JPH0613788Y2 - 部品位置ズレ検出装置 - Google Patents

部品位置ズレ検出装置

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JPH0613788Y2
JPH0613788Y2 JP2500389U JP2500389U JPH0613788Y2 JP H0613788 Y2 JPH0613788 Y2 JP H0613788Y2 JP 2500389 U JP2500389 U JP 2500389U JP 2500389 U JP2500389 U JP 2500389U JP H0613788 Y2 JPH0613788 Y2 JP H0613788Y2
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JP
Japan
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component
positioning
suction nozzle
electronic
nozzle
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JP2500389U
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JPH02117833U (ja
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眞浩 杉田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】イ )産業上の利用分野 本考案は、定位置に配置した部品位置決め装置により、
吸着ノズルと、吸着ノズルに吸着保持された部品との位
置合わせを行うものにおける、部品保持位置のズレを検
出する装置に関する。ロ )従来の技術 電子部品をプリント基板に装着する場合、部品取出し位
置から基板までの電子部品の運搬は真空吸着ノズルによ
って行うのが最も一般的であるが、吸着ノズルが電子部
品を吸着したばかりの状態では、電子部品は吸着ノズル
の中心に対し位置ズレを起こしており、これを正規の位
置に規正してからプリント基板に装着する必要があっ
た。このような目的を持った電子部品の位置決め装置は
従来から数多く実用化されており、その一例を特開昭6
2−266900号公報に見ることができる。この装置
は半導体の四辺から突出したリード群の端部に爪体を当
接させて仮位置決めした後、各リード群毎に位置決めピ
ンを挿入して本位置決めを行うものである。
上記装置は、爪体の間に半導体装置が正しく挿入される
ことを前提として位置決め機構が働くものであり、供給
体が半導体装置を正規の保持位置より著しくずらして保
持していた場合、半導体装置は爪体の上に乗上げてしま
い、位置決めされないまま基板に装着されるおそれがあ
った。ハ )考案が解決しようとする課題 本考案は、確実に位置決めされた部品だけを基板に装着
できる装置を提供しようとするものである。ニ )課題を解決するための手段 本考案装置では、部品を吸着保持する吸着ノズルをノズ
ル支持部に対し上下動可能に支持すると共に、部品位置
決め装置の近傍にはノズルの高さを監視して、部品が位
置決め爪の上に乗上げたかどうかを判定するセンサを配
置する。ホ )作用 吸着ノズルは部品取出し位置の部品供給装置から部品を
取出す。次に吸着ノズルは位置決め位置まで移動して、
位置決め装置の位置決め爪の間に部品を上方から突入れ
る。部品が位置決め爪により確実に位置決めされると、
吸着ノズルは部品を抜出し、部品装着位置まで移動して
基板に部品を装着する。
吸着ノズルに対する位置ズレが甚だしいため、部品が位
置決め爪に乗上げると、吸着ノズルはノズル支持部に対
して浮上がる。センサは吸着ノズルの浮上りをキャッチ
し、部品が位置決め爪に乗上げたことを確認する。以後
この部品は装着対象から除外される。ヘ )実施例 図に基づき一実施例を説明する。
第1図において、1は本考案装置を組み込んだ電子部品
装着装置である。電子部品装着装置1は、複数種の電子
部品を備えた部品供給装置2と、電子部品を装着すべき
基板を位置決めする基板位置決め装置3と、電子部品を
基板に装着する部品装着装置4と、部品装着装置4が保
持した電子部品を位置決めする位置決め装置5とから構
成されるものである。
部品供給装置2は、図示しない移動手段に支持された部
品供給テーブル6に、複数個の部品カセット7を配置し
たものであり、部品供給テーブル6が任意の部品カセッ
ト7を部品取出し位置Pに位置決めして部品供給を行
うものである。
基板位置決め装置3は、図示しないXYテーブルにより
支持された1対の位置決めレール10を主な構成要素と
している。コンベア8より基板9が位置決めレール10
上に送り込まれると、位置決めピン11が上昇して基板
9の前後の縁と係合し、続いて位置決めレール10が基
板9の側縁を挟んで基板9を拘束する。基板位置決め装
置3は次に基板9の電子部品装着ポイントを部品装着位
置Pに位置決めし、これに対し部品装着装置4が部品
装着を行う。
部品装着が終了すると図示しない基板を送り出し装置が
基板9をコンベア12へ送り出す。
部品装着装置4は、ロータリーインデックステーブル1
3の周縁下に昇降動作可能な複数個の部品吸着ヘッド1
4を配置しており、部品吸着ヘッド14の数だけ割出し
回転可能である。
部品吸着ヘッド14は前記割出し回転により、所定の作
業位置に到着すると下降して作業を行い、また上昇する
ものである。各部品吸着ヘッド14は種類の異なる4個
の部品吸着部15を備えており、部品の品種に応じて任
意のものを使用することができる。
第2図に示すように、部品吸着部15は、ノズル支持部
16が吸着ノズル17を軸線方向に摺動可能に保持して
おり、ノズル支持部16の先端に形設したすり割溝に、
吸着ノズル17と結合して吸着ノズル17の摺動の案内
をするスライドブロック18をはめ込んでいる。
吸着ノズル17は部品吸着ヘッド14が内部に備えた図
示しない圧縮バネにより、常に外方向に付勢されてい
る。
19はスライドブロック18より突出し、吸着ノズルの
変位量を後述するセンサに知らせるレベラである。
部品位置決め装置5は、部品吸着ヘッド14が部品取出
し位置Pから部品装着位置Pへと移動する途中に設
定した部品位置決め位置Pに設置されている。
部品位置決め装置5はベース20上に4対のガイドレー
ル21を十字形をなすよう水平に配置している。各ガイ
ドレール21の対は、位置決め爪22を固定したスライ
ダ23を挟み込んで位置決め爪22を移動可能にしてい
る。位置決め爪22のうち、相対する1対は他の対より
幅広となっている。位置決め爪の移動は、図示しない駆
動モータにより行われるものである。
位置決め装置5の部品位置決め動作は次のようである。
部品取出し位置Pで電子部品27を取出した部品吸着
ヘッド14は、部品位置決め位置Pに到着すると下降
する(第2図)。部品吸着ヘッド14の下降により、電
子部品27が位置決め爪22の間に突入れられると、位
置決め爪22は一斉に電子部品27方向へ移動して電子
部品27の4辺を押し、電子部品27の姿勢を正規の状
態に直す。電子部品27の位置決めが終了すると、位置
決め爪22は電子部品27の拘束を解くものである(第
3図)。
さて、部品位置ズレ検出装置29は、前述したスライド
ブロック18に設けたレベラ19と、センサ25により
構成されるものである。24はベース20上に固定した
センサブラケツトで、センサ25を保持している。本実
施例では投光/受光型ファイバセンサを用いており、第
2図乃至第4図において右側が投光ファイバ、左側が受
光ファイバで、その間に光路26を設定している。
部品位置ズレ検出装置29は、吸着ノズル17に対する
電子部品27のズレが著しく、部品位置決め装置5で位
置決めが行われなかったことを検出するものである。
第4図に示すように吸着ノズル17に対する電子部品の
ズレが中心位置同志の関係で、あるいは角度的に大きす
ぎると、電子部品27は位置決め爪22に乗上げる。部
品吸着ヘッド14は所定の下降量だけ下降するので、ノ
ズル17は図示しない圧縮バネの圧力に抗してノズル支
持部16内へ押込まれ、レベラ29は光路26を遮断す
る(電子部品27が正しく位置決め爪22の間に入った
場合には、遮断しない)。これにより、センサ25は電
子部品27が位置決め爪22の上に乗上げたことを検知
して部品位置ズレと判断するものである。位置ズレと判
断された電子部品は、部品装置位置Pの次に設定した
部品廃棄位置Pで廃棄することになる。
本実施例では、1個のセンサだけで部品位置ズレ検出を
行っているが、複数個のセンサを配置して厚みのちがう
部品の位置ズレを検出することも可能である。
第5図は、電子部品取出しから電子部品装着あるいと電
子部品廃棄までの動作フローを示すものである。
部品吸着ヘッド14は部品取出し位置Pに到着する
と、部品カセット7から電子部品を取出す(ステップ3
0)。
電子部品を取出した部品吸着ヘッド14は、部品位置決
め位置Pに到着すると、下降する。電子部品を位置決
め爪22の間に突入れることができると、センサ25は
電子部品が位置決めできる状態であと判断する(ステッ
プ31)。
この後電子部品は位置決めされ(ステップ32)、部品
吸着ヘッド14は部品装着位置Pまで移動して基板に
電子部品を装着する(ステップ33)。
吸着ノズル17に対する位置ズレが甚だしいため、電子
部品が位置決め爪22に乗上げると、センサ25は部品
位置ズレと判断する(ステップ31)。
この後部品吸着ヘッド14は、部品廃棄位置Pまで移
動して電子部品を廃棄する(ステップ34)。ト )考案の効果 本考案により、確実に位置決めを行った電子部品のみを
基板に装着することが可能となり、電子部品位置ズレに
よる不良基板の発生をなくすことができた。また装置構
成も、吸着ノズルの変位をセンサで検出するといった簡
単な手法によってコストを低く押えることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を実施した電子部品装着装置の要部
を示す斜視図、第2図は部品吸着部と部品位置決め装置
の要部構造を示す斜視図、第3図は電子部品を位置決め
爪の間に突入れた状態を示す斜視図、第4図は電子部品
が位置決め爪に乗上げた状態を示す斜視図、第5図は電
子部品取出しから電子部品装着または電子部品廃棄まで
の工程を示すフローチャートである。 5……部品位置決め装置、22……位置決め爪、17…
…吸着ノズル、16……ノズル支持部、25……セン
サ、29……部品位置ズレ検出装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】定位置に配置した部品位置決め装置の位置
    決め爪の間に、部品を吸着した吸着ノズルを上方から突
    入れ、然る後位置決め爪で部品を挟んで吸着ノズルに対
    する部品の位置合せを行うものにおいて、 前記ノズルをノズル支持部に対し、上下動可能に支持す
    ると共に、前記位置決め装置の近傍には、吸着ノズルの
    高さを監視して部品が部品位置決め爪の上に乗上げたか
    どうかを判定するセンサを配置してなる部品位置ズレ検
    出装置。
JP2500389U 1989-03-03 1989-03-03 部品位置ズレ検出装置 Expired - Lifetime JPH0613788Y2 (ja)

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JP2500389U JPH0613788Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 部品位置ズレ検出装置

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JP2500389U JPH0613788Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 部品位置ズレ検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH02117833U JPH02117833U (ja) 1990-09-20
JPH0613788Y2 true JPH0613788Y2 (ja) 1994-04-13

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