力検知手段には、前記第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とに個別に遮断電圧が設定可能であり、入力電圧の低下に対して、第2のスイッチング素子の遮断後に第1のスイッチング素子を遮断させることを特徴とする直流安定化電源装置。
  2. 前記入力検知手段は、入力ラインに介在される入力分圧抵抗と、該入力分圧抵抗による分圧値がベースに与えられるNPNトランジスタとを備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の直流安定化電源装置。
  3. 前記制御回路の電源ラインに、前記第1のスイッチング素子と連動する第2のスイッチング素子を介在しており、
    前記入力分圧抵抗の分圧比を、前記第1および第2のスイッチング素子の遮断電圧が、(出力電圧)+(ドロップアウト電圧)程度となるように設定することを特徴とする請求項2に記載の直流安定化電源装置。
  4. 前記第1のスイッチング素子は、PNPトランジスタから成り、前記平滑化手段からの出力ラインと前記分圧抵抗との間に介在されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の直流安定化電源装置。
  5. 前記制御回路の電源ラインに、前記第1のスイッチング素子と連動する第2のスイッチング素子を介在することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の直流安定化電源装置。
  6. 前記第2のスイッチング素子は、PNPトランジスタから成ることを特徴とする請求項5に記載の直流安定化電源装置。
  7. 平滑化手段の出力電圧を分圧抵抗で分圧して得られたフィードバック値が予め定める基準値となるように、制御回路がパワー素子を制御することによって、定電圧出力を得るようにした直流安定化電源装置において、
    前記分圧抵抗と直列に介在される第1のスイッチング素子と、
    入力電圧が予め定める値以下であるときに前記第1のスイッチング素子を遮断する入力検知手段とを含み、
    前記制御回路の電源ラインに、前記第1のスイッチング素子と連動する第2のスイッチング素子を介在し、
    前記入力検知手段には、前記第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とに個別に遮断電圧が設定可能であり、入力電圧の低下に対して、第2のスイッチング素子の遮断後に第1のスイッチング素子を遮断させることを特徴とする直流安定化電源装置。
  8. 前記第1のスイッチング素子は、PNPトランジスタから成り、前記平滑化手段からの出力ラインと前記分圧抵抗との間に介在されることを特徴とする請求項7に記載の直流安 定化電源装置。
  9. 前記第2のスイッチング素子は、PNPトランジスタから成ることを特徴とする請求項7または8に記載の直流安定化電源装置。
  10. 前記入力検知手段は、入力ラインに介在される入力分圧抵抗と、該入力分圧抵抗による分圧値がベースに与えられるNPNトランジスタとを備えて構成されることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載の直流安定化電源装置。
  11. 前記入力分圧抵抗の分圧比を、前記第1および第2のスイッチング素子の遮断電圧が、(出力電圧)+(ドロップアウト電圧)程度となるように設定することを特徴とする請求項10に記載の直流安定化電源装置。
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