JPH0865973A - 電動機の固定子鉄芯 - Google Patents

電動機の固定子鉄芯

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JPH0865973A
JPH0865973A JP25679794A JP25679794A JPH0865973A JP H0865973 A JPH0865973 A JP H0865973A JP 25679794 A JP25679794 A JP 25679794A JP 25679794 A JP25679794 A JP 25679794A JP H0865973 A JPH0865973 A JP H0865973A
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Mototeru Kondo
元輝 近藤
Yoshinari Asano
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機の固定子鉄心において、固定子鉄心の
ティース部の磁束量を均一にし、高効率な電動機の固定
子鉄心を提供する。 【構成】 ヨーク部と複数のティース部とを有する固定
子鉄心において、主巻線電流と補助巻線電流の相互の影
響により磁束量の多いティース部の磁気飽和を防止する
ために、主巻線Mのスロット3,9,12aと補助巻線
Aのスロット3,9,12bとが隣接する間に存在する
ティース部2a,2c,8a,8c,11a,11cの
幅を大きくする一方、磁束量の少ないティース部すなわ
ち主巻線のスロット同士が隣接する間に存在するティー
ス部2d,8d,11d及び補助巻線のスロット同士が
隣接する間に存在するティース部2b,8b,11bの
幅を、それぞれ上記磁束量の多いティース部の幅より小
さくし、各ティース部に磁束が均一に分布するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調機器のファン駆動
用電動機などの家電機器に用いられる電動機の固定子鉄
芯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空調機器などの家電機器において
機器の高効率化が進み、これに伴いこれらの機器に使用
される電動機として、より効率の良い電動機が要求され
ている。
【0003】従来の誘導電動機の固定子鉄芯は、その効
率を上げるため、鉄芯に巻く巻線の線径を大きくする、
ヨーク部の幅を大きくする、ティース幅を大きくするな
どの方法がとられていた。しかし、線径やティース幅を
大きくする場合には、スペースファクターの関係上、巻
線の作業性が悪くなる一方、ヨーク部の幅を大きくする
場合には、鉄芯の径が大きくなるという欠点を有してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5は従来のトロイダ
ル巻の単相誘導電動機における固定子鉄芯を示すもので
ある。図において、4はヨーク部、5a,5b,5c,
5dはそれぞれ同一幅を有するティース部、6はスロッ
ト、Mは主巻線、Aは補助巻線である。この固定子鉄芯
では、主巻線電流とコンデンサにより位相のずれた補助
巻線電流とにより回転磁界が発生し、図5では反時計方
向に回転子が回転する。主巻線Mのスロット6と補助巻
線Aのスロット6とが隣接する間に存在するティース部
5a,5b,5c,5dには、主巻線電流と補助巻線電
流との位相差により、両スロット6,6に施された巻線
に同時にティース部5a,5b,5c,5dに同方向の
磁束を発生させるような電流が流れるため、磁束密度が
高くなり磁気飽和が発生する場合がある。
【0005】したがって、同じトルクを発生させるため
には巻線に流れる電流が大きくなり、効率が低下する場
合があった。
【0006】磁束量が均一でなくなる原理について、以
下に説明する。図5の
【0007】
【外1】
【0008】(以下、「第1マーク」と称する。)はコ
イルを一方の端子から巻線を巻き始めたとき、紙面下か
ら上へコイルが入ることを示し、
【0009】
【外2】
【0010】は紙面上から下へコイルが入ることを示し
ている。
【0011】図6のIは誘導電動機の主巻線電流波形
を、Iは補助巻線電流波形を示している。図6の電流
波形は、上記第1マークの巻線に流れる電流を示すもの
である。
【0012】以下、ティース部の両側に隣接するスロッ
トに挿入された巻線の電流による磁束について考えるこ
ととする。
【0013】図6において、時刻Xaの時、図7に示す
通りティース部5aは、両側に隣接するスロット6,6
に挿入された主巻線M及び補助巻線Aに流れる電流によ
る磁束が共に同じ方向であるため、ティース部5aに流
れる磁束量が大きくなる。
【0014】時刻Xbの時、図8に示す通りティース部
5bは、両側に隣接するスロット6,6にそれぞれ挿入
された補助巻線Aに流れる電流による磁束が、互いに反
対方向であるためティース部5bに流れる磁束量が小さ
くなる。
【0015】時刻Xcの時、図9に示す通りティース部
5cは、両側に隣接するスロット6,6に挿入された主
巻線M及び補助巻線Aに流れる電流による磁束が共に同
じ方向であるため、ティース部5cに流れる磁束量が大
きくなる。
【0016】時刻Xaと時刻Xcでは、主巻線電流及び
補助巻線電流それぞれの絶対値は等しいが、電磁誘導の
法則より時刻Xaの方が時刻Xcよりも大きい電流が二
次導体に流れるため、ティース部5aがティース部5c
に比べて磁束量が多くなる。
【0017】したがって、各ティース部を最大磁束密度
の高い順に並べると、ティース部5a、ティース部5
c、ティース部5bの順になる。
【0018】図5の鉄芯について有限要素法を用いた磁
界解析を行った結果、回転子の回転方向に補助巻線A、
主巻線Mの順で並ぶスロット6,6間のティース部5a
において磁束量が多く磁気飽和が確認された。
【0019】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
するものであり、磁気飽和の発生するティース部の幅を
大きくし磁束量の小さい部分のティース部の幅を小さく
することにより、スロット自身の大きさは変えず、した
がって巻線の作業性を悪くすることなく、かつ、鉄芯の
径も変えずに、磁気飽和を防ぎ、効率を上昇させること
を可能とする電動機の固定子鉄芯を提供することであ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、電動機の固定子鉄芯において、主巻線電流
と補助巻線電流の相互の影響により、磁束量の多いティ
ース部の磁気飽和を防止するために、主巻線のスロット
と補助巻線のスロットとが隣接する間に存在するティー
ス部の幅を大きくする一方、磁束量の少ないティース部
すなわち主巻線のスロット同士が隣接する間に存在する
ティース部及び補助巻線のスロット同士が隣接する間に
存在するティース部の幅を、それぞれ、上記磁束量の多
いティース部の幅より小さくし、各ティース部に磁束が
均一に分布するようにすることにより、ティース部の磁
気飽和を抑え電流を減少させて効率の向上を可能とする
ものである。
【0021】すなわち、請求項1にかかる発明は、ヨー
ク部と、該ヨーク部より固定子鉄芯中心側に径方向沿い
に突出した複数のティース部とを備え、上記ティース部
のうち少なくとも1つのティース部の幅を他のティース
部と異ならせるように構成している。
【0022】請求項2にかかる発明は、請求項1の発明
において、上記ティース部は、主巻線のスロット及び補
助巻線のスロット間に位置する第1ティース部と、2つ
の主巻線のスロット間に位置する第2ティース部と、2
つの補助巻線のスロット間に位置する第3ティース部と
を備え、上記第1ティース部の幅を上記第2ティース部
の幅及び上記第3ティース部の幅より大きくするように
構成することもできる。
【0023】請求項3にかかる発明は、請求項1の発明
において、上記ティース部は、幅広ティース部と幅狭テ
ィース部とが交互に配置されるように構成することもで
きる。
【0024】請求項4にかかる発明は、請求項2の発明
において、上記第1ティース部の幅は総て同一の幅と
し、上記第2ティース部の幅も総て同一とし、上記第3
ティース部の幅も総て同一の幅とするとともに、上記第
1ティース部と上記第2又は第3ティース部とが交互に
配置され、かつ、隣接する上記ティース部間に形成され
る上記スロットの固定子鉄芯中心側の開口部の中心が固
定子鉄芯の中心に対して等角度間隔に配置されるように
構成することもできる。
【0025】請求項5にかかる発明は、請求項1の発明
において、一つの上記スロットを形成する2つの上記テ
ィース部と上記ヨーク部において、この2つのティース
部の幅の合計と、ヨーク部の幅が大略等しいように構成
することもできる。
【0026】
【作用】上記した構成によって、磁束の多く流れるティ
ースは幅が広くなるので磁気飽和がなく鉄芯の磁束密度
は均一になり、巻線に流れる電流が減少することによっ
て効率を上昇させることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明にかかる実施例を図面を参照し
ながら説明する。
【0028】図1は本発明の第1実施例における単相4
極誘導電動機の固定子鉄芯を示すものである。
【0029】この固定子鉄芯は、円筒状のヨーク部1の
内周面より、スロット3を間に挟みながら、固定子鉄芯
の径方向に固定子鉄芯の中心に向かって突出した多数の
ティース部2a,2b,2c,2dを一体的に形成して
いる。これらのティース部は、図1に矢印で示された回
転子の回転方向とは反対方向沿いに、ティース部2a、
ティース部2b、ティース部2c、ティース部2dが順
に配置され、これら4つのティース部2a,2b,2
c,2dが1組となって、合計4組のティース部が形成
されている。
【0030】上記ティース部2aは、上記回転子の回転
方向沿いに、補助巻線A、主巻線Mの順に並ぶスロット
3,3間に存在している。上記ティース部2b及び2d
は、同じ極内に存在している。すなわち、ティース部2
bは補助巻線A,Aのスロット3,3間に存在し、ティ
ース部2dは主巻線M,Mのスロット3,3間に存在す
る。上記ティース部2cは上記回転子の回転方向に主巻
線M、補助巻線Aの順に並ぶスロット3,3間に存在し
ている。なお、1つのティース部において上記回転子の
回転方向沿いの幅は、スロット開口部分近傍を除き、固
定子鉄芯の径方向沿いにおいて同一寸法をとる。
【0031】この第1実施例と図5の従来例との大きな
相違はティース部の幅についてである。すなわち、ティ
ース部2a及び2cには、主巻線M、補助巻線Aに流れ
る電流による磁束が共に同じ方向であるためティース部
2a,2cに流れる磁束量が大きくなるので幅を広くし
ている。一方、ティース部2bは、補助巻線Aに流れる
電流による磁束が互いに反対方向であるためティース部
2bに流れる磁束量が小さくなり該ティース部2bの幅
をティース部2a及び2cより狭くしている。さらに、
ティース部2dは、主巻線Mに流れる電流による磁束が
互いに反対方向であるためティース部2dに流れる磁束
量が小さくなり該ティース部2dの幅をティース部2a
及び2cより狭くしている。言い換えれば、従来の固定
子鉄芯のティース部は総てその幅が同一であったが、第
1実施例では、ティース部2a,2b,2c,2dにお
いてその幅が順に大小大小となるように配置されてい
る。この第1実施例において、これらの相違点以外の構
成は、図5の従来例と同一構成である。
【0032】したがって、上記第1実施例では、大きな
幅のティース部2a,2cと小さな幅のティース2b,
2dとが交互に配置されるため、各スロット3がヨーク
部1と大きな幅のティース部と小さな幅のティース部と
で構成されることになり、図2に示すように、スロット
開口部の中心がヨーク部1の中心に対して等角度間隔に
(すなわち、図2では角度α毎に)配置されることにな
る。この結果、巻線有効面積は同一となる。また、1つ
のスロットにおいて、該スロットを形成する2つのティ
ース部に流れる磁束の合計は、当該スロットを形成する
ヨーク部に流れる磁束とほぼ等しいので、大、小のティ
ース部の幅の合計とヨーク部の幅は同一にしてもよい。
すなわち、ヨーク部1の幅をW、主巻線及び補助巻線間
のティース部2a,2cの幅をT1、同種巻線間のティ
ース部2b,2dの幅をT2としたとき、これらの間
に、W=T1+T2の関係式が成立するようにしてもよ
い。具体的な数値例としては、鉄芯の外形寸法が79m
mの場合、W=7.2mm、T1=4mm、T2=3mm
で、7.2≒4+3となっている。
【0033】磁気解析の結果、第1実施例にかかる固定
子鉄芯のティース部の最大磁束密度は、図5の従来品と
比較して、図1の第1実施例の固定子鉄芯は約10%低
下し磁束の分布が均一になった。また電流値は約5%の
減少であり、それに伴い効率も約5%向上している。こ
のとき、上記固定子鉄芯の外形寸法は79mm、ヨーク
部の幅寸法は7.2mm、従来品のティース部の幅寸法
は3mm、第1実施例の固定子鉄芯のティース部の幅寸
法T1は4mm、T2は3mmである。
【0034】図3は本発明の第2実施例にかかる2極用
の誘導電動機固定子鉄芯である。第1実施例とはティー
ス部の構成は同一であり、巻き線の仕方のみ異なる。す
なわち、第1実施例では、固定子鉄芯が4極用であるの
で、ヨーク部1の中心に対して90度の間隔内に、回転
子の回転方向沿いに主巻線M、主巻線M、補助巻線A、
補助巻線Aの順に配置されている。これに対して、第2
実施例では、固定子鉄芯が2極用であるので、ヨーク部
1の中心に対して180度の間隔内に、回転子の回転方
向沿いに主巻線M、主巻線M、主巻線M、主巻線M、補
助巻線A、補助巻線A、補助巻線A、補助巻線Aが配置
されている。
【0035】上記第1実施例にかかる4極の固定子鉄芯
の場合、解析の結果、回転子の回転方向に補助巻線A、
主巻線Mの順に並ぶスロット3,3間に存在するティー
ス部2aにおいて磁束の飽和が確認されるため、このテ
ィース部8aの幅を大きくして、磁束を均一に分布させ
る。また、第2実施例にかかる2極の固定子鉄芯の場
合、回転子の回転方向にかかわらず補助巻線Aと主巻線
Mとが隣接するスロット9,9間に存在するティース部
8aにおいて磁束の飽和が確認されるため、このティー
ス部8aの幅を大きくして、磁束を均一に分布させる。
【0036】図4は本発明の第3実施例にかかる4極用
誘導電動機固定子鉄芯を示す図である。第1実施例の固
定子鉄芯においては、ティース部2a,2cの幅がティ
ース部2b,2dの幅より大きく、ティース部2aと2
cでは同一幅、ティース部2bと2dでは同一幅であっ
たが、第3実施例では、ティース部11aが最大幅を持
ち、ティース部11bと11dが同一幅でかつティース
部11aより幅が小さく、ティース部11cが最も幅が
小さくなるように構成している。言い換えれば、ティー
ス部11aからティース部11b、ティース部11cに
向かうに従いその幅が小さくなり、ティース部11cか
らティース部11d、ティース部11aに向かうに従い
その幅が大きくなるようにしている。この結果、第3実
施例では、ティース部の幅の変更に伴いスロットの大き
さも異なっている。すなわち、図4では補助巻線Aのス
ロット12bを主巻線Mのスロット12aに比べて小さ
くしている。
【0037】本発明は、トロイダル巻の誘導電動機に限
定されず、これらの実施例に限定されるものでなく、モ
ータの使用に応じて、磁束が大きくなるティース部の幅
を大きくするとともに、磁束が小さくなるティース部の
幅を小さくして、結果として磁束量が固定子鉄芯全体に
均一に分布するようにティース部を設計すればよい。従
って、例えば、複数のティース部のうち、磁束が大きく
なるティース部が1つだけある場合には、そのティース
部の幅のみ他のティース部より大きくするようにしても
よい。また、ティース部の幅を異ならせる場合、その異
ならせる量は、磁束の大きさなどに応じて適宜決定すれ
ばよい。
【0038】本発明は、上記実施例に限らず、6極用、
さらには一般的な単相誘導電動機の固定子鉄芯に適用す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、主巻線電流と補
助巻線電流の相互の影響により、磁束量の多いティース
部の磁気飽和を防止するために、主巻線のスロットと補
助巻線のスロットとが隣接する間に存在するティース部
の幅を大きくする一方、磁束量の少ないティース部すな
わち主巻線のスロット同士が隣接する間に存在するティ
ース部及び補助巻線のスロット同士が隣接する間に存在
するティース部の幅を、それぞれ、上記磁束量の多いテ
ィース部の幅より小さくし、各ティース部に磁束が均一
に分布するようにした。この結果、スロット自身の大き
さを変えることがないので、巻線の作業性を悪くするこ
とがなく、かつ、鉄芯の径も変えずにティース部の磁気
飽和を抑えることができ、巻線に流れる電流を減少させ
て効率の高い優れた電動機を実現できるものである。ま
た、スロット自身の大きさを変えないので、巻線の有効
面積を減らさず設計の余裕度を確保することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における4極用誘導電動機
の固定子鉄芯を示す説明図
【図2】図1の固定子鉄芯に隣接するスロットの開口部
の中心が等角度間隔であることを説明するための説明図
【図3】本発明の第2実施例における2極用誘導電動機
の固定子鉄芯を示す説明図
【図4】巻線の挿入具合を省略した状態での本発明の第
3実施例における4極用誘導電動機の固定子鉄芯を示す
説明図
【図5】従来例における4極用誘導電動機の固定子鉄芯
を示す説明図
【図6】図5の固定子鉄芯において巻線電流の波形を示
す図
【図7】図5の固定子鉄芯において主巻線と補助巻線に
よる磁束の流れを示す図
【図8】図5の固定子鉄芯において補助巻線による磁束
の流れを示す図
【図9】図5の固定子鉄芯において主巻線と補助巻線に
よる磁束の流れを示す図
【符号の説明】
1,4,7,10 ヨーク部 2a,2b,2c,2d,5a,5b,5c,5d,8
a,8b,8c,8d,11a,11b,11c,11
d ティース部 3,6,9,12a,12b スロット M 主巻線 A 補助巻線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨーク部(1,7,10)と、該ヨーク
    部より固定子鉄芯中心側に径方向沿いに突出した複数の
    ティース部(2a,2b,2c,2d,8a,8b,8
    c,8d,11a,11b,11c,11d)とを備
    え、上記ティース部のうち少なくとも1つのティース部
    の幅を他のティース部と異ならせたことを特徴とする電
    動機の固定子鉄芯。
  2. 【請求項2】 上記ティース部は、主巻線(M)のスロ
    ット(3,9,12a)及び補助巻線(A)のスロット
    (3,9,12b)間に位置する第1ティース部と、2
    つの主巻線(M)のスロット(3,9,12a)間に位
    置する第2ティース部と、2つの補助巻線(A)のスロ
    ット(3,9,12b)間に位置する第3ティース部と
    を備え、上記第1ティース部の幅を上記第2ティース部
    の幅及び上記第3ティース部の幅より大きくした請求項
    1記載の電動機の固定子鉄芯。
  3. 【請求項3】 上記ティース部は、幅広ティース部と幅
    狭ティース部とが交互に配置されて構成される請求項1
    記載の電動機の固定子鉄芯。
  4. 【請求項4】 上記第1ティース部の幅は総て同一の幅
    とし、上記第2ティース部の幅も総て同一とし、上記第
    3ティース部の幅も総て同一の幅とするとともに、上記
    第1ティース部と上記第2又は第3ティース部とが交互
    に配置され、かつ、隣接する上記ティース部間に形成さ
    れる上記スロット(3,9,12a,12b)の固定子
    鉄芯中心側の開口部の中心が固定子鉄芯の中心に対して
    等角度間隔に配置される請求項2記載の電動機の固定子
    鉄芯。
  5. 【請求項5】 一つの上記スロットを形成する2つの上
    記ティース部と上記ヨーク部において、この2つのティ
    ース部の幅(T1+T2)の合計と、ヨーク部の幅(W)
    が大略等しい請求項1記載の電動機の固定子鉄芯。
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