JPH086392B2 - 家屋付属部の骨組構造 - Google Patents
家屋付属部の骨組構造Info
- Publication number
- JPH086392B2 JPH086392B2 JP2004954A JP495490A JPH086392B2 JP H086392 B2 JPH086392 B2 JP H086392B2 JP 2004954 A JP2004954 A JP 2004954A JP 495490 A JP495490 A JP 495490A JP H086392 B2 JPH086392 B2 JP H086392B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- house
- main body
- roof
- bundle
- horizontal
- Prior art date
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家屋本体部の壁面に、該本体部よりも低い
家屋付属部を屋根組強度を損ねることなく構成簡易にか
つ能率よく連設しうる家屋付属部の骨組構造に関する。
家屋付属部を屋根組強度を損ねることなく構成簡易にか
つ能率よく連設しうる家屋付属部の骨組構造に関する。
例えば第5図に示すように、家屋本体部H1の壁面S
に、該本体部H1よりも低い家屋付属部H2を連設し、居住
空間を拡大するとともに、本体屋根R1と付属屋根R2との
間に段差Cを設け、見映えに変化を与えた家屋が提案さ
れている。一方このような段差付の屋根においては、前
記段差Cに作用する風圧に耐えるために屋根組剛性を高
めることが必要となる。
に、該本体部H1よりも低い家屋付属部H2を連設し、居住
空間を拡大するとともに、本体屋根R1と付属屋根R2との
間に段差Cを設け、見映えに変化を与えた家屋が提案さ
れている。一方このような段差付の屋根においては、前
記段差Cに作用する風圧に耐えるために屋根組剛性を高
めることが必要となる。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながらこのような屋根は、従来、付属屋根R2を
形成するたる木に、本体屋根R1の軒先部を支持しかつ段
差Cを形成する束材を直接立上げていたため、構造を複
雑化するとともに屋根剛性に劣り、強度を大巾に低下さ
せる。
形成するたる木に、本体屋根R1の軒先部を支持しかつ段
差Cを形成する束材を直接立上げていたため、構造を複
雑化するとともに屋根剛性に劣り、強度を大巾に低下さ
せる。
又家屋にあっては、生産性の向上、コストダウン等の
観点からユニット化、規格化が進められているが、この
ような従来構造の屋根は家屋本体部H1の規格化等を妨げ
る。
観点からユニット化、規格化が進められているが、この
ような従来構造の屋根は家屋本体部H1の規格化等を妨げ
る。
本発明は、家屋本体部の本体束材外方に、別途付属束
材を配しかつ該付属束材上端に横母屋材取付け用の横母
屋取付金具を設けることを基本として、段差付屋根を家
屋本体部の骨組構造に影響を与えることなく簡易にかつ
強度を有して形成しうる家屋付属部の骨組構造の提供を
目的としている。
材を配しかつ該付属束材上端に横母屋材取付け用の横母
屋取付金具を設けることを基本として、段差付屋根を家
屋本体部の骨組構造に影響を与えることなく簡易にかつ
強度を有して形成しうる家屋付属部の骨組構造の提供を
目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の家屋付属部の骨
組構造は、家屋本体部の壁面に接して設けられかつ該家
屋本体部よりも低い家屋付属部を形成する家屋付属部の
骨組構造であって、前記家屋本体部の屋根を形成する登
梁を受けかつ前記壁面に沿って並置される本体束材を家
屋本体部の本体梁材に立設するとともに、該本体梁材と
直交する家屋付属部の付属梁材に、前記本体束材よりも
低い付属束材を配する一方、該付属束材の上端に、前記
壁面と平行にのびる垂直な背片とその上端の水平な平板
状の受片とを有する横母屋取付金具を設けるとともに、
家屋付属部の屋根形成用のたる木の上端を支持しかつ垂
直なウエブの上端に前記受片上に載置される水平なフラ
ンジを設けた形鋼材からなる横母屋材が、前記ウエブを
前記背片にボルト止めすることにより横母屋取付金具に
連結される。
組構造は、家屋本体部の壁面に接して設けられかつ該家
屋本体部よりも低い家屋付属部を形成する家屋付属部の
骨組構造であって、前記家屋本体部の屋根を形成する登
梁を受けかつ前記壁面に沿って並置される本体束材を家
屋本体部の本体梁材に立設するとともに、該本体梁材と
直交する家屋付属部の付属梁材に、前記本体束材よりも
低い付属束材を配する一方、該付属束材の上端に、前記
壁面と平行にのびる垂直な背片とその上端の水平な平板
状の受片とを有する横母屋取付金具を設けるとともに、
家屋付属部の屋根形成用のたる木の上端を支持しかつ垂
直なウエブの上端に前記受片上に載置される水平なフラ
ンジを設けた形鋼材からなる横母屋材が、前記ウエブを
前記背片にボルト止めすることにより横母屋取付金具に
連結される。
家屋本体部の登梁を受ける本体束材の外方に、付属束
材を別途設け、本体屋根と付属屋根とを夫々独立して形
成支持しているため、構造が極めて簡易でありしかも家
屋本体部の骨組構造に影響を与えることがなく、家屋本
体部の規格化、ユニット化及び例えば改築等に際しての
家屋付属部の増設等を可能とする。
材を別途設け、本体屋根と付属屋根とを夫々独立して形
成支持しているため、構造が極めて簡易でありしかも家
屋本体部の骨組構造に影響を与えることがなく、家屋本
体部の規格化、ユニット化及び例えば改築等に際しての
家屋付属部の増設等を可能とする。
又本体屋根及び段差に作用する外力は本体束材によっ
て、又付属屋根に作用する外力は付属束材によって夫々
個々に支持しているため、屋根強度を高めることがで
き、しかも家屋付属部の形成による家屋本体部の強度バ
ランスの変化を抑制でき、強度弱所の発生を防止しう
る。
て、又付属屋根に作用する外力は付属束材によって夫々
個々に支持しているため、屋根強度を高めることがで
き、しかも家屋付属部の形成による家屋本体部の強度バ
ランスの変化を抑制でき、強度弱所の発生を防止しう
る。
以下本発明の家屋付属部の骨組構造が第1図に示すよ
うに、家屋本体部H1の軒先側壁面Sに家屋付属部H2を形
成するために使用される場合を例にとり、その一実施例
を図面に基づき説明する。
うに、家屋本体部H1の軒先側壁面Sに家屋付属部H2を形
成するために使用される場合を例にとり、その一実施例
を図面に基づき説明する。
図において家屋付属部の骨組構造は、家屋本体部H1の
壁面Sに沿って並置される本体束材2の外方に、付属束
材3を配するとともに、該付属束材3上端に横母屋取付
金具4を設け、該取付金具4に取付く横母屋材5を用い
て家屋付属部H2のたる木6の上端を支持している。
壁面Sに沿って並置される本体束材2の外方に、付属束
材3を配するとともに、該付属束材3上端に横母屋取付
金具4を設け、該取付金具4に取付く横母屋材5を用い
て家屋付属部H2のたる木6の上端を支持している。
前記家屋本体部H1は本例では、一方の軒先縁e1から傾
斜して上にのびる長寸の傾斜屋根R1Aと、該傾斜屋根R1A
の頂縁である棟部Aから他方の軒先縁e2に向かって下に
傾斜してのびる短寸の傾斜屋根R1Bとからなる非対称か
つ切り妻状をなす両流れの本体屋根R1を具え、該本体屋
根R1の内部には屋根裏部屋Kが形成される。
斜して上にのびる長寸の傾斜屋根R1Aと、該傾斜屋根R1A
の頂縁である棟部Aから他方の軒先縁e2に向かって下に
傾斜してのびる短寸の傾斜屋根R1Bとからなる非対称か
つ切り妻状をなす両流れの本体屋根R1を具え、該本体屋
根R1の内部には屋根裏部屋Kが形成される。
又本体屋根R1の前記他方の軒先縁e2は、家屋本体部H1
の本体主部を構成する桁行方向の本体梁材11から立上が
る本体束材2によって支持される。従って該本体束材2
によって、本体屋根R1よりも低所に位置しかつ前記屋根
裏部屋Kに臨んで軒先e2に沿う家屋本体部H1の壁面Sを
支持するとともに、本体束材2は前記壁面Sに沿って並
置している。
の本体主部を構成する桁行方向の本体梁材11から立上が
る本体束材2によって支持される。従って該本体束材2
によって、本体屋根R1よりも低所に位置しかつ前記屋根
裏部屋Kに臨んで軒先e2に沿う家屋本体部H1の壁面Sを
支持するとともに、本体束材2は前記壁面Sに沿って並
置している。
又前記本体主部は、階下、階上を通る通し柱10…の上
端間に架け渡した軒先縁e2に沿う前記本体梁材11及び妻
面と平行なろく梁12…を含み、又前記本体屋根R1は屋根
傾斜に沿ってろく梁方向にのびる登梁15…と、桁行方向
に水平にのびる母屋梁16…とで連結する合掌方式の小屋
組構造をなす。
端間に架け渡した軒先縁e2に沿う前記本体梁材11及び妻
面と平行なろく梁12…を含み、又前記本体屋根R1は屋根
傾斜に沿ってろく梁方向にのびる登梁15…と、桁行方向
に水平にのびる母屋梁16…とで連結する合掌方式の小屋
組構造をなす。
なお前記本体梁材11は本例では第2図に示すように、
溝形鋼からなりかつその溝部を互いに向き合わせて配し
た上弦材19、下弦材20間を継ぎ材により連結するととも
に、さらに斜材21を架け渡したラチス梁が用いられる。
溝形鋼からなりかつその溝部を互いに向き合わせて配し
た上弦材19、下弦材20間を継ぎ材により連結するととも
に、さらに斜材21を架け渡したラチス梁が用いられる。
又前記本体束材2は、第2〜3図に示すように、H形
鋼からなりかつ下端に本体梁材11上面に固着される脚片
を設けた基体22を具え、該基体22上端には上板23が載
置、溶着されるとともに、該上板23に取付く取付金具25
を介して前記登梁15、母屋梁16を支承する。
鋼からなりかつ下端に本体梁材11上面に固着される脚片
を設けた基体22を具え、該基体22上端には上板23が載
置、溶着されるとともに、該上板23に取付く取付金具25
を介して前記登梁15、母屋梁16を支承する。
取付金具25は、断面コ字状をなす長寸の2つのコ字材
26、27を背中合わせにかつ一端を長手方向に互い違いに
ずらせて接合した連結基体29を具え、該連結基体29はコ
字材26、27の各一端を母屋梁16に向かって両側にはみ出
すはみ出し部26A、27Aを有して本体束材2の上板23に連
結される。なお母屋梁16はそのウエブ16Aを前記はみ出
し部26A、27Aの立片背面にボルト止めすることによりそ
の一端が支持される。
26、27を背中合わせにかつ一端を長手方向に互い違いに
ずらせて接合した連結基体29を具え、該連結基体29はコ
字材26、27の各一端を母屋梁16に向かって両側にはみ出
すはみ出し部26A、27Aを有して本体束材2の上板23に連
結される。なお母屋梁16はそのウエブ16Aを前記はみ出
し部26A、27Aの立片背面にボルト止めすることによりそ
の一端が支持される。
又連結基体29には、棟部Aに向かってのびる垂直かつ
平板状の取付片31が母屋梁16と直角にかつ本体束材2の
中心を通る軸線上に位置させて突設している。取付片31
は、本例では、前記連結基体29上面に固着する脚部35A
に、立部35Bを介して棟部Aに向く斜部35Cを設けた略コ
字状の基片35の溝内に一端部が嵌入溶着され、かつ屋根
傾斜と平行に斜め上にのびる他端部にボルト挿通孔を透
設することにより該他端部によって登梁15下端のウエブ
15Aをボルト止めしうる取付部31Aを形成している。なお
取付片31は、その一端部をコ字材27の溝内に溶着しても
よく、又登梁15、母屋梁16はI形鋼から形成される。又
基片35は斜部35Cの両端に孔部36を有し、該孔部36を用
いて補強用のブレース33の一端を取付けることにより本
体屋根R1の屋根組剛性を強化している。
平板状の取付片31が母屋梁16と直角にかつ本体束材2の
中心を通る軸線上に位置させて突設している。取付片31
は、本例では、前記連結基体29上面に固着する脚部35A
に、立部35Bを介して棟部Aに向く斜部35Cを設けた略コ
字状の基片35の溝内に一端部が嵌入溶着され、かつ屋根
傾斜と平行に斜め上にのびる他端部にボルト挿通孔を透
設することにより該他端部によって登梁15下端のウエブ
15Aをボルト止めしうる取付部31Aを形成している。なお
取付片31は、その一端部をコ字材27の溝内に溶着しても
よく、又登梁15、母屋梁16はI形鋼から形成される。又
基片35は斜部35Cの両端に孔部36を有し、該孔部36を用
いて補強用のブレース33の一端を取付けることにより本
体屋根R1の屋根組剛性を強化している。
そしてこのように構成する家屋本体部H1の前記壁面S
には、片流れ状の付属屋根R2を有する家屋付属部H2が付
設される。
には、片流れ状の付属屋根R2を有する家屋付属部H2が付
設される。
家屋付属部H2は本例では、前記本体梁材11と同構成の
ラチス梁からなり、かつ一端が該本体梁材11に連結する
とともに他端が本体梁材11と直角にのびる付属梁材40を
具え、又家屋付属部H2は付属梁材40から立上がる付属束
材3により付属屋根R2の上端を支持する。
ラチス梁からなり、かつ一端が該本体梁材11に連結する
とともに他端が本体梁材11と直角にのびる付属梁材40を
具え、又家屋付属部H2は付属梁材40から立上がる付属束
材3により付属屋根R2の上端を支持する。
前記付属束材3は、本例では付属梁材40に取付くI字
状の脚台41上面から立上がるH形鋼からなる基柱42を有
し、該基柱42上端には横母屋取付金具4を設けている。
状の脚台41上面から立上がるH形鋼からなる基柱42を有
し、該基柱42上端には横母屋取付金具4を設けている。
横母屋取付金具4は、前記基柱42上端から脚片43を介
して立上がる基部45A側縁に、接合部45Bを前記壁面Sと
平行に張出して延設した平板状の垂直な背片45と、この
背片45上端から外方にのびる水平な平板状の受片46とを
有するとともに、前記背片45の接合部45Bに、たる木6
支持用の横母屋材5の一端を連結する。
して立上がる基部45A側縁に、接合部45Bを前記壁面Sと
平行に張出して延設した平板状の垂直な背片45と、この
背片45上端から外方にのびる水平な平板状の受片46とを
有するとともに、前記背片45の接合部45Bに、たる木6
支持用の横母屋材5の一端を連結する。
横母屋材5は、第4図に示すように、垂直なウエブ5A
の上下端に、水平な上下のフランジ5B、5Cを外、内に折
り曲げにより設けた断面Z字状の形鋼材からなるととも
に、第2図に示すように、前記上のフランジ5Bを前記受
片46上に載置して前記ウエブ5Aを前記背片45の接合部45
Bにボルト止めすることにより、該横母屋材5は前記横
母屋取付金具4に連結される。又横母屋材5は、前記上
のフランジ5Bに嵌着する連結板52を用いて、屋根勾配に
沿って傾斜しかつ上面に野地板、屋根葺き材等を順次添
設することにより付属屋根R2を形成する例えば木質材か
らなるたる木6の上端を支持する。
の上下端に、水平な上下のフランジ5B、5Cを外、内に折
り曲げにより設けた断面Z字状の形鋼材からなるととも
に、第2図に示すように、前記上のフランジ5Bを前記受
片46上に載置して前記ウエブ5Aを前記背片45の接合部45
Bにボルト止めすることにより、該横母屋材5は前記横
母屋取付金具4に連結される。又横母屋材5は、前記上
のフランジ5Bに嵌着する連結板52を用いて、屋根勾配に
沿って傾斜しかつ上面に野地板、屋根葺き材等を順次添
設することにより付属屋根R2を形成する例えば木質材か
らなるたる木6の上端を支持する。
連結板52は、内縁に前記上のフランジ5B嵌入用の嵌入
溝52Aを設けた矩形板状をなし、打入により、前記横母
屋材5に固着するとともに、その側面で前記たる木6を
ボルト止めする。
溝52Aを設けた矩形板状をなし、打入により、前記横母
屋材5に固着するとともに、その側面で前記たる木6を
ボルト止めする。
なお付属束材3は、本体束材2と接して立上げてもよ
く又束材2、3間を連結することもできる。
く又束材2、3間を連結することもできる。
叙上のごとく本発明の家屋付属部の骨組構造は、家屋
本体部の本体束材外方に、別途付属束材を立上げ、本体
屋根と付属屋根とを夫々独立して形成かつ支持している
ため、構造が極めて簡易となり施工能率を向上しうると
ともに、屋根強度を高めることができる。又このものは
家屋本体部の骨組構造に影響を与えることがなく家屋本
体部の規格化、ユニット化を促進しうるとともに複雑な
屋根形状への対応が可能となる。さらに前記付属束材の
上端に、垂直な背片とその上端の水平な平板状の受片と
を有する横母屋取付金具を設け、かつ付属屋根形成用の
たる木の上端を支持する横母屋材を、その水平なフラン
ジを前記受片上に載置してウエブを前記背片にボルト止
めすることにより前記横母屋取付金具に連結するため、
前記受片によって横母屋材を安定して品質よく固定しう
るとともに、横母屋材の仮置きを可能とし、施工性の向
上を図りうる他、背片と前記ウエブとのボルト孔の位置
合わせ作業を容易とする。
本体部の本体束材外方に、別途付属束材を立上げ、本体
屋根と付属屋根とを夫々独立して形成かつ支持している
ため、構造が極めて簡易となり施工能率を向上しうると
ともに、屋根強度を高めることができる。又このものは
家屋本体部の骨組構造に影響を与えることがなく家屋本
体部の規格化、ユニット化を促進しうるとともに複雑な
屋根形状への対応が可能となる。さらに前記付属束材の
上端に、垂直な背片とその上端の水平な平板状の受片と
を有する横母屋取付金具を設け、かつ付属屋根形成用の
たる木の上端を支持する横母屋材を、その水平なフラン
ジを前記受片上に載置してウエブを前記背片にボルト止
めすることにより前記横母屋取付金具に連結するため、
前記受片によって横母屋材を安定して品質よく固定しう
るとともに、横母屋材の仮置きを可能とし、施工性の向
上を図りうる他、背片と前記ウエブとのボルト孔の位置
合わせ作業を容易とする。
第1図は本発明が採用される家屋の一例を示す斜視図、
第2図は本発明の一実施例を示す斜視図、第3図は本体
束材を示す斜視図、第4図は付属束材を示す斜視図、第
5図は従来技術を説明する家屋の斜視図である。 2……本体束材、3……付属束材、 4……横母屋取付金具、5……横母屋材、5A……ウエ
ブ、5B……フランジ、 6……たる木、11……本体梁材、15……登梁、 40……付属梁材、45……背片、46……受片、H1……家屋
本体部、 H2……家屋付属部、S……壁面。
第2図は本発明の一実施例を示す斜視図、第3図は本体
束材を示す斜視図、第4図は付属束材を示す斜視図、第
5図は従来技術を説明する家屋の斜視図である。 2……本体束材、3……付属束材、 4……横母屋取付金具、5……横母屋材、5A……ウエ
ブ、5B……フランジ、 6……たる木、11……本体梁材、15……登梁、 40……付属梁材、45……背片、46……受片、H1……家屋
本体部、 H2……家屋付属部、S……壁面。
Claims (1)
- 【請求項1】家屋本体部の壁面に接して設けられかつ該
家屋本体部よりも低い家屋付属部を形成する家屋付属部
の骨組構造であって、前記家屋本体部の屋根を形成する
登梁を受けかつ前記壁面に沿って並置される本体束材を
家屋本体部の本体梁材に立設するとともに、該本体梁材
と直交する家屋付属部の付属梁材に、前記本体束材より
も低い付属束材を配する一方、該付属束材の上端に、前
記壁面と平行にのびる垂直な背片とその上端の水平な平
板状の受片とを有する横母屋取付金具を設けるととも
に、家屋付属部の屋根形成用のたる木の上端を支持しか
つ垂直なウエブの上端に前記受片上に載置される水平な
フランジを設けた形鋼材からなる横母屋材が、前記ウエ
ブを前記背片にボルト止めすることにより横母屋取付金
具に連結されたことを特徴とする家屋付属部の骨組構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004954A JPH086392B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 家屋付属部の骨組構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004954A JPH086392B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 家屋付属部の骨組構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03208946A JPH03208946A (ja) | 1991-09-12 |
JPH086392B2 true JPH086392B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=11597972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004954A Expired - Lifetime JPH086392B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 家屋付属部の骨組構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086392B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170621U (ja) * | 1985-04-13 | 1986-10-23 | ||
JPH01210552A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-24 | Natl House Ind Co Ltd | 屋根の施工方法 |
JPH0678661B2 (ja) * | 1989-04-14 | 1994-10-05 | ナショナル住宅産業株式会社 | 家屋付属部の骨組構造 |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP2004954A patent/JPH086392B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03208946A (ja) | 1991-09-12 |
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