JPH086459B2 - 移動可能なコンクリート型枠構造体 - Google Patents
移動可能なコンクリート型枠構造体Info
- Publication number
- JPH086459B2 JPH086459B2 JP4252869A JP25286992A JPH086459B2 JP H086459 B2 JPH086459 B2 JP H086459B2 JP 4252869 A JP4252869 A JP 4252869A JP 25286992 A JP25286992 A JP 25286992A JP H086459 B2 JPH086459 B2 JP H086459B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- columns
- connecting frame
- column
- outer tube
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Movable Scaffolding (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル等を建設する際に
用いる、支柱や足場を備えた型枠に係り、特に使用後は
階上等他所を建設するために簡単に移動させることがで
きる型枠構造体に関するものである。
用いる、支柱や足場を備えた型枠に係り、特に使用後は
階上等他所を建設するために簡単に移動させることがで
きる型枠構造体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の型枠は、組立分解する方式が多く
用いられ、組立たままで移動することは難しく、多くの
時間と労力を要している。
用いられ、組立たままで移動することは難しく、多くの
時間と労力を要している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は組立、
分解が容易迅速にでき、組立てたままクレーンなどで吊
上げて次の施工場所に移動することもできるコンクリー
ト型枠構造体を提供することにある。
分解が容易迅速にでき、組立てたままクレーンなどで吊
上げて次の施工場所に移動することもできるコンクリー
ト型枠構造体を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の手段は次のとお
りである。
りである。
【０００５】複数本の伸縮調節可能な軽合金製支柱と、
各支柱の間隔を構成する着脱可能な連結枠と、支柱と連
結枠によって組立てた枠体の全支柱上に載架し固定され
る足場板とから構成され、支柱は外管と内管とを備え、
外管の下端に調整ナットに螺合するおねじを形成した内
管を挿入して調整ナットを外管に固定する係止部材を設
け、かつ外管の開放端にフランジを固定し、内管の下端
に底板を固定し、更に支柱の外管は８角形状に成形し、
対向する４面に凹条溝を長手方向に沿って貫通形成し、
連結枠は長い横構成材と、短い縦構成材と、補強杆を組
合せて構成され、中空の縦構成材には外管の８角形の角
に係合する弯曲部と、凹条溝に係合するボルトの透孔を
設けてあることを特徴とする移動可能なコンクリート型
枠構造体。
各支柱の間隔を構成する着脱可能な連結枠と、支柱と連
結枠によって組立てた枠体の全支柱上に載架し固定され
る足場板とから構成され、支柱は外管と内管とを備え、
外管の下端に調整ナットに螺合するおねじを形成した内
管を挿入して調整ナットを外管に固定する係止部材を設
け、かつ外管の開放端にフランジを固定し、内管の下端
に底板を固定し、更に支柱の外管は８角形状に成形し、
対向する４面に凹条溝を長手方向に沿って貫通形成し、
連結枠は長い横構成材と、短い縦構成材と、補強杆を組
合せて構成され、中空の縦構成材には外管の８角形の角
に係合する弯曲部と、凹条溝に係合するボルトの透孔を
設けてあることを特徴とする移動可能なコンクリート型
枠構造体。
【０００６】
【実施例】本発明の型枠構造体は複数本の伸縮調節可能
な軽合金製の支柱１と、各支柱１の間隔を構成する連結
枠２と、全支柱１の上端において支持される足場板３と
から構成される。
な軽合金製の支柱１と、各支柱１の間隔を構成する連結
枠２と、全支柱１の上端において支持される足場板３と
から構成される。
【０００７】支柱１は図３に示すように外管１ａと内管
１ｂとを備えており、外管１ａの下端に調整ナット４に
螺合するおねじ５を形成した内管１ｂをねじ込んで伸縮
される。調整ナット４のフランジ６は外管１ａの下端に
嵌めたプラスチックの滑材７に接して円滑に回わるよう
になっている。９は調整ナット４に形成した回転操作子
である。又１０はフランジ６に係止して調整ナット４を
外管１ａに固定する係止部材で外管１ａに突設した支持
具１１にピン１２により枢着する。
１ｂとを備えており、外管１ａの下端に調整ナット４に
螺合するおねじ５を形成した内管１ｂをねじ込んで伸縮
される。調整ナット４のフランジ６は外管１ａの下端に
嵌めたプラスチックの滑材７に接して円滑に回わるよう
になっている。９は調整ナット４に形成した回転操作子
である。又１０はフランジ６に係止して調整ナット４を
外管１ａに固定する係止部材で外管１ａに突設した支持
具１１にピン１２により枢着する。
【０００８】連結枠２は長い横構成材２ａと短い縦構成
材２ｂと補強杆２ｄを組合せて固定することにより形成
される。図２の例では支柱１を上下２本用い上位の支柱
は逆にして下位の支柱の上端フランジ１５に上位支柱の
上端フランジ１５を重合して上位の支柱１の底板１６を
上にして足場板３を固定したものである。
材２ｂと補強杆２ｄを組合せて固定することにより形成
される。図２の例では支柱１を上下２本用い上位の支柱
は逆にして下位の支柱の上端フランジ１５に上位支柱の
上端フランジ１５を重合して上位の支柱１の底板１６を
上にして足場板３を固定したものである。
【０００９】図６に示すように、外管１ａは８角形状で
対向する４面に凹条溝３０を長手方向に沿って貫通形成
し、連結枠２の縦構成材２ｂを８角形の一面に当て、縦
構成材２ｂの透孔３１に貫挿したボルト３２の頭３３を
凹条溝３０に係合させ、縦構成材２ｂの左右に形成した
弯曲部２ｃを８角形の角の部分に係合させ、コイルばね
３４を巻付けたボルト３２を蝶ナット３５で締付ける
と、弯曲部２ｃを８角外管１ａに係止して、動揺するこ
となくしっかりと任意の高さ位置に取付けることができ
る。又蝶ナット３５を僅かにゆるめると連結枠２は摺動
可能になり固定位置の変更は容易にできる。そして凹条
溝３０の裏面３０ａに内管１ｂのおねじ５が接して内管
が傾くことなく案内する。
対向する４面に凹条溝３０を長手方向に沿って貫通形成
し、連結枠２の縦構成材２ｂを８角形の一面に当て、縦
構成材２ｂの透孔３１に貫挿したボルト３２の頭３３を
凹条溝３０に係合させ、縦構成材２ｂの左右に形成した
弯曲部２ｃを８角形の角の部分に係合させ、コイルばね
３４を巻付けたボルト３２を蝶ナット３５で締付ける
と、弯曲部２ｃを８角外管１ａに係止して、動揺するこ
となくしっかりと任意の高さ位置に取付けることができ
る。又蝶ナット３５を僅かにゆるめると連結枠２は摺動
可能になり固定位置の変更は容易にできる。そして凹条
溝３０の裏面３０ａに内管１ｂのおねじ５が接して内管
が傾くことなく案内する。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、組立てたままロープで
吊って他の場所に移動させることができ、又連結枠は支
柱の任意の位置に取付けられ、支柱は２本を逆にして使
用すれば高さの調節は大幅にでき、更に図７のように傾
斜床面での使用も自由にできる。特に本発明のコンクリ
ート型枠構造体は、足場板を含む立体構造で、支柱自体
が長さ調整機構を備えており、支柱の外管は対向４面に
凹条溝を形成してあり、連結枠の縦構成材の弯曲部を外
管の角部を包むように当て、コイルばねを巻付けたボル
トの頭を凹条溝に挿入して９０°旋回させた後に蝶ナッ
トで締付け固定するので、剛性度の大きな構造体が得ら
れる特長がある。
吊って他の場所に移動させることができ、又連結枠は支
柱の任意の位置に取付けられ、支柱は２本を逆にして使
用すれば高さの調節は大幅にでき、更に図７のように傾
斜床面での使用も自由にできる。特に本発明のコンクリ
ート型枠構造体は、足場板を含む立体構造で、支柱自体
が長さ調整機構を備えており、支柱の外管は対向４面に
凹条溝を形成してあり、連結枠の縦構成材の弯曲部を外
管の角部を包むように当て、コイルばねを巻付けたボル
トの頭を凹条溝に挿入して９０°旋回させた後に蝶ナッ
トで締付け固定するので、剛性度の大きな構造体が得ら
れる特長がある。
【図１】斜視図。
【図２】正面図。
【図３】支柱の正面図。
【図４】図２のＸ−Ｘ′線断面図。
【図５】図２のＹ−Ｙ′線断面図。
【図６】図１のＺ−Ｚ′線断面図。
【図７】使用例を示す断面図。
１ 支柱 １ａ 外管 １ｂ 内管 ２ 連結枠 ２ａ 横構成材 ２ｂ 縦構成材 ２ｃ 弯曲部 ２ｄ 補強杆 ３ 足場板 ４ 調整ナット ５ おねじ １０ 軽支部材 １５ フランジ １６ 底板 ３０ 凹条溝 ３１ 透孔 ３２ ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 複数本の伸縮調節可能な軽合金製支柱
（１）と、各支柱（１）の間隔を構成する着脱可能な連
結枠（２）と、支柱（１）と連結枠（２）によって組立
てた枠体の全支柱上に載架し固定される足場板（３）と
から構成され、支柱（１）は外管（１ａ）と内管（１
ｂ）とを備え、外管（１ａ）の下端に調整ナット（４）
に螺合するおねじ（５）を形成した内管（１ｂ）を挿入
して調整ナット（４）を外管（１ａ）に固定する係止部
材（１０）を設け、かつ外管の開放端にフランジ（１
５）を固定し、内管（１ｂ）の下端に底板（１６）を固
定し、更に支柱（１）の外管（１ａ）は８角形状に成形
し、対向する４面に凹条溝（３０）を長手方向に沿って
貫通形成し、連結枠（２）は長い横構成材（２ａ）と、
短い縦構成材（２ｂ）と、補強杆（２ｄ）を組合せて構
成され、中空の縦構成材（２ｂ）には外管（１ａ）の８
角形の角に係合する弯曲部（２ｃ）と、凹条溝（３０）
に係合するボルト（３２）の透孔（３１）を設けてある
ことを特徴とする移動可能なコンクリート型枠構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4252869A JPH086459B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 移動可能なコンクリート型枠構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4252869A JPH086459B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 移動可能なコンクリート型枠構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06288088A JPH06288088A (ja) | 1994-10-11 |
| JPH086459B2 true JPH086459B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17243300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4252869A Expired - Lifetime JPH086459B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 移動可能なコンクリート型枠構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086459B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7245803B2 (ja) * | 2020-03-06 | 2023-03-24 | 日建リース工業株式会社 | 仮設構造物用の補強支柱および組立ユニット |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0322418Y2 (ja) * | 1985-11-23 | 1991-05-16 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP4252869A patent/JPH086459B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06288088A (ja) | 1994-10-11 |
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