JPH0863384A - 1チップ半導体記憶装置およびそれを用いたデータ処理装置 - Google Patents

1チップ半導体記憶装置およびそれを用いたデータ処理装置

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JPH0863384A
JPH0863384A JP25486495A JP25486495A JPH0863384A JP H0863384 A JPH0863384 A JP H0863384A JP 25486495 A JP25486495 A JP 25486495A JP 25486495 A JP25486495 A JP 25486495A JP H0863384 A JPH0863384 A JP H0863384A
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JP25486495A
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Koichi Kimura
光一 木村
Toshihiko Ogura
敏彦 小倉
Hiroaki Aotsu
広明 青津
Mitsuru Ikegami
充 池上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、バス負荷を減少し、また、処
理時間を小さくした記憶回路を提供することにある。 【構成】データの読出し、書込み及び保存が任意に行な
える記憶素子において、外部からの第1のデータと該記
憶素子内第2のデータから、該第1のデータを該記憶素
子に記憶する第1のモードと、該第2のデータを再び該
記憶素子に記憶する第2のモードと、該第2のデータの
反転データを再び該記憶素子に記憶する第3のモードを
取得る制御回路を設ける。 【効果】バス負荷を減少し、また、処理時間を小さくし
た記憶回路を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、RAM(Ramdom Acces
s Memory)に係り、特に記憶データのRead-Modify-Writ
e動作に好適な多機能の記憶回路に関する。 【0002】 【従来の技術】図1、図2に示す様な画像処理を例に取
り、従来技術の説明を行なう。図1において、M1はC
RT(Cathode Ray Tube)画面と1対1に対応する画像
エリア、M2は合成する画像データが格納してある格納
エリア、FCは画像エリアM1のデータと格納エリアM
2のデータの合成を行なうためのModify機能である。ま
た図2において、S1は画像エリアM1からデータをRe
adする処理ステップ、S2は格納エリアM2からデータ
をReadする処理ステップ、S3はReadした画像エリアM
1と格納エリアM2のデータを合成するための処理ステ
ップ、S4はステップS3で得られた合成データを画像
エリアM1へのWrite処理ステップである。 【0003】図1で示した画像処理の例では、単なる合
成のため、図2における処理ステップは論理和機能とな
る。 【0004】一方、対象となる画像エリアM1のデータ
量は、通常100K〜数MByteと大容量となる。従って
図2で示した一連の処理は、データをByte単位で処理し
た場合でも、その繰返し回数は10の6乗のオーダとな
る。 【0005】このため、従来では、下記のような欠点を
生じている。即ち、 (1)図2に示した様に本処理ではその殆んどがバスを使
用するバスサイクル(S1,S2,S4)で占められて
いる。従って、バスの占有率が高くなり、バス負荷が増
大する。 【0006】(2)また、低速バスであったり、バスの占
有制御等のオーバヘッドにより、実際の処理時間が大き
い。 【0007】(3)更に、図2の例では静的なステップ数
は4ステップと少ないが、扱うデータ量が非常に多いた
め、動的なステップ数が膨大な量となり、処理時間が大
きい。 【0008】なお、この種の処理を行なう記憶回路とし
て関連するものには、例えば、特公昭59−26031
号公報が挙げられる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
した従来技術の欠点を無くして、バス負荷を減少し、ま
た、処理時間を小さくした記憶回路を提供することにあ
る。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、例えば前述した画像の合成処理(データ
の書換え処理)の高速化を図るために、下記の2つの機
能を合わせ持つ記憶回路である。 【0011】a)記憶素子に既に記憶されているデータ
を修正し、同一アドレスの記憶素子へその修正データを
再び書き込む処理機能。 【0012】b)一般的な外部データの記憶素子への書
き込み処理機能。 【0013】また、本発明では、上記した2つの機能を
持つ記憶回路を、次の点に着眼して実現しており、図3
を用いて説明する。図3は外部からD−RAM(Dynami
c-Randam Access Memory)へのデータ書込み処理を示し
たものであり、この時、D−RAMはリードライトサイ
クルとした。図3において、ADRは外部からのアドレ
ス、WRは外部からのライトリクエストで、これら2つ
の信号(ADR,WR)は例えばマイクロプロセッサか
ら与えられるものとする。また、RASは行アドレスス
トローブ、CASは列アドレスストローブ、Aは列及び
行アドレスが時分割に発生されるアドレス信号、WEは
ライトイネーブル、DOはリードデータ、Zは外部(マ
イクロプロセッサ)からのデータで、これらの信号はZ
を除いて例えばDRAMコントローラ等から生成される
コントロール信号である。すなわち、 (1)図3に示した様に、一般にリードライトサイクルで
は、1回のメモリアクセスは、リードサイクル(I)で
開始し、ライトイネーブルWEによるライトサイクル
(III)が実行される。 (2)従って、上記リードサイクル(I)とライトサイク
ル(III)の間には、リードデータDOと外部データZ
が同時に存在する区間(II)が表われる。 (3)この区間(II)を修正区間とし、 (4)更に、この修正制御を外部データZによって行なう
ことは可能とする。 【0014】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図3〜図11を用
いて説明する。図3は、上述した様にD−RAMのタイ
ムチャートである。図4は、本発明の一実施例を示すブ
ロック図、図5は図4に示した実施例の動作原理の説明
図、図6は図5に示した動作原理を実現した回路例を示
す図、図7は図6の動作の詳細を説明する図である。 【0015】図4において、1は制御回路、2は記憶素
子、3はD−RAMコントローラ、X,Yは外部からの
データ、Zは記憶素子へのライトデータ、DOは記憶素
子からのリードデータ、A,CAS,RAS,WE,A
DR,WRは前記した図3と同種の信号である。なお、
図3で示した外部データZを、ここでは(図4)制御回
路1を介した記憶素子2へのライトデータZに置換えて
いる。 【0016】図4に示した様に本発明は、制御回路1に
おいて、リードデータDOを外部データX,Yで制御、
修正して記憶素子2に書込む。この制御動作を図5に示
す。図5において、モードIは外部データYをライトデ
ータZとするモード、モードIIはリードデータDOをラ
イトデータZとするモードである。図5に示す様に外部
データX,Yによって、すなわち外部からの制御で記憶
素子2のリードデータDOを修正、書込み(モードI
I)、或いは外部データYの書込み処理(モードI)、
の2つのモードを制御することができる。この2つのモ
ードの制御は、(i)モードI,IIの指定を外部データX
で行ない、(ii)モードIIにおけるリードデータDOの非
反転、反転の指定(修正)は外部データで行なう。 【0017】上記した動作と実現する具体的な回路例を
図6に示す。また、その動作の詳細真理値を図7に示
す。図6、図7に示す様に、本発明は2つの論理の組合
わせによって実現できる。 【0018】また、上記した動作は、図3に示した如く
1メモリサイクルの間に実行完了することができる。一
方、図6に示した回路は次の論理式(1)で表わされ
る。 【0019】 Z=(NOT X)・Y+X・(Y EOR DO)……(1) 但し、(NOT X)はXの反転を示し、EORは排他
的論理和を示す。 【0020】また、外部から制御可能なデータX,Yの
取り得る値として(1)式に、信号“0”,信号
“1”,例えばマイクロプロセッサからのバスデータD
i,その反転データ(NOT Di)を割当て、整理す
ると、図8に示す如き二項論理演算結果が得られる。但
し、図8において上記NOTはオーバーラインにて表現
している。これを実際の回路にして図4と組合わせたも
のを図9に示す。図9において、SEL0,1は4入力
のセレクタ、S0,S1はセレクタSEL0の入力選択
信号、S2,S3はセレクタSEL1の入力選択信号、
INVは反転素子である。 【0021】以下、図1、図8、図9、図10を用い
て、具体的に動作例を説明する。 【0022】図8に示す様に、入力選択信号S0,S1
はセレクタSEL0の選択信号であり、この信号S0,
S1によってデータXの値を決定する。同様に入力選択
信号S2,S3によって、データYが決定される。これ
らのデータX,Yの取り得る値としては、前述の如く、
信号“0”,信号“1”,バスデータDi,その反転デ
ータ(NOT Di)とし、図9に示した様に入力選択
信号S0,S1,S2,S3により、各セレクタSEL
0,1はそれぞれ上記4つの信号のうちの1つが選択さ
れる。図8には、入力選択信号S0,S1,S2,S3
とセレクタSEL0,1の出力であるデータX,Yとの
関係を示し、更に前記(1)式で表わせる制御回路1の
動作(ライトデータZの値)を表わしている。例えば、
第1図に示した様な画像処理(OR演算:Case1)
では、入力選択信号S0,S1=(11),S2,3=
(10)とすることでデータX,YはそれぞれX=(N
OT Di),Y=Diが選択される。これらデータ
X,Yの値を前記制御回路1の動作を表わす(1)式に
代入すると、Z=Di+DoのOR演算が実行できるこ
とがわかる。従って、本発明によれば図1の画像処理は
図10に示した様に、最初の1ステップで入力選択信号
S0,1,2,3を指定(Functionの指定)して、その
後は合成したい画像データを格納エリアM2からRead
し、画像エリアM1への単なるWrite動作だけで図1に
示した画像処理が実行できる。また、本発明は図8に示
した様に多種の論理機能が実行可能である。従って、図
11に示した様に例えば任意に移動するマウスカーソル
の描画等も容易に可能になる。図11に示した様にマウ
スカーソル(M2)は、画像エリアM1内の画像と重な
った場合でも、そのカーソルを表示しなければならない
ため、FunctionとしてはEOR機能が必要になる。すな
わち、このカーソル表示では、入力選択信号S0,1=
(01),S2,3=(10)として前述した画像の合
成(図1)の場合と同様に図10の如く処理を行なうこ
とができる。従って、入力選択信号S0,1,2,3の
値を変えることにより、図8に示した様な多種の論理機
能が容易に実行でき、更に単なるWrite動作のみで記憶
素子2とのリード、モディファイ、ライトが実行でき
る。 【0023】この様に図9の如き構成をとることで、マ
イクロプロセッサからのデータDiと記憶素子2のリー
ドデータDoとのModifyとして図8に示した二項論理演
算を行なうことができる。なお、二項論理演算は入力選
択信号S0〜S3によって指定する。 【0024】以上述べたように実施例を用いることによ
り、図1、図2を用いた従来の画像の合成処理は、図1
0に示した様に処理を簡素化できる。なお、上述した実
施例は、図9に示した様に3つの機能、すなわち記憶素
子2で構成される記憶部、制御回路1で構成される制御
部、及びセレクタSEL0,1で構成されるセレクタ部
に分けられる。しかし、上記制御とセレクタ部の組合わ
せにより実現している機能は、図8に示した二項論理演
算機能であり、この機能は、他の手段でも容易に達成で
きる。 【0025】 【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、次
の効果が得られる。 【0026】(1)図1に示した様な処理を行なった場
合、図10の如く、メモリサイクルを減少できるため、
前述した従来における欠点を無くすことができる。 【0027】(2)また、マイクロプロセッサは、1回の
ライトサイクルで、リード、モディファイ、ライトの3
つの処理を実行できるため、更に大きな処理時間の高速
化が図れる。 【0028】(3)記憶素子群と比べて、本発明による回
路全体に占める比率が少ないため、容易にLSI化する
ことが可能である。 【0029】(4)現在市販している64K×4bitの
D−RAMの多くは、1つのPinがNo−Connection
となっており、図10に示したb点まで、すなわち記憶
素子2及び制御回路1をLSI化した場合でもPin数
の増加にならず、極めてLSI化には有利となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】画像処理を例にとり従来技術を説明するための
図である。 【図2】図1ののフローチャートである。 【図3】D−RAMへのデータ書込み処理におけるタイ
ムチャートである。 【図4】本発明の一実施例を示すブロック図である。 【図5】図4の動作原理を説明するための図である。 【図6】図5の動作原理を実現する回路例を示す図であ
る。 【図7】図6の動作を説明するための図である。 【図8】入力選択信号とセレクタ出力との関係を示す図
である。 【図9】図8を実現するための回路図である。 【図10】本発明を画像処理に適用した場合のフローチ
ャートである。 【図11】本発明の別の適用例を説明するための図であ
る。 【符号の説明】 1…制御回路、2…記憶素子、SEL…セレクタ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成7年11月1日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】発明の名称 【補正方法】変更 【補正内容】 【発明の名称】 1チップ半導体記憶装置およびそれを
用いたデータ処理装置 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【特許請求の範囲】 1.半導体記憶素子と、 複数の異なったモードから任意の一つのモードを選択す
る指示信号を入力する複数の端子と、 前記半導体記憶素子と前記複数の端子に接続され、前記
指示信号によって選択された上記一つのモードにおいて
は、マイクロプロセッサからデータバスを介して供給さ
れるデータとは無関係である論理値に前記半導体記憶素
子のビットを設定する制御ユニットとを備え、 前記指示信号は前記複数の端子から入力される複数ビッ
トのコードデータであることを特徴とする1チップ半導
体記憶装置。 2.前記複数の端子は前記マイクロプロセッサからの前
記指示信号が入力される外部端子であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の1チップ半導体記憶装
置。 3.1チップ半導体記憶装置と、データバスを介して前
記1チップ半導体記憶装置と接続されたマイクロプロセ
ッサとを有するデータ処理装置であって、 前記1チップ半導体記憶装置は、 半導体記憶素子と、 複数の異なったモードから任意の一つのモードを選択す
る指示信号を入力する複数の端子と、 前記半導体記憶素子と前記複数の端子に接続され、前記
指示信号によって選択された上記一つのモードにおいて
は、前記マイクロプロセッサから前記データバスを介し
て供給されるデータとは無関係である論理値に前記半導
体記憶素子のビットを設定する制御ユニットとを備え、 前記指示信号は前記複数の端子から入力される複数ビッ
トのコードデータであることを特徴とするデータ処理装
置。 4.前記複数の端子は前記マイクロプロセッサからの前
記指示信号が入力される外部端子であることを特徴とす
る特許請求の範囲第3項に記載のデータ処理装置。 【手続補正3】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】発明の詳細な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】本発明は、RAM(Ramdom Acces
s Memory)に係り、特に記憶データのRead-Modify-Writ
e動作に好適な多機能の1チップ半導体記憶装置および
それを用いたデータ処理装置に関する。 【従来の技術】図1、図2に示す様な画像処理を例に取
り、従来技術の説明を行なう。図1において、M1はC
RT(Cathode Ray Tube)画面と1対1に対応する画像
エリア、M2は合成する画像データが格納してある格納
エリア、FCは画像エリアM1のデータと格納エリアM
2のデータの合成を行なうためのModify機能である。ま
た図2において、S1は画像エリアM1からデータをRe
adする処理ステップ、S2は格納エリアM2からデータ
をReadする処理ステップ、S3はReadした画像エリアM
1と格納エリアM2のデータを合成するための処理ステ
ップ、S4はステップS3で得られた合成データを画像
エリアM1へのWrite処理ステップである。図1で示し
た画像処理の例では、単なる合成のため、図2における
処理ステップは論理和機能となる。一方、対象となる画
像エリアM1のデータ量は、通常100K〜数MByteと
大容量となる。従って図2で示した一連の処理は、デー
タをByte単位で処理した場合でも、その繰返し回数は1
0の6乗のオーダとなる。このため、従来では、下記の
ような欠点を生じている。即ち、 (1)図2に示した様に本処理ではその殆んどがバスを使
用するバスサイクル(S1,S2,S4)で占められて
いる。従って、バスの占有率が高くなり、バス負荷が増
大する。 (2)また、低速バスであったり、バスの占有制御等のオ
ーバヘッドにより、実際の処理時間が大きい。 (3)更に、図2の例では静的なステップ数は4ステップ
と少ないが、扱うデータ量が非常に多いため、動的なス
テップ数が膨大な量となり、処理時間が大きい。なお、
この種の処理を行なう記憶回路として関連するものに
は、例えば、特公昭59−26031号公報が挙げられ
る。 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、バス
負荷を軽減し、また処理時間を小さくした1チップ半導
体記憶装置およびそれを用いたデータ処理装置を提供す
ることにある。 【課題を解決するための手段】本発明で開示される代表
的な実施態様による1チップ半導体記憶装置は、半導体
記憶素子(1)と、複数の異なったモードから任意の一
つのモードを選択する指示信号を(S0〜S3)を入力
する複数の端子と、前記半導体記憶素子(1)と前記複
数の端子に接続され、前記指示信号(S0〜S3)によ
って選択された上記一つのモードにおいては、マイクロ
プロセッサからデータバスを介して供給されるデータ
(Di)とは無関係である論理値に前記半導体記憶素子
(1)のビット(Z)を設定する制御ユニット(1、S
EL0、SEL1)とを備え、前記指示信号(S0〜S
3)は前記複数の端子から入力される複数ビットのコー
ドデータであることを特徴とする。好適な実施態様によ
れば、前記複数の端子は前記マイクロプロセッサからの
前記指示信号が入力される外部端子である。また、本発
明で開示される代表的な実施態様によるデータ処理装置
は、1チップ半導体記憶装置と、データバスを介して前
記1チップ半導体記憶装置と接続されたマイクロプロセ
ッサとを有するデータ処理装置であって、前記1チップ
半導体記憶装置は、半導体記憶素子(1)と、複数の異
なったモードから任意の一つのモードを選択する指示信
号を(S0〜S3)を入力する複数の端子と、前記半導
体記憶素子(1)と前記複数の端子に接続され、前記指
示信号(S0〜S3)によって選択された上記一つのモ
ードにおいては、マイクロプロセッサからデータバスを
介して供給されるデータ(Di)とは無関係である論理
値に前記半導体記憶素子(1)のビット(Z)を設定す
る制御ユニット(1、SEL0、SEL1)とを備え、
前記指示信号(S0〜S3)は前記複数の端子から入力
される複数ビットのコードデータであることを特徴とす
る。好適な実施態様によれば、前記複数の端子は前記マ
イクロプロセッサからの前記指示信号が入力される外部
端子である。 【作用】本発明によれば、複数ビットのコードデータで
ある指示信号(S0〜S3)によって複数の異なったモ
ードから選択された一つのモードにおいては、制御ユニ
ット(1、SEL0、SEL1)は、マイクロプロセッ
サからデータバスを介して供給されるデータ(Di)と
は無関係である論理値に前記半導体記憶素子(1)のビ
ット(Z)を設定するものである。従って、例えば前記
半導体記憶素子(1)の多数のビット(Z)を同一の論
理値に設定するに際して、データバスとは無関係に設定
されるので、バス負荷を軽減し、また処理時間を小さく
した1チップ半導体記憶装置を提供することができる。 【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。ま
ず、実施例の着眼点を図3を用いて説明する。図3は外
部からD−RAM(Dynamic-Randam Access Memory)へ
のデータ書込み処理を示したものであり、この時、D−
RAMはリードライトサイクルとした。図3において、
ADRは外部からのアドレス、WRは外部からのライト
リクエストで、これら2つの信号(ADR,WR)は例
えばマイクロプロセッサから与えられるものとする。ま
た、RASは行アドレスストローブ、CASは列アドレ
スストローブ、Aは列及び行アドレスが時分割に発生さ
れるアドレス信号、WEはライトイネーブル、DOはリ
ードデータ、Zは外部(マイクロプロセッサ)からのデ
ータで、これらの信号はZを除いて例えばDRAMコン
トローラ等から生成されるコントロール信号である。す
なわち、 (1)図3に示した様に、一般にリードライトサイクルで
は、1回のメモリアクセスは、リードサイクル(I)で
開始し、ライトイネーブルWEによるライトサイクル
(III)が実行される。 (2)従って、上記リードサイクル(I)とライトサイク
ル(III)の間には、リードデータDOと外部データZ
が同時に存在する区間(II)が表われる。 (3)この区間(II)を修正区間とし、 (4)更に、この修正制御を外部データZによって行なう
ことは可能とする。 以下、本発明の一実施例を図3〜図11を用いて説明す
る。図3は、上述した様にD−RAMのタイムチャート
である。図4は、本発明の一実施例を示すブロック図、
図5は図4に示した実施例の動作原理の説明図、図6は
図5に示した動作原理を実現した回路例を示す図、図7
は図6の動作の詳細を説明する図である。図4におい
て、1は制御回路、2は記憶素子、3はD−RAMコン
トローラ、X,Yは外部からのデータ、Zは記憶素子へ
のライトデータ、DOは記憶素子からのリードデータ、
A,CAS,RAS,WE,ADR,WRは前記した図
3と同種の信号である。なお、図3で示した外部データ
Zを、ここでは(図4)制御回路1を介した記憶素子2
へのライトデータZに置換えている。図4に示した様に
本発明は、制御回路1において、リードデータDOを外
部データX,Yで制御、修正して記憶素子2に書込む。
この制御動作を図5に示す。図5において、モードIは
外部データYをライトデータZとするモード、モードII
はリードデータDOをライトデータZとするモードであ
る。図5に示す様に外部データX,Yによって、すなわ
ち外部からの制御で記憶素子2のリードデータDOを修
正、書込み(モードII)、或いは外部データYの書込み
処理(モードI)、の2つのモードを制御することがで
きる。この2つのモードの制御は、(i)モードI,IIの
指定を外部データXで行ない、(ii)モードIIにおけるリ
ードデータDOの非反転、反転の指定(修正)は外部デ
ータで行なう。上記した動作と実現する具体的な回路例
を図6に示す。また、その動作の詳細真理値を図7に示
す。図6、図7に示す様に、本発明は2つの論理の組合
わせによって実現できる。また、上記した動作は、図3
に示した如く1メモリサイクルの間に実行完了すること
ができる。一方、図6に示した回路は次の論理式(1)
で表わされる。 Z=(NOT X)・Y+X・(Y EOR DO)……(1) 但し、(NOT X)はXの反転を示し、EORは排他
的論理和を示す。また、外部から制御可能なデータX,
Yの取り得る値として(1)式に、信号“0”,信号
“1”,例えばマイクロプロセッサからのバスデータD
i,その反転データ(NOT Di)を割当て、整理す
ると、図8に示す如き二項論理演算結果が得られる。但
し、図8において上記NOTはオーバーラインにて表現
している。これを実際の回路にして図4と組合わせたも
のを図9に示す。図9において、SEL0,1は4入力
のセレクタ、S0,S1はセレクタSEL0の入力選択
信号、S2,S3はセレクタSEL1の入力選択信号、
INVは反転素子である。以下、図1、図8、図9、図
10を用いて、具体的に動作例を説明する。図8に示す
様に、入力選択信号S0,S1はセレクタSEL0の選
択信号であり、この信号S0,S1によってデータXの
値を決定する。同様に入力選択信号S2,S3によっ
て、データYが決定される。これらのデータX,Yの取
り得る値としては、前述の如く、信号“0”,信号
“1”,バスデータDi,その反転データ(NOT D
i)とし、図9に示した様に入力選択信号S0,S1,
S2,S3により、各セレクタSEL0,1はそれぞれ
上記4つの信号のうちの1つが選択される。図8には、
入力選択信号S0,S1,S2,S3とセレクタSEL
0,1の出力であるデータX,Yとの関係を示し、更に
前記(1)式で表わせる制御回路1の動作(ライトデー
タZの値)を表わしている。例えば、第1図に示した様
な画像処理(OR演算:Case1)では、入力選択信
号S0,S1=(11),S2,3=(10)とするこ
とでデータX,YはそれぞれX=(NOT Di),Y
=Diが選択される。これらデータX,Yの値を前記制
御回路1の動作を表わす(1)式に代入すると、Z=D
i+DoのOR演算が実行できることがわかる。従っ
て、本発明によれば図1の画像処理は図10に示した様
に、最初の1ステップで入力選択信号S0,1,2,3
を指定(Functionの指定)して、その後は合成したい画
像データを格納エリアM2からReadし、画像エリアM1
への単なるWrite動作だけで図1に示した画像処理が実
行できる。また、本発明は図8に示した様に多種の論理
機能が実行可能である。従って、図11に示した様に例
えば任意に移動するマウスカーソルの描画等も容易に可
能になる。図11に示した様にマウスカーソル(M2)
は、画像エリアM1内の画像と重なった場合でも、その
カーソルを表示しなければならないため、Functionとし
てはEOR機能が必要になる。すなわち、このカーソル
表示では、入力選択信号S0,1=(01),S2,3
=(10)として前述した画像の合成(図1)の場合と
同様に図10の如く処理を行なうことができる。従っ
て、入力選択信号S0,1,2,3の値を変えることに
より、図8に示した様な多種の論理機能が容易に実行で
き、更に単なるWrite動作のみで記憶素子2とのリー
ド、モディファイ、ライトが実行できる。この様に図9
の如き構成をとることで、マイクロプロセッサからのデ
ータDiと記憶素子2のリードデータDoとのModifyと
して図8に示した二項論理演算を行なうことができる。
なお、二項論理演算は入力選択信号S0〜S3によって
指定する。以上述べたように実施例を用いることによ
り、図1、図2を用いた従来の画像の合成処理は、図1
0に示した様に処理を簡素化できる。なお、上述した実
施例は、図9に示した様に3つの機能、すなわち記憶素
子2で構成される記憶部、制御回路1で構成される制御
部、及びセレクタSEL0,1で構成されるセレクタ部
に分けられる。しかし、上記制御とセレクタ部の組合わ
せにより実現している機能は、図8に示した二項論理演
算機能であり、この機能は、他の手段でも容易に達成で
きる。また、実施例のようにすれば、次の効果が得られ
る。 (1)図1に示した様な処理を行なった場合、図10の如
く、メモリサイクルを減少できるため、前述した従来に
おける欠点を無くすことができる。 (2)また、マイクロプロセッサは、1回のライトサイク
ルで、リード、モディファイ、ライトの3つの処理を実
行できるため、更に大きな処理時間の高速化が図れる。 (3)記憶素子群と比べて、本発明による回路全体に占め
る比率が少ないため、容易にLSI化することが可能で
ある。 (4)現在市販している64K×4bitのD−RAMの
多くは、1つのPinがNo−Connectionとなってお
り、図10に示したb点まで、すなわち記憶素子2及び
制御回路1をLSI化した場合でもPin数の増加にな
らず、極めてLSI化には有利となる。 【発明の効果】本発明によれば、複数ビットのコードデ
ータである指示信号によって複数の異なったモードから
選択された一つのモードにおいては、制御ユニットは、
マイクロプロセッサからデータバスを介して供給される
データとは無関係である論理値に前記半導体記憶素子の
ビットを設定するものである。従って、前記半導体記憶
素子の多数のビットを同一の論理値に設定するに際し
て、データバスとは無関係に設定されるので、バス負荷
を軽減し、また処理時間を小さくした1チップ半導体記
憶装置およびそれを用いたデータ処理装置を提供するこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青津 広明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 池上 充 神奈川県秦野市堀山下1番地株式会社日立 製作所神奈川工場内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.データの読出し、書込み及び保存が任意に行なえる
    記憶素子において、外部からの第1のデータと該記憶素
    子内第2のデータから、該第1のデータを該記憶素子に
    記憶する第1のモードと、該第2のデータを再び該記憶
    素子に記憶する第2のモードと、該第2のデータの反転
    データを再び該記憶素子に記憶する第3のモードを取得
    る制御回路を設けたことを特徴とする記憶回路。 2.特許請求の範囲第1項において、前記制御回路にお
    ける前記3つのモードの選択は、外部からの第3のデー
    タ入力を付加し、前記第1のモードと他の第2,第3の
    モードの区別は前記第3のデータで制御し、更に該第
    2,第3のモードの指定は前記第1のデータで制御する
    ことを特徴とする記憶回路。 3.特許請求の範囲第2項において、複数の入力データ
    から1つのデータを選択するセレクタを2つ設け、該2
    つのセレクタの一方のセレクタ出力は前記第1のデータ
    とし、他方のセレクタ出力は前記第3のデータとし、該
    2つのセレクタはそれぞれが独立に選択制御可能とする
    ことを特徴とする記憶回路。 4.特許請求の範囲第3項において、前記2つのセレク
    タの入力数を共に4入力とし、該4入力はそれぞれに、
    固定論理“0”を、固定論理“1”を、論理が“0”或
    いは“1”に任意に変化する外部データを、該外部デー
    タの反転データを、各入力とし、上記割り当てられた4
    つの入力データを前記2つのセレクタで独立に選択制御
    し、組合わせることを特徴とする記憶回路。 5.特許請求の範囲第2項において、前記記憶素子と前
    記制御回路を任意のデータ長(bit数)、或いは任意
    のデータ容量を、任意に配列することを特徴とする記憶
    回路。 6.特許請求の範囲第5項において、前記任意に配列さ
    れた前記記憶素子群と前記制御回路群を同一のLSI内
    に組込むことを特徴とした記憶回路。 7.特許請求の範囲第4項において、前記記憶素子と前
    記制御回路と前記2つのセレクタを、任意のデータ表
    (bit数)、或いは任意のデータ容量を、任意に配列
    することを特徴とした記憶回路。 8.特許請求の範囲第7項において、前記任意に配列さ
    れた前記記憶素子群と前記制御回路群と前記2つのセレ
    クタ群を同一のLSI内に組込むことを特徴とする記憶
    回路。 9.特許請求の範囲第2項または第3項において、前記
    制御回路と前記2つのセレクタの組合わせたと同等の機
    能を持つ手段を持つことを特徴とする記憶回路。 10.特許請求の範囲第9項において、前記手段を任意の
    データ長(bit数)、或いは任意のデータ容量を、任
    意に配列することを特徴とした記憶回路。 11.特許請求の範囲第10項において、前記手段群を同
    一のLSI内に組込むことを特徴とする記憶回路。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5671154A (en) * 1979-11-15 1981-06-13 Nec Corp Information processing device
JPS5960658A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 Fujitsu Ltd 論理機能を備えた半導体記憶装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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