JPH0865897A - 電力変換器制御システム - Google Patents

電力変換器制御システム

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JPH0865897A
JPH0865897A JP6195191A JP19519194A JPH0865897A JP H0865897 A JPH0865897 A JP H0865897A JP 6195191 A JP6195191 A JP 6195191A JP 19519194 A JP19519194 A JP 19519194A JP H0865897 A JPH0865897 A JP H0865897A
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control device
communication line
control
converter control
circuit
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JP6195191A
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Naomi Nakamura
村 尚 未 中
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変換器運転中に1系列の通信回線に異常が生
じた場合でも、制御装置は2重系で運転継続し、異常が
復旧した際には系統に動揺を与えることなく系列並入が
可能である信頼性の高い電力変換器制御システムを提供
すること。 【構成】 通信回線191、伝送制御回路26AA,2
6BA、制御装置200AA,200BAにより第1の
制御系列が構成され、通信回線192、伝送制御回路2
6AA,26BBにより第2の制御系列が構成されてい
る。直流電線路3の両端に接続された電力変換器1A,
1Bは、正常時には第1または第2の制御系列のいずれ
かにより制御される。いま、第1の制御系列による制御
中に第1の通信回線191に異常が発生したとする。こ
の場合、200AA,26AB,192,26BB,2
00BBにより形成される制御系列により制御を行うこ
とができる。あるいは、200AB,26AB,19
2,26BB,200BAにより形成される制御系列に
より制御を行うこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流送電線路の一端に
順変換器、他端に逆変換器を設け、両変換器間を通信回
線で結び、制御装置を2重系で構成した交直変換装置の
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は交直変換装置を用いた直流送電系
統の構成図で、図9は交直変換装置の制御装置の構成図
を示す。図8に示すように交直変換装置(以下、単に変
換装置と記す。)1A,1Bは変換器用変圧器4A,4
Bを介して交流系統6A,6Bに接続される一方、平滑
リアクトル2A,2Bを介して直流送電線路3で接続さ
れた直流送電等に使用される。
【0003】前記直流送電システムにおける変換装置の
制御装置は、図9に示すように順変換器及び逆変換器の
起動停止の協調制御を司る起動/停止シーケンス回路1
01A、この起動/停止シーケンス回路101Aの指令
に応じて直流送電系統の直流電流や直流電圧等を一定に
制御する回路で構成される制御演算装置100A、この
制御演算装置100Aの出力信号により変換装置の点弧
位相を決定する位相制御回路29A、事故時に最適な保
護指令を出力する保護連動回路102A、及び前記各回
路の異常発生を監視する異常監視回路103Aを添字
A,Bを付して示すように、2重系で構成した制御装置
200Aと前記制御装置200Aの中の位相制御回路2
9Aの出力信号であるシーケンシャルな点弧パルスを送
出するパルス増幅回路30Aとで構成されている。
【0004】このように、制御装置200Aを添字A,
Bを付して示すように2重系で構成したときに、自系列
で異常が発生した場合には自系列の位相制御回路の出力
を止め、自系列をシステムから切り離す操作を行う。ま
た、点検等で自系列を停止する場合にも手動のロックス
イッチを設け位相制御回路29Aの出力を止めるのが一
般的である。
【0005】次に、通信回線で結んだ交直変換装置の動
作について説明する。説明を簡単にするため、ここでは
制御装置を1重系として図10に動作を説明するための
概略ブロック図を示す。図9で説明している機能と同じ
機能を有するものに付いては同じ符号を付してある。
【0006】起動する場合には、起動指令を受けて順変
換器、逆変換器共にバイパスペアに投入し、順変換器か
らデブロックする。順変換器は逆変換器がバイパスペア
状態となっていることを確認した上でデブロックし、逆
変換器は順変換器が運転状態となっていることを確認し
た上でデブロックする。即ち、他端の状態も自変換器の
起動シーケンスの条件となっている。
【0007】停止する場合には、停止指令を受けて逆変
換器では電圧を絞り、バイパスペアに投入し、順変換器
からゲートブロックする。順変換器は逆変換器がバイパ
スペア状態となったことを確認した上でゲートブロック
し、逆変換器は順変換器が停止状態となっていることを
確認した上でゲートブロックする。起動シーケンスと同
様、他端の状態も自変換器の停止シーケンスの条件とな
っている。
【0008】次に、この停止のシーケンスについて説明
する。図11に起動停止シーケンス回路の一部のブロッ
ク図を示す。起動停止シーケンス回路101Aは、アン
ド回路1011A,1012A,1015Aと、オア回
路1016Aと、直流電圧立ち下げ指令発生回路101
3Aと、バイパスペア指令発生回路1014Aとを備え
ている。
【0009】アンド回路1011Aは、伝送制御回路2
6Aからの停止指令と、順変換器運転という潮流指令
と、他端がバイパスペア状態であるという信号とが成立
した時に信号を出力する。アンド回路1012Aは、伝
送制御回路26Aからの停止指令と、順変換器運転でな
い(逆変換器運転)という潮流指令とが成立した時に信
号を出力する。直流電圧立ち下げ指令発生回路1013
Aは、アンド回路1012Aからの信号が有ることで
「直流電圧立ち下げ」の指令を制御演算回路100Aへ
出力すると共に、バイパスペア指令発生回路1014A
へ信号を出力する。バイパスペア指令発生回路1014
Aは、直流電圧立ち下げ指令発生回路1013Aからの
信号を受けて、バイパスペア指令を位相制御回路29A
へ出力する。アンド回路1015Aは、バイパスペア指
令発生回路1014Aからの信号があることと、伝送制
御回路26Aからの他端の停止状態の信号があることで
信号を出力する。オア回路1016Aは、アンド回路1
011Aもしくは1015Aからの信号があることでゲ
ートブロックの指令を位相制御回路29Aへ出力する。
【0010】ここでは起動停止シーケンス回路101A
について説明したが、101Bについても同様である。
【0011】このように、起動及び停止の操作は起動停
止シーケンス回路101A,101Bで具現され、パル
ス操作信号が位相制御回路29A,29Bへ出力され
る。
【0012】保護装置からの保護依頼信号がある場合に
は、事故発生端の変換器制御装置で保護連動を行うと共
に、他端にも保護依頼信号を出力し、他端の変換器制御
装置でも保護連動を行う。保護装置300Aの保護依頼
信号は保護連動回路102Aに入力され、保護連動回路
102Aではパルス操作信号を位相制御回路29Aへ出
力する。また、保護依頼信号は伝送制御回路26Aへ出
力され、通信回線19を介して他端の伝送制御回路26
Bへ渡され、伝送制御回路26Bから変換器制御装置2
00Bへ入力される。その保護依頼信号により保護連動
回路102Bではパルス操作信号を位相制御回路102
Bへ出力する。ここでは保護装置102Aが保護依頼信
号を出力した時の動きを説明したが、保護装置300B
がその信号を出力した時の動きも同様である。
【0013】運転電流を変更する場合には、電流マージ
ンを確保するために各端で電流基準値を変更するときに
次のような操作を行っている。すなわち、電流基準値を
大きくする時には、順変換器の電流基準値を先に増加さ
せ、それを確認した上で逆変換器の電流基準値を増加さ
せる。また、電流基準値を小さくする時には、逆変換器
の電流基準値を先に減少させ、それを確認した上で順変
換器の電流基準値を減少させる。
【0014】このように、直流送電に適用した交直変換
器の運転を行うためには、両変換器間で各種信号の授受
が必要である。信号は変換器制御装置200Aと変換器
制御装置200Bとの間で、伝送制御回路26A,26
B及び通信回線19を介して授受される。
【0015】一般的に、授受される信号には、 ・運転/停止指令 ・潮流指令 ・バイパスペア状態 ・運転状態 ・運転準備条件(各種機器等の準備状態信号) ・保護依頼 ・制御基準値(直流電流、直流電圧、運転電力) ・検出値(直流電流、直流電圧、運転電力) 等についての信号がある。
【0016】伝送制御回路26A,26Bは、自回路の
異常時及び通信回線19の異常時には、伝送している信
号を前値保持するのが一般的である。
【0017】次に、交直変換装置の制御装置が2重系
で、通信回線が2回線ある場合の構成を図12に基き説
明する。通信回線が2回線のときは伝送制御回路も2重
系となる。変換器制御装置200AA(200AB)の
信号は、伝送制御回路26AA(26AB)により通信
回線191(192)を介して伝送制御回路26BA
(26BB)から変換器制御装置200BA(200B
B)へと渡される。
【0018】通信回線も2重化されている場合は、伝送
制御回路26AA,26BAの異常時及び通信回線19
1の異常時には、変換器制御装置200AAもしくは2
00BAの異常時と同様に異常系列をシステムから切り
離す。伝送制御回路26AB,26BBの異常時及び通
信回線192の異常時には、変換器制御装置200AB
もしくは200BBの異常時と同様に異常系列をシステ
ムから切り離す。既に片方の系列が切り離されている状
態においては、伝送制御回路異常時及び通信回線の異常
時は、伝送している信号を前値保持するのが一般的であ
る。以上説明したように制御装置を構成すること、制御
動作することは公知の技術である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】通信回線が正常な時に
は、両端の間で必要な信号を授受することができ各種の
制御・保護動作を行うことができるが、通信回線に異常
時が発生した場合には、信号が前値保持され運転状態を
変更することができない。例えば、停止しようとして停
止の指令を与えたとしても、停止シーケンスで相手端の
運転状態等を確認するインターロックが組まれているた
め、最終的な停止には至らない。それどころか電圧を低
下させる等の異常現象となり主回路機器のストレスを増
加させ、著しい場合には破損に至るおそれもある。
【0020】すなわち、いま仮に、図11の起動停止シ
ーケンス回路101Aが逆変換器側のものであって、逆
変換器側に停止指令を発する回路が設けられているとす
ると、通信回線19が異常であってもVd 立ち下げ回路
1013Aは動作するため、逆変換器側の電圧が低下す
ることになる。一方、通信回線19が異常であるとする
と、順変換器側に停止指令が伝わらないため、順変換器
側はそのまま運転を継続することになる。
【0021】このような状態での運転継続は短時間であ
れば問題ないように思われる。しかし、電力系統の要求
で緊急に電力の融通停止や、融通電力の変更の必要が生
じた時に対応できない場合、系統の周波数低下、電圧低
下等の動揺を抑制できず系統全体の崩壊に至るおそれが
ある。
【0022】通信回線で異常が発生した場合、その異常
状態を伝送制御回路が検出し即座に異常の発生した系列
をシステムから切り離す。制御装置には異常が発生して
いなくて2重系で運転可能な状態でも、制御装置は通信
を介して信号を授受しているので、誤動作を避けるため
に切り離さざるを得ない。通信回線の点検等のときにも
同様のことがいえる。近年、制御装置の高信頼化がはか
られている。制御装置の多重化は社会的ニーズが大き
い。
【0023】一度切り離された制御装置を並入する際に
は、健全な系列の制御装置の出力状態と同じ出力となっ
たことの確認が必要となる。運転状態で切り離された制
御装置を並入するためには、制御装置の系列間での複雑
な協調回路が必要となる。この協調回路を設けない場合
は、一度システムを停止しその状態で切り離された制御
装置を並入し、再度システムを運転するという操作が必
要となる。通信回線の異常、もしくは点検などのために
切り離された制御装置を並入する際にも、制御装置も切
り離しされた状態にあるため同様のことがいえる。近年
の電力需要の増大により、システムによっては直流送電
の計画停止がなかなかとれないものもある。停止を伴う
並入が必要になると、異常が復旧していても停止までの
間、長期間1重系で運転を行うことになる。そして、通
信回線19の異常は、伝送路の状態や伝送方式に左右さ
れ、無視できない確率で発生する。
【0024】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、変換器運転中に1系列の通信回線に異常が生じた
場合でも、制御装置は2重系で運転継続し、異常が復旧
した際には系統に動揺を与えることなく系列並入が可能
である信頼性の高い電力変換器制御システムを提供する
ことを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、直流電線路の両
端にそれぞれ接続され、一方が順変換器、他方が逆変換
器として機能することにより相互間で電力の授受を行う
2つの電力変換器と、第1の通信回線を介して両電力変
換器の協調制御を行うことが可能な第1の順変換器制御
装置及び第1の逆変換器制御装置からなる第1の制御系
列と、第2の通信回線を介して両変換器の協調制御を行
うことが可能な第2の順変換器制御装置及び第2の逆変
換器制御装置からなる第2の制御系列と、を備え、正常
時は前記両制御系列のうちのいずれか一方を用いて前記
協調制御を行う電力変換器制御システムにおいて、前記
第1の順変換器制御装置及び第1の逆変換器制御装置
は、第1の通信回線に異常が発生した場合に、前記第2
の制御系列が正常であることを条件に、第2の通信回線
を介してそれぞれ第2の逆変換器制御装置及び第2の逆
変換器制御装置との間で前記協調制御を行うことを可能
にする第1の伝送路切換手段を有し、前記第2の順変換
器制御装置及び第2の逆変換器制御装置は、第2の通信
回線に異常が発生した場合に、前記第1の制御系列が正
常であることを条件に、第1の通信回線を介してそれぞ
れ第1の逆変換器制御装置及び第1の順変換器制御装置
との間で前記協調制御を行うことを可能にする第2の伝
送路切換手段を有すること、を特徴とするものである。
【0026】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記第1及び第2の伝送路切換手段は、切
換えた伝送路を異常復旧後に再度元の伝送路へ切換える
復帰動作を行う場合に、異常復旧検出時点から所定時間
だけ遅延させてこの復帰動作を許容する遅延手段を有す
ること、を特徴とするものである。
【0027】請求項3記載の発明は、直流電線路の両端
にそれぞれ接続され、一方が順変換器、他方が逆変換器
として機能することにより相互間で電力の授受を行う2
つの電力変換器と、第1の通信回線を介して両電力変換
器の協調制御を行うことが可能な第1の順変換器制御装
置及び第1の逆変換器制御装置からなる第1の制御系列
と、第2の通信回線を介して両変換器の協調制御を行う
ことが可能な第2の順変換器制御装置及び第2の逆変換
器制御装置からなる第2の制御系列と、を備え、正常時
は前記両制御系列のうちのいずれか一方を用いて前記協
調制御を行う電力変換器制御システムにおいて、前記第
1の順変換器制御装置及び第1の逆変換器制御装置は、
第1の通信回線に異常が発生した場合に、前記第2の通
信回線が正常であることを条件に、この第2の通信回線
を介して前記協調制御を行うことを可能にする第1の伝
送路切換手段を有し、前記第2の順変換器制御装置及び
第2の逆変換器制御装置は、第2の通信回線に異常が発
生した場合に、前記第1の通信回線が正常であることを
条件に、この第1の通信回線を介して前記協調制御を行
うことを可能にする第2の伝送路切換手段を有するこ
と、を特徴とするものである。
【0028】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記第1及び第2の伝送路切換手段は、切
換えた伝送路を異常復旧後に再度元の伝送路へ切換える
復帰動作を行う場合に、異常復旧検出時点から所定時間
だけ遅延させてこの復帰動作を許容する遅延手段を有す
ること、を特徴とするものである。
【0029】
【作用】請求項1の発明によれば、直流電線路の一端に
順変換器、他端に逆変換器を設け、両変換器間を通信回
線で結んだ交直変換装置の制御装置において、運転中に
1系列の通信回線に異常が生じた場合でも、制御装置へ
の制御信号は健全系列の通信回線からの制御信号に切り
換わるので、制御システムは2重系で運転が可能であ
る。さらに、通信系列の異常が復旧した際には、自系列
の通信回線からの制御信号に切り換わるので、制御シス
テムとしては通信回線の異常発生にかかわらず常時2重
系での運転が可能となる。
【0030】請求項2の発明によれば、自系列の通信回
線が異常で他系列の通信回線が正常でかつ他系列の制御
装置が正常であるという条件を復帰させるのに、ある時
間遅れを有するため、通信系列の異常が復旧した際に、
順変換器の制御装置と逆変換器の制御装置との間で信号
が確実に授受できた状態で、復旧した通信回線からの信
号を制御信号として入力することができる。これによ
り、変換器の運転状態が変化している途中で、通信回線
の異常が復旧して信号が切り換わる時に運転状態に擾乱
が発生することを防ぐことができる。
【0031】請求項3の発明によれば、運転中に1系列
の制御装置が点検もしくは異常などで切り離されている
状態で、他の系列の通信回線に異常が生じても、制御装
置への制御信号は健全な通信回線を介して授受できるの
で正常な運転継続が可能である。
【0032】請求項4の発明によれば、自系列の通信回
線が異常で他系列の通信回線が正常であるという条件を
復帰させるのに、ある時間遅れを有するため、通信系列
の異常が復旧した際に、順変換器の制御装置と逆変換器
の制御装置との間で信号が確実に授受できた状態で、復
旧した通信回線からの信号を制御信号として入力するこ
とができる。これにより、変換器の運転状態が変化して
いる途中で、通信回線の異常が復旧して信号が切り換わ
る時に運転状態に擾乱が発生することを防ぐことができ
る。
【0033】
【実施例】図1は請求項1記載の発明に係る実施例のシ
ステム構成図である。図1では図12と同じ機能を遂行
する装置には同じ符号を付してある。構成は図12に示
す従来例と同じであるが、信号の取り合いが異なる。図
2はその要部の構成図である。図2では図9と同じ機能
を遂行する装置には同じ符号を付してある。なお、制御
装置200AAと200ABとは同一のものであるた
め、制御装置200AAのみについて説明する。
【0034】変換器制御装置200AAは、制御演算回
路100AA、起動停止シーケンス回路101AA、保
護連動回路102AA、異常監視回路103AA、位相
制御回路29AA、アンド回路130AA、スイッチ1
31AAとから構成されている。
【0035】上記の図1及び図2の動作につき説明す
る。通信回線とそれにつながる伝送制御回路及び制御装
置を2重系として、各系列の制御装置は、自系列の通信
回線につながる伝送制御回路へ信号を送信し、自系列の
通信回線につながる伝送制御回路と他系列の通信回線に
つながる伝送制御回路との両方から信号を受信する構成
となっている。制御装置200AAは伝送制御回路26
AAへ信号を送信し、伝送制御回路26AAと26AB
とから信号を受信する。制御装置200AB,200B
A,200BBについてもそれぞれ対応する伝送制御回
路と同様の信号授受を行う。
【0036】アンド回路130AAは伝送制御回路26
AAからの通信回線異常信号が有り、伝送制御回路26
ABからの通信回線異常信号が無い状態で、かつ変換器
制御装置200ABの異常監視装置103ABからの制
御装置異常信号が無いということを判断し、信号を出力
する。
【0037】スイッチ131AAは、アンド回路130
AAからの信号が無いときは伝送制御回路26AAから
の制御信号を起動停止シーケンス回路101AAと保護
連動回路102AAと制御演算回路100AAとへ渡
す。すなわち、自系列の制御信号に従って運転を行う。
【0038】スイッチ131AAは、アンド回路130
AAからの信号が有るときは伝送制御回路26ABから
の制御信号を起動停止シーケンス回路101AAと保護
連動回路102AAと制御演算回路100AAとへ渡
す。すなわち、他系列の制御信号に従って運転を行う。
なお、変換器制御装置200ABの動作は、変換器制御
装置200AAと同一であるため説明を省略する。
【0039】上記のように、図1及び図2の構成によれ
ば、運転中に1系列の通信回線に異常が生じた場合で
も、制御装置への制御信号は健全系列の通信回線からの
制御信号に切り換わるので、制御システムは2重系で運
転が可能である。さらに、通信系列の異常が復旧した際
には、自系列の通信回線からの制御信号に切り換わるの
で、制御システムとしては通信回線の一般発生にかかわ
らず常時2重系での運転が可能となる。
【0040】図3は請求項2記載の発明に係る実施例の
要部の構成図であり、図2と同じ機能を遂行する装置に
は同一符号を付してある。制御装置200AAと200
ABとは同一のものであるため、制御装置200AAの
みについて説明する。
【0041】変換器制御装置200AAは制御演算回路
100AA、起動停止シーケンス回路101AA、保護
連動回路102AA、異常監視装置103AA、位相制
御回路29AA、アンド回路130AA、スイッチ13
1AA、オフディレイ回路132AAとから構成されて
いる。
【0042】オフディレイ回路132AAはアンド回路
130AAからの信号が有るときはその信号をそのまま
出力し、信号が無くなった状態となったときは有る一定
時間(例えば1秒)遅らせて信号を落とす。
【0043】スイッチ131AAは、オフディレイ回路
132AAからの信号が無いときは伝送制御回路26A
Aからの制御信号を起動停止シーケンス回路101AA
と保護連動回路102AAと制御演算回路100AAと
へ渡す。すなわち、自系列の制御信号に従って運転を行
う。
【0044】スイッチ131AAは、オフディレイ回路
132AAからの信号が有るときは伝送制御回路26A
Bからの制御信号を起動停止シーケンス回路101AA
と保護連動回路102AAと制御演算回路100AAと
へ渡す。すなわち、他系列の制御信号に従って運転を行
う。なお、変換器制御装置200ABの動作は、変換器
制御装置200AAと同一であるため説明を省略する。
【0045】このように、図3の構成によれば、自系列
の通信回線が異常で他系列の通信回線が正常でかつ他系
列の制御装置が正常であるという条件を復帰させるの
に、ある時間遅れを有するため、通信系列の異常が復旧
した際に、順変換器の制御装置と逆変換器の制御装置と
の間で信号が確実に授受できた状態で復旧した通信回線
からの信号を制御信号として入力することができる。こ
れにより、変換器の運転状態が変化している途中で通信
回線の異常が復旧して、信号が切り換わる時に運転状態
に擾乱が発生することを防ぐことができる。
【0046】図4は請求項3記載の発明に係る実施例の
システム構成図であり、図5はその要部の構成図であ
る。また、図6は、信号の取り合いについての説明図で
ある。
【0047】図4において、通信回線とそれにつながる
伝送制御回路及び制御装置を2重系として、各系列の制
御装置は、自系列及び他系列の通信回線につながる伝送
制御回路へ信号を送信し、自系列の通信回線につながる
伝送制御回路と他系列の通信回線につながる伝送制御回
路との両方から信号を受信する構成となっている。制御
装置200AAは伝送制御回路26AAと伝送制御回路
26ABとへ信号を送信し、伝送制御回路26AAと2
6ABとから信号を受信する。制御装置200AB,2
00BA,200BBについてもそれぞれ対応する伝送
制御回路と同様の信号授受を行う。
【0048】図6において、変換器制御装置200AA
は制御信号を2信号出力する。1つの信号は通信回線1
91を介して変換器制御装置200BAへ送信する。も
う一方の信号は通信回線192を介して変換器制御装置
200BAへ送信する。受信する信号は変換器制御装置
200BAから通信回線191及び192を介して受信
する。変換器制御装置200AB,200BBについて
も同様である。請求項1の発明の構成との違いは、請求
項1の発明では、変換器制御装置が受信する制御信号は
同じ系列の変換器制御装置からの信号と他系列の変換器
制御装置であるのに対し、本発明では変換器制御装置が
受信する制御信号は同じ系列の変換器制御装置からの信
号であるという点である。
【0049】図5において、アンド回路130AAは伝
送制御回路26AAからの通信回線異常信号が有り、か
つ伝送制御回路26ABからの通信回線異常信号が無い
ということを判断し信号を出力する。
【0050】スイッチ131AAは、アンド回路130
AAからの信号が無いときは伝送制御回路26AAから
の制御信号を起動停止シーケンス回路101AAと保護
連動回路102AAと制御演算回路100AAとへ渡
す。すなわち、自系列通信回線を介して受信する自系列
の制御信号に従って運転を行う。
【0051】スイッチ131AAは、アンド回路130
AAからの信号が有るときは伝送制御回路26ABから
の制御信号を起動停止シーケンス回路101AAと保護
連動回路102AAと制御演算回路100AAとへ渡
す。すなわち、他系列通信回線を介して受信する自系列
の制御信号に従って運転を行う。なお、変換器制御装置
200ABの動作は、変換器制御装置200AAと同一
であるため説明を省略する。
【0052】上記のように、図4乃至図6の構成によれ
ば、運転中に1系列の通信回線に異常が生じた場合で
も、制御装置への制御信号は健全系列の通信回線からの
制御信号に切り換わるので、制御システムは2重系で運
転が可能である。さらに、通信系列の異常が復旧した際
には、自系列の通信回線からの制御信号に切り換わるの
で、制御システムとしては通信回線の異常発生にかかわ
らず常時2重系での運転が可能となる。また、通信回線
と制御装置とで異なる系列で点検もしくは異常発生によ
り使用不能となった場合でも、健全な通信回線と制御装
置とで運転することが可能である。
【0053】図7は請求項4記載の発明に係る実施例の
要部の構成図である。オフディレイ回路132AAはア
ンド回路130AAからの信号が有るときは、その信号
をそのまま出力し、信号が無くなった状態となったとき
は有る一定時間遅らせて信号を落とす。
【0054】スイッチ131AAは、オフディレイ回路
132AAからの信号が無いときは伝送制御回路26A
Aからの制御信号を起動停止シーケンス回路101AA
と保護連動回路102AAと制御演算回路100AAと
へ渡す。すなわち、自系列通信回線を介して受信する自
系列の制御信号に従って運転を行う。
【0055】スイッチ131AAは、オフディレイ回路
132AAからの信号が有るときは伝送制御回路26A
Bからの制御信号を起動停止シーケンス回路101AA
と保護連動回路102AAと制御演算回路100AAと
へ渡す。すなわち、他系列通信回線を介して受信する自
系列の制御信号に従って運転を行う。なお、変換器制御
装置200ABの動作は、変換器制御装置200AAと
同一であるため説明を省略する。
【0056】上記のように、図7の構成によれば、自系
列の通信回線が異常でかつ他系列の通信回線が正常であ
るという条件を復帰させるのに、ある時間遅れを有する
ため、通信系列の異常が復旧した際に、順変換器の制御
装置と逆変換器の制御装置との間で信号が確実に授受で
きた状態で、復旧した通信回線からの信号を制御信号と
して入力することができる。これにより、変換器の運転
状態が変化している途中で通信回線の異常が復旧して、
信号が切り換わる時に運転状態に擾乱が発生することを
防ぐことができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、変換器
運転中に1系列の通信回線に異常が生じた場合でも、制
御装置は2重系で運転継続し、異常が復旧した際には系
統に動揺を与えることなく系列並入が可能である信頼性
の高い電力変換器制御システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係る実施例のシステム構
成図。
【図2】図1における制御装置の構成図。
【図3】請求項2記載の発明に係る実施例の要部の構成
図。
【図4】請求項3記載の発明に係る実施例のシステム構
成図。
【図5】図4における制御装置の構成図。
【図6】図4における信号の取り合いについての説明
図。
【図7】請求項4記載の発明に係る実施例の要部の構成
図。
【図8】直流送電系統の概略構成図。
【図9】従来例に係る制御装置の構成図。
【図10】制御装置を1重系とした場合の従来例の構成
図。
【図11】従来例の起動停止シーケンスを説明するため
のブロック図。
【図12】従来例のシステム構成図。
【符号の説明】
1A 順変換器 1B 逆変換器 3 直流電線路 191 第1の通信回線 200AA 第1の順変換器制御装置 200BA 第1の逆変換器制御装置 192 第2の通信回線 200AB 第2の順変換器制御装置 200BB 第2の逆変換器制御装置 131AA 第1の伝送路切換手段 131AB 第2の伝送路切換手段 132AA,132AB 遅延手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、直流電線路の両
端にそれぞれ接続され、一方が順変換器、他方が逆変換
器として機能することにより相互間で電力の授受を行う
2つの電力変換器と、第1の通信回線を介して両電力変
換器の協調制御を行うことが可能な第1の順変換器制御
装置及び第1の逆変換器制御装置からなる第1の制御系
列と、第2の通信回線を介して両変換器の協調制御を行
うことが可能な第2の順変換器制御装置及び第2の逆変
換器制御装置からなる第2の制御系列と、を備え、正常
時は前記両制御系列を用いて前記協調制御を行う電力変
換器制御システムにおいて、前記第1の順変換器制御装
置及び第1の逆変換器制御装置は、第1の通信回線に異
常が発生した場合に、前記第2の制御系列が正常である
ことを条件に、第2の通信回線を介してそれぞれ第2の
逆変換器制御装置及び第2の逆変換器制御装置との間で
前記協調制御を行うことを可能にする第1の伝送路切換
手段を有し、前記第2の順変換器制御装置及び第2の逆
変換器制御装置は、第2の通信回線に異常が発生した場
合に、前記第1の制御系列が正常であることを条件に、
第1の通信回線を介してそれぞれ第1の逆変換器制御装
置及び第1の順変換器制御装置との間で前記協調制御を
行うことを可能にする第2の伝送路切換手段を有するこ
と、を特徴とするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】請求項3記載の発明は、直流電線路の両端
にそれぞれ接続され、一方が順変換器、他方が逆変換器
として機能することにより相互間で電力の授受を行う2
つの電力変換器と、第1の通信回線を介して両電力変換
器の協調制御を行うことが可能な第1の順変換器制御装
置及び第1の逆変換器制御装置からなる第1の制御系列
と、第2の通信回線を介して両変換器の協調制御を行う
ことが可能な第2の順変換器制御装置及び第2の逆変換
器制御装置からなる第2の制御系列と、を備え、正常時
前記両制御系列を用いて前記協調制御を行う電力変換
器制御システムにおいて、前記第1の順変換器制御装置
及び第1の逆変換器制御装置は、第1の通信回線に異常
が発生した場合に、前記第2の通信回線が正常であるこ
とを条件に、この第2の通信回線を介して前記協調制御
を行うことを可能にする第1の伝送路切換手段を有し、
前記第2の順変換器制御装置及び第2の逆変換器制御装
置は、第2の通信回線に異常が発生した場合に、前記第
1の通信回線が正常であることを条件に、この第1の通
信回線を介して前記協調制御を行うことを可能にする第
2の伝送路切換手段を有すること、を特徴とするもので
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電線路の両端にそれぞれ接続され、一
    方が順変換器、他方が逆変換器として機能することによ
    り相互間で電力の授受を行う2つの電力変換器と、 第1の通信回線を介して両電力変換器の協調制御を行う
    ことが可能な第1の順変換器制御装置及び第1の逆変換
    器制御装置からなる第1の制御系列と、 第2の通信回線を介して両変換器の協調制御を行うこと
    が可能な第2の順変換器制御装置及び第2の逆変換器制
    御装置からなる第2の制御系列と、 を備え、正常時は前記両制御系列のうちのいずれか一方
    を用いて前記協調制御を行う電力変換器制御システムに
    おいて、 前記第1の順変換器制御装置及び第1の逆変換器制御装
    置は、第1の通信回線に異常が発生した場合に、前記第
    2の制御系列が正常であることを条件に、第2の通信回
    線を介してそれぞれ第2の逆変換器制御装置及び第2の
    逆変換器制御装置との間で前記協調制御を行うことを可
    能にする第1の伝送路切換手段を有し、 前記第2の順変換器制御装置及び第2の逆変換器制御装
    置は、第2の通信回線に異常が発生した場合に、前記第
    1の制御系列が正常であることを条件に、第1の通信回
    線を介してそれぞれ第1の逆変換器制御装置及び第1の
    順変換器制御装置との間で前記協調制御を行うことを可
    能にする第2の伝送路切換手段を有すること、 を特徴とする電力変換器制御システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電力変換器制御システムに
    おいて、 前記第1及び第2の伝送路切換手段は、切換えた伝送路
    を異常復旧後に再度元の伝送路へ切換える復帰動作を行
    う場合に、異常復旧検出時点から所定時間だけ遅延させ
    てこの復帰動作を許容する遅延手段を有すること、 を特徴とする電力変換器制御システム。
  3. 【請求項3】直流電線路の両端にそれぞれ接続され、一
    方が順変換器、他方が逆変換器として機能することによ
    り相互間で電力の授受を行う2つの電力変換器と、 第1の通信回線を介して両電力変換器の協調制御を行う
    ことが可能な第1の順変換器制御装置及び第1の逆変換
    器制御装置からなる第1の制御系列と、 第2の通信回線を介して両変換器の協調制御を行うこと
    が可能な第2の順変換器制御装置及び第2の逆変換器制
    御装置からなる第2の制御系列と、 を備え、正常時は前記両制御系列のうちのいずれか一方
    を用いて前記協調制御を行う電力変換器制御システムに
    おいて、 前記第1の順変換器制御装置及び第1の逆変換器制御装
    置は、第1の通信回線に異常が発生した場合に、前記第
    2の通信回線が正常であることを条件に、この第2の通
    信回線を介して前記協調制御を行うことを可能にする第
    1の伝送路切換手段を有し、 前記第2の順変換器制御装置及び第2の逆変換器制御装
    置は、第2の通信回線に異常が発生した場合に、前記第
    1の通信回線が正常であることを条件に、この第1の通
    信回線を介して前記協調制御を行うことを可能にする第
    2の伝送路切換手段を有すること、 を特徴とする電力変換器制御システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の電力変換器制御システムに
    おいて、 前記第1及び第2の伝送路切換手段は、切換えた伝送路
    を異常復旧後に再度元の伝送路へ切換える復帰動作を行
    う場合に、異常復旧検出時点から所定時間だけ遅延させ
    てこの復帰動作を許容する遅延手段を有すること、 を特徴とする電力変換器制御システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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