JPH08643B2 - 薄板位置決め装置 - Google Patents

薄板位置決め装置

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JPH08643B2
JPH08643B2 JP5039698A JP3969893A JPH08643B2 JP H08643 B2 JPH08643 B2 JP H08643B2 JP 5039698 A JP5039698 A JP 5039698A JP 3969893 A JP3969893 A JP 3969893A JP H08643 B2 JPH08643 B2 JP H08643B2
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JP
Japan
Prior art keywords
thin plate
positioning
positioning device
mounting table
micro glass
Prior art date
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JP5039698A
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English (en)
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JPH06255843A (ja
Inventor
充 栗原
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NEC Corp
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NEC Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板位置決め装置に関
し、特にイメージセンサに用いられる極薄のガラス片を
位置決めする位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の極薄のガラス片(以下、
マイクロガラスという)は、ファクシミリ装置等に用い
るイメージセンサの表面を保護するための保護ガラスと
して使用されるが、イメージセンサの組立に際しては、
あらかじめ、マイクロガラスの位置や向きを高精度に位
置決めしておくことが、組立の自動化をはかる上で重要
である。
【0003】従来の薄板位置決め装置は、図2に示すよ
うに、厚さが極薄のマイクロガラス1と、このマイクロ
ガラス1と交互に積層しかつマイクロガラス1より外形
寸法が大きい保護紙2と、最上面の保護紙2上のマイク
ロガラス1の位置を検出する位置検出装置6と、この位
置検出装置6の検出結果に基づいて位置補正を行う位置
補正XYθテーブル7と、マイクロガラス1を真空吸着
し上下動作と搬送動作を行う吸着ハンド5とを含んで構
成される。
【0004】次に、従来の薄板置決め装置の動作につい
て説明する。
【0005】まず、マイクロガラス1は表面が損傷しな
いように保護紙2と交互に積層されて位置補正XYθテ
ーブル7の上に載せられる。続いて、位置検出装置6を
用いて最上面のマイクロガラス1の位置を検出する。こ
の検出結果に基づいて、位置補正XYθテーブル7を操
作して、マイクロガラス1を平面X方向,Y方向および
回転方向(θ方向)の位置決めを行う。次に、この状態
で吸着ハンド5を上下方向および水平方向に移動させ、
位置決めされたマイクロガラス1を吸着し所定の場所に
搬送する。
【0006】また、別の従来例として光電子装置製造用
溶接装置がある(例えば、特開昭60−123456号
公報)。これは光電子装置(半導体レーザ装置)の溶接
装置における部品の位置決めに関するものであって、こ
の光電子装置は、半導体レーザ素子を取り付け周囲に切
欠き部を有する板状のステムと、半導体レーザ素子の保
護用である傾斜した天井部に小さなガラス板の窓部を有
するキャップと、ステムを貫通して固定され半導体レー
ザ素子と電気的に接続するリードとを備えている。
【0007】また、光電子装置は、レーザ光の出射方向
とガラス板とに方向性を有するため、キャップをステム
に溶接する際にはキャップの高精度な位置決めが要求さ
れる。
【0008】そして、位置決めの際には、位置決めノズ
ルにより真空吸着させながら、キャップの傾斜面を支持
体の傾斜支持面に密着させて回転方向(θ方向)を位置
決めするとともに、位置決めガイドをステムの切欠き部
に挿入して平面X方向,Y方向の位置決めを行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者に
よる位置決めは、高価な位置検出装置および位置補正X
Yθテーブルが必要になるとともに、位置決めの際にマ
イクロガラスのX方向,Y方向およびθ方向の位置測定
に時間を要するため、高精度な位置決めが容易にできな
いという欠点がある。
【0010】また、後者による位置決めは、高精度な位
置決めが可能であるが、設備の構造が複雑になり、かつ
高価になるという欠点がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の薄板位置決め装置は、薄板とこの薄板の
表面を保護する保護紙とを交互に積層して載せる載置台
と、この載置台に固着し直角に配置する2つの基準面を
有する当接部材と、前記載置台の上部に配設し前記当接
部材の2つの基準面の方向にガスを噴出し前記薄板を前
記当接部材に当接させる複数のノズルと、前記薄板を吸
着し所定の場所に搬送する吸着ハンドとを備え、前記薄
板を前記吸着ハンドで吸着して上昇させた後、前記複数
のノズルからのガス噴出中に、前記吸着ハンドによる前
記薄板の吸着を停止してその薄板を落下させることによ
りその薄板を前記当接部材に当接させるものである。
【0012】また、前記複数のノズルが前記当接部材の
2つの基準面の方向へ交互にガスを噴出するようにして
もよい。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。本発明の薄板位置決め装置は、図1に示すように、
極薄のガラス片であるマイクロガラス1と、このマイク
ロガラス1と交互に積層しかつマイクロガラス1より外
形寸法が大きい保護紙2と、マイクロガラス1と保護紙
2とを交互に積層して載せる載置台(図示せず)と、こ
の載置台上に直角に配置して固着する当接部材の基準面
3と、載置台の上部に配設し基準面3の方向にガスを噴
出する位置決めノズル4と、マイクロガラス1を真空吸
着し上下動作と搬送動作を行う吸着ハンド5とを含んで
構成される。
【0015】次に、本実施例の動作について説明する。
【0016】まず、最上面のマイクロガラス1を吸着ハ
ンド5で吸着して上昇させた後、保護紙2の表面に位置
決めノズル4から基準面3に向かって位置決めガス(例
えば空気)を噴出する。ここに吸着ハンド5で吸着し上
昇させたマイクロガラス1を吸着ハンド5の吸着を停止
することにより落下させる。落下したマイクロガラス1
は保護紙2の表面を流れる位置決めガスの気流で浮揚し
つつ移動する。
【0017】ここで、基準面3は直角をなすように配置
されているため、マイクロガラス1がこれらの基準面3
に当接して移動が制止される。すなわち、自動的に基準
面3に位置決めされる。
【0018】また、この場合、2つのノズル4から位置
決めガスを交互に噴出するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の薄板位置決め装置は、位置決め
ガスの噴出により被位置決め部品を基準面に当接させて
位置決めするため、高価な設備を備えるも必要なく、安
価な設備で高精度な位置決めが容易にできるという効果
がある。
【0020】また、部品の端面で位置決めするため、表
面に傷や欠けの発生がなく、しかも、形状が方形だけで
なく、円形であっても容易に位置決め可能であるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 マイクロガラス 2 保護紙 3 基準面 4 位置決めノズル 5 吸着ハンド 6 位置検出装置 7 位置補正XYθテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 39/043

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板とこの薄板の表面を保護する保護紙
    とを交互に積層して載せる載置台と、 この載置台に固着し直角に配置する2つの基準面を有す
    る当接部材と、 前記載置台の上部に配設し前記当接部材の2つの基準面
    の方向にガスを噴出し前記薄板を前記当接部材に当接さ
    せる複数のノズルと、 前記薄板を吸着し所定の場所に搬送する吸着ハンドとを
    備え 前記薄板を前記吸着ハンドで吸着して上昇させた後、前
    記複数のノズルからのガス噴出中に、前記吸着ハンドに
    よる前記薄板の吸着を停止してその薄板を落下させるこ
    とによりその薄板を前記当接部材に当接させる ことを特
    徴とする薄板位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のノズルが前記当接部材の2つ
    の基準面の方向へ交互にガスを噴出することを特徴とす
    前記請求項1記載の薄板位置決め装置。
JP5039698A 1993-03-01 1993-03-01 薄板位置決め装置 Expired - Lifetime JPH08643B2 (ja)

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JP5039698A JPH08643B2 (ja) 1993-03-01 1993-03-01 薄板位置決め装置

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JPH06255843A JPH06255843A (ja) 1994-09-13
JPH08643B2 true JPH08643B2 (ja) 1996-01-10

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ID=12560245

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1475326B1 (de) * 2003-05-08 2006-06-14 MASCHINENBAU OPPENWEILER BINDER GmbH & Co. KG Bogenausrichteinrichtung mit einer Blasluftniederhaltervorrichtung
JP5591562B2 (ja) * 2010-03-10 2014-09-17 日本発條株式会社 位置決め装置
JP5591563B2 (ja) 2010-03-10 2014-09-17 日本発條株式会社 位置確認装置
CN113523587A (zh) * 2020-04-20 2021-10-22 无锡深南电路有限公司 放板机、收板机及激光钻孔系统

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JPS61154242U (ja) * 1985-03-19 1986-09-25
JPH01214554A (ja) * 1988-02-22 1989-08-28 Canon Inc シート位置決め装置

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JPH06255843A (ja) 1994-09-13

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