JPH0863674A - 売上データ処理装置 - Google Patents
売上データ処理装置Info
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- JPH0863674A JPH0863674A JP22272494A JP22272494A JPH0863674A JP H0863674 A JPH0863674 A JP H0863674A JP 22272494 A JP22272494 A JP 22272494A JP 22272494 A JP22272494 A JP 22272494A JP H0863674 A JPH0863674 A JP H0863674A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 売上データを登録する登録処理とは異なる計
算処理を行う計算機モードへの切り替えを可能とすると
共に、計算機モード下で1人当たりの割前勘定を求めて
から再び登録モードに戻して一取引分の締めを行う際
に、人数分の割前勘定を一部入金額としてそれぞれ置数
する必要はなく、簡単なキー操作で締め処理を実行す
る。 【構成】 モードスイッチMSによって登録モードから
計算機モードに切り替えられた場合、CPU1はSTレ
ジスタ7−3内の小計データを呼び出し、この小計デー
タを置数入力された人数で除算して1人当たりの割前勘
定を算出する。この計算機モードから登録モードに切り
替えられた場合、CPU1は割前勘定を呼び出し、締め
キーが操作される毎に小計データからこの割前勘定を減
算すると共に、この減算毎にこの割前勘定を一部入金額
として1人分の締め処理を行う。
算処理を行う計算機モードへの切り替えを可能とすると
共に、計算機モード下で1人当たりの割前勘定を求めて
から再び登録モードに戻して一取引分の締めを行う際
に、人数分の割前勘定を一部入金額としてそれぞれ置数
する必要はなく、簡単なキー操作で締め処理を実行す
る。 【構成】 モードスイッチMSによって登録モードから
計算機モードに切り替えられた場合、CPU1はSTレ
ジスタ7−3内の小計データを呼び出し、この小計デー
タを置数入力された人数で除算して1人当たりの割前勘
定を算出する。この計算機モードから登録モードに切り
替えられた場合、CPU1は割前勘定を呼び出し、締め
キーが操作される毎に小計データからこの割前勘定を減
算すると共に、この減算毎にこの割前勘定を一部入金額
として1人分の締め処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子式キャッシュレ
ジスタやPOS(ポイント・オブ・セールス)システム
等の売上データ処理装置に関する。
ジスタやPOS(ポイント・オブ・セールス)システム
等の売上データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子式キャッシュレジスタ(E
CR)やPOSターミナル等の売上データ処理装置は、
入力された売上データに基づいて商品別に売上データを
登録する登録処理等を行うもので、売上データの登録等
に直接関係しない一般的な計算として例えば、飲食店で
の割前勘定(割り勘)の計算は電子式卓上計算機(電
卓)を用いて行っていた。例えば、小計金額が「100
0円」で人数が「3人」の場合には「1000÷3=3
33.33……」の演算を電卓を用いて行い、その演算
結果が1人分の割前勘定となる。このようにして求めた
割前勘定を一部入金額として締める場合には、図9に示
すキー操作手順にしたがって行われる。すなわち、1人
分の割前勘定「333円」を置数して現金/預かり金キ
ーを操作する。すると、小計金額「1000−333=
667」が求められ、残りの小計「667」が表示され
る。次に、再び1人分の割前勘定を置数してから現金/
預かり金キーを操作すると、「667−333=33
4」が求められ、残りの小計「334」が表示される。
更に、1人分の割前勘定を置数してから現金/預かり金
キーを操作すると、「334−333=1」が求めら
れ、残りの小計「1」が表示される。そして、最後に残
りの小計「1」を置数してから現金/預かり金キーを操
作すると、「1−1=0」が求められて表示出力され、
この時点で、一取引分の締めが行われる。
CR)やPOSターミナル等の売上データ処理装置は、
入力された売上データに基づいて商品別に売上データを
登録する登録処理等を行うもので、売上データの登録等
に直接関係しない一般的な計算として例えば、飲食店で
の割前勘定(割り勘)の計算は電子式卓上計算機(電
卓)を用いて行っていた。例えば、小計金額が「100
0円」で人数が「3人」の場合には「1000÷3=3
33.33……」の演算を電卓を用いて行い、その演算
結果が1人分の割前勘定となる。このようにして求めた
割前勘定を一部入金額として締める場合には、図9に示
すキー操作手順にしたがって行われる。すなわち、1人
分の割前勘定「333円」を置数して現金/預かり金キ
ーを操作する。すると、小計金額「1000−333=
667」が求められ、残りの小計「667」が表示され
る。次に、再び1人分の割前勘定を置数してから現金/
預かり金キーを操作すると、「667−333=33
4」が求められ、残りの小計「334」が表示される。
更に、1人分の割前勘定を置数してから現金/預かり金
キーを操作すると、「334−333=1」が求めら
れ、残りの小計「1」が表示される。そして、最後に残
りの小計「1」を置数してから現金/預かり金キーを操
作すると、「1−1=0」が求められて表示出力され、
この時点で、一取引分の締めが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして一部入
金によって締めを行う場合に、図9に示す例では合計1
5回のキー操作が必要となり、極めてキー操作回数が増
えてしまいオペレータに大きな負担をかけると共に、操
作ミス等のおそれもあった。この発明の課題は、売上デ
ータを登録する登録処理とは異なる計算処理を行う計算
機モードへの切り替えを可能とすると共に、計算機モー
ド下で1人当たりの割前勘定を求めてから再び登録モー
ドに戻して一取引分の締めを行う際に、人数分の割前勘
定を一部入金額としてそれぞれ置数する必要はなく、簡
単なキー操作で締め処理を実行できるようにすることで
ある。
金によって締めを行う場合に、図9に示す例では合計1
5回のキー操作が必要となり、極めてキー操作回数が増
えてしまいオペレータに大きな負担をかけると共に、操
作ミス等のおそれもあった。この発明の課題は、売上デ
ータを登録する登録処理とは異なる計算処理を行う計算
機モードへの切り替えを可能とすると共に、計算機モー
ド下で1人当たりの割前勘定を求めてから再び登録モー
ドに戻して一取引分の締めを行う際に、人数分の割前勘
定を一部入金額としてそれぞれ置数する必要はなく、簡
単なキー操作で締め処理を実行できるようにすることで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)、モード切替手段は入力された売上データに基づ
いて登録処理を行う登録モードと、この登録処理とは異
なる計算処理を行う計算機モードとを切り替える。 (2)、小計算出手段は前記登録モード下において、入
力された売上データに基づいて小計データを求める。 (3)、第1の呼出手段は前記登録モードから計算機モ
ードに切り替えられた状態において、前記小計算出手段
によって求められた小計データを呼び出す。 (4)、除算手段はこの呼出手段によって呼び出された
小計データを置数入力された人数で除算することにより
1人当たり割前勘定を求める。 (5)、第2の呼出手段は前記計算機モードから登録モ
ードに切り替えられた状態において、前記除算手段で求
められた1人当たりの割前勘定を呼び出す。 (6)、減算手段は一取引の登録終了時に締めキーが操
作される毎に、前記小計データから前記割前勘定を減算
する。 (7)、締め処理手段はこの減算手段によって小計デー
タから割前勘定が減算される毎にこの割前勘定を一部入
金額として1人分の締め処理を行う。 なお、前記締め処理手段は、前記減算手段によって小計
データから割前勘定が減算される毎にこの割前勘定を一
部入金額として1人分の締め処理を行うと共に、小計デ
ータから割前勘定を減算した結果、小計データに端数が
生じた場合には、この端数を割前勘定に加算し、この加
算結果を一部入金額として1人分の締め処理を行うよう
にしてもよい。
りである。 (1)、モード切替手段は入力された売上データに基づ
いて登録処理を行う登録モードと、この登録処理とは異
なる計算処理を行う計算機モードとを切り替える。 (2)、小計算出手段は前記登録モード下において、入
力された売上データに基づいて小計データを求める。 (3)、第1の呼出手段は前記登録モードから計算機モ
ードに切り替えられた状態において、前記小計算出手段
によって求められた小計データを呼び出す。 (4)、除算手段はこの呼出手段によって呼び出された
小計データを置数入力された人数で除算することにより
1人当たり割前勘定を求める。 (5)、第2の呼出手段は前記計算機モードから登録モ
ードに切り替えられた状態において、前記除算手段で求
められた1人当たりの割前勘定を呼び出す。 (6)、減算手段は一取引の登録終了時に締めキーが操
作される毎に、前記小計データから前記割前勘定を減算
する。 (7)、締め処理手段はこの減算手段によって小計デー
タから割前勘定が減算される毎にこの割前勘定を一部入
金額として1人分の締め処理を行う。 なお、前記締め処理手段は、前記減算手段によって小計
データから割前勘定が減算される毎にこの割前勘定を一
部入金額として1人分の締め処理を行うと共に、小計デ
ータから割前勘定を減算した結果、小計データに端数が
生じた場合には、この端数を割前勘定に加算し、この加
算結果を一部入金額として1人分の締め処理を行うよう
にしてもよい。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。いま
登録モード下において、小計算出手段は入力された売上
データに基づいて小計データを求める。ここで、登録モ
ードから計算機モードに切り替えられると、この状態に
おいて、第1の呼出手段は前記小計算出手段によって求
められた小計データを呼び出す。この呼出手段によって
小計データが呼び出されると、除算手段は置数入力され
た人数で除算することにより1人当たり割前勘定を求め
る。そして、計算機モードから登録モードに切り替えら
れた状態において、第2の呼出手段は前記除算手段で求
められた1人当たりの割前勘定を呼び出す。ここで、一
取引の登録終了時に締めキーが操作される毎に、減算手
段は前記小計データから前記割前勘定を減算する。この
減算手段によって小計データから割前勘定が減算される
毎に、締め処理手段はこの割前勘定を一部入金額として
1人分の締め処理を行う。なお、小計データから割前勘
定を減算した結果、小計データに端数が生じた場合に
は、この端数を割前勘定に加算し、この加算結果を一部
入金額として1人分の締め処理を行う。したがって、売
上データを登録する登録処理とは異なる計算処理を行う
計算機モードへの切り替えを可能とすると共に、計算機
モード下で1人当たりの割前勘定を求めてから再び登録
モードに戻して一取引分の締めを行う際に、人数分の割
前勘定を一部入金額としてそれぞれ置数する必要はな
く、簡単なキー操作で締め処理を実行することができ
る。
登録モード下において、小計算出手段は入力された売上
データに基づいて小計データを求める。ここで、登録モ
ードから計算機モードに切り替えられると、この状態に
おいて、第1の呼出手段は前記小計算出手段によって求
められた小計データを呼び出す。この呼出手段によって
小計データが呼び出されると、除算手段は置数入力され
た人数で除算することにより1人当たり割前勘定を求め
る。そして、計算機モードから登録モードに切り替えら
れた状態において、第2の呼出手段は前記除算手段で求
められた1人当たりの割前勘定を呼び出す。ここで、一
取引の登録終了時に締めキーが操作される毎に、減算手
段は前記小計データから前記割前勘定を減算する。この
減算手段によって小計データから割前勘定が減算される
毎に、締め処理手段はこの割前勘定を一部入金額として
1人分の締め処理を行う。なお、小計データから割前勘
定を減算した結果、小計データに端数が生じた場合に
は、この端数を割前勘定に加算し、この加算結果を一部
入金額として1人分の締め処理を行う。したがって、売
上データを登録する登録処理とは異なる計算処理を行う
計算機モードへの切り替えを可能とすると共に、計算機
モード下で1人当たりの割前勘定を求めてから再び登録
モードに戻して一取引分の締めを行う際に、人数分の割
前勘定を一部入金額としてそれぞれ置数する必要はな
く、簡単なキー操作で締め処理を実行することができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して一実施例を説明
する。図1はECRの全体構成を示したブロック図であ
る。CPU1は演算部1−1、制御部1−2を有し、R
OM2内の各種プログラムにしたがってこのECRの全
体動作を制御する中央演算処理装置であり、CPU1に
はその周辺デバイスとしての入力部3、表示部4、印字
部5、ドロア6がそれぞれ接続されており、ROM2内
の入出力制御プログラムにしたがってそれらの入出力動
作を制御する。
する。図1はECRの全体構成を示したブロック図であ
る。CPU1は演算部1−1、制御部1−2を有し、R
OM2内の各種プログラムにしたがってこのECRの全
体動作を制御する中央演算処理装置であり、CPU1に
はその周辺デバイスとしての入力部3、表示部4、印字
部5、ドロア6がそれぞれ接続されており、ROM2内
の入出力制御プログラムにしたがってそれらの入出力動
作を制御する。
【0007】入力部3はそのキーボード上に数値キーA
K、部門1キーBK、部門2キーCK、部門3キーD
K、部門4キーEK、現金/預かり金キーFK、小計キ
ーGK、%キーHK、呼び出しキーIKおよびモードス
イッチMSが設けられている。モードスイッチMSはそ
の切替位置に応じて「REG(登録)」、「OFF(電
源オフ)」、「RE(戻し)」、「PGM(設定)」、
「Z(精算)」、「X(点検)」、「CAL(計算
機)」の各モードを切り替える。ここで、計算機モード
(CALモード)は、本実施例特有のモードで、通常の
登録処理とは異なる計算処理(例えば、割前勘定を算出
する除算処理等)を行うモードである。この計算機モー
ドにおいて、部門1キーBKは四則演算を指示する+キ
ー、部門2キーCKは−キー、部門3キーDKは×キ
ー、部門4キーEKは÷キーとして機能し、また、現金
/預かり金キーFKは演算結果の呼び出しを指示する=
キーとして機能する。
K、部門1キーBK、部門2キーCK、部門3キーD
K、部門4キーEK、現金/預かり金キーFK、小計キ
ーGK、%キーHK、呼び出しキーIKおよびモードス
イッチMSが設けられている。モードスイッチMSはそ
の切替位置に応じて「REG(登録)」、「OFF(電
源オフ)」、「RE(戻し)」、「PGM(設定)」、
「Z(精算)」、「X(点検)」、「CAL(計算
機)」の各モードを切り替える。ここで、計算機モード
(CALモード)は、本実施例特有のモードで、通常の
登録処理とは異なる計算処理(例えば、割前勘定を算出
する除算処理等)を行うモードである。この計算機モー
ドにおいて、部門1キーBKは四則演算を指示する+キ
ー、部門2キーCKは−キー、部門3キーDKは×キ
ー、部門4キーEKは÷キーとして機能し、また、現金
/預かり金キーFKは演算結果の呼び出しを指示する=
キーとして機能する。
【0008】また、呼び出しキーIKは登録モードから
計算機モードに切り替えられた際、あるいは計算機モー
ドから登録モードに切り替えられた際に操作されるもの
で、登録モードから計算機モードに切り替えられた場合
に呼び出しキーIKが操作されると、CPU1はRAM
7内のSTレジスタ7−3をアクセスしてSTレジスタ
7−3から小計データを呼び出す。この小計データは計
算機モード下で1人当たりの割前勘定を算出する際の被
演算数として使用される。また、計算機モードから登録
モードに切り替えられた場合に、呼び出しキーIKが操
作されると、CPU1は計算機モード下が算出された割
前勘定を呼び出す。この割前勘定は登録モード下で締め
処理を行う際に使用される。いま、モードスイッチMS
がREG位置に切り替えられている登録モード下におい
て、入力部3から売上データが入力されると、CPU1
はこの売上データを表示部4に表示出力させたり、印字
部5のレシート/ジャーナルに印字出力させ、更にはR
AM7内の部門別合計器7−1の値を更新すると共に、
STレジスタ7−3の値を更新する登録処理を行う。
計算機モードに切り替えられた際、あるいは計算機モー
ドから登録モードに切り替えられた際に操作されるもの
で、登録モードから計算機モードに切り替えられた場合
に呼び出しキーIKが操作されると、CPU1はRAM
7内のSTレジスタ7−3をアクセスしてSTレジスタ
7−3から小計データを呼び出す。この小計データは計
算機モード下で1人当たりの割前勘定を算出する際の被
演算数として使用される。また、計算機モードから登録
モードに切り替えられた場合に、呼び出しキーIKが操
作されると、CPU1は計算機モード下が算出された割
前勘定を呼び出す。この割前勘定は登録モード下で締め
処理を行う際に使用される。いま、モードスイッチMS
がREG位置に切り替えられている登録モード下におい
て、入力部3から売上データが入力されると、CPU1
はこの売上データを表示部4に表示出力させたり、印字
部5のレシート/ジャーナルに印字出力させ、更にはR
AM7内の部門別合計器7−1の値を更新すると共に、
STレジスタ7−3の値を更新する登録処理を行う。
【0009】RAM7は部門別合計器7−1、取引別合
計器7−2、STレジスタ7−3、Aレジスタ7−4、
Bレジスタ7−5を有する構成で、部門別合計器7−1
は部門別に売上合計を記憶し、取引別合計器7−2は現
金、貸売り等の取引別に売上合計を記憶する合計器であ
る。STレジスタ7−3は一取引分の小計金額を記憶す
る。Aレジスタ7−4は計算機モードで算出された割前
勘定を記憶するレジスタ、Bレジスタ7−5は割前勘定
を算出するために、計算機モード下で置数入力された人
数を記憶するレジスタである。
計器7−2、STレジスタ7−3、Aレジスタ7−4、
Bレジスタ7−5を有する構成で、部門別合計器7−1
は部門別に売上合計を記憶し、取引別合計器7−2は現
金、貸売り等の取引別に売上合計を記憶する合計器であ
る。STレジスタ7−3は一取引分の小計金額を記憶す
る。Aレジスタ7−4は計算機モードで算出された割前
勘定を記憶するレジスタ、Bレジスタ7−5は割前勘定
を算出するために、計算機モード下で置数入力された人
数を記憶するレジスタである。
【0010】次に、本実施例の動作を図2〜図7を参照
して説明する。図2は電源投入に伴って実行開始される
ECR全体の動作概要を示したフローチャートである。
先ず、モードスイッチMSの切り替え状態を検出する
(ステップA1、A2)。ここで、登録モード(REG
モード)、計算機モード(CALモード)でない他のモ
ードに切り替えられている場合にはそのモードに応じた
処理(例えば、点検処理、設定処理等)が行われる(ス
テップA3)。
して説明する。図2は電源投入に伴って実行開始される
ECR全体の動作概要を示したフローチャートである。
先ず、モードスイッチMSの切り替え状態を検出する
(ステップA1、A2)。ここで、登録モード(REG
モード)、計算機モード(CALモード)でない他のモ
ードに切り替えられている場合にはそのモードに応じた
処理(例えば、点検処理、設定処理等)が行われる(ス
テップA3)。
【0011】いま、ステップA1でREGモードに切り
替えられていることが検出された場合には、通常と同様
の動作が行われる。すなわち、所定のキー操作手順にし
たがって部門別登録操作が行われると(ステップA
4)、CPU1は部門キーの操作に応答して部門別登録
処理を行う(ステップA5)。即ち、CPU1は入力さ
れた売上データに基づいてSTレジスタ7−3に今回の
売上金額を加算すると共に、取引別合計器7−2の内容
を更新し、更に今回の登録内容を表示および印字出力す
る。また、小計キーGKが操作された場合には(ステッ
プA6)、STレジスタ7−3の内容を表示出力させる
(ステップA7)。更に、一取引の登録を終了させる現
金/預かり金キーFK等の締めキーが操作された場合に
は(ステップA8)、ファイナライズ処理(ステップ
9)に進み、STレジスタ7−3内の小計に基づいて取
引別合計器7−2の内容を更新すると共に、釣銭計算等
を行う。そして、レシートを発行する(ステップA1
0)。
替えられていることが検出された場合には、通常と同様
の動作が行われる。すなわち、所定のキー操作手順にし
たがって部門別登録操作が行われると(ステップA
4)、CPU1は部門キーの操作に応答して部門別登録
処理を行う(ステップA5)。即ち、CPU1は入力さ
れた売上データに基づいてSTレジスタ7−3に今回の
売上金額を加算すると共に、取引別合計器7−2の内容
を更新し、更に今回の登録内容を表示および印字出力す
る。また、小計キーGKが操作された場合には(ステッ
プA6)、STレジスタ7−3の内容を表示出力させる
(ステップA7)。更に、一取引の登録を終了させる現
金/預かり金キーFK等の締めキーが操作された場合に
は(ステップA8)、ファイナライズ処理(ステップ
9)に進み、STレジスタ7−3内の小計に基づいて取
引別合計器7−2の内容を更新すると共に、釣銭計算等
を行う。そして、レシートを発行する(ステップA1
0)。
【0012】いま、一取引の登録を締める前に、顧客か
ら割り勘支払いが要望された場合、オペレータはモード
スイッチMSをREGモードからCALモードに切り替
える。すると、ステップA2でCALモードに切り替え
られたことが検出されるため、計算機処理に移行する
(ステップA11)。
ら割り勘支払いが要望された場合、オペレータはモード
スイッチMSをREGモードからCALモードに切り替
える。すると、ステップA2でCALモードに切り替え
られたことが検出されるため、計算機処理に移行する
(ステップA11)。
【0013】図3はこの計算機処理を示したフローチャ
ートである。先ず、呼び出しキーIKの操作待ち状態に
おいて(ステップB1)、呼び出しキーIKが操作され
ると、STレジスタ7−3の内容を呼び出して表示出力
させる(ステップB2)。そして、CALモード下では
÷キーとして機能するキーEKが操作されると(ステッ
プB3)、置数入力待ちとなる(ステップB4)。ここ
で、人数を入力すると、入力された人数はAレジスタ7
−4にセットされる(ステップB5)。次に、STレジ
スタ7−3の値をAレジスタ7−4の値で除算する(ス
テップB6)。これによって求められた1人分の割前勘
定はBレジスタ7−5にセットされる(ステップB
7)。次に、CALモード下で=キーとして機能するキ
ーFKが操作されると(ステップB8)、Bレジスタ7
−5の内容が表示出力される(ステップB9)。
ートである。先ず、呼び出しキーIKの操作待ち状態に
おいて(ステップB1)、呼び出しキーIKが操作され
ると、STレジスタ7−3の内容を呼び出して表示出力
させる(ステップB2)。そして、CALモード下では
÷キーとして機能するキーEKが操作されると(ステッ
プB3)、置数入力待ちとなる(ステップB4)。ここ
で、人数を入力すると、入力された人数はAレジスタ7
−4にセットされる(ステップB5)。次に、STレジ
スタ7−3の値をAレジスタ7−4の値で除算する(ス
テップB6)。これによって求められた1人分の割前勘
定はBレジスタ7−5にセットされる(ステップB
7)。次に、CALモード下で=キーとして機能するキ
ーFKが操作されると(ステップB8)、Bレジスタ7
−5の内容が表示出力される(ステップB9)。
【0014】いま、図5に示すように、CALモード下
で呼び出したSTレジスタ7−3内の小計が「1000
円」で、人数が「3人」であれば、「1000÷3=3
33.333……」が求められ、この除算結果が表示有
効桁分表示出力される。また、図6に示すように、ST
レジスタ7−3内の小計が「1001円」で、人数が
「3人」であれば、「1001÷3=333.666…
…」が求められ、この除算結果が表示有効桁分表示出力
される。
で呼び出したSTレジスタ7−3内の小計が「1000
円」で、人数が「3人」であれば、「1000÷3=3
33.333……」が求められ、この除算結果が表示有
効桁分表示出力される。また、図6に示すように、ST
レジスタ7−3内の小計が「1001円」で、人数が
「3人」であれば、「1001÷3=333.666…
…」が求められ、この除算結果が表示有効桁分表示出力
される。
【0015】このようにしてCALモードにおいて1人
分の割前勘定を算出したら、再び、REGモードに戻
す。すると、ステップA12でREGモードにセットさ
れたことが検出されて呼び出しキーIKの操作待ちとな
る(ステップA13)。ここで、呼び出しキーIKが操
作されると、Aレジスタ7−4の値が呼び出されると共
に(ステップA14)、Bレジスタ7−5の値が呼び出
される(ステップA15)。そして、このBレジスタ7
−5の値に小数点以下の端数が存在する場合には(ステ
ップA16)、この端数を切り捨てる端数処理が行われ
る(ステップA17)。そして、Bレジスタ7−5の内
容を表示出力させる(ステップA18)。その後、一部
入金ファイナライズ処理に移る(ステップA19)。
分の割前勘定を算出したら、再び、REGモードに戻
す。すると、ステップA12でREGモードにセットさ
れたことが検出されて呼び出しキーIKの操作待ちとな
る(ステップA13)。ここで、呼び出しキーIKが操
作されると、Aレジスタ7−4の値が呼び出されると共
に(ステップA14)、Bレジスタ7−5の値が呼び出
される(ステップA15)。そして、このBレジスタ7
−5の値に小数点以下の端数が存在する場合には(ステ
ップA16)、この端数を切り捨てる端数処理が行われ
る(ステップA17)。そして、Bレジスタ7−5の内
容を表示出力させる(ステップA18)。その後、一部
入金ファイナライズ処理に移る(ステップA19)。
【0016】図4はこの一部入金ファイナライズ処理を
示したフローチャートである。いま、呼び出しキーIK
の操作に応答してBレジスタ7−5の内容が表示出力さ
れているが、上述した図5および図6の場合、小数点以
下の切り捨てによって共に「333円」が1人分の割前
勘定として表示されている。この状態において、現金/
預かり金キーFKを操作すると(ステップC1)、ドロ
ア6をオープンすると共に(ステップC2)、Bレジス
タ7−5の値「333」を一部入金額として取引別合計
器7−2の内容を更新する処理を行う(ステップC
3)。次に、STレジスタ7−3の値からBレジスタ7
−5の値を減算し、その結果をSTレジスタ7−3に転
送する処理を行うと共に、このSTレジスタ7−3の値
を表示出力させる(ステップC4)。いま、図5の例に
おいて、STレジスタ7−3の内容を呼び出した最初の
時点では、その値は「1000」であるため、「100
0−333=667」の演算が行われ、この「667」
が残りの小計額として表示出力される。
示したフローチャートである。いま、呼び出しキーIK
の操作に応答してBレジスタ7−5の内容が表示出力さ
れているが、上述した図5および図6の場合、小数点以
下の切り捨てによって共に「333円」が1人分の割前
勘定として表示されている。この状態において、現金/
預かり金キーFKを操作すると(ステップC1)、ドロ
ア6をオープンすると共に(ステップC2)、Bレジス
タ7−5の値「333」を一部入金額として取引別合計
器7−2の内容を更新する処理を行う(ステップC
3)。次に、STレジスタ7−3の値からBレジスタ7
−5の値を減算し、その結果をSTレジスタ7−3に転
送する処理を行うと共に、このSTレジスタ7−3の値
を表示出力させる(ステップC4)。いま、図5の例に
おいて、STレジスタ7−3の内容を呼び出した最初の
時点では、その値は「1000」であるため、「100
0−333=667」の演算が行われ、この「667」
が残りの小計額として表示出力される。
【0017】次に、ステップC5に進み、STレジスタ
7−3の残り小計額が「0」か否かをチェックするが、
この場合「667」であるため、Aレジスタ7−4内の
人数から「1」を減算し(ステップC6)、その結果、
A=1かをチェックする。いま、Aレジスタ7−4には
「3」がセットされていたので、ステップC6のデクリ
メント処理によってその値は「2」となるため、ステッ
プC1に戻る。
7−3の残り小計額が「0」か否かをチェックするが、
この場合「667」であるため、Aレジスタ7−4内の
人数から「1」を減算し(ステップC6)、その結果、
A=1かをチェックする。いま、Aレジスタ7−4には
「3」がセットされていたので、ステップC6のデクリ
メント処理によってその値は「2」となるため、ステッ
プC1に戻る。
【0018】ここで、再び現金/預かり金キーFKが操
作されると、以下同様の処理が行われる。この場合、B
レジスタ7−5の値「333」を一部入金額として取引
別合計器7−2の内容を更新したのち(ステップC
3)、「ST−B→ST」の演算が行われるので、ST
レジスタ7−3の値は「667−333=334」とな
り(ステップC4)、また、Aレジスタ7−4の値はス
テップC6のデクリメント処理によって「1」となる。
このため、ステップC7でA=1が検出されるため、ス
テップC8に進み、STレジスタ7−3の値からBレジ
スタ7−5の値を減算し、その結果αを求める。いま、
「334−333=1」の演算が行われ、α=1が求め
られる。このαの値は割前勘定「333」よりも小さい
端数の値であり、この値αが「0」でない場合には(ス
テップC9)、Bレジスタ7−5の値に端数αが加算さ
れる(ステップC10)。このため、Bレジスタ7−5
の値は「333+1=334」となる。そして、ステッ
プC1に戻る。
作されると、以下同様の処理が行われる。この場合、B
レジスタ7−5の値「333」を一部入金額として取引
別合計器7−2の内容を更新したのち(ステップC
3)、「ST−B→ST」の演算が行われるので、ST
レジスタ7−3の値は「667−333=334」とな
り(ステップC4)、また、Aレジスタ7−4の値はス
テップC6のデクリメント処理によって「1」となる。
このため、ステップC7でA=1が検出されるため、ス
テップC8に進み、STレジスタ7−3の値からBレジ
スタ7−5の値を減算し、その結果αを求める。いま、
「334−333=1」の演算が行われ、α=1が求め
られる。このαの値は割前勘定「333」よりも小さい
端数の値であり、この値αが「0」でない場合には(ス
テップC9)、Bレジスタ7−5の値に端数αが加算さ
れる(ステップC10)。このため、Bレジスタ7−5
の値は「333+1=334」となる。そして、ステッ
プC1に戻る。
【0019】ここで、再び現金/預かり金キーFKが操
作されると、Bレジスタ7−5の値「334」を一部入
金額として取引別合計器7−2の内容が更新される(ス
テップC3)。そして、ステップC4の演算によって
「334−334=0」が求められ、STレジスタ7−
3の値が「0」となるため、この時点で一部入金ファイ
ナライズ処理の終了となる。そして、図2のステップA
20に進み、レシートが発行される。図7はこの場合の
レシート印字例を示している。したがって、小計「10
00円」に対して3人で割り勘支払いを行う場合、各人
の割前勘定は「333」、「333」、「334」とな
る。
作されると、Bレジスタ7−5の値「334」を一部入
金額として取引別合計器7−2の内容が更新される(ス
テップC3)。そして、ステップC4の演算によって
「334−334=0」が求められ、STレジスタ7−
3の値が「0」となるため、この時点で一部入金ファイ
ナライズ処理の終了となる。そして、図2のステップA
20に進み、レシートが発行される。図7はこの場合の
レシート印字例を示している。したがって、小計「10
00円」に対して3人で割り勘支払いを行う場合、各人
の割前勘定は「333」、「333」、「334」とな
る。
【0020】一方、図6に示す例では、小計「1001
円」に対して3人で割り勘支払いを行う場合、上述と同
様の一部入金ファイナライズ処理が行われる。この場
合、1回目の現金/預かり金キーFKの値「333」が
一部入金額となり、また、残りの小計額は「1001−
333=668」となる。2回目の現金/預かり金キー
FKの操作でも「333」が一部入金額となるが、残り
の小計額は「668−333=335」となる。このと
き、Aレジスタ7−4の人数が「1」となるため、端数
処理が行われ、「335−333=2」によって求めら
れた端数「2」がBレジスタ7−5の値に加算されるた
め、Bレジスタ7−5の値は「335」となる。したが
って、3回目の現金/預かり金キーFKでは「335」
が一部入金額となり、残り小計額は「0」となる。この
ように図6の例では小計「1001円」に対して各人の
割前勘定は「333」、「333」、「335」とな
る。この場合、「1001円」÷「3人」の値を四捨五
入するように指定することで1、2回目は「334」が
一部入金となり3回目が「333」で一部入金とするこ
ともできる。このようにすることで1、2回目の金額と
3回目の金額との差が少なくなる。
円」に対して3人で割り勘支払いを行う場合、上述と同
様の一部入金ファイナライズ処理が行われる。この場
合、1回目の現金/預かり金キーFKの値「333」が
一部入金額となり、また、残りの小計額は「1001−
333=668」となる。2回目の現金/預かり金キー
FKの操作でも「333」が一部入金額となるが、残り
の小計額は「668−333=335」となる。このと
き、Aレジスタ7−4の人数が「1」となるため、端数
処理が行われ、「335−333=2」によって求めら
れた端数「2」がBレジスタ7−5の値に加算されるた
め、Bレジスタ7−5の値は「335」となる。したが
って、3回目の現金/預かり金キーFKでは「335」
が一部入金額となり、残り小計額は「0」となる。この
ように図6の例では小計「1001円」に対して各人の
割前勘定は「333」、「333」、「335」とな
る。この場合、「1001円」÷「3人」の値を四捨五
入するように指定することで1、2回目は「334」が
一部入金となり3回目が「333」で一部入金とするこ
ともできる。このようにすることで1、2回目の金額と
3回目の金額との差が少なくなる。
【0021】以上のように本実施例においては、モード
スイッチMSによって登録モードから計算機モードへの
切り替え、計算機モードから登録モードへの切り替えを
行うことができる。また、登録モードから計算機モード
に切り替えた際にSTレジスタ7−3から小計を呼び出
し、この小計を人数で除算することによって1人当たり
の割前勘定を求めることができる。また、計算機モード
から登録モードに切り替えた際に、この割前勘定を呼び
出し、一取引の登録終了時に現金/預かり金キーFKが
操作される毎に小計から割前勘定を減算すると共に、小
計から割前勘定を減算する毎にこの割前勘定を一部入金
額として1人分の締め処理を行うことができるので、締
め操作時に従来のように人数分の割前勘定を一部入金額
としてそれぞれ置数する必要はなく、単に、現金/預か
り金キーFKを人数分操作するだけで足りる。例えば、
図9に示す締め操作時のキー操作回数は「15回」であ
るのに対し、本実施例では図5に示す場合には「4回」
で足りる。また、小計から割前勘定を減算した結果、小
計に端数が生じた場合にはこの端数を割前勘定に加算
し、この加算結果を一部入金額として最後の1人分の締
め処理を行うことができるので、端数が生じた場合でも
現金/預かり金キーFKの操作回数は人数分となる。
スイッチMSによって登録モードから計算機モードへの
切り替え、計算機モードから登録モードへの切り替えを
行うことができる。また、登録モードから計算機モード
に切り替えた際にSTレジスタ7−3から小計を呼び出
し、この小計を人数で除算することによって1人当たり
の割前勘定を求めることができる。また、計算機モード
から登録モードに切り替えた際に、この割前勘定を呼び
出し、一取引の登録終了時に現金/預かり金キーFKが
操作される毎に小計から割前勘定を減算すると共に、小
計から割前勘定を減算する毎にこの割前勘定を一部入金
額として1人分の締め処理を行うことができるので、締
め操作時に従来のように人数分の割前勘定を一部入金額
としてそれぞれ置数する必要はなく、単に、現金/預か
り金キーFKを人数分操作するだけで足りる。例えば、
図9に示す締め操作時のキー操作回数は「15回」であ
るのに対し、本実施例では図5に示す場合には「4回」
で足りる。また、小計から割前勘定を減算した結果、小
計に端数が生じた場合にはこの端数を割前勘定に加算
し、この加算結果を一部入金額として最後の1人分の締
め処理を行うことができるので、端数が生じた場合でも
現金/預かり金キーFKの操作回数は人数分となる。
【0022】なお、上記実施例は金額を整数計算するよ
うにしたが、例えば、アメリカドル等にも適用可能であ
る。この場合、図8に示すように12ドル34セントは
“1234”を置数することにより入力し、その3桁目
に区切りを付加していた。そのため、REGモードへ切
り替えた際の小計呼び出し時にはその数値内の区切りを
内部的に小数点に変換し、逆にCALモードからREG
モードへ切り替えた際の割前勘定の呼出し時にはその数
値内の小数点を内部的に区切りに変換するようにすれば
よい。
うにしたが、例えば、アメリカドル等にも適用可能であ
る。この場合、図8に示すように12ドル34セントは
“1234”を置数することにより入力し、その3桁目
に区切りを付加していた。そのため、REGモードへ切
り替えた際の小計呼び出し時にはその数値内の区切りを
内部的に小数点に変換し、逆にCALモードからREG
モードへ切り替えた際の割前勘定の呼出し時にはその数
値内の小数点を内部的に区切りに変換するようにすれば
よい。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、売上データを登録す
る登録処理とは異なる計算処理を行う計算機モードへの
切り替えを可能とすると共に、計算機モード下で1人当
たりの割前勘定を求めてから再び登録モードに戻して一
取引分の締めを行う際に、人数分の割前勘定を一部入金
額としてそれぞれ置数する必要はなく、簡単なキー操作
で締め処理を実行することができるので、顧客から割り
勘支払いが要望されてもその作業を効率良く行うことが
可能となる。
る登録処理とは異なる計算処理を行う計算機モードへの
切り替えを可能とすると共に、計算機モード下で1人当
たりの割前勘定を求めてから再び登録モードに戻して一
取引分の締めを行う際に、人数分の割前勘定を一部入金
額としてそれぞれ置数する必要はなく、簡単なキー操作
で締め処理を実行することができるので、顧客から割り
勘支払いが要望されてもその作業を効率良く行うことが
可能となる。
【図1】実施例に係る電子式キャッシュレジスタの構成
を示したブロック図。
を示したブロック図。
【図2】電源投入に伴って実行開始される全体動作の概
要を示したフローチャート。
要を示したフローチャート。
【図3】図2のステップA11(計算機処理)を示した
フローチャート。
フローチャート。
【図4】図2のステップA19(一部入金ファイナライ
ズ処理)を示したフローチャート。
ズ処理)を示したフローチャート。
【図5】キー操作例に対応する表示内容と計算内容との
関係を具体的に示した図。
関係を具体的に示した図。
【図6】他の具体例で、キー操作例に対応する表示内容
と計算内容との関係を具体的に示した図。
と計算内容との関係を具体的に示した図。
【図7】レシート印字例を示した図。
【図8】金額がドルの場合におけるREGモードとCA
Lモードとの関係を示した図。
Lモードとの関係を示した図。
【図9】従来例を説明するための図で、キー操作に対応
する表示内容を示した図。
する表示内容を示した図。
1 CPU 2 ROM 3 入力部 4 表示部 7−1 部門別合計器 7−2 取引別合計器 7−3 STレジスタ 7−4 Aレジスタ 7−5 Bレジスタ MS モードスイッチ IK 呼び出しキー FK 現金/預かり金キー
Claims (2)
- 【請求項1】入力された売上データに基づいて登録処理
を行う登録モードと、この登録処理とは異なる計算処理
を行う計算機モードとを切り替えるモード切替手段と、 前記登録モード下において、入力された売上データに基
づいて小計データを求める小計算出手段と、 前記登録モードから計算機モードに切り替えられた状態
において、前記小計算出手段によって求められた小計デ
ータを呼び出す第1の呼出手段と、 この呼出手段によって呼び出された小計データを置数入
力された人数で除算することにより1人当たり割前勘定
を求める除算手段と、 前記計算機モードから登録モードに切り替えられた状態
において、前記除算手段で求められた1人当たりの割前
勘定を呼び出す第2の呼出手段と、 一取引の登録終了時に締めキーが操作される毎に、前記
小計データから前記割前勘定を減算する減算手段と、 この減算手段によって小計データから割前勘定が減算さ
れる毎にこの割前勘定を一部入金額として1人分の締め
処理を行う締め処理手段と、 を具備したことを特徴とする売上データ処理装置。 - 【請求項2】前記締め処理手段は、前記減算手段によっ
て小計データから割前勘定が減算される毎にこの割前勘
定を一部入金額として1人分の締め処理を行うと共に、
小計データから割前勘定を減算した結果、小計データに
端数が生じた場合には、この端数を割前勘定に加算し、
この加算結果を一部入金額として1人分の締め処理を行
うようにしたことを特徴とする請求項(1)記載の売上
データ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22272494A JPH0863674A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 売上データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22272494A JPH0863674A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 売上データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0863674A true JPH0863674A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16786914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22272494A Pending JPH0863674A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 売上データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0863674A (ja) |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP22272494A patent/JPH0863674A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |